JP2012109904A - 温度補正回路、復調回路、通信装置、温度補正方法、および、復調方法 - Google Patents

温度補正回路、復調回路、通信装置、温度補正方法、および、復調方法 Download PDF

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Abstract

【課題】温度変化によるアナログ回路のゲイン変動をより高精度に補償することができる温度補正回路を提供すること。
【解決手段】アナログ回路部20周囲の雰囲気温度を取得する温度取得部11と、雰囲気温度の変化に伴うアナログ回路部20のゲイン変動を補償する温度補正データを記憶した温度補正データ記憶部12と、雰囲気温度の変化に伴うアナログ回路部20のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データを記憶した個体差補正データ記憶部13と、温度取得部11によって取得された雰囲気温度に応じた温度補正データおよび個体差補正データに基づいて、アナログ回路部20の出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ回路の温度特性を補償する温度補正回路、復調回路、通信装置、温度補正方法、および、復調方法に関する。
一般に、アナログ回路は、温度変化によって回路特性が不安定になる特徴を有している。例えば、通信装置の復調回路に含まれるアナログ回路は、受信信号を所定のゲインにより増幅し、増幅した受信信号を復調する。このため、復調回路等では、温度変化によってアナログ回路のゲイン変動が生じ、出力信号に誤差が生じる。
ゲイン変動を調整する技術としては、受信信号のレベルに応じてアナログ回路のゲインを調整するIF AGC(Intermediate Frequency Automatic Gain Control)と呼ばれる技術が利用されている。IF AGCを利用した復調回路は、中間周波増幅回路の出力値に基づいて制御値を変動させながら、制御値を中間周波増幅回路にフィードバックすることにより、出力信号のレベルを一定にするようゲインを調整する。
また、他のゲイン変動を調整する技術として、温度変化によるゲイン変動を抑制する温度補正回路を有する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された装置は、温度センサにより検出された周囲雰囲気温度データを取得する。そして、この装置は、ROM(Read Only Memory)に予め記録されている温度補正情報から、取得した周囲雰囲気温度データに対応する温度補正データを読み出す。さらに、この装置は、読み出した温度補正データに基づいてゲインコントロール信号を生成する。そして、この装置は、生成したゲインコントロール信号を増幅器に提供することによりゲインを調整する。
特開2009−186406号公報
しかしながら、IF AGCを利用した復調回路は、アナログ回路での温度変化によるゲイン変動に基づく誤差を、入力信号のレベル値の変動として捉える。このため、IF AGCを利用した復調回路は、アナログ回路での温度変化によるゲイン変動が生じると、同じレベルの入力信号に対して異なる制御値を生成する場合があり、適切なゲイン調整を行うことができない。
また、アナログ回路の温度特性は、装置により個体差がある。しかしながら、特許文献1に記載された装置は、このような個体差を考慮しておらず、適切なゲイン調整を行うことができない場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、温度変化によるアナログ回路のゲイン変動をより高精度に補償することができる復調回路および温度補正回路を提供することを目的とする。
本発明の温度補正回路は、所定のアナログ回路部周囲の雰囲気温度を取得する温度取得部と、前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動を補償する温度補正データを記憶した温度補正データ記憶部と、前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データを記憶した個体差補正データ記憶部と、前記温度取得部によって取得された雰囲気温度に応じた前記温度補正データおよび前記個体差補正データに基づいて、前記アナログ回路部の出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正部と、を備える。
また、本発明の復調回路は、本発明の温度補正回路と、前記アナログ回路部に含まれ、受信信号を増幅する増幅部と、前記アナログ回路部に含まれ、前記増幅部によって増幅された受信信号を復調する復調部とを備える。
また、本発明の通信装置は、受信信号を復調してベースバンド受信信号を出力する本発明の復調回路を備える。
また、本発明の温度補正方法は、所定のアナログ回路部周囲の雰囲気温度を取得する温度取得ステップと、前記アナログ回路部周囲の雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動を補償する温度補正データがあらかじめ記憶された温度補正データ記憶部および前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データがあらかじめ記憶された個体差補正データ記憶部から、前記温度取得ステップで取得した雰囲気温度に応じた前記温度補正データおよび前記個体差補正データを取得し、取得した前記温度補正データおよび前記個体差補正データに基づいて、前記アナログ回路部からの出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正ステップと、を備える。
また、本発明の復調方法は、アナログ回路部を用いて受信信号を増幅する増幅ステップと、増幅した受信信号を前記アナログ回路部を用いて復調する復調ステップと、前記アナログ回路部周囲の雰囲気温度を取得する温度取得ステップと、前記アナログ回路部周囲の雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動を補償する温度補正データがあらかじめ記憶された温度補正データ記憶部および前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データがあらかじめ記憶された個体差補正データ記憶部から、前記温度取得ステップで取得された雰囲気温度に応じた前記温度補正データおよび前記個体差補正データを取得し、取得した前記温度補正データおよび前記個体差補正データに基づいて、前記復調ステップの出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正ステップと、を備える。
本発明は、温度変化によるアナログ回路部のゲイン変動をより高精度に補償することができる温度補正回路を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態としての温度補正回路の構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアナログ回路の温度特性の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における温度補正データの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における温度補正データの他の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態としての復調回路の構成図である。 本発明の第3の実施の形態としての復調回路の構成図である。 本発明の第3の実施の形態としての復調回路の回路構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における温度補正回路の回路構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における個体差補正データ生成回路の回路構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態としての通信装置の構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態としての温度補正回路1の構成を図1に示す。
図1において、温度補正回路1は、温度取得部11と、温度補正データ記憶部12と、個体差補正データ記憶部13と、補正部14と、を備えている。また、温度補正回路1は、所定のアナログ回路部20に接続されており、アナログ回路部20からの出力信号を入力信号として取得する。
温度取得部11は、所定のアナログ回路部の周囲の雰囲気温度を取得する。例えば、温度取得部11は、所定のアナログ回路部の周囲に設けられた温度センサから出力される電圧値を温度検出信号として取得する。温度取得部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によって構成され、ROM等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み込んで実行することにより動作する。
温度補正データ記憶部12は、雰囲気温度の変化に伴うアナログ回路部20のゲイン変動を補償する温度補正データをあらかじめ記憶している。温度補正データ記憶部12は、例えば、ROMによって構成される。
ここで、温度補正データについて説明する。一般的に、アナログ回路では、温度が上がるにつれゲインは落ちていく。このため、アナログ回路部20は、例えば、図2に示すような温度特性を有する。図2の温度特性を補償するための温度補正データの一例を、図3に示す。
図3に示すように、温度補正データは、図2の温度特性における任意の温度でのゲインと所定の常温(例えば摂氏25度)でのゲインとの差分であってもよい。すなわち、温度補正データは、アナログ回路部の温度特性の逆特性に相当する。
また、温度補正データは、このようなアナログ回路部の温度特性の逆特性が一次式等で近似された近似式を表すデータであってもよい。
また、温度補正データの他の一例を図4に示す。図4に示すように、温度補正データは、例えば摂氏30度以上40度未満ではXデシベル(以下、[dB]と記載する)、摂氏40度以上〜50度未満ではY[dB]補正するといったように、温度範囲に対して一定の値が定められたものであってもよい。
個体差補正データ記憶部13は、雰囲気温度の変化に伴うアナログ回路部20のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データをあらかじめ記憶している。個体差補正データ記憶部13は、例えば、ROMによって構成される。
ここで、個体差補正データは、アナログ回路部20の個体毎の温度特性のズレを補正するものである。例えば、個体差補正データは、個体毎に検出されるアナログ回路部20の任意の雰囲気温度におけるゲインの補正値と、温度補正データ記憶部12に記憶された温度補正データとの差分であってもよい。また、個体差補正データは、任意の雰囲気温度に対して補正データが定められていてもよい。あるいは、個体差補正データは、雰囲気温度に対する補正値が一次式等で近似された近似式を表すデータであってもよい。あるいは、個体差補正データは、温度範囲に対して一定の値が定められていてもよい。この個体差補正データは、アナログ回路部20の検査時等に個体毎に検出されることにより記憶される。
補正部14は、温度取得部11によって取得された雰囲気温度に応じた温度補正データおよび個体差補正データを、温度補正データ記憶部12および個体差補正データ記憶部13から取得する。
例えば、温度補正データ記憶部12および個体差補正データ記憶部13に、雰囲気温度に対する補正値の近似式を表すデータが格納されている場合、補正部14は、取得された雰囲気温度を近似式に適用することにより、対応する温度補正データおよび個体差補正データを算出するようにしてもよい。
あるいは、温度補正データ記憶部12および個体差補正データ記憶部13に、所定幅の温度範囲に対してそれぞれ一定の補正データが格納されている場合、補正部14は、検出された雰囲気温度が含まれる温度範囲に対応付けられた温度補正データおよび個体差補正データを取得してもよい。
あるいは、温度補正データ記憶部12および個体差補正データ記憶部13に、任意の雰囲気温度に補正データが対応付けられて格納されている場合、補正部14は、取得された雰囲気温度に対応する個体差補正データを、直線補間法等を用いて推定するようにしてもよい。
そして、補正部14は、取得された温度補正データおよび個体差補正データに基づいて、アナログ回路部20の出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する。例えば、補正部14は、温度補正データおよび個体差補正データを、アナログ回路部20の出力信号に乗じた信号を出力する。
このとき、アナログ回路部20の出力信号がデシベル値で扱われており、温度補正データおよび個体差補正データがデシベル値として記憶されている場合、補正部14は、アナログ回路部20の出力信号に、温度補正データおよび個体差補正データを加算することにより、補正信号を出力すればよい。
なお、補正部14は、例えば、CPUによって構成され、ROM等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み込んで実行することにより動作する。
以上のように構成された温度補正回路1の動作について説明する。
まず、補正部14は、アナログ回路部20からの出力信号を入力信号として取得する。このとき、アナログ回路部20からの出力信号は、アナログ回路部20の周囲の雰囲気温度変化によるゲイン変動による影響を受けている場合がある。次に、温度取得部11は、アナログ回路部20の周囲の雰囲気温度を取得する。次に、補正部14は、取得された雰囲気温度に応じた温度補正データおよび個体差補正データを、温度補正データ記憶部12および個体差補正データ記憶部13から取得する。そして、補正部14は、取得した温度補正データおよび個体差補正データに基づいて、アナログ回路部20からの出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する。具体的には、例えば、補正部14は、アナログ回路部20からの出力信号のデシベル値に温度補正データおよび個体差補正データのデシベル値を加算することにより、補正を行う。
以上で、温度補正回路1の動作の説明を終了する。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第1の実施の形態としての温度補正回路は、アナログ回路部の温度変化によるゲイン変動をより高精度に補償することができる。
その理由は、温度補正データ記憶部が、アナログ回路部の温度特性を補償する温度補正データを記憶しておくのに加えて、個体差補正データ記憶部が、アナログ回路部の温度特性の個体差を補償する個体差補正データをあらかじめ記憶しておくからである。これにより、補正部が、個体差補正データを加味した温度補正データを用いて、アナログ回路部からの出力信号のレベルを補正するからである。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態の説明において参照する各図面において、本発明の第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して本実施の形態における詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態としての復調回路2の構成を図5に示す。
図5において、復調回路2は、増幅部21と、復調部22と、温度検出部23と、本発明の第1の実施の形態としての温度補正回路1とを備える。また、復調回路2は、アンテナ等を介して受信信号を受信する通信装置に備えられている。
増幅部21は、アナログ回路部20に含まれる。また、増幅部21は、復調回路2が備えられている通信装置によって受信された受信信号を、復調部22によって復調可能なレベルとなるよう所定のゲインで増幅する。
復調部22は、アナログ回路部20に含まれる。また、復調部22は、増幅部21によって増幅された受信信号を復調する。例えば、復調部22は、直交復調器等によって構成される。なお、復調部22に採用される復調器の復調方式は、送信側の変調方式に応じたものとなる。
また、復調部22によって復調された信号は、A/D(Analog to Digital)コンバータによってデジタル信号に変換され、温度補正回路1に出力される。
温度検出部23は、アナログ回路部20の周囲の雰囲気温度を検出する。例えば、温度検出部23は、サーミスタによって構成され、雰囲気温度に応じて変化する電圧値を温度検出信号として温度補正回路1の温度取得部11に出力する。
以上のように構成された復調回路2の動作について説明する。
まず、増幅部21に、受信信号が入力される。そして、増幅部21は、所定のゲインにより受信信号を増幅する。次に、復調部22は、増幅部21によって増幅された受信信号を復調する。このとき、復調部22からの出力信号は、雰囲気温度の変化によるアナログ回路部20のゲイン変動の影響を受けている可能性がある。次に、温度検出部23は、アナログ回路部20の周囲の雰囲気温度を検出する。次に、温度取得部11は、検出された雰囲気温度を取得する。次に、補正部14は、検出された雰囲気温度に応じた温度補正データおよび個体差補正データを、温度補正データ記憶部12および個体差補正データ記憶部13から取得する。そして、補正部14は、取得した温度補正データおよび個体差補正データに基づいて、復調部22からの出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する。具体的には、例えば、補正部14は、復調部22からの出力信号のデシベル値に温度補正データおよび個体差補正データのデシベル値を加算することにより、補正を行う。
以上で、復調回路2の動作の説明を終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第2の実施の形態としての復調回路は、温度変化によるアナログ回路のゲイン変動をより高精度に補償した復調信号を出力することができる。
その理由は、温度補正データ記憶部が、増幅部および復調部を含むアナログ回路の温度特性を補償する温度補正データを記憶しておくのに加えて、個体差補正データ記憶部が、温度特性の個体差を補償する個体差補正データをあらかじめ記憶しておき、補正部が、個体差補正データを加味した温度補正データを用いて、復調された信号を補正するからである。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態の説明において参照する各図面において、本発明の第2の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して本実施の形態における詳細な説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態としての復調回路3の構成を図6に示す。
図6において、復調回路3は、本発明の第2の実施の形態としての復調回路2に対して、ゲイン制御信号生成部34をさらに備え、増幅部21に替えて増幅部31と、温度補正回路1に替えて温度補正回路4とを備える点が異なる。また、温度補正回路4は、本発明の第1の実施の形態としての温度補正回路1に対して、個体差補正データ記憶部13に替えて個体差補正データ記憶部43を備える点が異なる。
増幅部31は、外部から入力されるゲイン制御信号に基づきゲインを調整する機能を有する増幅器によって構成される。
ゲイン制御信号生成部34は、増幅部31に対するゲイン制御信号を、補正部14からの出力信号に基づいて生成する。このゲイン制御信号は、アナログ回路部20に入力される受信信号のレベル変動に応じて、補正部14からの出力信号のレベルを略一定にするようゲインを制御する信号である。
個体差補正データ記憶部43は、個体差補正データとして、雰囲気温度の変化に伴うゲイン制御信号の変動を補正するデータを記憶している。
この個体差補正データは、復調回路3の検査時等に、復調回路3に入力される受信信号のパワーを一定にした状態で、雰囲気温度を変化させることにより検出される。例えば、個体差補正データは、所定の常温において生成されるゲイン制御信号と、任意の雰囲気温度において生成されるゲイン制御信号との差分に基づいて生成されてもよい。
このような本実施の形態の復調回路3において、復調部22に直交復調器を採用した場合の回路構成例を図7に示す。また、図7の復調回路3は、RF(Radio Frequency)帯域からIF(Intermediate Frequency)帯域に変換されたIF受信信号を入力として、これを復調したBB(Baseband)受信信号を出力するものとする。なお、本発明における復調回路の回路構成例は以下には限られない。
図7において、復調回路3は、アナログ回路として、BPF(Band Pass Filter)301と、VGA(Variable Gain Amplifier)302とを含んでいる。また、復調回路3は、アナログ回路として、さらに、LO(Local Oscillator)303と、π/2位相変換器304と、直交復調器305および306と、LPF(Low Pass Filter)307、308および317とを含んでいる。
また、復調回路3は、A/Dコンバータ309および310をさらに含み、アナログ回路からの出力をデジタル信号に変換する。ここでは、A/D変換後のデジタル信号は、デシベル値で取り扱われるものとする。
また、復調回路3は、デジタル回路として、温度補正回路4と、IF AGC制御回路312と、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ313および314と、EQL(Equalizer)315と、PD(PH DET、位相比較器)316とを、さらに含んでいる。
ここで、増幅部31は、VGA302によって構成される。また、復調部22は、LO303と、π/2位相変換器304と、直交復調器305および306と、LPF307および308とによって構成される。
BPF301は、所定のIF帯以外の信号を除去する。
VGA302は、外部からの制御信号に従ってゲインが変化する増幅器を用いて構成される。VGA302のゲインは、IF AGC制御回路312から出力されるIF AGC制御信号の電圧値の増減によって可変となっている。
LO303は、IF帯域の信号をベースバンド帯域にダウンコンバートさせるための信号を生成する。
π/2位相変換器304は、LO303の位相をπ/2変換させて直交復調器305に入力する。
直交復調器305は、VGA302の出力信号と、π/2位相変換されたLO303の出力信号とを乗算することにより、同相成分Pchを取り出す。
直交復調器306は、VGA302の出力信号と、LO303の出力信号とを乗算することにより、直交成分Qchを取り出す。
LPF307および308は、直交復調器305および306の出力信号のうち所定の周波数以上の信号を遮断する。
FIRフィルタ313および314は、温度補正回路4から出力される信号の波形を整形する。
EQL315は、シンボル間干渉の影響等を除去する。
PD316は、送信側の周波数とLO303との位相差を抽出する。
LPF317は、PD信号を積分することにより雑音成分を抑制する。
IF AGC制御回路312は、A/Dコンバータ309および310からの出力信号のパワーを計算する乗算器、所望のパワー情報(リファレンス)を記憶するメモリ、A/Dコンバータの出力信号とリファレンスとを比較するコンパレータなどを有する。
また、IF AGC制御回路312は、A/Dコンバータ309および310からの出力レベルを略一定にするためのIF AGC制御値をVGA302に対して出力する。すなわち、IF AGC制御回路312は、コンパレータによる比較結果に基づき、VGA302に対して出力するIF AGC制御値を増減させる。
また、IF AGC制御回路312は、このIF AGC制御値を温度補正回路4にも出力する。
次に、温度補正回路4の構成例について、図8および図9を参照して説明する。
図8において、温度補正回路4は、ROM401と、ROM402と、個体差補正データ生成回路403と、CPU404と、加算器405および406とによって構成される。また、個体差補正データ生成回路403の構成を図9に示す。図9において、個体差補正データ生成回路403は、セレクタ407と、演算部408と、VGA409とを含んでいる。
ここで、温度補正データ記憶部12は、ROM401によって構成される。また、個体差補正データ記憶部43は、個体差補正データ生成回路403およびROM402によって構成される。また、温度取得部11および補正部14は、CPU404によって構成される。
ROM401には、図3および図4を参照して一例を説明した本発明の第1の実施の形態における温度補正データと同様な温度補正データが、デシベル値であらかじめ記憶されている。
個体差補正データ生成回路403は、温度検出部23によって検出される雰囲気温度とIF AGC制御回路312によって生成されるIF AGC制御値とを入力信号として取得する。
セレクタ407は、装置の検査時等の個体差補正データの生成時には入力信号を演算部408へ出力し、そうでない場合は入力信号を演算部408へ出力しないよう切り替えを行う。
演算部408は、所定の基準温度におけるIF AGC制御値と、任意の雰囲気温度においてIF AGC制御回路312から出力されるIF AGC制御値との差分(例えば、基準温度に対して1℃の温度変化に対するIF AGC制御値の差分ΔIF AGC/℃)を検出する。また、演算部408は、検出した差分をVGA409に出力する。
VGA409は、IF AGC制御値の差分値(例えばΔIF AGC/℃)をデシベル値に変換する。
ROM402は、VGA409から出力される情報を記憶する。ここで、ROM402に記憶される個体差補正データは、任意の雰囲気温度に応じたデータが対応付けられたものであってもよいし、温度範囲に対して一定の値が対応付けられたものであってもよい。
なお、個体差補正データ生成回路403は、検査時に差分を検出し、ROM402に個体差補正データを記憶させる回路であるため、復調回路3の外部に備えられていてもよい。
以上のように構成された復調回路3の動作について説明する。
まず、個体差補正データ記憶部43が、個体差補正データをあらかじめ記憶する動作について説明する。なお、この処理は、復調回路3に入力される受信信号のパワーを一定にした状態で、雰囲気温度を変化させながら実行される。
まず、個体差補正データ生成回路403の演算部408は、所定の基準温度においてAGC制御回路24から出力されるIF AGC制御値を一時的に記憶する。そして、演算部408は、雰囲気温度の変化に応じてAGC制御回路24から出力されるIF AGC制御値と、一時記憶した基準温度におけるIF AGC制御値との差分を演算する。そして、VGA409は、差分値をデシベル値の補正データに変換する。そして、演算部408は、温度検出部23によって検出される雰囲気温度と、補正データとを対応付けてROM402に格納させる。
次に、温度補正回路4が、復調回路3による受信信号の復調処理の際に温度特性を補償する動作について説明する。
まず、CPU404は、温度検出部23によって検出された雰囲気温度に対応する温度補正データを、ROM401から読み出す。
次に、CPU404は、温度検出部23によって検出された雰囲気温度に対応する個体差補正データを、ROM402から読み出す。
次に、CPU404は、読み出した温度補正データおよび個体差補正データを加算した補正データを、加算器405および406に出力する。
次に、加算器405は、同相成分PchのA/Dコンバータ309からの出力信号と、補正データとを加算してFIRフィルタ313およびIF AGC制御回路312に出力する。
また、加算器406は、直交成分QchのA/Dコンバータ310からの出力信号と、補正データとを加算してFIRフィルタ314およびIF AGC制御回路312に出力する。
以上で、温度補正回路4の動作の説明を終了する。
なお、復調回路3は、ROM402と、CPU404との間にセレクタを設け、個体差補正データを適用する高精度モードと、適用しない通常モードを設けてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第3の実施の形態としての復調回路は、受信信号のレベルに応じて出力信号のレベルを略一定にするようゲインを調整する機能を備えた復調回路において、温度変化によるアナログ回路部のゲイン変動をより高精度に補償することができる。
その理由は、個体差補正データ記憶部が、入力信号のレベルが同一の場合の温度変化に伴うゲイン制御信号の変動を補正するデータを、個体差補正データとしてあらかじめ記憶しておくからである。ここで、ゲイン制御信号は、増幅器に共通の温度補正データに基づいて温度変化による影響が既に補正された後の出力信号に基づいて生成されている。したがって、入力信号のレベルが同一の場合の温度変化に伴うゲイン制御信号の変動は、増幅器の温度特性の個体差による差分に基づくものとみなせるからである。これにより、本発明の第3の実施の形態としての復調回路は、増幅部の温度特性の個体差によるゲイン変動を、入力信号のレベルの変動と捉えてしまうことがないためである。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本発明の第4の実施の形態としての通信装置5の構成を図10に示す。図10において、通信装置5は、処理部51と、変調回路52と、復調回路3と、マルチプレクサ53とを備え、アンテナ54と接続されている。
処理部51は、送信対象のデータに対してQPSK(quadrature phase shift keying)等に基づく変調処理および誤り訂正符号化処理等を行うことにより、ベースバンド送信信号を生成する。また、処理部51は、復調回路3から出力されるベースバンド受信信号に対して、誤り訂正符号復号処理やQPSK等に基づく復調処理等を行う。
変調回路52は、処理回路51から出力されるベースバンド送信信号を、IF帯に変調する。
復調回路3は、本発明の第3の実施の形態を用いて構成され、IF受信信号をベースバンド受信信号に復調する。
マルチプレクサ53は、IF送信信号およびIF受信信号を分岐させる。
以上のように構成された通信装置5は次のように動作する。まず、通信装置5は、アンテナ54を介して受信信号を受信し、RF帯からIF帯に変換する。次に、復調回路3は、IF帯の受信信号に対して、本発明の第3の実施の形態と同様に動作することにより温度変化によるゲイン変動の補正を行ってベースバンド受信信号に復調する。処理回路51は、補正されたベースバンド受信信号に対して、誤り訂正符号復号処理やQPSK等に基づく復調処理を行う。
このように、本発明の第4の実施の形態としての通信装置は、本発明の第3の実施の形態としての復調回路を備えることにより、アナログ回路の温度特性およびその個体差の影響による通信劣化をより高精度に抑えることができる。
なお、上述した各実施の形態は、適宜組み合わせて実施されることが可能である。
また、本発明は、上述した各実施の形態に限定されず、様々な態様で実施されることが可能である。
1、4 温度補正回路
2、3 復調回路
5 通信装置
11 温度取得部
12 温度補正データ記憶部
13、43 個体差補正データ記憶部
14 補正部
21、31 増幅部
22 復調部
23 温度検出部
34 ゲイン制御信号生成部
51 処理部
52 変調回路
53 マルチプレクサ
54 アンテナ
301 BPF
302 VGA
303 LO
304 π/2位相変換器
305、306 直交復調器
307、308、317 LPF
309、310 A/Dコンバータ
312 IF AGC制御回路
313、314 FIRフィルタ
315 EQL
316 PD
401、402 ROM
403 個体差補正データ生成回路
404 CPU
405、406 加算器
407 セレクタ
408 演算部
409 VGA

Claims (8)

  1. 所定のアナログ回路部周囲の雰囲気温度を取得する温度取得部と、
    前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動を補償する温度補正データを記憶した温度補正データ記憶部と、
    前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データを記憶した個体差補正データ記憶部と、
    前記温度取得部によって取得された雰囲気温度に応じた前記温度補正データおよび前記個体差補正データに基づいて、前記アナログ回路部の出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正部と、
    を備えた温度補正回路。
  2. 前記アナログ回路部のゲインが、前記アナログ回路部に入力される入力信号のレベル変動に応じて前記補正部からの出力信号のレベルを略一定にするよう前記補正部の出力信号のレベルに基づいて生成されるゲイン制御信号によって可変であるとき、
    前記個体差補正データ記憶部は、前記雰囲気温度の変化に伴う前記ゲイン制御信号の変動を補正するデータを、前記個体差補正データとして記憶することを特徴とする請求項1に記載の温度補正回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載された温度補正回路と、
    前記アナログ回路部に含まれ、受信信号を増幅する増幅部と、
    前記アナログ回路部に含まれ、前記増幅部によって増幅された受信信号を復調する復調部と、
    を備えた復調回路。
  4. 受信信号を復調してベースバンド受信信号を出力する請求項3に記載の復調回路を備えた通信装置。
  5. 所定のアナログ回路部周囲の雰囲気温度を取得する温度取得ステップと、
    前記アナログ回路部周囲の雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動を補償する温度補正データがあらかじめ記憶された温度補正データ記憶部および前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データがあらかじめ記憶された個体差補正データ記憶部から、前記温度取得ステップで取得した雰囲気温度に応じた前記温度補正データおよび前記個体差補正データを取得し、取得した前記温度補正データおよび前記個体差補正データに基づいて、前記アナログ回路部からの出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正ステップと、
    を備えた温度補正方法。
  6. 前記アナログ回路部のゲインが、前記アナログ回路部に入力される入力信号のレベル変動に応じて前記補正ステップからの出力信号のレベルを略一定にするよう前記補正ステップの出力信号のレベルに基づいて生成されるゲイン制御信号によって可変であるとき、
    前記補正ステップで、前記雰囲気温度の変化に伴う前記ゲイン制御信号の変動を補正するデータを前記個体差補正データとして前記個体差補正データ記憶部から取得することを特徴とする請求項5に記載の温度補正方法。
  7. アナログ回路部を用いて受信信号を増幅する増幅ステップと、
    増幅した受信信号を前記アナログ回路部を用いて復調する復調ステップと、
    前記アナログ回路部周囲の雰囲気温度を取得する温度取得ステップと、
    前記アナログ回路部周囲の雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動を補償する温度補正データがあらかじめ記憶された温度補正データ記憶部および前記雰囲気温度の変化に伴う前記アナログ回路部のゲイン変動の個体差を補償する個体差補正データがあらかじめ記憶された個体差補正データ記憶部から、前記温度取得ステップで取得された雰囲気温度に応じた前記温度補正データおよび前記個体差補正データを取得し、取得した前記温度補正データおよび前記個体差補正データに基づいて、前記復調ステップの出力信号のレベルの温度変化による変動分を補正した信号を出力する補正ステップと、
    を備えた復調方法。
  8. 前記受信信号のレベル変動に応じて前記補正ステップの出力信号のレベルを略一定にするよう前記アナログ回路部のゲインを調整するゲイン制御信号を、前記補正ステップの出力信号に基づいて生成するゲイン制御信号生成ステップをさらに備え、
    前記補正ステップで、前記雰囲気温度の変化に伴う前記ゲイン制御信号の変動を補正するデータを前記個体差補正データとして前記個体差補正データ記憶部から取得することを特徴とする請求項7に記載の復調方法。
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