JP2012115813A - 生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた生物処理方式による排水処理設備、並びに、生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法 - Google Patents
生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた生物処理方式による排水処理設備、並びに、生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012115813A JP2012115813A JP2010270618A JP2010270618A JP2012115813A JP 2012115813 A JP2012115813 A JP 2012115813A JP 2010270618 A JP2010270618 A JP 2010270618A JP 2010270618 A JP2010270618 A JP 2010270618A JP 2012115813 A JP2012115813 A JP 2012115813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heating
- heat exchanger
- biological treatment
- recovery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/52—Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
【解決手段】汚濁物質を微生物によって処理する生物処理槽5に流入する排水を加熱する加熱用熱交換器3と、生物処理槽5にて処理された後に放流される放流水から熱回収する熱回収用熱交換器11と、加熱用熱交換器3に対して温熱を供給するとともに、熱回収用熱交換器11にて吸熱して熱回収するヒートポンプ13とを備えている。ヒートポンプ13の熱回収側には、放流水とは別の冷熱負荷33から熱回収するように接続された別熱回収系統35,45が設けられ、加熱する排水の目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量となるように、熱回収用熱交換器11の熱回収量および冷熱負荷33の熱回収量を決定する制御部30を備えている。
【選択図】図1
Description
すなわち、本発明にかかる生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムは、汚濁物質を微生物によって処理する生物処理槽に流入する排水を加熱する加熱用熱交換器と、前記生物処理槽にて処理された後に放流される放流水から熱回収する熱回収用熱交換器と、前記加熱用熱交換器に対して温熱を供給するとともに、前記熱回収用熱交換器にて吸熱して熱回収するヒートポンプとを備えた生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムであって、前記ヒートポンプの熱回収側には、前記放流水とは別の別熱源から熱回収するように接続された別熱回収系統が設けられ、前記加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量となるように、前記熱回収用熱交換器の熱回収量および前記別熱回収系統の熱回収量を決定する制御部を備えていることを特徴とする。
ヒートポンプは、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度が得られるように運転する。目標加熱温度が決まると、ヒートポンプの温熱出力である加熱量が決まり、この加熱量に対応して所定の比率で必要な熱回収量が決まる。このように、ヒートポンプの温熱出力が決まれば、これに応じた熱回収量が決まるので、加熱する排水の温度や流量が変化すればヒートポンプによる温熱出力も変化し、必要な熱回収量も変化する。
そこで、本発明では、ヒートポンプの熱回収側に、放流水とは別の別熱源から熱回収するように接続された別熱回収系統を設け、放流水以外から熱回収できるようにした。そして、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量となるように、熱回収用熱交換器の熱回収量と別熱回収系統の熱回収量を決定することとした。これにより、加熱量の変化に熱回収量を追随させることができ、排水の目標加熱温度に応じた適切な熱回収量を得ることができる。
また、排水処理設備の周囲に適切な冷熱負荷が存在しない場合であっても別熱源を得ることができる点で有利である。
ヒートポンプは、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度が得られるように運転する。目標加熱温度が決まると、ヒートポンプの温熱出力である加熱量が決まり、この加熱量に対応して所定の比率で必要な熱回収量が決まる。しかし、熱回収用熱交換器にて熱回収して冷却した放流水を所定の目標冷却温度にしたい場合、この目標冷却温度から決まる熱回収量は、上述した加熱量から決まる熱回収量とは異なるものとなる場合が生じる。すなわち、目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量と、目標冷却温度を得るための熱回収量とのアンバランスが生じる。
そこで、本発明では、ヒートポンプの加熱側に、排水とは別の別温熱負荷を加熱するように接続された別加熱系統を設け、排水以外も加熱できるようにした。そして、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得る加熱量を決定した上で、熱回収用熱交換器にて熱回収されて冷却された放流水の目標冷却温度を得るための熱回収量から決まる加熱量となるように、別加熱系統の加熱量を決定することとした。これにより、ヒートポンプの加熱量(温熱出力)と熱回収量(冷熱出力)とをバランスさせることができ、目標加熱温度に排水を加熱するとともに、目標冷却温度に放流水を冷却することができる。
ヒートポンプは、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度が得られるように運転する。目標加熱温度が決まると、ヒートポンプの温熱出力である加熱量が決まり、この加熱量に対応して所定の比率で必要な熱回収量が決まる。このように、ヒートポンプの温熱出力が決まれば、これに応じた熱回収量が決まるので、加熱する排水の温度や流量が変化すればヒートポンプによる温熱出力も変化し、必要な熱回収量も変化する。
そこで、本発明では、ヒートポンプの熱回収側に、放流水とは別の別熱源から熱回収するように接続された別熱回収系統を設け、放流水以外から熱回収できるようにした。そして、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量となるように、熱回収用熱交換器の熱回収量と別熱回収系統の熱回収量を決定することとした。これにより、加熱量の変化に熱回収量を追随させることができ、排水の目標加熱温度に応じた適切な熱回収量を得ることができる。
ヒートポンプは、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度が得られるように運転する。目標加熱温度が決まると、ヒートポンプの温熱出力である加熱量が決まり、この加熱量に対応して所定の比率で必要な熱回収量が決まる。しかし、熱回収用熱交換器にて熱回収して冷却した放流水を所定の目標冷却温度にしたい場合、この目標冷却温度から決まる熱回収量は、上述した加熱量から決まる熱回収量とは異なるものとなる場合が生じる。すなわち、目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量と、目標冷却温度を得るための熱回収量とのアンバランスが生じる。
そこで、本発明では、ヒートポンプの加熱側に、排水とは別の別温熱負荷を加熱するように接続された別加熱系統を設け、排水以外も加熱できるようにした。そして、加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得る加熱量を決定した上で、熱回収用熱交換器にて熱回収されて冷却された放流水の目標冷却温度を得るための熱回収量から決まる加熱量となるように、別加熱系統の加熱量を決定することとした。これにより、ヒートポンプの加熱量(温熱出力)と熱回収量(冷熱出力)とをバランスさせることができ、目標加熱温度に排水を加熱するとともに、目標冷却温度に放流水を冷却することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1及び図2を用いて説明する。
図1には、本実施形態にかかる生物処理方式による排水処理設備1Aが示されている。
なお、本実施形態を含む本発明では、沈殿槽7で処理される前のものを排水といい、沈殿槽7で処理されたものを放流水という。
ヒートポンプ13は、ターボ冷凍機とされている。ターボ冷凍機は、図示しないが、冷媒を圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮された液冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器とを備えている。
なお、ヒートポンプ13としては、典型的には、本実施形態のようにターボ圧縮機を用いたターボ冷凍機が挙げられるが、スクリュー式やスクロール式の圧縮機を用いた他の蒸気圧縮式のヒートポンプでもよく、また、吸収式冷凍機や吸着式冷凍機等の他の形式であってもよい。
冷熱負荷33は、例えば冷房用空調や、圧縮機の冷却水とされており、冷水往ヘッダ37から導かれた冷水によって冷熱を得る。冷熱負荷33に冷熱を与えた後の冷水は、冷水還ヘッダ39へと導かれる。冷熱往ヘッダ37及び冷熱還ヘッダ39は、別途設けられた冷熱出力用の熱源機(冷凍機)41と接続されており、これらの間で冷水ポンプ43によって冷水が循環するようになっている。
冷水還ヘッダ39には、冷熱負荷還配管45が接続されており、この冷熱負荷還配管45を通って冷水が冷水還配管27に合流してヒートポンプ13側へと導かれる。
必要熱量計算は、流入排水温度Ti及び流入排水流量Fiと、排水の目標加熱温度とを用いて行われる。排水の目標加熱温度は、生物処理槽5での適温を維持するために必要な温度として設定される。
必要冷却(熱回収)量計算は、必要熱量計算によって得られた必要熱量を得るために必要な熱回収量を得るために行われ、記憶部51に格納されたヒートポンプの諸特性および演算部53に入力されるヒートポンプの計測諸値に基づいて行われる。
ヒートポンプ熱出力計算は、必要熱量計算によって得られた必要熱量を出力するためのヒートポンプの熱出力の計算を行う。
ヒートポンプ冷却出力計算は、ヒートポンプ熱出力計算によって得られたヒートポンプ熱出力を得るために必要な熱回収量に相当するヒートポンプ冷却出力(冷熱出力)を計算する。
これらの計算の結果に基づき、温水バイパス弁23の開度や、ヒートポンプ温水出口設定温度が得られる。
また、演算部53では、沈殿槽7から流出され熱回収用熱交換器11へ流入する前の放流水温度Toと、冷熱負荷還配管45を通り冷水還配管27へ合流する前の冷水温度(別熱源温度)T1とに基づいて、熱回収用熱交換器11側と冷熱負荷33側との冷水分配量を計算する。この計算結果に基づいて、冷水三方弁31の開度が決定される。
流入排水は、加熱用熱交換器3へ導かれ、この加熱用熱交換器3にて、ヒートポンプ13から供給される温水によって、生物処理槽5内の微生物が活動する所望温度となるように目標加熱温度まで加熱される。このとき、ヒートポンプ13は、制御部30からの指令に基づいて、目標加熱温度が得られる加熱量(温熱出力)を出力する。すなわち、ヒートポンプ13の温熱出力は、流入排水温度Ti及び流入排水流量Fiに応じた加熱量を出力するように制御される。また、制御部30は、温水バイパス弁23の開度を調整することによって、加熱用熱交換器3へ導く温水の温度を制御する。具体的には、温水温度を高くする場合には温水バイパス弁23の開度を絞り多くの温水を加熱用熱交換器3へと流し、温水温度を低くする場合には温水バイパス弁23の開度を大きくして温水のバイパス量を増大させ、加熱用熱交換器3へと導かれる温水の流量を減少させる。
汚泥が除去された後の排水は、熱回収用熱交換器11へと導かれ、ヒートポンプ13から導かれる冷水によって冷却されて熱回収される。
ヒートポンプ13の熱回収側に、放流水とは別の別熱源である冷熱負荷33から熱回収するように接続された別熱回収系統(冷熱負荷往配管35及び冷熱還配管45)を設け、放流水以外から熱回収できるようにした。そして、加熱用熱交換器3にて加熱する排水の目標加熱温度から決まる熱回収量となるように、熱回収用熱交換器11の熱回収量と冷熱負荷33側の別熱回収系統の熱回収量を決定することとした。これにより、加熱量の変化に熱回収量を追随させることができ、排水の目標加熱温度に応じた適切な熱回収量を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態では別熱源として冷熱負荷33(図1参照)を用いていたのに対し、河川や海水といった未利用エネルギーを別熱源として用いる点で異なる。したがって、その他の点については同様なので、同一符号を付しその説明を省略する。
図3に示されているように、排水処理設備1Bは、河川や海といった自然の未利用エネルギーを熱源とするように、冷水三方弁31に接続された別熱源往配管36と、河川等から熱回収した冷水を返送する別熱源還配管46とを備えている。冷水三方弁31の開度は、制御部30によって制御され、必要熱回収量が得られるように、熱回収用熱交換器11側及び河川側に冷水を分配する。
また、河川等の本来的に未利用とされた自然エネルギーを利用することができるので、エネルギーの有効活用を図ることができる。
また、排水処理設備1Bの周囲に適切な冷熱負荷33が存在しない場合であっても別熱源を得ることができる点で有利である。
次に、本発明の第3実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態に加えて、熱回収用熱交換器11によって得られた冷熱を更に有効利用することを目的としている。したがって、第1実施形態と同様の構成については同一符号を付しその説明を省略する。
ヒートポンプ13の加熱側に、排水とは別の温熱負荷54を加熱するように接続された別加熱系統(温熱負荷往配管52及び温熱負荷還配管56)を設け、排水以外も加熱できるようにした。そして、加熱用熱交換器3にて加熱する排水の目標加熱温度を得る加熱量を決定し確保した上で、熱回収用熱交換器11にて熱回収されて冷却された放流水の目標冷却温度を得るための熱回収量から決まる加熱量となるように、別加熱系統へ流す温水流量を決定することとした。これにより、ヒートポンプ13の加熱量(温熱出力)と熱回収量(冷熱出力)とをバランスさせることができ、目標加熱温度に排水を加熱するとともに、目標冷却温度に放流水を冷却することができる。
また、熱回収用熱交換器11にて目標冷却温度まで冷却された放流水と熱交換して冷熱を取り出す冷熱用熱交換器58を設けることとしたので、冷熱用熱交換器58にて得られた冷熱を冷熱負荷60に利用することができる。
3 加熱用熱交換器
5 生物処理槽
7 沈殿槽
11 熱回収用熱交換器
13 ヒートポンプ
30 制御部
33 冷熱負荷
35 冷熱負荷往配管(別熱回収系統)
45 冷熱負荷還配管(別熱回収系統)
52 温熱負荷往配管(別加熱系統)
56 温熱負荷還配管(別加熱系統)
58 冷熱用熱交換器
Claims (8)
- 汚濁物質を微生物によって処理する生物処理槽に流入する排水を加熱する加熱用熱交換器と、
前記生物処理槽にて処理された後に放流される放流水から熱回収する熱回収用熱交換器と、
前記加熱用熱交換器に対して温熱を供給するとともに、前記熱回収用熱交換器にて吸熱して熱回収するヒートポンプと、
を備えた生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムであって、
前記ヒートポンプの熱回収側には、前記放流水とは別の別熱源から熱回収するように接続された別熱回収系統が設けられ、
前記加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量となるように、前記熱回収用熱交換器の熱回収量および前記別熱回収系統の熱回収量を決定する制御部を備えていることを特徴とする生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム。 - 前記別熱回収系統が接続される前記別熱源は、冷熱負荷であることを特徴とする請求項1に記載の生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム。
- 前記別熱回収系統が接続される前記別熱源は、海水または河川といった未利用の自然流体であることを特徴とする請求項1に記載の生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム。
- 汚濁物質を微生物によって処理する生物処理槽に流入する排水を加熱する加熱用熱交換器と、
前記生物処理槽にて処理された後に放流される放流水から熱回収する熱回収用熱交換器と、
前記加熱用熱交換器に対して温熱を供給するとともに、前記熱回収用熱交換器にて吸熱して熱回収するヒートポンプと、
を備えた生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムであって、
前記ヒートポンプの加熱側には、前記排水とは別の別温熱負荷を加熱するように接続された別加熱系統が設けられ、
前記加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得る加熱量を決定した上で、前記熱回収用熱交換器にて熱回収されて冷却された放流水の目標冷却温度を得るための熱回収量から決まる加熱量となるように、前記別加熱系統の加熱量を決定する制御部を備えていることを特徴とする生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム。 - 前記熱回収用熱交換器にて前記目標冷却温度まで冷却された放流水と熱交換して冷熱を取り出す冷熱用熱交換器を備えていることを特徴とする請求項4に記載の生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム。
- 請求項1から5のいずれかに記載されたヒートポンプシステムと、
前記ヒートポンプシステムによって加熱された排水が導かれる生物処理槽と、
を備えていることを特徴とする生物処理方式による排水処理設備。 - 汚濁物質を微生物によって処理する生物処理槽に流入する排水を加熱する加熱用熱交換器と、
前記生物処理槽にて処理された後に放流される放流水から熱回収する熱回収用熱交換器と、
前記加熱用熱交換器に対して温熱を供給するとともに、前記熱回収用熱交換器にて吸熱して熱回収するヒートポンプと、
を備えた生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法であって、
前記ヒートポンプの熱回収側には、前記放流水とは別の別熱源から熱回収するように接続された別熱回収系統が設けられ、
制御部により、前記加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得るための加熱量から決まる熱回収量となるように、前記熱回収用熱交換器の熱回収量および前記別熱回収系統の熱回収量を決定することを特徴とする生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法。 - 汚濁物質を微生物によって処理する生物処理槽に流入する排水を加熱する加熱用熱交換器と、
前記生物処理槽にて処理された後に放流される放流水から熱回収する熱回収用熱交換器と、
前記加熱用熱交換器に対して温熱を供給するとともに、前記熱回収用熱交換器にて吸熱して熱回収するヒートポンプと、
を備えた生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法であって、
前記ヒートポンプの加熱側には、前記排水とは別の別温熱負荷を加熱するように接続された別加熱系統が設けられ、
前記加熱用熱交換器にて加熱する排水の目標加熱温度を得る加熱量を決定した上で、前記熱回収用熱交換器にて熱回収されて冷却された放流水の目標冷却温度を得るための熱回収量から決まる加熱量となるように、前記別加熱系統の加熱量を決定する制御部を備えていることを特徴とする生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010270618A JP5737918B2 (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた生物処理方式による排水処理設備、並びに、生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010270618A JP5737918B2 (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた生物処理方式による排水処理設備、並びに、生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012115813A true JP2012115813A (ja) | 2012-06-21 |
JP5737918B2 JP5737918B2 (ja) | 2015-06-17 |
Family
ID=46499318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010270618A Expired - Fee Related JP5737918B2 (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた生物処理方式による排水処理設備、並びに、生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5737918B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015117909A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 高砂熱学工業株式会社 | 排水利用システム及び排水利用方法 |
CN107285593A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-10-24 | 四川天润德环境工程有限公司 | 一种污水源热泵与污泥干化联用的设备 |
KR20170004019U (ko) * | 2017-11-20 | 2017-11-28 | 대웅이엔에스 (주) | 하폐수 고도처리장치 |
WO2021067684A1 (en) * | 2019-10-03 | 2021-04-08 | Stephen Palmer | System and method for collecting and utilizing heat from an effluent disposal system |
CN113149340A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-07-23 | 白果科技股份公司 | 一种污水处理热循环利用的装置及实现方法 |
KR102522959B1 (ko) * | 2022-09-28 | 2023-04-19 | 지엔원에너지(주) | 선택적 축열 방식 및 연속 회분식 반응조를 이용한 수처리시스템 |
Citations (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57156091A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-27 | Kurita Water Ind Ltd | Treating device for organic waste |
JPS5888094A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-26 | Ebara Infilco Co Ltd | 有機性汚水処理方法 |
JPS63129259A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-01 | 三菱重工業株式会社 | 蓄冷装置 |
JPS63131959A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-03 | 東京都 | 補助加熱器付きヒ−トポンプ |
JPH01131859A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷温水制御装置 |
JPH01144101A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コージェネレーションプラントの燃費最小運転制御装置 |
JPH02214598A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-27 | Kankyo Tekunosu Kk | 下水処理方法 |
JPH0487798U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-07-30 | ||
JPH0634236A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 下水熱源ヒートポンプ |
JPH06347183A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Hitachi Ltd | 上質化処理における熱利用システム |
JPH11257791A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-24 | Aqua Reinetsu Kk | ヒートポンプ式排熱回収給湯装置 |
JP2004041902A (ja) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 汚泥処理装置及び汚泥処理方法 |
JP2009045512A (ja) * | 2007-08-14 | 2009-03-05 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 活性汚泥処理槽流入温排水の廃熱回収方法 |
WO2010024178A1 (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | 三菱重工業株式会社 | 熱源システムおよびその制御方法 |
JP2010210224A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ヒートポンプ装置 |
JP2011245413A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Japan Organo Co Ltd | 水処理システム及び水処理方法 |
JP2012091118A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Japan Organo Co Ltd | 水処理システム及び水処理方法 |
JP2012137201A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 乾燥設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた乾燥設備、並びに、乾燥設備用ヒートポンプシステムの制御方法 |
-
2010
- 2010-12-03 JP JP2010270618A patent/JP5737918B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57156091A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-27 | Kurita Water Ind Ltd | Treating device for organic waste |
JPS5888094A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-26 | Ebara Infilco Co Ltd | 有機性汚水処理方法 |
JPS63129259A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-01 | 三菱重工業株式会社 | 蓄冷装置 |
JPS63131959A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-03 | 東京都 | 補助加熱器付きヒ−トポンプ |
JPH01131859A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷温水制御装置 |
JPH01144101A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コージェネレーションプラントの燃費最小運転制御装置 |
JPH02214598A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-27 | Kankyo Tekunosu Kk | 下水処理方法 |
JPH0487798U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-07-30 | ||
JPH0634236A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 下水熱源ヒートポンプ |
JPH06347183A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Hitachi Ltd | 上質化処理における熱利用システム |
JPH11257791A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-24 | Aqua Reinetsu Kk | ヒートポンプ式排熱回収給湯装置 |
JP2004041902A (ja) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 汚泥処理装置及び汚泥処理方法 |
JP2009045512A (ja) * | 2007-08-14 | 2009-03-05 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 活性汚泥処理槽流入温排水の廃熱回収方法 |
WO2010024178A1 (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | 三菱重工業株式会社 | 熱源システムおよびその制御方法 |
JP2010054152A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱源システムおよびその制御方法 |
JP2010210224A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ヒートポンプ装置 |
JP2011245413A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Japan Organo Co Ltd | 水処理システム及び水処理方法 |
JP2012091118A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Japan Organo Co Ltd | 水処理システム及び水処理方法 |
JP2012137201A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 乾燥設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた乾燥設備、並びに、乾燥設備用ヒートポンプシステムの制御方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015117909A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 高砂熱学工業株式会社 | 排水利用システム及び排水利用方法 |
CN107285593A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-10-24 | 四川天润德环境工程有限公司 | 一种污水源热泵与污泥干化联用的设备 |
KR20170004019U (ko) * | 2017-11-20 | 2017-11-28 | 대웅이엔에스 (주) | 하폐수 고도처리장치 |
KR200487764Y1 (ko) * | 2017-11-20 | 2018-10-30 | 대웅이엔에스 (주) | 하폐수 고도처리장치 |
WO2021067684A1 (en) * | 2019-10-03 | 2021-04-08 | Stephen Palmer | System and method for collecting and utilizing heat from an effluent disposal system |
US11396465B2 (en) | 2019-10-03 | 2022-07-26 | Stephen Palmer | System and method for collecting and utilizing heat from an effluent disposal system |
CN113149340A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-07-23 | 白果科技股份公司 | 一种污水处理热循环利用的装置及实现方法 |
KR102522959B1 (ko) * | 2022-09-28 | 2023-04-19 | 지엔원에너지(주) | 선택적 축열 방식 및 연속 회분식 반응조를 이용한 수처리시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5737918B2 (ja) | 2015-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5737918B2 (ja) | 生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステム、及びこれを備えた生物処理方式による排水処理設備、並びに、生物処理方式による排水処理設備用ヒートポンプシステムの制御方法 | |
CN101799207B (zh) | 一种利用吸收式热泵回收洗浴污水废热的系统和方法 | |
TWI805722B (zh) | 半導體製造設備中之水處理設備的廢熱回收再利用系統 | |
CA2816527C (en) | Method and unit for controlling operation of heat pump unit | |
US6748762B2 (en) | Absorption-refrigerator | |
JP4550127B2 (ja) | 水熱源ヒートポンプ空調システム | |
WO2012057098A1 (ja) | 水処理システム及び水処理方法 | |
KR20090105608A (ko) | 하수처리장 소화조 슬러지 폐수열 및 슬러지 탈리액 폐수열회수와 그 이용 방법 | |
JP4287705B2 (ja) | 一重二重効用吸収冷凍機およびその運転制御方法 | |
JP4792982B2 (ja) | 廃熱回収システム | |
US20120085107A1 (en) | Heat transfer processes and equipment for industrial applications | |
JP2012091118A (ja) | 水処理システム及び水処理方法 | |
CN1241836C (zh) | 便携式海水淡化用热泵系统 | |
CN2883340Y (zh) | 一种闭式太阳能或低温热源海水淡化装置 | |
JP5511429B2 (ja) | 熱利用システム | |
JP2009168255A (ja) | 水熱源ヒートポンプ空調システム | |
JP2017096570A (ja) | 給水加温システム | |
JP2009168256A (ja) | 複合型空調システム | |
CN110044092B (zh) | 一种兼有蓄能和溶液再生功能的能源塔热泵系统及其使用方法 | |
CN105650713A (zh) | 污水处理及处理后污水热能利用系统 | |
JP7014699B2 (ja) | 水加熱システム及び温浴施設 | |
WO2015060169A1 (ja) | 発電プラント | |
JP3574611B2 (ja) | 排熱回収システム | |
JP5743489B2 (ja) | 水処理システム | |
CN205505151U (zh) | 污水处理及处理后污水热能利用系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150421 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5737918 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |