JP2012124579A - スピーカユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカフレームの強度を維持しながら、より軽量なスピーカフレームの構造を提供する。
【解決手段】スピーカユニット1は、スピーカの振動板の外周が固定されるフレーム21と、磁気回路と、フレーム21の内壁のスピーカ前方寄りの部分から磁気回路へ延び磁気回路をフレーム21に固定する第1脚部26a〜26eと、フレーム21の内壁のスピーカ後方寄りの部分から磁気回路へ延び磁気回路をフレーム21に固定する第2脚部27a〜27eを備える。
【選択図】図6

Description

本願は、スピーカの振動板や磁気回路等を支持するためのスピーカ支持体やこれを備えるスピーカユニットに関する。
図1は、スピーカユニットの構造を示す断面図である。スピーカユニット1は、振動部、スピーカ支持体及び磁気回路部等から構成されている。振動部は振動板11、ボイスコイル12、ボイスコイルボビン13、ダンパ14等により構成されている。
振動板11は、ボイスコイル12に入力された電気入力信号から機械振動に変換された振動を入力信号に応じた音として放射するもので、材料にはパルプや樹脂等が用いられる。振動板11は中央部がボイスコイルボビン13の円筒の一端に接着固定されており、振動板11の開口部にはエッジ15が接着固定されており、エッジ15の外周部はスピーカ支持体20に接着固定されている。
また、振動板11が固定されたボイスコイルボビン13は、ボイスコイルボビン13の外周がダンパ14の内周部と接着されており、ダンパ14の外周部はスピーカ支持体20に接着されているので、振動板11はエッジ15とダンパ14により懸吊状態で接続固定される。
ボイスコイルボビン13は紙、樹脂、アルミ等の軽い部材が用いられ円筒状をなしている。円筒の外周には絶縁された銅やアルミ等の細線が巻かれ、ボイスコイル12が形成されている。ダンパ14は振動板11がボイスコイルボビン13の振動に追従して動くように振動板11を支えるもので、材料には樹脂や混紡等が用いられている。
磁気回路部は、輪状永久磁石30(以降マグネット30と略す)、ボトムヨーク31、トッププレート32等から構成され、磁気回路部はマグネット30の両端面にボトムヨーク31とトッププレート32を接着固定する。
ボトムヨーク31には、円柱状のセンターポール33と、センターポール33の端面にフランジ部34が形成される。ボトムヨーク31の材料には磁性体の炭素鋼材等が用いられ、旋削加工等により形成された後に防錆用のめっき加工が施される。トッププレート32はワッシャ状の形状をしており材料には磁性体の圧延鋼板等が用いられ、プレス加工等により形成された後に防錆用のめっき加工が施される。
スピーカ支持体20は、磁気回路部および振動部を保持する部材で、スピーカ支持体20の内側には振動部が固着されている。またスピーカ支持体20の後部(図面右方)に磁気回路部が固定されている。スピーカ支持体20の材料には樹脂材等が用いられている。
矢印90が示すように、本明細書においてスピーカ又はスピーカユニット1の「前方」又は「前方側」とは、スピーカユニット1において振動板11が設けられる側(図面左方)を示す。また、スピーカ又はスピーカユニット1の「後方」又は「後方側」とは、スピーカユニット1において磁気回路部が設けられる側(図面右方)を示す。
図2及び図3は、それぞれスピーカ支持体20の後面図及び斜視図である。スピーカ支持体20は、フレーム(枠体)21と、保持部22と、脚部23a〜23fを備える。なお、以下の説明において脚部23a、23b…を総称する場合には、添字「a」、「b」を省略することにより、「脚部23」と表記する場合がある。
フレーム21は、上記の振動板11の外周に設けられたエッジ15が固定される部分である。すなわち、振動板11の外周は、エッジ15を介してフレーム21に固定される。保持部22は磁気回路を保持するための部分である。6本の脚部23a〜23bが、各々フレーム21のスピーカ前方寄りの内壁部分から延びて保持部22に結合されることにより、保持部22がフレーム21に固定されている。
また、フレーム21の外壁には取付座面24が設けられる。ねじ等によって、所望の設置箇所の取付面に取付座面を固定することにより、スピーカユニット1が設置される。
なお、スピーカフレームの終端部にフランジ部が形成され、被取付部に形成された取付孔の縁部に取付けるスピーカユニットにおいて、フランジ部の一端部には取付孔を介して被取付部に係合する係合部を設け、フランジ部の他端部には取付孔を介して被取付部に係止する弾性を有する取付補助部材が設けることが提案されている。
特開2007−158993号公報
従来、スピーカの軽量化は、スピーカのフレームや脚部などの材料変更や磁気回路の小型化によって実現していた。
本願に係る装置では、スピーカのフレームの強度を維持しながら、より軽量なフレームの構造を提供することを目的とする。
ある実施形態によるスピーカユニットは、スピーカの振動板の外周が固定されるフレームと、磁気回路と、フレームの内壁のスピーカ前方寄りの部分から磁気回路へ延び磁気回路をフレームに固定する第1脚部と、フレームの内壁のスピーカ後方寄りの部分から磁気回路へ延び磁気回路をフレームに固定する第2脚部を備える。
本願の装置又は方法によれば、スピーカのフレームの強度を維持しながら、より軽量なフレームの構造が実現される。
スピーカユニットの構造を示す断面図である。 スピーカ支持体の後面図である。 スピーカ支持体の斜視図である。 車両へのスピーカユニットの搭載例を示す斜視図である。 ドアへのスピーカユニットの取り付け例を示す断面図である。 スピーカ支持体の第1例の後面図である。 スピーカ支持体の第1例の斜視図である。 スピーカ支持体の第2例の後面図である。 スピーカ支持体の第2例の斜視図である。 スピーカ支持体の第3例の後面図である。 スピーカ支持体の第3例の斜視図である。 スピーカ支持体の第4例の後面図である。 スピーカ支持体の第4例の斜視図である。 スピーカ支持体の第5例の後面図である。 スピーカ支持体の第5例の斜視図である。 スピーカ支持体の第6例の後面図である。 スピーカ支持体の第6例の斜視図である。
以下、添付する図面を参照して実施例について説明する。なお、以下に説明するスピーカのフレームは、様々な用途のスピーカユニットに適用可能であるが、本明細書では、車両に搭載される車載用スピーカユニットに適用された場合について説明する。図4は、車両へのスピーカユニットの搭載例を示す斜視図である。
図4に示す車室には、ナビゲーション機能、CD(Compact Disc)、HDD等の記録媒体に記録された音声信号やラジオ放送を再生する音響再生機能、DVD(Digital Versatile Disk)、HDD等の記録媒体に記録された画像信号やテレビ放送を再生する画像再生機能を有する複合装置(以降、AVN(Audio Visual Navigation)装置と称する)が搭載されている。
参照符号3は助手席、参照符号4は運転席、参照符号5はフロントガラス、参照符号6は操作部、参照符号1はスピーカを示す。AVN装置の表示部2は液晶表示素子により構成され、多くの場合、運転席4と助手席3とのほぼ中央に設けられる。AVN装置に対する各種操作は、表示部2の表面側に配置された透明フィルムスイッチ等により構成されるタッチパネルや操作部6、赤外線方式や無線方式のリモートコントローラによって行われる。
車両の各ドアにはスピーカユニット1が配置され、表示画像に連動した音声や警告音等が出力される。参照符号7はドア内側の内装であるドアトリムを示し、参照符号8はドアに設けられた窓ガラスを示す。
図5は、ドアへのスピーカユニット1の取り付け例を示す断面図である。図1を参照して説明したスピーカユニットの各構成要素と同様の構成要素には、同一の参照符号を付する。同一の参照符号が付された構成要素は、特に説明しない限り同じである。
図5に示す取り付け例において、スピーカユニット1はドアトリム7に固定される。例えば、スピーカユニット1は、後述の取付座面をドアトリム7にねじ等に固定することによって、ドアの内面に取り付けられてよい。なお、図5の参照符号9は車両外板を示す。
続いて、スピーカ支持体20の例を説明する。図6及び図7は、それぞれスピーカ支持体20の第1例の後面図及び斜視図である。スピーカ支持体20は、環状のフレーム21と、保持部22と、第1脚部26a〜26e及び第2脚部27a〜27eと、フランジ40を備える。スピーカ支持体20は、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン・共重合合成樹脂)や、PP(ポリプロピレン)、またはこれらの樹脂にグラスファイバー繊維等を混合した素材で形成されてよい。
フレーム21には、振動板11の外周に設けられたエッジ15が固定され、保持部22は磁気回路を保持する。フランジ40が、フレーム21のスピーカ前方寄りの内壁に設けられている。
第1脚部26a〜26eの各々は、フレーム21の内壁のスピーカ前方寄りの部分から保持部22へ延びて保持部22に接続され、保持部22をフレーム21に固定する。第2脚部27a〜27eの各々は、フレーム21の内壁のスピーカ後方寄りの部分から保持部22へ延びて保持部22に接続され、保持部22をフレーム21に固定する。したがって第1脚部26a〜26e、第2脚部27a〜27e及び保持部22を介して、磁気回路がフレーム21に固定される。
なお、以下の説明において第1脚部26a〜26eを総称して「第1脚部26」と表記する場合がある。また、第2脚部27a〜27eを総称して「第2脚部27」と表記する場合がある。
フレーム21の外壁には取付座面24が設けられる。取付座面24をねじ等により、例えばドアトリム7の所定の取付面に固定することにより、スピーカユニット1が設置される。
このとき、取付座面24が取り付けられる取付面側の平面性が良くないと取付座面24の位置が歪む。この結果、スピーカ支持体20には歪みを生じさせる変形力が加わる。
スピーカ支持体20が変形すると、振動板11を振動させるボイスコイルボビン13の運動を阻害する場合が生じ、スピーカユニット1の音質や性能が低下し、最悪の場合には音が鳴らなくなる不具合の恐れがある。
一方で、図2及び図3のスピーカ支持体の脚部23と同様に、第1脚部26及び第2脚部27は、フレーム21の変形を抑える梁の役割を果たす。本実施例では、第1脚部26及び第2脚部27とフレーム21との接続位置が、それぞれフレーム21の内壁のスピーカ前方寄り及び後方寄りに分けて配置される。上述の図2及び図3の例では、脚部23とフレーム21の接続位置が平面内に配置されている。
このため、本実施例と図2及び図3の例とを比較すると、第1脚部26及び第2脚部27とフレーム21の接続位置がより立体的に配置されているため、スピーカ支持体20の変形を抑制できる方向がより多くなる。したがって、スピーカ支持体20に働く変形力に対する抵抗力がより強くなる。
さらに本実施例では、脚部26及び27のうちの一部である第2脚部27がフレーム21のスピーカ後方寄りの部分に接続している。このため、図7に示すように取付座面24がフレーム21の外壁のスピーカ後方寄りにある場合に、スピーカユニット1の取り付け時に取付座面24を介してフレーム21のスピーカ後方寄りの端部に生じる変形を抑えることができる。取付座面24に比較的近い位置でフレーム21の変形を抑えることにより、スピーカ支持体20全体の変形をより抑えることができる。
本実施例によれば、従来のスピーカ支持体20と比較して変形力に対する抵抗力を保ったまま肉厚を半分以下にすることができる。このため、スピーカ支持体20を軽量化することが可能となる。
例えば、車載用のスピーカについては、現在の小型車両の流行や今後の電気自動車及びハイブリッド車両の普及に伴って車両の軽量化に対するニーズの高まりが予想される。このため、これら車両に搭載されるスピーカにおいて、音質や性能を維持しながら軽量化を実現することにより、車両の軽量化に寄与し、従来製品との差別化を図ることが可能となる。
続いて、スピーカ支持体20の他の例を説明する。図8及び図9は、それぞれスピーカ支持体20の第2例の後面図及び斜視図である。図6及び図7を参照して説明したスピーカユニットの各構成要素と同様の構成要素には、同一の参照符号を付する。同一の参照符号が付された構成要素は、特に説明しない限り同じである。
本実施例では、第1脚部26a及び第2脚部27aからなる脚部組28aを形成し、第1脚部26b及び第2脚部27bからなる脚部組28bを形成し、第1脚部26c及び第2脚部27cからなる脚部組28cを形成する。また、第1脚部26d及び第2脚部27dからなる脚部組28dを形成し、第1脚部26e及び第2脚部27eからなる脚部組28eを形成する。なお、以下の説明において脚部組28a〜28eを総称して「脚部組28」と表記する場合がある。
脚部組28は、第1脚部26及び第2脚部27をそれぞれ1つ以上備えていれば足りる。すなわち各実施例において脚部組28は、2つ以上の第1脚部26及び/又は2つ以上の第2脚部27を備えていてもよい。
また、脚部組28aと28bとが隣合うように配置され、脚部組28bと28cとが隣合うように配置され、脚部組28cと28dとが隣合うように配置され、脚部組28dと28eとが隣合うように配置され、脚部組28eと28aとが隣合うように配置される。
同じ脚部組28に属する第1脚部26及び第2脚部27がフレーム21にそれぞれ接続する接続位置同士の間隔は、隣接する脚部組28同士の間隔よりも短い。ここで接続位置同士の間隔とは、各脚部の接続位置間の周方向の長さをいう。
例えば、第1脚部26aは、第2脚部27aと第1脚部26bの間に配置されているところ、第1脚部26aと同じ脚部組28aに属する第2脚部27aの方が、脚部組28aに隣接する脚部組28bに属する第1脚部26bよりも、第1脚部26aに近い。また、第1脚部26aと第2脚部27aとの間隔は、脚部組28aと脚部組28bとの間の間隔よりも短い。
このように、第1脚部26と第2脚部27とを組にして互いに近づけて配置することで、これらの脚部がフレーム21を支持する支持点同士を結ぶ直線をスピーカユニット1の前後方向に近づける。このように支持点を結ぶ直線をスピーカユニット1の前後方向に近づけることにより、この方向に沿ってリブを設ける場合と同様の効果を生じさせることができる。この結果、このリブの延伸方向に直交する方向に加わる変形力に対する抵抗力を高めることができる。
なお、フレーム21への脚部組28aの接続位置と脚部組28bの接続位置との間の角度間隔はθ1であり、脚部組28bの接続位置と脚部組28cの接続位置との間の角度間隔はθ2であり、脚部組28cの接続位置と脚部組28dの接続位置との間の角度間隔はθ3である。また、脚部組28aの接続位置と脚部組28eの接続位置との間の角度間隔はθ1であり、脚部組28eの接続位置と脚部組28dの接続位置との間の角度間隔はθ2である。
例えば、脚部組28cと脚部組28dとの間の角度間隔θ3を、他の角度間隔θ1やθ2に比べて広くしてよい。脚部組28cと脚部組28dの間を他の脚部組間の間隔よりも広げることにより、脚部組28c及び28dの間にスピーカユニット1の構成要素を配置する際の設計を容易にすることができる。例えば、脚部組28c及び28dの間にスピーカユニット1の入力端子を配置してよい。
続いて、スピーカ支持体20の他の例を説明する。図10及び図11は、それぞれスピーカ支持体20の第3例の後面図及び斜視図である。図8及び図9を参照して説明したスピーカユニットの各構成要素と同様の構成要素には、同一の参照符号を付する。同一の参照符号が付された構成要素は、特に説明しない限り同じである。
フレーム21への各脚部組28の接続位置の間の角度間隔に関する参照符号の表記法は、図8及び図9を参照して上述した第2例と同様である。本実施例においても、脚部組28cの接続位置と脚部組28dの接続位置との間の角度間隔θ3が、他の角度間隔θ1やθ2に比べて広い。また、取付座面24は、フレーム21の外壁のスピーカ後方寄りに設けられている。
本実施例では、脚部組28cの第2脚部27cと脚部組28dの第2脚部27dとが互いに隣り合うように配置される。すなわち、第1脚部26よりも第2脚部27が、フレーム21のうち脚部組28の配置間隔が最も長い区間Iにより近くなるように、脚部26及び27を配置する。言い換えれば、この区間Iが、2つの第2脚部27によって挟まれ、これら2つの第2脚部27と区間Iとの間には、第1脚部26が存在しない。
このような配置により、スピーカユニット1の取り付け時に取付座面24を介してフレーム21に生じる変形をより低減することができる。なぜなら、脚部組28の配置間隔が長い区間Iは変形力に対する抵抗力が弱く、取付座面24が設けられたスピーカ後方寄りにおいて変形が生じやすい。したがってこの区間Iと第2脚部27との距離をより短くし、取付座面24に比較的近い位置でフレーム21の変形を抑えることにより、スピーカ支持体20全体の変形をより抑えることができる。
本実施例によれば、脚部組28の配置間隔を不均等にした場合におけるスピーカユニット1の強度を向上することが可能となる。したがって本実施例は、脚部組28の配置間隔の設計の自由度の向上に資する。
続いて、スピーカ支持体20の他の例を説明する。図12及び図13は、それぞれスピーカ支持体20の第4例の後面図及び斜視図である。図10及び図11を参照して説明したスピーカユニットの各構成要素と同様の構成要素には、同一の参照符号を付する。同一の参照符号が付された構成要素は、特に説明しない限り同じである。
本実施例では、フレーム21への第2脚部27の接続箇所とフランジ40との間の空間を埋めるリブ42が設けられる。第2脚部27の接続箇所とフランジ40との間の空間をリブ42で埋めることによって、スピーカ支持体20の金型成形を容易にする。
なお、図6〜図11を参照して説明した他の実施例においても、同様にフレーム21への第2脚部27の接続箇所とフランジ40との間の空間を埋めるリブ42を設けてもよい。
続いて、スピーカ支持体20の他の例を説明する。図14及び図15は、それぞれスピーカ支持体20の第5例の後面図及び斜視図である。図12及び図13を参照して説明したスピーカユニットの各構成要素と同様の構成要素には、同一の参照符号を付する。同一の参照符号が付された構成要素は、特に説明しない限り同じである。
本実施例では、第2脚部27は肉抜き穴43と、第2脚部27の側面部同士を接続する橋絡部44を有する。肉抜き穴43を第2脚部27に設けることにより、スピーカ支持体20をより軽量化することができる。また、橋絡部44を設けることにより肉抜き穴43で軽量化しつつ第2脚部27の強度を向上させる。
なお、図15において第2脚部27dに設けられた肉抜き穴及び橋絡部にのみ参照符号を付したが、他の第2脚部27a〜c及び27eも同様に肉抜き穴43及び橋絡部44を有する。また、第1脚部26も肉抜き穴及び橋絡部を有していてよい。さらに上述の他の実施例においても、脚部26及び/又は27に肉抜き穴及び橋絡部を設けてもよい。
続いて、スピーカ支持体20の他の例を説明する。図16及び図17は、それぞれスピーカ支持体20の第6例の後面図及び斜視図である。図6及び図7を参照して説明したスピーカユニットの各構成要素と同様の構成要素には、同一の参照符号を付する。同一の参照符号が付された構成要素は、特に説明しない限り同じである。スピーカ支持体20は、脚部23a〜23hと、フランジ40と、複数のリブ41を備える。
8本の脚部23a〜23hが、各々フレーム21のスピーカ前方寄りの内壁部分から延びて保持部22に接続することにより、保持部22がフレーム21に固定されている。したがって脚部23a〜23h及び保持部22を介して、磁気回路がフレーム21に固定される。また、複数のリブ41が、フランジ40とフレーム21の内壁とに接続するように形成される。
本実施例によれば、図2及び図3の例と比較して、保持部22をフレーム21に固定する脚部23の数が6本から8本に増加している。脚部23は、スピーカ支持体20の変形を抑える梁の役割を果たすため、脚部23の数の増加によってスピーカ支持体20に加わる変形力に対する抵抗力が強くなる。
またフレーム21の内壁に設けられたリブ41の作用によって、リブ41の延伸方向、すなわちスピーカの前後方向に直交する方向に加わる変形力に対する抵抗力が強くなる。脚部23の増加及びリブ41の作用によって、従来のスピーカ支持体20と比較して変形力に対する抵抗力を保ったまま肉厚を半分以下にすることができる。このため、スピーカ支持体20を軽量化することが可能となる。
なお、図6〜図13を参照して説明した他の実施例においても、同様に複数のリブ41をフランジ40とフレーム21の内壁とに接続するように形成してもよい。また、本実施例において、脚部23に肉抜き穴及び橋絡部を設けてもよい。
1 スピーカユニット
11 振動板
12 ボイスコイル
13 ボイスコイルボビン
15 エッジ
20 スピーカ支持体
21 フレーム
22 保持部
23、23a〜23h 脚部
24 取付座面
25、41、42 リブ
26、26a〜26e 第1脚部
27、27a〜27e 第2脚部
28、28a〜28e 脚部組
30 輪状永久磁石
31 ボトムヨーク
32 トッププレート
40 フランジ
43 肉抜き穴

Claims (7)

  1. スピーカの振動板の外周が固定されるフレームと、
    磁気回路と、
    前記フレームの内壁のスピーカ前方寄りの部分から前記磁気回路へ延び、前記磁気回路を前記フレームに固定する第1脚部と、
    前記フレームの内壁のスピーカ後方寄りの部分から前記磁気回路へ延び、前記磁気回路を前記フレームに固定する第2脚部と、
    を備えるスピーカユニット。
  2. 少なくとも1つの前記第1脚部と少なくとも1つの前記第2脚部とを含む脚部組を複数備え、
    同じ脚部組に含まれる前記第1脚部及び第2脚部の間の間隔は、隣接する脚部組の間の間隔よりも短くなるように、前記第1脚部及び第2脚部が配置される、請求項1に記載のスピーカユニット。
  3. 前記フレームのスピーカ後方寄りの部分に形成された取付座面と、3個以上の前記脚部組と、を備え、
    隣合う前記脚部組の間の各間隔のうち、第1脚部組と第2脚部組との間の間隔が最も長くなるように前記脚部組が形成され、
    前記第1脚部組に含まれる第2脚部と前記第2脚部組に含まれる第2脚部とが互いに隣り合うように前記第1脚部及び第2脚部が形成される、請求項2に記載のスピーカユニット。
  4. 前記フレームの内壁のスピーカ前方寄りの部分に形成されるフランジと、
    前記フランジと前記第2脚部との間を埋めるリブを備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスピーカユニット。
  5. 前記第1脚部及び/又は第2脚部が肉抜き穴を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のスピーカユニット。
  6. 前記フランジと前記フレームの内壁とに接続するように形成されるリブを備えることを特徴とする請求項4及び5のいずれか一項に記載のスピーカユニット。
  7. 前記フレームの内壁のスピーカ前方寄りの部分に形成されるフランジと、
    前記フランジと前記フレームの内壁とに接続するように形成されるリブと、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のスピーカユニット。
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