JP2012121969A - 離型用ポリエステル系樹脂フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性率が30℃で1000MPa以上、100℃で2200MPa以下、ヘーズが2.0%以下、ウェーブスキャン装置を用いて測定した波長0.1mm〜0.3mm領域の表面反射強度(Wa)が4.0以下であることを特徴とする離型用ポリエステル系樹脂フィルム。
【選択図】なし
Description
すなわち、本発明は、以下の構成からなる。
第一の発明は、弾性率が30℃で1000MPa以上、100℃で2200MPa以下、ヘーズが2.0%以下、ウェーブスキャン装置を用いて測定した波長0.1mm〜0.3mm領域の表面反射強度(Wa)が4.0以下であることを特徴とする離型用ポリエステル系樹脂フィルムである。
第二の発明は、前記フィルムを50枚を積層し、10MPaの圧力を24時間負荷した後、ウェーブスキャン装置を用いて測定した波長0.1mm〜0.3mm領域の表面反射強度(Wa)が4.0以下であることを特徴とする前記離型用ポリエステル系樹脂フィルムである。
第三の発明は、フィルム基材の少なくとも一方の面に粒子を含有する樹脂組成物層を有し、フィルム基材は実質的に粒子を含有せず、前記樹脂組成物層において粒子Aの含有量が0.1〜30質量%、粒子Bの含有量が0〜10質量%であり、粒子Aの平均粒径dAが0.01〜2μm、粒子Bの平均粒径dBが0.01〜0.2μmであり、粒子Aの平均粒径dA、粒子Bの平均粒径dB、樹脂組成物層の厚みtが以下の関係(1)および(2)を満足することを特徴とする前記離型用ポリエステル系樹脂フィルムである。
(1)dA>dB
(2)dA>t
第四の発明は、前記粒子Aの平均粒径dAが0.1〜1.2μmであり、粒度分布(dA75/dA25)が1.1〜1.5であることを特徴とする前記離型用ポリエステル系樹脂フィルムである。
第五の発明は、前記樹脂組成物層の厚さtが0.06μm以下であることを特徴とする前記離型用ポリエステル系樹脂フィルムである。
第六の発明は、該粒子Bの平均粒径dBが0.02〜0.15μmであり、該樹脂組成物層の厚みtとの比(dB/t)が0.1〜1.5であり、以下の関係(3)を満足することを特徴とする前記離型用ポリエステル系樹脂フィルムである。
(3)dA>t>dB
第七の発明は、前記離型用ポリエステル系樹脂フィルムの少なくとも一方の面に離型層を有することを特徴とする離型フィルムである。
第八の発明は、前記離型フィルムの離型層面に加飾層を有する転写フィルムである。
本発明の基材フィルムは、成型同時転写に必要な柔軟性(成型性)と加飾層の積層に適した剛性(形態安定性)を有している。係る特性は各温度でのフィルムの弾性率により規定することができる。すなわち、形態の安定性を示す30℃での弾性率は、小さいと離型層、装飾層を設ける工程で面内方向のひずみが生じ、平面性の確保が困難になる。そのため、30℃での弾性率は1000MPa以上とすることが望ましく、1500MPa以上とすることがより好ましく、2000MPa以上とすることがさらに好ましく、3000MPa以上とすることがよりさらに好ましい。一方、30℃での弾性率が大きいと離型層、装飾層を設ける工程におけるロールなどに沿いにくい場合がある。そのため、30℃での弾性率は8000MPa以下が好ましく、7000MPa以下がより好ましく、6000MPa以下がさらに好ましく、5000MPa以下がよりさらに好ましい。
本発明の離型用ポリエステル系樹脂フィルムは、面感に優れた鏡面状態を有する。このような面感はウェーブスキャン装置を用いて測定されるフィルム表面における反射強度により表すことができる。
フィルムの表面特性及び透明性を上記範囲に制御するには、フィルムを構成する粒子構成、特に、フィルム表面の樹脂組成物層に添加される粒子構成を所定の範囲に制御することが好ましい。そのため、本発明の離型用ポリエステル系樹脂フィルムは、基材の少なくとも一方の面に、特定の粒子を含有する樹脂組成物層を積層することが好ましい。樹脂組成物層に含まれる好適な粒子構成は以下の通りである。
(1)dA>dB
(2)dA>t
次に、離型加工について説明する。
本発明の離型フィルムは、上記の本発明のポリエステル系樹脂フィルムの少なくとも片面に離型層を形成してなるフィルムである。離型層としては金型との滑り性や空気抜けの点から、上記樹脂組成物層と反対面に設けることが好ましい。当該離型層は、シリコーン樹脂およびフッ素樹脂の中から選ばれた1種以上を主成分として含有することが好ましい。
離型フィルムの離型層に図柄層および接着層などの加飾層を積層して転写フィルムが構成されている。目的に応じ、加飾層として、ハードコート層や金属蒸着層も積層されている。さらに、これら離型層や転写層に、帯電防止剤や抗菌剤等の機能性剤を加え、機能が付与されている。特に、ミラーインキや金属蒸着層などの加飾層を用いることで、本発明のフィルムにより好適な鏡面性を付与することができる。
JIS K 7367−5「プラスチック―毛細管形粘度計を用いた希釈溶液の粘度の求め方―第5部:熱可塑性ポリエステル(TP)ホモポリマー及びコポリマー」に準拠して得た粘度数に対して、下記の測定条件で、溶液の質量濃度 c に対する粘度数の関係から質量濃度c=0としたときの値を固有粘度[η]とした。
溶媒 :フェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン=60/40(wt%)
管 :ウベローデ粘度管
温度 :30±0.1(℃)
JIS K 7121「プラスチックの転移温度測定方法」に準拠した示差走査熱量測定(DSC)のDSC曲線より得られる融解ピーク温度を融解温度(Tm)、中間点ガラス転移温度をガラス転移温度(Tg)とした。
JIS K 7198「プラスチックの非共振強制振動法による動的粘弾性の温度依存性に関する試験方法」に準拠して得られる温度依存曲線において、30℃と100℃の動的貯蔵弾性率を弾性率(E’)とした。
JIS C 2318「電気用ポリエチレンテレフタレートフィルム」の寸法変化に準拠して得られる150℃の寸法変化率を熱収縮率(SH)とした。
JIS L 1096「織物及び編物の生地試験方法」における剛軟度(B法)に準拠し、30℃もしくは100℃に設定した加熱炉内に設置したスタンド台を用いて、計測されるたわみ量(δ)と試料の長さ(L)、ならびに、予め求めた、単位幅1mmにおける単位長さあたりの試料の荷重(W)から計算した剛軟度を剛性(EI)とした。なお、試料は、縦方向(MD)と横方向(TD)の二方向の平均値を適用した。
JIS K 7105「プラスチックの光学特性試験方法」に準拠して、積分球式光線透過率測定装置により得られる全光線透過率と拡散透過率より曇価(ヘーズ)を求めた。
図1に示すように、台盤1の上にフィルム4をB面(平坦面)を上にして載せる。次いで、フィルム押え2をフィルム4の上から載せ、固定することによって張力を与えながらフィルム4を固定する。次いで、フィルム押え2の上に、フィルム5をA面(易滑面)を下にして載せる。次いでフィルム5の上にフィルム押え8を載せ、更にネジ3を用いてフィルム押え8,2および台盤1を固定する。次に、フィルム押え2に設けられた空洞2aと真空ポンプ6とを、フィルム押え2に設けられた細孔2cおよびパイプ7を介して接続する。そして、真空ポンプ6を駆動すると、フィルム5には、空洞2aに吸い付けられることによって張力が加わる。また、同時にフィルム4とフィルム5の重なり合った面もフィルム押え2に円周状に設けられた細孔2dを介して減圧され、フィルム4とフィルム5はその重なり合った面において、外周部から密着し始める。密着する様子は、重なり合った面の上部から干渉縞を観察することによって容易に知ることができる。そして、フィルム4とフィルム5の重合面の外周部に干渉縞が生じてから重なり合った面の前面に干渉縞が拡がり、その動きが止まるまでの時間(秒)を測定し、この時間(秒)をもって空気抜け指数とする。なお、測定は2枚のフィルムを取り替えて5回繰り返し行い、その平均値を空気抜け指数として算出する。空気抜け指数の値が小さいほど、つまり時間(秒)が短いほどフィルムの巻き特性は良好となる。
下記の基準で巻き性を評価した。
◎:空気抜け指数50秒未満
○:空気抜け指数50秒以上200秒以下
△:空気抜け指数200秒以上350秒以下
×:空気抜け指数350秒以上
フィルム面に対し直角にミクロトームで切断して得たフィルム断面を透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて写真撮影を行ない、その写真上で樹脂組成物層の厚みを計測する。この操作を場所を変えて10回行ない、その計測値の平均を樹脂層の厚み(t)とした。
フィルムの樹脂層表面に露出する粒子を走査型電子顕微鏡(倍率800倍)で写真撮影を3ヶ所以上行ない、粒子の面積円相当径を粒径とし、これより求められる体積を粒径の小さい方から積算した時の割合が、全体積の25%、50%、75%に到達した時の粒径をd25、d50、d75とし、d50を平均粒径(d)、d75をd25で除した値を粒度分布(d75/d25)と定義した。
なお、粒子が2種類以上、混在する場合、個数の変化が始まる粒径から個数の変化が一度なくなる最小粒径までを1種類の粒子の粒度分布と定義した。
フィルムの樹脂組成物層と反対の面に黒色シート(GAボードFSブラック26)を敷き、フィルムの樹脂層側に対してウェーブスキャン(BYK Gardner社製)を走行させて得られた波長0.1〜0.3mm領域の反射強度の値(Wa)を評価した(初期)。
また、A4サイズに切り出したフィルムを樹脂組成物層が上面になるように50枚積層し、10MPaの圧力を24時間負荷した後、最下層のフィルムについて上記のように反射強度の値(Wa)を評価した(積層後)。
因みに、波長0.1〜0.3mm領域の反射強度は表面粗度の指標であり、一般にオレンジビールと呼称される微細な凹凸を評価することができ、この値が小さいほど表面の平滑性が高いことを示す。
一般の塗工機を用い、離型層用コート(MEK溶媒で溶解させた熱硬化型シリコーン樹脂)を乾燥厚みが100nmになるように塗工した後、熱風方式(80〜90℃)で乾燥させる工程において、下記の基準のランク付けを行った。なお、◎、および、○、および、△を合格とし、×を不合格とした。
◎:熱ジワや蛇行などの解消に、張力、温度などの条件変更が殆ど不要
○:熱ジワや蛇行などの解消に、張力、温度などの条件変更が必要であるが、
安定した条件が設定できる
△:熱ジワや蛇行などに対して、張力、温度などの条件変更が必要であり、
設定した条件も範囲が狭い、あるいは、熱ジワや蛇行が発生する
×:熱ジワや蛇行などの解消が、張力、温度など条件変更のみでは困難
上記の工程通過後の幅1m×長さ800mのロール品において、下記の基準のランク付けを行った。なお、○、および、△を合格とし、×を不合格とした。
○:ニキビ状の凹凸やその周辺でのシワ発生がなく、ブロッキングもない
△:ニキビ状の凹凸が少し認められるが、その周辺のシワ発生やブロッキングはない
×:ニキビ状の凹凸とその周辺のシワ発生が認められるあるいは、ブロッキングがある
フィルムの樹脂組成物層と反対の面に黒色シート(GAボードFSブラック26)を敷き、フィルム上に蛍光灯を映した状態で、その写像を目視観察し、下記の基準のランク付けを行った。なお、◎、および、○、および、△を合格とし、×を不合格とした。
◎:蛍光灯などの写像にゆがみなどは観察されない
○:蛍光灯などの写像にゆがみなどが若干観察される
△:蛍光灯などの写像にゆがみがかなり観察される
×:蛍光灯などの写像にゆがみがかなり観察され、輪郭がぼける
基材に5mm四方のマス目印刷を施した後、500℃に加熱した赤外線ヒーターで基材を加熱した後、開口部の直径が50mm、底面部の直径が40mm、深さが20mm、底面部周囲の角に直径0.5mmの曲率を設けた金型で真空成形を行なった。なお、基材に対する加熱時間10〜20sec、金型温度40〜90℃の条件における最適条件下で得た賦形状態について、下記の基準のランク付けを行った。なお、◎、および、○、および、△を合格とし、×を不合格とした。
◎:(i)賦形状態に破れがなく、
(ii)角の曲率半径が1mm以下で、かつ、印刷ずれが0.1mm以下である
○:(i)賦形状態に破れがなく、
(ii)角の曲率半径が1〜1.5mm、または、印刷ずれが0.1〜0.2mm
△:(i)賦形状態に破れがなく、
(ii)角の曲率半径が1.5mmを超える、かつ、
印刷ずれが0.2mmを越える
×:(i)賦形状態に破れがあるもの、
または、
(ii)賦形状態に破れがなく、下記の項目(a)〜(c)の2項目が該当する
(a)角の曲率半径が1.5mmを超える、かつ、
印刷ずれが0.2mmを越える
(b)基材が白化し透明性が低下する
(c)大きなシワが入り外観が悪い
実施例で得た転写用フィルムに離型層、印刷層(黒)および接着層からなる層を形成し、転写層を作製し、該転写層を開口部の直径が50mm、底面部の直径が40mm、深さが20mm、底面部周囲の角に直径0.5mmの曲率を設けた嵌合タイプの金型を用いた成形同時転写を行なって得た成形品の表面を目視観察し、下記の基準のランク付けを行った。なお、◎、および、○、および、△を合格とし、×を不合格とした。
◎:蛍光灯などの写像にゆがみなどは観察されない
○:蛍光灯などの写像にゆがみなどが若干観察される
△:蛍光灯などの写像にゆがみがかなり観察される
×:蛍光灯などの写像にゆがみがかなり観察され、輪郭がぼける
<樹脂A:ポリエチレンテレフタレート>
テレフタル酸(TPA)、エチレングリコール(EG)をエステル化反応釜に仕込み、圧力0.25MPa、温度220〜240℃の条件下で120分間エステル化反応を行なった後、反応釜内を常圧にして、重合触媒としてチタニウムテトラブトキシドなどを加えて、撹拌しながら反応系内を徐々に減圧し、75分間で0.5hPaとすると共に、温度を280℃に昇温して、280℃で溶融粘度が所定の値となるまで撹拌を続けて重合反応を行ない、その後、水中に吐出して冷却し、ポリエステル系樹脂Aを得た。
テレフタル酸ジメチル(DMT)、1,3−プロパンジオールを反応釜に仕込み、常圧、170〜210℃で180分間、エステル交換反応を行なった後は前述の樹脂Aの重合と同様にしてポリエステル系樹脂Bを得た。
テレフタル酸ジメチル(DMT)、1,4−ブタンジオールを反応釜に仕込み、常圧、170〜210℃で180分間、エステル交換反応を行なった後は前述の樹脂Aの重合と同様にしてポリエステル系樹脂Cを得た。
テレフタル酸(TPA)、イソフタル酸(IPA)、ならびに、エチレングリコール(EG)、ネオペンチルグリコール(NPG)、1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)をそれぞれ、所定のmol比になるようにエステル化反応釜に仕込み、以降は前述の樹脂A、かつ/または、樹脂B、かつ/または、樹脂Cを参考に、ポリエステル系樹脂D、F、Gを得た。
なお、上記の樹脂を表1に示す。
常法によりエステル交換反応および重縮合反応を行って、ジカルボン酸成分として(ジカルボン酸成分全体に対して)テレフタル酸46モル%、イソフタル酸46モル%および5−スルホナトイソフタル酸ナトリウム8モル%、グリコール成分として(グリコール成分全体に対して)エチレングリコール50モル%およびネオペンチルグリコール50モル%の組成の水分散性スルホン酸金属塩基含有共重合ポリエステル樹脂(a1)を調製した。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および、該共重合ポリエステル樹脂100質量部に対してメラミン化合物(DIC社製 ベッカミンM−3 固形分濃度60%)が20質量部になるように混合し、全樹脂固形分濃度が2.8質量%および平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%、平均粒径0.06μmのシリカ粒子を全樹脂に対して7.3質量%含有するように、水/イソプルピルアルコールの混合溶媒(=65/35;質量比)で希釈することで塗布液Aを得た。
上記の基材用ポリエステル系樹脂の樹脂A、樹脂B、樹脂Eを所定の配合比でドライブレンドし、押出機を使用し、混練・押出したものをスキン層/コア層/スキン層(比率10重量%/80重量%/10重量%)となるように、スリットから溶融押出し、表面温度30〜40℃のチルロール上で急冷固化させると同時に静電印加法により密着させながら無定形の未延伸シートを得た。そして、得られた未延伸シートを加熱ロールと冷却ロールの間で縦方向にガラス転移温度に対して、所定の温度、ならびに、所定の倍率で、縦(機械)方向に延伸した後、上記に示す塗布液Aをロールコート法でフィルムの片面に塗布し、130℃で3秒間乾燥してから、所定の温度、ならびに、所定の倍率で横(機械方向に対して垂直)方向に延伸し、次に、融解温度に対して−10〜−35℃の温度範囲を基準に3〜5%の弛緩を行ない、各々の樹脂比率で構成した厚さが15μm、25μm、100μm、125μmの離型用フィルムを得、測定・評価方法を実施した。
上記の基材用ポリエステル系樹脂として樹脂Aのみを使用することを除いて、基本的に実施例1〜3と同様に押出機を使用し、押出したものを、スリットから溶融押出し、表面温度30〜40℃のチルロール上で急冷固化させると同時に静電印加法により密着させながら無定形の未延伸シートを得た。そして、得られた未延伸シートを加熱ロールと冷却ロールの間で縦方向にガラス転移温度に対して、所定の温度、ならびに、所定の倍率で、縦(機械)方向に延伸した後、上記に示す塗布液Aをロールコート法でフィルムの片面に塗布し、130℃で3秒間乾燥してから、所定の温度、ならびに、所定の倍率で横(機械方向に対して垂直)方向に延伸し、次に、融解温度に対して−10〜−35℃の温度範囲を基準に3〜5%の弛緩を行ない、厚さが15μm、25μm、100μm、125μmの離型用フィルムを得、測定・評価方法を実施した。
上記の基材用ポリエステル系樹脂として樹脂C、樹脂Dを所定の配合比でドライブレンドすることを除いて、基本的に比較例1と同様に押出機を使用し、押出したものを、スリットから溶融押出し、表面温度30〜40℃のチルロール上で急冷固化させると同時に静電印加法により密着させながら無定形の未延伸シートを得た。そして、得られた未延伸シートを加熱ロールと冷却ロールの間で縦方向にガラス転移温度に対して、所定の温度、ならびに、所定の倍率で、縦(機械)方向に延伸した後、上記に示す塗布液Aをロールコート法でフィルムの片面に塗布し、130℃で3秒間乾燥してから、所定の温度、ならびに、所定の倍率で横(機械方向に対して垂直)方向に延伸し、次に、融解温度に対して−10〜−35℃の温度範囲を基準に3〜5%の弛緩を行ない、厚さが15μm、25μm、100μm、125μmの離型用フィルムを得、測定・評価方法を実施した。
<実施例5>
上記の基材用ポリエステル系樹脂として樹脂A、樹脂Fを所定の配合比でドライブレンドすることを除いて、基本的に実施例1〜3と同様に混練・押出したものをでスキン層/コア層/スキン層(比率10重量%/80重量%/10重量%)となるように、スリットから溶融押出し、表面温度30〜40℃のチルロール上で急冷固化させると同時に静電印加法により密着させながら無定形の未延伸シートを得た。そして、得られた未延伸シートを加熱ロールと冷却ロールの間で縦方向にガラス転移温度に対して、所定の温度、ならびに、所定の倍率で、縦(機械)方向に延伸した後、上記に示す塗布液Aをロールコート法でフィルムの片面に塗布し、130℃で3秒間乾燥してから、所定の温度、ならびに、所定の倍率で横(機械方向に対して垂直)方向に延伸し、次に、融解温度に対して−10〜−35℃の温度範囲を基準に3〜5%の弛緩を行ない、厚さが15μm、25μm、100μm、125μmの離型用フィルムを得、測定・評価方法を実施した。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および共重合ポリエステル樹脂100質量部に対してメラミン化合物(DIC社製 ベッカミンM−3 固形分濃度60%)が20質量部になるように混合し、全樹脂固形分濃度が2.8質量%、粒子として平均粒径0.04μmのポリメタクリル酸メチル粒子を全樹脂に対し、25質量%含有するように、水/イソプルピルアルコールの混合溶媒(=65/35;質量比)で希釈することで塗布液Bを得た。
平均粒径0.06μmのシリカ粒子を全樹脂に対して10質量%含有すること以外は塗布液Bと同様に調製することで塗布液Cを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有させることに替えて、平均粒径1.0μmのシリカ粒子を全樹脂に対して1.7質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Dを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有させることに替えて、平均粒径2.0μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.02質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Eを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有させることに替えて、平均粒径0.1μmのシリカ粒子を全樹脂に対して1.0質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Fを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有させることに替えて、平均粒径0.9μmのメラミン・ホルムアルデヒド架橋粒子を全樹脂に対して1.0質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Gを得た。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および、該共重合ポリエステル樹脂100質量部に対してメラミン化合物(DIC社製 ベッカミンM−3 固形分濃度60%)が20質量部になるように混合したものにおいて全樹脂固形分濃度が5.6質量%とすること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Hを得た。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および、該共重合ポリエステル樹脂100質量部に対してメラミン化合物(DIC社製 ベッカミンM−3 固形分濃度60%)が20質量部になるように混合したものにおいて、全樹脂固形分濃度が0.56質量%とすること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Iを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有することに替えて、平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.02質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Jを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有することに替えて、平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して3.0質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Kを得た。
平均粒径0.8μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して0.05質量%含有することに替えて、平均粒径0.5μmのスチレン・ジビニルベンゼン架橋粒子を全樹脂に対して1.0質量%含有すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Lを得た。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および、該共重合ポリエステル樹脂100質量部であることに替えて、ウレタン樹脂(三井化学社製:商品名 タケラックW511)が基準として、100質量部であること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Mを得た。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および、該共重合ポリエステル樹脂100質量部であることに替えて、水分散性アクリル樹脂(日本触媒化学社製:商品名 アクリセット270E)が基準として、100質量部であること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Nを得た。
上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および、該共重合ポリエステル樹脂100質量部に対してメラミン化合物(DIC社製 ベッカミンM−3 固形分濃度60%)が20質量部になるように混合することに替えて、上記で得られた共重合ポリエステル樹脂(a1)、および共重合ポリエステル樹脂100質量部に対してブロックイソシアネート化合物が20質量部になるように混合すること以外は、塗布液Aと同様に調製することで塗布液Oを得た。
(疎水性重合ポリエステル樹脂の調製)
攪拌機、温度計および部分還流式冷却器を具備したステンレス製オートクレーブに、ジメチルテレフタレート218重量部、ジメチルイソフタレート194重量部、エチレングリコール488重量部、ネオペンチルグリコール200重量部およびテトラ−N−ブチルチタン0.5重量部を仕込み、160℃から220℃まで4時間かけてエステル交換反応を行った。次いで、フマル酸13重量部およびセバシン酸51重量部を加え、200℃から220℃まで1時間かけて昇温しエステル化反応を行った。次いで、255℃まで昇温し反応系を徐々に減圧した後、0.22mmHgの減圧下で1時間30分反応させ、疎水性共重合ポリエステル樹脂を得た。得られた疎水性共重合ポリエステルは、淡黄色透明であった。
撹拌機、温度計、還流装置と定量滴下装置を備えた反応器に、疎水性共重合ポリエステル75質量部、メチルエチルケトン56質量部およびイソプロピルアルコール19質量部
を入れ、65℃で加熱、撹拌し樹脂を溶解した。樹脂が完溶した後、無水マレイン酸15質量部をポリエステル溶液に添加した。次いで、スチレン10質量部およびアゾビスジメチルバレロニトリル1.5質量部を12質量部のメチルエチルケトンに溶解した溶液を0.1ml/分でポリエステル溶液中に滴下し、さらに2時間撹拌を続けた。反応溶液から
分析用のサンプリングを行った後、メタノールを5質量部添加した。次いで、イオン交換水300質量部とトリエチルアミン15質量部を反応溶液に加え、1時間半撹拌した。その後、反応器内温を100℃に上げメチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、過剰のトリエチルアミンを蒸留により留去し、水分散したポリエステル系グラフト共重合体を得た。得られたポリエステル系グラフト共重合体は、淡黄色透明で、ガラス転移点は40℃であった。この樹脂をポリエステル系グラフト共重合体(a2)とした。
還流冷却管、窒素導入管、温度計、攪拌機を備えた4つ口フラスコ中に、ポリイソシアネートとして、1,3−シクロヘキサンビス(メチルイソシアネート)73.0質量部と、数平均分子量2000のポリヘキサンジオールカーボネート112.7質量部と、ネオペンチルグリコール11.7質量部と、ジメチロールプロピオン酸12.6質量部と、有機溶媒として、アセトニトリル60質量部、N−メチルピロリドン30質量部とを仕込み、窒素雰囲気下で、反応液温度を75〜78℃に調整して、反応触媒としてオクチル酸第1錫を0.06質量部加え、7時間で反応率99%以上まで反応させた。次いで、これを30℃まで冷却し、イソシアネート基末端プレポリマーを得た。次に、高速攪拌可能なホモディスパーを備えた反応容器に、水450gを添加して、25℃に調整して、2000min−1で攪拌混合しながら、イソシアネート基末端プレポリマーを添加して水分散した。その後、減圧下で、アセトニトリルおよび水の一部を除去することにより、固形分35%の水分散性ポリカーボネート系ウレタン樹脂の水溶液(b1)を調製した。ガラス転移点(Tig)は86℃であった。
実施例1と同様に基材用ポリエステル系樹脂の樹脂A、樹脂B、樹脂Eを所定の配合比でドライブレンドし、押出機を使用し、混練・押出したものをでスキン層/コア層/スキン層(比率10重量%/80重量%/10重量%)となるように、スリットから溶融押出し、表面温度30〜40℃のチルロール上で急冷固化させると同時に静電印加法により密着させながら無定形の未延伸シートを得た。そして、得られた未延伸シートを加熱ロールと冷却ロールの間で縦方向にガラス転移温度に対して、所定の温度、ならびに、所定の倍率で、縦(機械)方向に延伸した後、上記に示す塗布液B〜Pをそれぞれにロールコート法でフィルムの片面に塗布し、130℃で3秒間乾燥してから、所定の温度、ならびに、所定の倍率で横(機械方向に対して垂直)方向に延伸し、次に、融解温度に対して−10〜−35℃の温度範囲を基準に3〜5%の弛緩を行ない、各々の樹脂比率で構成した厚さが25μmの離型用フィルムを塗布液毎に実施例6〜17、ならびに、比較例2〜4として得、測定・評価方法を実施した。
実施例2と同様に基材用ポリエステル系樹脂の樹脂A、樹脂B、樹脂Eを所定の配合比でドライブレンドし、押出機を使用し、混練・押出したものをでスキン層/コア層/スキン層(比率10重量%/80重量%/10重量%)となるように、スリットから溶融押出し、表面温度30〜40℃のチルロール上で急冷固化させると同時に静電印加法により密着させながら無定形の未延伸シートを得た。そして、得られた未延伸シートを加熱ロールと冷却ロールの間で縦方向にガラス転移温度に対して、所定の温度、ならびに、所定の倍率で、縦(機械)方向に延伸した後、上記に示す塗布液B〜Pをそれぞれにロールコート法でフィルムの片面に塗布し、130℃で3秒間乾燥してから、所定の温度、ならびに、所定の倍率で横(機械方向に対して垂直)方向に延伸し、次に、融解温度に対して−10〜−35℃の温度範囲を基準に3〜5%の弛緩を行ない、各々の樹脂比率で構成した厚さが25μmの離型用フィルムを塗布液毎に実施例18〜29、ならびに、比較例5〜7として得、測定・評価方法を実施した。
2, 8.フィルム押さえ
2a.溝孔
2c.孔
2d.細孔
3.ネジ
4, 5.フィルム
6.真空ポンプ
7.パイプ
X.フィルム重なり部
Claims (8)
- 弾性率が30℃で1000MPa以上、100℃で2200MPa以下、
ヘーズが2.0%以下、
ウェーブスキャン装置を用いて測定した波長0.1mm〜0.3mm領域の表面反射強度(Wa)が4.0以下であることを特徴とする離型用ポリエステル系樹脂フィルム。 - 前記フィルムを50枚を積層し、10MPaの圧力を24時間負荷した後、ウェーブスキャン装置を用いて測定した波長0.1mm〜0.3mm領域の表面反射強度(Wa)が4.0以下であることを特徴とする請求項1に記載の離型用ポリエステル系樹脂フィルム。
- フィルム基材の少なくとも一方の面に粒子を含有する樹脂組成物層を有し、
フィルム基材は実質的に粒子を含有せず、
前記樹脂組成物層において
粒子Aの含有量が0.1〜30質量%、
粒子Bの含有量が0〜10質量%であり、
粒子Aの平均粒径dAが0.01〜2μm、
粒子Bの平均粒径dBが0.01〜0.2μmであり、
粒子Aの平均粒径dA、粒子Bの平均粒径dB、樹脂組成物層の厚みtが以下の関係(1)および(2)を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の離型用ポリエステル系樹脂フィルム。
(1)dA>dB
(2)dA>t - 前記粒子Aの平均粒径dAが0.1〜1.2μmであり、
粒度分布(dA75/dA25)が1.1〜1.5であることを特徴とする請求項3に記載の離型用ポリエステル系樹脂フィルム。 - 前記樹脂組成物層の厚さtが0.06μm以下であることを特徴とする請求項3または4に記載の離型用ポリエステル系樹脂フィルム。
- 該粒子Bの平均粒径dBが0.02〜0.15μmであり、
該樹脂組成物層の厚みtとの比(dB/t)が0.1〜1.5であり、
以下の関係(3)を満足することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の離型用ポリエステル系樹脂フィルム。
(3)dA>t>dB - 請求項1〜6のいずれかに記載の離型用ポリエステル系樹脂フィルムの少なくとも一方の面に離型層を有することを特徴とする離型フィルム。
- 請求項7の離型フィルムの離型層面に加飾層を有する転写フィルム。
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