JP2012119426A - 可変キャパシタとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変キャパシタとその製造方法において、可変キャパシタの容量値を大きくすること。
【解決手段】第1のレジストパターン11をマスクにするエッチングで第2の犠牲膜9に開口9aを形成する工程と、開口9a内と第1のレジストパターン11の上に、第2の誘電体膜13とキャパシタ電極14とを順に形成する工程と、第1のレジストパターン11を除去することにより、開口9a内に第2の誘電体膜13とキャパシタ電極14とを残す工程と、第2の犠牲膜9とキャパシタ電極14の上に第3の犠牲膜17を形成する工程と、第3の犠牲膜17の上面17bの凹部17xに突起抵抗21aを形成する工程と、第3の犠牲膜17と突起抵抗21aの上に可動上部電極25を形成する工程と、可動上部電極25を形成した後、第2の犠牲膜9と第3の犠牲膜17とを除去する工程とを有する可変キャパシタ100の製造方法による。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変キャパシタとその製造方法に関する。
近年の微細加工技術の発達により、様々な技術分野においてMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術が採用されつつある。MEMS技術で作製されるデバイスとしては、例えば可変キャパシタがある。
可変キャパシタは、静電力等によって極板同士の間隔を変えることにより容量値を変えるものであり、携帯電話等の電子機器において広く用いられている。可変キャパシタの高性能化を図るには、その容量値をなるべく大きくするのが好ましい。
特表2009−505163号公報
可変キャパシタとその製造方法において、可変キャパシタの容量値を大きくすることを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、基板の上にキャパシタの下部電極を形成する工程と、前記下部電極の上に第1の犠牲膜を形成する工程と、前記第1の犠牲膜の上に、窓を備えたレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクにして前記第1の犠牲膜をエッチングし、前記窓の下の前記第1の犠牲膜に開口を形成する工程と、前記開口内と前記レジストパターンの上に、前記キャパシタの誘電体膜を形成する工程と、前記誘電体膜の上にキャパシタ電極を形成する工程と、前記キャパシタ電極を形成した後、前記レジストパターンを除去することにより、前記開口内に前記誘電体膜と前記キャパシタ電極とを残す工程と、前記レジストパターンを除去した後、前記第1の犠牲膜と前記キャパシタ電極の上に第2の犠牲膜を形成する工程と、前記第2の犠牲膜の上面において、前記キャパシタ電極の上面の凹凸を反映して凹部が形成された部分に、突起抵抗を形成する工程と、前記第2の犠牲膜と前記突起抵抗の上に、前記キャパシタの可動上部電極を形成する工程と、前記可動上部電極を形成した後、前記第1の犠牲膜と前記第2の犠牲膜とを除去し、前記可動上部電極を前記下部電極に向けて弾性変形可能にする工程とを有する可変キャパシタの製造方法が提供される。
また、その開示の別の観点によれば、基板と、前記基板の上に形成されたキャパシタの下部電極と、前記下部電極の上に順に形成された第1の誘電体膜及びキャパシタ電極と、前記キャパシタ電極の上方に設けられ、該キャパシタ電極に近接可能な可動上部電極と、前記可動上部電極の下面に形成され、先端の形状が先鋭な突起抵抗とを備え、前記可動上部電極が前記キャパシタ電極に向けて弾性変形したときに、前記突起抵抗の前記先端が前記キャパシタ電極に当接する可変キャパシタが提供される。
以下の開示によれば、第2の犠牲膜の凹部を利用して突起抵抗を形成することで、当該突起抵抗の先端が先鋭になり、突起抵抗とキャパシタ電極との接触抵抗を大きくすることができる。これにより、上部可動電極と下部電極との間に高周波信号を印加しても、上記の接触抵抗を含む抵抗成分にその高周波信号が流れるのを抑制でき、高周波信号から見た可変キャパシタの容量値を大きくすることが可能となる。
図1は、本実施形態に係る可変キャパシタの断面図である。 図2(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタが備える突起抵抗とその周囲の拡大断面図である。 図3は、本実施形態に係る可変キャパシタの可変容量と抵抗成分との接続関係について示す回路図である。 図4(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その1)である。 図5(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その2)である。 図6(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その3)である。 図7(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その4)である。 図8(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その5)である。 図9(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その6)である。 図10(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その7)である。 図11(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その8)である。 図12(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その9)である。 図13(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その10)である。 図14(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図(その11)である。 図15は、本実施形態に係る可変キャパシタにおいて、第2の凹部の成長過程を模式的に表す断面図である。 図16(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタにおいて得られる利点について説明するための断面図(その1)である。 図17(a)、(b)は、本実施形態に係る可変キャパシタにおいて得られる利点について説明するための断面図(その2)である。 図18(a)、(b)は、本願発明者が行った調査結果を示す図(その1)である。 図19(a)、(b)は、本願発明者が行った調査結果を示す図(その2)である。
以下に、本実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る可変キャパシタの断面図である。
この可変キャパシタ100は、絶縁性基板1と、その上に形成された固定電極2及び下部電極3を備える。
このうち、絶縁性基板1としては、ガラス基板や金属酸化物のセラミック基板やSOI(Silicon on Insulator)基板を好適に使用し得る。また、各電極2、3の材料は、例えばアルミニウムである。
固定電極2の上には、アルミナ(Al2O3)膜等の第1の誘電体膜6を介して、導電性の台座20と可動上部電極25がこの順に形成される。台座20や可動上部電極25の材料は特に限定されない。本実施形態では、台座20の材料としてアルミニウムを使用し、可動上部電極25の材料としてもアルミニウムを使用する。
可動上部電極25は、可撓性を有しており、その両端が台座20により支持された状態で基板1に向けて弾性変形可能である。
その可動上部電極25の下面において、下部電極3に対向する部分には、複数の突起抵抗21aが設けられる。突起抵抗21aの材料は、絶縁性材料であれば特に限定されず、本実施形態ではアルミナを使用する。
そして、その各突起抵抗21aに対向するように、下部電極3の上には複数の第2の誘電体膜13とキャパシタ電極14とがこの順に積層される。このうち、第2の誘電体膜13としては、アルミナ膜や窒化アルミニウム膜を形成し得る。また、キャパシタ電極14としてはアルミニウム膜等の導電膜を形成し得る。
このような可変キャパシタにおいては、固定電極2と可動上部電極25との間に第1の固定容量C0が形成され、第1の誘電体膜6がその第1の固定容量C0のキャパシタ誘電体膜となる。
また、下部電極3とキャパシタ電極14との間には、第2の誘電体膜13をキャパシタ誘電体膜とする第2の固定容量Cbが形成される。更に、上部電極25とキャパシタ電極14とが対向しているため、これらの間に可変容量Cvが形成される。
本実施形態では、各電極2、3を接地電位に維持し、可動上部電極25に所定の正電位を印加することで、下部電極3と可動上部電極25との間に静電力を生じさせる。その静電力によって可動上部電極25が基板1側に引き付けられるため、可変容量Cvの極板間隔が減少し、可変容量Cvの容量値を増大させることができる。
ここで、突起電極21は、可動上部電極25が基板1側に引き付けられたときにキャパシタ電極14に当接し、可動上部電極25とキャパシタ電極14との間隔を維持するように機能する。
これにより、可変容量Cvは、突起抵抗21aがキャパシタ電極14に当接したときを最大の容量値とし、可動上部電極25に正電位が印加されていないときを最小の容量値とするように、二値の容量値を示すキャパシタとして使用される。
なお、これら二値の容量値のうち、突起抵抗21aがキャパシタ電極14に当接したときの容量をオン容量、突起抵抗21aがキャパシタ電極14から離れたときの容量をオフ容量と呼ぶこともある。
また、第1の固定容量C0は、可変容量Cvと直列又は並列に接続されることで、可変容量Cvだけでは不足する可変キャパシタ100の全容量値を補うように機能する。なお、並列接続と直列接続のどちらを選ぶかは可変キャパシタ100の仕様による。
図2(a)、(b)は、突起抵抗21aとその周囲の拡大断面図である。これらのうち、図2(a)は突起抵抗21aがキャパシタ電極14から離れている状態を示し、図2(b)は突起抵抗21aがキャパシタ電極14に当接している状態を示す。
図2(a)、(b)に示すように、キャパシタ電極14や突起抵抗21aの表面は、後述のプロセスを反映して湾曲する。
また、図2(b)に示すように、突起抵抗21aによりキャパシタ電極膜14と上部電極25との間隔が維持され、これら電極膜14と上部電極25とが直接接触するのを防止できる。
ここで、キャパシタ電極14を形成しない場合には、突起抵抗21aが第2の誘電体膜13との当接を繰り返すうちに第2の誘電体膜13がチャージアップし、第2の誘電体膜13に電荷が蓄積されてしまう。
こうなると、可動上部電極25に印加する正電位を取り払っても上記の電荷が原因で突起抵抗21aと誘電体膜13との間に静電引力が残るため、基板1側に可動上部電極25を引き付けるために当該可動上部電極25に印加すべき正電位の大きさが変動してしまう。更に、最悪の場合には、上記の電荷によって突起抵抗21aが誘電体膜13から離れなくなってしまう。そのような現象はスティクションとも呼ばれ、可変キャパシタ100の動作特性を劣化させる一因となる。
本実施形態において形成するキャパシタ電極14は導電性を有するため、誘電体と比較してチャージアップし難く、上記したスティクション等を防止するのに有用である。
ところで、図2(b)のように突起抵抗21aがキャパシタ電極14に当接すると、キャパシタ電極14と可動上部電極25との間に、突起抵抗21aが原因の抵抗成分Rmが現れる。その抵抗成分Rmは、主に、突起抵抗21aとキャパシタ電極14との接触抵抗と、突起抵抗21a自身の抵抗とに由来する。
図3は、可変容量Cvと抵抗成分Rmとの接続関係について示す回路図である。
図3に示されるように、抵抗成分Rmは可変容量Cvと並列に接続される。
本実施形態に係る可変キャパシタ100を高周波回路に使用する場合、上記の抵抗成分Rmと可変容量Cvとの並列回路のQ値を高めるべく、高周波信号から見て可変容量Cvがなるべく大きな容量として機能するのが好ましい。
但し、抵抗成分Rmが小さいと、高周波信号が可変容量Cvよりも抵抗成分の方に流れてしまうため、高周波信号から見た可変容量Cvの容量値が小さくなり、回路のQ値が低くなってしまう。
そこで、本実施形態では、図2(a)、(b)のように突起抵抗21aの先端21xの形状を先鋭にすることで、突起抵抗21aとキャパシタ電極14との接触抵抗を可能な限り大きくし、抵抗成分Rmの抵抗値を数kΩの大きな値とする。これにより、高周波信号から見た可変容量Cvの容量値を大きくすることができ、図3に示した回路のQ値を高めることができる。
また、可変容量Cvのオン容量を大きくするには、キャパシタ電極14に突起抵抗21aが当接している状態における各電極14、25の間隔dを狭めるのも有用である。
図2(b)のように、キャパシタ電極14の上面は上に凸な形状である。そのため、突起抵抗21aの先端21xとキャパシタ電極14の端部14eとの間隔Bを狭めることで、先端21xとキャパシタ電極14との当接位置が下部電極3寄りになり、間隔dを狭めることができる。
以下に、上記のように先端が先鋭な突起電極21aを備え、かつ、上記の間隔Bを狭めることが可能な可変キャパシタの製造方法について説明する。
図4〜図14は、本実施形態に係る可変キャパシタの製造途中の断面図である。
まず、図4(a)に示すように、セラミック基板等の絶縁性基板1の上にスパッタ法等でアルミニウム膜を500nm〜2500nm程度の厚さに形成し、それをパターニングして固定電極2と下部電極3とを形成する。
アルミニウム膜のパターニング方法は特に限定されない。フォトリソグラフィとドライエッチングによりアルミニウム膜をパターニングしてもよい。なお、ドライエッチングに代えてウエットエッチングを行ってもよい。或いは、レジストパターンを用いたリフトオフ法によりアルミニウムをパターニングしてもよい。
次いで、図4(b)に示すように、レジストパターンを使用するリフトオフ法により、固定電極2の上とその周囲にのみ第1の誘電体膜6として厚さが50nm〜200nm程度のアルミナ膜を形成する。
続いて、図5(a)に示すように、各電極2、3の間の絶縁性基板1の上に第1の犠牲膜7としてスパッタ法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法でシリコン膜を形成し、各電極2、3の間のスペースを第1の犠牲膜7で埋め込む。
本工程は、各電極2、3の上に不図示のレジストパターンを形成し、リフトオフ法により各電極2、3の横にのみ第1の犠牲膜7を形成するため、各電極2、3の上には第1の犠牲膜7は形成されない。
次いで、図5(b)に示すように、下部電極3、第1の誘電体膜6、及び第1の犠牲膜7の各々の上にスパッタ法又はCVD法でシリコン膜を形成し、そのシリコン膜を第2の犠牲膜9とする。
第2の犠牲膜9の厚さは限定されないが、本実施形態では50nm〜250nm程度の厚さに第2の犠牲膜9を形成する。
次に、図6(a)、(b)に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
なお、図6(b)は図6(a)のA部の拡大断面図であり、これについては以下の図7〜図14でも同様である。
まず、図6(a)に示すように、第2の犠牲膜9の上にフォトレジストを塗布し、それを露光、現像して第1のレジストパターン11を形成する。その第1のレジストパターン11は、下部電極3の上に複数の窓11aを備える。
そして、第1のレジストパターン11をマスクにし、SF6ガスをエッチングガスとするRIE(Reactive Ion Etching)により第2の犠牲膜9をドライエッチングし、第2の犠牲膜9に複数の第1の開口9aを形成する。
RIEは異方性エッチングであり、基板表面に垂直な方向のエッチング速度が基板横方向のエッチング速度より速くなるようにエッチングが進行するが、基板横方向のエッチングを完全に防止することはできない。
そのため、図6(b)に示されるように、第1の開口9aの側面が窓11aの側面よりも距離Δdだけ後退し、第1の開口9aの上方に第1のレジストパターン11のオーバーハング部11xが形成される。
次いで、図7(a)、(b)に示すように、上記の第1のレジストパターン11を除去せずに、第1のレジストパターン11上と各開口9a内に、第2の誘電体膜13としてアルミナ膜をスパッタ法で形成する。なお、アルミナ膜に代えて窒化アルミニウム膜を第2の誘電体膜13として形成してもよい。
更に、第2の誘電体膜13の上にキャパシタ電極14としてスパッタ法でアルミニウム膜等の導電膜を形成する。
ここで、図7(b)に示すように、上記のように第1のレジストパターン11にオーバーハング部11xが形成されているため、オーバーハング部11xの下では第1のレジストパターン11が影となって各膜13、14の成長が阻害される。その結果、窓11aの側面の下では、キャパシタ電極14の上面に、各膜13、14の合計膜厚が他の部分よりも薄い第1の凹部14xが形成される。
一方、窓11aの中央付近では各膜13、14の成長が阻害されないため、キャパシタ電極14の上面に凸部14yが形成される。また、各膜13、14をスパッタ法で形成する際、スパッタ粒子の中には基板1の上面の法線方向n0に対して斜めの方向から開口9a内に入射するものがあり、それによっても凸部14yの成長が助長される。
このようにキャパシタ電極14の上面には凹凸が形成されるが、各膜13、14の合計膜厚は、凸部14yにおいて最大値Tを呈する。
そして、本実施形態では、各膜13、14の合計膜厚の最大値Tよりも第2の犠牲膜9の膜厚の方が薄くなるように各膜13、14の膜厚を設定する。例えば、第2の犠牲膜9の膜厚が160nmの場合には,第2の誘電体膜13の膜厚を100nm程度とし、キャパシタ電極14の膜厚も100nm程度とするのが好ましい。
その後に、図8(a)、(b)に示すように、第1のレジストパターン11を除去し、第1の開口9a内にのみ第2の誘電体膜13とキャパシタ電極14とを残す。
続いて、図9(a)、(b)に示すように、第2の犠牲膜9とキャパシタ電極14の上にスパッタ法又はCVD法でシリコン膜を1000nm〜3500nm程度の厚さに形成して、そのシリコン膜を第3の犠牲膜17とする。
ここで、図9(b)に示すように、第3の犠牲膜17の下地であるキャパシタ電極14には、既述のように第1の凹部14xが形成されている。そして、その第1の凹部14xを反映して、第3の犠牲膜17の上面17bには第2の凹部17xが形成される。
図15は、第2の凹部17xの成長過程を模式的に表す断面図である。
図15に示すように、キャパシタ電極14の上面には、凹部14xに向けて傾斜する第1の斜面14cと第2の斜面14dが形成されており、第3の犠牲膜17の上面17bはこれらの斜面14c、14dの法線方向n1、n2に垂直な状態で成長していく。
そして、第3の犠牲膜17の成長が進むにつれて上面17bには凹部14xを反映した第2の凹部17xが形成されるが、各斜面14c、14dの法線方向n1、n2が凹部14xの内側に向いているため、第2の凹部17xの最深部17yは次第に先鋭な形状となる。
次に、図10(a)、(b)に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、不図示のレジストパターンをマスクにして第3の犠牲膜17をドライエッチングすることにより、固定電極2の上方の第3の犠牲膜17に第2の開口17aを形成し、当該第2の開口17aに第1の誘電体膜6を露出させる。
そして、第3の犠牲膜17の上にフォトレジストを塗布し、それを露光、現像することで、第2の開口17aの上に窓18aを備えた第2のレジストパターン18を形成する。
次いで、絶縁性基板1の上側全面に台座20としてアルミニウム膜を形成し、そのアルミニウム膜で第2の開口17aを完全に埋め込む。
その後、第2のレジストパターン18を除去することにより、第2の開口17a内にのみ台座20を残す。
次いで、図11(a)、(b)に示すように、第3の犠牲膜17と台座20の上にフォトレジストを塗布し、それを露光、現像して第4のレジストパターン27を形成する。
図11(b)に示すように、第4のレジストパターン27は、第3の犠牲膜17の複数の第2の凹部17xの各々の上方に窓27aを備える。
そして、その第4のレジストパターン27と窓27a内に、抵抗膜21としてアルミナ膜をスパッタ法で5nm〜30nm程度の厚さに形成する。そのようにして形成された抵抗膜21のうち、第2の凹部17x内に形成されたものは、突起抵抗21aとして供される。
その突起抵抗21aの下面は、第2の凹部17xの表面を反映した形状となる。そして、図15を参照して説明したように、第2の凹部17xの最深部17yの形状が先鋭であるため、その最深部17yに形成される突起抵抗21aの先端21xの形状も先鋭となる。
その後に、図12(a)、(b)に示すように、第4のレジストパターン27を除去することで、リフトオフ法により第2の凹部17x内にのみ突起抵抗21aを残す。
このように第2の凹部17xの形状を利用して突起抵抗21aを形成することで、外形が安定した突起抵抗21aを簡単に形成できる。
そして、図13(a)、(b)に示すように、第3の犠牲膜17の上に可動上部電極25として500nm〜2500nm程度の厚さのアルミニウム膜をスパッタ法で形成する。そのアルミニウム膜は、リフトオフ法によりパターニングされ、台座20と各突起抵抗21aとを覆うように残される。
その後、図14(a)、(b)に示すように、SF6ガスを使用するRIEにより第1〜第3の犠牲膜7、9、17をエッチングして除去し、可動上部電極25をキャパシタ電極14に向けて弾性変形可能にする。
以上により、本実施形態に係る可変キャパシタ100の基本構造が完成する。
図14(b)に示すように、このようにして製造された可変キャパシタ100では、既述のようにキャパシタ電極14に第1の凹部14xが形成され、各電極3、25間に静電力が働いていない状態ではその凹部14xの上方に突起抵抗21aが位置するようになる。
以上説明した本実施形態によれば、図15のようにして最深部17yが先鋭な第2の凹部17xを形成し、図11(b)のようにその第2の凹部17xに抵抗膜21を埋め込むことで先端21xの形状が先鋭な突起抵抗21aを形成することができる。
このように先端21xを先鋭にすることで、抵抗突起21aとキャパシタ電極14との接触面積を低減でき、抵抗突起21aとキャパシタ電極14との接触抵抗を高めることができる。その結果、図3に示した抵抗成分Rmを増大させることができるので、高周波信号から見たときに可変容量Cvが大きな容量として機能し、図3の回路のQ値を高めることが可能となる。
更に、本実施形態では、図7(b)を参照して説明したように、第2の犠牲膜9の膜厚を第2の誘電体膜13とキャパシタ電極14との合計膜厚の最大値Tよりも薄くした。
図16(a)、(b)は、これにより得られる利点について説明するための断面図である。
これらのうち、図16(a)は、本実施形態のように第2の犠牲膜9の膜厚を各膜13、14の合計膜厚の最大値Tよりも薄くした場合の断面図である。
一方、図16(b)は、本実施形態とは異なり、第2の犠牲膜9の膜厚を上記の最大値Tよりも厚くした比較例の断面図である。
なお、図16(a)、(b)において、図15で説明したのと同じ要素には図15と同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図16(a)に示すように、本実施形態のように第2の犠牲膜9の膜厚を薄くすると、キャパシタ電極14の第2の斜面14dの法線方向n2が、基板1の上面の法線方向n0から傾き難くなる。これは、第2の犠牲膜9の膜厚を薄くすると、図6(b)の工程において第2の犠牲膜9のエッチングに要する時間を短くできるため、第1の開口9aの後退量Δdを減らすことができるからである。そして、このように後退量Δdが減ると、図7(b)の工程における第1のレジストパターン11のシャドーイング効果が低減され、凹部14xが浅くなるためである。
このように第2の斜面14dの法線方向n2が基板1の法線方向n0から傾き難くなると、第2の凹部17xが第1の凹部14xの上方に形成され、第2の凹部17xの最深部17yと第1の開口9aの側面との間隔Bを可能な限り小さくできる。
一方、図16(b)の比較例のように、第2の犠牲膜9の膜厚を上記の最大値Tよりも厚くすると、図7(b)の工程での第1のレジストパターン11のシャドーイング効果が増大し、本実施形態よりも第1の凹部14xが深くなる。その結果、第2の斜面14dの法線方向n2が、基板1の上面の法線方向n0から大きく傾くようになり、第2の凹部17xと第1の開口9aの側面との間隔Bが本実施形態におけるよりも大きくなる。
図17(a)、(b)は、上記の図16(a)、(b)で説明した本実施形態と比較例の各々において、更に突起抵抗21aを形成した場合の断面図である。
図17(a)に示すように、本実施形態では、上記のように間隔Bが小さくなることから、突起抵抗21aが凹部14xの深い部位に当接し、突起抵抗21aとキャパシタ電極14との当接位置が下部電極3寄りになる。そのため、キャパシタ電極14と上部電極25との間隔dを狭めることができ、可変容量Cvのオン容量を大きくすることができる。
一方、図17(b)の比較例では、本実施形態と比較して上記の間隔Bが広まるため、突起抵抗21aが凹部14xの浅い部位に当接する。その結果、突起抵抗21aとキャパシタ電極14との当接位置が可動上部電極25寄りになり、本実施形態よりも各電極14、25の間隔dが広がって可変容量Cvのオン容量が小さくなってしまう。
このように、本実施形態では、第2の犠牲膜9の膜厚を各膜13、14の合計膜厚の最大値Tよりも薄くすることで、可変キャパシタ100のオン容量を大きくすることが可能となる。
次に、本願発明者が行った調査について説明する。
図18〜図19は、その調査により得られた図である。この調査では、各膜13、14の合計膜厚の最大値Tを200nmに固定しながら、第2の犠牲膜9の厚さを100nm〜200nmの間で変えた。
そして、第2の犠牲膜9の膜厚が100nm、130nm、160nm、200nmの各場合について、キャパシタ電極14の上面の形状と、可動上部電極25と突起抵抗21aの各々の下面の形状とを調査した。
これらの図において、図18(a)は第2の犠牲膜9の膜厚が200nmの場合、図18(b)は当該膜厚が160nmの場合の調査結果を示す。また、図19(a)は第2の犠牲膜9の膜厚が130nmの場合、図19(b)は当該膜厚が100nmの場合を示す。
また、図18〜図19の各グラフにおいて、横軸は基板1の横方向に沿った長さを示す。また、これらのグラフの縦軸は、下部電極3の上面から測ったキャパシタ電極14の上面と、下部電極25と突起電極21aの各々の下面の高さを示す。
図18〜図19に示されるように、第2の犠牲膜9が薄くなるにつれ、キャパシタ電極14の上面が上部電極25の下面に近づく。
但し、キャパシタ電極14と可動上部電極25とが近づきすぎると、これらが直接接触して可変容量Cvが形成されなくなってしまう。そのため、実際にデバイスを設計する際には、キャパシタ電極14と可動上部電極25とが直接接触しないように、各膜13、14の合計膜厚の最大値Tを設定するのが好ましい。
図19(b)の例のように、各膜13、14の合計膜厚の最大値Tが200nmのときに、第2の犠牲膜9の膜厚を100nmにすると、キャパシタ電極14に可動上部電極25がかなり接近する。よって、この例では、第2の犠牲膜9の膜厚を、各膜13、14の合計膜厚の最大値Tの50%以上にすればよいことが分かる。
但し、第2の犠牲膜9の膜厚を厚くしすぎると、図17(b)で説明したようにキャパシタ電極14と可動上部電極25との間隔dが広くなってしまう。そのため、第2の犠牲膜9の膜厚は、各膜13、14の合計膜厚の最大値Tの85%以下にするのが好ましい。
上記で説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 基板の上にキャパシタの下部電極を形成する工程と、
前記下部電極の上に第1の犠牲膜を形成する工程と、
前記第1の犠牲膜の上に、窓を備えたレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンをマスクにして前記第1の犠牲膜をエッチングし、前記窓の下の前記第1の犠牲膜に開口を形成する工程と、
前記開口内と前記レジストパターンの上に、前記キャパシタの誘電体膜を形成する工程と、
前記誘電体膜の上にキャパシタ電極を形成する工程と、
前記キャパシタ電極を形成した後、前記レジストパターンを除去することにより、前記開口内に前記誘電体膜と前記キャパシタ電極とを残す工程と、
前記レジストパターンを除去した後、前記第1の犠牲膜と前記キャパシタ電極の上に第2の犠牲膜を形成する工程と、
前記第2の犠牲膜の上面において、前記キャパシタ電極の上面の凹凸を反映して凹部が形成された部分に、突起抵抗を形成する工程と、
前記第2の犠牲膜と前記突起抵抗の上に、前記キャパシタの可動上部電極を形成する工程と、
前記可動上部電極を形成した後、前記第1の犠牲膜と前記第2の犠牲膜とを除去し、前記可動上部電極を前記キャパシタ電極に向けて弾性変形可能にする工程と、
を有することを特徴とする可変キャパシタの製造方法。
(付記2) 前記第1の犠牲膜の厚さを、前記誘電体膜と前記キャパシタ電極との合計膜厚の最大値よりも薄くすることを特徴とする付記1に記載の可変キャパシタの製造方法。
(付記3) 前記第1の犠牲膜に前記開口を形成する工程において、該開口の側面を前記窓の側面から後退させることにより、前記開口の上方に前記レジストパターンのオーバーハング部を形成することを特徴とする付記1又は付記2に記載の可変キャパシタの製造方法。
(付記4) 前記第1の犠牲膜としてシリコン膜を形成し、
前記第1の犠牲膜に前記開口を形成する工程において、前記第1の犠牲膜のエッチングを、SF6ガスをエッチングガスとするドライエッチングにより行うことを特徴とする付記3に記載の可変キャパシタの製造方法。
(付記5) 前記突起抵抗を形成する工程は、前記第2の犠牲膜の前記凹部に抵抗膜を埋め込むことにより行われることを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の可変キャパシタの製造方法。
(付記6) 前記抵抗膜としてアルミナ膜を形成することを特徴とする付記5に記載の可変キャパシタの製造方法。
(付記7) 基板と、
前記基板の上に形成されたキャパシタの下部電極と、
前記下部電極の上に順に形成された第1の誘電体膜及びキャパシタ電極と、
前記キャパシタ電極の上方に設けられ、該キャパシタ電極に近接可能な可動上部電極と、
前記可動上部電極の下面に形成され、先端の形状が先鋭な突起抵抗とを備え、
前記可動上部電極が前記キャパシタ電極に向けて弾性変形したときに、前記突起抵抗の前記先端が前記キャパシタ電極に当接することを特徴とする可変キャパシタ。
(付記8) 前記キャパシタ電極に凹部が形成され、該凹部の上方に前記突起抵抗の前記先端が位置することを特徴とする付記7に記載の可変キャパシタ。
(付記9) 前記基板の上に形成された固定電極と、
前記固定電極の上に形成された第2の誘電体膜と、
前記第2の誘電体膜の上に形成された導電性の台座とを更に有し、
前記可動上部電極の一部が、前記台座に固定されたことを特徴とする付記7又は付記8に記載の可変キャパシタ。
(付記10) 前記突起抵抗の材料はアルミナであることを特徴とする付記7〜9のいずれかに記載の可変キャパシタ。
1…絶縁性基板、2…固定電極、3…下部電極、6…第1の誘電体膜、7…第1の犠牲膜、9…第2の犠牲膜、9a…第1の開口、11…第1のレジストパターン、11a…窓、11x…オーバーハング部、13…第2の誘電体膜、14…キャパシタ電極、14c…第1の斜面、14d…第2の斜面、14x…第1の凹部、14y…凸部、17…第3の犠牲膜、17a…第2の開口、17b…上面、17x…第2の凹部、17y…第2の凹部の最深部、18…第2のレジストパターン、18a…窓、20…台座、21…抵抗膜、21a…突起抵抗、21x…突起抵抗の先端、25…上部電極、100…可変キャパシタ。

Claims (5)

  1. 基板の上にキャパシタの下部電極を形成する工程と、
    前記下部電極の上に第1の犠牲膜を形成する工程と、
    前記第1の犠牲膜の上に、窓を備えたレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクにして前記第1の犠牲膜をエッチングし、前記窓の下の前記第1の犠牲膜に開口を形成する工程と、
    前記開口内と前記レジストパターンの上に、前記キャパシタの誘電体膜を形成する工程と、
    前記誘電体膜の上にキャパシタ電極を形成する工程と、
    前記キャパシタ電極を形成した後、前記レジストパターンを除去することにより、前記開口内に前記誘電体膜と前記キャパシタ電極とを残す工程と、
    前記レジストパターンを除去した後、前記第1の犠牲膜と前記キャパシタ電極の上に第2の犠牲膜を形成する工程と、
    前記第2の犠牲膜の上面において、前記キャパシタ電極の上面の凹凸を反映して凹部が形成された部分に、突起抵抗を形成する工程と、
    前記第2の犠牲膜と前記突起抵抗の上に、前記キャパシタの可動上部電極を形成する工程と、
    前記可動上部電極を形成した後、前記第1の犠牲膜と前記第2の犠牲膜とを除去し、前記可動上部電極を前記キャパシタ電極に向けて弾性変形可能にする工程と、
    を有することを特徴とする可変キャパシタの製造方法。
  2. 前記第1の犠牲膜の厚さを、前記誘電体膜と前記キャパシタ電極との合計膜厚の最大値よりも薄くすることを特徴とする請求項1に記載の可変キャパシタの製造方法。
  3. 前記第1の犠牲膜に前記開口を形成する工程において、該開口の側面を前記窓の側面から後退させることにより、前記開口の上方に前記レジストパターンのオーバーハング部を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可変キャパシタの製造方法。
  4. 前記突起抵抗を形成する工程は、前記第2の犠牲膜の前記凹部に抵抗膜を埋め込むことにより行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の可変キャパシタの製造方法。
  5. 基板と、
    前記基板の上に形成されたキャパシタの下部電極と、
    前記下部電極の上に順に形成された第1の誘電体膜及びキャパシタ電極と、
    前記キャパシタ電極の上方に設けられ、該キャパシタ電極に近接可能な可動上部電極と、
    前記可動上部電極の下面に形成され、先端の形状が先鋭な突起抵抗とを備え、
    前記可動上部電極が前記キャパシタ電極に向けて弾性変形したときに、前記突起抵抗の前記先端が前記キャパシタ電極に当接することを特徴とする可変キャパシタ。
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