JP5511429B2 - 熱利用システム - Google Patents

熱利用システム Download PDF

Info

Publication number
JP5511429B2
JP5511429B2 JP2010035421A JP2010035421A JP5511429B2 JP 5511429 B2 JP5511429 B2 JP 5511429B2 JP 2010035421 A JP2010035421 A JP 2010035421A JP 2010035421 A JP2010035421 A JP 2010035421A JP 5511429 B2 JP5511429 B2 JP 5511429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
water
condenser
heated
utilization system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010035421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011169539A (ja
Inventor
栄作 伊藤
潤之助 仲谷
隆信 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2010035421A priority Critical patent/JP5511429B2/ja
Publication of JP2011169539A publication Critical patent/JP2011169539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5511429B2 publication Critical patent/JP5511429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
    • Y02P80/15On-site combined power, heat or cool generation or distribution, e.g. combined heat and power [CHP] supply

Description

この発明は、熱利用システムに関し、さらに詳しくは、復水器の排熱を有効利用できる熱利用システムに関する。
近年では、タービンの復水器の排熱を利用して加温対象水を加温する熱利用システムが知られている。このような熱利用システムでは、復水器の排熱により加温された熱源水をヒートポンプで汲み上げて加温対象水の加温に用いている。このような熱利用システムには、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開平4−198673号公報
この発明は、復水器の排熱を有効利用できる熱利用システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる熱利用システムは、復水器の排熱を利用して加温対象水を加温する熱利用システムであって、冷媒と熱源水とを熱交換させる蒸発器と、冷媒を圧縮して供給する圧縮機と、冷媒と加温対象水とを熱交換させる凝縮器とを有すると共に、前記圧縮機の駆動により前記蒸発器と前記凝縮器との間に冷媒を循環させて熱源水の熱エネルギーを用いた加温対象水の加温を行うターボ式ヒートポンプと、前記凝縮器を通過した加温対象水を前記蒸気タービンサイクルの作動流体として供給する系統とを備え、且つ、前記ターボ式ヒートポンプが前記復水器の排熱により加温された熱源水を前記蒸発器に導入して加温対象水の加温を行うことを特徴とする。
この熱利用システムは、復水器の排熱を利用して加温対象水を加温できるので、復水器の排熱を有効利用できる利点がある。
また、この熱利用システムは、ターボ式ヒートポンプ(凝縮器)にて加温された加温対象水を蒸気タービンサイクルの作動流体として利用できる。これにより、蒸気タービンサイクルに熱を供給する排ガス熱交換器やボイラへの給水を再熱加熱することができるので、蒸気タービンサイクルの稼動効率が向上する利点がある。
また、この発明にかかる熱利用システムは、前記蒸発器に導入される熱源水の温度に基づいて、前記圧縮機の回転数が制御される。
この熱利用システムでは、熱源水の温度が変化したときに、圧縮機の回転数が制御されてターボ式ヒートポンプの出力が制御される。これにより、加温対象水を一定の供給温度にて安定的に供給できる利点がある。
また、この発明にかかる熱利用システムは、前記熱源水として海水が用いられるときに、前記ターボ式ヒートポンプの上流側にフィルタおよび脱塩装置が配置される。
この熱利用システムでは、海水によるターボ式ヒートポンプ(蒸発器)の腐食が抑制される利点がある。また、ターボ式ヒートポンプを通過した熱源水(フィルタ処理および脱塩処理後の熱源水)を工業用水として再利用できる利点がある。
また、この発明にかかる熱利用システムは、前記復水器とタービンとを有すると共に、前記タービンを通過した蒸気を前記復水器にて冷却する蒸気タービンサイクルを備える。
この熱利用システムは、蒸気タービンサイクルの復水器の排熱を利用して加温対象水を加温できるので、蒸気タービンサイクル(復水器)の排熱を有効利用できる利点がある。
また、この発明にかかる熱利用システムは、複数の前記ターボ式ヒートポンプが相互に並列に配置される。
この熱利用システムでは、熱源水の流量に応じてターボ式ヒートポンプの駆動台数を調整できる。これにより、熱利用システムの省エネルギー運転が可能となる利点がある。
また、この発明にかかる熱利用システムは、ガスタービンの排熱を用いて前記蒸気タービンサイクルの作動流体を加熱する。
この熱利用システムは、ガスタービンの排熱により蒸気タービンサイクルの蒸気が形成されて蒸気タービンサイクルが駆動される。そして、この蒸気タービンサイクルの排熱が用いられて熱源水が加温される。これにより、ガスタービンの排熱を有効利用できる利点がある。
また、この発明にかかる熱利用システムは、前記復水器が原子力発電所あるいは火力発電所の復水器である。
この発明にかかる熱利用システムは、復水器の排熱を利用して加温対象水を加温できるので、復水器の排熱を有効利用できる利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかる熱利用システムを示す構成図である。 図2は、図1に記載した熱利用システムのターボ式ヒートポンプを示す構成図である。 図3は、図1に記載した熱利用システムの作用を示す説明図である。 図4は、図1に記載した熱利用システムの作用を示す説明図である。 図5は、図1に記載した熱利用システムの変形例を示す構成図である。 図6は、図1に記載した熱利用システムの変形例を示す構成図である。 図7は、図1に記載した熱利用システムの変形例を示す構成図である。 図8は、図1に記載した熱利用システムの変形例を示す構成図である。 図9は、図1に記載した熱利用システムの変形例を示す構成図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[熱利用システム]
図1は、この発明の実施の形態にかかる熱利用システムを示す構成図である。図2は、図1に記載した熱利用システムのターボ式ヒートポンプを示す構成図である。この熱利用システム1は、復水器の排熱を利用して加温対象水を加温するシステムであり、例えば、CHP(Combined Heat and Power)システムに適用される。この実施の形態では、熱利用システム1が、ガスタービン2と蒸気タービンサイクル3とターボ式ヒートポンプ4とを備え、蒸気タービンサイクル3の復水器34の排熱を利用して温水を供給する場合について説明する。
ガスタービン2は、圧縮機21と、燃焼器22と、タービン23とを有する(図1参照)。このガスタービン2では、まず、圧縮機21が取り込んだ空気を圧縮して圧縮空気を生成する。次に、燃焼器22がこの圧縮空気に燃料を噴射して高温・高圧の燃焼ガスを発生させる。次に、タービン23がこの燃焼ガスの熱エネルギーを回転エネルギーに変換して駆動力を発生する。そして、この駆動力がタービン23に連結された発電機26に伝達されて、発電が行われる。なお、タービン23を通過した燃焼ガスは、排気通路25を介して後段の排ガス処理装置(図示省略)に排出される。
蒸気タービンサイクル3は、給水ポンプ31と、熱交換器32と、タービン33と、復水器34とを有する。熱交換器32は、ガスタービン2(タービン23)の排気通路25上に配置されて、ガスタービン2の排気と蒸気タービンサイクル3の作動流体である水とを熱交換させる。この蒸気タービンサイクル3では、まず、給水ポンプ31が水を昇圧して熱交換器32に供給する。次に、熱交換器32がこの水とガスタービン2の排気とを熱交換させて、高温高圧の蒸気を発生させる。次に、タービン33がこの蒸気の熱エネルギーを回転エネルギーに変換して駆動力を発生する。そして、この駆動力がタービン33に連結された発電機36に伝達されて、発電が行われる。その後に、復水器34がタービン33を通過した蒸気を冷却して給水ポンプ31に戻す。
ターボ式ヒートポンプ4は、熱源である熱源水の熱エネルギーを用いて、加温対象である加温対象水の加温を行うヒートポンプである(図1参照)。このターボ式ヒートポンプ4は、蒸発器41と、圧縮機42と、凝縮器43と、膨張弁44とを有し、これらが配管45を介して接続されて構成される(図2参照)。蒸発器41は、冷媒と熱源水とを熱交換させる機器である。この蒸発器41には、熱源水配管51を介して熱源水が導入される。圧縮機42は、冷媒を圧縮して供給する機器である。この圧縮機42は、例えば、電動式であり、外部の制御ユニットに接続されて駆動制御(特に、回転数Nの制御)される。凝縮器43は、冷媒と加温対象水とを熱交換させる機器である。この凝縮器43には、加温対象水配管61を介して加温対象水が導入される。膨張弁44は、冷媒の流路を絞る弁である。
このターボ式ヒートポンプ4では、まず、冷媒が圧縮機42で圧縮されて高温高圧となり、凝縮器43に供給される(図2参照)。次に、この冷媒が凝縮器43で加温対象水と熱交換し、凝縮液化して熱を放出する。これにより、加温対象水が加温されて温水となる。次に、この冷媒が膨張弁44を介して蒸発器41に供給され、蒸発気化して熱源水の熱を吸収する。そして、この冷媒が圧縮機42に帰還して循環することにより、加温対象水の加温が連続的に行われる。また、蒸発器41にて、熱源水が用いられることにより、ヒートポンプの加温効率が向上する。
この熱利用システム1では、まず、熱源水がポンプ52により汲み上げられ、熱源水配管51を介して蒸気タービンサイクル3の復水器34に供給される(図1参照)。そして、この熱源水が復水器34の排熱を吸収して加温されて、ターボ式ヒートポンプ4の蒸発器41に導入される。また、加温対象水がポンプ62により加温対象水配管61を介してターボ式ヒートポンプ4の凝縮器43に導入される。そして、ターボ式ヒートポンプ4にて、熱源水の熱エネルギーが有効利用されて、加温対象水の加温が行われる(図2参照)。例えば、この実施の形態では、常温の熱源水が復水器34の排熱により約40[℃]に加温され、この熱源水の熱エネルギーが用いられて、加温対象水が常温から約80[℃]に加温されている。なお、加温されて温水となった加温対象水は、例えば、地域の暖房用途などに用いられる。
[フィルタおよび脱塩装置]
なお、この実施の形態では、熱源水として海水が用いられている(図1参照)。具体的には、海水がポンプ52により汲み上げられて蒸気タービンサイクル3の復水器34に供給されている。また、ターボ式ヒートポンプ4を通過して低温となった海水が、海に放出されて還元されている。かかる構成では、蒸気タービンサイクル3の復水器34を通過した海水をそのまま海に放出する構成と比較して、海に放出される海水の温度を低減できる。したがって、海への環境影響を抑制できる点で好ましい。
ここで、熱源水として海水が用いられる構成では、ターボ式ヒートポンプ4の上流側に、海水中のゴミを濾過するためのフィルタ(濾過槽)71と、海水を脱塩処理するための脱塩装置72とが配置されることが好ましい(図1参照)。これにより、海水によるターボ式ヒートポンプ4の腐食を抑制できる。例えば、この実施の形態では、フィルタ71および脱塩装置72が、熱源水配管51上であって蒸気タービンサイクル3の復水器34の下流側かつターボ式ヒートポンプ4の蒸発器41の上流側に配置されている。
しかし、これに限らず、熱利用システム1では、熱源水として海水以外の水が用いられても良い(図示省略)。例えば、河川水が用いられても良い。
[ターボ式ヒートポンプの圧縮機の回転数制御]
ここで、ターボ式ヒートポンプに供給される熱源水の温度は、海から取り込まれる海水の温度や蒸気タービンサイクルの出力によって変化する。すると、この熱源水の温度変化により、ターボ式ヒートポンプの出力(加温対象水の供給温度)が変動するおそれがある。
そこで、この熱利用システム1では、ターボ式ヒートポンプ4が、蒸発器41に導入される熱源水の温度Tinに基づいて圧縮機42の回転数Nを制御することが好ましい(図2および図3参照)。かかる構成では、熱源水の温度Tinが変化したときに圧縮機42の回転数Nが制御されることにより、ターボ式ヒートポンプ4の出力が制御されて、加温対象水の供給温度が適正化される。これにより、加温対象水を一定の供給温度にて安定的に供給できる。
例えば、この実施の形態では、蒸発器41の入口温度(熱源水の温度)Tinを計測する入口温度センサ(図示省略)と、この入口温度センサの出力値に基づいて圧縮機42の回転数Nを制御する制御ユニット(図示省略)とが設けられている。そして、入口温度センサの出力値に基づいて圧縮機42の回転数Nが制御されることにより、ターボ式ヒートポンプ4の出力が調整されて、加温対象水の供給温度が一定に維持されている。
具体的には、蒸発器41の入口温度Tinが低下すると、冷媒の圧力Pが減少して、ターボ式ヒートポンプ4の出力が低下する(図4参照)。そこで、蒸発器41の入口温度Tinが低下したときに、圧縮機42の回転数Nを増加させて冷媒の圧縮比を増加させる制御が行われている(図3参照)。これにより、ターボ式ヒートポンプ4の出力が一定に維持されている。
また、蒸発器41の入口温度Tinが上昇したときには、圧縮機42の回転数Nを減少させる制御が行われている。例えば、春季や秋季には、温水の需要温度(加温対象水の供給温度に対する要求温度)が低下する傾向にある。このとき、圧縮機42の回転数Nを減少させることにより、加温対象水の供給温度を容易に低下させ得る。これにより、圧縮機42の消費電力を低減できるので、ターボ式ヒートポンプ4の省エネルギー運転が可能となる。
[蒸気タービンサイクルの熱源としてボイラを用いた構成]
なお、この熱利用システム1では、蒸気タービンサイクル3がガスタービン2の排気通路25上に熱交換器32を有し、この熱交換器32にて作動流体である蒸気を発生させてタービン33を駆動している(図1参照)。かかる構成では、ガスタービン2の排熱を有効利用できる点で好ましい。
しかし、これに限らず、蒸気タービンサイクル3がボイラ37を有し、このボイラ37にて蒸気を発生させてタービン33を駆動しても良い(図5参照)。かかる構成としても、蒸気タービンサイクル3が適正に稼動し、その復水器34の排熱を利用して加温対象水を加温できる。
[熱源水を再利用する構成]
また、この熱利用システム1では、ターボ式ヒートポンプ4の熱源水として海水が用いられ、ターボ式ヒートポンプ4を通過して低温となった熱源水がそのまま海に放出されている(図1参照)。かかる構成では、既存の蒸気タービンサイクル3の構成(海水を用いて復水器34を冷却する構成)にターボ式ヒートポンプ4を設置して復水器34の排熱を利用できる点で好ましい。
しかし、これに限らず、熱源水として海水以外の流体(例えば、海水を脱塩処理した水)が用いられ、この熱源水が蒸気タービンサイクル3の復水器34とターボ式ヒートポンプ4の蒸発器41との間を循環する構成が採用されても良い(図6参照)。かかる構成では、熱源水として海水を用いる構成(図1参照)と比較して、フィルタ71や脱塩装置72を省略できる点で好ましい。
例えば、この実施の形態では、ターボ式ヒートポンプ4の蒸発器41の出口側(熱源水の出口側)と、蒸気タービンサイクル3の復水器34の入口側(熱源水の入口側)とが接続されている。これにより、熱源水が蒸発器41と復水器34との間を循環できるように構成されている。
[加温対象水を蒸気タービンサイクルに用いる構成]
また、この熱利用システム1は、ターボ式ヒートポンプ4の凝縮器43を通過した加温対象水を、蒸気タービンサイクル3の作動流体として供給する系統を備えることが好ましい(図6参照)。かかる構成では、ターボ式ヒートポンプ4(凝縮器43)にて加温された加温対象水を、蒸気タービンサイクル3の作動流体として利用できる。これにより、蒸気タービンサイクルに熱を供給する排ガス熱交換器やボイラへの給水を再熱加熱することができるので、蒸気タービンサイクル3の稼動効率が向上する。
例えば、この実施の形態では、加温対象水配管61と蒸気タービンサイクル3の作動流体の配管35とを接続する一対の分岐配管81、82が設けられている(図6参照)。一方の分岐配管81は、ターボ式ヒートポンプ4の凝縮器43の下流側にて加温対象水配管61から分岐し、蒸気タービンサイクル3の熱交換器32の上流側かつ復水器34の下流側にて作動流体の配管35に接続されている。他方の分岐配管82は、一方の分岐配管81と蒸気タービンサイクル3の配管35との接続部よりも上流側かつ復水器34の下流側にて蒸気タービンサイクル3の配管35から分岐し、ターボ式ヒートポンプ4の凝縮器43の上流側にて加温対象水配管61に接続されている。また、これらの分岐配管81、82、加温対象水配管61および蒸気タービンサイクル3の配管35には、加温対象水(蒸気タービンサイクル3の作動流体)の流路を切り替えるための流量調整弁83〜87が設けられている。これらの流量調整弁83〜87は、外部の制御ユニット(図示省略)により開閉制御および開度制御される。
かかる構成において、加温対象水を蒸気タービンサイクル3に供給する場合には、一部の流量調整弁83、84、87が閉止され、他の流量調整弁85、86が開放される(図6参照)。すると、ターボ式ヒートポンプ4(凝縮器43)にて加温された加温対象水(温水)が加温対象水配管61から分岐配管81を通って蒸気タービンサイクル3の熱交換器32に供給される。そして、この加温対象水が蒸気タービンサイクル3の作動流体として用いられて蒸気が生成される。これにより、蒸気タービンサイクル3が効率的に駆動される。また、復水器34にて冷却された加温対象水が分岐配管82を通ってターボ式ヒートポンプ4に還元される。そして、加温対象水がターボ式ヒートポンプ4と蒸気タービンサイクル3との間を循環することにより、温水である加温対象水が蒸気タービンサイクル3に継続的に供給される。
一方、加温対象水を蒸気タービンサイクル3に供給しない場合には、一部の流量調整弁85、86が閉止され、他の流量調整弁83、84、87が開放される(図示省略。図6参照。)。これにより、温水である加温対象水を外部に供給できる。なお、流量調整弁83〜87の開度制御により、ターボ式ヒートポンプ4から蒸気タービンサイクル3に供給される温水の流量と、外部に供給される温水の流量との比を調整できる。
かかる構成では、例えば、夏季などに温水の需要が低下したときに、温水の一部がターボ式ヒートポンプ4から蒸気タービンサイクル3に供給される。これにより、蒸気タービンサイクル3の駆動効率が高められる。一方、温水の需要がある冬季などには、温水が外部の地域暖房用途などに用いられる。特に、熱源水が蒸気タービンサイクル3の復水器34とターボ式ヒートポンプ4との間を循環する構成(図6参照)では、蒸気タービンサイクル3の稼働時にて、ターボ式ヒートポンプ4が常時運転される。このとき、温水の余剰分を蒸気タービンサイクル3の作動流体として流用できるので、熱エネルギーを無駄なく利用できる点で好ましい。
[複数のターボ式ヒートポンプを用いた構成]
また、この実施の形態では、単一のターボ式ヒートポンプ4のみが設置されている(図1参照)。しかし、これに限らず、複数のターボ式ヒートポンプ4が相互に並列に設置されても良い(図7参照)。かかる構成では、熱源水の流量(蒸気タービンサイクル3の出力)に応じてターボ式ヒートポンプ4の駆動台数を調整できる。これにより、熱利用システム1の省エネルギー運転が可能となるので好ましい。
例えば、図7の実施の形態では、複数のターボ式ヒートポンプ4、4が並列に設置されている。また、各ターボ式ヒートポンプ4、4への熱源水の流路を開閉する開閉弁91〜94が配置されている。これらの開閉弁91〜94は、外部の制御ユニット(図示省略)により開閉制御される。かかる構成では、例えば、蒸気タービンサイクル3の要求出力が大きく、大量の熱源水が復水器34の冷却水として用いられるときは、すべての開閉弁91〜94が開放されて、複数のターボ式ヒートポンプ4、4が同時に駆動される。したがって、大量の熱源水を複数のターボ式ヒートポンプ4により処理できるので、蒸気タービンサイクル3の排熱を効率的に利用できる。一方、蒸気タービンサイクル3の要求出力が小さく、熱源水の流量が小さいときは、一部の開閉弁91、92のみが開放されて、一部のターボ式ヒートポンプ4のみが駆動される。熱源水の流量が小さいときにターボ式ヒートポンプ4の駆動台数を少なくできるので、熱利用システム1の省エネルギー運転が可能となる。
また、上記の構成は、加温対象水の一部を蒸気タービンサイクル3の作動流体として用いる構成(図6参照)と併用されることが好ましい(図8参照)。かかる構成では、蒸気タービンサイクル3の要求出力が大きく、大量の熱源水が復水器34の冷却水として用いられるときに、熱源水の余剰分を蒸気タービンサイクル3の作動流体として転用できる。これにより、蒸気タービンサイクル3が効率的に駆動され、また、蒸気タービンサイクル3の排熱が有効利用される。
[原子力発電プラント等の排熱利用]
また、この熱利用システム1は、原子力発電所や火力発電所などのプラント10の復水器11の排熱を利用して加温対象水を加温しても良い(図9参照)。かかる構成では、プラント10の排熱を有効利用できる点で好ましい。また、復水器11の冷却に用いられた海水を熱源水とすることにより、海に放出される海水の温度を低減できる。これにより、海の環境への影響を低減できる点で好ましい。
例えば、この実施の形態では、海水が取水口12に設置された循環水ポンプ13から汲み上げられ、熱源水配管51を介してプラント10の復水器11に供給されている(図9参照)。そして、この海水が復水器11で冷却に用いられた後、放水口14から海に還元されている。また、復水器11の冷却後の排水がターボ式ヒートポンプ4の熱源水として用いられている。具体的には、復水器11の下流側の熱源水配管51にバイパス配管53(54)が設けられ、このバイパス配管53(54)上にターボ式ヒートポンプ4の蒸発器41が配置されている。また、ターボ式ヒートポンプ4、4への熱源水の流路を開閉する開閉弁55(56)が設けられている。この開閉弁55(56)は、外部の制御ユニット(図示省略)により開閉制御される。また、ターボ式ヒートポンプ4への熱源水の流量を調整するための流量調整弁57(58)が設けられている。これにより、復水器11からの熱源水をターボ式ヒートポンプ4の蒸発器41に導入できるように構成されている。また、熱源水配管51を流れる熱源水の一部のみをバイパス配管53(54)に導入できるように構成されている。
ここで、原子力発電所や火力発電所などのプラントでは、復水器における熱源水(循環水)の流量が非常に多いため、そのすべてをターボ式ヒートポンプで処理することはできない。
そこで、この実施の形態では、熱源水配管51に複数のバイパス配管53、54が設けられ、これらのバイパス配管53、54にターボ式ヒートポンプ4がそれぞれ設置されている(図9参照)。また、各バイパス配管53、54に対応して開閉弁55、56および流量調整弁57、58が設置されている。そして、これらの開閉弁55、56および流量調整弁57、58の開閉制御および開度制御により、各ターボ式ヒートポンプ4、4への熱源水の流量を調整している。これにより、必要に応じて複数のターボ式ヒートポンプ4、4を同時に稼動させ得るように構成されている。
[効果]
以上説明したように、この熱利用システム1は、冷媒と熱源水とを熱交換させる蒸発器41と、冷媒を圧縮して供給する圧縮機42と、冷媒と加温対象水とを熱交換させる凝縮器43とを有すると共に、圧縮機42の駆動により蒸発器41と凝縮器43との間に冷媒を循環させて熱源水の熱エネルギーを用いた加温対象水の加温を行うターボ式ヒートポンプ4を備える(図2参照)。そして、このターボ式ヒートポンプ4が蒸気タービンサイクル3の復水器34の排熱により加温された熱源水を蒸発器41に導入して加温対象水の加温を行う(図1および図5〜図9参照)。これにより、復水器34の排熱を利用して加温対象水を加温できるので、復水器34の排熱を有効利用できる利点がある。
また、この熱利用システム1では、蒸発器41に導入される熱源水の温度Tinに基づいて、圧縮機42の回転数Nが制御される(図2および図3参照)。かかる構成では、熱源水の温度Tinが変化したときに、圧縮機42の回転数Nが制御されてターボ式ヒートポンプ4の出力が制御される。これにより、加温対象水を一定の供給温度にて安定的に供給できる利点がある。
また、この熱利用システム1では、熱源水として海水が用いられるときに、ターボ式ヒートポンプ4の上流側にフィルタ71および脱塩装置72が配置される(図1、図5、図7および図8参照)。これにより、海水によるターボ式ヒートポンプ4(蒸発器41)の腐食が抑制される利点がある。また、ターボ式ヒートポンプ4を通過した熱源水(フィルタ処理および脱塩処理後の熱源水)を工業用水として再利用できる利点がある。
また、この熱利用システム1は、復水器34とタービン33とを有すると共に、タービン33を通過した蒸気を復水器34にて冷却する蒸気タービンサイクル3を備える(図1および図5〜図8参照)。かかる構成では、蒸気タービンサイクル3の復水器34の排熱を利用して加温対象水を加温できるので、蒸気タービンサイクル3(復水器34)の排熱を有効利用できる利点がある。
また、この熱利用システム1は、ターボ式ヒートポンプ4の凝縮器43を通過した加温対象水を蒸気タービンサイクル3の作動流体として供給する系統を備える(図6および図8参照)。かかる構成では、ターボ式ヒートポンプ4(凝縮器43)にて加温された加温対象水を蒸気タービンサイクル3の作動流体として利用できる。これにより、蒸気タービンサイクル3に熱を供給する排ガス熱交換器やボイラへの給水を再熱加熱することができるので、蒸気タービンサイクル3の稼動効率が向上する利点がある。
また、この熱利用システム1では、複数のターボ式ヒートポンプ4が相互に並列に設置されても良い(図7および図8参照)。かかる構成では、熱源水の流量に応じてターボ式ヒートポンプ4の駆動台数を調整できる。これにより、熱利用システム1の省エネルギー運転が可能となる利点がある。
また、この熱利用システム1は、ガスタービン2の排熱を用いて蒸気タービンサイクル3(タービン33)の作動流体を加熱する(図1および図5〜図8参照)。かかる構成では、ガスタービン2の排熱により蒸気タービンサイクル3の蒸気が形成されて蒸気タービンサイクル3が駆動される。そして、この蒸気タービンサイクル3の排熱が用いられて熱源水が加温される。これにより、ガスタービン2の排熱を有効利用できる利点がある。
また、かかる構成では、ターボ式ヒートポンプ4が蒸気タービンサイクル3の復水器34の排熱を利用して加温対象水を加温するので、冬季に温水を供給するために蒸気タービンサイクル3を停止させる必要がない。これにより、蒸気タービンサイクル3を通年運転して発電できる利点があり、また、ターボ式ヒートポンプ4により温水を通年供給できる利点がある。例えば、冬季に温水を供給するためにガスタービンの排熱を用いて加温対象水を加温する構成では、その時期にガスタービンの排熱を蒸気タービンサイクルに用いることができないため、好ましくない。
以上のように、この発明にかかる熱利用システムは、復水器の排熱を有効利用できる点で有用である。
1 熱利用システム
2 ガスタービン
21 圧縮機
22 燃焼器
23 タービン
25 排気通路
26 発電機
3 蒸気タービンサイクル
31 給水ポンプ
32 熱交換器
33 タービン
34 復水器
35 配管
36 発電機
37 ボイラ
4 ターボ式ヒートポンプ
41 蒸発器
42 圧縮機
43 凝縮器
44 膨張弁
45 配管
51 熱源水配管
52 ポンプ
53、54 バイパス配管
55、56 開閉弁
57、58 流量調整弁
61 加温対象水配管
62 ポンプ
71 フィルタ
72 脱塩装置
10 プラント
11 復水器
12 取水口
13 循環水ポンプ
14 放水口
81、82 分岐配管
83〜87 流量調整弁
91〜94 開閉弁

Claims (7)

  1. 復水器の排熱を利用して加温対象水を加温する熱利用システムであって、
    冷媒と熱源水とを熱交換させる蒸発器と、冷媒を圧縮して供給する圧縮機と、冷媒と加温対象水とを熱交換させる凝縮器とを有すると共に、前記圧縮機の駆動により前記蒸発器と前記凝縮器との間に冷媒を循環させて熱源水の熱エネルギーを用いた加温対象水の加温を行うターボ式ヒートポンプと、
    前記凝縮器を通過した加温対象水を前記蒸気タービンサイクルの作動流体として供給する系統とを備え、且つ、
    前記ターボ式ヒートポンプが前記復水器の排熱により加温された熱源水を前記蒸発器に導入して加温対象水の加温を行うことを特徴とする熱利用システム。
  2. 前記蒸発器に導入される熱源水の温度に基づいて、前記圧縮機の回転数が制御される請求項1に記載の熱利用システム。
  3. 前記熱源水として海水が用いられるときに、前記ターボ式ヒートポンプの上流側にフィルタおよび脱塩装置が配置される請求項1または2に記載の熱利用システム。
  4. 前記復水器とタービンとを有すると共に、前記タービンを通過した蒸気を前記復水器にて冷却する蒸気タービンサイクルを備える請求項1〜3のいずれか一つに記載の熱利用システム。
  5. 複数の前記ターボ式ヒートポンプが相互に並列に配置される請求項1〜のいずれか一つに記載の熱利用システム。
  6. ガスタービンの排熱を用いて前記蒸気タービンサイクルの作動流体を加熱する請求項1〜のいずれか一つに記載の熱利用システム。
  7. 前記復水器が原子力発電所あるいは火力発電所の復水器である請求項1〜のいずれか一つに記載の熱利用システム。
JP2010035421A 2010-02-19 2010-02-19 熱利用システム Active JP5511429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010035421A JP5511429B2 (ja) 2010-02-19 2010-02-19 熱利用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010035421A JP5511429B2 (ja) 2010-02-19 2010-02-19 熱利用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011169539A JP2011169539A (ja) 2011-09-01
JP5511429B2 true JP5511429B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=44683842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010035421A Active JP5511429B2 (ja) 2010-02-19 2010-02-19 熱利用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5511429B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5885576B2 (ja) * 2012-04-27 2016-03-15 株式会社東芝 蒸気タービンプラント
CN105129930A (zh) * 2015-10-10 2015-12-09 杜善骥 核能海水淡化轮船
CN111649505A (zh) * 2020-06-15 2020-09-11 山东国仁节能科技有限公司 一种新型锅炉连排余热回收系统
CN114020050A (zh) * 2021-09-23 2022-02-08 华能国际电力股份有限公司大连电厂 一种火力发电流量控制方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830167U (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 ヤンマーディーゼル株式会社 エンジン駆動のヒートポンプ
JPS60181697A (ja) * 1984-02-29 1985-09-17 株式会社東芝 原子力発電所内冷凍装置
JPS6172961A (ja) * 1984-09-18 1986-04-15 Sharp Corp 集熱装置
JPS6275299A (ja) * 1985-09-27 1987-04-07 株式会社東芝 原子力発電プラントの復水器排熱利用装置
JPS6463898A (en) * 1987-09-03 1989-03-09 Toshiba Corp Exhaust heat recovery use device of condenser in nuclear power plant
JPH04198673A (ja) * 1990-11-28 1992-07-20 Fuji Electric Co Ltd タービン復水器排熱利用のヒートポンプ
JPH0726908A (ja) * 1993-07-07 1995-01-27 Toshiba Corp コンバインドサイクル発電プラント
JP2004150356A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Toshiba Corp 発電プラント
JP2009103421A (ja) * 2007-10-26 2009-05-14 Hitachi Ltd ヒートポンプシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011169539A (ja) 2011-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101310964B1 (ko) 선박의 폐열을 이용한 에너지 절감 장치
KR101660923B1 (ko) 증기 터빈 플랜트
JP2012149541A (ja) 排熱回収発電装置および船舶
US11300010B2 (en) Cooling equipment, combined cycle plant comprising same, and cooling method
CA2963336A1 (en) Method and apparatus for cogeneration power plant waste heat source utilization by incorporated water source high temperature heat pump
KR20120026569A (ko) 흡기 온도 조절 장치 및 그의 작동 방법
JP5511429B2 (ja) 熱利用システム
RU106307U1 (ru) Станция регулирования давления системы распределения природного газа (варианты)
EP2640936B1 (en) Combined cycle plant for energy production and method for operating said plant
KR101736913B1 (ko) 열에너지 회수 장치
KR100821960B1 (ko) 난방용 회수온수를 이용한 에너지 절감 지역난방 방법
US9404395B2 (en) Selective pressure kettle boiler for rotor air cooling applications
US10883378B2 (en) Combined cycle plant and method for controlling operation of combine cycle plant
WO2011113045A2 (en) Heat transfer processes and equipment for industrial applications
JP2009097735A (ja) 給水加温システムおよび排熱回収ボイラ
JP4437987B2 (ja) 熱湯循環システム
US20150121871A1 (en) Forced cooling in steam turbine plants
CN101627185A (zh) 用于控制电站的方法和设备
CN107829832B (zh) 用于性能加热器的循环旁路系统
KR20170134127A (ko) 복수의 팽창기를 구비한 열병합 발전시스템
RU2266414C2 (ru) Теплоэнергетическая установка для утилизации теплоты выхлопных газов газотурбинного двигателя
CN105041394A (zh) 一种发电系统及其运行方法
CN218644348U (zh) 一种负载直连自适应调节的orc机组
RU2238414C1 (ru) Способ регулирования электрической мощности теплофикационной парогазовой установки с котлом-утилизатором
RU2782089C1 (ru) Способ работы и устройство маневренной блочной теплофикационной парогазовой мини-тэц

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140325

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5511429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350