JP2012114524A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体に応じてダイナミックレンジを可変でき、かつ、解像度とモアレを調整することが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】複数の画素部2と、複数の画素部2を行方向に有する画素行を選択し選択した画素行の複数の画素部2に蓄積された信号電荷を読み出す行選択回路3と、選択した画素行の複数の画素部2の信号電荷をリセットする行選択回路群4と、行選択回路3および行選択回路群4を制御して画素行を選択させる制御部9とを備え、制御部9は、行選択回路群4により選択された第1画素行を、行選択回路群4による第1画素行の選択から第1期間後に行選択回路3に選択させるように行選択回路3および行選択回路群4を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入射された光を光電変換する画素部が半導体基板上に二次元状に配置された固体撮像装置に関する。
MOS型イメージセンサは高速、高感度など優れた特徴があり、MOS型イメージセンサを搭載したデジタル一眼カメラの市場は近年急速に拡大している(例えば、特許文献1参照)。デジタル一眼カメラにおいて、当初のMOS型イメージセンサは静止画撮影にのみ特化され、撮影時の被写体の確認には、従来の銀塩一眼レフカメラにも搭載されていた光学ファインダが用いられていた。最近はカメラボディの小型化が重視されるようになり、MOS型イメージセンサの画像をカメラボディに搭載された液晶ディスプレイにリアルタイムに表示するライブビュー機能を搭載し光学ファインダを省略した構成が主流になりつつある。また、HD動画機能を有するカメラも増えてきている。前記のような場合、各々の機能に応じて静止画素数から必要な画素数を抜き出し、かつ、静止画よりも高速な読み出しフレームレートでMOS型イメージセンサを駆動し画素信号を出力する必要がある。
例えば、HD動画を記録するには、フルHD規格であれば必要な画素数は1920×1080、読み出しフレームレートは30もしくは60fpsが必要となる。またライブビュー機能であれば、搭載された液晶ディスプレイの表示画素数に応じた画素数を、コマ落ちして視認が困難にならない程度のフレームレート(例えば15〜30、60fps等)で出力する必要がある。デジタル一眼カメラの静止画記録画素数はメガピクセル、読み出しフレームレートは3〜6fpsが主流であるから、前記モードを実現するには、MOS型イメージセンサの静止画記録画素数から画素を間引いた「間引き駆動」を用いられることが主流となっている。但し、単純な間引き駆動の場合、被写体の解像度と記録画素ピッチによる空間周波数のズレによって縞模様が発生するモアレ(折り返しノイズの一種)が発生する場合があるため、最近では画素を間引くのではなく、隣接する画素を混合して出力する「画素混合駆動」も採用されつつある。
以下に、画素混合駆動を採用した固体撮像装置の従来例を示す。
特許文献1に記載されている従来の固体撮像装置は、撮像部と、画素部と、行選択回路と、クランプ回路と、S/H(サンプルホールド)回路と、MUX(マルチプレクサ)と、列選択回路と、制御部と、出力アンプとを備えている。
図22は、従来の固体撮像装置500の撮像部の詳細を示す回路図である。図22に示すように、画素部502は、フォトダイオード(PD)511と、フローティングディフュージョン(FD)513と、リセットトランジスタ514と、転送トランジスタ512と、増幅トランジスタ515と、選択トランジスタ516と、初期電圧供給線517、垂直信号線519とで構成されている。
行選択回路503は、1行毎にRST、TRAN、SELの計3本の制御線を備え、撮像部の各画素部502に対して、行単位でそれぞれ画素部502に蓄積された電荷のリセット、画素部502に蓄積された信号電荷の読み出し、および、行選択を制御する。
近年、MOS型イメージセンサのように、ソースフォロア回路の入力部が信号を取り出す状態で電気的に浮遊している状態など、回路の電流が大きい場合、効果的に加算平均できることが判明している。一つのソースフォロア回路の入力電荷(信号電荷)は自身のソースフォロア回路のゲートチャネル間の容量を介し、同時にアクセスしている他のソースフォロア回路のゲートチャネル間容量を通じ、他のソースフォロア回路の入力信号を変調する。すなわち、アクセスしている複数のソースフォロア回路の複数の入力信号電荷同士が相互に変調しあっている。したがって、基本的にはソースフォロア回路に流れる信号電流が小さい時に複数の信号電圧を加算平均してもある程度の効果が期待できるので、特許文献1に記載されている従来の固体撮像装置のような加算平均が有効となる。
特開2010−259027号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような従来の固体撮像装置では、混合する画素は同一の条件にて電荷蓄積されるので、各行の画素のダイナミックレンジは一行ずつ読み出した場合と同一となる。特許文献1で示された従来技術では、同時に複数行の画素行を選択し、画素からの信号を垂直信号線上で混合している。この場合のダイナミックレンジは、画素混合した場合としない場合とで同一となる。
また、複数の隣接画素の画素信号を混合するので、間引き駆動時に比べて多少は解像度が劣化する場合がある。逆に間引き駆動を選択すると、発生していなかったモアレが目立つ場合もある。つまり、被写体によっては、解像度とモアレがトレードオフとなる場合がある。
そこで、本発明は、被写体に応じてダイナミックレンジを可変でき、かつ、解像度とモアレを調整することが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、二次元状に配列され、受光量に応じた信号を出力する複数の画素部と、前記複数の画素部の一部を行方向に有する画素行を選択し、選択した前記画素行に属する前記複数の画素部に蓄積された信号電荷を読み出す第1の行選択回路と、前記複数の画素部の一部を行方向に有する画素行を選択し、選択した前記画素行に属する前記複数の画素部の信号電荷をリセットする第2の行選択回路と、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御して、前記画素行を選択させる制御部とを備え、前記制御部は、前記第2の行選択回路による前記第1画素行の選択から第1期間後に前記第1の行選択回路に前記第1画素行を選択させるように前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する。
この構成によれば、第1および第2の行選択回路を制御して第1期間の長さを調整することにより、画素部への電荷蓄積時間を調整することができる。これにより、被写体に応じて電荷蓄積時間を調整してダイナミックレンジを変更することができ、かつ、解像度とモアレを調整することができる。
また、前記第1の行選択回路は、前記第1画素行を選択するのと同時に前記第1画素行と異なる第2画素行を選択し、前記制御部は、さらに、前記第2の行選択回路による前記第2画素行の選択から第2期間後に前記第1の行選択回路に前記第2画素行を選択させるように前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御することが好ましい。
この構成によれば、画素混合する各々の行毎に、第1および第2の行選択回路を制御して第1期間および第2期間の長さを調整することができる。つまり、第1画素行および第2画素行の画素部の電荷蓄積時間を、第1期間および第2期間の長さの設定により調整することができる。これにより、互いに異なる蓄積時間に制御された画素行の信号電荷を画素混合することで、画素混合比率を適宜可変させることができる。したがって、被写体に応じて解像度を優先したり、モアレ低減を優先させたり、可変して調節することができる。
また、前記第2の行選択回路は、前記第1画素行および前記第2画素行を同時に選択し、前記制御部は、前記第1期間の長さと前記第2期間の長さが同一となるように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御することが好ましい。
この構成によれば、第1画素行および第2画素行の蓄積時間が同一に設定されるので、画素混合比率は対等となる。これにより、被写体に応じてモアレの発生を低減することができる。
また、前記制御部は、前記第1の行選択回路により同時にN行(Nは2以上の自然数)の前記第1画素行が選択され、前記第2の行選択回路によりそれぞれ異なる第1期間前に前記N行の前記第1画素行が選択されているように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御することが好ましい。
この構成によれば、N行の画素部の画素信号を同時に読み出し、N行の画素部を異なる時間にリセットすることができる。
また、前記制御部は、前記第1の行選択回路により同時にN行(Nは2以上の自然数)の前記第1画素行が選択され、前記第2の行選択回路により前記N行のうちのM行(Mは1以上の自然数)が、前記第1の行選択回路により選択された前記第1画素行のうちの前記M行以外の(N−M)行と異なる第1期間前に選択されているように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御することが好ましい。
この構成によれば、N行の画素部の画素信号を同時に読み出し、M行の画素部を、他の(N−M)行と異なる時間にリセットすることができる。
また、前記制御部は、前記第1の行選択回路により同時にN行(Nは2以上の自然数)の前記第1画素行が選択され、前記第2の行選択回路により同時に前記N行の前記第1画素行が選択されているように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御することが好ましい。
この構成によれば、N行の画素部の画素信号を同時に読み出し、N行の画素部を異なる時間にリセットすることができる。
また、前記制御部は、さらに、前記選択した画素行に配置された前記複数の画素部の信号電荷の蓄積時間を変更するように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御することが好ましい。
この構成によれば、互いに異なる蓄積時間に制御された画素行の信号電荷を画素混合することで、画素混合比率を適宜可変させることができる。したがって、被写体に応じて解像度を優先したり、モアレ低減を優先させたり、可変して調節することができる。
また、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路は、シフトレジスタで構成されていることが好ましい。
また、列回路に複数のAD変換器を備えていることが好ましい。
また、AD変換後のデータに対し混合処理を行うデジタル回路を備えていることが好ましい。
この構成によれば、より高精細な固体撮像装置を提供することができる。
本発明によれば、被写体に応じてダイナミックレンジを可変でき、かつ、解像度とモアレを調整することが可能な固体撮像装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の詳細回路図である。 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の詳細回路図である。 本発明の第1の実施の形態における全画素読み出し駆動時の固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態における画素混合駆動時の固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置のシフトレジスタ回路を採用したMOS型イメージセンサの行選択回路の回路図である。 シフトレジスタ回路を採用した一般的なMOS型イメージセンサの行選択回路の回路図である。 一般的なMOS型イメージセンサの行選択回路の全画素読み出し駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。 一般的なMOS型イメージセンサの行選択回路の画素混合駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の行選択回路の全画素読み出し駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置の行選択回路の画素混合駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。 奇数行の電荷蓄積時間が3H、偶数行の電荷蓄積時間が2Hの場合の加算平均の場合の被写体の光量に応じた画素出力のグラフである。 本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置において奇数行、偶数行の電荷蓄積時間の調節を可変させた場合の例である。 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の撮像部の詳細回路図である。 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置のシフトレジスタ回路を採用したMOS型イメージセンサの行選択回路の回路図である。 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の行選択回路の全画素読み出し駆動の駆動例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置の行選択回路の画素混合駆動の駆動例を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置のカラムADCの詳細回路である。 本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置のカラムADCの駆動例を示すタイミングチャートである。 特許文献1に記載されている従来の固体撮像装置の概略構成図である。
以下、本発明に係る固体撮像装置の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明について、以下の実施の形態および添付の図面を参照しながら説明を行うが、これは例示を目的としており、本発明がこれらに限定されることを意図しない。
本実施の形態に係る固体撮像装置は、二次元状に配列され、受光量に応じた信号を出力する複数の画素部と、前記複数の画素部の一部を行方向に有する画素行を選択し、選択した前記画素行に属する前記複数の画素部に蓄積された信号電荷を読み出す第1の行選択回路と、前記複数の画素部の一部を行方向に有する画素行を選択し、選択した前記画素行に属する前記複数の画素部の信号電荷をリセットする第2の行選択回路と、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御して、前記画素行を選択させる制御部とを備え、前記制御部は、前記第2の行選択回路による前記第1画素行の選択から第1期間後に前記第1の行選択回路に前記第1画素行を選択させるように前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する。このような構成により、第1および第2の行選択回路を制御して第1期間の長さを調整することにより、画素部への電荷蓄積時間を調整することができる。これにより、被写体に応じて電荷蓄積時間を調整してダイナミックレンジを変更することができ、かつ、解像度とモアレを調整することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置100の概略構成図である。
固体撮像装置100は、撮像部1と、画素部2と、行選択回路3と、行選択回路群4と、クランプ回路5と、サンプルホールド(S/H)回路6と、マルチプレクサ(MUX)7と、列選択回路8と、制御部9と、出力アンプ10とを備えている。
図2は、本実施の形態における固体撮像装置100の構成の詳細回路図である。図2では、画素部2の構成を詳細に示している。
画素部2は、初期化時の電圧を増幅したリセット電圧と読み出し時の電圧を増幅したリード電圧とを垂直信号線28に出力することを特徴とする。画素部2は、図2に示すように、入射した光を光電変換し電荷を生成するフォトダイオード(PD)21と、PD21により発生した電荷を蓄積し、蓄積した電荷量に応じて電圧が変化するフローティングディフュージョン(FD)22と、FD22の示す電圧が初期電圧供給線27により供給される初期電圧(ここではVDD)になるようにリセットするリセットトランジスタ(リセットTr)23と、PD21で生成した電荷をFD22に供給する転送トランジスタ(転送Tr)24と、FD22の示す電圧に追従して変化する電圧を出力する増幅トランジスタ(増幅Tr)25と、行選択回路3からラインセレクト信号を受けたときに増幅Tr25の出力を垂直信号線28に接続する選択トランジスタ(選択Tr)26とを含む。
なお、本実施の形態では、それぞれのPD21に対しFD22、リセットTr23、転送Tr24、増幅Tr25および選択Tr26が一つずつ存在するが、複数のPD21および転送Tr24が、FD22、リセットTr23、増幅Tr25および選択Tr26等を共有するような構成であってもよい。
行選択回路3と行選択回路群4は、1行毎にRST、TRAN、SELの計3本の制御線を備え、撮像部1の各画素部2に対して行単位でそれぞれ画素部2の信号電荷のリセット、画素部2に蓄積された信号電荷の読み出し、および行選択を制御する。ここで、「信号電荷を読み出す」とは、PD21からFD22に信号電荷を転送するために、転送Tr24をオンにすることをいう。また、「信号電荷をリセットする」とは、FD22から垂直信号線28へ電荷を排出するためにリセットTr23をオンにすることをいう。
行選択回路3は、画素部2の蓄積電荷読み出し用、行選択回路群4は画素の蓄積電荷を排出するための電子シャッタ用行選択回路群である。行選択回路群4は、図2に示すように、行選択回路4aと、行選択回路4bとを備えている。行選択回路3、行選択回路4aおよび行選択回路4bは、制御部9からの駆動制御信号で制御され、各々独立に制御を行う。なお、行選択回路3が本発明における第1の行選択回路、行選択回路4a、4bが本発明における第2の行選択回路に相当する。
図3は、本実施の形態における固体撮像装置100の構成の詳細回路図である。図3では、クランプ回路5、S/H回路6、MUX7、列選択回路8を含む列回路の構成を詳細に示している。
列回路の機能は、画素部2から出力されるリセット電圧と読み出し電圧との差分を示す信号すなわち画素信号を一時保持した後にMUX7に出力することである。
クランプ回路5は、サンプリングTr5aと、画素部2から出力される画素信号を求めるクランプ容量5b(容量値Ccl)と、該クランプ容量5bの画素部2と接続された側とは反対側の端子電位をクランプ電位(VCL)に設定するためのクランプ電圧入力端子5cと、ゲートにクランプ信号が供給されるクランプTr5dとを含む。
S/H回路6は、ゲートに供給されるS/H容量入力信号に応じて画素信号を一時保持する容量値CshのS/H容量6bと、S/H容量6bに画素信号を入力するS/H容量入力Tr6cとを含む。S/H回路6は、画素部2の各列に対応して設けられ、対応する列の画素信号を一時保持する基本単位6aが複数並んで構成されている。
MUX7は、図3に示すように、各S/H容量6bと水平共通信号線29との間に配置された列選択Tr7bを含んでいる。列選択Tr7bは、列選択信号線30を介してゲートに供給される列選択信号(H[n])に応じてS/H容量6bに保持された信号を水平共通信号線29に順次出力する。水平共通信号線29は異なる垂直信号線28に出力された信号を伝達し、水平共通信号線29を介して出力アンプ10に供給された信号は増幅された後にチップ外部に出力される。MUX7は、画素部2の各列に対応して設けられ、対応する列の画素信号の水平共通信号線29への出力タイミングを制御する基本単位7aが複数並んで構成されている。MUX7は、異なる垂直信号線28に出力された画素信号を混合する。
ここで、画素部2には、画素リセット信号(RST〔n〕)、電荷転送信号(TRAN〔n〕)および行選択信号(SEL〔n〕)が決められたタイミングで供給される。さらに、MUX7および列選択回路8には、クランプ信号、S/H容量入力信号および列選択信号(H[n])が決められたタイミングで供給される。そして、画素部2、MUX7および列選択回路8では、これら各制御信号にそれぞれ対応するトランジスタが開閉(オンオフ)する。
また、制御部9は、行選択回路3と行選択回路群4の行選択回路を制御して、画素行を選択させる。ここで、画素信号の読み出し動作のモードは、撮像部1の全画素部2の画素信号をそれぞれ読み出す全画素読み出しモードと、隣接する複数の画素部2の画素信号を混合して読み出す画素混合モードがある。
本発明の固体撮像装置100は、全画素読み出しモードによる全画素読み出し駆動と画像混合モードによる画素混合駆動が可能であり、行選択回路3と行選択回路群4の駆動方法に特徴がある。図4は、全画素読み出し駆動時の固体撮像装置100の動作を示すタイミングチャート、図5は画素混合駆動時の固体撮像装置100の動作を示すタイミングチャートである。
図4に示すように、全画素読み出し駆動では、まず、行選択回路3により撮像部1の1行目(本発明における第1画素行)が選択される。タイミングt1において1行目の画素部2の転送トランジスタ24はオフで、リセットトランジスタ23はオンであり、1行目のFD22の電位は初期電圧供給線27から供給されるリセット電圧VFDrst(=VDD)に初期化される。
次に、タイミングt3において転送トランジスタ24がオンになると、PD21に蓄積された電荷がFD22に転送される。FD22のFD電位Vfdは、リセット電圧VFDstから読み出された信号電荷量に応じた電圧VFDsigだけ低下し、Vfd=VFDrst−VFDsigとなる。
次に、選択トランジスタ26がオンになると、垂直信号線28から出力される読み出し電位Vsfは、FD電圧Vfd=VFDrst−VFDsigから増幅トランジスタ25のしきい値電圧Vthを差し引いた電圧Vsf=VFDrst−VFDsig−Vthとなる。
画素部2から行単位で読み出された信号は、クランプ回路5で固定パターンノイズ(以下、FPNと称す)除去された後に、S/H回路6のS/H容量6bに保持される。S/H容量6bに保持された各電荷信号は、列選択回路8を一列毎に選択してゆくことで、MUX7にて選択され、出力アンプ10を介して1つずつ順次チップ外部に出力される。これを画素部2の行数分だけ繰り返せば、撮像部1の全画素の信号が読み出される。
次に、画素混合モードの動作について説明する。混合する画素同士の蓄積時間は、上記した全画素読み出し駆動の場合と同じである。本実施の形態では2行画素混合の場合について説明するが、本発明は2行画素混合に限られない。
図5に示すように、画素混合駆動では、まず、行選択回路3で撮像部1の画素部2の1行目(本発明における第1画素行)と2行目(本発明における第2画素行)を選択する。タイミングt1において1行目と2行目の転送トランジスタ24はオフでリセットトランジスタ23はオンであり、1行目と2行目のFD22の電圧は初期電圧供給線27から供給されるリセット電位VFDrst(=VDD)に初期化される。
次に、タイミングt3において1行目と2行目の転送トランジスタ24がオンになると、1行目と2行目のPD21に蓄積された電荷がFD22に転送される。1行目と2行目のそれぞれのFD電位Vfd1、Vfd2は、リセット電位VFDrstからこの信号電荷量に応じた電圧VFDsig1、VFDsig2だけそれぞれ低下し、Vfd1=VFDrst−VFDsig1、Vfd2=VFDrst−VFDsig2となる。
次に、1行目と2行目の選択トランジスタ26がオンになると、VFDsig1とVFDsig2の平均値をVFDsig−aveとしたときに、垂直信号線28から出力される読み出し電位Vsfは、FD電圧VFDrst−VFDsig−aveから増幅トランジスタ25のしきい値電圧Vthを差し引いた、Vsf=VFDrst−VFDsig−ave−Vthとなる。この読み出し電位は、1行目と2行目の混合信号に相当する。画素から2行単位で読み出された2行の平均化信号は、クランプ回路5でFPN除去された後に、S/H回路6のS/H容量6bに保持される。S/H容量6bに保持された各電荷信号は、列選択回路8を1行ずつ選択してゆくことで、MUX7にて選択され、出力アンプ10を介して1列ずつ順次出力アンプ10から出力される。
上記のようにして行選択回路にて2行ずつ選択し、順次読み出す動作を画素部2の行数の1/2だけ繰り返せば、画素部2全体の2行画素混合信号が読み出される。また、前記列選択回路8で2列毎に画素信号を選択すると、隣接2列の画素信号を加算することとなり、2列ずつ画素信号が外部に出力される。この場合、2×2画素混合駆動となる。
次に、本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置100の行選択回路3と行選択回路群4の動作について説明する。図6は、本実施の形態における行選択回路3および行選択回路群4の回路例である。図6における行選択回路3および行選択回路群4はシフトレジスタを採用した場合である。
まず、MOS型イメージセンサの行選択回路にシフトレジスタを採用した場合の固体撮像装置の動作について説明する。
一般的なMOS型イメージセンサでは、電荷排出用と読み出し用の一組の行選択回路を有することで電子シャッタ機能による電荷蓄積時間の制御を行っている。まず、電荷排出用行選択回路で先に電荷を排出し、その後、読み出し用行選択回路にて電荷を読み出す。すなわち、電荷排出用行選択回路により画素部が選択されてから、読み出し用行選択回路により当該画素部が選択されるまでの期間が電荷蓄積時間となる。
図7は、シフトレジスタ回路を採用したMOS型イメージセンサの行選択回路である。
図7において、電荷読み出し用の行選択回路3はシフトレジスタAで構成され、電荷排出用の行選択回路4cは、シフトレジスタBで構成されている。各々のシフトレジスタには、Vtrig1〜2で示される個別のトリガパルスが入力される。Vtrig1〜2各々のトリガパルスをVck1、Vck2で示されるクロックで順次一行ずつシフトしてゆく。このシフト動作により、1クロックあたり1行ずつ順次撮像部1の各画素行が選択される。
行選択回路3を構成するシフトレジスタAは、シフト動作して選択された各行の画素部2から画素信号の読み出し動作を行う。行選択回路4cを構成するシフトレジスタBは、シフト動作して選択された各行の電荷排出動作を行う。
図8と図9において、図7に示すシフトレジスタを採用した行選択回路3、4cの駆動タイミングについて説明する。図8、9では、電荷蓄積時間を3Hに設定した場合を例に示している。
図8は、MOS型イメージセンサの行選択回路3、4cの全画素読み出し駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。
シフトレジスタA、Bは、行選択用(読み出し用)のシフトレジスタAと電荷排出用のシフトレジスタBとで構成され、各々のVtrig1、Vtrig2で示されるトリガパルスをVck1、Vck2で示されるクロックで順次一行ずつシフトしてゆく。図8では、電荷蓄積時間を3Hに設定した場合を示しており、行選択用のシフトレジスタAのVtrig1よりも3H前に電荷排出用のシフトレジスタBにVtrig2を入力すると、各々の行では行選択される3H前に電荷排出され、その後3H期間電荷蓄積された後(本発明における第1の期間後)、行選択用のシフトレジスタAで選択されて各行3H期間蓄積された蓄積電荷が転送される。
図9は、MOS型イメージセンサの行選択回路3、4cの画素混合駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。図7に示すように、全画素駆動時の場合とは異なり、1H期間に2回シフトレジスタA、BにVck1、Vck2で示されるクロック信号が入力される。Vck1、Vck2にクロック信号が2回入力されている期間に、行選択用のシフトレジスタAにVtrig1を、電荷排出用のシフトレジスタBにVtrig2を入力させることで、2行同時に選択させることができる。図9に示すように、Vtrig1よりもVtrig2よりも3H前に電荷排出用のシフトレジスタBにVtrig2を入力すると、各々の行では行選択される3H前に電荷排出され、その後3H期間電荷蓄積された後(本発明における第1の期間後)、行選択用のシフトレジスタAで選択されて各行3H期間蓄積された蓄積電荷が転送される。
本発明の第1の実施の形態における固体撮像装置100の行選択回路3と行選択回路群4の回路例を示した図6において、行選択回路3は1組のシフトレジスタAで構成され、行選択回路群4は、2組のシフトレジスタBおよびCで構成されている。各々のシフトレジスタにはVtrig1〜Vtrig3で示される個別のトリガパルスが入力される。Vtrig1〜Vtrig3各々のトリガパルスをVck1〜Vck3で示されるクロックで順次一行ずつシフトしてゆく。このシフト動作により、1クロックあたり1行ずつ順次撮像部1の各画素行が選択される。
行選択回路3を構成するシフトレジスタAは、シフト動作して選択された各行の画素部2から画素信号の読み出し動作を行う。行選択回路群4を構成する2組のシフトレジスタB、シフト動作して選択された各行について、シフトレジスタBが奇数行の画素の電荷排出を行う。また、シフトレジスタCは、シフト動作して選択された各行について、偶数行の電荷排出を行う。
図6で示される行選択回路の動作を図10および図11にて説明する。
図10は、図6に示すシフトレジスタを採用した本実施の形態における行選択回路3の全画素駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。図10では、電荷蓄積時間を3Hに設定した場合を例に示している。ここで、Hはシフトレジスタが一行選択し選択行分の蓄積電荷信号を画素部2から全て出力した後、次の行に移動するまでの単位期間を示す。
本駆動例では、各シフトレジスタへ入力するパルスについて、
Vtrig1≠Vtrig2=Vtrig3、
Vck1=Vck2=Vck3(Vckは1Hに1クロックずつ入力する)
とすることで、1Hに1行ずつ選択動作をシフトしてゆく設定にて説明する。
まず、行選択回路群4のシフトレジスタBおよびCのVtrig2とVtrig3に同一のトリガパルスをVck2とVck3の1クロックに同期して入力し、クロックが入力される毎にシフトしながら選択された各行の蓄積電荷を排出してゆく。次に、3H期間後に行選択回路3のシフトレジスタAのVtrig1にトリガパルスをVck1の1クロックに同期して入力し、クロックが入力される毎にシフトしながら選択された各行の蓄積電荷を垂直信号線28へ読み出してゆく。信号電荷を読み出される選択行の画素部2は、読み出される時の3H期間前(本発明における第1の期間前)に行選択回路群4のシフトレジスタBおよびCにて選択され、電荷排出されているので、その3H期間後(本発明における第1の期間後)に読み出される時の蓄積電荷量は3H期間分となる。つまり、本構成は、2行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、2行の画素部2が同時にリセットされる構成である。また、行選択回路3および行選択回路群4が動作する時間により、画素部の信号電荷の蓄積時間が変更される。なお、画素信号の読み出しおよびリセットがされる画素部2は2つに限らず、変更してもよく、N行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、N行の画素部2が同時にリセットされる構成である。
次に、図11は、図6に示すシフトレジスタを採用した本実施の形態における行選択回路の画素混合時の駆動例を示すタイミングチャートである。2行画素混合の設定にて、奇数行の電荷蓄積時間を3H、偶数行の電荷蓄積時間を2Hに設定した場合を例に示している。つまり、混合する画素同士の蓄積時間は異なる。なお、本実施の形態では、奇数行のうちの一が本発明における第1画素行、偶数行のうちの一が本発明における第2画素行に相当する。
本駆動例では、各シフトレジスタへ入力するパルスについて、
Vtrig1≠Vtrig2≠Vtrig3、
Vck1=Vck2=Vck3、Vckは1Hに2クロックずつ入力する)
とすることで、1Hに2行ずつ選択動作をシフトしてゆく設定にて説明する。
まず、行選択回路群4のシフトレジスタBのVtrig2にトリガパルスをVck2の1H期間内2クロック目に同期して入力し、クロックが入力される毎にシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を排出する。トリガパルスは、Vck2の1H期間内2クロック目に同期しているので、1H期間内に2クロック入力されるたびに、行1→行3→行5→・・・→奇数行とシフトしてゆく。次に、Vtrig2にトリガパルスが入力された1H後に行選択回路群4のシフトレジスタCのVtrig3に、トリガパルスをVck3の1H期間内1クロック目に同期して入力し、クロックが入力される毎にシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を排出してゆく。トリガパルスは、Vck3の1H期間内1クロック目に同期しているので、1H期間内に2クロック入力されるたびに、行2→行4→行6→・・・→偶数行とシフトしてゆく。
次に、Vtrig3にトリガパルスが入力された2H後(通算Vtrig2にトリガパルスが入力された3H後)に行選択回路3のシフトレジスタAのVtrig1にトリガパルスをVck1の1H期間内1クロック目および2クロック目の両方に同期して入力し、クロックが入力される毎にシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を読み出す。トリガパルスは、Vck1の1H期間内1クロック目と2クロック目の両方に同期しているので、1H期間内に2クロック入力されるたびに、行1および2→行3および4→行5および6→・・・→偶奇2行ずつ行を選択しシフトする。信号電荷が読み出される選択奇数行の画素部2は、読み出される時の3H期間前(本発明における第1の期間前)に行選択回路群4のシフトレジスタBにて選択され、電荷排出されているので、読み出される時の蓄積電荷量は3H期間分となる。また、信号電荷が読み出される選択偶数行の画素部2は、読み出される時の2H期間前(本発明における第2の期間前)に行選択回路群4のシフトレジスタCにて選択され、電荷排出されているので、読み出される時の蓄積電荷量は2H期間分となる。
偶奇2行の画素信号は、行選択回路3にて同時に選択されて選択トランジスタ26を介して垂直信号線28に出力されるが、その出力値Vsfは、Vsf=VFDrst−VFDsig−ave−Vthであるから、蓄積時間の異なる状態で加算平均される。
図12は、奇数行の電荷蓄積時間が3H、偶数行の電荷蓄積時間が2Hの場合の加算平均の場合の被写体の光量に応じた画素出力のグラフである。
図12において、同図(a)、は奇数行出力である3H期間蓄積した場合の光量に応じた画素出力直線グラフである。同図(b)は、偶数行出力である2H期間蓄積した場合の光量に応じた画素出力直線グラフである。また、同図(c)は、偶奇行の加算平均後の光量に応じた画素出力直線グラフである。
図12(a)に示すように、偶数行、奇数行各々に同一の被写体を撮像したとして、3H期間電荷蓄積した場合は、被写体が必要とするダイナミックレンジの約半分以上の領域が飽和しており、半分の領域しか扱えない。逆に、同図(b)に示すように、2H期間電荷蓄積した場合は、被写体が必要とするダイナミックレンジにおいて飽和領域まで達しないために、画素の有するダイナミックレンジを十分に使い切れていない。また、同図(c)に示すように、3H蓄積した奇数行の光量と2H期間蓄積した偶数行の光量とを垂直信号線28において加算平均させると、各々の中間値となるダイナミックレンジをもつ光量に応じた画素出力直線グラフとなる。この場合、被写体が必要とするダイナミックレンジをほぼ網羅した画素出力直線となる。すなわち、奇数行と偶数行の電荷蓄積時間を各々に調節することで、画素混合駆動時に被写体に適したダイナミックレンジに設定することができる。
次に、図13では奇数行、偶数行の電荷蓄積時間の調節を可変させた場合の例を示す。
同図(a)に示すグラフは、奇数行に対し、偶数行の電荷蓄積時間を極端に小さくした場合である。この場合、加算平均される偶数行の割合は極端に小さくなり、偶数行の電荷蓄積時間をほぼゼロにすれば、加算平均時には奇数行のみ選択された間引き駆動と同じ状態となる。前記設定では、隣接行の画素を混合しないため、解像度は画素混合時よりも良くなるが、モアレが発生しやすくなる。
次に、図13(b)に示すグラフは、偶数行と奇数行の電荷蓄積時間を全く同一にした場合である。この場合、電荷蓄積時間が50:50の同等の割合で偶数行と奇数行の電荷が加算平均されるので、画素混合時と同一となる。前記設定では、隣接行の偶奇行の画素を均等に加算平均するので、モアレの発生を低減することができるが、解像度は同図(a)に示す間引き駆動時に近い設定時よりも低下する。左右は解像度とモアレがトレードオフとなる設定であるが、偶奇行の蓄積時間を左右の設定の間で調整することにより、被写体に応じて解像度を優先したり、モアレ低減を優先させたり、可変して調節することができる。
本構成は、2行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、2行の画素部2が異なる時間にリセットされる構成である。なお、画素信号の読み出しおよびリセットがされる画素部2は2つに限らず、変更してもよい。例えば、行選択回路4a、4bのそれぞれについて、異なる時間に2つのクロックを与えることにより、異なる時間に4つの画素部2をリセットすることも可能である。つまり、N行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、N行の画素部2が異なる時間にリセットされる構成であってもよい。また、N行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、読み出されたN行のうちのM行の画素部2が、他の(N−M)行と異なる時間にリセットされる構成であってもよい。
(第2の実施の形態)
図14から図18を用いて、本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置について説明する。本実施の形態における固体撮像装置が第1の実施の形態に示した固体撮像装置100と異なる点は、第1の行選択回路と第2の行選択回路とを備えている点である。つまり、第1の実施の形態における固体撮像装置の行選択回路群から、1の電荷排出用のシフトレジスタを削減した構成である。
図14は、本発明の第2の実施の形態に係る固体撮像装置200の概略構成図である。
図14に示すように、固体撮像装置200は、撮像部31と、画素部32と、第1の行選択回路33と、第2の行選択回路34と、クランプ回路36と、S/H回路37と、MUX38と、列選択回路39と、制御部40と、出力アンプ41とを備えている。
図15は、本実施の形態における固体撮像装置200の撮像部31の詳細回路図である。図15に示すように、撮像部31は、フォトダイオード(PD)51と、フローティングディフュージョン(FD)52と、リセットトランジスタ(リセットTr)53と、転送トランジスタ(転送Tr)54と、増幅トランジスタ(増幅Tr)55と、選択トランジスタ(選択Tr)56と、初期電圧供給線57と、垂直信号線58とを備えている。
図16は、本発明の第2の実施の形態における固体撮像装置200の行選択回路33と行選択回路34の回路例である。図16に示した行選択回路33、行選択回路34は、シフトレジスタを採用した場合である。
図16において、行選択回路33は、行選択用(読み出し用)シフトレジスタAで構成され、行選択回路34は、電荷排出用のシフトレジスタBで構成される。各々のシフトレジスタは、Vtrig1〜2で示される個別のトリガパルスが入力される。Vtrig1〜2各々のトリガパルスをVck1〜2で示されるクロックで順次一行ずつシフトしてゆく。このシフト動作により、1クロックあたり1行ずつ順次撮像部1の各画素行が選択される。
行選択回路33を構成するシフトレジスタAは、シフト動作して選択された各行の読み出し動作を行う。行選択回路34を構成するシフトレジスタは、シフト動作して選択された各行の電荷排出を行う。
図16で示される行選択回路の動作を図17および図18にて説明する。
図17は、図16に示すシフトレジスタを採用した行選択回路の全画素読み出し駆動時の駆動例を示すタイミングチャートである。図17では、電荷蓄積時間を3Hに設定した場合を例に示している。
本駆動例では、各シフトレジスタへ入力するパルスについて、
Vtrig1≠Vtrig2、
Vck1=Vck2、(Vckは1Hに1クロックずつ入力する)
とすることで、1Hに1行ずつ選択動作をシフトしてゆく設定にて説明する。
まず、行選択回路34のシフトレジスタBに、Vtrig2で示されるトリガパルスをVck2で示される1クロックに同期して入力し、クロックが入力される毎に順次一行ずつシフトしながら選択された各行の蓄積電荷を排出してゆく。次に、3H期間後に行選択回路33のシフトレジスタAのVtrig1で示されるトリガパルスをVck1で示される1クロックに同期して入力し、クロックが入力される毎に順次一行ずつシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を垂直信号線58へ読み出してゆく。
信号電荷を読み出される選択行の画素は、3H期間前に行選択回路34のシフトレジスタBにて電荷排出されているので、読み出される時の蓄積電荷量は3H期間分となる。
次に、図18は、図16に示すシフトレジスタBを採用した行選択回路33、34の画素混合時の駆動例を示すタイミングチャートである。2行画素混合の設定にて、奇数行の電荷蓄積時間を3H、偶数行の電荷蓄積時間を2Hに設定した場合を例に示している。
本駆動例では、各シフトレジスタA、Bへ入力するパルスについて、
Vtrig1≠Vtrig2、
Vck1=Vck2、(Vckは1Hに2クロックずつ入力する)
とすることで、1Hに2行ずつ選択動作をシフトしてゆく設定にて説明する。
まず、行選択回路34のシフトレジスタBに、Vtrig2で示されるトリガパルスをVck2の1H期間内2クロック目に同期して入力し、クロックが入力される毎に順次一行ずつシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を排出してゆく。トリガパルスは、Vck2の1H期間内2クロック目に同期しているので、1H期間内に2クロック入力されるたびに、行1→行3→行5→・・・→奇数行とシフトしてゆく。
次に、1H後にVtrig2で示されるトリガパルスをVck2の1H期間内1クロック目に同期して入力し、クロックが入力される毎に順次一行ずつシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を排出してゆく。トリガパルスは、Vck2の1H期間内1クロック目に同期しているので、1H期間内に2クロック入力されるたびに、行2→行4→行6→・・・→偶数行とシフトしてゆく。次に、2H後に行選択回路33のシフトレジスタAに、Vtrig1で示されるトリガパルスをVck1の1H期間内1クロック目および2クロック目の両方に同期して入力し、クロックが入力される毎にシフトしながら、選択された各行の蓄積電荷を読み出してゆく。トリガパルスはVck1の1H期間内1クロック目と2クロック目の両方に同期しているので、1H期間内に2クロック入力されるたびに、行1および2→行3および4→行5および6→・・・→偶奇2行ずつ行を選択しシフトしてゆく。信号電荷が読み出される選択奇数行の画素は3H期間前に行選択回路34のシフトレジスタBにて電荷排出されているので、3H期間後(本発明における第1の期間後)に読み出される時の蓄積電荷量は3H期間分となる。また、信号電荷が読み出される選択偶数行の画素部2は、読み出される時の2H期間前に行選択回路34のシフトレジスタBにて選択され、電荷排出されているので、2H期間後(本発明における第2の期間後)に読み出される時の蓄積電荷量は2H期間分となる。
偶奇2行の画素信号は、行選択回路3にて同時に選択されて選択トランジスタ26を介して垂直信号線28に出力されるが、その出力値Vsfは、Vsf=VFDrst−VFDsig−ave−Vthであるから、蓄積時間の異なる状態で加算平均される。
本構成の場合、Vtrig2に入力するパルスを図17、18のように工夫することで、第1の実施の形態より1の電荷排出用のシフトレジスタを削減した構成で、第1の実施の形態とほぼ同等の機能を実現できる。つまり、本構成は、2行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、2行の画素部2が異なる時間にリセットされる構成である。なお、画素信号の読み出しおよびリセットがされる画素部2は2つに限らず、変更してもよく、N行の画素部2の画素信号が同時に読み出され、N行の画素部2が異なる時間にリセットされる構成である。
本構成では、蓄積時間の設定や複数のトリガパルスを不規則に入力する必要があるため、第1の実施の形態の行選択回路よりも設定可能な蓄積時間が制限されたり、カウンタノイズに起因したFPN等のノイズ発生に対して防止・低減対策が必要となる場合がある。
(第3の実施の形態)
図19から図21を用いて、本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置について説明する。本実施の形態における固体撮像装置が第1の実施の形態に示した固体撮像装置100と異なる点は、第1の実施の形態における固体撮像装置100がMUX7と列選択回路8とを備えていたのに対し、本実施の形態における固体撮像装置はでは、カラムADC67とデジタル混合器68とを備えている点である。
図19は、本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置300の概略構成図である。
固体撮像装置300は、撮像部61と、画素部62と、第1の行選択回路63と、行選択回路群64と、クランプ回路65と、S/H回路66と、カラムADC67と、デジタル混合器68と、制御部69と、出力アンプ70とを備えている。行選択回路群64は、第1の実施の形態と同様に、さらに複数の行選択回路(図示せず)を備えている。
カラムADC67は、列方向に並んだ基本単位71を備え、S/H回路66で保持された行単位のアナログ画素信号をデジタル信号に変換する。
デジタル混合器68は、列方向に並んだ基本単位を備え、カラムADC67の出力データの混合を行う。
撮像部61、制御部69、クランプ回路65、S/H回路66の回路構成および駆動方法は、本発明の第1の実施の形態と同一でも構わない。
図20は、本実施の形態における固体撮像装置300のカラムADC67の詳細回路である。図20に示すように、カラムADC67は、列方向に並んだ基本単位71と、入力端子72と、ランプ波形生成回路74とを備えている。また、基本単位71は、コンパレータ73と比較器75とを備えている。
カラムADC67の入力端子72には、S/H回路66からの画素信号が入力される。つまり、S/H回路66からの信号はコンパレータ73に入力され、AD変換後のデジタル値のビット数に応じたカウントアップを行うカウンタ76に同期して、ランプ波形生成回路74にて生成し出力されるランプ波形との比較が行われる。ランプ波形が画素信号よりも低い時はhigh(VDD)レベル、高い時はLow(GND)レベルを比較器75から出力する。比較器75とコンパレータ73は、各列単位で水平方向に基本単位を有している。
次に、カラムADC67のAD変換動作について図21のタイミングチャートを参照して説明する。まず、タイミングt0で画素信号を入力し、ランプ波形は画素信号の最小値に、カウンタは0に設定する。この時、ランプ波形は画素信号より低いレベルなので比較器からの出力信号はhigh(VDD)レベルである。次に、タイミングt1で、ランプ波形のレベルは上昇し始める。上昇の傾きは、タイミングt3で画素信号の最大値に達するように設定する。カウンタもランプ波形の上昇に同期させてカウントアップさせる。タイミングt2では、ランプ波形が画素信号より大きくなるので、比較器75からの出力信号がLow(GND)レベルに切り替わり、その時のカウンタ値が書き込まれる。ランプ波形の上昇とカウントアップは同期しているので、書き込まれたデジタル値は画素信号に対応した値になっている。以上の動作は、各列で並列に行われており、1行分のアナログ画素信号が並列にAD変換され、各列のデジタル出力値として保持される。
本発明の第3の実施の形態における固体撮像装置300は、本発明の第1および第2の実施の形態における固体撮像装置と同様に、全画素読み出しモードと画素混合モードを備えている。以下に、それぞれの信号読み出し動作を説明する。前述の通り、撮像部61、制御部69、クランプ回路65、S/H回路66の駆動方法は、本発明の第1の実施の形態と同一でも構わない。
全画素読み出しモードでは、まず撮像部61から1行分の画素信号を読み出しS/H回路66に保持する。次に、カラムADC67で一行分の画素信号を、前述図21の通りにデジタル変換する。最後に、出力アンプ70からこれらのデジタル信号は順次チップ外部に出力する。以上の動作を撮像部61に配置された画素部62の行数だけ繰り返せば、撮像部61全体の画素部62の信号が出力される。
画素混合モードでも、まず撮像部61で複数行を同時選択して画素信号を読み出し、垂直信号線で混合された信号をS/H回路66に保持する。次に、カラムADC67で混合した画素信号を前述図21の通りにデジタル変換する。続いて、デジタル混合器68で複数列のデジタル画素信号の加算を行う。最後に、出力アンプ70からこれらのデジタル混合信号は順次チップ外部に出力する。以上の動作を画素部62の行数/垂直混合数だけ繰り返せば、撮像部61全体に配置された画素部62の信号が出力される。
本発明に係る固体撮像装置に使用される複数の行選択回路について、シフトレジスタを例に説明したが、画素部の行を一行もしくは複数行同時に選択する機能をもつカウンタ類であればその効果は同一である。
本発明に係る固体撮像装置について、単一もしくは複数の行選択回路によって行選択され、垂直信号線に信号電圧が読み出された後に、S/H回路でFPN除去された後にMUXと列選択回路を用いて出力アンプから画素信号が順次出力される構成を説明したが、垂直信号線に信号電圧が読み出された後の回路構成についてはどのような構成であっても構わない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形を行ってもよい。
例えば、撮像部に配置される画素部の個数や配置は、適宜変更してもよい。
また、画素混合モードにおける画素信号の読み出しは、上記した実施の形態に示した読み出し方法に限らず、その他の方法であってもよい。例えば、垂直2画素の画素信号を混合した画素混合モードに限らず、垂直2画素水平2画素の画素信号を混合した画素混合モードとしてもよい。また、上記した実施の形態に示した第1画素行、第2画素行は、それぞれ複数であってもよいし単数であってもよい。また、画素信号を混合して読み出す行の組み合わせは、上記した実施の形態に限らずどのような組み合わせであってもよい。つまり、上記した実施の形態に示した第1画素行、第2画素行は、隣り合うものでなくてもよいし、一定の行数毎に設けられたり、任意に設けられたりしてもよい。
また、本発明に係る固体撮像装置の構成は、上記した実施の形態に限らず、どのような構成であってもよい。例えば、画素電流源回路、クランプ回路、サンプルホールド回路、マルチプレクサ、列選択回路、カラムADC、デジタル混合器の構成やこれらの組み合わせを変更した構成であってもよい。
また、本発明に係る固体撮像装置には、上記実施の形態における任意の構成要素を組み合わせて実現される別の実施の形態や、実施の形態に対して本発明の主旨を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例や、本発明に係る固体撮像装置を備えた各種デバイスなども本発明に含まれる。例えば、本発明に係る固体撮像装置を備えたムービーカメラも本発明に含まれる。
本発明に係る固体撮像装置は、デジタル一眼カメラ、高級コンパクトカメラなどで高精細なライブビュー機能やHD動画記録に代表される動画機能を求められる撮像機器向けイメージセンサとして有用である。
1、31、61 撮像部
2、32、62、502 画素部
3、33、63 行選択回路(第1の行選択回路、シフトレジスタ)
4、64 行選択回路群
4a、4b、4c、34 行選択回路(第2の行選択回路、シフトレジスタ)
9、40、69 制御部
67 カラムADC
68 デジタル混合器
100、200、300、500 固体撮像装置
503 行選択回路

Claims (10)

  1. 二次元状に配列され、受光量に応じた信号を出力する複数の画素部と、
    前記複数の画素部の一部を行方向に有する画素行を選択し、選択した前記画素行に属する前記複数の画素部に蓄積された信号電荷を読み出す第1の行選択回路と、
    前記複数の画素部の一部を行方向に有する画素行を選択し、選択した前記画素行に属する前記複数の画素部の信号電荷をリセットする第2の行選択回路と、
    前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御して、前記画素行を選択させる制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記第2の行選択回路による前記第1画素行の選択から第1期間後に前記第1の行選択回路に前記第1画素行を選択させるように前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    固体撮像装置。
  2. 前記第1の行選択回路は、前記第1画素行を選択するのと同時に前記第1画素行と異なる第2画素行を選択し、
    前記制御部は、さらに、
    前記第2の行選択回路による前記第2画素行の選択から第2期間後に前記第1の行選択回路に前記第2画素行を選択させるように前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第2の行選択回路は、前記第1画素行および前記第2画素行を同時に選択し、
    前記制御部は、
    前記第1期間の長さと前記第2期間の長さが同一となるように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1の行選択回路により同時にN行(Nは2以上の自然数)の前記第1画素行が選択され、前記第2の行選択回路によりそれぞれ異なる第1期間前に前記N行の前記第1画素行が選択されているように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1の行選択回路により同時にN行(Nは2以上の自然数)の前記第1画素行が選択され、前記第2の行選択回路により前記N行のうちのM行(Mは1以上の自然数)が、前記第1の行選択回路により選択された前記第1画素行のうちの前記M行以外の(N−M)行と異なる第1期間前に選択されているように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第1の行選択回路により同時にN行(Nは2以上の自然数)の前記第1画素行が選択され、前記第2の行選択回路により同時に前記N行の前記第1画素行が選択されているように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  7. 前記制御部は、さらに、
    前記選択した画素行に配置された前記複数の画素部の信号電荷の蓄積時間を変更するように、前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路を制御する
    請求項1〜6のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1の行選択回路および前記第2の行選択回路は、シフトレジスタで構成されている
    請求項1〜7のいずれかに記載の固体撮像装置。
  9. 列回路に複数のAD変換器を備えている
    請求項1〜8のいずれかに記載の固体撮像装置。
  10. AD変換後のデータに対し混合処理を行うデジタル回路を備えている
    請求項1〜9のいずれかに記載の固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016005104A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像装置

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