JP2012123506A - 自動改札機 - Google Patents

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一男 小笠原
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Abstract

【課題】券面に印刷されている乗車券情報を光学的に読み取り、2ラッチ乗継駅での利用者の乗り継ぎにかかる改札処理を適正に処理することができ、且つ、システムにかかる構成が複雑化するのを抑えた自動改札機を提供する。
【解決手段】自動改札機1は、読取部4が、乗車券の券面に2次元バーコードで印刷されている乗車券情報を光学的に読み取る。読取部が読み取った乗車券情報を用いて、駅構内からの利用者の出場を許可するかどうかを判定する。自動改札機1は、駅構内からの利用者の出場を許可すると判定した場合に、発行部5が今回の乗り継ぎにかかる乗継情報を含む乗車券情報を券面に印刷した乗継乗車券を発行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、利用者が、一方の駅の改札通路を通って、この一方の駅の駅構内から一旦出場し、その後、他方の駅の改札通路を通って、この他方の駅の駅構内に入場して線路を乗り継ぐ2ラッチ乗継駅に設置され、駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う自動改札機に関する。
従来、鉄道の駅では、駅構内に入場する利用者や、駅構内から出場する利用者に対する改札処理を自動改札機で行っている。自動改札機は、周知のように、改札通路を通って駅構内に入場する利用者や、駅構内から出場する利用者が所持している乗車券(キップ、定期券等)に記録されている乗車券情報を読み取る。そして、自動改札機は、読み取った乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行(駅構内への入場や駅構内からの出場)を許可するかどうかを判定する。自動改札機は、改札通路における利用者の通行を許可する場合、その利用者にとって出口側に設けられている扉を開し、反対に許可しない場合、この扉を閉する。
また、最近では、乗車券情報を券面に2次元バーコード(例えば、QRコード)で印刷した乗車券(キップ)を処理する自動改札機がある(特許文献1、2等参照)。
鉄道網には、一方の駅の改札通路を通って、この一方の駅の駅構内から一旦出場し、その後、他方の駅の改札通路を通って、この他方の駅の駅構内に入場して線路を乗り継ぐ2ラッチ乗継駅がある。乗車券がキップである利用者は、2ラッチ乗継駅を利用して線路を乗り継ぐ場合、乗車駅でキップを購入し、このキップで乗車駅に入場し、2ラッチ乗継駅の一方の駅から出場する。その後、乗車駅で購入したキップで、2ラッチ乗継駅の他方の駅に入場し、線路を乗り継ぐ。
特許文献1、2では、乗車券情報を券面に2次元バーコードで印刷したキップで、上述の2ラッチ乗継駅における利用者の線路の乗り継ぎを適性に処理する自動改札機を提案している。具体的には、2ラッチ乗継駅の一方の駅に設置した出場用の自動改札機が、出場する利用者のキップの発行番号等を含む乗継者出場情報を出力する。2ラッチ乗継駅の他方の駅に設置した入場用の自動改札機は、入場する利用者のキップの発行番号等を含む乗継者出場情報を読み取り、一方の駅に設置した出場用の自動改札機が出力した乗継者出場情報と、今回読み取った乗車券情報と、を照合し、当該利用者の入場可否を判定している。
特開2009− 75699号公報 特開2009− 75700号公報
しかしながら、特許文献1、2では、2ラッチ乗継駅の一方の駅に設置した出場用の自動改札機が出力した乗継者出場情報を、サーバや、他方の駅に設置した入場用の自動改札機で受信し管理している。すなわち、乗継者出場情報を出力する構成や、この乗継者出場情報を受信し管理するための構成が必要であった。このため、システムにかかる構成が複雑化し、システムの構築にかかるコストが高いという問題があった。
この発明の目的は、券面に印刷されている乗車券情報を光学的に読み取り、2ラッチ乗継駅での利用者の乗り継ぎにかかる改札処理を適正に処理することができ、且つ、システムにかかる構成が複雑化するのを抑えた自動改札機を提供することにある。
この発明の自動改札機は、上記課題を解決し、その目的を達するために、以下のように構成している。
この自動改札機は、利用者が、一方の駅の改札通路を通って、この一方の駅の駅構内から一旦出場し、その後、他方の駅の改札通路を通って、この他方の駅の駅構内に入場して線路を乗り継ぐ2ラッチ乗継駅の前記一方の駅に設置され、この一方の駅の改札通路を通って駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う。すなわち、2ラッチ乗継駅に設置する出場用自動改札機である。
この自動改札機では、読取手段が、乗車券の券面に印刷されている乗車券情報を光学的に読み取る。乗車券情報は、2次元バーコード(例えば、QRコード)で券面に印刷されている。読取手段が読み取った乗車券情報を用いて、判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可するかどうかを判定する。そして、判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可すると判定した場合に、乗継乗車券発行手段が今回の乗り継ぎにかかる乗継情報を含む乗車券情報を券面に印刷した乗継乗車券を発行する。
したがって、2ラッチ乗継駅で線路を乗り継ぐ利用者は、2ラッチ乗継駅の他方の駅に設置されている入場用自動改札機に、今回発行された乗継乗車券の券面に印刷されている乗継情報を含む乗車券情報を読み取らせる。入場用自動改札機は、読み取った乗継情報を含む乗車券情報を用いて、当該利用者の入場を許可するかどうかを判定する。したがって、2ラッチ乗継駅の他方の駅に設置している入場用自動改札機は、利用者の乗り継ぎを適正に処理できる。言い換えれば、2ラッチ乗継駅での利用者の乗り継ぎにかかる改札処理を適正に処理することができる。また、システムにかかる構成が複雑化するのを抑え、システムの構築にかかるコストが十分に抑制できる。
また、投入口に投入された乗車券を、読取手段における乗車券情報の読取位置に搬送する搬送手段を設けてもよい。この場合には、判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可しないと判定すると、乗継乗車券発行手段による乗継乗車券の発行を禁止するとともに、搬送手段に対して、投入口に今回投入され、読取位置に搬送した乗車券を放出(利用者に返却)すればよい。
また、判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可すると判定した場合には、投入口に今回投入され、読取位置に搬送した乗車券を回収し、乗継乗車券発行手段が乗継乗車券を新たに発行する構成としてよい。この場合には、投入口に投入された乗車券を回収すればよい。
さらに、投入口に今回投入され、読取位置に搬送した乗車券に対して、今回の乗り継ぎにかかる乗継情報を含む乗車券情報を券面に印刷し、これを乗継乗車券として発行する構成としてもよい。乗継情報を含む乗車券情報は、すでに乗車券情報が印刷されている面の反対面に印刷してもよい、すでに印刷されている乗車券情報に対して、上下や、左右に並べて印刷してもよい。
この発明によれば、2ラッチ乗継駅での利用者の乗り継ぎにかかる改札処理を適正に処理することができる。また、システムにかかる構成が複雑化するのを抑え、システムの構築にかかるコストが十分に抑制できる。
2ラッチ乗継駅がある線路網を示す概略図である。 自動改札機の主要部の構成を示すブロック図である。 自動改札機の内部構造を示す概略図である。 自動改札機の動作を示すフローチャートである。 券売機で発券される乗車券を示す図である。 自動改札機が発行する乗継乗車券を示す図である。 別の自動改札機の内部構造を示す概略図である。 別の自動改札機の動作を示すフローチャートである。 別の自動改札機が発行する乗継乗車券を示す図である。 別の自動改札機が発行する乗継乗車券を示す図である。
以下、この発明の実施形態である自動改札機について説明する。
図1は、2ラッチ乗継駅が存在する線路網を示す概略図である。図1では、第1の線路、および第2の線路の2つの線路を示している。駅A、Bは、第1の線路の駅であり、駅C、Dは、第2の線路の駅である。駅B、および駅Cは、第1の線路と第2の線路との乗り継ぎが行える2ラッチ乗継駅である。2ラッチ乗継駅では、利用者が一方の駅から出場し、その後、他方の駅に入場して線路を乗り継ぐ。一方の駅から出場するとき、および他方の駅に入場するときに、利用者に対して改札処理を行う。また、駅A、および駅Dは、他の線路に乗り継ぎできない駅(以下、一般駅と言う。)である。例えば、駅Aから駅Dに移動する利用者は、第1の線路で駅Aから駅Bに移動し、2ラッチ乗継駅である駅Bから出場する。その後、2ラッチ乗継駅である駅Cに入場し、第2の線路で駅Cから駅Dに移動する。また、利用者は、駅Aで、駅Dまで移動できるキップを購入することができる。駅Dから、駅Aに移動する利用者は、上記と逆の経路で移動する。
なお、第1の線路、および第2の線路には、駅A〜D以外の駅もあるが、ここでは図示を省略している。
この実施形態にかかる自動改札機は、2ラッチ乗継駅(図1に示す駅B、駅C)に設置し、駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う出場用の自動改札機である。
図2は、この自動改札機の主要部の構成を示すブロック図である。図3は、この自動改札機の内部構造を示す概略図である。この自動改札機1は、制御部2と、搬送部3と、読取部4と、発行部5と、扉開閉部6と、を備えている。
制御部2は、本体各部の動作を制御する。制御部2は、乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行可否を判定する処理等も実行する。
搬送部3は、投入口3aと、放出口3bとを結ぶ乗車券搬送路3cに沿って乗車券を搬送する。投入口3aは、改札通路の入口側(図中で示す左側)に設けられ、放出口3bは、改札通路の略中央に設けられている。上述したように、この自動改札機1は、出場用の自動改札機であるので、利用者にとっての改札通路の入口側は、駅構内側である。乗車券搬送路3cは、自動改札機1本体内部に形成されている。また、自動改札機1本体内部には、乗車券を回収する回収ボックス31が設けられている。乗車券搬送路3cは、分岐路を有し、この分岐路が回収ボックス31につながっている。図中に示す33は、乗車券の搬送先を、放出口3b、または回収ボックス31(分岐路)のどちらにするかを切り換えるフラッパ32を駆動するソレノイドである。
読取部4は、2つの光学センサ41、42を有している。2つの光学センサ41、42は、2次元バーコード(ここでは、QRコード)を読み取るセンサであり、乗車券搬送路3cを挟んで、対向する向きに取り付けている。したがって、乗車券搬送路3cに沿って搬送されている乗車券の表裏面の向きにかかわらず、光学センサ41、42のどちらか一方で、この乗車券に印刷されている2次元バーコードを読み取ることができる。
発行部5は、後述する乗継乗車券を発行する。発行部5は、自動改札機1本体内部に収納しているロール紙50を発行する乗車券のサイズにカットする。また、印字ヘッド51で乗車券情報を2次元バーコードで印字(印刷)し、発行口5aに放出する。発行口5aは、放出口3bよりも、改札通路の出口側に設けている。
扉開閉部6は、改札通路の出口側に設けた扉6aを開閉する。扉6aを開することにより、駅構内からの利用者の出場を許可し、扉6aを閉することにより、駅構内からの利用者の出場を禁止する。
次に、この自動改札機1の動作について説明する。図4は、この自動改札機の動作を示すフローチャートである。ここでは、駅Aから駅Dに移動する利用者を例にして説明する。すなわち、この実施形態にかかる自動改札機1は、駅Bに設置している出場用の自動改札機である。また、ここでは、駅Aから駅Dに移動する利用者の乗車券は、キップである。第1の線路の駅Aから、第2の線路の駅Dに移動する利用者は、上述したように、図1に示す第1の線路で駅Aから駅Bに移動し、2ラッチ乗継駅である駅Bから出場する。その後、2ラッチ乗継駅である駅Cに入場し、第2の線路で駅Cから駅Dに移動する。
利用者は、駅Aに入場する前に、券売機で乗車券(キップ)を購入する。利用者が購入するキップは、図5に示すように、発行駅、金額、発行日時、発行番号(ID)等の乗車券情報が文字で印刷されているとともに、これらの乗車券情報を示す2次元バーコード(例えば、QRコード)で印刷している。
利用者は、購入したキップで、駅Aに設置されている入場用の自動改札機の改札通路を通って、駅Aに入場する。駅Aに設置されている入場用の自動改札機は、改札通路の入口側(駅構内の反対側)に配置した読取位置に翳されたキップに印刷されている2次元バーコードを読み取る構成であり、図2に示した搬送部3にかかる構成を備えていない。また、この入場用の自動改札機は、上述した発行部5にかかる構成も備えていない。利用者は、駅Aに入場するときに、改札通路の入口側に配置されている読取位置にキップに印刷されている2次元バーコードを翳す。駅Aに設置されている入場用の自動改札機は、この2次元バーコードを読み取り、得られた乗車券情報に基づいて、当該利用者に対する改札通路の通行可否(駅Aへの入場可否)を判定する。駅Aへの入場が許可された利用者は、第1の線路を利用して、駅Aから2ラッチ乗継駅である駅Bに移動する。
なお、駅Aに入場した利用者は、キップを所持している。また、各駅に設置されている入場用の自動改札機は、上述した駅Aに設置されている入場用の自動改札機と同じ構成である。
駅Bに到着した利用者は、2ラッチ乗継駅である駅Bから出場し、その後、2ラッチ乗継駅である駅Cに入場する。駅Bには、この実施形態にかかる自動改札機1が、出場用の自動改札機として設置されている。図4を参照しながら、この実施形態にかかる自動改札機1の動作を説明する。
自動改札機1は、投入口3aにキップが投入されるのを待っている(s1)。第2の線路を利用して駅Dに移動する利用者は、所持しているキップを投入口3aに投入する。
自動改札機1は、搬送部3が投入口3aに投入されたキップを光学センサ41の読取位置に搬送する(s2)。自動改札機1は、光学センサ41で乗車券に印刷されている2次元バーコードの読取が行えなければ(s3)、この乗車券を光学センサ42の読取位置に搬送する(s4)。自動改札機1は、s2〜s4にかかる処理を行うことで、投入口3aに投入されたキップの表裏面(2次元バーコードが印刷されている面)の向きに関係なく、このキップに印刷されている2次元バーコードを読み取ることができる。
自動改札機1は、乗車券から読み取った2次元バーコードから得られた乗車券情報に基づいて、当該利用者に対する改札通路の通行可否(駅Bからの出場可否)を判定する(s5)。自動改札機1は、駅Bからの出場を許可しないと判定すると、扉開閉部6が扉6aを閉するとともに(s6)、今回投入口3aに投入されたキップを放出口3bに放出する(s7)。
なお、駅Bからの出場が許可されなかった利用者は、放出口3bに放出された乗車券を持って、駅構内に設置されている精算機(不図示)で精算処理を行えばよい。
自動改札機1は、s5で駅Bからの出場を許可すると判定すると、今回投入口3aに投入されたキップを回収ボックス31に搬送し、回収する(s8)。キップの搬送先(放出口3b、または回収ボックス31)の切り換えは、ソレノイド33によるフラッパ32の駆動制御で行う。
また、自動改札機1は、発行部5において乗継乗車券(乗継キップ)を発行する(s9)。制御部2は、今回s8で回収したキップの乗車券情報、および今回の乗継にかかる乗継情報(駅Bでの出場にかかる情報)を含む乗車券情報を生成する。発行部5は、制御部2が生成した乗車券情報を示す2次元バーコードを、本体内部に収納しているロール紙50に印刷する。また、この乗車券情報の一部を文字で印刷する。発行部5は、今回乗車券情報を印刷した部分をカットし、乗継キップとして発行する。自動改札機1は、乗継キップを発行口5aに放出する。また、自動改札機1は、扉6aを開し(s10)、利用者が駅構内から出場するのを許可する。
図6は、s9で発行する乗継キップを示す図である。図6に示すように、乗継キップには、今回s8で回収した乗車券にかかる、発行駅、金額、発行日時、発行番号(ID)等の乗車券情報に加えて、駅Bでの出場にかかる乗継情報についても券面に文字で印刷している。また、券面には、これらの情報(乗車券情報)を示す2次元バーコードも印刷されている。
駅Bからの出場が許可された利用者は、発行口5aに放出された乗継キップを受け取って、第2の線路に乗り換えるために、2ラッチ乗継駅である駅Cに移動する。この利用者は、上述した駅Aで入場したときと同様に、この駅Cに設置されている入場用の自動改札機の改札通路の入口側に位置する読取位置に、乗継キップに印刷されている2次元バーコードを翳し、駅Cに入場する。駅Cに設置されている入場用の自動改札機も、上述した駅Aに設置されている入場用の自動改札機と同様に、読み取った2次元バーコードが示す乗車券情報を用いて、改札通路における利用者の通行可否を判断する。改札通路の通行が許可され、駅Cに入場した利用者は、第2の線路を利用して、駅Dに移動する。
このように、2ラッチ乗継駅の一方の駅(上記の例では、駅B)に設置されている出場用の自動改札機1が、利用者が所持しているキップを回収し、乗継情報を追加した乗継キップを発行するので、2ラッチ乗継駅の他方の駅(上記の例では、駅C)に設置されている入場用自動改札機に、利用者の乗り継ぎを適正に処理させることができる。また、2ラッチ乗継駅の一方の駅と、他方の駅との間で、線路を乗り継ぐ利用者が所持するキップの情報(乗車券情報)の受け渡し(通信)や、管理にかかる処理を行う必要がない。このため、システムにかかる構成が複雑化するのを抑えられるので、システムの構築にかかるコストが十分に抑制できる。
また、上記の例では、利用者がキップを投入口3aに投入するとしたが、入場用の自動改札機と同様に利用者がキップに印刷されている2次元バーコードを読取位置に翳す構成としてもよい。この場合には、搬送部3を不要にできるとともに、2つの光学センサ41、42を1つにでき、自動改札機1本体のコストダウンが図れる。また、2ラッチ乗継駅で、出場が許可された利用者が所持していたキップについては、利用者に投入してもらう回収箱を改札通路の出口付近等に設置しておけばよい。
次に、この発明の別の実施形態にかかる自動改札機1について説明する。この例にかかる自動改札機1は、利用者が投入口3aに投入したキップを回収するのではなく、このキップを乗継キップとして発行する。
この例にかかる自動改札機1も、主要部は図2に示す構成であるが、内部の構造が異なる。図7は、この例にかかる自動改札機の内部構造を示す概略図である。図7では、図3と同じ構成については、同じ符合を付している。
図7に示すように、この自動改札機1は、ロール紙50を本体内部に収納しておらず、発行口5aも設けていない。また、発行部5は、2つの印字ヘッド51、52を有し、この2つの印字ヘッド51、52を、乗車券搬送路3cを挟んで対向する向きに取り付けている。したがって、乗車券搬送路3cに沿って搬送されている乗車券の表裏面の向きにかかわらず、この乗車券の特定の面に対して2次元バーコード等の印刷が行える。
なお、図7に示し、ここで説明していない構成については、上述した例の自動改札機1と同様である。
図8は、この自動改札機の動作を示すフローチャートである。図8では、上述した例の自動改札機と同様の処理については、同じステップ番号を付している。この実施形態の自動改札機1も、上述した例の自動改札機と同様にs1〜s5の処理を行い、利用者の出場を許可しないと判定すると、s6、およびs7にかかる処理を行う。
この自動改札機1は、s5で利用者の出場を許可すると判定すると、今回投入口3aに投入されたキップに対して乗継乗車券情報を印刷する印字ヘッド51、52を選択する(s21)。s21では、今回投入口3aに投入されたキップから乗車券情報(2次元バーコード)を読み取った面を判断し、その反対面に対して印刷が行える印字ヘッド51(、または52)を選択する。
自動改札機1は、搬送部3において、乗車券を搬送しながら、s21で選択した印字ヘッドで、今回の乗継にかかる乗継情報(駅Bでの出場にかかる情報)を含む乗車券情報を2次元バーコードで印刷し(s22)、これを乗継キップとして放出口3bに放出する(s23)。また、自動改札機1は、s10で扉6aを開し、利用者の出場を許可する。
図9は、s22で、投入されたキップの裏面に印刷される乗車券情報を示す図である。このキップの表面には、上述した図5に示す、乗車券情報にかかる印刷がなされている。s22では、このキップの発行駅等を示す文字を裏面に印刷しないが、これらは、このキップの表面に印刷されているので、特に問題は生じない。
駅Bからの出場が許可された利用者は、上記した例の場合と同様に、放出口3bに放出された乗継キップ(実際には、今回投入したキップであって、裏面に、今回の乗継にかかる乗継情報を含む乗車券情報が印刷されたキップ)を受け取って、第2の線路に乗り換えるために、2ラッチ乗継駅である駅Cに移動する。この利用者は、上述した駅Aで入場したときと同様に、この駅Cに設置されている入場用の自動改札機の改札通路の入口側に位置する読取位置に、乗継キップに印刷されている2次元バーコード(今回の乗継にかかる乗継情報を含む乗車券情報の2次元バーコード)を翳し、駅Cに入場する。
上述したように、駅Cに設置されている入場用の自動改札機も、上述した駅Aに設置されている入場用の自動改札機と同様に、読み取った2次元バーコードが示す乗車券情報を用いて、改札通路における利用者の通行可否を判断する。改札通路の通行が許可され、駅Cに入場した利用者は、第2の線路を利用して、駅Dに移動する。
このように、この自動改札機1も、上記の例と同様に、2ラッチ乗継駅の他方の駅(上記の例では、駅C)に設置されている入場用自動改札機に、利用者の乗り継ぎを適正に処理させることができる。また、2ラッチ乗継駅の一方の駅と、他方の駅との間で、線路を乗り継ぐ利用者が所持するキップの情報(乗車券情報)の受け渡し(通信)や、管理にかかる処理を行う必要がないので、システムにかかる構成が複雑化するのを抑えられる。
また、上記の例では、キップの裏面に乗継情報を含む乗車券情報を印刷するとしたが、例えば、図10に示すように、一方の面に、上下に並べて印刷する構成としてもよい。図10(A)は、券売機で発行されたキップを示しており、図10(B)は、自動改札機1が乗継情報を含む乗車券情報を印刷した乗継キップを示している。
また、乗車券搬送路3cに搬送しているキップの表裏面を反転させるための経路を備えた構成にすれば、上記の例において、2つ設けた光学センサ41、42や、印字ヘッド51、52を1つにできる。
1…自動改札機
2…制御部
3…搬送部
3a…投入口
3b…放出口
3c…乗車券搬送路
4…読取部
5…発行部
5a…発行口
6…扉開閉部
6a…扉
41、42…光学センサ
50…ロール紙
51、52…印字ヘッド

Claims (4)

  1. 利用者が、一方の駅の改札通路を通って、この一方の駅の駅構内から一旦出場し、その後、他方の駅の改札通路を通って、この他方の駅の駅構内に入場して線路を乗り継ぐ2ラッチ乗継駅の前記一方の駅に設置され、この一方の駅の改札通路を通って駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う自動改札機において、
    乗車券の券面に二次元バーコードで印刷されている乗車券情報を光学的に読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った乗車券情報を用いて、駅構内からの利用者の出場を許可するかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可すると判定した場合に、今回の乗り継ぎにかかる乗継情報を含む乗車券情報を二次元バーコードで券面に印刷した乗継乗車券を発行する乗継乗車券発行手段と、を備えた自動改札機。
  2. 投入口に投入された乗車券を、前記読取手段における乗車券情報の読取位置に搬送する搬送手段と、
    前記判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可しないと判定した場合に、前記乗継乗車券発行手段による乗継乗車券の発行を禁止するとともに、前記搬送手段に対して、前記投入口に今回投入され、前記読取位置に搬送した乗車券の放出を指示する制御手段と、を備えた請求項1に記載の自動改札機。
  3. 前記判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可すると判定した場合に、前記投入口に今回投入され、前記読取位置に搬送した乗車券を回収する回収手段を備えた請求項2に記載の自動改札機。
  4. 前記乗継乗車券発行手段は、前記判定手段が駅構内からの利用者の出場を許可すると判定した場合に、前記投入口に今回投入され、前記読取位置に搬送した乗車券に、乗継情報を含む乗車券情報を二次元バーコードで印刷し、これを乗継乗車券として発行する、請求項2に記載の自動改札機。
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