JP2012120677A - プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 - Google Patents

プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012120677A
JP2012120677A JP2010273450A JP2010273450A JP2012120677A JP 2012120677 A JP2012120677 A JP 2012120677A JP 2010273450 A JP2010273450 A JP 2010273450A JP 2010273450 A JP2010273450 A JP 2010273450A JP 2012120677 A JP2012120677 A JP 2012120677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
electrodes
electrode
pair
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010273450A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Nakayama
陽子 中山
Makoto Miyamoto
誠 宮本
Kazutoshi Takenoshita
一利 竹之下
Yuki Kumagai
悠紀 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to JP2010273450A priority Critical patent/JP2012120677A/ja
Priority to KR1020110113202A priority patent/KR101860719B1/ko
Priority to EP11191817.3A priority patent/EP2462954B1/en
Priority to US13/312,253 priority patent/US8425853B2/en
Publication of JP2012120677A publication Critical patent/JP2012120677A/ja
Priority to US13/797,201 priority patent/US8668813B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/16Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using physical phenomena
    • A61L9/22Ionisation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/32Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by electrical effects other than those provided for in group B01D61/00
    • B01D53/323Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by electrical effects other than those provided for in group B01D61/00 by electrostatic effects or by high-voltage electric fields
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/30Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by ionisation
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/2406Generating plasma using dielectric barrier discharges, i.e. with a dielectric interposed between the electrodes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H2245/00Applications of plasma devices
    • H05H2245/30Medical applications
    • H05H2245/36Sterilisation of objects, liquids, volumes or surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

【課題】付着菌の殺菌と脱臭の両方を水蒸気や微小液滴存在下でも同時に実現する。
【解決手段】一対の電極21、22を有し、それら電極21、22間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものにおいて、各電極21、22の対応する箇所にそれぞれ流体流通孔21b、22、を設けてこれらが貫通するように構成するとともに、当該流体流通孔21b、22b及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を作用させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置に関するものである。
近年のアトピー、ぜんそく、アレルギー症状保有者の増大や新型インフルエンザの爆発流行などにみられる感染性のリスク増大などによって、殺菌や脱臭など生活環境の空気質制御ニーズが高まっている。また生活が豊かになるにつれて、保管食品の量の増大や食べ残し食品の保管機会が増加しており、冷蔵庫に代表される保管機器内の環境制御も重要性を増している。
生活環境の空気質制御を目的とする従来技術は、フィルターに代表されるような物理的制御が一般的である。物理的制御は、空気中に浮遊する比較的大きな埃や塵、フィルター孔の大きさによっては、細菌やウィルスなども捕獲できる。また、活性炭のように無数の吸着サイトがある場合は、悪臭の臭気分子も捕獲可能である。しかし、捕獲するためには制御対象の空間内の空気を満遍なくフィルターに通す必要があり、装置が大型化し、フィルター交換等の維持コストもかさむという難点があるうえに、付着物に対しては効果が無い。そこで、付着物に対し殺菌や脱臭を可能とする手段として、化学的活性種を殺菌や脱臭を行いたい空間に放出することがあげられる。薬品の散布や芳香剤、消臭剤の放出では、あらかじめ活性種を用意する必要があり、定期的な補充が不可欠である。それに対し、大気中にプラズマを発生させそこで生成される化学的活性種を利用し、殺菌や脱臭を試みる手段が近年増えてきている。
大気中にプラズマを放電により発生させ、そこで生成されたイオンやラジカル(以下、活性種)によって殺菌や脱臭を行う技術は、次の2つの形式に分類できる。
(1)大気中に浮遊する菌やウィルス(以下、浮遊菌)、もしくは悪臭物質(以下、臭気)を装置内の限られた容積内で活性種と反応させる、いわゆる受動型のプラズマ発生装置(例えば、特許文献1)
(2)プラズマ発生部で生成された活性種を(1)よりも容積の大きな閉空間(例えば、居室、トイレ、乗用車の車内等)へ放出し、大気中での活性種と浮遊菌や臭気との衝突により反応させる、いわゆる能動型のプラズマ発生装置(例えば、特許文献2)
(1)の受動型のプラズマ発生装置の利点は、小容積内でプラズマを発生させて高濃度の活性種が生成されるため、高い殺菌効果及び脱臭効果が期待される。一方、欠点としては浮遊菌や臭気を装置内に導入する必要があるため、装置が大型化し、またプラズマ発生から副生成物としてオゾンが発生しやすく、オゾンを装置外に漏洩させないために、吸着もしくは分解するフィルターを別途設置する必要がある。
次に、(2)の能動型のプラズマ発生装置の利点は、装置を比較的小さくでき、浮遊菌の殺菌や空気中の臭気の分解に加え、衣類や生活用品の表面に付着した菌(以下、付着菌)の殺菌や表面に吸着した臭気の分解も期待できる点である。一方、欠点としては、活性種が装置の体積に比べて非常に大きな閉空間内に拡散されることから濃度が低くなるため、寿命の長い活性種のみに殺菌や脱臭の効果を期待せざるを得ない点である。その結果、臭気濃度の高い空間(活性種濃度に対して1万倍程度高い濃度)においてはほとんど脱臭効果が期待できないことになる。
以上のことから、受動型のプラズマ発生装置では、当該装置に流入する空気流に含まれる浮遊菌や臭気に対してのみ効果が限定され、能動型のプラズマ発生装置では濃度の低い浮遊菌、付着菌、臭気に対しての効果しか期待できない。しかも従来技術においては、高湿度状態ではプラズマ発生装置の性能低下によってイオンやラジカルの生成量が減少してしまうという大きな問題がある。即ち、従来技術を利用し実現できることは、「常湿度状態での浮遊菌の殺菌と脱臭」、あるいは「常湿度状態での濃度の低い浮遊菌、付着菌の殺菌および付着臭気の脱臭」のどちらかに限定されることになる。
ところが、日常生活では、高湿度環境下で水蒸気や微小液滴が存在する状況下において、付着菌の殺菌と高濃度臭気の脱臭とを同時に行いたい状況がいくつかある。最も典型的な例は水取扱の家庭電化製品である。例えば洗濯機は通常高湿度下にあり、洗濯槽表面には付着した雑菌が存在し、洗濯機内部には残留した水や洗剤が腐敗したことによって発生する臭気も同時に存在する。また食器洗浄機なども食品カスの残留などによって雑菌や異臭が発生してしまう例もある。
特開2002−224211号公報 特開2003−79714号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決すべくなされたものであり、付着菌の殺菌と脱臭の両方を、例えば高湿度環境下における水蒸気や微小液滴存在下でも同時に実現するものである。具体的に本発明は、活性種の生成量を増やすとともに、この活性種と水蒸気や微小液滴との相互作用により機能性ミストを発生させることによって、脱臭する受動型の機能と、その機能性ミストを装置の外に放出し、付着菌を殺菌する能動型の機能の二つを同時に兼ね備えさせることを主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係るプラズマ発生方法は、一対の電極を有し、それら電極間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものにおいて、各電極の対応する箇所にそれぞれ流体流通孔を設けてこれらが貫通するように構成するとともに、当該流体流通孔及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を作用させることを特徴とする。なお、本明細書でいう対応する箇所とは、電極の面板方向から視て、双方の電極に形成された各流体流通孔が実質的に同じ位置にあることをいい、直交座標系においてz軸方向よりxy平面状の一対の電極を見たときに、双方の電極において略同じ(x、y)の座標位置であることをいう。
このようなものであれば、対応する各流体貫通孔において発生するプラズマの量を可及的に多くすることができ、このプラズマと流体との接触面積を可及的に大きくできることから活性種の発生量を多くすることができる。またプラズマと水蒸気又は微小液滴との接触面積を可及的に大きくすることができる。そして、水蒸気や微小液滴が流体流通孔において発生した活性種と接触し、水蒸気や微小液滴に活性種が帯電もしくは混合し、機能性ミストとなって装置外部に放出される。このように機能性ミストが外部に放出されることから、浮遊菌及び付着菌を殺菌することができる。また、プラズマで発生した活性種の発生量を多くすることができるので、脱臭機能を十分に発揮することができる。
また本発明に係るプラズマ発生方法は、一対の電極を有し、電極間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものにおいて、一方の電極に貫通孔を設けてこの貫通孔が他方の電極によってその対向面側の開口が塞がれるように構成し、前記貫通孔の対向面側とは反対側の開口及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を作用させることを特徴とする。
このようなものであれば、貫通孔を介してプラズマの量を可及的に多くすることができ、このプラズマと流体との接触面積を可及的に大きくすることができることから、活性種の発生量を多くすることができる。またプラズマと水蒸気又は微小液滴との接触面積を可及的に大きくすることができる。これにより、機能性ミストの発生量を増やすことでき、浮遊菌及び付着菌を殺菌することができる。また、プラズマで発生した活性種の発生量を多くすることができるので、脱臭機能を十分に発揮することができる。
ここで微小液滴の粒径が100μm以下であることが望ましい。このように100μm以下とする理由は、一対の電極において、電極間距離は100μm以下であるため、100μm以上の水蒸気や微小液滴では過大で作用することができないためである。また、100μmを超えたものは、たとえば雨のような水滴状のものとなり、流体に含まれずに自重によって落下し機能性ミストを生成できなくなるからである。
流体貫通孔を通過した流体に含まれる活性種の数を可及的に増大させて機能性ミストの生成量を増大させると共に、発生するオゾンの濃度を抑制するためには、前記各電極に印加する電圧をパルス形状とし、そのピーク値を100V以上5000V以下の範囲内とし、且つパルス幅を0.1μ秒以上かつ300μ秒以下の範囲内としていることが望ましい。
水蒸気又は微小液滴の具体的な供給態様としては、前記一対の電極の温度が所定値以上にとなった場合に、水蒸気又は微小液滴を供給するものであることが望ましい。つまり、一対の電極の温度が所定値以上に上昇した場合には、雰囲気下の水分量又は電極に付着した水分量が低下したと判断して、水蒸気又は微小液滴を供給する。
また前記一対の電極の温度が所定値以下となった場合に、前記一対の電極の少なくとも一方の電極に設けた加熱部により電極加熱を行うものであることが望ましい。これならば、電極に付着した水分量が充足若しくは過多になったと判断できるため、水蒸気や微小液滴の供給を行わずに電極を加熱させて付着水分を蒸発させることができる。こうすることで、電極は水分によって性能低下が起こらず、かつ常に水蒸気や微小液滴を流体流通孔に作用することが可能となる。
また本発明に係るプラズマ発生装置は、対向面の少なくとも一方に誘電体膜を設けた一対の電極と、前記電極間に所定電圧を印加してプラズマ放電させる電圧印加手段と、各電極の対応する箇所にそれぞれ設けられて全体として貫通するように構成した流体流通孔とを具備し、この流体流通孔を流体が通過するときに前記プラズマと触れてイオン又はラジカルが発生するように構成したプラズマ発生装置において、前記流体流通孔及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を供給する供給機構を有することを特徴とする。
ここで、前記一対の電極のうち少なくとも一方に誘電体膜を設けていることにより、各電極間にプラズマ形成用の空隙を形成するためのスペーサを不要としながらも、対向面間に空隙が形成することができる。
流体流通孔を流れる流体とプラズマとの接触面積を可及的に大きくして機能性ミストの生成量を増大させるためには、電極の面板方向から視たときに、対応する各流体貫通孔の輪郭の少なくとも一部が互いに異なる位置にあることが望ましい。
対応する各流体貫通孔の輪郭を互いに異なる位置にするための具体的な実施の態様としては、前記一対の電極のうち一方の電極に形成された流体流通孔の開口サイズが、他方の電極に形成された流体流通孔の開口サイズよりも10μm以上小さく形成されていることが望ましい。その他、同一の開口サイズを有する流体貫通孔をそれらの開口中心がずれるように配置しても良い。
前記流体貫通孔を通過する流体又は通過した流体の脱臭及びそれらに含まれる浮遊菌の殺菌又は放出される活性種の量を多くして機能性ミストの生成量を増大するためには、前記流体流通孔とは別に、一方の電極に貫通孔を設けてこの貫通孔が他方の電極によってその対向面側の開口が塞がれるように構成していることが望ましい。これならば、流体流通孔を通過した後の流体、水蒸気又は微小液滴が貫通孔に流入してプラズマと接触し、或いは、流体流通孔を通過する前の流体、水蒸気又は微小液滴が貫通孔に流入してプラズマと接触することにより発明の効果を一層顕著にすることができる。
貫通孔の具体的な実施の態様としては、前記貫通孔の開口サイズを、前記流体流通孔の開口サイズよりも10μm以上小さく形成していることが望ましい。
前記誘電体膜の表面粗さを0.1μm以上100μm以下としていることが望ましい。これならば、一対の電極に対しスペーサを用いずに積層した場合であっても、その表面粗さに依ってプラズマが生成される空間を形成することができる。
流体が効率的に流体流通孔を通過するようにして活性種の発生を促進すると共に、脱臭効果を増大させるためには、前記流体流通孔に向かって強制的に風を送る送風機構を有することが望ましい。
ここで、前記送風機構により前記流体流通孔を通過させる風の流速を0.1m/s以上10m/s以下の範囲内としていることが望ましい。流速が0.1m/s未満であれば、流体が流体流通孔を通過する効率が悪く、一方10m/sより大きければ、流体とプラズマとの反応を充分に行わせることができない。
一対の電極が水分によって性能低下しないために、前記一対の電極のうち少なくとも一方の表面に水滴の接触角が90度以上になるように撥水性を持たせる。プラズマ電極に水分が過多に接触しても、印加電圧が一定に保たれ、活性種の発生量を高く維持させるために、前記一対の電極のプラズマ発生面上が撥水性であることが望ましい。
また、脱フロン対応の冷蔵庫には冷媒として可燃性ガスを使用している場合があり、従来技術に見られるような高電圧を必要とするプラズマ発生させる装置類を、そのような可燃性ガスが使用された冷蔵庫に適用することは、安全性に問題がある。使用されている可燃性冷媒が冷蔵庫内に漏洩する可能性があり、その雰囲気中で高電圧が原因となるスパークが発生すると着火し、爆発事故を招きかねない。そこで、前記一対の電極の外側に配置された保護カバーを有し、可燃性ガスが前記流体流通孔に流入してプラズマによって生じた火炎が、前記保護カバーを越えて外部に伝播しないように構成した防爆機構を有することが望ましい。
脱臭及び殺菌の能力を低下させることなく安全性を確保するためには、保護カバーが、前記一対の電極の外側に配置された金属メッシュを有し、当該金属メッシュの線径が1.5mm以下の範囲内であり、且つ金属メッシュの開口率が30%以上であることが望ましい。
このように構成した本発明によれば、付着菌の殺菌と脱臭の両方を水蒸気や微小液滴存在下でも同時に実現することができる。
本発明のプラズマ発生装置の一実施形態を示す斜視図。 プラズマ発生装置の作用を示す模式図。 電極部を示す平面図。 電極部及び防爆機構を示す断面図。 電極部の対向面の構成を示す拡大断面図。 流体流通孔及び貫通孔を模式的に示す部分拡大平面図及び断面図。 電極形状による単位周長当たりのイオン数密度(対称形に対する比)を示す図。 貫通孔による単位周長当たりのイオン数密度(対称形に対する比)を示す図。 イオン数密度とオゾン濃度とのパルス幅依存性を示す図。 相対湿度とイオン数密度との相関を示す図。 大腸菌の殺菌試験結果を示す写真。 プラズマ生成と脱臭反応場とを示す断面図。 放出された活性種及び機能性ミストによる付着菌殺菌の概略図。 異常時のプラズマによる着火と防爆機器による火炎伝播防止の概略図。 防爆能力とイオン放出性能を満たす金属メッシュのパラメータ領域を示す図。 加熱部を有する電極部の構成を示す断面図。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るプラズマ発生装置100は、例えば冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、掃除機、空調機又は空気清浄機等の家庭電化製品に用いられ、特に高湿度環境下においても使用可能なものであり、当該家庭電化製品の内部又は外部の空気の脱臭やそれら製品内部又は外部の浮遊菌又は付着菌を殺菌する殺菌脱臭装置として用いられる。
具体的にこのものは、図1及び図2に示すように、マイクロギャッププラズマ(Micro Gap Plasma)によりイオンやラジカル等の活性種を生成させるプラズマ電極部2と、当該プラズマ電極部2の外部に設けられて当該プラズマ電極部2に強制的に風(空気流)を送る送風機構3と、プラズマ電極部2に微小液滴(ミスト)を供給する微小液滴供給機構4と、前記プラズマ電極部2の外部に設けられてプラズマ電極部2で生じる火炎が外部に伝播しないようにする防爆機構5、およびプラズマ電極部2に高電圧を印加するための電源6とを備えている。
以下、各部2〜6について各図を参照して説明する。
プラズマ電極部2は、図2〜図6に示すように、対向面に誘電体膜21a、22aを設けた一対の電極21、22を有し、それら電極21、22間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものである。各電極21、22は、特に図3に示すように、平面視において(電極21、22の面板方向から見たときに)概略矩形状をなすものであり、例えばSUS403といったステンレス鋼から形成されている。なお、電極部2の電極21、22の縁部には、電源6からの電圧が印加される印加端子2Tが形成されている(図3参照)。ここで電源6によるプラズマ電極部2への電圧印加方法は、各電極21、22に印加する電圧をパルス形状とし、そのピーク値を100V以上5000V以下の範囲内とし、且つパルス幅を0.1μ秒以上かつ300μ秒以下の範囲内としている。
また、図5に示すように、電極21、22の対向面には、例えばチタン酸バリウム等の誘電体が塗布されて誘電体膜21a、22aが形成されている。この誘電体膜21a、22aの表面粗さ(本実施形態では算出平均粗さRa)は0.1μm以上100μm以下である。この他表面粗さとしては、最大高さRy、十点平均粗さRzを用いて規定しても良い。このように誘電体膜21a、22aの平面粗さを上記範囲内の値にすることによって、各電極21、22を重ね合わせるだけで、対向面間に空隙が形成されて、当該空隙内にプラズマが発生することになる。これにより、各電極21、22間にプラズマ形成用の空隙を形成するためのスペーサを不要としている。なお、前記誘電体膜21a、22aの表面粗さは、溶射法によって制御することが考えられる。また、電極に塗布する誘電体としては、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化シリコン、燐酸銀、チタン酸ジルコン酸鉛、シリコンカーバイド、酸化インジウム、酸化カドミニウム、酸化ビスマス、酸化亜鉛、酸化鉄、カーボンナノチューブなどを用いてもよい。
また、プラズマ電極部2が水分によって性能低下しないために、一対の電極21、22のうち少なくとも一方の対向面表面に水滴の接触角が90度以上になるように撥水性を持たせている。本実施形態では、プラズマ電極部2に水分が過多に接触しても、印加電圧が一定に保たれて活性種発生量を高く保持させるために、図5に示すように、電極21、22の対向面、つまり、電極21、22の誘電体膜21a、22aの表面に撥水性を持たせている。撥水性を持たせるための具体例としては、例えばフッ素系樹脂混合溶剤を電極21、22の誘電体膜21a、22a上に薄く塗布後乾燥させることで形成された撥水性物質からなる撥水性薄膜2Mである。この撥水性薄膜2Mは、プラズマ発生部である誘電体膜21a、22aを微小に複数露出させた薄膜であり、プラズマ発生状態は変化せず、水分はその薄膜によって撥水させることができる。
さらに図3、図4及び図6に示すように、各電極21、22の対応する箇所にそれぞれ流体流通孔21b、22bを設けてこれらが連通して貫通するように構成するとともに、電極21、22の面板方向から視たときに(平面視において)、対応する各流体貫通孔21b、22bの輪郭の少なくとも一部が互いに異なる位置となるように構成されている。つまり、一方の電極21に形成された流体流通孔21bの平面視形状と、他方の電極22に形成された流体流通孔22bの平面視形状とが互いに異なるように構成されている。
具体的には、各電極21、22の対応する箇所にそれぞれ形成された流体流通孔21b、22bは、平面視において概略円形状をなすものであり(図3、図6参照)、一方の電極21に形成された流体流通孔21bの開口サイズ(開口径)が、他方の電極22に形成された流体流通孔22bの開口サイズ(開口径)よりも小さく(例えば開口径が10μm以上小さく)形成されている。
また、同じく図3、図6に示すように、一方の電極21に形成された流体流通孔21bと他方の電極22に形成された流体流通孔22bとは同心円状に形成されている。なお、本実施形態では、一方の電極21に形成された複数個の流体流通孔21bは全て同一形状をなし、他方の電極22に形成された複数個の流体流通孔22bも全て同一形状をなし、一方の電極21に形成された流体流通孔21b全てが、他方の電極22に形成された流体流通孔22bよりも小さく形成されている。本実施例では概略円形状として効果を示したが、開口部は円形に限らずどのような形でもよく、平面視において対応する各流体貫通孔の輪郭の少なくとも一部が互いに異なる位置となるように構成されていればよい。
また、プラズマ電極部2は、図3及び図6に示すように、流体流通孔21b、22bとは別に、一方の電極21に貫通孔21cを設けてこの貫通孔21cが他方の電極22によってその対向面側の開口が塞がれるように構成している。なお、前記各電極21、22に形成された流体流通孔21b、22bからなるものを以下、完全開口部という場合があるが、これとの比較において貫通孔21cにより形成されるものは半開口部という。
貫通孔21cの開口サイズは、流体流通孔21bの開口サイズよりも10μm以上小さく形成している。貫通孔21cは、規則的に設けられた流体流通孔21bの一部を置き換えて形成されており、貫通孔21cは流体流通孔21bの周囲に設けられている(図3参照)。
送風機構3は、前記プラズマ電極部2の他方の電極22側に配置されており、プラズマ電極部2に形成された流体流通孔21b、22b(完全開口部)に向かって強制的に風を送る送風ファンを有するものである。具体的にこの送風機構3は、流体流通孔21b、22bを通過させる風の流速を0.1m/s以上10m/s以下の範囲内となるようにしている。
微小液滴供給機構4は、たとえば図1及び図2に示すように、前記プラズマ電極部2の他方の電極22側に配置されており、プラズマ電極部2及び送風機構3の間に粒径100μm以下の微小液滴を供給するミスト発生器である。つまりミスト発生器は、プラズマ電極部2における空気流の上流側に微小液滴を供給するように配置されている。ここで、微小液滴の粒径を100μm以下としているのは、一対の電極21、22において、電極間距離が100μm以下であるため、100μm以上の水蒸気や微小液滴では過大で作用することができないためである。また、100μmを超えたものは、たとえば雨のような水滴状のものとなり、流体に含まれずに自重によって落下しプラズマ電極部2に向かって移動しない。
防爆機構5は、図4に示すように、一対の電極21、22の外側に配置された保護カバー51を有し、可燃性ガスが流体流通孔21b、22bに流入してプラズマによって生じた火炎が、保護カバー51を越えて外部に伝播しないように構成されたものである。具体的に防爆機構5は、その保護カバー51が、一対の電極21、22の外側に配置された金属メッシュ511を有し、当該金属メッシュ511の線径が1.5mm以下の範囲内であり、且つ金属メッシュ511の開口率が30%以上である。
次に、本実施形態のプラズマ発生装置100を用いた実験例について説明する。付着菌の殺菌と脱臭の両者を両立するための電極形状の最適化を、空気イオン測定とオゾン濃度測定により行う。両測定はプラズマ電極部2より下流へ空気イオン測定器を設置可能な距離(本件の場合、オゾン濃度は1cmに吸入口を設置、イオン数密度は10cmに設置)において行う。空気イオン測定は間接的であるが簡便に測定する方法であり、プラズマで発生した活性種の中で特に電荷を持ち、寿命の長いイオンが測定対象であるが、一定のプラズマの発生条件下において空気イオン数密度と活性種の密度との間に相関があることを利用している。つまり、イオン数密度が高いということは、それだけ、殺菌や脱臭に効果のある活性種の密度が高いことを意味する。一方、プラズマの副生成物であるオゾンはイオンに比べはるかに長い寿命(数10分以上)を持つことから、プラズマ近傍での濃度と下流の離れた地点での濃度とに大きな差は無い。それでも測定値の絶対値を高くし、わずかなオゾンの発生量の変化をつかむために、電極21より1cm下流に測定器のサンプリング吸入口を設置している。
上記電極の非対称構造と半開口部によるイオン生成量増加は、以下のように確認した。
次のように開口率の等しい電極を3種類用意し、
1)基本となる対称形完全開口部(流体流通孔21bと流体流通孔22bが同一形状)のみ備えた電極、
2)完全開口部を非対称構造(本実施形態の構成)に変更した電極、
3)対称形完全開口部に加え、半開口部を備えた電極、
それぞれの電極をオゾン濃度が一定になるように印加電圧を調整し、その条件で生成されるイオン数密度を上記の通り測定した。次に、電極上の開口部の周長の合計を求めておき、測定したイオン数密度より、単位周長当りのイオン数密度を算出する。電極1)と2)は直接比較することで非対称形に変更したことによる増加量が求まり、3)のイオン数密度から1)のイオン数密度を差し引くことで半開口部による増加量が求まる。図7に対称形完全開口部に対する非対称形完全開口部のイオン生成量の比を示す。図7に示すように、非対称形(本実施形態の完全開口部)に変更したことにより、イオン生成量が2倍以上増加することが判明した。また、図8に対称形完全開口部に対する半開口部のイオン生成量の比を示す。図8に示すように、半開口部からのイオン生成量は対称形の3倍以上増加することが判明した。
プラズマ発生装置においては、流体流通孔と接触した流体に含まれる活性種の数を可及的に増大させるだけでなく、人体に有害なオゾンの発生を抑制する必要がある。この方法としては、高電圧パルスのパルス幅を小さく制御することで、活性種の生成量を増大させることができる。図9に示すイオン数密度とオゾン濃度のパルス幅依存性は、パルスの繰り返し周波数とピーク電圧値は1kと一定に保ち、パルス幅のみを変化させたときの測定である。図9に見られるように、パルス幅を100μ秒以下においてイオン数が測定され、かつオゾン濃度が低くなり、パルス幅が小さくなるに従って、イオン数は増加し、オゾン濃度は減少する。その結果、オゾン濃度は低濃度で抑えられ、かつイオン数密度は増大させることが可能である。よって、パルス幅は100μ秒以下にすることが望ましいことが分かった。
高湿度条件においての空気イオン測定をおこなうことで、本実施形態の性能評価を行った。相対湿度を変化させたときのイオン数密度測定結果を図10に示す。75%RH付近では一旦低下するが、それ以降の高湿度の90%RH以上100%RH未満では急速にイオン数密度が上昇しており、高湿度条件での発生活性種密度は高いことを示している。一方で、従来プラズマ発生装置では、湿度が上昇するほどにイオン数密度が減少しており、それ以降の高湿度の90〜100%RHでは急速にイオン数密度が減少した。なお、本実施形態のプラズマ発生装置と従来のプラズマ発生装置とのイオン数密度範囲が異なるのは、装置本体の大きさや発生イオン種が異なるためである。
また、本実施形態のプラズマ発生装置を用いて湿度90%RH下においての大腸菌の殺菌試験を行った。大腸菌入り寒天培地をいれたシャーレを置いた100Lチャンバー内で、湿度を90%RHに保った状態でプラズマ発生装置をチャンバー内で6時間動作したところ、図11の写真に示すとおり、菌由来のコロニーが減少し、殺菌可能なことを証明できた。このようにイオン数の少ない湿度下において抑制がなされたことで、よりイオン数の多い高湿度域でも当然殺菌が可能と考えられる。
電極近傍で行われる脱臭反応については以下の通りに考えられる。最初にプラズマによって生成された活性種の濃度と空気流により運ばれてきた臭気濃度との濃度差を考える。図12に示すように、電極表面の誘電体同士で作られる空隙に発生するプラズマの一部は流体流通孔の穴の内側にまで広がるため、生成された活性種が送風機構から供給される空気流と相互作用を及ぼす。大気圧において誘電体膜ではさまれた空間で発生するプラズマの電子密度は1015/cm程度であり、生成されるイオンやラジカルの密度も同等と考えられ、非常に高密度の活性種が存在する。そこに臭気物質の分子が運ばれてきたときに想定される分子数密度は仮にppmオーダーとしても1013/cmであり、活性種の密度より数桁小さい。つまり、臭気分子を分解するのに十分な数の活性種が生成されている空間が流体流通孔の内側に発生し、図12に示す脱臭反応場にどのように送り込んで分解を促進させるよう工夫するかがかぎとなる。ひとつは、流体流通孔に対して風を送ることである。流体流通孔に対して強制的に送ることで、臭気分子が脱臭反応場のある流体流通孔に接触して、臭気物質の分解がなされる工夫である。もうひとつは、電極正面近傍で、円筒状の物を高速回転させることにより発生する風によって、臭気成分を流体流通孔に送り込み、脱臭反応場にて臭気物質の分解がなされる工夫である。
次に電極から離れた物体表面で行われる殺菌についてであるが、放出された活性種の密度と付着菌の密度の差が殺菌効率を決定する。図13に示すように、プラズマで生成された活性種が、空気流に含まれた水蒸気や微小液滴に帯電または混合され、機能性ミストとして装置外部へと放出され、それぞれの寿命に従い再結合等を経て安定な分子に戻る。通常そのような空気中に存在するイオンは空気イオン測定器などで計測され、プラズマ近傍では10/cm程度は観察される。そのような低数密度で、かつ機能性ミストとして活性種が拡散すると、臭気分子を分解するのに長時間が必要となるため脱臭効果は期待できないが、さらに数密度の低い付着菌を殺菌するには有効である。付着菌は単位面積あたり数百から数千個、即ち10〜10/cmであり、一定時間継続的に機能性ミスト中の活性種と接触することで殺菌が行える。
防爆機構5は、例えば可燃性冷媒を使用した冷蔵庫に本装置を設置する場合に必要になる。図14に示すように、プラズマ電極部2の周囲に金属メッシュ511を配置し、万が一電極上でアーク放電のようなスパークが発生し、可燃性冷媒雰囲気中で着火しても、火炎が金属メッシュを越えて冷蔵室全体に広がることは無い。特に、図15に示すように、金属メッシュ511の線径が1.5mm以下の範囲内、かつ、開口率が30%以上のときに上記のような電極構造により増大させた活性種の生成量を損なうことなく動作させることができ、即ち、脱臭と殺菌の能力を低下させずに安全性を確保できる。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係るプラズマ発生装置100によれば、対応する各流体貫通孔において発生するプラズマと流体との接触面積を可及的に大きくできることから活性種の発生量を多くすることができる。そして、水蒸気や微小液滴が流体流通孔において発生した活性種と接触し、水蒸気や微小液滴に活性種が帯電もしくは混合し、機能性ミストとなって装置外部に放出される。このように機能性ミストが外部に放出されることから、浮遊菌及び付着菌を殺菌することができる。また、プラズマで発生した活性種の発生量を多くすることができるので、脱臭機能を十分に発揮することができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態は微小液滴供給機構を有するものであったが、水蒸気供給機構を有するものであっても良い。この場合水蒸気供給機構は、水蒸気発生器をミスト発生器のかわりに設置しても良い。また、水蒸気供給機構として、一対の電極の少なくとも一方に水を供給して当該電極に水を付着させる水供給部と、電極に付着した水を蒸発させる加熱部とを有するものであっても良い。このとき加熱部として、電極とは別にヒータを設けても良いし、電極部自体のプラズマ発生時に生じる熱を用いて加熱するようにしても良い。なお、水蒸気供給機構と微小液滴供給機構とを両方設けても良い。
また、図16に示すように、一対の電極の少なくとも一方の電極に加熱部23を設けて、電極を加熱することで水分を蒸発させ、電極を乾燥させることが望ましい。この場合、加熱部23としては、図16に示すように、例えば少なくとも一方の電極の対向面とは反対側に設けられた発熱抵抗体等の電熱線を用いることができる。これにより、プラズマ生起面積が最大化し、活性種発生量を高く保持させるだけでなく、蒸発した水分は水蒸気や微小液滴となって機能性ミストの原料に利用できる。
さらに、一対の電極の少なくとも一方の電極の温度を測定する温度センサを有し、温度センサの検出温度が所定値以上となった場合に、水蒸気又は微小液滴を供給するように構成しても良い。この場合、制御装置が温度センサからの検出信号を取得するとともに、その検出信号が示す温度と、予め定められた値とを比較して、電極の温度が所定値以上であると判断した場合に、ミスト発生器にミスト発生信号を出力する。そして、このミスト発生信号を取得したミスト発生器がプラズマ電極部に向かってミストを供給する。その他、制御装置は、電極温度に基づいてミスト又は水蒸気の供給量をフィードバック制御するように構成することもできる。
その上、一対の電極の少なくとも一方の電極の温度を測定する温度センサと、一対の電極の少なくとも一方の電極を加熱する加熱部とを有し、温度センサの検出温度が所定値以下となった場合に、加熱部により電極加熱を行うように構成しても良い。そして、制御装置が、温度センサからの検出信号を取得するとともに、その検出信号が示す値と、予め定められた値とを比較して、電極の温度が所定値以下であると判断した場合に、加熱部である発熱抵抗体に電流を供給する。これにより、電極部が加熱されて、電極部に付着した水滴を蒸発させることができ、この水蒸気を用いて機能性ミストを生成することができる。その他、制御装置は、電極温度に基づいて加熱部の加熱温度をフィードバック制御するように構成することもできる。
加えて、一対の電極の雰囲気中における相対湿度を測定する湿度センサを有し、湿度センサの検出湿度が所定値以下となった場合に、水蒸気又は微小液滴を供給するように構成しても良い。この場合、制御装置は、湿度センサからの検出信号を取得するとともに、その検出信号が示す湿度と予め定めた値とを比較して、雰囲気の相対湿度が所定値(例えば90%RH)以下であると判断した場合に、ミスト発生器にミスト発生信号を出力する。そして、このミスト発生信号を取得したミスト発生器がプラズマ電極部に向かってミストを供給する。その他、制御装置は、相対湿度に基づいてミスト又は水蒸気の供給量をフィードバック制御するように構成することもできる。
前記実施形態では電極21の複数の流体流通孔21bが同一形状をなし、また電極22の複数の流体流通孔22bが同一形状をなすものであったが、それぞれ異なる形状をなすものであっても良い。
また、前記実施形態では電極21の全ての流体流通孔21bが、電極22の複数の流体流通孔22bよりも小さく又は大きく形成されているが、電極21の一部の流体流通孔21bが電極22の流体流通孔22bにより小さく形成されており、その他の流体流通孔21bが電極22の流体流通孔22bよりも大きく形成されていても良い。
さらに、前記実施形態では一方の電極21又は他方の電極22のいずれかに貫通孔が形成されているが、両方に貫通孔(半開口部)を形成するようにしても良い。
その上、前記実施形態では流体流通孔は等断面形状をなすものであったが、その他、各電極に形成される流体流通孔にテーパ面を有するもの、すり鉢状またはお椀状の形状、つまり一方の開口から他方の開口に行くに従って縮径又は拡径するものであっても良い。
加えて、流体流通孔は、円形状の他、楕円形状、矩形状、直線状スリット形状、同心円状スリット形状、波形状スリット形状、三日月形状、櫛形状、ハニカム形状又は星形状であっても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・プラズマ発生装置
21・・・一方の電極
22・・・他方の電極
23・・・加熱部
21a、22a・・・誘電体膜
21b、22b・・・流体流通孔
21c・・・貫通孔
2・・・プラズマ電極部
2T・・・印加端子
2M・・・撥水性薄膜
3・・・送風機構
4・・・微小液滴供給機構
5・・・防爆機構
6・・・電源
51・・・保護カバー
511・・・金属メッシュ

Claims (22)

  1. 一対の電極を有し、それら電極間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものにおいて、各電極の対応する箇所にそれぞれ流体流通孔を設けてこれらが貫通するように構成するとともに、当該流体流通孔及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を作用させることを特徴とするプラズマ発生方法。
  2. 一対の電極を有し、電極間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものにおいて、一方の電極に貫通孔を設けてこの貫通孔が他方の電極によってその対向面側の開口が塞がれるように構成し、前記貫通孔の対向面側とは反対側の開口及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を作用させることを特徴とするプラズマ発生方法。
  3. 前記微小液滴の粒径が100μm以下である請求項1又は2記載のプラズマ発生方法。
  4. 前記各電極に印加する電圧をパルス形状とし、そのピーク値を100V以上5000V以下の範囲内とし、且つパルス幅を0.1μ秒以上かつ300μ秒以下の範囲内としている請求項1、2又は3記載のプラズマ発生方法。
  5. 前記一対の電極の温度が所定値以上となった場合に、水蒸気又は微小液滴を供給するものである請求項1、2、3又は4記載のプラズマ発生方法。
  6. 前記一対の電極の温度が所定値以下となった場合に、加熱部により電極加熱を行うものである請求項1、2、3、4又は5記載のプラズマ発生方法。
  7. 対向面の少なくとも一方に誘電体膜を設けた一対の電極と、前記電極間に所定電圧を印加してプラズマ放電させる電圧印加手段と、各電極の対応する箇所にそれぞれ設けられて全体として貫通するように構成した流体流通孔とを具備し、この流体流通孔を流体が通過するときに前記プラズマと触れてイオン又はラジカルが発生するように構成したプラズマ発生装置において、
    前記流体流通孔及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を供給する供給機構を有することを特徴とするプラズマ発生装置。
  8. 前記流体流通孔及びその近傍に生じるプラズマに微小液滴を供給する微小液滴供給機構を有する場合において、前記微小液滴の粒径が100μm以下である請求項7記載のプラズマ発生装置。
  9. 電極の面板方向から視たときに、対応する各流体貫通孔の輪郭の少なくとも一部が互いに異なる位置にある請求項7又は8記載のプラズマ発生装置。
  10. 前記一対の電極のうち一方の電極に形成された流体流通孔の開口サイズが、他方の電極に形成された流体流通孔の開口サイズよりも10μm以上小さく形成されている請求項7乃至9のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  11. 前記流体流通孔とは別に、一方の電極に貫通孔を設けてこの貫通孔が他方の電極によってその対向面側の開口が塞がれるように構成している請求項7乃至10のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  12. 前記貫通孔の開口サイズを、前記流体流通孔の開口サイズよりも10μm以上小さく形成している請求項11記載のプラズマ発生装置。
  13. 前記一対の電極のうち少なくとも一方に誘電体膜が設けられており、当該誘電体膜の表面粗さを0.1μm以上100μm以下としている請求項7乃至12のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  14. 前記流体流通孔に向かって強制的に風を送る送風機構を有する請求項7乃至13のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  15. 前記一対の電極のうち少なくとも一方の電極表面が撥水性を有する請求項7乃至14のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  16. 前記流体流通孔及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気を供給する水蒸気供給機構を有する場合において、前記水蒸気供給機構が、前記一対の電極の少なくとも一方に水を供給して当該電極に水を付着させて、その水を蒸発させるものである請求項7乃至15のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  17. 前記一対の電極の少なくとも一方の電極の温度を測定する温度センサを有し、前記温度センサの検出温度が所定値以上となった場合に、水蒸気又は微小液滴を供給するものである請求項7乃至16のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  18. 前記一対の電極の少なくとも一方の電極の温度を測定する温度センサと、前記一対の電極の少なくとも一方の電極を加熱する加熱部とを有し、前記温度センサの検出温度が所定値以下となった場合に、前記加熱部により電極加熱を行うものである請求項7乃至17のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  19. 前記一対の電極の雰囲気中における相対湿度を測定する湿度センサを有し、前記湿度センサの検出湿度が所定値以下となった場合に、水蒸気又は微小液滴を供給するものである請求項7乃至18のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  20. 一対の電極を有し、電極間に所定電圧が印加されてプラズマ放電するものにおいて、一方の電極に貫通孔を設けてこの貫通孔が他方の電極によってその対向面側の開口が塞がれるように構成し、前記貫通孔の対向面側とは反対側の開口及びその近傍に生じるプラズマに水蒸気又は微小液滴を供給する供給機構を有することを特徴とするプラズマ発生装置。
  21. 前記各電極に印加する電圧をパルス形状とし、そのピーク値を100V以上5000V以下の範囲内とし、且つパルス幅を0.1μ秒以上かつ300μ秒以下の範囲内としている請求項7乃至20のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  22. 前記一対の電極の外側に配置された保護カバーを有し、可燃性ガスが前記流体流通孔に流入してプラズマによって生じた火炎が、前記保護カバーを越えて外部に伝播しないように構成した防爆機構を有する請求項7乃至21のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
JP2010273450A 2010-12-08 2010-12-08 プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置 Pending JP2012120677A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010273450A JP2012120677A (ja) 2010-12-08 2010-12-08 プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置
KR1020110113202A KR101860719B1 (ko) 2010-12-08 2011-11-02 플라즈마 발생방법 및 플라즈마 발생장치
EP11191817.3A EP2462954B1 (en) 2010-12-08 2011-12-02 Plasma generation method and apparatus for biocidal and deodorising air treatment
US13/312,253 US8425853B2 (en) 2010-12-08 2011-12-06 Plasma generation method and apparatus
US13/797,201 US8668813B2 (en) 2010-12-08 2013-03-12 Plasma generation method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010273450A JP2012120677A (ja) 2010-12-08 2010-12-08 プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012120677A true JP2012120677A (ja) 2012-06-28

Family

ID=45440110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010273450A Pending JP2012120677A (ja) 2010-12-08 2010-12-08 プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US8425853B2 (ja)
EP (1) EP2462954B1 (ja)
JP (1) JP2012120677A (ja)
KR (1) KR101860719B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013051730A1 (ja) * 2011-10-07 2013-04-11 株式会社サムスン横浜研究所 プラズマ発生装置
KR20160021242A (ko) 2013-07-31 2016-02-24 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 방전을 이용한 제균 장치
JP2019041756A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 積水化学工業株式会社 コンテナ用鮮度保持装置
US11198022B1 (en) 2020-06-17 2021-12-14 B Dot Medical Inc. Charged particle irradiation apparatus

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101533396B1 (ko) * 2014-03-27 2015-07-01 김두환 통풍 관로가 구비된 플라즈마 이온 발생 장치
DE102014214341B3 (de) * 2014-07-23 2015-09-10 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltsgerät mit Tropfenerzeuger
KR101860237B1 (ko) * 2016-12-26 2018-05-23 한국기초과학지원연구원 다습 환경에서 이용되는 플라즈마 장치
KR20200069296A (ko) * 2017-09-01 2020-06-16 솜니오 글로벌 홀딩스, 엘엘씨 자유 라디칼 생성기 및 사용 방법
DE102018204689A1 (de) * 2018-03-27 2019-10-02 BSH Hausgeräte GmbH Verfahren zum Erzeugen eines Plasma-Dampf-Gemisches
CN109237656A (zh) * 2018-08-27 2019-01-18 安徽省南北净化工程有限公司 一种洁净手术室紫外线干燥机抽送风装置
US11519128B2 (en) 2020-02-11 2022-12-06 Haier Us Appliance Solutions, Inc. System and method for controlling static electricity within a dryer appliance
CN113455302A (zh) * 2020-10-19 2021-10-01 赵鑫飚 湿地空气净化用自养生物回收补充装置
KR102311553B1 (ko) 2020-10-22 2021-10-13 주식회사 피아이앤이 살균 장치
KR102328529B1 (ko) 2021-05-14 2021-11-18 주식회사 이노서플 살균 장치
KR102574850B1 (ko) * 2021-09-14 2023-09-06 오영래 플라즈마 이온화 라디칼 반응을 이용한 유해가스 처리장치
KR20230041424A (ko) 2021-09-17 2023-03-24 주식회사 다옴이앤티 살균 장치
KR20230041425A (ko) 2021-09-17 2023-03-24 주식회사 다옴이앤티 살균 장치
KR20230058822A (ko) 2021-10-25 2023-05-03 주식회사 다옴이앤티 살균 장치
CN114340129B (zh) * 2022-01-06 2024-07-05 成都万物之成科技有限公司 水合等离子发生器、空气消杀装置、空气消杀控制系统及控制方法
KR20230156549A (ko) 2022-05-06 2023-11-14 주식회사 다옴전자 살균 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190920A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2005203362A (ja) * 2003-12-19 2005-07-28 Ngk Insulators Ltd プラズマ発生電極及びプラズマ反応器
JP2009078266A (ja) * 2007-09-09 2009-04-16 Kazuo Shimizu プラズマを用いた流体浄化方法および流体浄化装置
JP2009081134A (ja) * 2007-09-09 2009-04-16 Kazuo Shimizu プラズマ電極
JP2010149053A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kyocera Corp 誘電性構造体、誘電性構造体を用いた放電装置、流体改質装置、および反応システム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1341414A (fr) * 1962-12-27 1963-10-25 Dispositif pour l'humidification de l'air
NO122148B (ja) * 1967-12-29 1971-05-24 Kristoffer Lehmkuhl
AT388072B (de) * 1984-05-15 1989-04-25 Nogler & Daum Eltac Elektrode fuer elektrostatische anwendungsbereiche
JP2002224211A (ja) 2000-05-18 2002-08-13 Sharp Corp 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
CN1466771A (zh) * 2000-10-26 2004-01-07 陶氏康宁爱尔兰有限公司 大气压等离子体组件
JP5149473B2 (ja) 2001-09-14 2013-02-20 パナソニック株式会社 脱臭装置
KR100704160B1 (ko) 2004-02-09 2007-04-06 (주)프로닉스 플라즈마 발생장치 및 플라즈마 발생 연결관
JP4194505B2 (ja) * 2004-02-16 2008-12-10 シャープ株式会社 プラズマ洗浄装置
KR20060124864A (ko) 2005-05-26 2006-12-06 한국기계연구원 수중 플라즈마 방전장치 및 그것을 이용한 수중 방전방법
NZ579617A (en) * 2007-03-28 2011-09-30 Mitsubishi Electric Corp Heat exchanger having fins with fine pores for adsorbing water by capillary action
JP4784624B2 (ja) 2007-12-20 2011-10-05 三菱電機株式会社 殺菌装置とその装置を用いた空調機、手乾燥機及び加湿器
KR20110024708A (ko) * 2009-09-03 2011-03-09 박정일 활성 라디칼 발생장치를 구비한 차량용 정화장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190920A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2005203362A (ja) * 2003-12-19 2005-07-28 Ngk Insulators Ltd プラズマ発生電極及びプラズマ反応器
JP2009078266A (ja) * 2007-09-09 2009-04-16 Kazuo Shimizu プラズマを用いた流体浄化方法および流体浄化装置
JP2009081134A (ja) * 2007-09-09 2009-04-16 Kazuo Shimizu プラズマ電極
JP2010149053A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kyocera Corp 誘電性構造体、誘電性構造体を用いた放電装置、流体改質装置、および反応システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013051730A1 (ja) * 2011-10-07 2013-04-11 株式会社サムスン横浜研究所 プラズマ発生装置
KR20160021242A (ko) 2013-07-31 2016-02-24 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 방전을 이용한 제균 장치
JPWO2015015587A1 (ja) * 2013-07-31 2017-03-02 株式会社日立製作所 放電を用いた除菌装置
JP2019041756A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 積水化学工業株式会社 コンテナ用鮮度保持装置
JP7092586B2 (ja) 2017-08-31 2022-06-28 積水化学工業株式会社 コンテナ用鮮度保持装置
US11198022B1 (en) 2020-06-17 2021-12-14 B Dot Medical Inc. Charged particle irradiation apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
KR101860719B1 (ko) 2018-05-24
EP2462954A3 (en) 2012-10-10
US8668813B2 (en) 2014-03-11
US8425853B2 (en) 2013-04-23
US20130189154A1 (en) 2013-07-25
EP2462954A2 (en) 2012-06-13
KR20120064021A (ko) 2012-06-18
US20120148446A1 (en) 2012-06-14
EP2462954B1 (en) 2016-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012120677A (ja) プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置
JP2012120768A (ja) 脱臭殺菌装置及び脱臭殺菌方法
WO2013051730A1 (ja) プラズマ発生装置
JPWO2012063856A1 (ja) プラズマ発生装置、プラズマ発生方法及びオゾン発生抑制方法
JP3680121B2 (ja) 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
US20120229029A1 (en) Plasma generating apparatus and plasma generating method
JPWO2012063857A1 (ja) プラズマ発生装置及びプラズマ発生方法
JP2010535951A (ja) プラズマを用いたテキスタイル清浄及び殺菌を行う方法、及びプラズマロック
WO2013085045A1 (ja) プラズマ発生装置
KR101954850B1 (ko) 플라즈마 발생 장치 및 플라즈마 발생 방법
JP2013174391A (ja) 空調装置および空調装置の運転方法
JP4944230B2 (ja) イオン発生装置を備えた電気機器
JP2006340843A (ja) 空気浄化装置
WO2013077396A1 (ja) プラズマ発生装置
JP2004000606A (ja) 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
JP2012075487A (ja) 除菌装置及びこの除菌装置を備えた調湿装置
JP2012187225A (ja) プラズマ発生装置及びプラズマ発生方法
JP2010022426A (ja) 付着物除去具
JP2012226949A (ja) プラズマ発生装置及びプラズマ発生方法
JP2012190623A (ja) プラズマ発生装置及びプラズマ発生方法
JP2014120312A (ja) プラズマ発生装置
JP2010276335A (ja) イオン発生装置を備えた電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150305