JP2012124212A - 半導体チップの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウェハのプラズマダイシング工法において、エッチングによる溝の加工形状のバラツキを抑制する。
【解決手段】ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露呈させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、半導体ウェハのデバイス面側を覆う表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、半導体ウェハに対してデバイス面側よりプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層が表面保護膜により覆われた状態を維持しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、半導体層を掘り下げる半導体層エッチング工程とを実施して、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部を備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部において各々のチップ部を個別に分割して個片化された半導体チップを製造する方法に関する。
従来、このような半導体チップの製造方法において、半導体ウェハを個々の半導体チップに分割する方法として、例えば、プラズマエッチングを用いたプラズマダイシング工法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなプラズマダイシング工法を半導体ウェハにおける配線形成層の形成面側(すなわち、デバイス面側)から実施する場合、まず、半導体チップを分割して個片化するためのダイシングライン部において、ブレードを用いて半導体ウェハのハーフカットを行う。半導体ウェハのデバイス面側におけるダイシングライン部には、TEG(Test Element Group)と呼ばれる金属層を含む回路形成層が配置されている場合があり、このようにブレードを用いて機械的にハーフカットを行うことにより、ダイシングライン部においてTEGを除去して、半導体層を露出させることができる。
その後、半導体ウェハのデバイス面側において、ダイシングライン部により画定されるチップ部上に配置されたパッシベーション膜等をマスクとして、デバイス面側よりプラズマエッチング処理を行うことにより、ダイシングライン部にて露出された半導体層をエッチング処理して、それぞれのチップ部を、個片化された半導体チップに分割することができる。なお、このようにプラズマエッチング処理によりダイシングライン部の半導体層を完全に除去してしまう方法(フルカット)に代えて、半導体層を一部残すように深掘り加工を行い、その後、デバイス面の裏面側より半導体ウェハの研磨加工を行って、それぞれの半導体チップを個片するような方法(DBG(Dicing Before Grinding))も行われている。
特開2001−127011号公報
本願発明の発明者らは、このような従来のプラズマダイシング工法により、同じ半導体ウェハから分割された半導体チップにおける端面形状(ダイシングライン部に接していた端面形状)の調査を行い、その結果、同じ半導体ウェハから分割された半導体チップであっても、その端面形状が一様ではないことに気が付いた。さらに詳細に調べると、ダイシングライン部においてTEGがある部位と、TEGがない部位とでは、半導体チップの端面形状が相違していることが判った。
このように半導体チップの端面形状が相違することについての原因は定かではないが、ダイシングライン部をブレードによりハーフカットした後、TEGがあるダイシングライン部では金属層が露出した状態となり、TEGがないダイシングライン部では金属層が露出していない状態となっていることの違いが原因となって、プラズマエッチング処理の実施による溝の加工形状の相違が生じるのではないかと推測される。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、半導体ウェハに対して、配線形成層の形成面側よりブレードを用いてダイシングライン部において半導体層を露出させた後、プラズマエッチングの実施により露出した半導体層を掘り下げる加工を行って個片化された半導体チップを製造する方法において、エッチングによる溝の加工形状のバラツキを抑制できる半導体チップの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割するための溝を形成するダイシングラインの加工方法であって、
ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を掘り下げて溝を形成する半導体層エッチング工程をとを含む、ダイシングラインの加工方法を提供する。
本発明の第2態様によれば、半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割して個片化された半導体チップを製造する方法であって、
ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を掘り下げる半導体層エッチング工程と、
半導体ウェハの表面保護膜の配置側とは逆側の表面より、半導体層の研磨加工を行い、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する研磨工程とを含む、半導体チップの製造方法を提供する。
本発明の第3態様によれば、半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割するための溝を形成するダイシングラインの加工方法であって、
ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を掘り下げて溝を形成する半導体層エッチング工程と、
ダイシングライン部に形成された溝に沿って半導体ウェハを劈開することで、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する研磨工程とを含む、半導体チップの製造方法を提供する。
本発明の第4態様によれば、表面保護膜形成工程において、化学蒸着法(CVD)により表面保護膜としてSiO膜を形成し、
表面保護膜エッチング工程において、フロロカーボン系ガス主体のガスを用いたプラズマエッチングを行うことにより、ダイシングライン部において、配線形成層の端縁に形成されたSiO膜を残しながら、半導体層の層面に形成されたSiO膜の除去を行う、第2または第3態様に記載の半導体チップの製造方法を提供する。
本発明の第5態様によれば、半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割して個片化された半導体チップを製造する方法であって、
ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を除去して、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する半導体層エッチング工程とを含む、半導体チップの製造方法を提供する。
本発明の第6態様によれば、表面保護膜形成工程において、化学蒸着法(CVD)により表面保護膜としてSiO膜を形成し、
表面保護膜エッチング工程において、フロロカーボン系ガス主体のガスを用いたプラズマエッチングにより、ダイシングライン部において、配線形成層の端縁に形成されたSiO膜を残しながら、半導体層の層面に形成されたSiO膜の除去を行う、第5態様に記載の半導体チップの製造方法を提供する。
本発明によれば、配線形成層除去工程にて、ブレードを用いてダイシングライン部における配線形成層の除去を行った後、表面保護膜形成工程にて、それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように表面保護膜を形成した後、表面保護膜エッチング工程にて、ダイシングライン部にて金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去して、その後、半導体層エッチング工程を実施している。そのため、ダイシングライン部にて金属層が存在している部位があっても表面保護膜にて覆われた状態にてエッチング工程を実施することができ、金属層の有無に拘わらず、エッチング条件の均一化を図ることができる。したがって、エッチングによる溝の加工形状のバラツキを抑制できる。
本発明の実施の形態1の半導体チップの製造方法にて取り扱われる半導体ウェハの断面図 図1の半導体ウェハのダイシングライン部(A部)を拡大した断面図 実施の形態1の半導体チップの製造方法の手順のフローチャート 実施の形態1の半導体チップの製造方法の手順を示す半導体ウェハの断面図 実施の形態1の半導体チップの製造方法の手順を示す半導体ウェハの断面図 図4(A)の半導体ウェハのダイシングライン部(B部)を拡大した断面図 図4(C)の半導体ウェハのダイシングライン部(C部)を拡大した断面図 本発明の実施の形態2の半導体チップの製造方法の手順のフローチャート 実施の形態2の半導体チップの製造方法の手順を示す半導体ウェハの断面図 実施の形態2の半導体チップの製造方法の手順を示す半導体ウェハの断面図 実施の形態1の変形例1の半導体チップの製造方法の手順を示す半導体ウェハの断面図 実施の形態1の変形例2の半導体チップの製造方法の手順を示す半導体ウェハの断面図
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1にかかる半導体チップの製造方法にて取り扱われる半導体ウェハ1の構成について、図1の半導体ウェハ1の断面図(部分)を用いて説明する。
図1に示すように、半導体ウェハ1は、半導体(Si)層2と、この半導体層2の図示上面側に形成された配線形成層3と、配線形成層3上に部分的に形成されたパッシベーション膜4とを備えている。なお、図示上面側である半導体ウェハ1における配線形成層3側の面を表面1Aとし、図示下面側を裏面1Bとして以降の説明を行う。
半導体ウェハ1の表面1Aには、平面視にて格子状に複数のダイシングライン部(分割領域)5が配置されており、それぞれのダイシングライン部5により複数の方形状の領域がチップ部(チップ形成領域)6として画定されている。
配線形成層3は、絶縁層(SiO)3aと、この絶縁層3a内にて配線を構成する金属層(例えばCu)3bとを有する。
チップ部6には、配線形成層3の金属層3bと接続された外部配線接続用電極として機能するボンディングパッド(Al)7が形成されている。
パッシベーション膜4は、半導体ウェハ1の表面1Aにおいてチップ部6のボンディングパッド7とダイシングライン部5とを除く領域を覆うように配置されている。
ここで、図1の半導体ウェハ1のダイシングライン部5近傍(A部)を部分的に拡大した断面図を図2に示す。
図2に示すように、半導体ウェハ1の複数のダイシングライン部5の中には、TEG8が配置されているものがある。このTEG8は半導体ウェハ1の製造工程において、各種検査や測定のために用いられるエレメントであって、配線形成層3内にて金属層3bにより構成されている。なお、図1に示す半導体ウェハ1の断面図において、図示左側のダイシングライン部5にはTEG8が形成されているのに対して、図示右側のダイシングライン部5には配線形成層3内には金属層3bが存在せず、TEG8が形成されていない。
このような半導体ウェハ1においてダイシングライン部5にてそれぞれのチップ部6を分割することにより、分割されたチップ部6が個片化された半導体チップとなり、それぞれの半導体チップが製造される。
次に、本実施の形態1にかかる半導体チップの製造方法の具体的な手順について説明する。この説明にあたって、半導体チップの製造方法の手順を示すフローチャートを図3に示し、図3のフローチャートに示すそれぞれの手順を説明するための半導体ウェハ1の断面図(部分)を図4および図5に示す。
(配線形成層除去工程)
まず、図3のフローチャートのステップS1において、分割処理を行うべく半導体ウェハ1を準備する。その後、半導体ウェハ1の表面1A側より、ブレード11を用いて、それぞれのダイシングライン部5の配線形成層3の除去を行う(ステップS2:配線形成層除去工程)。
具体的には、ダイシングライン部5の幅と同等あるいは僅かに狭いカーフ幅W1を有するブレード11(回転刃)をダイシングライン部5の配線形成層3に接触させながら、ダイシングライン部5に沿って移動させることで、配線形成層3を切削して除去する。
ここで、配線形成層除去工程の実施により、TEG8を含む配線形成層3が除去された状態のダイシングライン部5近傍(B部)の断面図を図6に示す。
図6に示すように、TEG8が配置されていたダイシングライン部5において、配線形成層3の金属層3bと絶縁層3aとが除去されており、除去された配線形成層3の両端縁において、ブレード11にて切削された金属層3bが露出した状態となっている。また、ブレード11により半導体層2の表面も僅かに切削されている。
(表面保護膜形成工程)
次に、半導体ウェハ1の表面1A側において、表面保護膜を形成する(ステップS3)。具体的には、半導体ウェハ1の表面1A側全面に対して、化学蒸着法(CVD)を用いて、表面保護膜としてSiO膜を形成する。その結果、図4(B)に示すように、それぞれのチップ部6およびダイシングライン部5を含めた半導体ウェハ1の表面1Aの全体が、SiO膜12により覆われた状態とされ、ダイシングライン部5において、配線形成層3の端縁にて露出した金属層3bもSiO膜12により覆われた状態とされる。
(表面保護膜エッチング工程(エッチバック工程))
次に、表面1A側にSiO膜12が形成された半導体ウェハ1に対して、表面1A側よりプラズマを用いたエッチング処理を行い、ダイシングライン部5の半導体層2並びにボンディングパッド7の表面を覆うSiO膜12の除去を行う(ステップS4)。具体的には、SiO膜12が配置された状態の半導体ウェハ1を、ドライエッチング装置(図示せず)内に配置して、装置内を所定の圧力条件およびガス条件に保った後、プラズマを発生させることにより、SiO膜12がプラズマによりエッチングされる。このドライエッチング装置ではフロロカーボン系のガスを主体とするガスを用いてエッチング処理を行う。フロロカーボン系ガスとしてはCF,CHF,C,C等を使用する。表面保護膜エッチング工程では、異方性プラズマエッチングを行い、SiO膜を厚み方向へエッチングすることでダイシングライン部5の半導体層2並びにボンディングパッド7の表面のSiO膜12を除去する。異方性プラズマエッチングを用いるため、ダイシングライン部5の半導体層2並びにボンディングパッド7の表面のSiO膜12が除去されたタイミングでエッチング停止すると、配線形成層3の端縁を覆うSiO膜12aはほとんど除去されずに残存する(図4(C)参照)。
ここで、表面保護膜エッチング工程後のダイシングライン部5近傍(C部)の断面図を図7に示す。図7に示すように、パッシベーション膜4、配線形成層3、および半導体層2の各表面(図示上面)に形成されていたSiO膜12は、異方性プラズマエッチング処理により除去されて、それぞれの表面が露出した状態とされている。一方、パッシベーション膜4の端縁および配線形成層3の端縁には、SiO膜12が除去されることなく残存しており、SiO膜12が端縁保護膜12aとして、金属層3bが露出しないように配線形成層3のそれぞれの端縁を覆っている。なお、それぞれのボンディングパッド7の表面に形成されたSiO膜は、このエッチング処理により除去される。
(プラズマエッチング工程(半導体層エッチング工程))
次に、半導体ウェハ1に対して、表面1A側よりプラズマを用いたエッチング処理を行う(ステップS5)。具体的には、ドライエッチング装置にて、装置内の圧力条件およびガス条件などを切り換えてプラズマを発生させることにより、半導体層2に対するエッチング処理が行われる。この半導体層エッチング工程では、例えばSF主体のガスを用いてエッチング処理が行われ、パッシベーション膜4、配線形成層3、ボンディングパッド7、および端縁保護膜12aをマスクとして半導体層2のエッチング処理が行われる。図4(D)に示すように、ダイシングライン部5の半導体層2がプラズマにより所望の深さまで掘り下げられると、プラズマの発生を停止させて、プラズマエッチングを終了させる。なお、このプラズマエッチング工程では、例えばSF主体のガスを用いてエッチング処理が行われる。
(保護シート貼付工程)
次に、図5(E)に示すように、半導体ウェハ1の表面1Aに保護シート13を貼り付けて、半導体ウェハ1の表面1Aにおけるそれぞれのチップ部6が保護シート13により保護された状態とされる(ステップS6)。
(研磨工程)
次に、図5(F)に示すように、半導体ウェハ1の裏面1Bに対して、研磨処理が行われ、半導体層2の薄化処理が行われる(ステップS7)。この研磨処理は、半導体層2が薄化されることにより、ダイシングライン部5にてそれぞれのチップ部6が分割されるまで行われる。その結果、それぞれのチップ部6が分割されて、個片化された半導体チップ9が製造される。なお、この研磨処理において、半導体ウェハ1の表面1Aは、貼り付けられた保護シート13により保護される。
(シート張替え工程)
次に、図5(G)に示すように、半導体ウェハ1の裏面1Bにエキスパンドシート14が貼り付けられるとともに、半導体ウェハ1の表面1Aに貼り付けられていた状態の保護シート13が除去される(ステップS8)。これにより、個片化されたそれぞれの半導体チップ9が、エキスパンドシート14に貼り付けられた状態とされ、半導体チップ9の製造工程が完了する。
なお、本実施の形態1のように、プラズマエッチング工程により半導体層2に形成された溝を深掘り加工した後、半導体ウェハ1を研磨処理することにより、それぞれの半導体チップ9に分割するような手法は、DBG(Dicing Before Grinding)と呼ばれている。
本実施の形態1によれば、配線形成層除去工程にて、ブレード11を用いてダイシングライン部5における配線形成層3の切削による除去を行った後、表面保護膜形成工程にて、ダイシングライン部5にて露出された金属層3bおよび半導体層2を含めた半導体ウェハ1の表面1A全体を覆うように、SiO膜を形成し、その後、表面保護膜エッチング工程にて、ダイシングライン部5の配線形成層3の端縁にて金属層3bが露出しないように覆っている端縁保護膜12aを残しながら、半導体層2を露出されるように、SiO膜12の除去を行っている。
そのため、例えば、図4(C)に示すように、TEG8が形成されていた図示左側のダイシングライン部5と、TEG8が形成されていなかった図示右側のダイシングライン部5とにおいて、共に金属層3bが露出されていない状態とすることができる。このような状態にて、それぞれのダイシングライン部5にて露出された状態の半導体層2に対して、プラズマエッチング工程を実施することにより、それぞれのダイシングライン部5におけるエッチング条件をより均一な状態とすることができる。したがって、TEG8(金属層3b)の有無に拘わらず、それぞれのダイシングライン部5においてエッチング条件の均一化を図って、図4(D)に示すようにエッチングによる溝の加工形状のバラツキを抑制することができる。
また、このような表面保護膜の形成は、化学蒸着法(CVD)を用いて行い、その後、CF主体のガスを用いたプラズマエッチング処理を行うことにより、ダイシングライン部5において、配線形成層3の端縁に端縁保護膜12aを残しながら、半導体層2上に形成された表面保護膜を除去することにより行われる。また、その後行われる半導体層エッチング工程において、パッシベーション膜4、配線形成層3、ボンディングパッド7、および端縁保護膜12aをマスクとして、半導体層2に対するエッチング処理を行うことができる。したがって、フォトリソ技術を用いてマスクを形成する必要が無く、効率的なプロセスを実現できる。また、表面保護膜エッチング工程および半導体層エッチング工程は、ドライエッチング装置にてガス種などの条件を変更することにより、続けて実施することができる点においても、効率的なプロセスを実現できる。
(実施の形態1の変形例)
上記実施の形態1では、半導体ウェハ1に対して、表面1A側よりプラズマを用いたエッチング処理を行って、ダイシングライン部5の半導体層2をプラズマにより所望の深さまで掘り下げて、ダイシングライン部5に沿った溝を形成した後(ステップS5)、半導体ウェハ1の裏面1Bに対して研磨処理を行って(ステップS7)、個片化された半導体チップ9を製造するような場合について説明した。このようにプラズマエッチング工程を行って、ダイシングライン部に沿った溝を形成した後、個片化された半導体チップを製造する方法は、研磨処理以外の工程を適用して行っても良い。
(変形例1)
研磨処理以外の工程を適用した変形例1にかかる半導体チップの製造方法について、図11(A)〜(C)を用いて説明する。
まず、図11(A)に示すように、プラズマエッチング工程を行って、ダイシングライン部5に沿った溝を形成する(ステップS5)。このプラズマエッチング工程では、劈開による個片化された半導体チップへの分割を考慮して、溝が半導体ウェハ1を貫通する直前にプラズマエッチングを停止させて、溝底部の厚みが薄くなるようにすることが好ましい。
次に、図11(B)に示すように、半導体ウェハの裏面1Bにエキスパンドシート14を貼り付ける。その後、図13(C)に示すように、エキスパンドシート14を引き伸ばすことで、半導体ウェハ1に対して径方向外向きに外力を付与して溝底部に引張り応力を集中させて、半導体ウェハ1を溝に沿って劈開する(劈開工程)。これにより、個片化された半導体チップ9に分割される。
上述したように本発明では、TEGの有無に拘わらず、それぞれのダイシングライン部においてエッチング条件の均一化が図られて、エッチングによる溝の加工形状のバラツキが抑制されている。そのため、このように劈開工程を用いて半導体ウェハを分割する方法においても、均一化された条件にてダイシングライン部に沿った劈開を行うことができる。特に、プラズマエッチング工程により深い溝(劈開するための溝)を形成するような場合では、TEGの有無による溝形状のバラツキが顕著になることが考えられるが、本発明を適用することによりこのような溝形状のバラツキを少なく抑えることができる。
(変形例2)
次に劈開工程を適用した変形例2にかかる半導体チップの製造方法について、図12(A)〜(C)を用いて説明する。
まず、図12(A)に示すように、プラズマエッチング工程を行って、ダイシングライン部5に沿った溝を形成した(ステップS5)後、半導体ウェハの裏面1Bにエキスパンドシート14を貼り付ける。
次に、図12(B)に示すように、それぞれの溝底部における半導体層2に対して、レーザ光51を照射して、半導体層2の内部に改質層52を形成する(レーザ加工工程)。この改質層52は、ダイシングライン部に沿って形成することが好ましい。また、半導体材料を透過する波長のレーザ光を用いることにより、半導体層2の内部の所望位置に改質層52を形成することができるとともに、改質層52を形成する際にパーティクルの飛散など、その周囲への影響を防止することができる。
その後、図12(C)に示すように、エキスパンドシート14を引き伸ばすことで、半導体ウェハ1に対して径方向外向きに外力を付与する。これによりそれぞれの溝底部に形成された半導体層2の改質層52に引張り応力が集中し、改質層52が起点となって、溝底部に亀裂が生じ、半導体ウェハ1が溝に沿って劈開される(劈開工程)。これにより、個片化された半導体チップ9に分割される。
このように変形例2にかかる方法を用いても、TEGの有無に拘わらず、均一化された条件にてダイシングライン部に沿った劈開を行うことができる。また、変形例2の方法では、レーザ加工工程の実施により改質層52が形成されるため、プラズマエッチング工程の実施により形成される溝の深さは、変形例よりも浅くすることができる。また、レーザ加工工程による改質層52の形成は、劈開工程を行う前であれば、どの工程の前後に実施しても良い。
(実施の形態2)
なお、本発明は上記実施の形態1に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、本発明の実施の形態2にかかる半導体チップの製造方法について説明する。上記実施の形態1では、DBGにプラズマエッチング処理を適用した半導体チップの製造方法であるのに対して、本実施の形態2では、プラズマエッチング処理によりそれぞれの半導体チップに分割するいわゆるフルカットのプラズマダイシング工法を採用している。以下、この相違点を中心に説明する。なお、実施の形態1にて用いた構成部と同じ構成部には同じ参照番号を付すことによりその説明を省略する。
本実施の形態2の半導体チップの製造方法の手順を示すフローチャートを図8に示すとともに、それぞれの手順を説明するための半導体ウェハ1の断面図を図9および図10に示す。
(保護シート貼付工程)
まず、図8のフローチャートのステップS11において、分割処理を行うべく半導体ウェハ1を準備するとともに、図9(A)に示すように、ステップS12にて半導体ウェハ1の裏面1Bに保護シート21を貼り付ける。
(配線形成層除去工程)
その後、図9(B)に示すように、半導体ウェハ1の表面1A側より、ブレード11を用いて、それぞれのダイシングライン部5の配線形成層3の除去を行う(ステップS13:配線形成層除去工程)。
(表面保護膜形成工程)
次に、半導体ウェハ1の表面1A側において、表面保護膜を形成する(ステップS14)。具体的には、半導体ウェハ1の表面1A側全面に対して、化学蒸着法(CVD)を用いて、表面保護膜としてSiO膜を形成する。その結果、図9(C)に示すように、それぞれのチップ部6およびダイシングライン部5を含めた半導体ウェハ1の表面1Aの全体が、SiO膜12により覆われた状態とされ、ダイシングライン部5において、露出された半導体層2および配線形成層3の端縁にて露出した金属層3bもSiO膜12により覆われた状態とされる。
(表面保護膜エッチング工程(エッチバック工程))
次に、表面1A側にSiO膜12が形成された半導体ウェハ1に対して、表面1A側よりプラズマを用いたエッチング処理を行い、ダイシングライン部5の半導体層2並びにボンディングパッド7の表面を覆うSiO膜12の除去を行う(ステップS15)。ドライエッチング装置において、プラズマを発生させることにより、SiO膜12がプラズマによりエッチングされる。このドライエッチング装置ではフロロカーボン系のガスを主体とするガスを用いて異方製プラズマエッチング処理を行う。フロロカーボン系ガスとしてはCF,CHF,C,C等を使用する。表面保護膜エッチング工程では、異方性プラズマエッチングを行い、SiO膜を厚み方向へエッチングすることでダイシングライン部5の半導体層2並びにボンディングパッド7の表面のSiO膜12を除去する。異方性プラズマエッチングを用いるため、ダイシングライン部5の半導体層2並びにボンディングパッド7の表面のSiO膜12が除去されたタイミングでエッチング停止すると、配線形成層3の端縁を覆うSiO膜12aはほとんど除去されずに残存する(図9(D)参照)。
(プラズマエッチング工程(半導体層エッチング工程))
次に、半導体ウェハ1に対して、表面1A側よりプラズマを用いたエッチング処理を行う(ステップS16)。本実施の形態2では、図10(E)に示すように、このエッチング処理により、ダイシングライン部5における全ての半導体層2が除去される(すなわち、フルカットエッチングを行う)。これにより、それぞれのチップ部6が除去されたダイシングライン部5により分割されて、それぞれの半導体チップ9が個片化された状態となる。
(シート張替え工程)
次に、図10(F)に示すように、半導体ウェハ1の表面1Aに粘着シート22を貼り付けるとともに、半導体ウェハ1の裏面1Bに貼り付けられていた状態の保護シート21が除去される。その後、図10(G)に示すように、半導体ウェハ1の裏面1Bにエキスパンドシート14が貼り付けられるとともに、半導体ウェハ1の表面1Aに貼り付けられていた粘着シート22が除去される(ステップS17)。これにより、個片化されたそれぞれの半導体チップ9が、エキスパンドシート14に貼り付けられた状態とされ、半導体チップ9の製造工程が完了する。
本実施の形態2によれば、プラズマダイシング工法を用いる場合でも、ダイシングライン部5において露出した金属層3bを端縁保護膜12aにより確実に覆った状態として、部位によるエッチング条件のバラツキを抑制することができる。したがって、エッチングによる溝の加工形状のバラツキを抑制することができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、半導体ウェハに対して、プラズマエッチングを実施することにより、ダイシングライン部において各々のチップ部を個別に分割して個片化された半導体チップを製造する方法に有用である。
1 半導体ウェハ
1A 表面
1B 裏面
2 半導体層
3 配線形成層
3a 絶縁層
3b 金属層
4 パッシベーション膜
5 ダイシングライン部
6 チップ部
7 ボンディングパッド
8 TEG
9 半導体チップ
11 ブレード
12 SiO
12a 端縁保護膜
13 保護シート
14 エキスパンドシート
51 レーザ光
52 改質層

Claims (6)

  1. 半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割するための溝を形成するダイシングラインの加工方法であって、
    ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
    それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を掘り下げて溝を形成する半導体層エッチング工程をとを含む、ダイシングラインの加工方法。
  2. 半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割して個片化された半導体チップを製造する方法であって、
    ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
    それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を掘り下げる半導体層エッチング工程と、
    半導体ウェハの表面保護膜の配置側とは逆側の表面より、半導体層の研磨加工を行い、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する研磨工程とを含む、半導体チップの製造方法。
  3. 半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割するための溝を形成するダイシングラインの加工方法であって、
    ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
    それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を掘り下げて溝を形成する半導体層エッチング工程と、
    ダイシングライン部に形成された溝に沿って半導体ウェハを劈開することで、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する研磨工程とを含む、半導体チップの製造方法。
  4. 表面保護膜形成工程において、化学蒸着法(CVD)により表面保護膜としてSiO膜を形成し、
    表面保護膜エッチング工程において、フロロカーボン系ガス主体のガスを用いたプラズマエッチングを行うことにより、ダイシングライン部において、配線形成層の端縁に形成されたSiO膜を残しながら、半導体層の層面に形成されたSiO膜の除去を行う、請求項2または3に記載の半導体チップの製造方法。
  5. 半導体層と、半導体層上に配置されかつ金属層を含む配線形成層と、ダイシングライン部により画定される複数のチップ部とを備える半導体ウェハに対して、ダイシングライン部にて各々のチップ部を個別に分割して個片化された半導体チップを製造する方法であって、
    ダイシングライン部において、ブレードを用いて、金属層を含む配線形成層を除去して、半導体層を露出させるとともに配線形成層の端縁より金属層を露出させる配線形成層除去工程と、
    それぞれのチップ部およびダイシングライン部を覆うように、表面保護膜を形成する表面保護膜形成工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出された金属層を覆う表面保護膜を残しながら、半導体層を覆う表面保護膜を除去する表面保護膜エッチング工程と、
    半導体ウェハに対してプラズマエッチングを行って、ダイシングライン部において、露出した半導体層を除去して、それぞれのチップ部を個々の半導体チップに分割する半導体層エッチング工程とを含む、半導体チップの製造方法。
  6. 表面保護膜形成工程において、化学蒸着法(CVD)により表面保護膜としてSiO膜を形成し、
    表面保護膜エッチング工程において、フロロカーボン系ガス主体のガスを用いたプラズマエッチングにより、ダイシングライン部において、配線形成層の端縁に形成されたSiO膜を残しながら、半導体層の層面に形成されたSiO膜の除去を行う、請求項5に記載の半導体チップの製造方法。
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