JP2012111417A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP2012111417A
JP2012111417A JP2010263728A JP2010263728A JP2012111417A JP 2012111417 A JP2012111417 A JP 2012111417A JP 2010263728 A JP2010263728 A JP 2010263728A JP 2010263728 A JP2010263728 A JP 2010263728A JP 2012111417 A JP2012111417 A JP 2012111417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
motorcycle
bottom portion
fuel
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010263728A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Yanagihara
佑輝 柳原
Takuya Akao
拓也 赤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2010263728A priority Critical patent/JP2012111417A/ja
Priority to BRPI1105625-8A priority patent/BRPI1105625B1/pt
Priority to MYPI2011005549A priority patent/MY156133A/en
Priority to ES11190660.8T priority patent/ES2451367T3/es
Priority to EP11190660.8A priority patent/EP2457814B1/en
Publication of JP2012111417A publication Critical patent/JP2012111417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J37/00Arrangements of fuel supply lines, taps, or the like, on motor cycles or engine-assisted cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】乗車用シートの高さが高くなることを抑制しつつ、燃料タンクおよび収納ボックスの容量を確保できる自動二輪車を提供する。
【解決手段】自動二輪車10は、燃料タンク50および燃料タンク50の前方に配置される収納ボックス54を有する。燃料タンク50の底部76cは、第1底部86、第2底部88および第3底部90を含む。第2底部88は、中心Cよりも左側まで延びかつ第1底部86よりも上方に設けられる。第3底部90は、その中央部において上方に向かって凹む凹部90aを有する。ポンプユニット96が第2底部88に取り付けられる。ポンプユニット96は、第2底部88から下方に突出する吐出部96eを有する。
【選択図】図6

Description

この発明は、自動二輪車に関し、より特定的には、燃料タンクを備えた自動二輪車に関する。
近年、後輪の上方に燃料タンクが配置されるタイプの自動二輪車において、大きい直径の車輪(前輪および後輪)を備えた自動二輪車の需要が増加している。このようなタイプの自動二輪車においては、後輪の直径が大きくなることによって燃料タンクと後輪との距離が短くなる。自動二輪車の走行中における後輪の上下方向への揺動を考慮すると、燃料タンクをできるだけ高い位置に配置し、燃料タンクと後輪との間に十分なクリアランスを確保することが好ましい。しかしながら、自動二輪車の車輪の直径を大きくする場合でも、乗車用シート(以下、単にシートと記載する。)の高さを大幅に高くすることはできない。そのため、シートの下方に配置される燃料タンクの高さも大幅に高くすることはできない。そこで、特許文献1に開示された自動二輪車においては、燃料タンクの底面の中央部を上方に向かって凹ませている。
特許4176456号公報
ところで、特許文献1の自動二輪車においては、燃料タンクの上壁の一部を下方に向かって凹ますことによってポンプ取付部を形成し、そのポンプ取付部に燃料ポンプが取り付けられている。また、燃料ポンプの上端部には、燃料タンク内の燃料を吐出するための吐出管が燃料タンクから上方に突出するように接続されている。さらに、吐出管には、燃料ポンプによって吐出される燃料を燃料噴射弁に供給するための燃料ホースが接続されている。
ここで、特許文献1の自動二輪車においては、エンジンに燃料を供給するための燃料噴射弁が燃料タンクよりも下方に配置されている。そのため、上記燃料ホースは、吐出管から燃料噴射弁に向かって延びるように、すなわち燃料タンクの上方から燃料タンクよりも下方まで延びるように設けなければならない。そこで、特許文献1の自動二輪車においては、燃料タンクまたは収納ボックスに、燃料ホースを通すための切欠きを形成している。
しかしながら、燃料タンクまたは収納ボックスに切欠きを形成する場合、燃料タンクまたは収納ボックスの容量が低下してしまう。
燃料タンクまたは収納ボックスに切欠きを形成することを避けるためには、燃料タンクの底面部に燃料ポンプを取り付け、燃料タンクの底面から下方に突出するように吐出管を設けることが考えられる。この場合、燃料タンクの下方において燃料ホースを吐出管に接続することができるので、燃料タンクおよび収納ボックスに燃料ホースを通すための切欠きを形成する必要がない。しかしながら、上述のように、特許文献1の自動二輪車においては燃料タンクの底面の中央部が上方に向かって凹んでいるので、燃料ポンプを取り付けるための十分なスペースを確保することができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、乗車用シートの高さが高くなることを抑制しつつ、燃料タンクおよび収納ボックスの容量を確保できる自動二輪車を提供することである。
この発明の一の局面によれば、前輪および後輪と、後輪よりも上方を通るように左右に並んで配置される一対のサイドフレームと、一対のサイドフレームの側方を覆うサイドカバーと、サイドカバーの内側において一対のサイドフレームに支持される収納ボックスと、サイドカバーの内側でかつ収納ボックスの後方において一対のサイドフレームに支持される燃料タンクと、燃料タンクおよび収納ボックスの上方を覆うように設けられる乗車用シートと、燃料タンクよりも下方に設けられるエンジンと、燃料を吐出するための吐出部が燃料タンクの底部から下方に突出するように燃料タンクの底部に取り付けられるポンプユニットとを備え、燃料タンクは後輪の上方に設けられ、燃料タンクの底部は、燃料タンクの左右方向における中心よりも一方側に設けられる第1底部と、左右方向において第1底部の他方側に設けられかつ第1底部よりも上方に設けられる第2底部と、第1底部および第2底部の後方に設けられかつ上方に向かって傾斜するように前から後ろに延びる第3底部とを含み、第2底部は、少なくとも中心よりも一方側まで延び、第3底部は、左右方向における中央部において上方に向かって凹む凹部を有し、ポンプユニットは、第2底部に取り付けられることを特徴とする自動二輪車が提供される。
この自動二輪車では、ポンプユニットの吐出部が燃料タンクの底部から下方に突出している。それにより、燃料タンクよりも下方に設けられるエンジンに燃料を供給するための燃料ホースを、燃料タンクの下方においてポンプユニットの吐出部に連結することができる。この場合、燃料タンクの上方から燃料タンクの下方に燃料ホースを延ばす必要がないので、燃料タンクまたは収納ボックスに燃料ホースを通すための切欠きを形成しなくてよい。それにより、燃料タンクおよび収納ボックスの容量が低下することを防止できる。
また、燃料タンクの底部は、第1底部、第2底部および第3底部を含み、第3底部は、第1および第2底部の後方に設けられかつ上方に向かって傾斜するように前から後ろに延びている。そして、第3底部の左右方向における中央部には、上方に向かって凹む凹部が設けられている。このように、この自動二輪車の燃料タンクは、従来の燃料タンクと同様に、底部に凹部を有しているので、乗車用シートの高さを高くすることなく、燃料タンクと後輪との間に十分なクリアランスを確保することができる。これにより、自動二輪車の上下方向の大きさを従来の自動二輪車と同等の大きさに維持することができる。
また、第2底部は第1底部の他方側において第1底部よりも上方に設けられている。そして、第2底部は、燃料タンクの左右方向における中心よりも一方側まで延びている。この場合、第1底部よりも高い第2底部の一部を後輪の上方に配置できるので、第2底部と後輪との間に十分なクリアランスを確保することができる。また、第2底部には、ポンプユニットが取り付けられる。したがって、第2底部の一部は、燃料タンクと後輪との間に十分なクリアランスを確保するために用いられるとともに、燃料タンクにポンプユニットを取り付けるためにも用いられる。言い換えると、ポンプユニットは、第2底部と後輪との間に必要となるクリアランスの確保を阻害しない範囲において、上述のクリアランスを確保するための部分を利用して取り付けることができる。このように、この自動二輪車では、燃料タンクと後輪との間にクリアランスを確保するための形状を利用して、ポンプユニットを取り付けるための面積を燃料タンクの底部に確保することができる。それにより、燃料タンクの容積の削減量を抑制しつつ、ポンプユニットを取り付けるための十分な面積を燃料タンクの底部に確保することができる。
以上の結果、乗車用シートの高さが高くなることを抑制しつつ、燃料タンクおよび収納ボックスの容量を確保できる。
好ましくは、側面視において、サイドカバーと後輪とが重なっていない。
前輪および後輪の直径が大きい自動二輪車では、乗車用シートの高さの制約のために、サイドカバーの上下方向の幅を十分に確保できない。特に、側面視においてサイドカバーと後輪とが重なっていない自動二輪車では、サイドカバーの上下方向の幅が小さくなる。このような自動二輪車においても、この発明の自動二輪車の構成を採用することによって、乗車用シートの高さが高くなることを抑制しつつ、燃料タンクおよび収納ボックスの容量を確保できる。言い換えると、自動二輪車の上下方向の大きさを従来の自動二輪車と同等の大きさに維持しつつ、燃料タンクおよび収納ボックスの容量を十分に確保できる。
また好ましくは、側面視において、ポンプユニットの吐出部の下端は燃料タンクの下端よりも下方に位置する。この自動二輪車では、燃料タンクの十分に低い位置にポンプユニットが取り付けられる。言い換えると、燃料タンクの十分に低い位置に第2底部が設けられている。この場合、第2底部上における燃料タンクの上下方向の寸法を大きくすることができるので、燃料タンクの容量を十分に大きくすることができる。
また好ましくは、燃料タンクの左右方向における幅が後方ほど小さくなる。この場合、燃料タンクの後部の幅を小さくできるので、自動二輪車の後部において、燃料タンクを支持する一対のサイドフレームの間隔を小さくできる。それにより、自動二輪車の後部の幅が大きくなることを抑制できる。
また好ましくは、自動二輪車は、ポンプユニットの吐出部に連結される燃料ホースをさらに備え、燃料ホースは燃料タンクの底部の下方を通って一方側に延びる。この場合、収納ボックスの後端部に燃料ホースを通すための構成(たとえば切欠き等)を設けなくてよい。それにより、収納ボックスの容量を十分に確保できる。
さらに好ましくは、燃料タンクの底部は、第1底部よりも前方でかつ第2底部の一方側に設けられる第4底部をさらに含み、第4底部は第1底部よりも上方でかつ第2底部よりも下方に設けられ、燃料ホースは第4底部の下方を通って一方側に延びる。この自動二輪車では、燃料ホースを通すための領域を燃料タンクの下方に確保するために、燃料タンクの底部に第4底部が設けられている。ここで、第4底部は、第1底部よりも上方でかつ第2底部よりも下方に設けられている。この場合、燃料ホースを通すための領域を第4底部の下方に確保しつつ、第4底部の位置が高くなり過ぎることを防止できる。それにより、燃料タンクの容量が低下することを十分に抑制できる。
また好ましくは、ポンプユニットは、燃料タンク内の燃料を吸入するための吸入部をさらに含み、吸入部は、第1底部の上方に設けられる。ここで、第1底部は、第2底部および第3底部よりも低いので、燃料タンク内の燃料の残量が少ない場合でも、燃料タンク内の燃料は第1底部上に集まりやすい。したがって、第1底部の上方に吸入部を配置することによって、燃料タンク内の燃料の残量が少ない場合でも、ポンプユニットによって効率よく燃料を吸入することができる。なお、燃料タンクの底部に第4底部を設ける場合には、第4底部を設けない場合に比べて第1底部の面積が小さくなる。すなわち、燃料タンク内の燃料の残量が少ない場合に燃料が集まる場所(第1底部)の面積が小さくなる。この場合でも、第1底部の上方にポンプユニットの吸入部を配置することによって、燃料タンク内の燃料を効率よく吸入することができる。
また好ましくは、自動二輪車は、当該自動二輪車を支持するためのサイドスタンドをさらに備え、ポンプユニットは、燃料タンク内の燃料を吸入するための吸入部をさらに含み、サイドスタンドは、当該自動二輪車が一方側に傾くように当該自動二輪車を支持し、吸入部は、燃料タンク内において燃料タンクの中心よりも一方側に設けられる。自動二輪車がサイドスタンドによって支持されている場合には、自動二輪車が一方側に傾くので、燃料タンク内の燃料は、燃料タンク内において一方側に偏る。ここで、この自動二輪車では、ポンプユニットの吸入部が、燃料タンク内において燃料タンクの中心よりも一方側に設けられている。したがって、燃料タンク内において燃料が一方側に偏っている場合でも、吸入部において十分に燃料を吸入することができる。
また好ましくは、自動二輪車は、サイドカバーよりも前方に設けられるフートボードをさらに備え、フートボードの少なくとも一部は、前輪の回転軸と後輪の回転軸とを結ぶ直線よりも下方に位置する。フートボードの少なくとも一部が前輪の回転軸と後輪の回転軸とを結ぶ直線よりも下方に位置するような自動二輪車、すなわち前輪または/および後輪の直径が大きい自動二輪車では、自動二輪車の上下方向の大きさが大きくなることを抑制しつつ燃料タンクの容量を十分に確保することが難しい。しかし、この発明に係る自動二輪車では、前輪または/および後輪の直径が大きい自動二輪車において、自動二輪車の上下方向の大きさが大きくなることを抑制しつつ燃料タンクの容量を十分に確保することができる。
また好ましくは、自動二輪車は、ヘッドパイプと、ヘッドパイプに支持されるフロントフォークと、フロントフォークの上端部に取り付けられるハンドルと、ヘッドパイプの前方を覆うフロントカバー部と、ハンドルを覆うハンドルカバーとをさらに備え、フロントカバー部の前端部とハンドルカバーの上端部との間の上下方向における距離は、前輪の直径よりも小さい。フロントカバー部の前端部とハンドルカバーの上端部との間の上下方向における距離が前輪の直径よりも小さい自動二輪車、すなわち前輪または/および後輪の直径が大きい自動二輪車では、自動二輪車の上下方向の大きさが大きくなることを抑制しつつ燃料タンクの容量を十分に確保することが難しい。しかし、この発明に係る自動二輪車では、前輪または/および後輪の直径が大きい自動二輪車において、自動二輪車の上下方向の大きさが大きくなることを抑制しつつ燃料タンクの容量を十分に確保することができる。
この発明によれば、乗車用シートの高さが高くなることを抑制しつつ、燃料タンクおよび収納ボックスの容量を確保できる自動二輪車が得られる。
この発明の一実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。 車体フレームの後部を示す平面図であり、(a)は、燃料タンクが取り付けられた状態を示す図であり、(b)は、燃料タンクおよび収納ボックスが取り付けられた状態を示す図である。 車体フレームの後部を示す左側面図である。 燃料タンクを示す右側面図である。 燃料タンクを示す正面図である。 燃料タンクを示す端面図解図である。 車体フレームの後部、燃料タンクおよび収納ボックスを示す底面図であり、(a)は、燃料タンクにポンプユニットが取り付けられていない状態を示す図であり、(b)は、燃料タンクにポンプユニットが取り付けられた状態を示す図である。 この発明の他の実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。 この発明のさらに他の実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。ここでは、この発明をスクータ型の自動二輪車に適用した場合について説明する。この発明の実施の形態における前後、左右、上下とは、ライダーがハンドルに向かって自動二輪車のシートに着座した状態を基準とした前後、左右、上下を意味する。
図1は、この発明の一実施形態の自動二輪車10を示す側面図である。図2は、自動二輪車10の車体フレーム12の後部を示す平面図であり、(a)は、後述する燃料タンク50が取り付けられた状態の車体フレーム12を示す図であり、(b)は、燃料タンク50および後述する収納ボックス54が取り付けられた状態の車体フレーム12を示す図である。
図1を参照して、自動二輪車10は、車体フレーム12を含む。車体フレーム12は、ヘッドパイプ14、メインフレーム16、左右に配置される一対のサイドフレーム18,20(図2参照)、および一対のサイドフレーム18,20を連結するように設けられるクロスパイプ22を含む。
ヘッドパイプ14は、車体フレーム12の前端部の車幅方向中央に設けられている。メインフレーム16は、ヘッドパイプ14から下方やや後方に延びている。サイドフレーム18,20はそれぞれ、略円筒形状を有している。サイドフレーム18は、メインフレーム16の下端部から後方に略水平に延びる第1部18a、第1部18aの後端部から上方斜め後方に延びる第2部18b、第2部18bの後端から後方に向かって屈曲しかつ上方斜め後方に延びる第3部18c、および第3部18cの後端から後方に向かって屈曲しかつ上方斜め後方に延びる第4部18dを含む。図2を参照して、サイドフレーム20は、サイドフレーム18と同様の形状を有し、サイドフレーム18の第1部18a〜第4部18dと同様に、第1部20a、第2部20b、第3部20c、および第4部20dを含む。第4部18dおよび第4部20dはそれぞれ、内側に傾斜するように前から後ろに延びている。したがって、第4部18dと第4部20dとの間隔は、後方ほど小さくなっている。
図1および図2を参照して、クロスパイプ22の一端部は、サイドフレーム18の第2部18bの上端部に接続され、クロスパイプ22の他端部は、サイドフレーム20の第2部20bの上端部に接続されている。
図1を参照して、フロントフォーク24は、左右操向可能にヘッドパイプ14によって支持されている。フロントフォーク24の下端部には、車軸26を介して前輪28が回転可能に支持されている。フロントフォーク24の上端部には、ハンドル30が取り付けられている。
サイドフレーム18の第1部18aには、サイドスタンド32が取り付けられている。サイドスタンド32は、自動二輪車10がやや左側に傾くように自動二輪車10を支持する。一対のサイドフレーム18,20の第2部18b,20bには、後方に延びるエンジンユニット34が取り付けられている。エンジンユニット34は、図示しない揺動軸を介して上下方向に揺動可能にサイドフレーム18,20に支持されている。すなわち、エンジンユニット34は、ユニットスイングタイプのエンジンユニットである。
エンジンユニット34は、エンジン本体34a、伝動ケース34b、およびエアクリーナ34cを含む。伝動ケース34bには、エンジン本体34aにおいて発生された動力を後述する後輪38に伝達するための伝達機構(たとえば、Vベルトドライブ式無段変速装置)が収納されている。エアクリーナ34cは、エンジン本体34aに供給される空気を浄化する。なお、図1においては、図面が繁雑になることを避けるために、エアクリーナ34cの一部のみを図示している。
伝動ケース34bの後端部には、車軸36を介して後輪38が回転可能に支持されている。これにより、エンジンユニット34と後輪38とが、上下方向に揺動可能にサイドフレーム18,20に支持されている。自動二輪車10では、エンジンユニット34および後輪38は、上下方向に一体的に揺動する。後輪38および前輪28としては、たとえば、直径が17インチまたは18インチの車輪を用いることができる。
伝動ケース34bの後端部において車軸36よりも上方には、サスペンション40の下端部が図示しない支持軸を介して揺動可能に取り付けられている。サスペンション40の上端部は、支持軸42およびブラケット44を介して、サイドフレーム18の第4部18dに揺動可能に支持されている。ブラケット44は、たとえば、第4部18dに溶接されている。支持軸42は、たとえば、ボルト等の締結具によってブラケット44に固定されている。
図3は、車体フレーム12の後部を示す側面図である。図2および図3を参照して、車体フレーム12の後部には、一対のブラケット46および一対のブラケット48が設けられている。具体的には、サイドフレーム18,20の第3部18c,20cの後端部から第4部18d,20dの前端部へ延びるように一対のブラケット46が設けられ、第4部18d,20dにおいて一対のブラケット46よりも後側に一対のブラケット48が設けられている。
ブラケット46は、その前端部に第1取付部46aを有し、その後端部に第2取付部46bを有する。第1取付部46aは、たとえば第3部18c,20cに溶接され、第2取付部46bは、たとえば第4部18d,20dに溶接されている。ブラケット48は、たとえば第4部18d,20dに溶接されている。
一対の第2取付部46bおよび一対のブラケット48によって燃料タンク50が支持されている。燃料タンク50は、たとえば、ボルトおよびナット等の締結具(図示せず)によって第2取付部46bおよびブラケット48に固定されている。これにより、後輪38(図1参照)の上方において、燃料タンク50が一対のサイドフレーム18,20に支持されている。燃料タンク50の左右方向における幅は、後方ほど小さくなっている。燃料タンク50の詳細は後述する。
図2および図3を参照して、クロスパイプ22の中央部から上方に延びるように、ブラケット52が設けられている。ブラケット52は、たとえばクロスパイプ22に溶接されている。図2(b)および図3を参照して、燃料タンク50の前方においてブラケット52および一対の第1取付部46aに収納ボックス54が支持されている。収納ボックス54は、ボルトおよびナット等からなる複数の締結具56(図2(b)参照)によってブラケット52および第1取付部46aに固定されている。これにより、収納ボックス54がブラケット52、クロスパイプ22および第1取付部46aを介して一対のサイドフレーム18,20に支持されている。
図2(b)および図3を参照して、収納ボックス54は、第1収納部54aおよび第2収納部54bを含む。第1収納部54aは、収納ボックス54の前端部から左右方向に拡がりつつ後方に延びている。第1収納部54aには、たとえば、ヘルメット等の比較的大きな荷物が収納される。第2収納部54bは、燃料タンク50の前端部の上方に位置するように、収納ボックス54の後端部に設けられる。第2収納部54bの容積は第1収納部54aの容積よりも小さく、第2収納部54bには、たとえば工具等の比較的小さな荷物が収納される。
図1を参照して、ハンドル30を覆うようにハンドルカバー56が設けられている。ヘッドパイプ14およびメインフレーム16の前方を覆うようにフロントカバー部58が設けられている。フロントカバー部58は、フロントカバー58aおよびフロントカバー58aの前端部に設けられるヘッドライト58bを含む。フロントカバー部58の上下方向における略中央部は、前方に向かって屈曲している。ヘッドパイプ14およびメインフレーム16の後方を覆うようにレッグシールド60が設けられている。なお、ハンドルカバー56の上端とフロントカバー部58の前端(この実施形態では、ヘッドライト58bの前端)との間の上下方向における距離Dは、前輪28の直径よりも小さい。
フロントカバー58aおよびレッグシールド60の下端部から後方に延びかつ一対の第1部18a,20aの側方(左右方向)および上方を覆うようにフートボード62が設けられている。フートボード62の少なくとも一部は、車軸26と車軸36とを結ぶ直線L1よりも下方に位置している。第1部18a,20aの下方を覆うように、アンダーカバー64が設けられている。フートボード62の後端部から上方斜め後方に延びるようにサイドカバー66が設けられている。一対のサイドフレーム18,20の第2部18b,20b、第3部18c,20c、および第4部18d,20d、ならびにクロスパイプ22の側方(左右方向)は、サイドカバー66によって覆われている。燃料タンク50および収納ボックス54は、平面視においてサイドカバー66の内側に設けられている。なお、側面視において、サイドカバー66と後輪38とは重なっていない。
一対の第4部18d,20dおよび燃料タンク50の下方を覆うように下部カバー67が設けられている。下部カバー67の左右方向における中央部(図示せず)は、後輪38の形状に沿って上方に向かって凸となるように湾曲している。
燃料タンク50および収納ボックス54の上方を覆うように、乗車用シート68(以下、シート68と略記する。)が設けられている。シート68の前端部は、収納ボックス54の前端部に支持軸70を介して回動可能に設けられている。これにより、シート68が支持軸70を介して上下方向に揺動可能になっている。すなわち、シート68が開閉可能に設けられている。
燃料タンク50の後方に、シート68の後端部を固定するシートロック機構72が設けられている。シートロック機構72によるシート68の固定は、たとえば、ライダーが自動二輪車10のメインスイッチ(図示せず)を操作することによって解除することができる。これにより、シート68を開くことができる。
図4は、燃料タンク50を示す右側面図であり、図5は、燃料タンク50を示す正面図であり、図6は、燃料タンク50を示す端面図解図である。また、図7は、車体フレーム12の後部、燃料タンク50および収納ボックス54を示す底面図であり、図7(a)は、燃料タンク50に後述するポンプユニット96が取り付けられていない状態を示す図であり、図7(b)は、燃料タンク50にポンプユニット96が取り付けられた状態を示す図である。なお、図6には、図7(b)のA−A線で切断した場合の燃料タンク50の端面が示されている。また、図5〜図7には、燃料タンク50の左右方向における中心位置が、二点鎖線Cで示されている。自動二輪車10においては、燃料タンク50の左右方向における中心位置と、自動二輪車10の左右方向における中心位置が略一致している。以下の説明では、燃料タンク50の左右方向における中心を中心Cと称する。また、図7(a)には、自動二輪車10の前後方向に延びかつサイドフレーム20(第4部20d)の後端の最も内側の位置P1を通る直線が二点鎖線L2で示されている。直線L2は、自動二輪車10の中心線Cに対して平行な線である。
図3を参照して、燃料タンク50は、サイドフレーム18,20の第4部18d,20dの上方に設けられるタンク上部74、および第4部18d,20dの間を通って第4部18d,20dよりも下方に突出するタンク下部76を含む。タンク上部74の前端部は、収納ボックス54の第2収納部54bを避けるように下方に凹んでいる。図3〜図6を参照して、タンク上部74は、その下端部において外側に向かって拡がるフランジ部74aを含み、タンク下部76は、その上端部において外側に向かって拡がるフランジ部76aを含む。フランジ部74aは、側面視においてサイドフレーム18,20に沿った形状を有している。同様に、フランジ部76aは、側面視においてサイドフレーム18,20に沿った形状を有している。この実施形態では、フランジ部74aおよびフランジ部76aは、上方に向かって傾斜するようにサイドフレーム18,20に沿って前から後ろに延びている。
フランジ部74aの外縁の形状およびフランジ部76aの外縁の形状は略等しい。フランジ部74aおよびフランジ部76aは、たとえば溶接によって互いに固定されている。フランジ部74aおよびフランジ部76aは、ブラケット46(図2参照)およびブラケット48(図2参照)に固定されている。
図2および図3を参照して、タンク上部74の後部において上方に向かって開口するように燃料供給口74bが設けられ、燃料供給口74bを塞ぐようにキャップ74cが設けられている。
図4〜図6を参照して、タンク下部76は、フランジ部76aから下方に延びる側壁部76bおよびフランジ部76aの下端部に接続される底部76cをさらに含む。
図3、図4および図7を参照して、側壁部76bは、左右方向に延びかつやや後側に傾くように上から下に延びる前壁部78、前壁部78の左端部から内側(中心C側)に傾きつつ後方に延びる左側壁部80(図3および図7参照)、前壁部78の右端部から内側(中心C側)に傾きつつ後方に延びる右側壁部82(図4および図7参照)、および左右方向に延びかつやや後側に傾くように上から下に延びる後壁部84を含む。図3および図7を参照して、左側壁部80の後端部には、内側に向かって凹むように湾曲する湾曲部80aが設けられている。湾曲部80aは、サスペンション40(図1参照)および支持軸42を避けるように湾曲している。
図3〜図7を参照して、底部76cは、第1底部86、第2底部88(図4〜図7参照)、第3底部90(図3〜図5および図7参照)および第4底部92(図3〜図5および図7参照)を含む。
図3〜図7を参照して、第1底部86は、平坦かつ略水平に形成されている。図3〜図5を参照して、第1底部86は、燃料タンク50において最も低い位置に設けられている。図5〜図7を参照して、第1底部86は、燃料タンク50の中心Cよりも一方側(この実施形態では左側)に設けられている。
図4〜図7を参照して、第2底部88は、平坦かつ略水平に形成されている。図4〜図6を参照して、第2底部88は第1底部86よりも上方に設けられている。図5〜図7を参照して、第2底部88は、第1底部86の他方側(この実施形態では右側)に設けられている。第2底部88は、燃料タンク50の左右方向における中心C上に設けられている。より具体的には、第2底部88は、中心Cよりも一方側(この実施形態では左側)から中心Cよりも他方側(この実施形態では右側)まで延びている。図7(a)を参照して、第2底部88は、燃料タンク50の幅がより広い燃料タンク50の前部に設けられている。この実施形態では、第2底部88は、下方から見た場合に、サイドフレーム20(第4部20d)の後端の最も内側の位置P1を通る直線L2に重なっている。図6および図7(a)を参照して、第2底部88は、その略中央部に円形の開口88aを有している。
図3、図4および図7を参照して、第3底部90は、第1底部86および第2底部88の後方に設けられかつ上方に向かって傾斜するように前から後ろに延びている。図3〜図5および図7を参照して、第3底部90は、左右方向における中央部において上方に向かって凹む凹部90aを有している。凹部90aは、上述の下部カバー67(図1参照)の形状(後輪38の形状)に沿って、正面視において略円弧状に湾曲している。
図5を参照して、第2底部88は、正面視において第3底部90の凹部90aに重なるように形成されている。すなわち、凹部90aを前方に延長した位置に第2底部88の一部が設けられている。図4および図5を参照して、第2底部88は、第3底部90の下端よりも上方に設けられている。
図3〜図5を参照して、第4底部92は、平坦かつ略水平に形成されている。図4、図5および図7を参照して、第4底部92は、第1底部86よりも前方でかつ第2底部88の一方側(この実施形態では左側)に設けられている。図4および図5を参照して、第4底部92は、第1底部86よりも上方かつ第2底部88よりも下方に設けられている。
図6および図7(a)を参照して、開口88aの外縁を覆うように、第2底部88の下面に連結部材94が設けられている。図6を参照して、連結部材94は、開口88aに挿通される円筒状の筒部94a、および筒部94aの下端部から外側に延びるフランジ部94bを含む。フランジ部94bは、第2底部88の下面に固定されている。第2底部88と連結部材94との間には、たとえばOリング等の封止部材(図示せず)が設けられている。これにより、燃料タンク50内の燃料が第2底部88と連結部材94との間から漏れ出すことが防止されている。図7(a)を参照して、連結部材94は、燃料タンク50の幅がより広い燃料タンク50の前部に設けられている。この実施形態では、連結部材94は、燃料タンク50の左右方向における中心C上に位置している。また、連結部材94は、下方から見た場合に、サイドフレーム20(第4部20d)の後端の最も内側の位置P1を通る直線L2に重なっている。
図6および図7(b)を参照して、フランジ部94bにポンプユニット96が取り付けられている。図6を参照して、ポンプユニット96は、フランジ部94bに固定される略円板状のフランジ部96a、筒部94a内を通るようにフランジ部96aから上方に延びる略円柱状の台座部96b、台座部96b上に設けられるポンプ本体96c、ポンプ本体96cから側方(この実施形態では左側)に延びる平面視略短冊状の吸入部96d、フランジ部96aから下方に突出するように設けられる略L字状の吐出部96e、およびフランジ部96aから下方に突出するコネクタ部96fを含む。連結部材94とポンプユニット96との間には、たとえばOリング等の封止部材(図示せず)が設けられている。これにより、燃料タンク50内の燃料が連結部材94とポンプユニット96との間から漏れ出すことが防止されている。
吸入部96dは、第2底部88の側方(この実施形態では左側)に設けられている。より具体的には、吸入部96dは、第1底部86の上方に設けられている。吐出部96eの下端は、燃料タンク50の下端(この実施形態では第1底部86の下面)よりも下方に位置している。
吐出部96eは、フランジ部96a内および台座部96b内を通ってポンプ本体96cに連通している。ポンプ本体96cは、図示しない動力発生装置(たとえば電動モータ)を含み、燃料タンク50内の燃料を吸入部96dから吸入し、吐出部96eから吐出する。ポンプ本体96cの動力発生装置には、エンジン本体34a(図1参照)に設けられた発電機(図示せず)において生成された電力がコネクタ部96fを介して供給される。これにより、ポンプ本体96cが駆動される。
図7(b)を参照して、吐出部96eには、略L字状の連結管98を介して燃料ホース100が連結されている。図3および図7(b)を参照して、燃料ホース100には、複数(この実施形態では2つ)の略円筒状の保持部材102が設けられている。保持部材102は、図示しない支持部材を介して車体フレーム12に支持されている。これにより、燃料ホース100を所望の位置に配置することができる。
図3および図7(b)を参照して、燃料ホース100は、吐出部96e(連結管98)から燃料タンク50の第4底部92の下方を通って一方向(この実施形態では左方向)に延び、その後、サイドフレーム18に沿って斜め下方に延びている。図3を参照して、燃料ホース100の一端は、エンジン本体34a(図1参照)に燃料を供給するための燃料噴射装置104に連結されている。燃料タンク50内の燃料は、ポンプユニット96によって吐出され、燃料ホース100を介して燃料噴射装置104に供給される。燃料噴射装置104は、燃料タンク50から供給された燃料をエンジン本体34a内に噴射する。
自動二輪車10においては、車軸26が前輪の回転軸として機能し、車軸36が後輪の回転軸として機能する。
以下、自動二輪車10の作用効果を説明する。
自動二輪車10では、ポンプユニット96の吐出部96eが燃料タンク50の底部76cから下方に突出している。それにより、燃料タンク50よりも下方に設けられるエンジン本体34a(燃料噴射装置104)に燃料を供給するための燃料ホース100を、燃料タンク50の下方においてポンプユニット96の吐出部96eに連結することができる。この場合、燃料タンク50の上方から燃料タンク50の下方に燃料ホース100を延ばす必要がないので、燃料タンク50または収納ボックス54に燃料ホース100を通すための切欠きを形成しなくてよい。それにより、燃料タンク50および収納ボックス54の容量が低下することを防止できる。
また、燃料タンク50の底部76cは、第1底部86、第2底部88および第3底部90を含み、第3底部90は、第1底部86および第2底部88の後方に設けられかつ上方に向かって傾斜するように前から後ろに延びている。そして、第3底部90の左右方向における中央部には、上方に向かって凹む凹部90aが設けられている。このように、自動二輪車10の燃料タンク50は、従来の燃料タンクと同様に、底部76cに凹部90aを有しているので、シート68の高さを高くすることなく、燃料タンク50と後輪38との間に十分なクリアランスを確保することができる。これにより、自動二輪車10の上下方向の大きさを従来の自動二輪車と同等の大きさに維持することができる。
また、第2底部88は第1底部86の他方側(この実施形態では右側)において第1底部86よりも上方に設けられている。そして、第2底部88は、燃料タンク50の左右方向における中心Cよりも一方側(この実施形態では左側)まで延びている。この場合、第1底部86よりも高い第2底部88の一部を後輪38の上方に配置できるので、底部76cと後輪38との間に十分なクリアランスを確保することができる。また、第2底部88には、ポンプユニット96が取り付けられる。したがって、第2底部88の一部は、燃料タンク50と後輪38との間に十分なクリアランスを確保するために用いられるとともに、燃料タンク50にポンプユニット96を取り付けるためにも用いられる。言い換えると、ポンプユニット96は、第2底部88と後輪38との間に必要となるクリアランスの確保を阻害しない範囲において、上述のクリアランスを確保するための部分を利用して取り付けることができる。このように、自動二輪車10では、燃料タンク50と後輪38との間にクリアランスを確保するための形状を利用して、ポンプユニット96を取り付けるための面積を燃料タンク50の底部76cに確保することができる。それにより、燃料タンク50の容積の削減量を抑制しつつ、ポンプユニット96を取り付けるための十分な面積を燃料タンク50の底部76cに確保することができる。
以上の結果、シート68の高さが高くなることを抑制しつつ、燃料タンク50および収納ボックス54の容量を確保できる。
また、燃料タンク50の左右方向における幅が後方ほど小さくなっている。この場合、自動二輪車10の後部において、一対のサイドフレーム18,20の後部の間隔を小さくできる。それにより、自動二輪車10の後部の幅が大きくなることを抑制できる。
また、燃料ホース100が燃料タンク50の底部76cの下方を通って一方側に延びているので、収納ボックス54の後端部に燃料ホース100を通すための構成(たとえば切欠き等)を設けなくてよい。それにより、収納ボックス54の容量を十分に確保できる。
また、自動二輪車10では、燃料ホース100を通すための領域を燃料タンク50の下方に確保するために、燃料タンク50の底部76cに第4底部92が設けられている。ここで、第4底部92は、第1底部86よりも上方でかつ第2底部88よりも下方に設けられている。この場合、燃料ホース100を通すための領域を第4底部92の下方に確保しつつ、第4底部92の位置が高くなり過ぎることを防止できる。それにより、燃料タンク50の容量が低下することを十分に抑制できる。
また、ポンプユニット96の吸入部96dは、第1底部86の上方に設けられている。ここで、第1底部86は、燃料タンク50において最も低い位置に設けられるので、燃料タンク50内の燃料の残量が少ない場合でも、燃料タンク50内の燃料は第1底部86上に集まりやすい。したがって、第1底部86の上方に吸入部96dを配置することによって、燃料タンク50内の燃料の残量が少ない場合でも、ポンプユニット96によって効率よく燃料を吸入することができる。
また、ポンプユニット96の吸入部96dが、燃料タンク50内において燃料タンク50の中心Cよりも一方側(この実施形態では左側)に設けられている。したがって、自動二輪車10がサイドスタンド32によって支持されることによって、燃料タンク50内において燃料が一方側(左側)に偏っている場合でも、吸入部96dにおいて十分に燃料を吸入することができる。
また、自動二輪車10では、収納ボックス54の後端部(第2収納部54b)が燃料タンク50の前端部の上方に配置されるので、収納ボックス54の前端部から燃料タンク50の後端部までの長さを短くすることができる。それにより、自動二輪車10の小型化が容易になる。
また、自動二輪車10では、燃料タンク50の後方にシートロック機構72が設けられるので、燃料タンク50をより前方に配置することができる。それにより、燃料タンク50と収納ボックス54とを近接して配置することができる。その結果、自動二輪車10の前後方向の長さを容易に短くすることができる。
上述の実施形態では略円筒形状のサイドフレーム18,20について説明したが、一対のサイドフレームの形状は上述の例に限定されない。たとえば、一対のサイドフレームがそれぞれ、略角筒形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレームのうちの一方が略円筒形状を有し、他方が略角筒形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレームが、略円柱形状または略角柱形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレームは左右対称形状であってもよく、左右非対称形状であってもよい。
また、上述の実施形態では、第1底部86、第2底部88および第4底部92はそれぞれ、平坦かつ略水平に形成されていたが、第1底部、第2底部および第4底部の形状は上述の例に限定されない。たとえば、第1底部、第2底部または第4底部が傾斜していてもよい。また、第1底部、第2底部または第4底部が凹凸を有していてもよい。また、第1底部、第2底部または第4底部が湾曲していてもよい。
また、上述の実施形態では、第4底部92を有する燃料タンク50について説明したが、燃料タンクが第4底部を有していなくてもよい。この場合、燃料タンク50において第4底部92が設けられている部分を第1底部とすることによって、燃料タンクの容量をさらに大きくすることができる。
また、上述の実施形態では、第2収納部54bを有する収納ボックス54について説明したが、収納ボックスが第2収納部を有していなくてもよい。この場合、燃料タンクのタンク上部の前端部は、下方に凹んでいなくてよもよい。
また、上述の実施形態では、ヘッドライト58bを有するフロントカバー部58について説明したが、フロントカバー部にヘッドライトが設けられていなくてもよい。
なお、上記においては、この発明をスクータ型の自動二輪車10に適用した場合について説明したが、この発明は図8に示すアンダーボーン型の自動二輪車10aにも適用できる。
図8を参照して、自動二輪車10aは、車体フレーム106を含む。車体フレーム106は、ヘッドパイプ108、メインフレーム110、左右に配置される一対の下部フレーム112、およびサイドフレーム114a,114bを含む。
ヘッドパイプ108は、車体フレーム106の前端部の車幅方向中央に設けられている。メインフレーム110は、ヘッドパイプ108から下方やや後方に延びている。一対の下部フレーム112は、メインフレーム110の下端部から互いに左右に離れつつ後方に向かって延びている。一対の下部フレーム112の後端部を連結するように、左右に延びるクロスメンバ116が設けられている。
サイドフレーム114aは、下部フレーム112よりも上方においてメインフレーム110から後方斜め上方に延びている。サイドフレーム114aは、自動二輪車10aの左右方向における中心よりも左側に設けられている。サイドフレーム114bは、クロスメンバ116から上方やや後方に延びた後、後方に屈曲し、サイドフレーム114aと同様に後方斜め上方に延びている。サイドフレーム114bは、自動二輪車10aの左右方向における中心よりも右側に設けられている。
フロントフォーク118は、左右操向可能にヘッドパイプ108によって支持されている。フロントフォーク118の下端部には、車軸120を介して前輪122が回転可能に支持されている。フロントフォーク118の上端部には、ハンドル124が取り付けられている。
一方(この実施形態では左側)の下部フレーム112には、サイドスタンド126が取り付けられている。サイドスタンド126は、自動二輪車10aがやや左側に傾くように自動二輪車10aを支持する。
一対の下部フレーム112の後端部には、後方に延びるエンジンユニット128が取り付けられている。エンジンユニット128は、図示しない揺動軸を介して上下方向に揺動可能に下部フレーム112に支持されている。すなわち、エンジンユニット128は、ユニットスイングタイプのエンジンユニットである。
エンジンユニット128は、エンジン本体128aおよび伝動ケース128bを含む。伝動ケース128bには、エンジン本体128aにおいて発生された動力を後述する後輪132に伝達するための伝達機構(たとえば、Vベルトドライブ式無段変速装置)が収納されている。
伝動ケース128bの後端部には、車軸130を介して後輪132が回転可能に支持されている。これにより、エンジンユニット128と後輪132とが、上下方向に揺動可能に下部フレーム112に支持されている。自動二輪車10aでは、エンジンユニット128および後輪132は、上下方向に一体的に揺動する。後輪132および前輪122としては、自動二輪車10の後輪38および前輪28と同様の車輪を用いることができる。
燃料タンク134および収納ボックス136がサイドフレーム114a,114bに支持されている。燃料タンク134の底部には、燃料タンク50(図7参照)の第1底部86、第2底部88、第3底部90および第4底部92と同様の構成の第1底部、第2底部、第3底部および第4底部が設けられている。なお、第1底部、第2底部、第3底部および第4底部の大きさ等は、自動二輪車10aの各構成要素の形状に応じて適宜変更されている。収納ボックス136の後端部は燃料タンク134の前端部の上方に配置されている。
なお、図示は省略するが、燃料タンク134には、自動二輪車10の燃料タンク50と同様に、ポンプユニット96(図6参照)および燃料ホース100(図3参照)が取り付けられている。また、自動二輪車10aは、自動二輪車10と同様に、燃料噴射装置104(図3参照)を備えている。
ハンドル124を覆うようにハンドルカバー138が設けられている。ヘッドパイプ108およびメインフレーム110の前方を覆うようにフロントカバー部140が設けられている。ハンドルカバー138の上端とフロントカバー部140の前端との間の上下方向における距離は、前輪122の直径よりも小さい。ヘッドパイプ108およびメインフレーム110の後方を覆うようにレッグシールド141が設けられている。
フロントカバー部140およびレッグシールド141の下端部から後方に延びかつ一対の下部フレーム112の側方(左右方向)を覆うようにフートボード142が設けられている。フートボード142の少なくとも一部は、車軸120と車軸130とを結ぶ直線L3よりも下方に位置している。
フートボード142から上方斜め後方に延びるようにサイドカバー144が設けられている。サイドフレーム114a,114bの側方(左右方向)は、サイドカバー144によって覆われている。燃料タンク134および収納ボックス136は、平面視においてサイドカバー144の内側に設けられている。
燃料タンク134および収納ボックス136の上方を覆うように、乗車用シート146(以下、シート146と略記する。)が設けられている。シート146の前端部は、収納ボックス136の前端部に支持軸(図示せず)を介して回動可能に設けられている。これにより、シート146が開閉可能に設けられている。なお、図示していないが、燃料タンク134の後方には、自動二輪車10のシートロック機構72(図1参照)と同様の構成のシートロック機構が設けられている。
自動二輪車10aにおいては、車軸120が前輪の回転軸として機能し、車軸130が後輪の回転軸として機能する。
このようなアンダーボーン型の自動二輪車10aにおいても、自動二輪車10と同様の効果が得られる。
なお、一対のサイドフレーム114a,114bは、略円筒形状を有してもよく、略角筒形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレーム114a,114bのうちの一方が略円筒形状を有し、他方が略角筒形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレーム114a,114bが、略円柱形状または略角柱形状を有していてもよい。
なお、上記においては、この発明をユニットスイングタイプのエンジンユニット34,128を備えた自動二輪車10,10aに適用した場合について説明したが、この発明は、図9に示す自動二輪車10bにも適用できる。
図9を参照して、自動二輪車10bは、車体フレーム148を含む。車体フレーム148は、ヘッドパイプ150、メインフレーム152、および左右に配置される一対のサイドフレーム154を含む。
ヘッドパイプ150は、車体フレーム148の前端部の車幅方向中央に設けられている。メインフレーム152は、ヘッドパイプ150から下方やや後方に延びている。一対のサイドフレーム154は、メインフレーム152から後方斜め上方に延びている。
フロントフォーク156は、左右操向可能にヘッドパイプ150によって支持されている。フロントフォーク156の下端部には、車軸158を介して前輪160が回転可能に支持されている。フロントフォーク156の上端部には、ハンドル162が取り付けられている。
メインフレーム152にエンジンユニット164が懸架支持されている。エンジンユニット164は、エンジン本体164aを含む。エンジンユニット164は、メインフレーム152に固定されている。すなわち、エンジンユニット164は、リジットタイプのエンジンユニットである。
エンジン本体164aの後端部に、後方に延びるリヤアーム165が上下方向に揺動可能に支持されている。リヤアーム165の後端部には、車軸166を介して後輪168が回転可能に支持されている。これにより、リヤアーム165と後輪168とが、エンジンユニット164を介して上下方向に揺動可能にメインフレーム152に支持されている。自動二輪車10bでは、リヤアーム165および後輪168は、上下方向に一体的に揺動する。後輪168および前輪160としては、自動二輪車10の後輪38および前輪28と同様の車輪を用いることができる。なお、エンジンユニット164は、伝動ケースを有さず、後輪168はチェーン駆動される。
エンジンユニット164の下方に、サイドスタンド170が設けられている。サイドスタンド170は、自動二輪車10bがやや左側に傾くように自動二輪車10bを支持する。
燃料タンク172および収納ボックス174が一対のサイドフレーム154に支持されている。燃料タンク172の底部には、燃料タンク50(図7参照)の第1底部86、第2底部88、第3底部90および第4底部92と同様の構成の第1底部、第2底部、第3底部および第4底部が設けられている。なお、第1底部、第2底部、第3底部および第4底部の大きさ等は、自動二輪車10bの各構成要素の形状に応じて適宜変更されている。収納ボックス174の後端部は燃料タンク172の前端部の上方に配置されている。
なお、図示は省略するが、燃料タンク172には、自動二輪車10の燃料タンク50と同様に、ポンプユニット96(図6参照)および燃料ホース100(図3参照)が取り付けられている。また、自動二輪車10bは、自動二輪車10と同様に、燃料噴射装置104(図3参照)を備えている。
ハンドル162を覆うようにハンドルカバー176が設けられている。ヘッドパイプ150およびメインフレーム152の前方を覆うようにフロントカバー部178が設けられている。ヘッドパイプ150およびメインフレーム152の後方を覆うようにレッグシールド180が設けられている。
レッグシールド180の下端部から上方斜め後方に延びるようにサイドカバー182が設けられている。一対のサイドフレーム154の側方(左右方向)は、サイドカバー182によって覆われている。燃料タンク172および収納ボックス174は、平面視においてサイドカバー182の内側に設けられている。
燃料タンク172および収納ボックス174の上方を覆うように、乗車用シート184(以下、シート184と略記する。)が設けられている。シート184の前端部は、収納ボックス174の前端部に支持軸(図示せず)を介して回動可能に設けられている。これにより、シート184が開閉可能に設けられている。なお、図示していないが、燃料タンク172の後方には、自動二輪車10のシートロック機構72(図1参照)と同様の構成のシートロック機構が設けられている。
このようなリジットタイプのエンジンユニット164を備えた自動二輪車10bにおいても、自動二輪車10と同様の効果が得られる。
なお、一対のサイドフレーム154は、略円筒形状を有してもよく、略角筒形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレーム154のうちの一方が略円筒形状を有し、他方が略角筒形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレーム154が、略円柱形状または略角柱形状を有していてもよい。また、一対のサイドフレームは左右対称形状であってもよく、左右非対称形状であってもよい。
10,10a,10b 自動二輪車
12,106,148 車体フレーム
18,20,114a,114b,154 サイドフレーム
34,128,164 エンジンユニット
50,134,172 燃料タンク
54,136,174 収納ボックス
66,144,182 サイドカバー
68,146,184 乗車用シート
86 第1底部
88 第2底部
90 第3底部
92 第4底部
96 ポンプユニット
100 燃料ホース
104 燃料噴射装置

Claims (10)

  1. 前輪および後輪と、
    前記後輪よりも上方を通るように左右に並んで配置される一対のサイドフレームと、
    前記一対のサイドフレームの側方を覆うサイドカバーと、
    前記サイドカバーの内側において前記一対のサイドフレームに支持される収納ボックスと、
    前記サイドカバーの内側でかつ前記収納ボックスの後方において前記一対のサイドフレームに支持される燃料タンクと、
    前記燃料タンクおよび前記収納ボックスの上方を覆うように設けられる乗車用シートと、
    前記燃料タンクよりも下方に設けられるエンジンと、
    燃料を吐出するための吐出部が前記燃料タンクの底部から下方に突出するように前記燃料タンクの底部に取り付けられるポンプユニットとを備え、
    前記燃料タンクは前記後輪の上方に設けられ、
    前記燃料タンクの前記底部は、前記燃料タンクの左右方向における中心よりも一方側に設けられる第1底部と、左右方向において前記第1底部の他方側に設けられかつ前記第1底部よりも上方に設けられる第2底部と、前記第1底部および前記第2底部の後方に設けられかつ上方に向かって傾斜するように前から後ろに延びる第3底部とを含み、
    前記第2底部は、少なくとも前記中心よりも前記一方側まで延び、
    前記第3底部は、左右方向における中央部において上方に向かって凹む凹部を有し、
    前記ポンプユニットは、前記第2底部に取り付けられる、自動二輪車。
  2. 側面視において、前記サイドカバーと前記後輪とが重なっていない、請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 側面視において、前記吐出部の下端は前記燃料タンクの下端よりも下方に位置する、請求項1または2に記載の自動二輪車。
  4. 前記燃料タンクの左右方向における幅が後方ほど小さくなる、請求項1から3のいずれかに記載の自動二輪車。
  5. 前記吐出部に連結される燃料ホースをさらに備え、前記燃料ホースは前記底部の下方を通って前記一方側に延びる、請求項1から4のいずれかに記載の自動二輪車。
  6. 前記底部は、前記第1底部よりも前方でかつ前記第2底部の一方側に設けられる第4底部をさらに含み、前記第4底部は前記第1底部よりも上方でかつ前記第2底部よりも下方に設けられ、前記燃料ホースは前記第4底部の下方を通って前記一方側に延びる、請求項5に記載の自動二輪車。
  7. 前記ポンプユニットは、前記燃料タンク内の燃料を吸入するための吸入部をさらに含み、
    前記吸入部は、前記第1底部の上方に設けられる、請求項1または6に記載の自動二輪車。
  8. 当該自動二輪車を支持するためのサイドスタンドをさらに備え、
    前記ポンプユニットは、前記燃料タンク内の燃料を吸入するための吸入部をさらに含み、
    前記サイドスタンドは、当該自動二輪車が前記一方側に傾くように当該自動二輪車を支持し、
    前記吸入部は、前記燃料タンク内において前記燃料タンクの前記中心よりも一方側に設けられる、請求項1から6のいずれかに記載の自動二輪車。
  9. 前記サイドカバーよりも前方に設けられるフートボードをさらに備え、前記フートボードの少なくとも一部は、前記前輪の回転軸と前記後輪の回転軸とを結ぶ直線よりも下方に位置する、請求項1から8のいずれかに記載の自動二輪車。
  10. ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプに支持されるフロントフォークと、前記フロントフォークの上端部に取り付けられるハンドルと、前記ヘッドパイプの前方を覆うフロントカバー部と、前記ハンドルを覆うハンドルカバーとをさらに備え、
    前記フロントカバー部の前端部と前記ハンドルカバーの上端部との間の上下方向における距離は、前記前輪の直径よりも小さい、請求項1から9のいずれかに記載の自動二輪車。
JP2010263728A 2010-11-26 2010-11-26 自動二輪車 Pending JP2012111417A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010263728A JP2012111417A (ja) 2010-11-26 2010-11-26 自動二輪車
BRPI1105625-8A BRPI1105625B1 (pt) 2010-11-26 2011-11-17 Motocicleta
MYPI2011005549A MY156133A (en) 2010-11-26 2011-11-17 Motorcycle
ES11190660.8T ES2451367T3 (es) 2010-11-26 2011-11-25 Motocicleta
EP11190660.8A EP2457814B1 (en) 2010-11-26 2011-11-25 Motorcycle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010263728A JP2012111417A (ja) 2010-11-26 2010-11-26 自動二輪車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012111417A true JP2012111417A (ja) 2012-06-14

Family

ID=45065769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010263728A Pending JP2012111417A (ja) 2010-11-26 2010-11-26 自動二輪車

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2457814B1 (ja)
JP (1) JP2012111417A (ja)
BR (1) BRPI1105625B1 (ja)
ES (1) ES2451367T3 (ja)
MY (1) MY156133A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10882577B2 (en) 2018-08-31 2021-01-05 Honda Motor Co., Ltd. Saddled vehicle

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008895A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP6170517B2 (ja) * 2015-03-26 2017-07-26 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の燃料タンク

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4176456B2 (ja) 2002-11-29 2008-11-05 本田技研工業株式会社 自動二輪車における燃料系配置構造
JP4329499B2 (ja) * 2003-11-06 2009-09-09 スズキ株式会社 スクーター型自動二輪車の燃料供給装置
JP5046992B2 (ja) * 2008-02-22 2012-10-10 本田技研工業株式会社 車両の燃料ポンプカバー構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10882577B2 (en) 2018-08-31 2021-01-05 Honda Motor Co., Ltd. Saddled vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
EP2457814A2 (en) 2012-05-30
EP2457814B1 (en) 2014-02-26
BRPI1105625A2 (pt) 2013-05-28
BRPI1105625B1 (pt) 2020-03-24
MY156133A (en) 2016-01-15
EP2457814A3 (en) 2012-12-12
ES2451367T3 (es) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI417215B (zh) 機車
JP4077173B2 (ja) スクータ型車両
US9765731B2 (en) Canister arrangement structure for saddle-ride type vehicle
CN101925506B (zh) 踏板型车辆
JP2010179744A (ja) 自動二輪車
US7997622B2 (en) Saddle-ride type four-wheeled vehicle
JP2014043189A (ja) 鞍乗り型車両の収納部構造
JP2006088895A (ja) 鞍乗型車両
EP1304283B1 (en) Scooter type motor cycle
JP4739038B2 (ja) 自動二輪車のリヤクッション配置構造
JP2012111417A (ja) 自動二輪車
CN102001385A (zh) 鞍乘型车辆的车体罩结构
JP5841032B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5824017B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2002331977A (ja) スクータ型車両
JP2009179235A (ja) 自動2輪車のリアフレーム取付構造
JP6649971B2 (ja) 鞍乗り型車両
WO2021172422A1 (ja) 鞍乗型車両
JP2011031872A (ja) 自動二輪車
JP2019137285A (ja) 鞍乗り型車両
JP2007326507A (ja) 自動二輪車
JP6303309B2 (ja) 自動二輪車
CN101818706B (zh) 空气滤清器箱构造
JP6184437B2 (ja) 自動二輪車
JPWO2019117239A1 (ja) 鞍乗り型車両