JP2012121439A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】フレーム部材に支持部材を作業性良く取付けることにある。
【解決手段】第一取付け部位11と第二取付け部位12を対面させて、第一係着部71と第二係着部72を係着することにより、フレーム部材6Fに対する支持部材20の相対移動を規制する構成であり、第一係着部71と第二係着部72のいずれか一方が突出部(72b)を有し、一方とは異なる他方が突出部(72b)の挿入を許容する挿入部(71b)を有し、突出部(72b)が、挿入部(71b)の周囲の全部又は一部に設けた案内部(71c)に案内されて挿入部(71b)に挿入係着する構成である。
【選択図】図9

Description

本発明は、フレーム部材と、フレーム部材に取付け可能な支持部材(乗員を支持可能な部材)を有する車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、シートクッションとシートバックを有する車両用シートが公知である(特許文献1を参照)。
シートバックは、シートクッションに起立状態で連結する部材であり、フレーム部材と、支持部材を有する。フレーム部材は、シート骨格をなす枠状部材(アーチ状)であり、複数の孔部を有する。複数の孔部は、フレーム部材全周に所定間隔をあけて形成される孔部(略矩形)である。
支持部材は、乗員を支持可能な部材であり、面状体と枠体を有する。面状体は、弾性的に伸縮可能な面状の部材であり、枠体の中央に張設される。また枠体は、フレーム部材(着座側)の外形形状に倣った形状の枠状部材であり、複数の突起部を有する。複数の突起部は、おのおの孔部の寸法に倣った外形寸法を有し、それぞれ孔部にほぼ隙間なく挿入して係合される。
そして特許文献1の技術では、フレーム部材に枠体を重ね合わせつつ、突起部を孔部に嵌込むことで、フレーム部材に対して支持部材を取付ける。
特開平11−342038号公報
ところで公知技術では、上述の突起部が、ほぼ隙間なく孔部に挿入係合される。このため取付け作業時において、フレーム部材に対して支持部材を正確に位置決めしつつ、突起部と孔部を挿入する必要があり、支持部材の取付け作業に若干手間取ることがあった(作業性にやや欠ける構成であった)。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、フレーム部材に支持部材を作業性良く取付けることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションやシートバックなどのシート構成部材を有する。そしてシート構成部材が、シート骨格をなすフレーム部材と、乗員を支持可能な支持部材を有し、係着機構を介して、フレーム部材に対して支持部材を取付ける構成である。
ここでフレーム部材は、その着座側の外形の一部に形成された第一取付け部位を有するとともに、支持部材が、第一取付け部位に対面可能な第二取付け部位を有する。また係着機構は、第一取付け部位の第一係着部と、第二取付け部位の第二係着部とを有する。
そして本発明では、第一取付け部位と第二取付け部位を対面させて、第一係着部と第二係着部を係着することにより、フレーム部材に対する支持部材の相対移動を規制する。この種の構成では、フレーム部材に支持部材を作業性良く取付けられることが好ましい。
そこで本発明では、第一係着部と第二係着部のいずれか一方が突出部を有し、一方とは異なる他方が突出部の挿入を許容する挿入部を有する。そして突出部が、挿入部の周囲の全部又は一部に設けた案内部(テーパ状、段差状及び階段状などの突出部を案内可能な部位を有する部分)に案内されて挿入部に挿入係着する(スムーズに挿入して係着する)構成とした。
第2発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートであって、上述の案内部が、突出部を挿入部に案内可能なテーパ状の部位を有することにより、突出部が、よりスムーズに挿入部に挿入される。
第3発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートであって、案内部全体がテーパ状とされて挿入部に直接つながるため、突出部が、更にスムーズに挿入部に挿入される。
本発明によれば、フレーム部材に支持部材を作業性良く取付けることができる。また第2発明によれば、突出部が、よりスムーズに挿入部に挿入することができる。また第3発明によれば、突出部が、更にスムーズに挿入部に挿入することができる。
車両用シートの斜視図である。 シートバックの分解斜視図である。 シートバックの正面図である。 シートバックの側面図である。 フレーム部材の側面図である。 フレーム部材一部の斜視図である。 枠体の裏面図である。 図3のVIII−VIII線断面図である。 図4のIX−IX線断面図である。 実施例2に係るフレーム部材一部の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図10を参照して説明する。各図には、適宜、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを付す。
図1の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8(いずれもシート構成部材の一例)を有する。
ヘッドレスト8は、一対のステー部材8aを有し、シートバック6の上部に取付けられる。一対のステー部材8aは、それぞれ棒状の部材であり、ヘッドレスト8下部に所定間隔をあけて並列配置させることができる。
<実施例1>
シートバック6は、シートクッション4に対して起倒可能に連結する部材である(図1及び図2を参照)。
本実施例のシートバック6は、シート骨格をなすフレーム部材6Fと、乗員を支持可能な支持部材20を有する。そして後述の係着構造を介して、フレーム部材6Fに対して支持部材20を取付ける。この種のシート構成では、フレーム部材6Fに支持部材20を作業性良く取付けられることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成によって、フレーム部材6Fに支持部材20を作業性良く取付け可能とした。以下、各構成について詳述する。
[フレーム部材]
フレーム部材6F(略逆U字状の枠体であり典型的に金属製)は、上部フレーム6aと、一対の側部フレーム6bと、下部フレーム6cと、リクライニング軸Rと、後述の第一取付け部位11(第一係着部71)を有する(図1〜図5を参照)。
上部フレーム6aは、シート上部をなす棒状部材(正面視で略逆U字状)であり、一対のサポート部材SMを有する。一対のサポート部材SMは、それぞれステー部材8aを挿入可能な筒状部材(略矩形)である。本実施例では、一対のサポート部材SMを、所定間隔をあけつつ、上部フレーム6aの後面側に並列配置する。なお上部フレーム6aに線状部材6dを取付けることで、図示しないボード部材9を係止できる。
また下部フレーム6cは、シート下部において一対の側部フレーム6b間に橋渡しされた平板状部材である。
そして一対の側部フレーム6bは、それぞれシート側部をなす平板部材であり、外面部16と、内面部17を有する(図5、図8及び図9を参照)。外面部16は、シート側部の外形をなす部位であり、内面部17は、外面部16からシート内方に向かって張り出す部位である。
一対の側部フレーム6bの下端付近には、リクライニング軸Rを橋渡し状に取付けることができる(図1及び図2を参照)。リクライニング軸Rは、シートクッション4に対してシートバック6が起倒(回転運動)する際の回転中心である。
(第一取付け部位)
第一取付け部位11は、フレーム部材6Fの着座側の少なくとも一部に沿って形成される部位であり、後述の第一係着部71(係着構造の構成)を有する(図5、図8及び図9を参照)。
本実施例では、側部フレーム6b(外面部16,内面部17)に第一取付け部位11を形成して、後述の第二取付け部位12に対面配置させる(図7を参照)。
[支持部材]
支持部材20は、乗員を支持可能な部材であり、フレーム部材6Fの着座側の形状に倣った形状(略矩形)を有する(図1〜図3、図7を参照)。
本実施例の支持部材20は、フレーム部材6Fよりも若干幅広い外形形状を有し、枠体20aと、面状体20bと、後述の第二取付け部位12を有する。
(枠体)
枠体20aは、フレーム部材6Fに組付け可能な枠状の部材であり、典型的に樹脂製の部材である(図1〜図3、図7を参照)。
ここで枠体20aの材質は特に限定しないが、熱可塑性樹脂(ポリプロピレン,塩化ビニル樹脂,ポリエチレン)や、熱硬化性樹脂(フェノール樹脂,メラミン樹脂,エポキシ樹脂,ユリア樹脂)を例示できる。
本実施例の枠体20aは、中央が中空であるとともに、基本構成(上枠部22,一対の側枠部24,下枠部26)と、後述の組付け部位51,52を有する。下枠部26は、枠体20a下部の平板部位である。
ここで上枠部22と側枠部24は、略L字状(断面視)をなしており、各々、外枠部30と、内枠部32と、補強部34を有する(図7〜図9を参照)。
外枠部30は、枠体20aの外形形状を構成する平板部位であり、側部フレーム6b(外面部16)に対面できる。また内枠部32は、外枠部30の外縁から内方に向かって屈曲する部位であり、側部フレーム6b(内面部17)に対面できる。そして補強部34は、外枠部30と内枠部32に跨って立設する平板部位(リブ状)であり、支持部材20を補強するための構成である。補強部34は、枠体20aの外周に沿って所定間隔で複数形成できる(図7では、便宜上、一つの補強部のみに符号を付す)。
(組付け部位)
本実施例では、枠体20aに、複数の組付け部位(第一組付け部位51,第二組付け部位52)を設けることができる(図1、図2、図4を参照)。
第一組付け部位51は、支持部材20の上部側を、フレーム部材6Fに組付けるための部位である。そして第一組付け部位51は略矩形(上方視)の部位であり、下方に湾曲して、上部フレーム6aに係合可能である(図4を参照)。
また第二組付け部位52は、略横U字状(上方視)の部材であり、サポート部材SMに組付けることができる(図2を参照)。
本実施例では、一対の第二組付け部位52を、上枠部22(後側)に配設して、後方に張り出させる。このとき一対の第二組付け部位52を、それぞれサポート部材SMに対面するように所定間隔をあけて両側に並列配置する。そして支持部材20の組付け時においては、一対の第二組付け部位52内に、それぞれサポート部材SMを挿設して保持することができる。
(第二取付け部位)
第二取付け部位12は、第一取付け部位11に対面可能な部位であり、後述の第二係着部72(係着構造の構成)を有する(図7〜図9を参照)。
本実施例では、側枠部24(外枠部30,内枠部32)に、第二取付け部位12を形成して、第一取付け部位11に対面配置する。そしてフレーム部材6Fに支持部材20を組付けることで、外枠部30を、外面部16に対面させるとともに、内枠部32を、内面部17に対面させる構成とする。
(面状体)
面状体20bは、乗員を弾性的に支持する面状の部材であり、弾性的に伸縮可能な部材であることが望ましい(図1及び図2を参照)。
ここで面状体20bの種類は特に限定しないが、布帛(織物,編物,不織布)、皮革(天然皮革,合成皮革)、ネット体(繊維を網目状に織製した部材)を例示できる。なおネット体は、繊維(天然繊維や合成繊維)を二次元的に交絡させてもよく、繊維を三次元的に交絡させてもよい。
本実施例では、面状体20b(ネット体)を、枠体20aの中央(中空状)に取付けることができる。なお枠体20aに対する面状体20bの取付け方法は特に限定しない。
例えば枠体20a(樹脂製)を成形する際に、成形型のキャビティ内などに面状体20bを張設する。そして成形型内に成形原料(溶融樹脂等)を流し込むことで、枠体20aを成形しつつ面状体20bを一体的に取付けることができる。そして面状体20bの縁部(網目)に、支持部材20の樹脂が挿入固化することで、面状体20bの周端を枠体20aに一体化することができる。
[係着構造]
係着構造は、フレーム部材6Fに対して支持部材20を係着するための構造であり、第一係着部71と、第二係着部72を有する(図5〜図7を参照)。
そして本実施例では、第一取付け部位11に第一係着部71を設けるとともに、第二取付け部位12に第二係着部72を設ける。
(第一係着部)
本実施例の第一係着部71は、凹部71aと、挿入部71bと、テーパ部71c(案内部の一例)を有する(図6、図8及び図9を参照)。凹部71aは、側部フレーム6b(外面部16)の途中に設けた凹み箇所であり、シート内方に向かって窪み形成される。
挿入部71bは、凹部71a底面に設けた貫通孔(略長方形状)であり、後述の突出部72bを挿入可能である。挿入部71bの外形寸法は、典型的に突出部72bがほぼ隙間なく挿入されるように調整できる。
本実施例では、側部フレーム6b(外面部16の着座側)に沿って、所定間隔をあけつつ複数の挿入部71bを設ける。このように第二係着部72を、外面部16の着座側に形成することで、後述の第一係着部71をスムーズに挿入可能とする。
(案内部)
テーパ部71c(案内部の一例)は、挿入部71bの周囲(全部)に設けた部位であり、外面部16と凹部71a底面をつなぐ傾斜面(テーパ状の部位)である。本実施例では、テーパ部71cを挿入部71bの四辺にそれぞれ形成することができる。各テーパ部71cは、外面部16表面と凹部71a底面の間に形成されて、挿入部71bに向かって直線状に傾斜する。
本実施例では、各挿入部71bの四辺(周囲全部)にテーパ部71cを設けることで、後述の突出部72bの挿入を容易とする。
(第二係着部)
本実施例の第二係着部72は、突出部72bを有する(図7〜図9を参照)。突出部72bは、挿入部71bに挿入可能な突部位であり、側枠部24(外枠部30)に設けられてシート内方に向かって突出する。突出部72b(横断面視)は、その途中から先端に向かって傾斜した形状を有する(ガイド部位73が形成される)。
本実施例では、側枠部24(外枠部30)に複数の突出部72bを設けて、それぞれ挿入部71bに対面配置させる。
[車両用シートの組付け作業]
図1〜図4を参照して、フレーム部材6Fに対して支持部材20を組付ける。本実施例では、第一組付け部位51を上部フレーム6aに引掛けることで、支持部材20のシート上下方向の位置決めをすることができる。
そして第一組付け部位51を回転中心として、支持部材20(下部側)をフレーム部材6Fに近づく方向に回転させて、フレーム部材6Fの着座側から支持部材20を組付ける。さらにサポート部材SMを第二組付け部位52に挿入することで、支持部材20の上部側をフレーム部材6Fに取付けることができる。
つぎに図5〜図9を参照して、第一取付け部位11と第二取付け部位12を(シート着座側から)対面させる。
そして両取付け部位11,12を対面させつつ、挿入部71bに突出部72bを挿入させることで、第一係着部71に第二係着部72が挿入係着する。このとき突出部72bが、テーパ部71cに案内されて挿入部71bにスムーズに挿入する。そして突出部72bと挿入部71bの係着によって、フレーム部材6Fに対する支持部材20の相対移動(専らシート前後方向の相対移動)を規制することができる。
以上説明したとおり本実施例では、突出部72bが、テーパ部71cよって挿入部71bにスムーズに挿入係着する。このため取付け作業時において、フレーム部材6Fに対して支持部材20がシート上下方向に若干ずれたとしても(突出部72bと挿入部71bが正確に対面しなくとも)、テーパ部71cによって突出部72bを挿入部71bに案内できる。
またフレーム部材6F(剛性を有する部材)にテーパ部71cを設けることで、突出部72bを挿入部71bにより確実に案内することができる。
このため本実施例では、テーパ部71cによって、フレーム部材6Fに支持部材20を作業性良く取付けることができる。
<実施例2>
本実施例の車両用シートは、実施例1の車両用シート2とほぼ同一の基本構成を備えるため、共通の構造は対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施例の第一係着部71は、凹部71aと、挿入部71bと、テーパ部71cと、開口部71dを有する(図10を参照)。また第二係着部72は突出部72bを有する。
本実施例では、外面部16の前端に凹部71aを形成して、凹部71aの前側をシート前方に向かって開口した状態とする(開口部71dを形成する)。ここで開口部71dは、典型的に枠体20aの取付け方向に開口して、同取付け方向における突出部72bの凹部71aへの挿入を許容する部位である。
ここで挿入部71bは、凹部71a底面に設けた貫通孔である。挿入部71bの外形寸法は、典型的に突出部72bをほぼ隙間なく挿入されるように調整できる。
またテーパ部71cは、挿入部71bの周囲(一部)に設けた部位であり、外面部16と凹部71a底面をつなぐ傾斜面である。本実施例では挿入部71bの三辺(前側の辺を除く三辺)にそれぞれ形成することができる。各テーパ部71cは、外面部16の表面から挿入部71bに向かって直線状に傾斜する。
図5、図7及び図10を参照して、フレーム部材6Fに対して支持部材20を着座側から組付けつつ、両取付け部位11,12を対面させる。
このとき本実施例では、突出部72bが、凹部71aの前側(開口部71d)から挿入しつつ、挿入部71b周囲のテーパ部71cに案内されて挿入部71bに挿入係着する。
このように本実施例では、テーパ部71cと開口部71dによって、挿入部71bに突出部72bをスムーズに挿入できるため、フレーム部材6Fに支持部材20を更に作業性良く取付けることができる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、案内部として、直線状に傾斜するテーパ部71cを例示したが、案内部の形状を限定する趣旨ではない。例えば案内部は、テーパ状(直線状の傾斜面,湾曲状の傾斜面)、段差状(外面部に対して直角に連なる面を有する形状)及び階段状などの突出部を案内可能な部位を有することができる。
また本実施形態では、テーパ部71cによって、外面部16表面と凹部71a底面をクランク状につないだ(外面部16表面と挿入部71bを間接的につないだ)。これとは異なり、テーパ部によって(案内部全体がテーパ状とされて)、外面部表面と挿入部を直接つなぐことができる。
またテーパ部71cは、挿入部71bの少なくとも周囲一部(例えば一辺)に形成することができる。
(2)また本実施形態では、第一係着部71が、凹部71aと挿入部71bとテーパ部71cを有するとともに、第二係着部72が突出部72bを有する例を説明した。
これとは異なり、第二係着部72が、凹部71aと挿入部71bとテーパ部71cを有するとともに、第一係着部71が突出部72bを有することもできる。
また車両用シート2は、第一係着部71と第二係着部72を複数又は単数有することができる。なお挿入部71bは、貫通孔でもよく、凹み部(非貫通孔)でもよい。
(3)挿入部の形状は、略長方形状のほかに、円形や楕円形や多角形状等の各種形状をとることができる。突出部の形状は、挿入部の形状に応じて設定することができるが、突出部と挿入部の形状を異ならせることもできる。
(4)また本実施形態では、第一取付け部位11を側部フレーム6bに設ける例を説明したが、同部位の形成位置を限定する趣旨ではない。また同様に、第一取付け部位の形成位置に対応して、第二取付け部位を枠体に形成することができる。
(5)また本実施形態では、シートバック6を、シート構成部材の一例として説明した。本実施例の構成は、シートクッション等の各種シート構成部材に適用可能である。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
6F フレーム部材
6a 上部フレーム
6c 下部フレーム
6b 側部フレーム
6d 線状部材
8a ステー部材
8 ヘッドレスト
9 ボード部材
11 第一取付け部位
12 第二取付け部位
16 外面部
17 内面部
20 支持部材
20a 枠体
20b 面状体
22 上枠部
24 側枠部
26 下枠部
30 外枠部
32 内枠部
34 補強部
51 第一組付け部位
52 第二組付け部位
71 第一係着部
71a 凹部
71b 挿入部
71c テーパ部
71d 開口部
72 第二係着部
72b 突出部
73 ガイド部位
R リクライニング軸
SM サポート部材

Claims (3)

  1. シートクッションやシートバックなどのシート構成部材を有するとともに、前記シート構成部材が、シート骨格をなすフレーム部材と、乗員を支持可能な支持部材を有し、係着機構を介して、前記フレーム部材に対して前記支持部材を取付ける構成の車両用シートにおいて、
    前記フレーム部材が、その着座側の外形の一部に形成された第一取付け部位を有するとともに、前記支持部材が、前記第一取付け部位に対面可能な第二取付け部位を有し、
    前記係着機構が、前記第一取付け部位の第一係着部と、前記第二取付け部位の第二係着部とを有し、
    前記第一取付け部位と前記第二取付け部位を対面させて、前記第一係着部と前記第二係着部を係着することにより、前記フレーム部材に対する前記支持部材の相対移動を規制する構成であり、
    前記第一係着部と前記第二係着部のいずれか一方が突出部を有し、前記一方とは異なる他方が前記突出部の挿入を許容する挿入部を有し、前記突出部が、前記挿入部の周囲の全部又は一部に設けた案内部に案内されて前記挿入部に挿入係着する構成の車両用シート。
  2. 前記案内部が、前記突出部を前記挿入部に案内可能なテーパ状の部位を有する請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記案内部全体がテーパ状とされて前記挿入部に直接つながる請求項1に記載の車両用シート。

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