JP2012122698A - コンロ用天板 - Google Patents

コンロ用天板 Download PDF

Info

Publication number
JP2012122698A
JP2012122698A JP2010275358A JP2010275358A JP2012122698A JP 2012122698 A JP2012122698 A JP 2012122698A JP 2010275358 A JP2010275358 A JP 2010275358A JP 2010275358 A JP2010275358 A JP 2010275358A JP 2012122698 A JP2012122698 A JP 2012122698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heat sink
top plate
stove
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010275358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5419855B2 (ja
Inventor
Hiroya Inayama
浩哉 稲山
Yuto Mizukami
裕人 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2010275358A priority Critical patent/JP5419855B2/ja
Publication of JP2012122698A publication Critical patent/JP2012122698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5419855B2 publication Critical patent/JP5419855B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

【課題】加熱調理時の放熱板の熱膨張による伸びを許容しつつ常時は放熱板のガラス板に対する面方向への移動を規制することが可能なコンロ用天板を提供する。
【解決手段】本コンロ用天板2は、熱源用開口22を設けたガラス板21と、取付孔31を有する金属製の放熱板3とを備え、熱源用開口33の周縁上面に配設するバーナリング5の垂下部52を熱源用開口22及び取付孔31に挿通し、この垂下部52に放熱板3の下面に配設するリング下6を取り付けて、ガラス板21の下面に放熱板3が保持される。ガラス板21の下面には開口部41を有する裏板4が配設され、この裏板4の開口部41の内側に放熱板3が全周に間隙(c)を存するように配置される。放熱板3の外周部と裏板4の開口部41とには放熱板3の熱膨張による伸びの逃げ代(a)(b)を有し放熱板3の面方向の動きを規制する係合部7となる切欠部71と爪部72とが設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、トッププレートとなるガラス板の下面に金属性の放熱板を備えたコンロ用天板に関する。
従来、ガスコンロ等のコンロ用天板として、加熱調理時のトッププレートの熱を放出させる金属製の放熱板をトッププレートの下面に設けたものがある(特許文献1)。このコンロ用天板は、加熱源のガスバーナを露出させるため、トッププレートには熱源用開口が設けられ、放熱板には熱源用開口と対応して取付孔が設けられている。そして、トッププレートの熱源用開口の周縁上面に配設するバーナリングの垂下部を熱源用開口及び取付孔に挿通し、この垂下部に放熱板の下面に配設するリング下をビス止めして、バーナリングとリング下とでトッププレートと放熱板とを挟み付けて保持させている。
特開2010−48505号公報
前記コンロ用天板において、バーナリングのリング孔内にガスバーナを挿通配置する際にコンロ本体でのガスバーナの取り付け位置との相関性を確保するため、バーナリングは、垂下部がトッププレートの熱源用開口及び放熱板の取付孔の各周縁との間に間隔を設けてこの間隔の範囲で天板上を動くように取り付けられている。また、放熱板の外周部は、加熱調理時における熱膨張による伸びを考慮して固定していないので、放熱板もトッププレートに対して面方向に移動可能になっていた。
ところで、前記トッププレートにはガラス板を採用するものがある。このガラス板を用いた場合、ガスコンロの輸送時や現場での設置時等にコンロ用天板に衝撃が加わった際に、放熱板が動いてその取付孔の周縁によりバーナリングの垂下部が押し付けられると、この押し付け位置と反対側でバーナリングの垂下部がガラス板(トッププレート)の熱源用開口の周縁に強く接触し、ガラス板にひび割れを生じさせることがあった。仮に、放熱板の動きを規制するために放熱板の外周に裏板を配設しようとしても、上述のとおり加熱調理時における放熱板の熱膨張による伸びを許容する必要があり、裏板を放熱板との間の隙間を詰めるように配設することができない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、加熱調理時の放熱板の熱膨張による伸びを許容しつつ、常時は放熱板のガラス板に対する面方向への移動を規制することが可能なコンロ用天板を提供することを課題とする。
本発明に係るコンロ用天板は、
加熱源を備えたコンロ本体の上方を覆うように配設されるコンロ用天板であって、
加熱源を露出させる熱源用開口を設けたトッププレートとなるガラス板と、熱源用開口と対応する取付孔を有しガラス板の下面に配設した金属製の放熱板とを備え、熱源用開口の周縁上面に配設するバーナリングの垂下部を熱源用開口及び取付孔に挿通し、この垂下部に放熱板の下面に配設するリング下を取り付けて、ガラス板の下面に放熱板が保持されており、
開口部を有する裏板がガラス板の下面に配設され、
裏板の開口部の内側に放熱板が全周に間隙を存するように配置され、
前記放熱板の外周部と前記裏板の開口部とには、放熱板の熱膨張による伸びの逃げ代を有し放熱板の面方向の動きを規制する係合部となる切欠部と爪部とが設けられているものである。
前記構成より、加熱調理器の輸送時や現場での設置時等にコンロ用天板に衝撃が加わっても、放熱板と裏板との間に設ける係合部によって放熱板の面方向への移動を阻止することができる。従って、放熱板の取付孔がバーナリングの垂下部と接触してバーナリングを押し付けることが防止され、その結果、バーナリングの垂下部がガラス板の熱源用開口に接触してガラス板を破損させることが防止される。また、放熱板の外周部と裏板の開口部には、全周に間隙が設けられ、係合部には放熱板の熱膨張による伸びの逃げ代が設けられているので、加熱調理時に放熱板がガラス板の熱を放出する際に熱膨張しても放熱板の伸びが裏板によって阻止されず許容され、放熱板が熱膨張時に裏板に押し付けられて変形することが防止される。
前記爪部は、前記切欠部よりも小さく形成されて切欠部に係合され、この爪部と切欠部との間に放熱板の熱膨張による伸びの逃げ代となるすき間が設けられているのが望ましい。
これにより、常時は切欠部と爪部とが係合されているので、放熱板が面方向へ動かないようになっている。そして、加熱調理時に放熱板が熱膨張すると、放熱板の伸びに伴って切欠部と爪部とは、逃げ代となるすき間側で接近し係合側で離間される。従って、放熱板は、常時は面方向への動きが規制され、加熱調理時は放熱板の熱膨張による伸びが許容されるようにすることができる。
前記放熱板は、矩形状に形成され、
前記切欠部と前記爪部とで構成される係合部は、放熱板の少なくとも隣接2辺に各々設けられているのが望ましい。
これにより、矩形状の放熱板において、常時は縦横の面方向への動きを規制することができ、加熱調理時は放熱板の熱膨張による縦横の面方向への伸びを許容することができる。
前記切欠部は放熱板側に設けられ、前記爪部は裏板側に設けられ、
前記切欠部と前記爪部とで構成される係合部は、放熱板の1辺に少なくとも2箇所に設けられ、
前記切欠部と前記爪部とは、幅方向において放熱板の角部に近い側が係合され、当該角部から遠い側に逃げ代となるすき間が設けられているのが望ましい。
矩形状の放熱板は、熱膨張により四隅の角部側へ向かって伸びが集中するので、加熱調理時に放熱板が熱膨張すると、放熱板の伸びに伴って放熱板側の切欠部は、裏板の爪部に対して、放熱板の角部から遠い側の逃げ代となるすき間側が接近し、当該角部に近い側の係合側が離間される。従って、矩形状の放熱板の1辺に係合部を少なくとも2箇所に設けることにより、矩形状の放熱板は、常時は面方向への動きが規制され、加熱調理時は放熱板の熱膨張による伸びが許容されるようにすることができる。
前記爪部は、下向きに折曲げ形成されているのが望ましい。
これにより、ガラス板下面への放熱板の取り付けの際に、爪部への切欠部の乗り上げや潜り込みを防止することができ、切欠部と爪部とを確実にそれぞれの端部で突き合わせて配置することができる。
前記放熱板の取付孔の孔径は、前記ガラス板の熱源用開口の孔径よりも小径に形成されているのが望ましい。
これにより、ガラス板の熱源用開口と放熱板の取付孔とが組付け等の都合上、同心に位置されず多少の位置ずれが生じても、熱源用開口及び取付孔に挿通されるバーナリングの垂下部がガラス板の熱源用開口に接触することを抑制することができる。
以上のように、本発明に係るコンロ用天板によれば、ガラス板の下面に裏板を配設しても加熱調理時の放熱板の熱膨張による伸びを許容することができ、しかも、常時はガラス板に対する放熱板の面方向への移動を規制することができる。従って、コンロ用天板に衝撃が加わっても放熱板のガラス板に対する面方向への動きが阻止される。よって、放熱板が動いてその取付孔の周縁によりバーナリングの垂下部を押し付け、この押し付け位置と反対側でバーナリングの垂下部がガラス板の熱源用開口の周縁に強く接触することもない。その結果、バーナリングの垂下部とガラス板の熱源用開口との接触によるガラス板の破損を防止することができる。
ガスコンロの外観構成を示す斜視図である。 実施形態によるコンロ用天板の裏側を示す平面図である。 実施形態によるコンロ用天板の裏側から係合部周辺を示す拡大図である。 ガラス板と放熱板の組付け構造を示す拡大断面図である。 バーナリングの垂下部の構造を示す斜視図である。 係合部を構成する爪部の折り曲げ状態を示す拡大断面図である。 係合部の他の例として、放熱板側に爪部を設け、裏板側に切欠部を設けた例を示す拡大図である。
以下に、実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示す加熱調理器としてのガスコンロ1は、3つ(複数)のガスバーナ11を設けたコンロ本体10がカウンタトップ13に開口14に落とし込まれるように設置されるビルトインタイプと称されるものである。コンロ本体10の上方には、コンロ本体10の上方開放部を覆うように矩形状のコンロ用天板2が配設され、このコンロ用天板2の上面にガスバーナ11が露出される。なお、図1中、12はコンロ用天板2上の各ガスバーナ11の位置に配置される五徳である。
図2に示すように、コンロ用天板2は、トッププレートとなるガラス板21と、ガラス板21の下面に配設する放熱板3及び裏板4とを備える。ガラス板21には、円形状の熱源用開口22が貫通形成されている。各熱源用開口22は、コンロ本体10の各ガスバーナ11に対応して前側に2つ、後ろ側に1つ設けられている。
放熱板3は、アルミ板からなり、ガラス板21の外周縁よりも内側で、且つ、全ガスバーナ11の熱源用開口22を覆う程度の広い領域内に収まる大きさを有する矩形状をなしている。放熱板3には、ガラス板21の各熱源用開口22と対応して配置された3つの取付孔31が貫通形成されている。各取付孔31は、熱源用開口22の内径よりも僅かに小径の略円形状に形成されている。この取付孔31と熱源用開口22とを貫通して、ガスバーナ11がコンロ用天板2の上面に露出される。すなわち、放熱板3は、3つのガスバーナ11の全てを包含する大きさの一枚板で形成されている。そして、放熱板3は、熱源用開口22の周縁に配設するバーナリング5と、このバーナリング5の下部に取り付けるリング下6とにより、ガラス板21の下面にほぼ密着した状態で保持されている。従って、加熱調理時にガスバーナ11により加熱されたガラス板21の熱を一枚板の放熱板3によって良好に放熱させることができる。
図4、図5を参照して、バーナリング5は、金属製であり、全体として円板状をなし、ガスバーナ11と同心の略円形のリング孔51を有する。バーナリング5は、その外周縁がガラス板21の上面に耐熱性材料からなるシールリングS1を介して配設され、熱源用開口22とガスバーナ11との隙間を覆い隠すように配置される。また、バーナリング5には、熱源用開口22の内周及び取付孔31の内周に沿って下方へ配置される垂下部52が形成されている。この垂下部52は、バーナリング5の熱を放出させるものである。垂下部52は、熱源用開口22の内周及び取付孔31の内周と一定間隔が設けられる位置で、リング孔51の周方向に間隔を空けて複数個所に形成されている。垂下部52の下部の所定位置にはリング下6によるバーナリング5の取り付け用のネジ孔53が設けられている。
リング下6は、金属製であり、略円形の開口61を有する板状をなし、放熱板3の下面に耐熱性材料からなるシールリングS2を介して配設される。リング下6には、バーナリング5の垂下部52に設けたネジ孔53と対応してビス孔を設けた取付片62が形成されている。リング下6は、下方からビス孔を通してバーナリング5のネジ孔53にビス63を締め付けて取り付けられる。これにより、ガラス板21と放熱板3とは、バーナリング5とリング下6との上下からの挟み付けにより上下に重ね合わされた状態に保持される。
このように、バーナリング5は、垂下部52がガラス板21の熱源用開口22及び放熱板3の取付孔31の各周縁との間に一定間隔を有し、この間隔の範囲でコンロ用天板2上を動くように取り付けられている。これにより、バーナリング5のリング孔51内にガスバーナ11を挿通配置する際にコンロ本体10でのガスバーナ11の取り付け位置との相関性が確保される。なお、バーナリング5の垂下部52には、このバーナリング5の鋳造による製造時に取り出し用の押出ピンの受け部やネジ孔53の受け部を設けるために外方へ突出したボス部54が形成されている。また、放熱板3の取付孔31には、複数個所に径方向内方へ突出する突片32が形成されている(図3参照)。従って、バーナリング5が周方向に回転するとボス部54が突片32に係止され、バーナリング5が回り止めされるようになっている。
図2、図3を参照して、裏板4は、金属製であり、ガラス板21の外径とほぼ同径に形成され、外周縁に沿ってコーキング材Kによりガラス板21の下面に接着されている。裏板4は、放熱板3が全周に所定の間隙(c)を存するように内側に配置される矩形状の開口部41を有する。なお、裏板4の開口部41と放熱板3の外周との間の間隙(c)は、放熱板3の熱膨張による伸びを考慮して設けられる。
そして、放熱板3の外周部と裏板4の開口部41との間に、放熱板3の熱膨張による伸びの逃げ代を有し放熱板3の面方向の動きを規制する係合部7が形成されている。係合部7は、放熱板3の外周部に切り欠いて形成される矩形状の切欠部71と、裏板4の開口部41に突出して形成される矩形状の爪部72とにより構成される。係合部7は、矩形状の放熱板3の4辺に対し、それぞれ2箇所ずつ設けられている。
そして、爪部72は、切欠部71よりも小さい矩形状に形成されて一端部が切欠部71と嵌め合い公差を有して係合(d)され、他の領域には逃げ代となるすき間(a)(b)が設けられている。具体的には、図3に示すように、切欠部71と爪部72とは、幅方向(放熱板3の辺と平行方向)において最も近くの放熱板3の角部33aと近い側が嵌め合い公差を有して係合(d)され、当該角部33aから遠い側に逃げ代となるすき間(a)が設けられている。すなわち、放熱板3側に切欠部71を設け、裏板4側に爪部72を設ける係合部7の構成では、幅方向(放熱板3の辺と平行方向)において放熱板3が熱膨張により伸びる前側が係合され、後側に逃げ代となるすき間(a)が設けられる(図3中、熱膨張による放熱板3の「伸び」を示す矢印とともに参照)。また、切欠部71の奥部と爪部72の先端部との間にも逃げ代となるすき間(b)が設けられている。
以上の構成より、矩形状の放熱板3は、熱膨張により四隅の角部33a側へ向かって伸びが集中するので、加熱調理時に放熱板3が熱膨張すると、放熱板3の伸びに伴って放熱板3側の切欠部71は、裏板4の爪部72に対して、放熱板3の角部33aから遠い側の逃げ代となるすき間(a)側が接近し、放熱板3の角部33aに近い側の係合(d)側が離間される。従って、矩形状の放熱板3の4辺に各々係合部7を設け、また1辺当りに係合部7を少なくとも2箇所に設けることにより、矩形状の放熱板3は、常時は縦横の面方向への動きが規制され、加熱調理時は逃げ代となるすき間(a)(b)により放熱板3の熱膨張による伸びが許容されるようにすることができる。
このように、本実施形態によるコンロ用天板2によれば、ガラス板21の下面に裏板4を配設しても加熱調理時の放熱板3の熱膨張による伸びを許容することができ、しかも、常時はガラス板21に対する放熱板3の面方向への移動を規制することができる。これにより、コンロ用天板2に衝撃が加わっても放熱板3のガラス板21に対する面方向への動きが阻止される。従って、放熱板3が動いてその取付孔31の周縁によりバーナリング5の垂下部52(例えば、ボス部54)を押し付け、この押し付け位置と反対側(対向する側)でバーナリング5の垂下部52(例えば、前記ボス部54と対向するボス部54)がガラス板21の熱源用開口22の周縁に強く接触することもない。その結果、バーナリング5の垂下部52とガラス板21の熱源用開口22との接触によるガラス板21の破損(熱源用開口22からのひび割れ等)を防止することができる。
また、図6に示すように、係合部7を構成する爪部72は、その先端部が下方に向けて曲げられている。これにより、ガラス板21下面への放熱板3の取り付けの際に、爪部72への切欠部71の乗り上げや潜り込みを防止することができ、切欠部71と爪部72とを確実にそれぞれの端部で突き合わせて配置することができる。
放熱板3の取付孔31の孔径は、ガラス板21の熱源用開口22の孔径よりも小径に形成されている(図3、図4を参照)。これにより、ガラス板21の熱源用開口22と放熱板3の取付孔31とが組付け等の都合上、同心に位置されず多少の位置ずれが生じても、熱源用開口22及び取付孔31に挿通されるバーナリング5の垂下部52(特にボス部54)がガラス板21の熱源用開口22に接触することをできるだけ防止することができる。
なお、本発明は、前記実施形態のみに限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
図7に示すように、例えば、係合部7は、放熱板3の外周部に形成される爪部72と、裏板4の開口部41に形成され切欠部71とにより構成してもよい。この場合、切欠部71と爪部72とは、図3に示す場合と異なり、幅方向(放熱板3の辺と平行方向)において放熱板3が熱膨張により伸びる後側が係合(d)され、前側に逃げ代となるすき間(a)が設けられる。すなわち、放熱板3の外形及び裏板4の開口部41が矩形状に形成され、係合部7が1辺に少なくとも2箇所形成される場合は、切欠部71と爪部72とは、幅方向(放熱板3の辺と平行方向)において最も近くの放熱板3の角部33aに遠い側が嵌め合い公差を有して係合(d)され、当該角部33aから近い側に逃げ代となるすき間(a)が設けられている。
また、係合部7は、矩形状の放熱板3の1辺当りに少なくとも1箇以上設けるようにしてもよいし、また、矩形状の放熱板3の少なくとも隣接2辺にのみ係合部7を設けるようにしてもよい。
また、放熱板3の取付孔31の孔径は、ガラス板21の熱源用開口22の孔径と同径に形成されてもよい。
さらに、本コンロ用天板2が搭載される加熱調理器は、加熱源をガスバーナ11とするガスコンロ1に限らず、電気ヒータやその他の加熱源を用いた加熱調理器にも適用することができる。
1 ガスコンロ(加熱調理器)
2 コンロ用天板
3 放熱板
4 裏板
5 バーナリング
6 リング下
7 係合部
10 コンロ本体
11 ガスバーナ(加熱源)
21 ガラス板(トッププレート)
22 熱源用開口
31 取付孔
33a 角部
41 開口部
52 垂下部
54 ボス部
71 切欠部
72 爪部
a すき間(逃げ代)
b すき間(逃げ代)
c 間隙
d 係合

Claims (6)

  1. 加熱源を備えたコンロ本体の上方を覆うように配設されるコンロ用天板であって、
    加熱源を露出させる熱源用開口を設けたトッププレートとなるガラス板と、熱源用開口と対応する取付孔を有しガラス板の下面に配設した金属製の放熱板とを備え、熱源用開口の周縁上面に配設するバーナリングの垂下部を熱源用開口及び取付孔に挿通し、この垂下部に放熱板の下面に配設するリング下を取り付けて、ガラス板の下面に放熱板が保持されており、
    開口部を有する裏板がガラス板の下面に配設され、この裏板の開口部の内側に前記放熱板が全周に間隙を存するように配置され、
    前記放熱板の外周部と前記裏板の開口部とには、放熱板の熱膨張による伸びの逃げ代を有し放熱板の面方向の動きを規制する係合部となる切欠部と爪部とが設けられているコンロ用天板。
  2. 請求項1に記載のコンロ用天板において、
    前記爪部は、前記切欠部よりも小さく形成されて切欠部に係合され、この爪部と切欠部との間に放熱板の熱膨張による伸びの逃げ代となるすき間が設けられているコンロ用天板。
  3. 請求項1又は2に記載のコンロ用天板において、
    前記放熱板は、矩形状に形成され、
    前記切欠部と前記爪部とで構成される係合部は、放熱板の少なくとも隣接2辺に各々設けられているコンロ用天板。
  4. 請求項3に記載のコンロ用天板において、
    前記切欠部は放熱板側に設けられ、前記爪部は裏板側に設けられ、
    前記切欠部と前記爪部とで構成される係合部は、放熱板の1辺に少なくとも2箇所に設けられ、
    前記切欠部と前記爪部とは、幅方向において放熱板の角部に近い側が係合され、当該角部から遠い側に逃げ代となるすき間が設けられているコンロ用天板。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンロ用天板において、
    前記爪部は、下向きに折曲げ形成されているコンロ用天板。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンロ用天板において、
    前記放熱板の取付孔の孔径は、前記ガラス板の熱源用開口の孔径よりも小径に形成されているコンロ用天板。
JP2010275358A 2010-12-10 2010-12-10 コンロ用天板 Active JP5419855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275358A JP5419855B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 コンロ用天板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275358A JP5419855B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 コンロ用天板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012122698A true JP2012122698A (ja) 2012-06-28
JP5419855B2 JP5419855B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=46504314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010275358A Active JP5419855B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 コンロ用天板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5419855B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139394A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Paloma Ind Ltd ガラストップコンロ
JP2008043767A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Oranier Heiz & Kochtechnik Gmbh 食品のロースティング、グリリングおよび/またはクッキングを行うグリル器具
JP2009074729A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Rinnai Corp ガスコンロ
JP2010048505A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Rinnai Corp 加熱調理器
JP2010230192A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Rinnai Corp ガスコンロ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139394A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Paloma Ind Ltd ガラストップコンロ
JP2008043767A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Oranier Heiz & Kochtechnik Gmbh 食品のロースティング、グリリングおよび/またはクッキングを行うグリル器具
JP2009074729A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Rinnai Corp ガスコンロ
JP2010048505A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Rinnai Corp 加熱調理器
JP2010230192A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Rinnai Corp ガスコンロ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5419855B2 (ja) 2014-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6076095B2 (ja) 加熱調理器用天板、及び加熱調理器
JP2008249178A (ja) ガスコンロ
JP4930192B2 (ja) 組み込み式加熱調理器
JP5419855B2 (ja) コンロ用天板
JP4963303B2 (ja) 加熱調理器
JP2015203532A (ja) ガスコンロ
JP5425125B2 (ja) 加熱調理器
JP7178186B2 (ja) ガスコンロ
JP2012032097A (ja) こんろ
JP6410665B2 (ja) 加熱調理器
JP4550019B2 (ja) ガスコンロ
JP6534898B2 (ja) グリル
JP2021103051A (ja) 加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセット
CN213901151U (zh) 灶具
JP3891264B2 (ja) ガスコンロ
JP4065256B2 (ja) コンロ用天板
CN210425144U (zh) 电磁炉
JP5587360B2 (ja) テーブルコンロ
JP6615693B2 (ja) 暖房機器
JP5265628B2 (ja) こんろ
JP7111335B2 (ja) ガスコンロ
JP2017133745A (ja) ガスコンロ
JP5050894B2 (ja) 炊飯器
JP7048085B2 (ja) ビルトインコンロ
JP7222658B2 (ja) ガスこんろ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5419855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250