JP2012116082A - ラミネートチューブ用積層体およびそれを用いたラミネートチューブ容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラミネートチューブ用積層体10であって、ジオール単位とジカルボン酸単位とからなるポリエステルを主成分として含んでなる樹脂組成物からなり、前記樹脂組成物が、ジオール単位がバイオマス由来のエチレングリコールであり、ジカルボン酸単位が化石燃料由来のジカルボン酸であるポリエステルを、樹脂組成物全体に対して、50〜95質量%含んでなる、バイオマス樹脂層11と、無機物または無機酸化物からなるバリア層12と、少なくとも一方の面に最外層として形成されたヒートシール層15とを有してなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
ジオール単位とジカルボン酸単位とからなるポリエステルを主成分として含んでなる樹脂組成物からなり、前記樹脂組成物が、ジオール単位がバイオマス由来のエチレングリコールであり、ジカルボン酸単位が化石燃料由来のジカルボン酸であるポリエステルを、樹脂組成物全体に対して、50〜95質量%含んでなる、バイオマス樹脂層と、
無機物または無機酸化物からなるバリア層と、
少なくとも一方の面に最外層として形成されたヒートシール層と
を有してなることを特徴とするものである。
本発明によるラミネートチューブ用積層体は、バイオマス樹脂層と、無機物または無機酸化物からなるバリア層と、少なくとも一方の面に最外層として形成されたヒートシール層とを有してなるものである。バイオマス樹脂層が、ジオール単位とジカルボン酸単位とからなるポリエステルを主成分として含んでなる樹脂組成物からなり、前記樹脂組成物が、ジオール単位がバイオマス由来のエチレングリコールであり、ジカルボン酸単位が化石燃料由来のジカルボン酸であるポリエステルを、樹脂組成物全体に対して、50〜95質量%、好ましくは50〜90質量%含んでなることで、カーボンニュートラルなポリエステル樹脂からなるバイオマス樹脂層を有するラミネートチューブ用積層体を実現できる。また、バイオマス由来のエチレングリコールは、従来の化石燃料由来のエチレングリコールと化学構造が同じであるため、バイオマス由来のエチレングリコールを用いたポリエステルは、従来の化石燃料由来の原料から重合したポリエステルとなんら変わらず、従って、本発明のラミネートチューブ用積層体のバイオマス樹脂層は、従来のポリエステルフィルムと機械的特性等の物性面で遜色がない。また、したがって、本発明のラミネートチューブ用積層体は、カーボンニュートラルなポリエステル樹脂からなる層を少なくとも1層有するため、従来の化石燃料から得られる原料から製造されたラミネートチューブ用積層体に比べて、化石燃料の使用量を大幅に削減することができ、環境負荷を減らすことができる。また、他の樹脂層は、従来の化石燃料由来の原料を含む樹脂材料からなる樹脂層である。バイオマス樹脂層と他の樹脂層を組み合わせてラミネートチューブ用積層体を形成することで、耐熱性、耐圧性、耐水性、ヒートシール性、耐ピンホール性、耐突き刺し性、およびその他の物性を付与ないし向上させることができる。
本発明において、バイオマス樹脂層は、その少なくとも一部にバイオマス由来の原料からなる樹脂組成物が用いられるものであり、詳細には、バイオマス樹脂層は、以下で説明するポリエステルを主成分として含む樹脂組成物からなるものである。なお、ラミネートチューブ用積層体は、バイオマス樹脂層を2層以上有してもよい。バイオマス樹脂層を2層以上有する場合、それぞれが、同一の組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。
バイオマス樹脂層を形成する樹脂組成物中に含まれるポリエステルは、ジオール単位とジカルボン酸単位とからなり、ジオール単位としてバイオマス由来のエチレングリコールを用い、ジカルボン酸単位として化石燃料由来のジカルボン酸を用いて重縮合反応により得られるものである。
Pbio(%)=PC14/105.5×100
積層体のバイオマス樹脂層は、上記した樹脂組成物からなるポリエステル樹脂フィルムであることが好ましい。樹脂組成物をフィルムに加工するには、従来のポリエステル樹脂からフィルムを成形する方法を採用することができる。具体的には、上記した樹脂組成物を乾燥させた後、ポリエステルの融点以上の温度(Tm)〜Tm+70℃の温度に加熱された溶融押出機に供給して、樹脂組成物を溶融し、例えばTダイなどのダイよりシート状に押出し、押出されたシート状物を回転している冷却ドラムなどで急冷固化することによりフィルムを成形することができる。溶融押出機としては、一軸押出機、二軸押出機、ベント押出機、タンデム押出機等を目的に応じて使用することができる。
本発明において、バリア層は、無機物または無機酸化物からなるものであり、無機物もしくは無機酸化物の蒸着膜または金属箔からなるものが好ましい。蒸着膜は、従来公知の無機物または無機酸化物を用いて、従来公知の方法により形成することができ、その組成および形成方法は特に限定されない。ラミネートチューブ用積層体が、バリア層を有することで、酸素ガスおよび水蒸気等の透過を阻止するガスバリア性や、可視光および紫外線等の透過を阻止する遮光性を、付与ないし向上させることができる。なお、ラミネートチューブ用積層体は、バリア層を2層以上有してもよい。バリア層を2層以上有する場合、それぞれが、同一の組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。
なお、本発明において、プラズマガスとしては、上記の不活性ガスに、さらに、酸素ガスを添加した混合ガスを使用することもできる。
本発明において、ヒートシール層は、ラミネートチューブ用積層体の少なくとも一方の面に最外層として形成されるものであり、両方の面の最外層として形成されることが好ましい。積層体が少なくとも一方の面に最外層として形成されたヒートシール層を有することで、従来の公知の方法により簡便にラミネートチューブ容器を形成することができる。具体的には、ラミネートチューブ用積層体を丸めて、積層体の両端部の最外層であるヒートシール層同士を重ね合わせ、その重合端部を溶着して、溶着部を形成して筒状胴部を製造することができる。この筒状胴部を、ラミネートチューブ容器を構成する胴部とすることができる。
本発明に係るラミネートチューブ用積層体は、他の樹脂層を少なくとも1層さらに有してもよい。他の樹脂層としては、例えば、バイオマス由来の原料を含む樹脂材料からなる層および従来の化石燃料由来の原料を含む樹脂材料からなる層等を挙げることができる。樹脂層を2層以上有する場合、それぞれが、同一の組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。樹脂層は、上記の各種層の上に、直接または接着層を介して形成することができる。
本発明による積層体は、上記の各種の層以外に、その他の層を少なくとも1層さらに有してもよい。その他の層を2層以上有する場合、それぞれが、同一の組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。その他の層は、上記の各種の層のいずれか1層または2層以上の上に、形成することができる。その他の層としては、例えば、印刷層や接着層を挙げることができる。印刷層は、従来公知の顔料や染料を用いて形成することができ、その形成方法は特に限定されない。また、接着層は、いずれか2層をラミネートにより貼合するために形成される、接着剤層または接着樹脂層である。ラミネート用接着剤としては、例えば、1液あるいは2液型の硬化ないし非硬化タイプのビニル系、(メタ)アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、エポキシ系、ゴム系、その他等の溶剤型、水性型、あるいは、エマルジョン型等のラミネート用接着剤を使用することができる。上記の接着剤のコーティング方法としては、例えば、ダイレクトグラビアロールコート法、グラビアロールコート法、キスコート法、リバースロールコート法、フォンテン法、トランスファーロールコート法、その他の方法で塗布することができる。その塗布量としては、0.1g/m2〜10g/m2(乾燥状態)位が好ましく、1g/m2〜5g/m2(乾燥状態)位がより好ましい。
本発明のラミネートチューブ用積層体の層構成については、バイオマス樹脂層、バリア層、および少なくとも一方の面に最外層として形成されたヒートシール層を有するものであれば、特に限定されず、従来の積層フィルムと同様の層構成であってもよい。例えば、PE(PEF)/PET/蒸着層/PE(PEF)、PE/PET/AL/PE、PE/PET/蒸着層/CPP、PE/PET/AL/CPP、PE/PET/蒸着層/PET/PE、PE/PET/AL/PET/PE、PE/PET/蒸着層/PET/CPP、PE/PET/AL/PET/CPP、PE/PET/蒸着層/AL/PE、PE/PET/蒸着層/AL/CPP、PE/PET/蒸着層/ONY/PE、PE/PET/AL/ONY/PE、PE/PET/蒸着層/ONY/CPP、PE/PET/AL/ONY/CPP、PE/PET/蒸着層/AL/ONY/PE、PE/PET/蒸着層/AL/ONY/CPP、PE/PET/蒸着層/ONY/AL/PE、PE/PET/蒸着層/ONY/AL/CPP、PE/PET/蒸着層/紙/PE、PE/PET/蒸着層/紙/CPP、PE/紙/AL/PET/蒸着層/PE、紙/AL/PET/蒸着層/CPP、およびOPP/PET/蒸着層/AL/OPP等が挙げられる。また、市販のバリアフィルムをさらに積層してもよい。例えば、PE/PET/AL蒸着PET/CPP、PE/ONY/透明蒸着PET/CPP、およびPE/PET/AL蒸着CPP等が挙げられる。また、各層間には、接着層としてDL層や印刷層が積層されていてもよい。例えば、PEF/DL/PET/印刷/DL/AL/DL/PEF、PEF/DL/アルミナ蒸着PET/印刷/DL/乳白PEF、PE/PE/PET/印刷/PE/乳白PEF/EMAA/AL/EMAA/PEF、およびPEF/PE/PET/印刷/PE/乳白PEF/DL/シリカ蒸着PET/EMAA/PEF等が挙げられる。なお、各略称の名称は、以下のとおりである。PET:ポリエチレンテレフタレート、PE:ポリエチレン、PEF:ポリエチレンフィルム、ONY:延伸ナイロン、AL:アルミニウム箔、CPP:未延伸ポリプロピレン、OPP:二軸延伸ポリプロピレン、EMAA:エチレンメタクリレート、DL:ドライラミネート、蒸着層:上述の蒸着膜からなる層。
本発明によるラミネートチューブ用積層体には、化学的機能、電気的機能、磁気的機能、力学的機能、摩擦/磨耗/潤滑機能、光学的機能、熱的機能、生体適合性等の表面機能等の付与を目的として、二次加工を施すことも可能である。二次加工の例としては、エンボス加工、塗装、接着、印刷、メタライジング(めっき等)、機械加工、表面処理(帯電防止処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、フォトクロミズム処理、物理蒸着、化学蒸着、コーティング、等)等が挙げられる。また、本発明による積層体に、ラミネート加工(ドライラミネートや押し出しラミネート)およびその他の後処理加工を施して、成型品を製造することもできる。
本発明による積層体は、ラミネートチューブの用途に好適に使用することができる。積層体の厚さは、その用途に応じて、適宜決定することができ、例えば、100〜500μm、好ましくは200〜500μm程度の厚みで用いられる。
本発明によるラミネートチューブ容器は、上記のラミネートチューブ用積層体を用いて製造されたものである。本発明のラミネートチューブ容器は、上記のラミネートチューブ用積層体を用いて製造することで、チュービング(チューブ成型)に必要な加工適性であるコシおよび耐熱性(サイドシーム部、肩溶着部)等、チューブの風合い、使用感(絞り出しやすさ)、ならびに各種強度物性(肩部の溶着強度、サイドシーム部の溶着強度、PET前後の層間強度、ラミネートチューブの耐圧強度)等の性能について、従来のラミネートチューブ容器と比較して、遜色ない性能を得ることができる。
本発明によるラミネートチューブ容器には、下記の様々な内容物を充填することができ、内容物を充填した包装製品として用いることができる。内容物としては、例えば、練り歯磨き、化粧品、糊、練り辛子、練りわさび、クリーム、絵の具、軟膏、医薬品、およびその他の従来の公知の製品等を挙げることができる。本発明のラミネートチューブ容器は、このような内容物を充填した場合、耐内容物性、内容物の保存性、酸素透過度および水蒸気透過度等のバリア性、ならびに保香性等の性能について、従来のラミネートチューブ容器と比較して、遜色ない性能を有するものである。
テレフタル酸83質量部とバイオマスエチレングリコール(インディアグライコール社製)62質量部とをスラリーとして反応槽に供給し、常法の直重方法で、エステル化反応を240℃で5時間行った。その後、トリメチルフォスフェート(アルドリッチ社製)を0.013質量部添加(酸成分に対して15mmol%)してから高温真空条件下の重合反応に移行させた。まず、40分間で、真空度を4000Pa、重合温度280℃にまで昇温し、ついでその重合温度280℃のまま、真空度を200Paまで下げて溶融重合反応を行った。反応時間は3時間であった。合成したポリマーは、ストランドの形で流水中に吐出し、ペレタイザによってペレット化した。そのペレットを160℃において5時間乾燥後、窒素雰囲気下50Paの真空下205℃で固相重合して固有粘度0.8dl/gのポリマーを得た。なお、固有粘度はフェノール/テトラクロロエタン(成分比:3/2)溶媒を用い、35℃で測定した溶融粘度から算出した。得られたポリマーの示差熱分析(装置:島津製作所DSC−60、測定条件:ヘリウムガス中、6℃/分で昇温)を行ったところ、ガラス転移温度は69℃を示し、化石燃料由来の原料から得られる既知のポリエチレンテレフタレートと同等であった。また、得られたバイオマス由来のポリエチレンテレフタレートの放射製炭素測定を行ったところ、放射性炭素(C14)測定によるバイオマス由来の炭素の含有量は16%であった。
上記のようにして得られたポリエチレンテレフタレートペレット90質量部と、滑剤として平均粒子径0.9μmの多孔性シリカを200ppm含む化石燃料由来のポリエチレンテレフタレートマスターバッチ10質量部とを乾燥した後押出機に供給し、285℃で溶融し、Tダイよりシート状に押し出し、冷却ロールにて冷却固化させて未延伸シートを得た。次いでこの未延伸シートを、低速側駆動ロールの速度を6.5m/min、高速側駆動ロールの速度を22m/minとして、縦方向に3.5倍の倍率で延伸し、さらに、テンターにて横方向に3.5倍の倍率で延伸して厚みが12.02μmである二軸延伸ポリエステルフィルム1を得た。
上記のようにして得られたポリエチレンテレフタレートペレット60質量部と、リサイクルPET(フィルム製膜時の耳ロス等の製造工程内ロス部分をリペレットしたもの)30質量部と、上記で使用したポリエチレンテレフタレートマスターバッチ10質量部とを乾燥した後押出機に供給し、285℃で溶融し、Tダイよりシート状に押し出し、冷却ロールにて冷却固化させて未延伸シートを得た。次いでこの未延伸シートを、低速側駆動ロールの速度を6.5m/min、高速側駆動ロールの速度を22m/minとして、縦方向に3.5倍の倍率で延伸し、さらに、テンターにて横方向に3.5倍の倍率で延伸して厚みが12.13μmである二軸延伸ポリエステルフィルム2を得た。
従来の化石燃料由来の原料から製造されているポリエチレンテレフタレート(固有粘度0.83dl/g)60質量部と、リサイクルPET(フィルム製膜時の耳ロス等の製造工程内ロス部分をリペレットしたもの)30質量部と、上記で使用したポリエチレンテレフタレートマスターバッチ10質量部とを乾燥した後押出機に供給し、285℃で溶融し、Tダイよりシート状に押し出し、冷却ロールにて冷却固化させて未延伸シートを得た。次いでこの未延伸シートを、低速側駆動ロールの速度を6.5m/min、高速側駆動ロールの速度を22m/minとして、縦方向に3.5倍の倍率で延伸し、さらに、テンターにて横方向に3.5倍の倍率で延伸して厚みが12.06μmである二軸延伸ポリエステルフィルム3を得た。
得られたフィルム1の放射製炭素測定を行ったところ、放射性炭素(C14)測定によるバイオマス由来の炭素の含有量は14%であった。また、フィルム2および3についても同様に放射製炭素測定を行ったところ、バイオマス由来の炭素の含有量はそれぞれ、10%および0%であった。
得られた各フィルムのMD方向(巻き取り方向)とTD方向(MD方向と90度の角度のなす方向)のそれぞれから、幅15mm、長さ200mmに切り出して試験片とし、引張試験機(テンシロンRTC−125A、オリエンテック社製)を用いて、温度23℃、湿度50RH%の環境下において、試験片の強伸度測定を行った。また、MD方向およびTD方向のF5値(フィルムが5%伸張したときの引張強度)を測定した。MD方向およびTD方向それぞれの引張強度(kg/mm2)および破断伸度(%)、ならびにF5値(kg/mm2)は、表1に示される通りであった。
<ラミネートチューブ容器の作製1>(食品、非食品用)
層構成:PEF130/DL/PET12/印刷/DL/AL9/DL/PEF130(数値は、各層の厚さ(μm)を表す)
上記のようにして得られたバイオマスPETフィルム1(厚さ12μm)の両方の面にコロナ処理を施した。そして、バイオマスPETフィルム1のコロナ処理面の一方の面に、印刷層(絵柄及び白押さえ)を形成した。次に、バイオマスPETフィルム1の印刷面と、アルミ箔(日本製箔社製:1N30材、厚さ9μm)とをドライラミネートで貼合した。さらに、該アルミ箔と、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WN、厚さ130μm)とをドライラミネートで貼合した。一方、バイオマスPETフィルム1の非印刷面と、帯電防止剤入り直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WNAS、厚さ130μm)とをドライラミネートで貼合して、積層フィルムを得た。印刷インキは東洋インキ社製のNEW LP スーパーを使用した。ドライラミネートによる貼合にはウレタン系接着剤(ロックペイント社製:RU004/H1)を使用し、乾燥時の塗布量が3.5g/m2になるようにグラビア版にて塗布した。貼合後、40℃×144時間のエージングを行った。この積層フィルムは、図1に示されるような層構成を有していた。この積層フィルムを120mmの巾に断裁し、その両側を巾1.8mmで重ね合わせ、ヒートシールにより温度250度で溶着して、筒状胴部を作製し、150mmの長さでカットした。その筒状胴部の一方の開放端に、高密度ポリエチレンを用いて、コンプレッション成型法によりラミチューブ肩部と口部からなる頭部を成型し、ラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製2>(食品、非食品用)
層構成:PEF150/DL/シリカ蒸着PET12/印刷/DL/乳白PEF150
(1)上記のようにして得られたバイオマスPETフィルム1(厚さ12μm)を用意し、両方の面にコロナ処理を施した。コロナ処理を施したバイオマスPETフィルム1をプラズマ化学気相成長装置の巻き出しロールに装着し、次いで、これを繰り出し、そのバイオマスPETフィルム1のコロナ処理面の一方の面に、下記に示す蒸着条件により、膜厚300Åの酸化珪素の蒸着膜を形成した。
(蒸着条件)
反応ガス混合比: へキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリウム=1.2:5.0:2.5( 単位:Slm)
到達圧力: 5.0×10−5mbar
製膜圧力: 7.0×10−2mbar
ライン速度: 150m/min
パワー: 35kW
(2)次に、下記に示す組成表に従って調製した、組成aの、ポリビニルアルコール、イソプロピルアルコール、およびイオン交換水からなる混合液に、組成bの、エチルシリケート、シランカップリング剤、イソプロピルアルコール、塩酸、およびイオン交換水からなる加水分解液を加えて攪拌し、無色透明のバリア塗工液を得た。
組成表
a
ポリビニルアルコール 2.30
イソプロピルアルコール 2.70
H2O 51.20
b
エチルシリケート 16.60
シランカップリング剤 0.20
イソプロピルアルコール 3.90
0.5N塩酸水溶液 0.50
H2O 22.60
合 計 100.00(wt%)
(3)次に、酸化珪素蒸着面に、上記で製造したガスバリア性組成物(バリア塗工液)をコーティングして、次いで、乾燥温度180℃でライン速100m/minにて加熱処理して、厚さ0.3μm(乾操状態)のガスバリアコート層を形成し、ガスバリア性積層フィルムを製造した。
(4)この様にして得られた酸化珪素蒸着バイオマスPETフィルムの蒸着面に、印刷層(絵柄及び白押さえ)を形成した。次に、該蒸着バイオマスPETフィルムの印刷面と、乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WN白、厚さ150μm)とをドライラミネートで貼合した。一方、該蒸着PETフィルムの非印刷面と、帯電防止剤入り直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WNAS、厚さ150μm)とをドライラミネートで貼合して、積層フィルムを得た。印刷インキは東洋インキ社製のNEW LP スーパーを使用した。ドライラミネートによる貼合にはウレタン系接着剤(ロックペイント社製:RU004/H1)を使用し、乾燥時の塗布量が3.5g/m2になるようにグラビア版にて塗布した。貼合後、40℃×120時間のエージングを行った。この積層フィルムは、図2に示されるような層構成を有していた。この積層フィルムを120mmの巾に断裁し、その両側を巾1.8mmで重ね合わせ、ヒートシールにより温度250度で溶着して、筒状胴部を作製し、150mmの長さでカットした。その筒状胴部の一方の開放端に、高密度ポリエチレンを用いて、コンプレッション成型法によりラミチューブ肩部と口部からなる頭部を成型し、ラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製3>(歯磨剤用)
層構成:PE35/PE20/PET12/印刷/PE20/乳白PEF60/EMAA20/AL10/EMAA30/PEF50
上記のようにして得られたバイオマスPETフィルム1(厚さ12μm)の両方の面にコロナ処理を施した。そして、バイオマスPETフィルム1のコロナ処理面の一方の面に、印刷層(絵柄及び白押さえ)を形成した。次に、バイオマスPETフィルム1の印刷面と、乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WN白、厚さ60μm)とを、押し出しラミネート法により320℃で押し出した低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン社製:ノバテック、厚さ20μm)で貼合した。さらに、該乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルム上に、アンカーコート剤(ポリエチレンイミン含有)をコートした後、該乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルムと、アルミ箔(日本製箔社製:1N30材、厚さ10μm)とを、押し出しラミネート法により300℃で押し出したエチレンメタクリレート(三井デュポンポリケミカル社製:ニュクレル、厚さ20μm)で貼合した。さらに、該アルミ箔と、直鎖型低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−XN、厚さ50μm)とを、押し出しラミネート法により300℃で押し出したエチレンメタクリレート(三井デュポンポリケミカル社製:ニュクレル、厚さ30μm)で貼合した。一方、バイオマスPETフィルム1の非印刷面上に、低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン社製:ノバテック、厚さ20μm)を320℃で押し出し、その上にさらに低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン社製:ノバテック、厚さ35μm)を320℃で押し出してラミネートして、積層フィルムを得た。印刷インキは東洋インキ社製のNEW LP スーパーを使用した。貼合後、40℃×48時間のエージングを行った。この積層フィルムは、図3に示されるような層構成を有していた。この積層フィルムを120mmの巾に断裁し、その両側を巾1.8mmで重ね合わせ、ヒートシールにより温度250度で溶着して、筒状胴部を作製し、150mmの長さでカットした。その筒状胴部の一方の開放端に、高密度ポリエチレンを用いて、コンプレッション成型法によりラミチューブ肩部と口部からなる頭部を成型し、ラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製4>(歯磨剤用)
層構成:PEF80/PE25/PET12/印刷/PE25/乳白PEF100/DL/シリカ蒸着PET12/EMAA25/PEF80
上記のようにして得られたバイオマスPETフィルム1(厚さ12μm)の両方の面にコロナ処理を施した。そして、バイオマスPETフィルム1のコロナ処理面の一方の面に、印刷層(絵柄及び白押さえ)を形成した。また、別途、シリカ蒸着PETフィルム(三菱化学社製:テックバリア、厚さ12μm)を用意し、該シリカ蒸着PETフィルムの一方の面(蒸着面)と、乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WN白、厚さ100μm)とをドライラミネートで貼合した。次に、バイオマスPETフィルム1の印刷面と、該乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルム面とを、押し出しラミネート法により320℃で押し出した低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン社製:ノバテック、厚さ25μm)で貼合した。続いて、該シリカ蒸着PETフィルムの他方の面(蒸着面と反対側の面)上に、アンカーコート剤(ウレタン系2液硬化型アンカーコート剤)をコートした後、該シリカ蒸着PETフィルムの他方の面と、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WN、厚さ80μm)とを、押し出しラミネート法により300℃で押し出したエチレンメタクリレート(三井デュポンポリケミカル社製:ニュクレル、厚さ25μm)で貼合した。一方、バイオマスPETフィルム1の非印刷面と、帯電防止剤入り直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(DNPテクノパック社製:SR−WNAS、厚さ80μm)とを、押し出しラミネート法により320℃で押し出した低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン社製:ノバテック、厚さ25μm)で貼合して、積層フィルムを得た。印刷インキは東洋インキ社製のNEW LP スーパーを使用した。ドライラミネートによる貼合にはウレタン系接着剤(ロックペイント社製:RU004/H1)を使用し、乾燥時の塗布量が3.5g/m2になるようにグラビア版にて塗布した。貼合後、40℃×48時間のエージングを行った。この積層フィルムは、図4に示されるような層構成を有していた。この積層フィルムを120mmの巾に断裁し、その両側を巾1.8mmで重ね合わせ、ヒートシールにより温度250度で溶着して、筒状胴部を作製し、150mmの長さでカットした。その筒状胴部の一方の開放端に、高密度ポリエチレンを用いて、コンプレッション成型法によりラミチューブ肩部と口部からなる頭部を成型し、ラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製5>(食品、非食品用)
バイオマスPETフィルム1を上記で用意した一般のポリエステルフィルム4(東洋紡績社製:E−5200)に変更した以外は実施例1と同様に、積層フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様に、この積層フィルムを用いてラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製6>(食品、非食品用)
バイオマスPETフィルム1を上記で用意した一般のポリエステルフィルム4(東洋紡績社製:E−5200)に変更した以外は実施例2と同様に、積層フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様に、この積層フィルムを用いてラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製7>(歯磨剤用)
バイオマスPETフィルム1を上記で用意した一般のポリエステルフィルム4(東洋紡績社製:E−5200)に変更した以外は実施例3と同様に、積層フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様に、この積層フィルムを用いてラミネートチューブ容器を成型した。
<ラミネートチューブ容器の作製8>(歯磨剤用)
バイオマスPETフィルム1を上記で用意した一般のポリエステルフィルム4(東洋紡績社製:E−5200)に変更した以外は実施例4と同様に、積層フィルムを作製した。さらに、実施例1と同様に、この積層フィルムを用いてラミネートチューブ容器を成型した。
実施例1〜4および比較例1〜4で得られた各ラミネートチューブ容器について、以下の各種評価:(1)肩部の溶着強度、(2)サイドシーム部の溶着強度、(3)PET前後の層間強度、(4)ラミネートチューブ容器の耐圧強度、(5)耐内容物性の確認、ならびに(6)酸素透過度および水蒸気透過度のバリア性、を行った。
実施例1〜4および比較例1〜4で得られた各ラミネートチューブ容器の肩部と溶着している胴部の3箇所に15mm巾の切り込みを入れ、引っ張り試験機(オリエンテック社製:テンシロンRTC−125A)を用いて、300mm/分の速度で引っ張り、肩部から剥離するまでの強度を測定した。測定結果は、下記の表2に示される通りであった。
実施例1〜4および比較例1〜4で得られた各ラミネートチューブ容器のサイドシーム部について、シーム部と垂直に15mm巾の短冊状に胴部を切り出して、試験片とした。この試験片を引っ張り試験機(オリエンテック社製:テンシロンRTC−125A)を用いて、300mm/分の速度で引っ張り、破断するまでの強度を測定した。測定結果は、下記の表2に示される通りであった。
実施例1〜4および比較例1〜4で得られた各ラミネートチューブ容器の原反(積層フィルム)を流れ方向に15mm巾に切り出して、試験片とした。この試験片のPET前後の層間を剥離し、引っ張り試験機(オリエンテック社製:テンシロンRTC−125A)を用いて、50mm/分の速度で引っ張り、剥離強度を測定した。測定結果は、下記の表2に示される通りであった。
実施例1〜4および比較例1〜4で得られた各ラミネートチューブ容器に水100mlを充填し、チューブの開放端側をヒートシールにてシールした。チューブ胴部に60kgの荷重をかけたまま1分間保持し、破袋の有無を下記の基準で目視にて評価した。評価結果は、下記の表2に示される通りであった。
・評価基準
○:破袋していなかった。
×:破袋していた。
実施例1および2ならびに比較例1および2で得られた各ラミネートチューブ容器に、マスタードを充填し、40℃で1ヶ月保存試験を行った。また、実施例3および4ならびに比較例3および4で得られた各ラミネートチューブ容器に、練り歯磨きを充填し、40℃で1ヶ月保存試験を行った。保存試験後の、各ラミネートチューブ容器の状態を下記の基準で目視にて評価した。評価結果は、下記の表2に示される通りであった。
・評価基準
○:層間剥離が発生していなかった。
×:層間剥離が発生していた。
実施例2および比較例2で得られた各ラミネートチューブ容器の原反(積層フィルム)について、JIS−K7126に準拠して、等圧、温度23℃、湿度90RH%の環境下において、酸素透過度測定機(モコン(MOCON)社製:オクストラン(OX−TRAN))を用いて、酸素透過度を測定した。また、JIS−K7129に準拠して、B法、温度40℃、湿度90RH%の環境下において、水蒸気透過度測定機(パーマトラン(PERMATRAN)、モコン(MOCON)社製)を用いて、水蒸気透過度を測定した。測定結果は、下記の表2に示される通りであった。
11 バイオマス樹脂層
12 バリア層
13 印刷層
14 接着層
15 ヒートシール層
20 ラミネートチューブ用積層体
21 バイオマス樹脂層
22 バリア層
23 印刷層
24 接着層
25 ヒートシール層
30 ラミネートチューブ用積層体
31 バイオマス樹脂層
32 バリア層
33 印刷層
34 接着層
35 ヒートシール層
36 他の樹脂層
40 ラミネートチューブ用積層体
41 バイオマス樹脂層
42 バリア層
43 印刷層
44 接着層
45 ヒートシール層
46 他の樹脂層(1)
47 他の樹脂層(2)
Claims (10)
- ジオール単位とジカルボン酸単位とからなるポリエステルを主成分として含んでなる樹脂組成物からなり、前記樹脂組成物が、ジオール単位がバイオマス由来のエチレングリコールであり、ジカルボン酸単位が化石燃料由来のジカルボン酸であるポリエステルを、樹脂組成物全体に対して、50〜95質量%含んでなる、バイオマス樹脂層と、
無機物または無機酸化物からなるバリア層と、
少なくとも一方の面に最外層として形成されたヒートシール層と
を有してなることを特徴とする、ラミネートチューブ用積層体。 - 前記樹脂組成物が、ジオール単位が化石燃料由来のジオールまたはバイオマス由来のエチレングリコールであり、ジカルボン酸単位が化石燃料由来のジカルボン酸であるポリエステルからなる樹脂製品をリサイクルして得られるポリエステルをさらに含んでなる、請求項1に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記樹脂組成物が、前記リサイクルして得られるポリエステルを、樹脂組成物全体に対して5〜45質量%含んでなる、請求項2に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記化石燃料由来のジカルボン酸がテレフタル酸である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記樹脂組成物が添加剤をさらに含んでなる、請求項1〜4に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記樹脂組成物が、前記添加剤を、樹脂組成物全体に対して5〜50質量%含んでなる、請求項5に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記添加剤が、可塑剤、紫外線安定化剤、着色防止剤、艶消し剤、消臭剤、難燃剤、耐候剤、帯電防止剤、糸摩擦低減剤、離型剤、抗酸化剤、イオン交換剤、および着色顔料からなる群から選択される1種または2以上である、請求項5または6に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記樹脂組成物中の全炭素に対して、放射性炭素(C14)測定によるバイオマス由来の炭素の含有量が、10〜19%である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 前記バイオマス樹脂層が2軸延伸されてなる樹脂フィルムである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のラミネートチューブ用積層体。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のラミネートチューブ用積層体を用いて形成されてなる、ラミネートチューブ容器。
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