JP2012118596A - 自動販売機 - Google Patents

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昌弘 守田
Yusuke Nakajima
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Abstract

【課題】本発明は、冷却中または加温中の適温ではない商品を販売する際に、出来るだけ状態の良い商品を販売することができ、しかもその状態を利用者に的確に表示できるようにした自動販売機を提供することにある。
【解決手段】商品が適温でない場合に庫内に収納する冷却あるいは加温商品の販売を休止するための販売休止時間が設定され、この販売休止時間帯は商品選択ボタン毎に設けた準備中ランプを点灯させるようにした自動販売機において、販売休止時間より短い所定時間を記憶する記憶部と、販売休止時間の開始とともに、所定時間の計測を開始し、所定時間経過後は、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、庫内に収納された商品が適温ではない場合に準備中ランプを点灯して販売を休止し、庫内に収納された商品が適温になれば販売される自動販売機に関する。
冷却または加温して庫内に収納された商品を販売可能な自動販売機において、商品が補充された際、その商品が補充されたコラムを指定し、商品が販売に適した温度に達する所定時間の間、調温中ランプを点灯させて、商品を補充した直後は、商品がまだ販売に適していない温度状態であることが多いため、調温中ランプを点灯させることにより、現在、自動販売機の庫内の商品が冷却中または加温中であることを報知しており、この商品が補充されたコラムも販売休止としないことにより、調温中であることを承知のうえで商品の購入を可能とし、利用者の選択肢を確保する自動販売機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記自動販売機とは別の方式として、自動販売機の設置者や巡回員によって商品収納部に補充された商品が予め設定された適温に達していない場合には準備中ランプが点灯されるようになっており、この状態で、利用客により硬貨が投入されても、補充されてから十分に時間が経過しておらず、適温に達していない準備中の商品については、準備中ランプは点灯されたまま、また販売可ランプは消灯されたままである。
この状態で、利用客が購入希望の商品の商品選択ボタンを押すと、それにより選択された商品が準備中であるかが判断され、準備中である場合には、すなわち適温に達していない商品が選択されている場合には、販売可ランプが点滅されて、選択された商品が準備中であることがあらためて告知される。
この販売可ランプが点滅している間に利用客が再び商品の商品選択ボタンを押すと、それにより選択された商品が準備中であるかが判断され、準備中である場合には、すなわち適温に達していない商品が選択されている場合には、その準備中の商品が払い出される。
つまり、商品選択ボタンが二度目に押されたときには、対応する商品が準備中であるか否かに関わらず商品が払い出されるのであるが、販売可ランプが点滅している商品選択ボタンが押されたのであれば、利用客が「準備中」を認識しながら敢えて購入を希望したとみなして、準備中の商品を払い出す自動販売機が知られている。
このような二度操作が不慣れな利用客のためには、視認し易い場所に印刷による表示部を設け、操作方法を表示している自動販売機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−260078号公報 特開2009−25850号公報
しかしながら、上記特許文献1の自動販売機では、調温中に無条件に商品を販売可能とするため、利用者が承知の上で適温では無い商品を購入しているとしても、必ずしも好印象とはならない。
また、上記特許文献2の自動販売機では、準備中ランプは点灯状態のままであり、かつ硬貨を投入したときに販売可ランプは消灯のままであるため、利用者には販売可能か否かが分かり難く、別途、表示部を設けたとしても、二度の商品選択ボタン操作を必要とするため、利用者にとって不便である。
そこで、本発明は、冷却中または加温中の適温ではない商品を販売する際に、出来るだけ状態の良い商品を販売することができ、しかもその状態を利用者に的確に表示できるようにした自動販売機を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の手段により達成されるものである。
1)商品が適温でない場合に庫内に収納する冷却あるいは加温商品の販売を休止するための販売休止時間が設定され、この販売休止時間帯は商品選択ボタン毎に設けた準備中ランプを点灯させるようにした自動販売機において、販売休止時間より短い所定時間を記憶する記憶部と、販売休止時間の開始とともに、所定時間の計測を開始し、所定時間経過後は、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えたことを特徴とする。
2)商品が適温でない場合に庫内に収納する冷却あるいは加温商品の販売を休止するための販売休止時間が設定され、この販売休止時間帯は商品選択ボタン毎に設けた準備中ランプを点灯させるようにした自動販売機において、適温ではない第2の設定温度を記憶するとともに、この設定温度が継続時間を記憶する記憶部と、前記設定温度が所定時間継続したかを判断し、この設定温度が所定時間継続した場合には、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えたことを特徴とする。
3)上記自動販売機において、前記制御手段は、準備中ランプが点滅している商品の販売本数をカウントし、準備中ランプ点滅時の販売本数が前記販売休止時間経過前に所定本数に達したら、準備中ランプを点滅から点灯とし、販売を休止することを特徴とする。
本発明は、販売休止時間より短い所定時間を記憶する記憶部と、販売休止時間の開始とともに、所定時間の計測を開始し、所定時間経過後は、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えたことにより、適温でなくても商品のほしい利用者になるべく早く提供でき、販売者側も売上の向上が図れる。
また、適温ではない第2の設定温度を記憶するとともに、この設定温度が継続時間を記憶する記憶部と、前記設定温度が所定時間継続したかを判断し、この設定温度が所定時間継続した場合には、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えたことにより、ある程度の温度を確保した状態で適温でなくても商品のほしい利用者になるべく早く提供でき、販売者側も売上の向上が図れる。
さらに、前記制御手段は、準備中ランプが点滅している商品の販売本数をカウントし、準備中ランプ点滅時の販売本数が前記販売休止時間経過前に所定本数に達したら、準備中ランプを点滅から点灯とし、販売を休止することにより、適温との乖離が大きくなる前に販売を休止できるため、適温ではない商品の販売時のトラブルを無くすことが可能となる。
本発明の一実施の形態である自動販売機の制御装置を示す概略構成ブロック図である。 本発明の対象となる自動販売機の概略正面図である。 本発明の実施の形態1を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の変形例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の実施の対象となる自動販売機の概略正面図の一例を示すものであり、自動販売機20は、その本体キャビネット前面に外扉21を備えており、本体キャビネット内には複数(n個)のコラムを備えている。このコラムは、複数種類の商品を個別に収納する一方、コラムと商品選択ボタン28との対応関係を予め設定しておくことで、商品選択ボタン28が押され、販売指令が与えられた場合に押された商品選択ボタン28に対応する商品の搬出を行うものである。
その外扉21の前面側に外部から視認可能な商品見本22aを内部に配列した商品見本展示室22、硬貨投入口23、硬貨返却口23a、紙幣挿入口24、返却レバー25、商品取出口26、販売中表示、紙幣受入中止表示、釣切表示、入金額などを表示するデジタル表示器27、販売可能ランプ,売切ランプ,準備中ランプを内蔵する商品選択ボタン28、シリンダー錠付きのハンドル21aが設けられている。
商品見本展示室22は、前面が透明なパネルで構成され、内部に商品見本22aが設けられ、前記商品見本22aは、それぞれコラムに収納した商品を表し、商品選択ボタン28に対応して設けられており、その商品選択ボタン28に商品見本22aの冷蔵・温蔵状態を表示する冷温表示板22bが設けられている。
硬貨投入口23は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口23を通じて投入された硬貨は、後述する硬貨識別機16においてその金種が識別された後、金種別の釣銭筒に収容され、釣銭筒が満杯の場合には図示しない硬貨回収箱に収容されることになる。
硬貨返却口23aは、硬貨識別機において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。
紙幣挿入口24は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口24を通じて挿入された紙幣は、後述する紙幣鑑別機17においてその金種が識別されることになる。また、前記紙幣挿入口24は、紙幣鑑別機17において識別できなかった紙幣を返却するための機能も有している。
返却レバー25は、入金後の硬貨若しくは紙幣あるいは商品販売後の残金を強制的に硬貨返却口23aもしくは紙幣挿入口24に返却するための返却レバーである。
商品取出口26は、後述する搬出装置11aにより搬出されたコラム内の商品を利用者が取り出すための開口である。
デジタル表示器27は、販売中、商品の販売価格、貨幣の投入金額等の表示するためのものである。
商品選択ボタン28は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、商品見本22aと1対1で対応しており、後述する販売可能ランプ28a,売切ランプ28b,準備中ランプ28cをそれぞれ内蔵する。
ハンドル21aは、鍵を開け、ハンドル21aを操作することにより、外扉21が開放されるものである。
次に、図1は、本発明の一実施の形態を示す構成ブロック図である。
1は自動販売機全体を制御する主制御部であり、主制御部1には、制御プログラムを格納するメモリ1a、商品の販売価格、コラムと商品選択ボタン28との対応関係、その他、設定データ、売上データなど種々のデータを記憶するメモリ1b、時計1cを備え、自動販売機の基本動作、例えば商品選択、金銭処理、商品搬出および設定集計機能等の各動作の統括的な制御を行うものである。
この主制御部1には、庫内の商品を冷却あるいは加熱する冷熱装置12、商品搬出を行う搬出装置13の制御を行う本体制御部11、操作キーを有し、価格設定などの各種設定、記憶してあるデータなどの確認を行う液晶表示器を備えたリモコン15、硬貨投入口23から投入された硬貨の真偽、種類などを選別し、計数および釣銭を払い出す硬貨識別機16、紙幣挿入口24から挿入された紙幣の真偽、種類などを識別する紙幣鑑別機17、デジタル表示器27、販売可能ランプ28a,売切ランプ28b,準備中ランプ28cを内蔵する商品選択ボタン28などが接続されている。
搬出装置13には、売切スイッチ13a、ベンドソレノイドなどを備えている。
本体制御部11には、上記の他、庫内温度検知センサ14などが接続されている。
リモコン15における各種設定には、本実施の形態おいて、販売休止時間の設定、準備中ランプ28cを点滅に切り替えるための所定時間の設定、準備中ランプ28cを点滅に切り替えるための庫内温度および庫内温度継続時間の設定、準備中ランプ28c点滅中に販売可能な本数の設定を含み、該設定されたデータは上記メモリ1bの所定領域に記憶される。
また、上記時間の計測は、主制御部1の時計1cにより計測される。
(実施の形態1)
実施の形態1では、補充した商品が適温にはならないが、所定時間経過後、販売可能とする場合について、図3のフローチャートを用いて処理を説明する。
まず、売切スイッチ13aから売切検知信号が本体制御部11に入力され、本体制御部11から主制御部1に売切信号が送信されると(ステップS101)、主制御部1では該当する商品選択ボタン28の売切ランプ28bを点灯させる(ステップS102)。
次に、ルート作業者により自動販売機20の鍵を開錠し、ハンドル21aを操作して外扉21を開放する(ステップS103)。
ここで、商品が補充されると売切が解除され(ステップS104)、主制御部1では該当する商品選択ボタン28の売切ランプ28bを消灯させる(ステップS105)。
次に、補充したコラムの設定がリモコン15あるいは商品選択ボタン28により行われると(ステップS106)、販売休止時間及び所定時間の計測を開始するとともに、主制御部1では設定が行われた商品に対応する商品選択ボタン28の準備中ランプ28cを点灯させる(ステップS107)。
この後、作業が無ければ、外扉21を閉じ(ステップS108)、自動販売機20の鍵を施錠して作業を終了し、販売待機状態となる(ステップS109)。
すなわち、この準備中ランプ28cの点灯状態では、商品販売価格以上の硬貨を硬貨投入口23に投入しても販売可能ランプ28aは消灯したままであり、その他、補充していないコラムで適正温度帯の商品があれば、そのコラムに対応している販売可能ランプ28aは点灯状態となる。
次に、この準備中ランプ28cの点灯状態は、予め定められた所定時間が経過するまで継続されるものであり、所定時間が経過すると(ステップS110,Yes)、すなわち、補充したコラムでは予め設定さている適温には達していないが、冷熱装置12は、自動販売機20本体の下部に設置されているため、搬出装置13に付近の最下部に収容されている商品は、適温に近い温度となっている可能性があり、所定時間が経過すると、準備中ランプ28cを点灯状態から点滅状態へ切り替える(ステップS111)。
次に、硬貨が硬貨投入口23に投入されると(ステップS112)、主制御部1では投入された金額にて購入可能な商品の販売可能ランプ28aを点灯させ、このときに準備中ランプ28cが点滅している商品についても販売可能として販売可能ランプ28aを点灯させる(ステップS113)。
ここで、販売可能ランプ28a点灯中も準備中ランプ28cの点滅を継続することで、利用者に適温ではないことへの注意喚起が可能であり、販売可能ランプ28a点灯中で、かつ準備中ランプ28cが点滅している商品選択ボタン28が利用者により選択されると(ステップS114)、主制御部1から本体制御部11に搬出指令を送信し、本体制御部11では搬出装置13を駆動して、選択された商品を商品取出口26へ搬出して(ステップS115)、一連の処理を終了する。
このように、所定時間の経過した場合には、準備中ランプ28cを点灯状態から点滅状態へ切り替えて、準備中ランプ28c点滅中の商品は販売可能することで、商品補充後、直ぐには販売せずに、かつ、適温まで待たせずに販売することでき、ある程度の冷え具合、温まり具合で良い利用者に積極的に販売可能となる。
また、上記構成に加え、準備中ランプ28cの点滅状態で販売可能とした場合に、予め設定されている所定本数を販売した時点で、再度、準備中ランプ28cを点灯状態とし、販売不可とするものであり、図4のフローチャートに示すように、ステップS101〜S115までの処理は、図3と同一であり、説明を省略するが、まず、ステップS116で販売休止時間が経過したかを判断し、販売休止時間が経過していないとして(ステップS116,No)、ステップS117にて準備中ランプ28c点滅中の商品が予め設定されている所定本数が販売されたかを判断する。
ここで、所定本数が販売されたとすると(ステップS117,Yes)、該当する商品選択ボタン28の準備中ランプ28cを点滅から点灯状態に切り替え(ステップS118)、対象コラムの販売を休止する(ステップS119)。
すなわち、この状態で、準備中ランプ28cが点灯している商品選択ボタン28の販売可能ランプ28aは、商品販売価格以上の硬貨を硬貨投入口23に投入しても販売可能ランプ28aは消灯したままで販売不可となる。
このように、準備中ランプ28cが点滅してから所定本数を販売したら、準備中ランプ28cを点灯に切り替えて販売を休止することで、冷えていない商品および温まっていない商品の販売を禁止して利用者に不快感を与えないようにする。
一方、ステップS116にて、所定本数に達するまでに販売休止時間帯が終了した場合には、準備中ランプ28cを消灯して(ステップS120,Yes)、通常の販売待機状態とする。
(実施の形態2)
実施の形態2では、適温ではない第2の設定温度が所定時間継続した場合には、販売を許可するものであり、コールド商品の場合には設定温度以下、ホット商品の場合に設定温度以上の状態が所定時間継続した場合には、販売を許可する場合について、図5のフローチャートを用いて処理を説明する。
まず、売切スイッチ13aから売切検知信号が本体制御部11に入力され、本体制御部11から主制御部に売切信号が送信されると(ステップS201)、主制御部1では該当する商品選択ボタン28の売切ランプ28bを点灯させる(ステップS202)。
次に、ルート作業者により自動販売機20の鍵を開錠し、ハンドル21aを操作して外扉21を開放する(ステップS203)。
ここで、商品が補充されると売切が解除され(ステップS204)、主制御部1では該当する商品選択ボタン28の売切ランプ28bを消灯させる(ステップS205)。
次に、補充したコラムの設定がリモコン15あるいは商品選択ボタン28により行われると(ステップS206)、販売休止時間及び所定時間の計測を開始するとともに、主制御部1では設定が行われた商品に対応する商品選択ボタン28の準備中ランプ28cを点灯させる(ステップS207)。
この後、作業が無ければ、外扉21を閉じ(ステップS208)、自動販売機20の鍵を施錠して作業を終了し、販売待機状態となる(ステップS209)。
すなわち、この準備中ランプ28cの点灯状態では、商品販売価格以上の硬貨を硬貨投入口23に投入しても販売可能ランプ28aは消灯したままであり、その他、補充していないコラムで適正温度帯の商品があれば、そのコラムに対応している販売可能ランプ28aは点灯状態となる。
ここで、庫内温度検知センサ14による庫内温度が、冷却庫内の場合には予め設定されている設定温度以下、加温庫内の場合には予め設定されている設定温度以上かを判断し、庫内温度が設定温度帯となれば(ステップS210,Yes)、この設定温度帯が所定時間継続したかを判断する(ステップS211)。
次に、設定温度帯が予め設定されている所定時間継続すると(ステップS211,Yes)、適温には達していないが、庫内温度検知センサ14が設定温度を継続して検知しているため、補充した商品の中で、搬出装置13に付近の最下部に収容されている商品は、適温に近い温度となっている可能性があり、準備中ランプ28cを点滅させる(ステップS212)。
次に、硬貨が硬貨投入口23に投入されると(ステップS213)、主制御部1では投入された金額にて購入可能な商品の販売可能ランプ28aを点灯させ、このときに準備中ランプ28cが点滅している商品についても販売可能として販売可能ランプ28aを点灯させる(ステップS214)。
ここで、販売可能ランプ28a点灯中も準備中ランプ28cの点滅を継続することで、利用者に適温ではないことへの注意喚起が可能であり、販売可能ランプ28a点灯中で、かつ準備中ランプ28cが点滅している商品選択ボタン28が利用者により選択されると(ステップS215)、主制御部1から本体制御部11に搬出指令を送信し、本体制御部11では搬出装置13を駆動して、選択された商品を商品取出口26へ搬出して(ステップS216)、一連の処理を終了する。
このように、庫内温度が所定時間継続して設定温度帯である場合には準備中ランプ28cを点灯状態から点滅状態へ切り替え、準備中ランプ28cが点滅中の商品は販売可能することで、商品補充後、直ぐには販売せずに、かつ、適温まで待たせずに販売でき、しかも、コールド商品およびホット商品共に、設定温度は確保するため、利用者に不快感を与えることなく、積極的に販売可能となる。
また、上記構成に加え、準備中ランプ28cの点滅状態で販売可能とした場合に、予め設定されている所定本数を販売した時点で、再度、準備中ランプ28cを点灯状態とし、販売不可とするものであり、図6のフローチャートに示すように、ステップS201〜S216までの処理は、図5と同一であり、説明を省略するが、まず、ステップS217で販売休止時間が経過したかを判断し、販売休止時間が経過していないとして(ステップS217,No)、ステップS218にて準備中ランプ28c点滅中の商品が予め設定されている所定本数が販売されたかを判断する。
ここで、所定本数が販売されたとすると(ステップS218,Yes)、該当する商品選択ボタン28の準備中ランプ28cを点滅から点灯状態に切り替え(ステップS219)、対象コラムの販売を休止する(ステップS220)。
すなわち、この状態で、準備中ランプ28cが点灯している商品選択ボタン28の販売可能ランプ28aは、商品販売価格以上の硬貨を硬貨投入口23に投入しても販売可能ランプ28aは消灯したままで販売不可となる。
このように、準備中ランプ28cが点滅してから所定本数を販売したら、準備中ランプ28cを点灯に切り替えて販売を休止することで、設定温度帯に達していない商品、すなわち、冷えていない商品および温まっていない商品の販売を禁止して利用者に不快感を与えないようにする。
一方、ステップS217にて、所定本数に達するまでに販売休止時間帯が終了した場合にはステップS217,Yes)、準備中ランプ28cを消灯して(ステップS221)、通常の販売待機状態とする。
なお、実施の形態1,2共に、商品補充時の販売休止時間について説明したが、夜間、休日などに冷熱装置12を停止して省エネを図った場合、あるいは冷温商品の入れ替えを行った場合の再立上げにも適用可能である。
1 主制御部
1a メモリ
1b メモリ
1c 時計
11 本体制御部
15 リモコン
20 自動販売機
27 デジタル表示器
28 商品選択ボタン
28a 販売可能ランプ
28b 売切ランプ
28c 準備中ランプ

Claims (3)

  1. 商品が適温でない場合に庫内に収納する冷却あるいは加温商品の販売を休止するための販売休止時間が設定され、この販売休止時間帯は商品選択ボタン毎に設けた準備中ランプを点灯させるようにした自動販売機において、販売休止時間より短い所定時間を記憶する記憶部と、販売休止時間の開始とともに、所定時間の計測を開始し、所定時間経過後は、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 商品が適温でない場合に庫内に収納する冷却あるいは加温商品の販売を休止するための販売休止時間が設定され、この販売休止時間帯は商品選択ボタン毎に設けた準備中ランプを点灯させるようにした自動販売機において、適温ではない第2の設定温度を記憶するとともに、この設定温度が継続時間を記憶する記憶部と、前記設定温度が所定時間継続したかを判断し、この設定温度が所定時間継続した場合には、準備中ランプを点滅させ、販売可能とする制御手段とを備えたことを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1または2に記載の自動販売機において、前記制御手段は、準備中ランプが点滅している商品の販売本数をカウントし、準備中ランプ点滅時の販売本数が前記販売休止時間経過前に所定本数に達したら、準備中ランプを点滅から点灯とし、販売を休止することを特徴とする自動販売機。
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