JP2000165272A - 無線基地局装置 - Google Patents
無線基地局装置Info
- Publication number
- JP2000165272A JP2000165272A JP10337171A JP33717198A JP2000165272A JP 2000165272 A JP2000165272 A JP 2000165272A JP 10337171 A JP10337171 A JP 10337171A JP 33717198 A JP33717198 A JP 33717198A JP 2000165272 A JP2000165272 A JP 2000165272A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agc
- circuit
- base station
- gain
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 AGC回路を必要とする同期検波システムや
複数のブランチによる構成でダイバーシチ受信を行うシ
ステムにおいて低消費電力化を図れる無線基地局装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 受信信号はRF部1に入力され、信号を
増幅し、又IF周波数まで周波数変換される。AGC2
ではさまざまなレベルの信号をさまざまなゲインで増幅
し、一定の出力レベルで出力する。その時のAGCのゲ
インは、AGCで検出されるRSSI信号が制御部5に
入力されそのレベルによりゲイン制御電圧が決定され
る。ゲイン制御電圧はRSSIレベルが大きければAG
Cのゲインは小さくなるように制御され、RSSIレベ
ルが小さければAGCのゲインは大きくなるように制御
される。そのゲイン制御電圧は制御部5に記憶され、次
のフレームの受信スロットのAGCのゲイン制御電圧と
して出力されることになる。
複数のブランチによる構成でダイバーシチ受信を行うシ
ステムにおいて低消費電力化を図れる無線基地局装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 受信信号はRF部1に入力され、信号を
増幅し、又IF周波数まで周波数変換される。AGC2
ではさまざまなレベルの信号をさまざまなゲインで増幅
し、一定の出力レベルで出力する。その時のAGCのゲ
インは、AGCで検出されるRSSI信号が制御部5に
入力されそのレベルによりゲイン制御電圧が決定され
る。ゲイン制御電圧はRSSIレベルが大きければAG
Cのゲインは小さくなるように制御され、RSSIレベ
ルが小さければAGCのゲインは大きくなるように制御
される。そのゲイン制御電圧は制御部5に記憶され、次
のフレームの受信スロットのAGCのゲイン制御電圧と
して出力されることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTDMA、TDDシ
ステムにおける移動局と無線通信を行う無線基地局装置
に関するものである。
ステムにおける移動局と無線通信を行う無線基地局装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHS等のTDMA(Time Div
ision Multiple Acccss)、TD
D(Time Division Duplex)シス
テムでは受信時には送信側の電源をOFFにし、送信時
には受信側の電源をOFFにして通信を行うことで消費
電力の削減を行ってきた。
ision Multiple Acccss)、TD
D(Time Division Duplex)シス
テムでは受信時には送信側の電源をOFFにし、送信時
には受信側の電源をOFFにして通信を行うことで消費
電力の削減を行ってきた。
【0003】上記の技術は、PHS端末等の遅延検波を
行うシステムで主に採用されてきたが、基地局等で受信
感度を必要とする同期検波を採用しているシステムでは
AGC(自動利得制御回路)を必要とするために採用さ
れていない。TDMAシステムでのAGCは高速な立ち
上がり、立ち下がり特性が要求されるため、電源のO
N、OFFを行うとその特性が満足されないことになる
からである。
行うシステムで主に採用されてきたが、基地局等で受信
感度を必要とする同期検波を採用しているシステムでは
AGC(自動利得制御回路)を必要とするために採用さ
れていない。TDMAシステムでのAGCは高速な立ち
上がり、立ち下がり特性が要求されるため、電源のO
N、OFFを行うとその特性が満足されないことになる
からである。
【0004】例えば、AGCを含む受信回路全体の電源
を常にONにした状態であってもAGCが定常状態にな
るには数十μsec程度の時間がかかる。もし、送信時
には受信側の電源をOFF、受信時には送信側の電源を
OFFというように制御したならば、受信時にAGCが
定常状態に落ち着くまでにはかなりの時間がかかること
になり、ユニークワード等の判定ができなくなる可能性
がでてくる。よって、同期検波のシステムでAGCを必
要とする場合は常にAGCを含む受信回路全体の電源を
ONにして制御するのが従来のパターンである。
を常にONにした状態であってもAGCが定常状態にな
るには数十μsec程度の時間がかかる。もし、送信時
には受信側の電源をOFF、受信時には送信側の電源を
OFFというように制御したならば、受信時にAGCが
定常状態に落ち着くまでにはかなりの時間がかかること
になり、ユニークワード等の判定ができなくなる可能性
がでてくる。よって、同期検波のシステムでAGCを必
要とする場合は常にAGCを含む受信回路全体の電源を
ONにして制御するのが従来のパターンである。
【0005】PHS基地局では受信感度を向上させるた
め複数のダイバーシチブランチのある受信システムが用
いられている。このシステムでは複数のアンテナと複数
のRF受信回路、複数の復調回路部が必要となる。上記
の構成により、信号をダイバーシチ合成することで受信
感度を向上させることができた。しかし、回路規模、消
費電力が共に大きくなってしまうというデメリットがあ
った。
め複数のダイバーシチブランチのある受信システムが用
いられている。このシステムでは複数のアンテナと複数
のRF受信回路、複数の復調回路部が必要となる。上記
の構成により、信号をダイバーシチ合成することで受信
感度を向上させることができた。しかし、回路規模、消
費電力が共に大きくなってしまうというデメリットがあ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年では基地局装置に
おいても小型化、小スペース化が要求されているため、
消費電力の削減は必須である。しかし、高感度を必要と
するシステムでは同期検波回路およびAGC(自動利得
制御回路)回路が必要となり、回路規模が増大する傾向
である。また、PHS特有のフェージング対策のため、
複数のブランチによる構成でダイバーシチ受信を行う
が、これも複数のアンテナ及び受信系が必要となるた
め、回路規模、消費電力の増大は免れない。
おいても小型化、小スペース化が要求されているため、
消費電力の削減は必須である。しかし、高感度を必要と
するシステムでは同期検波回路およびAGC(自動利得
制御回路)回路が必要となり、回路規模が増大する傾向
である。また、PHS特有のフェージング対策のため、
複数のブランチによる構成でダイバーシチ受信を行う
が、これも複数のアンテナ及び受信系が必要となるた
め、回路規模、消費電力の増大は免れない。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するために
AGC回路を必要とする同期検波システムや複数のブラ
ンチによる構成でダイバーシチ受信を行うシステムにお
いて低消費電力化を行う無線基地局装置を提供すること
を目的としている。
AGC回路を必要とする同期検波システムや複数のブラ
ンチによる構成でダイバーシチ受信を行うシステムにお
いて低消費電力化を行う無線基地局装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、TDMA、T
DD通信に用いるAGCを含む受信系回路において、A
GCループの電源は常にON状態にし、AGCループの
立ち上がりに影響しないその他の回路の電源はON、O
FFすることで消費電力の削減を行い、AGCのゲイン
を決めるゲイン制御電圧は、受信するスロットの前のゲ
イン制御電圧を与えAGCの立ち上がりを早くする。
DD通信に用いるAGCを含む受信系回路において、A
GCループの電源は常にON状態にし、AGCループの
立ち上がりに影響しないその他の回路の電源はON、O
FFすることで消費電力の削減を行い、AGCのゲイン
を決めるゲイン制御電圧は、受信するスロットの前のゲ
イン制御電圧を与えAGCの立ち上がりを早くする。
【0009】この構成により、AGC回路を必要とする
同期検波システムや複数のブランチによる構成でダイバ
ーシチ受信を行うシステムにおいて低消費電力化を行う
無線基地局装置を実現できる。
同期検波システムや複数のブランチによる構成でダイバ
ーシチ受信を行うシステムにおいて低消費電力化を行う
無線基地局装置を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、TDM
A、TDD通信に用いるAGCを含む受信系回路におい
て、AGCループの電源は常にON状態にし、AGCル
ープの立ち上がりに影響しないその他の回路の電源はO
N、OFFすることで消費電力の削減を行い、AGCの
ゲインを決めるゲイン制御電圧は、受信するスロットの
前のゲイン制御電圧を与えAGCの立ち上がりを早くす
る。
A、TDD通信に用いるAGCを含む受信系回路におい
て、AGCループの電源は常にON状態にし、AGCル
ープの立ち上がりに影響しないその他の回路の電源はO
N、OFFすることで消費電力の削減を行い、AGCの
ゲインを決めるゲイン制御電圧は、受信するスロットの
前のゲイン制御電圧を与えAGCの立ち上がりを早くす
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、AGCまでの回
路の電源は常にONにし、AGCより後段の回路の電源
をON、OFFする。
路の電源は常にONにし、AGCより後段の回路の電源
をON、OFFする。
【0012】請求項3に記載の発明は、入力部をアンプ
を通るパスとアッテネータを通るパスにわけ、RSSI
レベルによりアンプを通るかアッテネータを通るかの判
定を行い、アッテネータを通るときはアンプの電源をO
FFにして低消費電力化を図る。
を通るパスとアッテネータを通るパスにわけ、RSSI
レベルによりアンプを通るかアッテネータを通るかの判
定を行い、アッテネータを通るときはアンプの電源をO
FFにして低消費電力化を図る。
【0013】請求項4に記載の発明は、1CnT(制御
チャンネル1スロット、通話チャンネルnスロット)の
システムで、且つ複数系統の受信系回路を持つシステム
であり、空きチャンネルが各系統の受信系回路で発生す
れば、それぞれの空きチャンネルを集め1系統分の受信
系回路が全て空き状態になれば電源をOFFにして、残
りの受信系回路で受信を行い、ダイバーシチ合成等を行
い、低消費電力化を図る。
チャンネル1スロット、通話チャンネルnスロット)の
システムで、且つ複数系統の受信系回路を持つシステム
であり、空きチャンネルが各系統の受信系回路で発生す
れば、それぞれの空きチャンネルを集め1系統分の受信
系回路が全て空き状態になれば電源をOFFにして、残
りの受信系回路で受信を行い、ダイバーシチ合成等を行
い、低消費電力化を図る。
【0014】請求項5に記載の発明は、複数ブランチで
ダイバーシチ受信を行う回路で、RSSIレベルが高け
れば、RSSIレベルの高い方からある数のブランチを
選択しダイバーシチ合成を行い、その時は残りのブラン
チの受信系回路の電源はOFFにする。
ダイバーシチ受信を行う回路で、RSSIレベルが高け
れば、RSSIレベルの高い方からある数のブランチを
選択しダイバーシチ合成を行い、その時は残りのブラン
チの受信系回路の電源はOFFにする。
【0015】上記構成の各発明によれば、低消費電力化
を図ることができる。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
無線基地局装置のブロック図、図2は同AGC制御信号
のタイミングチャートである。図1において、1はアン
テナで受信した信号を増幅し、IF周波数まで周波数変
換を行うRF部、2はあらゆるレベルの信号を増幅し出
力レベルは一定レベルで出力するAGC(自動利得制御
回路)、3はAGC出力を増幅し、さらにベースバンド
まで周波数変換をおこなうIF部、4は搬送波に乗った
変調信号を同期検波方式で復調する復調部、5はAGC
2からのRSSI信号により、ゲイン制御電圧を決め、
次のフレームのAGCゲイン制御電圧を返し、又RF部
1、IF部3の電源をON、OFF制御する制御部であ
る。
を図ることができる。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
無線基地局装置のブロック図、図2は同AGC制御信号
のタイミングチャートである。図1において、1はアン
テナで受信した信号を増幅し、IF周波数まで周波数変
換を行うRF部、2はあらゆるレベルの信号を増幅し出
力レベルは一定レベルで出力するAGC(自動利得制御
回路)、3はAGC出力を増幅し、さらにベースバンド
まで周波数変換をおこなうIF部、4は搬送波に乗った
変調信号を同期検波方式で復調する復調部、5はAGC
2からのRSSI信号により、ゲイン制御電圧を決め、
次のフレームのAGCゲイン制御電圧を返し、又RF部
1、IF部3の電源をON、OFF制御する制御部であ
る。
【0016】図2にAGCに関する各種制御電圧のタイ
ミングチャートの一例を示す。この場合、受信スロット
は4スロット、送信スロットは4スロットのTDMAシ
ステムを仮定する。又、受信信号は1番目のスロットに
のみ入力されているものとする。ON/OFF制御信号
は受信スロット時は電源電圧がONし、送信スロット時
には電源電圧がOFFするように制御される。更なる低
消費電力化を図るために、受信時に受信スロット4スロ
ット全てをONするのではなく、本当に受信しているス
ロットのみをONすることも可能である。RSSI信号
はここでは第1スロットにのみ信号が入力されているた
め、各フレームの第1スロット分だけのRSSI信号が
制御部5に入力される。制御部5に入力されたRSSI
信号から次のフレームのAGCゲイン制御電圧を決定す
る。そして、次のフレームでは前のフレームの制御部4
で記憶されたゲイン制御電圧によりAGCゲインを制御
することになる。
ミングチャートの一例を示す。この場合、受信スロット
は4スロット、送信スロットは4スロットのTDMAシ
ステムを仮定する。又、受信信号は1番目のスロットに
のみ入力されているものとする。ON/OFF制御信号
は受信スロット時は電源電圧がONし、送信スロット時
には電源電圧がOFFするように制御される。更なる低
消費電力化を図るために、受信時に受信スロット4スロ
ット全てをONするのではなく、本当に受信しているス
ロットのみをONすることも可能である。RSSI信号
はここでは第1スロットにのみ信号が入力されているた
め、各フレームの第1スロット分だけのRSSI信号が
制御部5に入力される。制御部5に入力されたRSSI
信号から次のフレームのAGCゲイン制御電圧を決定す
る。そして、次のフレームでは前のフレームの制御部4
で記憶されたゲイン制御電圧によりAGCゲインを制御
することになる。
【0017】以上のように構成された無線基地局装置に
ついて、以下にその動作を説明する。受信信号はRF部
1に入力され、信号を増幅し、又IF周波数まで周波数
変換される。AGC2ではさまざまなレベルの信号をさ
まざまなゲインで増幅し、一定の出力レベルで出力す
る。その時のAGC2のゲインは、AGC2で検出され
るRSSI信号が制御部5に入力されそのレベルにより
ゲイン制御電圧が決定される。ゲイン制御電圧はRSS
Iレベルが大きければAGC2のゲインは小さくなるよ
うに制御され、RSSIレベルが小さければAGC2の
ゲインは大きくなるように制御される。そのゲイン制御
電圧は制御部5に記憶され、次のフレームの受信スロッ
トのAGC2のゲイン制御電圧として出力されることに
なる。
ついて、以下にその動作を説明する。受信信号はRF部
1に入力され、信号を増幅し、又IF周波数まで周波数
変換される。AGC2ではさまざまなレベルの信号をさ
まざまなゲインで増幅し、一定の出力レベルで出力す
る。その時のAGC2のゲインは、AGC2で検出され
るRSSI信号が制御部5に入力されそのレベルにより
ゲイン制御電圧が決定される。ゲイン制御電圧はRSS
Iレベルが大きければAGC2のゲインは小さくなるよ
うに制御され、RSSIレベルが小さければAGC2の
ゲインは大きくなるように制御される。そのゲイン制御
電圧は制御部5に記憶され、次のフレームの受信スロッ
トのAGC2のゲイン制御電圧として出力されることに
なる。
【0018】受信時には、RF部1とIF部3が電源O
Nで、送信時にはRF部1とIF部3が電源OFFに制
御部5から制御される。AGC2及び復調部4,制御部
5は常に電源ONである。復調部の構成次第でON/O
FFしさらに低消費電力化することも可能である。IF
部3はAGC2の出力信号を増幅し、ベースバンド周波
数まで周波数変換をおこなう。復調部4はIF部3の出
力信号を同期検波方式で復調する。上記の構成により、
RF部1とIF部3の電源をスイッチングすることで、
低消費電力化が行え、前のフレームのゲイン制御電圧を
使うことでAGC2の立ち上がりを遅らすことなく、通
信を行うことができる。
Nで、送信時にはRF部1とIF部3が電源OFFに制
御部5から制御される。AGC2及び復調部4,制御部
5は常に電源ONである。復調部の構成次第でON/O
FFしさらに低消費電力化することも可能である。IF
部3はAGC2の出力信号を増幅し、ベースバンド周波
数まで周波数変換をおこなう。復調部4はIF部3の出
力信号を同期検波方式で復調する。上記の構成により、
RF部1とIF部3の電源をスイッチングすることで、
低消費電力化が行え、前のフレームのゲイン制御電圧を
使うことでAGC2の立ち上がりを遅らすことなく、通
信を行うことができる。
【0019】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における無線基地局装置のブロック図である。図3
において、1はアンテナで受信した信号を増幅し、IF
周波数まで周波数変換を行うRF部、2Aはあらゆるレ
ベルの信号を増幅し出力レベルは一定レベルで出力する
AGC(自動利得制御回路)、3はAGC出力を増幅
し、さらにベースバンドまで周波数変換をおこなうIF
部、4は搬送波に乗った変調信号を同期検波方式で復調
する復調部、5AはIF部の電源をON、OFF制御す
る制御部である。
態2における無線基地局装置のブロック図である。図3
において、1はアンテナで受信した信号を増幅し、IF
周波数まで周波数変換を行うRF部、2Aはあらゆるレ
ベルの信号を増幅し出力レベルは一定レベルで出力する
AGC(自動利得制御回路)、3はAGC出力を増幅
し、さらにベースバンドまで周波数変換をおこなうIF
部、4は搬送波に乗った変調信号を同期検波方式で復調
する復調部、5AはIF部の電源をON、OFF制御す
る制御部である。
【0020】以上のように構成された無線基地局装置に
ついて、以下にその動作を説明する。受信信号はRF部
1に入力され、信号を増幅し、又IF周波数まで周波数
変換される。AGC2Aではさまざまなレベルの信号を
さまざまなゲインで増幅し、一定の出力レベルで出力す
る。その時のAGC2Aのゲインは、AGC2A内でA
GC2Aに入力された信号の信号レベル検波を行いゲイ
ンを決定する。ここでは入力信号が入力されたスロット
内でAGC2Aが立ち上がる。ゲインはAGC2Aへの
入力信号レベルが大きければゲインは小さくなるように
制御され、ゲインへの入力信号レベルが小さければゲイ
ンは大きくなるように制御される(制御部5Aとはやり
取りを行わず、AGC2Aのみでゲイン制御電圧が決定
される。)。
ついて、以下にその動作を説明する。受信信号はRF部
1に入力され、信号を増幅し、又IF周波数まで周波数
変換される。AGC2Aではさまざまなレベルの信号を
さまざまなゲインで増幅し、一定の出力レベルで出力す
る。その時のAGC2Aのゲインは、AGC2A内でA
GC2Aに入力された信号の信号レベル検波を行いゲイ
ンを決定する。ここでは入力信号が入力されたスロット
内でAGC2Aが立ち上がる。ゲインはAGC2Aへの
入力信号レベルが大きければゲインは小さくなるように
制御され、ゲインへの入力信号レベルが小さければゲイ
ンは大きくなるように制御される(制御部5Aとはやり
取りを行わず、AGC2Aのみでゲイン制御電圧が決定
される。)。
【0021】受信時には、IF部3が電源ONで、送信
時にはIF部3が電源OFFに制御部5Aから制御され
る。RF部1、AGC2A及び復調部4,制御部5Aは
常に電源ONである。復調部の構成次第でON/OFF
しさらに低消費電力化することも可能である。IF部3
はAGC2の出力信号を増幅し、ベースバンド周波数ま
で周波数変換をおこなう。復調部4はIF部3の出力信
号を同期検波方式で復調する。上記の構成により、IF
部3の電源をスイッチングすることで、低消費電力化が
行える。
時にはIF部3が電源OFFに制御部5Aから制御され
る。RF部1、AGC2A及び復調部4,制御部5Aは
常に電源ONである。復調部の構成次第でON/OFF
しさらに低消費電力化することも可能である。IF部3
はAGC2の出力信号を増幅し、ベースバンド周波数ま
で周波数変換をおこなう。復調部4はIF部3の出力信
号を同期検波方式で復調する。上記の構成により、IF
部3の電源をスイッチングすることで、低消費電力化が
行える。
【0022】(実施の形態3)図4は本発明の実施の形
態3における無線基地局装置のブロック図である。図4
において、8はアンテナで受信した信号を高周波増幅回
路10が減衰器11に切り替える第1のSW部(切り替
え部)、9は高周波増幅回路10か減衰器11に切り替
える第2のSW部(切り替え部)、10はアンテナから
入力された微小信号を増幅する高周波増幅回路、11は
アンテナから入力された高入力信号を減衰させる減衰
器、12は入力された信号を増幅し、IF周波数に周波
数変換する高周波増幅回路&ダウンコンバーターであ
り、上記全てRF部とする。
態3における無線基地局装置のブロック図である。図4
において、8はアンテナで受信した信号を高周波増幅回
路10が減衰器11に切り替える第1のSW部(切り替
え部)、9は高周波増幅回路10か減衰器11に切り替
える第2のSW部(切り替え部)、10はアンテナから
入力された微小信号を増幅する高周波増幅回路、11は
アンテナから入力された高入力信号を減衰させる減衰
器、12は入力された信号を増幅し、IF周波数に周波
数変換する高周波増幅回路&ダウンコンバーターであ
り、上記全てRF部とする。
【0023】2Bはあらゆるレベルの信号を増幅し出力
レベルは一定レベルで出力するAGC(自動利得制御回
路)、5BはAGC2BからのRSSIにより第1のS
W部8と第2のSW部9の切り替え制御を行い、高周波
増幅回路10のON/OFF制御を行う制御部である。
レベルは一定レベルで出力するAGC(自動利得制御回
路)、5BはAGC2BからのRSSIにより第1のS
W部8と第2のSW部9の切り替え制御を行い、高周波
増幅回路10のON/OFF制御を行う制御部である。
【0024】以上のように構成された無線基地局装置に
ついて、以下にその動作を説明する。最初は、受信信号
は高周波増幅回路10のパスを通るように制御部から制
御される。高周波増幅回路10の出力は高周波増幅回路
&ダウンコンバーター12を通りIF周波数まで周波数
変換される。そして、AGC2Bで一定レベルに増幅さ
れる。AGC2BもAGC2Aと同じく、AGC2Bの
ゲインは、AGC2B内でAGC2Bに入力された信号
の信号レベル検波を行いゲインを決定する。ここでは入
力信号が入力されたスロット内でAGC2Bが立ち上が
る。ゲインはAGC2Bへの入力信号レベルが大きけれ
ばゲインは小さくなるように制御され、AGC2Bへの
入力信号レベルが小さければゲインは大きくなるように
制御される(制御部5BにはRSSIを渡すが、AGC
2Bのみでゲイン制御電圧が決定される。)。AGC2
BではRSSI信号を制御部5Bの返し、RSSIレベ
ルが制御部で設定されるしきい値より大きければ減衰器
11のパスを通るように、RSSIレベルが制御部で設
定されるしきい値より小さければ高周波増幅回路10の
パスを通るように第1のSW部8と第2のSW部9が制
御される。
ついて、以下にその動作を説明する。最初は、受信信号
は高周波増幅回路10のパスを通るように制御部から制
御される。高周波増幅回路10の出力は高周波増幅回路
&ダウンコンバーター12を通りIF周波数まで周波数
変換される。そして、AGC2Bで一定レベルに増幅さ
れる。AGC2BもAGC2Aと同じく、AGC2Bの
ゲインは、AGC2B内でAGC2Bに入力された信号
の信号レベル検波を行いゲインを決定する。ここでは入
力信号が入力されたスロット内でAGC2Bが立ち上が
る。ゲインはAGC2Bへの入力信号レベルが大きけれ
ばゲインは小さくなるように制御され、AGC2Bへの
入力信号レベルが小さければゲインは大きくなるように
制御される(制御部5BにはRSSIを渡すが、AGC
2Bのみでゲイン制御電圧が決定される。)。AGC2
BではRSSI信号を制御部5Bの返し、RSSIレベ
ルが制御部で設定されるしきい値より大きければ減衰器
11のパスを通るように、RSSIレベルが制御部で設
定されるしきい値より小さければ高周波増幅回路10の
パスを通るように第1のSW部8と第2のSW部9が制
御される。
【0025】ここで、RSSIレベルが制御部で設定さ
れるしきい値より大きければアンテナから入力される信
号は減衰器11のパスを通り、その間の高周波増幅回路
10の電源がOFFになるように制御される。上記の制
御を行うことで、高入力時には高周波増幅回路10の消
費電力を削減することができ、低消費電力化が行える。
れるしきい値より大きければアンテナから入力される信
号は減衰器11のパスを通り、その間の高周波増幅回路
10の電源がOFFになるように制御される。上記の制
御を行うことで、高入力時には高周波増幅回路10の消
費電力を削減することができ、低消費電力化が行える。
【0026】(実施の形態4)図5は本発明の実施の形
態4におけるスロット制御の一例を示すブロック図であ
って、受信4スロット、送信4スロットのTDMAシス
テムにおけるスロット使用構成を示すブロック図であ
る。本例では1個の無線基地局装置で2個の周波数(チ
ャンネル)を使用し、Aチャンネルで1C3T(1個の
制御チャンネルと3個の通話チャンネル)を使用でき、
Bチャンネルでは4T(4個の通話チャンネル)が利用
できるシステム例を示す。Aチャンネルで送受信各々4
スロットずつあるが、Aチャンネルで少なくとも一つの
受信回路が必要となる。また同じく、Bチャンネルでも
少なくとも一つの受信回路が必要になる。図5(a)に
スロット構成を制御する前の状態の一例を示す。また図
5(b)にスロット構成を制御した後の一例を示す。
態4におけるスロット制御の一例を示すブロック図であ
って、受信4スロット、送信4スロットのTDMAシス
テムにおけるスロット使用構成を示すブロック図であ
る。本例では1個の無線基地局装置で2個の周波数(チ
ャンネル)を使用し、Aチャンネルで1C3T(1個の
制御チャンネルと3個の通話チャンネル)を使用でき、
Bチャンネルでは4T(4個の通話チャンネル)が利用
できるシステム例を示す。Aチャンネルで送受信各々4
スロットずつあるが、Aチャンネルで少なくとも一つの
受信回路が必要となる。また同じく、Bチャンネルでも
少なくとも一つの受信回路が必要になる。図5(a)に
スロット構成を制御する前の状態の一例を示す。また図
5(b)にスロット構成を制御した後の一例を示す。
【0027】図5(a)のAチャンネルでは受信第1ス
ロットに移動局からの制御チャンネル(Cch)を受信
し、受信の第2スロットでは移動局からの通話チャンネ
ル(Tch)を受信している状態を示す。残りの受信第
2、第3スロットは空きスロット状態である。送信第1
スロットは制御チャンネルを送信し、送信第2スロット
は通話チャンネルを送信しており、送信第3、第4スロ
ットは空きスロットである。Bチャンネルでは受信第1
スロットのみ通話チャンネルを受信状態であるが、残り
の第2、第3、第4スロットは空き状態である。
ロットに移動局からの制御チャンネル(Cch)を受信
し、受信の第2スロットでは移動局からの通話チャンネ
ル(Tch)を受信している状態を示す。残りの受信第
2、第3スロットは空きスロット状態である。送信第1
スロットは制御チャンネルを送信し、送信第2スロット
は通話チャンネルを送信しており、送信第3、第4スロ
ットは空きスロットである。Bチャンネルでは受信第1
スロットのみ通話チャンネルを受信状態であるが、残り
の第2、第3、第4スロットは空き状態である。
【0028】送信も第1スロットのみ通話チャンネルを
送信状態であるが、残りの第2、第3、第4スロットは
空き状態である。上記のスロット使用状況ではA、Bの
両方のチャンネルを使用しなければならず、又、少なく
とも2個以上受信回路が必要となる(Achで1系統以
上の受信系回路、Bchで1系統以上の受信系回路を持
つのが通常のケースである。)。
送信状態であるが、残りの第2、第3、第4スロットは
空き状態である。上記のスロット使用状況ではA、Bの
両方のチャンネルを使用しなければならず、又、少なく
とも2個以上受信回路が必要となる(Achで1系統以
上の受信系回路、Bchで1系統以上の受信系回路を持
つのが通常のケースである。)。
【0029】図5(a)のようなスロット使用状況か
ら、図5(b)のようにどちらか一方のチャンネルに使
用スロットをまとめる方法をとれば、使用するチャンネ
ル数も削減でき、又、使用する受信回路の電源もOFF
にして低消費電力化を図ることができる。
ら、図5(b)のようにどちらか一方のチャンネルに使
用スロットをまとめる方法をとれば、使用するチャンネ
ル数も削減でき、又、使用する受信回路の電源もOFF
にして低消費電力化を図ることができる。
【0030】図5(b)は図5(a)のBチャンネルの
受信第1スロットの信号をAチャンネルの受信第3スロ
ットに移動させ、又、Bチャンネルの送信第1スロット
の信号をAチャンネルの送信第3スロットに移動させ
る。そうすることで、Aチャンネルは受信第1、第2、
第3スロットが使用状態で、受信第4スロットのみが空
きスロットとなる。送信も第1、第2、第3スロットが
使用状態で、送信第4スロットのみが空きスロットとな
る。Bチャンネルは全てが空きとなり、チャンネル使用
数が減り、Bチャンネルで受信していた受信回路の電源
をOFFすることで、低消費電力化が行える。上記構成
により、チャンネル数の削減および低消費電力化が行え
ることになる。
受信第1スロットの信号をAチャンネルの受信第3スロ
ットに移動させ、又、Bチャンネルの送信第1スロット
の信号をAチャンネルの送信第3スロットに移動させ
る。そうすることで、Aチャンネルは受信第1、第2、
第3スロットが使用状態で、受信第4スロットのみが空
きスロットとなる。送信も第1、第2、第3スロットが
使用状態で、送信第4スロットのみが空きスロットとな
る。Bチャンネルは全てが空きとなり、チャンネル使用
数が減り、Bチャンネルで受信していた受信回路の電源
をOFFすることで、低消費電力化が行える。上記構成
により、チャンネル数の削減および低消費電力化が行え
ることになる。
【0031】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5における無線基地局装置のブロック図であって、A
GCを含む同期検波システムの無線基地局装置の構成を
示している。ブランチ数としてはnブランチの構成でも
当てはまるが、図6に示すようにここでは4ブランチの
ダイバーシチ構成の場合について考える。図6におい
て、1はアンテナで受信した信号を増幅し、IF周波数
まで周波数変換を行うRF部、2Cはあらゆるレベルの
信号を増幅し出力レベルは一定レベルで出力するAGC
(自動利得制御回路)、3はAGC出力を増幅し、さら
にベースバンドまで周波数変換をおこなうIF部、4は
搬送波に乗った変調信号を同期検波方式で復調する復調
部、5CはAGC2CからのRSSIレベルにより各ブ
ランチの電源をON/OFF制御する制御部であり、各
ブランチ全体の電源をON/OFFする。13はダイバ
ーシチ合成部である。
態5における無線基地局装置のブロック図であって、A
GCを含む同期検波システムの無線基地局装置の構成を
示している。ブランチ数としてはnブランチの構成でも
当てはまるが、図6に示すようにここでは4ブランチの
ダイバーシチ構成の場合について考える。図6におい
て、1はアンテナで受信した信号を増幅し、IF周波数
まで周波数変換を行うRF部、2Cはあらゆるレベルの
信号を増幅し出力レベルは一定レベルで出力するAGC
(自動利得制御回路)、3はAGC出力を増幅し、さら
にベースバンドまで周波数変換をおこなうIF部、4は
搬送波に乗った変調信号を同期検波方式で復調する復調
部、5CはAGC2CからのRSSIレベルにより各ブ
ランチの電源をON/OFF制御する制御部であり、各
ブランチ全体の電源をON/OFFする。13はダイバ
ーシチ合成部である。
【0032】以上のように構成された無線基地局装置に
ついて、以下にその動作を説明する。受信信号はRF部
1に入力され、信号を増幅し、又IF周波数まで周波数
変換される。AGC2Cではさまざまなレベルの信号を
さまざまなゲインで増幅し、一定の出力レベルで出力す
る。その時のAGC2Cのゲインは、AGC2C内で信
号レベル検波を行いゲインを決定する。ゲインはAGC
2Cへの入力信号レベルが大きければゲインは小さくな
るように制御され、AGC2Cへの入力信号レベルが小
さければゲインは大きくなるように制御される(制御部
5CにはRSSIを渡すが、AGC2Cのみでゲイン制
御電圧が決定される。)。IF部3はAGC2の出力信
号を増幅し、ベースバンド周波数まで周波数変換をおこ
なう。復調部4は搬送波に乗った変調信号を同期検波方
式で復調する。
ついて、以下にその動作を説明する。受信信号はRF部
1に入力され、信号を増幅し、又IF周波数まで周波数
変換される。AGC2Cではさまざまなレベルの信号を
さまざまなゲインで増幅し、一定の出力レベルで出力す
る。その時のAGC2Cのゲインは、AGC2C内で信
号レベル検波を行いゲインを決定する。ゲインはAGC
2Cへの入力信号レベルが大きければゲインは小さくな
るように制御され、AGC2Cへの入力信号レベルが小
さければゲインは大きくなるように制御される(制御部
5CにはRSSIを渡すが、AGC2Cのみでゲイン制
御電圧が決定される。)。IF部3はAGC2の出力信
号を増幅し、ベースバンド周波数まで周波数変換をおこ
なう。復調部4は搬送波に乗った変調信号を同期検波方
式で復調する。
【0033】ダイバーシチ合成部13は各ブランチの復
調部4の出力信号を適切な位相で足しあわせて、信号を
合成し、SN比の向上した信号を作る。又、AGC2C
からはRSSIを制御部5Cにわたす。そこで、各ブラ
ンチのRSSIレベルを比較し、制御部に記憶されてい
るしきい値より大きければ、RSSIレベルの大きなブ
ランチの信号をnブランチで受信し、ダイバーシチ合成
を行う。nは各ブランチのRSSIレベルにより決定さ
れる。ダイバーシチ合成に用いない(4−n)ブランチ
は、ブランチ全体の電源をOFFにして低消費電力化を
図る(ここでは4ブランチのダイバーシチを仮定してい
るので)。上記方法により、高入力時にダイバーシチブ
ランチの数を減らし、ブランチ内の回路の電源をOFF
することで低消費電力化が行える。
調部4の出力信号を適切な位相で足しあわせて、信号を
合成し、SN比の向上した信号を作る。又、AGC2C
からはRSSIを制御部5Cにわたす。そこで、各ブラ
ンチのRSSIレベルを比較し、制御部に記憶されてい
るしきい値より大きければ、RSSIレベルの大きなブ
ランチの信号をnブランチで受信し、ダイバーシチ合成
を行う。nは各ブランチのRSSIレベルにより決定さ
れる。ダイバーシチ合成に用いない(4−n)ブランチ
は、ブランチ全体の電源をOFFにして低消費電力化を
図る(ここでは4ブランチのダイバーシチを仮定してい
るので)。上記方法により、高入力時にダイバーシチブ
ランチの数を減らし、ブランチ内の回路の電源をOFF
することで低消費電力化が行える。
【0034】
【発明の効果】本発明は、AGC及びそのループ周辺回
路の電源は常にON状態としAGCループに関係無い回
路ではON、OFFしスイッチングを行い、その時にA
GCより前段の回路をON、OFFすることで多少AG
Cの立ち上がりは遅くなるが、前のスロットのAGCの
ゲイン制御電圧を次のスロットのAGCのゲイン制御電
圧として与えることでAGCの立ち上がりを早くするこ
とができ、低消費電力化が行える。
路の電源は常にON状態としAGCループに関係無い回
路ではON、OFFしスイッチングを行い、その時にA
GCより前段の回路をON、OFFすることで多少AG
Cの立ち上がりは遅くなるが、前のスロットのAGCの
ゲイン制御電圧を次のスロットのAGCのゲイン制御電
圧として与えることでAGCの立ち上がりを早くするこ
とができ、低消費電力化が行える。
【0035】又、AGCより後段のみの回路の電源をO
N/OFFすることで、AGCの立ち上がりには関係な
く消費電力を削減することができ、またRF部で信号が
通らないパスの電源をOFFにすることでも低消費電力
化が行える。又、使用されているスロットをまとめて、
全てが空きスロットのみになればその受信系の電源をO
FFすることでも低消費電力化が行える。又、複数のブ
ランチで受信するダイバーシチブランチを有するシステ
ムにおいて、RSSIレベルが高いときはダイバーシチ
ブランチの数を減らし受信を行い、使用しないブランチ
の電源をOFFすることで低消費電力化が行える。
N/OFFすることで、AGCの立ち上がりには関係な
く消費電力を削減することができ、またRF部で信号が
通らないパスの電源をOFFにすることでも低消費電力
化が行える。又、使用されているスロットをまとめて、
全てが空きスロットのみになればその受信系の電源をO
FFすることでも低消費電力化が行える。又、複数のブ
ランチで受信するダイバーシチブランチを有するシステ
ムにおいて、RSSIレベルが高いときはダイバーシチ
ブランチの数を減らし受信を行い、使用しないブランチ
の電源をOFFすることで低消費電力化が行える。
【図1】本発明の実施の形態1における無線基地局装置
のブロック図
のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるAGC制御信号
のタイミングチャート
のタイミングチャート
【図3】本発明の実施の形態2における無線基地局装置
のブロック図
のブロック図
【図4】本発明の実施の形態3における無線基地局装置
のブロック図
のブロック図
【図5】本発明の実施の形態4におけるスロット制御の
一例を示すブロック図
一例を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態5における無線基地局装置
のブロック図
のブロック図
1 RF部 2,2A,2B,2C AGC 3 IF部 4 復調部 5,5A,5B,5C 制御部 8 第1のSW部 9 第2のSW部 10 高周波増幅回路 11 減衰器 12 高周波増幅回路&ダウンコンバーター 13 ダイバーシチ合成部
Claims (5)
- 【請求項1】TDMA、TDD通信に用いるAGCを含
む受信系回路において、AGCループの電源は常にON
状態にし、AGCループの立ち上がりに影響しないその
他の回路の電源はON、OFFすることで消費電力の削
減を行い、AGCのゲインを決めるゲイン制御電圧は、
受信するスロットの前のゲイン制御電圧を与えAGCの
立ち上がりを早くすることを特徴とする無線基地局装
置。 - 【請求項2】AGCまでの回路の電源は常にONにし、
AGC以降の回路の電源をON、OFFすることで低消
費電力化を行うことを特徴とする請求項1記載の無線基
地局装置。 - 【請求項3】入力部をアンプを通るパスとアッテネータ
を通るパスに分け、RSSIレベルによりアンプを通る
かアッテネータを通るかの判定を行い、アッテネータを
通るときはアンプの電源をOFFにして低消費電力化を
図ることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。 - 【請求項4】1CnTのシステムで、且つ複数系統の受
信系回路を持つシステムであり、空きチャンネルが各系
統の受信系回路で発生すれば、それぞれの空きチャンネ
ルを集め1系統分の受信系回路が全て空き状態になれば
受信系回路の電源をOFFにして残りの受信系回路で受
信を行い、ダイバーシチ合成等を行い、低消費電力化を
図ることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。 - 【請求項5】複数ブランチでダイバーシチ受信を行う回
路で、RSSIレベルが高ければ、RSSIレベルの高
い方からある数のブランチを選択しダイバーシチ合成を
行い、その時は残りのブランチの受信系回路の電源はO
FFにすることで低消費電力化を行うことを特徴とする
無線基地局装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10337171A JP2000165272A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 無線基地局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10337171A JP2000165272A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 無線基地局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000165272A true JP2000165272A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18306120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10337171A Pending JP2000165272A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 無線基地局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000165272A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305476A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基地局受信機 |
KR100786454B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2007-12-17 | 비쉐이 세미컨덕터 게엠베하 | 반송파 신호로 변조된 데이터를 무선 수신하기 위한 수신기 회로의 절전 방법 |
KR100812607B1 (ko) | 2005-12-01 | 2008-03-13 | 에스케이텔레시스 주식회사 | 알에프 파워를 이용하여 동기를 획득하는 티디디방식에서의 증폭모듈 및 증폭모듈에서 알에프 파워를이용하여 동기를 획득하는 방법 |
JP2010200329A (ja) * | 2002-04-05 | 2010-09-09 | Qualcomm Inc | 移動局において受信ダイバーシティを決定するための方法及び装置 |
US8031622B2 (en) | 2002-02-19 | 2011-10-04 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for receive diversity in a communication system |
JP2012109904A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Nec Corp | 温度補正回路、復調回路、通信装置、温度補正方法、および、復調方法 |
CN111800169A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-10-20 | 易兆微电子(杭州)股份有限公司 | 一种用于近场通信pcd接收的agc方法 |
-
1998
- 1998-11-27 JP JP10337171A patent/JP2000165272A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100786454B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2007-12-17 | 비쉐이 세미컨덕터 게엠베하 | 반송파 신호로 변조된 데이터를 무선 수신하기 위한 수신기 회로의 절전 방법 |
JP2002305476A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基地局受信機 |
JP4573462B2 (ja) * | 2001-04-04 | 2010-11-04 | 株式会社日立国際電気 | 基地局受信機 |
US8031622B2 (en) | 2002-02-19 | 2011-10-04 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for receive diversity in a communication system |
JP2010200329A (ja) * | 2002-04-05 | 2010-09-09 | Qualcomm Inc | 移動局において受信ダイバーシティを決定するための方法及び装置 |
KR100812607B1 (ko) | 2005-12-01 | 2008-03-13 | 에스케이텔레시스 주식회사 | 알에프 파워를 이용하여 동기를 획득하는 티디디방식에서의 증폭모듈 및 증폭모듈에서 알에프 파워를이용하여 동기를 획득하는 방법 |
JP2012109904A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Nec Corp | 温度補正回路、復調回路、通信装置、温度補正方法、および、復調方法 |
CN111800169A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-10-20 | 易兆微电子(杭州)股份有限公司 | 一种用于近场通信pcd接收的agc方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5153059B2 (ja) | 多重ブランチ無線受信機 | |
JP3094955B2 (ja) | 送信増幅器制御回路 | |
JP3110333B2 (ja) | Tdma方式無線装置の送信ダイバシチー回路 | |
US7251503B2 (en) | Diversity receiving apparatus and wireless receiving apparatus using the same | |
CN101124747A (zh) | 具有多个传输信号路径的无线装置的传输功率降低 | |
US7856216B2 (en) | Diversity receiver and gain adjusting method therefor | |
CN110999140B (zh) | 用于在采用时分双工方案的无线通信系统中采样信号的装置和方法 | |
JP2002185382A (ja) | 無線中継器 | |
US8204534B2 (en) | Transmit power control system, transmit power control method, and terminal device | |
US10028222B2 (en) | Apparatus and method for controlling power in a communication system | |
JP2000165272A (ja) | 無線基地局装置 | |
JPH07131401A (ja) | 無線中継装置 | |
JP2002237764A (ja) | 通信装置、及び通信制御方法 | |
US8032096B2 (en) | Method and system for compensating for antenna pulling | |
KR100474055B1 (ko) | 시디엠에이방식의 이동무선단말장치 | |
KR20130065485A (ko) | 저잡음 증폭 회로를 포함하는 수신장치 및 이의 입력 신호 처리 방법 | |
KR20130055537A (ko) | 무선 통신 단말기에서의 에너지 소비를 감소시키는 방법 및 상기 방법을 구현하는 통신 단말기 | |
US6735451B1 (en) | Method and apparatus for providing downlink power control in radio communication systems employing virtual cells | |
JPH11163782A (ja) | 無線基地局装置 | |
KR20160082471A (ko) | 통신 시스템에서 전력 제어 장치 및 방법 | |
KR20160059851A (ko) | 이동 통신 시스템에서 신호 수신 방법 및 장치 | |
JP2005341366A (ja) | 携帯電話端末装置 | |
JP2000353998A (ja) | ダイバーシティ受信機およびダイバーシティ送信機 | |
JP3208343B2 (ja) | ダイバーシチ装置 | |
JP2005229539A (ja) | 移動通信端末装置 |