JP2012110432A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動役物を待機位置と作動位置との間でスムーズに往復移動させて停止時のふらつきも抑制できる遊技機を提供する。
【解決手段】演出表示装置25の上方に配置されたベース部材60と、ベース部材60にピン65を軸支部として回転可能に支持された一対の回転板63と、両回転板63を互いに逆向きに同期回転させるモータ62と、両回転板63の回転に連動して待機位置と作動位置との間を往復移動する一対の第2可動役物61と、両回転板63とベース部材60との間にそれぞれ張架された一対の引張コイルばね64とを備え、引張コイルばね64の両端に形成されたフック部64a,64bをベース部材60と回転板63のボス60a,63aにそれぞれ回転可能に掛止めすると共に、これら両フック部64a,64bを結ぶ仮想線Qが回転板63の回転に伴ってピン65を横切るように設定した。
【選択図】図15

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、電子抽選の結果を遊技者に示唆または報知することができる可動役物装置を演出表示装置の周囲に備えた遊技機に関するものである。
遊技機の一例であるパチンコ機の中には、遊技盤の遊技領域に演出表示装置や始動入賞口を設け、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機に電子抽選を行い、その抽選結果に基づいて演出表示装置が図柄の変動表示および停止表示を行うようにした機種が存在する。電子抽選の抽選結果には当たり(当選)とハズレ(非当選)があり、抽選結果が当たりの場合には、演出表示装置の表示画面に所定の特別図柄の組み合わせが表示され、遊技状態が通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、例えばアタッカーを開放動作することによって露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は数多くの賞球を獲得することができる。
この種のパチンコ機において、遊技領域の中央部に配設された装飾枠体の開口内に演出表示装置の表示画面を露出させると共に、キャラクタ類や文字・図形等の意匠が施された可動役物を装飾枠体の適宜位置に配置し、電子抽選で当選していることを可動役物の可動態様によって遊技者に示唆または報知するようにした可動役物装置が広く採用されている。従来より、かかる可動役物装置を備えたパチンコ機として、可動役物を装飾枠体の裏面側の待機位置に収納しておき、この可動役物をモータの駆動力によって表示画面の前方の作動位置に出現させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された可動役物装置では、可動役物の基端側の揺動軸に揺動部材が取り付けられると共に、この揺動部材の先端部に引張コイルばねの一端が掛止めされており、可動役物は引張コイルばねのばね力によって出現方向(作動位置の方向)へ常時付勢されている。また、揺動部材の先端部にローラが軸支されており、このローラはモータの出力軸に固着されたカム体のカム面に当接している。ここで、可動役物が表示画面の前方から隠れて待機位置に収納されているとき、ローラはカム体の中心から最も離れたカム面の最大径部分に当接しているが、この状態でモータを一方向へ回転させると、ローラがカム面の最大径部分を乗り越えて最小径部分へ瞬時に移行するため、可動役物が引張コイルばねの付勢力を受けながら揺動軸を中心に揺動回転して表示画面の前方の作動位置に出現する。また、可動役物が表示画面の前方の作動位置で停止しているときにモータを回転させると、カム体が引張コイルばねの付勢力に抗してローラを押し込み、それに伴ってローラとカム面の接触位置が最小径部分から最大径部分へと徐々に移行するため、可動役物は作動位置から待機位置に向かって揺動回転して再び装飾枠体の裏面側に収納される。
特開2009−240386号公報
前述した従来のパチンコ機(遊技機)においては、引張コイルばねの付勢力によって可動役物を待機位置から作動位置へ移動させるようになっているため、装飾枠体の裏面側に収納されていた可動役物を表示画面の前方に瞬時に出現させることができ、かかる可動役物の可動態様によって遊技者に強いインパクトを与えることができる。しかしながら、可動役物に対する引張コイルばねの付勢方向が常に同じ(出現方向)であるため、可動役物を出現方向とは逆の退避方向へ移動させるときは、引張コイルばねの付勢力に抗してモータを駆動源として回転するカム体でローラを押し込む必要がある。すなわち、可動役物を作動位置へ移動させる引張コイルばねの付勢力と可動役物を待機位置へ移動させるモータの負荷トルクとが比例関係にあるため、ばね力の大きな引張コイルばねを使用することによって、可動役物を大きな付勢力で瞬時に作動位置へ出現させることは可能となるが、その反面、可動役物を待機位置へ戻す際に必要なモータの負荷トルクが増大してしまうという難点がある。また、引張コイルばねが可動役物を常に作動位置の方向へ付勢しているため、作動位置で停止している可動役物のふらつきは引張コイルばねの付勢力によって抑制できるが、待機位置で停止している可動役物のふらつきを引張コイルばねで抑制することはできないという難点もある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、可動役物を待機位置と作動位置との間でスムーズに往復移動させて停止時のふらつきも抑制できる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技に関わる演出画像を表示可能な演出表示装置と、この演出表示装置の周囲に配設されたベース部材と、このベース部材に軸支部を中心に回転可能に支持された回転板と、この回転板を正逆両方向へ回転駆動するモータと、前記回転板の回転に連動して待機位置と作動位置との間を往復移動する可動役物と、前記回転板と前記ベース部材との間に張架された引張コイルばねとを備え、前記引張コイルばねの両端に形成されたフック部を前記回転板と前記ベース部材にそれぞれ回転可能に掛止めすると共に、これら両フック部を結ぶ仮想線が前記回転板の回転に伴って前記軸支部を横切るように設定した。
このように構成された遊技機において、モータを駆動源として回転板が軸支部を中心に回転するとき、回転板とベース部材間に張架された引張コイルばねの両フック部を結ぶ仮想線は回転板の軸支部を横切るように変動し、両フック部と軸支部の3点が同一直線上に重なる位置を境に引張コイルばねの回転板に対する付勢方向が逆になる。そして、可動役物の待機位置おいて引張コイルばねは回転板を一方向へ付勢し、可動役物の作動位置おいて引張コイルばねは回転板を他方向へ付勢するため、比較的低トルクで小型のモータによって可動役物を待機位置と作動位置間でスムーズに移動させることができると共に、待機位置と作動位置のそれぞれの停止位置で可動役物のふらつきを抑制することができる。
上記の構成において、回転板と可動役物とを演出表示装置の中心を通る鉛直線に関して対称な左右位置にそれぞれ配置すると共に、左右一対の回転板がモータを駆動源としてを互いに逆向きに同期回転するようになし、これら回転板の同期回転に伴って一対の可動役物が待機位置と作動位置との間を近接離反方向へ移動するように構成すると、待機位置で近接していた左右一対の可動役物が作動位置に向かって素早い動きで拡がるという可動演出を1つのモータを駆動源として行うことができる。
本発明の遊技機では、モータを駆動源として回転板が軸支部を中心に回転するとき、回転板とベース部材間に張架された引張コイルばねの両フック部を結ぶ仮想線は回転板の軸支部を横切るように変動するが、両フック部と軸支部の3点が同一直線上に重なる位置を境にして引張コイルばねの回転板に対する付勢方向が逆になるため、比較的低トルクで小型のモータによって可動役物を待機位置と作動位置間でスムーズに移動させることができると共に、待機位置と作動位置のそれぞれの停止位置で可動役物のふらつきを抑制することができる。
本発明の実施形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1のパチンコ機に備えられる遊技盤の正面図である。 図3の遊技盤に配置された第1の可動役物装置の斜視図である。 第1の可動役物装置に備えられる第1可動役物の内部構造を示す斜視図である。 第1の可動役物装置の正面図である。 図6のA−A線に沿う拡大断面図である。 第1可動役物がスライド移動した状態を示す第1の可動役物装置の斜視図である。 第1可動役物が自転した状態を示す第1の可動役物装置の正面図である。 図9のB−B線に沿う拡大断面図である。 第1の可動役物装置に備えられるフラットケーブルの説明図である。 図3の遊技盤に配置された第2の可動役物装置の斜視図である。 第2の可動役物装置を裏面側から見た斜視図である。 第2の可動役物装置が待機位置にあるときの背面図である。 第2の可動役物装置が待機位置にあるときの駆動機構の説明図である。 第2の可動役物装置が作動途中状態にあるときの背面図である。 第2の可動役物装置が作動位置にあるときの背面図である。 第2の可動役物装置が作動位置にあるときの駆動機構の説明図である。 第2の可動役物装置の作動状態を示す正面図である。 第1の可動役物装置が待機状態にあるときの遊技盤の説明図である。 第1の可動役物装置が作動状態にあるときの遊技盤の作説明図である。 第1の可動役物装置が作動状態にあるときの遊技盤の作説明図である。 第1および第2の可動役物装置が同時に作動状態にあるときの遊技盤の説明図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1に示すように、本発明の実施形態例に係る遊技機(パチンコ機)は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の内側に収容された後述する遊技盤3と、本体枠2の前面に開閉自在に取り付けられたガラス扉4と、ガラス扉4の下側で本体枠2の前面に開閉自在に取り付けられた前面ボード5と、前面ボード5の右下隅部に取り付けられた発射ハンドル6等を具備しており、前面ボード5には遊技球を収容する受皿7が設けられている。ガラス扉4の中央部には透明なガラス板8が取り付けられており、遊技盤3の前面はこのガラス板8を通して外部から目視可能となっている。また、ガラス扉4の上部にはスピーカ9が左右に1個ずつ取り付けられており、これらスピーカ9から遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。
図2に示すように、遊技盤3は本体枠2の背面側に露出しており、この遊技盤3の背面側には、主制御処理部10、特別図柄表示制御部11、普通図柄表示制御部12、演出制御処理部13、ランプ制御処理部14、音声制御処理部15等が設けられている。その他、本体枠2の背面側には、支払制御処理部16、発射制御処理部17、賞球支払装置18等が設けられており、これらは遊技盤3を包囲する適宜位置に配置されている。
図3に示すように、遊技盤3の前面(盤面)はガイドレール19等によって略円形状に区画され遊技領域20となっており、発射ハンドル6が遊技者によって任意角度に回転操作されると、図示せぬ発射装置が受皿7に保留された遊技球を遊技領域20に向けて連続的に打ち出すようになっている。遊技領域20内の上部中央付近には中央役物ユニット21が配設されており、この中央役物ユニット21は、中央部に矩形状の開口22aを有する装飾ケース22と、装飾ケース22の左右両側壁部に配置された後述する第1の可動役物装置23と、装飾ケース22の上壁部の中央に配置された後述する第2の可動役物装置24とを具備している。また、中央役物ユニット21の裏面側には液晶パネル(LCD)からなる演出表示装置25が配設されており、この演出表示装置25の表示画面25aは装飾ケース22の開口22aから露出している。
装飾ケース22の真下の遊技領域20には上面に入賞孔を有する単純構造の第1始動入賞口26が配設されており、この第1始動入賞口26の右側の遊技領域20には可動片を有する電動チューリップ構造の第2始動入賞口27が配設されている。そして、これら始動入賞口26,27のいずれか一方に遊技球が入賞すると、それを契機として特別図柄に係る電子抽選が行われ、その抽選結果に基づいて演出表示装置25の表示画面25a上で演出用図柄の変動表示および停止表示が行われる。また、装飾ケース22の右側の遊技領域20の下部領域には通過チャッカー28が配設されており、遊技球がこの通過チャッカー28を通過すると、それを契機として普通図柄に係る電子抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合は、通過チャッカー28の下方に位置する第2始動入賞口27の可動片を一時的に駆動して遊技球の入賞を許可するようになっている。
さらに、第1始動入賞口26の真下の遊技領域20にはアタッカー29が配設されており、このアタッカー29によって内部の大入賞口(図示せず)が覆われている。アタッカー29は、第1および第2始動入賞口26,27のいずれか一方に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技状態(特別遊技モード)へ移行した場合に作動される装置である。具体的には、特別図柄の抽選結果が大当たりの場合、演出表示装置25の表示画面25a上に演出用図柄の変動表示を例えば「777」のように特定図柄で停止させると共に、アタッカー29の開閉扉が複数回繰り返し開放動作して大入賞口を露呈させる。アタッカー29は1回の開放動作について例えば30秒経過するまで、あるいは遊技球が大入賞口に例えば10個入賞するまで開放状態を維持し、かかる開放動作を例えば15回繰り返した後に大当たりが終了する。その他、遊技領域20内には、遊技球の流下経路を担う遊技釘(図示省略)と風車30や、遊技球の払い出しのみを行う複数の一般入賞口31等が配設されており、いずれの始動入賞口26,27や一般入賞口31にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域20の最下端部に設けられたアウト口32から遊技盤19の裏面側に排出されるようになっている。
第1および第2の可動役物装置23,24は前述した特別図柄に係る電子抽選の結果を可動役物の可動態様によって遊技者に示唆することができる装置であり、これら2種類の可動役物装置23,24は単独または同時に作動されるようになっている。
まず、第1の可動役物装置23の構成について説明すると、図4〜図10に示すように、第1の可動役物装置23は、装飾ケース22の左右両側壁の近傍に配置された一対の第1可動役物33と、これら第1可動役物33を演出表示装置25の表示画面25aの前方で互いに近接離反する方向(図6の矢印X1−X2方向)へスライド移動させる直線駆動手段34と、両第1可動役物33をそのスライド移動方向と直交する軸線(図6の2点鎖線Y)周りに正逆両方向へ自転させる回転駆動手段35等を備えている。ここで、左右一対の第1可動役物33は演出表示装置25の中心を通る鉛直線に関して対称形状であり、その基本的な構成は同一であるため、以下、左側の第1可動役物33の駆動機構について詳細に説明する。
直線駆動手段34は、装飾ケース22の内部にねじ止め等によって固定された上部ベース部材36および下部ベース部材37と、上部ベース部材36に取り付けられた第1モータ38と、第1モータ38を駆動源として回転する駆動プーリ39と、駆動プーリ39から離反する水平方向へ弾性付勢された従動プーリ40と、これら両プーリ39,40間に張架された無端状ベルト41と、両端が上部ベース部材36に固定されて左右方向へ延びるガイドシャフト42と、ガイドシャフト42に沿って移動可能に支持された上部スライダ43と、下部ベース部材37に沿って移動可能に支持された下部スライダ44とによって主に構成されており、上部スライダ43の上端部は無端状ベルト41に固定されている。上部スライダ43と下部スライダ44にはそれぞれ軸線Y方向へ延びる支持軸43a,44aが設けられており、これら支持軸43a,44aに第1可動役物33の上下両端部が回転可能に支持されている。これにより、第1モータ38の回転駆動力が無端状ベルト41を介して上部スライダ43に伝達されると、上部スライダ43と第1可動役物33および下部スライダ44の三者が左右方向(図6の矢印X1−X2方向)へ一体的にスライド移動する。
図5に示すように、第1可動役物33は、L字状の横断面形状を有する支持ベース45と、支持ベース45の一面内側に取り付けられた第2モータ46と、支持ベース45の一面外側に取り付けられた第2の回路基板47と、第2の回路基板47上に積層配置された導光板48と、導光板48を覆うように支持ベース45に取り付けられた表示板49と、第2の回路基板47から支持ベース45の内部を通って外部に導出された帯状のフラットケーブル50と、L字状の開放端を塞ぐように支持ベース45に取り付けられた意匠板51とによって主に構成されており、支持ベース45の上下両端部はそれぞれ軸受半体52,53を用いて上部スライダ43と下部スライダ44の支持軸43a,44aに回転可能に軸支されている。この第1可動役物33は自転方向に沿って3つの異なる面を有する柱状体であり、そのうち2つの面に表示板49と意匠板51が露出し、残り1つに支持ベース45の他面が露出している。ここで、表示板49には例えば「闘魂」という文字の左半分を表す光透過性の表示部が施され、意匠板51には例えば人物の顔の左半分を模した意匠が施されている。なお、前述したように左右の第1可動役物33は対称形状であるため、右側の第1可動役物33の表示板49には「闘魂」という文字の右半分を表す表示が施され、意匠板51には人物の顔の右半分を模した意匠が施されている。
上部スライダ43の支持軸43aの下端部には平歯車54が固着されており、この平歯車54に第2モータ46の出力軸に固着された遊星歯車55が噛合している。平歯車54の中心と前記軸線Yとは同一線上に設定されており、遊星歯車55の中心軸は軸線Yと平行に設定されている。これら第2モータ46と遊星歯車55および平歯車54によって回転駆動手段35が構成されており、第2モータ46の回転に伴って遊星歯車55が平歯車54の周囲を自公転すると、第1可動役物33が両支持軸43a,44aを中心に軸線Y周りを自転する。なお、図5において、第1可動役物33の内部構造を説明するために意匠板51は省略されている。
第2の回路基板47の相対向する周縁部にはホリゾンタルタイプのLED(図示せず)が複数実装されており、これらLEDの光を導光板48の側面に入射して前面から出射させることにより、表示板49の前述した表示部を照光可能となっている。また、支持ベース45の内部には複数の小形基板56が取り付けられており、これら小形基板56には意匠板51の光透過部を照光するためのバーチカルタイプのLED(図示せず)が実装されている。そして、第2モータ46と各小形基板56をそれぞれ図示せぬワイヤーハーネスを介して第2の回路基板47にコネクタ接続すると共に、この第2の回路基板47にフラットケーブル50の一端部をコネクタ接続することにより、外部に配置された後述する第1の回路基板からフラットケーブル50を介して第1可動役物33内の第2モータ46や各LEDに電力が供給されるようになっている。
図11に示すように、このフラットケーブル50は、U字状に反転する第1導通部50aと、第1導通部50aを上方に折り返して前記軸線Y方向へ延出する中間部50bと、中間部50bの上端を折り返して軸線Y周りに複数ターン巻回した巻回部50cと、巻回部50cの外周端側を折り返して上方へ延出する第2導通部50dとを有しており、第2導通部50eは先端部を折り返して第2の回路基板47にコネクタ接続されている。
第1導通部50bは第1可動役物33の外部に露出する部分であり、図4〜図10に示すように、第1導通部50bの先端部は下部ベース部材37に取り付けられた中継基板57にコネクタ接続されている。この中継基板57は第1の回路基板であり、中継基板57は図示せぬワイヤーハーネスを介して前述した演出制御処理部13にコネクタ接続されている。第1導通部50bは中継基板57と第1可動役物33との間に延在する部分であるが、その途中に延出方向を変換するU字状の反転部50eを有しており、このようにフォーミングされた第1導通部50bによって第1可動役物33の左右方向(矢印X1−X2方向)の動きが吸収される。
中間部50bは第1可動役物33の内部で下部スライダ44の支持軸44aの軸線方向に沿って延在する部分であり、図7と図10に示すように、支持軸44aに留め板58をねじ止めすることにより、中間部50bは上下両端の折り返し部T1,T2を含めた全体が支持軸44aと留め板58間に挟持・固定されている。巻回部50cは中間部50bの上端側の折り返し部T2を内周端として支持軸44aと留め板58の周りに複数ターン巻回されており、巻回部50cの外周端側の折り返し部T3は前記軸受半体53に形成された押え部53a(図5参照)を用いて支持ベース45の内壁面に固定されている。すなわち、巻回部50cの内外両周端の折り返し部T2,T3は第1可動役物33の内部で支持軸44aとそれに回転可能に軸支された支持ベース45とにそれぞれ固定されており、かかる巻回部50cの巻き締め/巻き戻し動作によって第1可動役物33の自転方向の動きが吸収される。第2導通部50dは巻回部50cの外周端側の折り返し部T3から支持ベース45の内壁面に沿って上方へ延出しており、その先端側の折り返し部T4は留め具59(図5参照)を用いて支持ベース45の内壁面に固定されている。
前述したように、このフラットケーブル50においては、U字状に反転した第1導通部50aによって第1可動役物33のスライド方向の動きを吸収することができると共に、軸線Y周りに巻回した巻回部50cによって第1可動役物33の自転方向の動きを吸収することができる。したがって、第1可動役物33が図11(a)に示す待機位置から矢印X2方向へスライド移動すると、図11(b)に示すように、第1導通部50aの反転部50eが折り返し部T1のスライド移動量の約半分だけ同方向へ移動し、かかる第1導通部50aの挙動によって中継基板57(第1の回路基板)と第2の回路基板47との相対的な位置変化が吸収される。一方、第1可動役物33が図11(a)に示す待機位置から矢印R方向へ自転すると、図11(c)に示すように、巻回部50cの外周端側の折り返し部T3が内周端側の折り返し部T2に対して巻き戻し方向へ回転し、かかる巻回部50cの挙動によって第1可動役物33の自転に伴う第2の回路基板47の回転動作が許容される。なお、第1可動役物33が図11(b)に示す作動位置から矢印X2と反対方向へスライド移動すると、フラットケーブル50の第1導通部50aは図11(a)に示す待機位置に戻る。同様に、第1可動役物33が図11(c)に示す作動位置から矢印Rと逆方向へ自転すると、巻回部50cが巻き締め方向へ回転して図11(a)に示す待機位置に戻る。
次に、第2の可動役物装置24の構成について説明すると、図12〜図19に示すように、第2の可動役物装置24は、上部ベース部材36を覆うように装飾ケース22の上壁に固定されたベース部材60と、ベース部材60の前面中央部に配置された一対の第2可動役物61と、ベース部材60の裏面に取り付けられたモータ62と、モータ62を駆動源として互いに逆方向へ同期回転する一対の回転板63と、両回転板63とベース部材60との間にそれぞれ張架された一対の引張コイルばね64等を備えている。
一対の回転板63は演出表示装置25の中心を通る鉛直線に関して左右対称な位置に配置されており、これら回転板63は軸支部であるピン65を用いてベース部材60の裏面に回転可能に軸支されている。両回転板63は扇形の歯車(セクター歯車)であり、一方の回転板63はモータ62の出力軸に取り付けられた駆動歯車66に噛合しているが、他方の回転板63はアイドル歯車67を介して駆動歯車66と噛合している。これにより、モータ62が正逆いずれかの方向へ回転すると、一方の回転板63はモータ62と逆方向へ回転し、他方の回転板63はモータ62と同方向へ回転する。
図13に示すように、引張コイルばね64は両端にリング形状のフック部64a,64bを有しており、一方のフック部64aは回転板63のボス63aに螺入されたネジ68に回転可能に掛止めされ、他方のフック部64bはベース部材60のボス60aに螺入されたネジ69に回転可能に掛止めされている。ここで、引張コイルばね64の両フック部64a,64bを結ぶ直線を仮想線Qとすると、図15に示すように、この仮想線Qに対して回転板63の軸支部(回転中心)であるピン65が内側に位置しているとき、引張コイルばね64は回転板63を同図の矢印α方向へ弾性付勢するが、図18に示すように、仮想線Qに対してピン65が外側に位置しているとき、引張コイルばね64は回転板63を同図の矢印β方向へ弾性付勢する。すなわち、仮想線Qは回転板63の回転に伴ってピン65を横切るように変動し、両フック部64a,64bとピン65の3点が仮想線Q上に重なる位置を境にして引張コイルばね64の回転板63に対する付勢方向が逆になる。なお、図15と図18において引張コイルばね64は図示省略されており、また、図13において一方の引張コイルばね64とネジ68,69は組み付け前の分解状態で示されている。
一対の第2可動役物61も演出表示装置25の中心を通る鉛直線に関して左右対称な位置に配置されており、これら第2可動役物61はそれぞれリンク機構を構成する第1および第2のアーム70,71を用いて待機位置と作動位置との間を往復移動するようになっている。具体的には、第1のアーム70の両端部がベース部材60と第2可動役物61に回転可能に軸支されると共に、第2のアーム71の両端部が第2可動役物61とピン65に回転可能に軸支されており、第2のアーム71の一端部は回転板63に一体化されている。これにより、モータ62を駆動源として一対の回転板63が互いに逆方向へ同期回転すると、両回転板63の回転が第2のアーム71を介して対応する第2可動役物61に伝達されるため、各第1のアーム70がそれぞれベース部材60との軸支部分を支点に回転し、一対の第2可動役物61が図15に示す待機位置と図18に示す作動位置との間を往復移動する。なお、図19に示すように、ベース部材60の前面中央部には文字等の表示が施された意匠部材72が配置されており、この意匠部材72は作動位置で離反した一対の第2可動役物61の間から露出するようになっている。
本実施形態例に係るパチンコ機において、通常、第1の可動役物装置23に備えられる一対の第1可動役物33と第2の可動役物装置24に備えられる一対の第2可動役物61はいずれも待機位置で停止しており、図3に示すように、第1の可動役物装置23の両第1可動役物33は演出表示装置25の表示画面25aの左右両側部で最も離反した状態で停止し、第2の可動役物装置24の両第2可動役物61は表示画面25aの上方位置で互いに近接した状態で停止している。以下、第1および第2の可動役物装置23,24の動作を図4〜図19と図20〜図23を参照しながら説明する。
まず、第1の可動役物装置23の動作について説明すると、表示画面25aの左右両側の待機位置で一対の第1可動役物33が停止しているとき、図20に示すように、左側の第1可動役物33の意匠板51に施された左向きの人物の顔と、右側の第1可動役物33の意匠板51に施された右向きの人物の顔とが、表示画面25aを挟んで向かい合った表示形態となっている。この場合、下部ベース部材37上の中継基板57と第1可動役物33内の第2の回路基板47とを接続するフラットケーブル50は図11(a)に示す姿勢にあり、中継基板57から第1可動役物33まで至る第1導通部50aはU字状の反転部50eで方向変換されていると共に、第1可動役物33の内部で中間部50bから巻回部50cと第2導通部50dを介して第2の回路基板47まで至るようになっている。
図20に示す待機状態で一対の第1モータ38を互いに逆向きに回転駆動すると、左側の第1可動役物33は直線駆動手段34によって意匠板51を正面に向けた姿勢のまま右方向(矢印X2方向)へスライド移動すると共に、右側の第1可動役物33は直線駆動手段34によって意匠板51を正面に向けた姿勢のまま左方向(矢印X1方向)へスライド移動する。そして、左右の第1可動役物33が両者の対向距離を最小とする近接位置まで移動した時点で第1モータ38を停止すると、図21に示すように、表示画面25aの前方中央部で左右二人の人物が互いの顔面を突き合わせた表示形態となる。その際、フラットケーブル50によって繋がれた中継基板57と第2の回路基板47との相対位置は第1可動役物33のスライド移動に伴って変化するが、かかる相対位置の変化は第1可動役物33から導出する第1導通部50aによって吸収される。具体的には、左側の第1可動役物33が図11(a)に示す待機位置から矢印X2方向へ所定量だけスライド移動すると、図11(b)に示すように、その第1可動役物33から導出する第1導通部50aの反転部50eが折り返し部T1のスライド移動量の約半分だけ同方向へ移動し、同様に、右側の第1可動役物33が待機位置から矢印X1方向へ所定量だけスライド移動すると、その第1可動役物33から導出する第1導通部50aの反転部50eが折り返し部T1のスライド移動量の約半分だけ同方向へ移動するため、このような第1導通部50aの挙動によって中継基板57と第2の回路基板47との相対的な位置変化が吸収される。
図21に示す状態で一対の第2モータ46を互いに逆向きに回転駆動し、左側の第1可動役物33を回転駆動手段35によって時計回りに90度回転(自転)させると共に、右側の第1可動役物33を回転駆動手段35によって反時計回りに90度回転(自転)させた後、それぞれの直線駆動手段34によって両第1可動役物33を近接方向へ僅かにスライド移動させると、図22に示すように、両第1可動役物33は表示画面25aの前方中央部で互いの表示板49を突き合わせた姿勢で停止する。これにより、両第1可動役物33の意匠板51にそれぞれ施された2つの意匠によって1つの顔が表現され、一人の人物の顔が表示画面25aの前方中央部で正面を向いた表示形態となる。その際、フラットケーブル50の巻回部50cは第1可動役物33の回転中心軸である軸線Y周りに巻回され、その内外両周端の折り返し部T2,T3が第1可動役物33の内部で支持軸44aと支持ベース45とにそれぞれ固定されているため、第1可動役物33の自転に伴って巻回部50cの内外両周端の折り返し部T2,T3の相対的な角度が変化する。具体的には、左側の第1可動役物33が図11(a)に示す待機位置から矢印R方向へ自転すると、図11(c)に示すように、その第1可動役物33の内部で巻回部50cの外周端側の折り返し部T3が内周端側の折り返し部T2に対して巻き戻し方向へ回転し、同様に、右側の第1可動役物33の内部でも巻回部50cの外周端側の折り返し部T3が内周端側の折り返し部T2に対して巻き戻し方向へ回転するため、このような巻回部50cの挙動によって第1可動役物33の自転に伴う第2の回路基板47の回転動作が許容される。
また、左右の第1可動役物33が図22に示す表示形態となっているとき、それぞれの直線駆動手段34によって両第1可動役物33を離反方向へ僅かにスライド移動させてから、回転駆動手段35によって両第1可動役物33をさらに90度回転(自転)させた後、すなわち、待機位置を基準にして左右の第1可動役物33を互いに逆向きに半回転(180度回転)させた後、再び直線駆動手段34によって両第1可動役物33を互いに近接する方向へスライド移動させて突き合わせると、図23に示すように、両第1可動役物33はそれぞれの表示板49を正面に向けた姿勢で停止する。これにより、両第1可動役物33の表示板49にそれぞれ施された表示部によって「闘魂」の文字が表現され、この文字が表示画面25aの前方中央部で正面を向いた表示形態となる。この場合も、第1可動役物33の自転方向の動きは巻回部50cの巻き戻し動作によって吸収され、左側の第1可動役物33の内部で図11(c)に示す位置にある巻回部50cの外周端側の折り返し部T3が内周端側の折り返し部T2に対してさらに巻き戻し方向へ回転すると共に、右側の第1可動役物33の内部でも巻回部50cの外周端側の折り返し部T3が内周端側の折り返し部T2に対して巻き戻し方向へ回転する。
なお、左右の第1可動役物33が図23に示す表示形態となっているとき、それぞれの直線駆動手段34によって両第1可動役物33を離反方向へ僅かにスライド移動させた後、回転駆動手段35によって両第1可動役物33を上記と反対方向へ自転させると、両第1可動役物33は再びそれぞれの意匠板51を正面に向けた図21に示す表示形態となり、この間、フラットケーブル50の巻回部50cは巻き締め方向へ回転して図11(a)に示す待機位置に戻る。しかる後、直線駆動手段34によって両第1可動役物33を互いに離反する方向へスライド移動させ、左側の第1可動役物33が表示画面25aの左側端部(矢印X1方向の末端位置)まで移動すると共に、右側の第1可動役物33が表示画面25aの右側端部(矢印X2方向の末端位置)まで移動した時点で第1モータ38を停止すると、左右の第1可動役物33は表示画面25aの両側部の待機位置で最も離反した状態となり、この間の中継基板57と第2の回路基板47との相対的な位置変化はフラットケーブル50の第1導通部50aによって吸収される。
以上説明したように、第1の可動役物装置23の第1可動役物33が直線駆動手段34によって演出表示装置25の前方を直線的にスライド移動するとき、そのスライド移動に伴う中継基板57(第1の回路基板)と第2の回路基板47間の相対的な位置変化がフラットケーブル50の第1導通部50aによって吸収され、第1可動役物33が回転駆動手段35によってスライド移動方向と直交する軸線Y周りに自転するとき、その回転運動がフラットケーブル50の巻回部50cの巻き締め/巻き戻し動作によって吸収されるため、1枚のフラットケーブル50によって第1可動役物33の直線運動と回転運動の両方に対応することができ、第1可動役物33のスライド位置や自転角度に拘わらず内部の第2モータ46や第2の回路基板47上のLEDに電力を供給することができる。また、直線駆動手段34がスライド方向と直交する方向へ延びる支持軸43a,44aを有しており、これら支持軸43a,44aに第1可動役物33(支持ベース45)の上下両端部が回転可能に支持されていると共に、一方の支持軸44aにフラットケーブル50の巻回部50cを複数ターン巻回し、その内外両周端の折り返し部T2,T3を支持軸44aと支持ベース45とにそれぞれ固定してあるため、フラットケーブル50の第2導通部50dから巻回部50cを経て中間部50bに至る部分を第1可動役物33の内部空間にコンパクトに引き回すことができる。
次に、第2の可動役物装置24の動作について説明すると、一対の第2可動役物61が表示画面25aの上方の待機位置で停止しているとき、図14と図15に示すように、一対の回転板63の軸支部(回転中心)であるピン65は引張コイルばね64の両フック部64a,64bを結ぶ仮想線Qに対して内側に位置しており、両回転板63は対応する引張コイルばね64によって図15の矢印α方向へ弾性付勢されている。したがって、待機位置で停止している両第2可動役物61は引張コイルばね64の付勢力を受けてふらつきを抑制されている。
この状態でモータ62を一方向へ回転駆動すると、両回転板63がモータ62を駆動源として互いに逆向きに同期回転し、それに伴って仮想線Qが次第にピン65に近付いていき、図16に示すように、引張コイルばね64の両フック部64a,64bとピン65の3点が仮想線Q上で重なった位置を境にして、引張コイルばね64の回転板63に対する付勢方向が逆(図18の矢印β方向)になる。したがって、仮想線Qがピン65を越えた時点で、両回転板63は対応する引張コイルばね64の付勢力にアシストされながら素早い動きで回転し、それに伴って各回転板63にリンク機構(第1および第2のアーム70,71)を介して連結された一対の第2可動役物61が両者の対向間距離を拡げながら表示画面25aの前方に落下する。そして、両回転板63が最大角度まで回転した時点でモータ62を停止すると、図17〜図19に示すように、両第2可動役物61は最も離反した状態で表示画面25aの前方の作動位置で、これら左右の第2可動役物61の間から意匠部材72が露出する。その際、前述した第1の可動役物装置23は作動させずに両第1可動役物33を表示画面25aの両側部の待機位置で停止させておいても良いが、図23に示すように、両第1可動役物33をその表示板49が正面を向いた表示形態となるように第1の可動役物装置23を作動させると、両第2可動役物61間に露出する意匠部材72と両第1可動役物33の表示板49とが表示画面25aの前方中央部で上下方向に連続した表示形態となるため、これら意匠部材72と表示板49の表示部どうしを連続させてインパクトの高い表示を行うことができる。なお、作動位置で停止している第2可動役物61に対して、引張コイルばね64はその移動を阻止する方向へ回転板63を付勢しているため、作動位置で停止している両第2可動役物61も引張コイルばね64の付勢力を受けてふらつきが抑制されている。
また、第2の可動役物装置24の両第2可動役物61が作動位置にあるとき、モータ62を他方向へ回転駆動すると、両回転板63が上記と逆の方向に同期回転し、それに伴って両第2可動役物61は作動位置から待機位置まで移動する。この場合も、引張コイルばね64の回転板63に対する付勢方向は途中で逆になり、回転板63が図17から図16に示す角度位置まで回転する間、引張コイルばね64は回転板63を矢印β方向へ付勢するが、回転板63が図16から図14に示す角度位置まで回転する間、引張コイルばね64は回転板63を矢印α方向へ付勢する。したがって、両第2可動役物61が作動位置から待機位置へ戻る初期段階において、モータ62は引張コイルばね64による矢印β方向の付勢力に抗して回転板63を回転駆動するが、両第2可動役物61が表示画面25aの上方の待機位置に近付いてくると、モータ62は引張コイルばね64による矢印α方向の付勢力にアシストされながら回転板63を回転駆動する。すなわち、第2可動役物61が作動位置から待機位置に向かって上昇するとき、第2可動役物61の自重が作用している回転板63は待機位置の近傍で大きな駆動力を必要とするが、この駆動力の一部を引張コイルばね64の付勢力によって負担することができるため、比較的低トルクのモータ62を用いて両第2可動役物61を表示画面25aの上方の待機位置へスムーズに移動させることができる。
なお、両第2可動役物61が待機位置から作動位置に向かって移動する初期段階で仮想線Qがピン65を越えるまでの間、モータ62は引張コイルばね64による矢印α方向の付勢力に抗して回転板63を回転駆動することになるが、回転板63には第2可動役物61の自重によって矢印αと逆向きの大きな力が作用しているため、この間における引張コイルばね64の付勢力によってモータ62の負荷トルクを増大させる必要はなく、両第2可動役物61を待機位置から作動位置までスムーズに移動させることができる。
以上説明したように、第2の可動役物装置24の両第2可動役物61が待機位置と作動位置との間を往復移動するとき、モータ62を駆動源として一対の回転板63が互いに逆向きに同期回転すると、引張コイルばね64の両フック部64a,64bを結ぶ仮想線Qが対応する回転板63の軸支部(ピン65)を横切るように変動するため、両フック部64a,64bとピン65の3点が仮想線Q上で重なった位置を境に引張コイルばね64の回転板63に対する付勢方向を逆にすることができる。この場合、両第2可動役物61が表示画面25aの上方の待機位置付近まで上昇するとき、引張コイルばね64は対応する回転板63を第2可動役物61の自重に逆らう方向へ付勢して回転板63の回転をアシストし、両第2可動役物61が表示画面25aの前方の作動位置付近まで下降するとき、引張コイルばね64は回転板63を第2可動役物61の自重が作用する方向へ付勢するため、比較的低トルクで小型のモータ62を用いて第2可動役物61を待機位置と作動位置との間でスムーズに往復移動させることができると共に、待機位置と作動位置のそれぞれの停止位置で第2可動役物61のふらつきを抑制することができる。
なお、上記の実施形態例では、演出表示装置25の周囲に本発明による第2の可動役物装置24とは別に第1の可動役物装置23を配置し、これら2種類の可動役物装置23,24を単独または同時に作動させることでインパクトの強い可動演出を実現しているが、第1の可動役物装置23を省略して第2の可動役物装置24のみを演出表示装置25の周囲に配置しても良い。
また、上記の実施形態例では、本発明による第2の可動役物装置24をパチンコ機に適用した場合について説明したが、パチンコ機以外の遊技機であるスロットマシンに適用することも可能である。
3 遊技盤
20 遊技領域
21 中央役物ユニット
22 装飾ケース
22a 開口
24 第1の可動役物装置
25 演出表示装置
25a 表示画面
60 ベース部材
60a ボス
61 第2可動役物(可動役物)
62 モータ
63 回転板
63a ボス
64 引張コイルばね
フック部64a,64b フック部
65 ピン(軸支部)
66 駆動歯車
67 アイドル歯車
68,69 ネジ
70 第1のアーム
71 第2のアーム
72 意匠部材
Q 仮想線

Claims (2)

  1. 遊技に関わる演出画像を表示可能な演出表示装置と、この演出表示装置の周囲に配設されたベース部材と、このベース部材に軸支部を中心に回転可能に支持された回転板と、この回転板を正逆両方向へ回転駆動するモータと、前記回転板の回転に連動して待機位置と作動位置との間を往復移動する可動役物と、前記回転板と前記ベース部材との間に張架された引張コイルばねとを備え、
    前記引張コイルばねの両端に形成されたフック部を前記回転板と前記ベース部材にそれぞれ回転可能に掛止めすると共に、これら両フック部を結ぶ仮想線が前記回転板の回転に伴って前記軸支部を横切るように設定したことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1の記載において、前記回転板と前記可動役物とを前記演出表示装置の中心を通る鉛直線に関して対称な左右位置にそれぞれ配置すると共に、前記一対の回転板が前記モータを駆動源としてを互いに逆向きに同期回転するようになし、これら回転板の同期回転に伴って前記一対の可動役物が待機位置と作動位置との間を近接離反方向へ移動するようにしたことを特徴とする遊技機。
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