JP2012107824A - 2重管 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、流路長を確保しつつ、所定の配管スペース内に収まるように配管することができる2重管の提供を目的とする。
【解決手段】例えば流路長が4mの2重管1を、幅204mm、長さ440mm、高さ61mmに形成された容器10に収容する場合、内管2と外管3とからなる1本の2重管1を、蛇行方向Eに蛇行及び折り返して蛇行部6A〜6Dを形成する。その蛇行部6A〜6Dを、重ね合わせ方向Gに対し層状に配管して層状蛇行部7Aを形成した後、2重管1の蛇行部6A〜6Dを層状に配管してなる層状蛇行部7Aを容器10に収容する。これにより、2重管1の流路長を確保しつつ、所定の配管スペースを有する容器10の内部に収まるように収容することができる。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えばヒートポンプ式床暖房、給湯機、空調機等に備えられる熱交換器用の2重管に関し、さらに詳しくは、内管の内部を流動する流体と、その内管と該内管の外側に設けられた外管との間を流動する流体との間で熱交換を行う2重管に関する。
従来、上述の2重管としては、例えば内部に冷媒用流路が形成された内管と、その内管の外側に設けられ、該内管との間に水用流路が形成された外管とで構成される2重管を備えた熱交換器(特許文献1,2参照)が提案されている。
詳述すると、特許文献1,2に記載の2重管は、通常、渦巻状に配管されており、内管の端部を例えばヒートポンプ式給湯機等の機器に接続し、冷媒用流路を流動する冷媒と、水用流路を流動する水との間で熱交換する。
しかし、2重管を渦巻状に配管してなる筒状の中央部に空間が形成されるため、無駄なスペースが多く、限られた配管スペース内では熱交換に必要な流路長を十分に確保することが困難であるという問題があった。
また、所定の熱交換性能が得られる流路長の2重管を、所定の配管スペース内に収まるように屈曲して配管しようすると、例えば折れや割れ等の損傷が起きないような大きな曲率半径で屈曲しなければならない。その結果、熱交換に必要な流路長を確保することができなくなり、熱交換効率が悪くなるという問題があった。
特開昭60−164183号公報 特開2005−69620号公報
この発明は、流路長を確保しつつ、所定の配管スペース内に収まるように配管することができる2重管を提供することを目的とする。
この発明は、内部に第1流路が形成された内管と、該内管の外側に設けられ、該内管との間に第2流路が形成された外管とからなる2重管であって、前記2重管を蛇行方向に蛇行してなる蛇行部を、互いに重ね合わされる重ね合わせ方向に対し複数配置して構成した2重管であることを特徴とする。
例えば流路長が4mの2重管を、幅204mm、長さ440mm、高さ61mmに形成された容器に収容する場合、1本の2重管を蛇行してなる蛇行部を複数形成し、該各蛇行部を層状に配管したまま容器に収容する。これにより、2重管の流路長を確保しつつ、所定の配管スペースを有する容器内部に収まるように収容することができる。
この結果、2重管をコンパクトに配管しても、熱交換性能が低下することがなく、第1流路と第2流体とを流れる各流体間で安定して熱交換することができる。また、2重管の配管スペースが小さくて済むので、例えば2重管が収められたボックス型の容器、或いは、2重管が備えられた熱交換器等の設置が容易に行える。
この発明の態様として、前記複数配置された各蛇行部を、前記蛇行方向を折り返して該各蛇行部の一部が重なり合うようにして互い違いに配置することができる。
上述のように各蛇行部を配置することにより、各蛇行部の重なり合わない部分に空間が形成される。このため、その空間と対応する各蛇行部の他の部分を互いに近接して配管すれば、各蛇行部の蛇行方向を折り返して互いに重ね合わせて配置するよりも、重ね合わせ方向の配置厚さを薄くすることができる。
この結果、所定の流路長を有する2重管をコンパクトに配管することができる。
また、この発明の態様として、層状に複数配置した前記各蛇行部のうち少なくとも端列の蛇行部を、前記重ね合わせ方向と直交する平面に対し平行に配管することができる。
上述した端列の蛇行部を、例えば容器の内壁面、或いは、床面等の重ね合わせ方向と直交する平面に沿って配管することができるので、2重管全体の配管姿勢が安定し、例えば揺動、ガタ付き等が起きるのを防止することができる。
なお、端列は、蛇行部を重ね合わせ方向に対し層状に複数配置してなる層状蛇行部の一端側に配置された蛇行部の列と、他端側に配置された蛇行部の列とに対応する。
また、この発明の態様として、前記各蛇行部を前記重ね合わせ方向に対し所定間隔に隔てて配管することができる。
上述した各蛇行部の間に隙間が形成されるため、各蛇行部間での熱移動が遮断される。この結果、各蛇行部の間で熱伝導が起きるのを防止することができ、熱交換効率の向上が図れる。
また、この発明の態様として、前記内管の外周面に、該内管の外周面に沿って外面フィンを螺旋方向に連続して形成することができる。
また、この発明の態様として、前記外面フィンを、特殊加工したフィンで構成することができる。
上述の外面フィンを、特殊加工したフィンで構成すれば、内管の外表面積を増加させ、フィン表面に凝縮した冷媒をスムーズに離脱させることが出来る。
この結果、通常のフィンよりも、さらに熱交換効率を向上させることができる。
なお、前記流体は、例えば水、冷媒等で構成することができる。
この発明によれば、2重管の流路長を確保しつつ、所定の配管スペース内に収まるように配管することができる。この結果、2重管をコンパクトに配管しても、熱交換性能が低下することがなく、第1流路と第2流体とを流れる各流体間で安定して熱交換することができる。
2重管の配管状態を示す斜視図。 2重管の正面図及び背面図。 2重管の平面図及び底面図。 2重管の右側面図及び左側面図。 図1に示す2重管のA−A線矢視拡大断面図。 図5に示す2重管のB−B線矢視断面図。 フィン高さが異なる内管の模式的構造を示す部分拡大展開斜視図。 2重管を容器に収容状態を示す平面図。
この発明の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
図1は2重管1の配管状態を示す斜視図、図2の(a)(b)は2重管1の正面図と背面図、図3の(a)(b)は2重管1の平面図と底面図、図4の(a)(b)は2重管1の右側面図と左側面図である。
本実施形態の2重管1は、所定の流路長に形成された1本の銅管であり、管軸中心を中心として同心円に設けられた銅製の内管2と、該内管2の外側に設けられた銅製の外管3とで構成している。
2重管1は、該1本の2重管1を幅方向と対応する蛇行方向Eに蛇行して形成した第1の蛇行部6Aと、第2の蛇行部6Bと、第3の蛇行部6Cと、第4の蛇行部6Dとを、上側から順に互いに重ね合わされる重ね合わせ方向G(或いは上下方向)に対し層状に配置して、層状蛇行部7Aを構成している。
内管2の内部には、第1流体である水Wを流動するための第1流路4を形成している。また、内管2と外管3との間には、第2流体である冷媒Rを流動するための第2流路5を形成している(図5参照)。
内管2の一端には、ヒートポンプ式床暖房の室外機に備えられた循環式の水供給源から供給される水Wを流入するための流入口2aを設けている。また、内管2の他端には、水Wを流出するための流出口2bを設けている。
外管3の一端には、接続管3cを介して、上述の室外機に備えられた循環式の冷媒供給源から供給される冷媒Rを流入するための流入口3aを設けている。また、外管3の他端には、接続管3cを介して、冷媒Rを流出するための流出口3bを設けている。
内管2の流入口2aと外管3の流出口3bは、2重管1の一端側1aに設けている。また、内管2の流出口2bと外管3の流入口3aは、2重管1の他端側1bに設けている。
内管2の流入口2aと流出口2bは、2重管1の一端側1a及び他端側1bに対し管軸方向D1に向けて設けている。
外管3の流入口3aは、2重管1の一端側1aに対し管軸方向D1に直交して垂直に設けている。また、外管3の流出口3bは、2重管1の他端側1bに対し管軸方向D1に直交して水平に設けている。
なお、2重管1の一端側1a及び他端側1bは同一方向に向けて上下に設けている(図2の(a)及び図3の(a)参照)。
次に、蛇行部6A〜6Dの配管構造を、図1〜図4に基づいて詳述する。
蛇行部6Aは、真っ直ぐに延びる平面視直線状の直線部6Aa,6Acと、所定の曲率半径に屈曲した平面視U字状の屈曲部6Ab,6Adとで構成している。
直線部6Aaの上流側には2重管1の一端側1aを連設し、直線部6Aaの下流側には屈曲部6Abを蛇行方向Eに向けて連設し、屈曲部6Abの下流側には直線部6Acを長さ方向Fに折り返して連設し、直線部6Acの下流側には屈曲部6Adを蛇行方向Eに向けて連設している。すなわち、蛇行部6Aを蛇行方向Eに向けて配管している。
蛇行部6Bは、真っ直ぐに延びる平面視直線状の直線部6Ba,6Bcと、所定の曲率半径に屈曲した平面視U字状の屈曲部6Bb,6Bdとで構成している。
上述した屈曲部6Adの下流側には直線部6Baを長さ方向Fに向けて連設し、直線部6Baの下流側には屈曲部6Bbを蛇行方向Eに折り返して連設し、屈曲部6Bbの下流側には直線部6Bcを長さ方向Fに折り返して連設し、直線部6Bcの下流側には屈曲部6Bdを蛇行方向Eに折り返して連設している。すなわち、蛇行部6Bを蛇行方向Eに向けて配管している。
また、直線部6Ba,6Bcは上流側から下流側に向けて低くなるように傾斜し、直線部6Bcは長さ方向Fに折り返して上述した直線部6Acに沿って下側に配管している。
蛇行部6Cは、真っ直ぐに延びる平面視直線状の直線部6Ca,6Ccと、所定の曲率半径に屈曲した平面視U字状の屈曲部6Cb,6Cdとで構成している。
上述の屈曲部6Bdの下流側には直線部6Caを長さ方向Fに向けて連設し、直線部6Caの下流側には屈曲部6Cbを蛇行方向Eに向けて連設し、屈曲部6Cbの下流側には直線部6Ccを長さ方向Fに折り返して連設し、直線部6Ccの下流側には屈曲部6Cdを蛇行方向Eに向けて連設している。すなわち、蛇行部6Cを蛇行方向Eに折り返して蛇行部6Aの下側に配管している。
また、直線部6Caは上述した直線部6Aaに沿って下側に配管し、屈曲部6Cbは上述した屈曲部6Abに沿って下側に配管し、直線部6Ccは上述した直線部6Bcに沿って上流側から下流側に向けて低くなるように傾斜している。
蛇行部6Dは、真っ直ぐに延びる平面視直線状の直線部6Da,6Dcと、所定の曲率半径に屈曲した平面視U字状の屈曲部6Dbとで構成している。また、蛇行部6Dの直線部6Da,6Dcと屈曲部6Dbを、後述する容器10の内部に形成された重ね合わせ方向Gと直交する平坦な内壁面に対し平行に配管している。
上述の屈曲部6Cdの下流側には直線部6Daを長さ方向Fに向けて連設し、直線部6Daの下流側には屈曲部6Dbを蛇行方向Eに折り返して連設し、屈曲部6Dbの下流側には直線部6Dcを長さ方向Fに折り返して連設している。
すなわち、蛇行部6Dを蛇行方向Eに折り返して蛇行部6B,6Cの下側に跨って配管している。なお、直線部6Dcの下流側には2重管1の他端側1bを連設している。
また、直線部6Daは上述した直線部6Baに沿って下側に配管し、屈曲部6Dbは蛇行方向Eに折り返して上述した屈曲部6Bb,6Cbの下側に配管し、直線部6Dcは上述した直線部6Caに沿って下側に配管している。
直線部6Aa,6Acと、直線部6Ba,6Bcと、直線部6Ca,6Ccと、直線部6Da,6Dcは、略同一の長さに形成され、長さ方向Fと平行して配管している。
屈曲部6Ab,6Adと、屈曲部6Bb,6Bdと、屈曲部6Cb,6Cdは、略同一の曲率半径に屈曲しているが、屈曲部6Dbは、屈曲部6Bb,6Cbに跨る大きさ或いは曲率半径に屈曲している。
上述の配管構造を有する蛇行部6A〜6Cは、該蛇行部6A〜6Cの一部が蛇行方向Eの中央で重なり合うようにして互い違いに配置している(図4参照)。
つまり、蛇行部6A〜6Dの重なり合わない部分に空間が形成されるので、その空間と対応する蛇行部6A〜6Dの他の部分を互いに近接して配管すれば、蛇行部6A〜6Dを互いに重ね合わせて配置するよりも、重ね合わせ方向Gの配置厚さを薄くすることができる。
この結果、所定の流路長を有する2重管1をコンパクトに配管することができる。
また、蛇行部6A〜6Dは、上述の重ね合わせ方向Gに対し所定間隔に隔てて配管している。つまり、蛇行部6A〜6Dの間に隙間が形成されるため、その隙間によって、上下に配管した蛇行部6A〜6D間での熱移動が遮断される。
この結果、蛇行部6A〜6D間で熱伝導が起きるのを防止することができ、熱交換効率の向上が図れる。
上述の2重管1は、図示しない水供給源から供給される水Wを、内管2の流入口2aから流出口2bに向けて第1流路4に沿って流動させ、図示しない冷媒供給源から供給される冷媒Rを、外管3の流入口3aから流出口3bに向けて第2流路5に沿って流動させる。
これにより、第1流路4を流れる水Wと、第2流路5を流れる冷媒Rとを対向する方向に流動させながら内管2を介して熱交換する。例えば冷媒Rの熱を水Wに伝導して温水を作り出す。
次に、内管2に形成したフィン構造を、図5〜図7に基づいて詳述する。
図5は図1に示す2重管1のA−A線矢視拡大断面図、図6は図5に示す2重管1のB−B線矢視断面図、図7はフィン高さが異なる内管2の模式的構造を示す部分拡大展開斜視図である。
内管2の外周面には、外面フィン12を内管2の外周面に沿って螺旋方向D2に連続して形成している。また、外面フィン12の間には、凹状の主溝13を外面フィン12に沿って螺旋方向D2に連続して形成している。
より詳しくは、外面フィン12は、管軸方向D1に対して角度(β)に傾斜している。さらに、フィン数を35、基準となる外面フィン12のフィン高さ(H)を1.00mm、外面フィン12の形状を断面台形状に形成している(図6のa部参照)。
外面フィン12の頂部には、螺旋方向D2と交差して、凹状の副溝14を螺旋方向D3に形成している。また、副溝14は、管軸方向D1に対して角度(β)に傾斜している。
主溝13と対する外面フィン12の両側壁面には、相互に離隔された凹部15を形成している。また、凹部15は、外面フィン12の両側壁面に沿って螺旋方向D2に対し等間隔を隔てて多数配列している。
凹部15の外周側縁部には、外面フィン12の壁面と直交して、主溝13に向けて突出する突出片16を形成している。
内管2の内周面には、内面フィン17を内管2の内周面に沿って螺旋方向D3とは逆向きの螺旋方向D4に連続して形成している。また、内面フィン17のフィン高さ(H2)は、外面フィン12のフィン高さ(H)よりも低く、フィン形状を断面台形状に形成している。
上述の内管2の第1流路4に沿って流動する流体(水W)に対し、2重管1の全長において一定の流体攪拌作用を繰り返し付与することができる。
上述のフィン構造によれば、外面フィン12間の主溝13に沿って流動する冷媒Rの一部は、突出片16に衝突し、管半径方向内側へかき上げられるため、三次元的な非定常流、つまり、乱流を生じさせる効果を奏することができる。
したがって、単に、管外周面にフィンを形成した従来の伝熱管と比較して、管半径方向内側も含めた乱流促進や冷媒Rの薄膜化を図ることができ、優れた熱伝達率を得ることができる。
次に、2重管1を所定の配管スペースに収まるように配管する配管方法を説明する。
例えば図8に示すように、流路長が4mの2重管1を、幅204mm、長さ440mm、高さ61mmに形成された容器10に収容する場合、1本の2重管1を、蛇行方向Eに蛇行及び折り返して蛇行部6A〜6Dを形成する。
蛇行部6A〜6Dを、重ね合わせ方向Gに対し上側から順に層状に配置して層状蛇行部7Aを形成した後、層状蛇行部7Aの蛇行部6A〜6Dを層状に配置したまま容器10に収容する。また、2重管1の一端側1a及び他端側1bは、容器10の角隅部外壁面より外側に向けて平行に突出する。
これにより、2重管1の流路長を確保しつつ、所定の配管スペースを有する容器10の内部に収まるように収容することができる。
この結果、2重管1をコンパクトに配管しても、熱交換性能が低下することがなく、第1流路4を流れる水Wと、第2流体5を流れる冷媒Rとの間で安定して熱交換することができる。また、2重管1の配管スペースが小さくて済むので、例えば2重管1が収められたボックス型の容器、或いは、2重管1が備えられた熱交換器等の小型化を図ることができる。
また、蛇行部6Dを、容器10の平坦な内壁面に対し略均等に押し付けて収容すれば、蛇行部6Dの略全体が平坦な内壁面に沿って配管されるため、2重管1全体の配管姿勢が安定し、例えば揺動、ガタ付き等が起きるのを防止することができる。
この発明の構成と、前記実施形態との対応において、
この発明の流体は、水Wと、冷媒Rとに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば2重管1を蛇行してなる蛇行部6A〜6Dの間に支持部材を取り付けて、蛇行部6A〜6Dの間を所定間隔が隔てられた状態に支持してもよい。これにより、蛇行部6A〜6Dが互いに接触又は衝突することを防止することができる。
また、蛇行部6A〜6Dを互いに接触させて層状に配管してもよく、蛇行部6A〜6Dを隙間なく配管することができるので、その隙間と対応する厚み分だけ、層状蛇行部7Aの厚みを薄くして薄型化することができる。
E…蛇行方向
F…長さ方向
G…重ね合わせ方向
W…水
R…冷媒
1…2重管
2…内管
3…外管
2a,3a…流入口
2b,3b…流出口
4…第1流路
5…第2流路
6A〜6D…蛇行部
7A…層状蛇行部
12…外面フィン
13…主溝
14…副溝
15…凹部
16…突出片
17…内面フィン

Claims (6)

  1. 内部に第1流路が形成された内管と、該内管の外側に設けられ、該内管との間に第2流路が形成された外管とからなる2重管であって、
    前記2重管を蛇行方向に蛇行して形成した蛇行部を、該蛇行部が互いに重ね合わされる重ね合わせ方向に対し層状に複数配置して構成した
    2重管。
  2. 前記複数配置された各蛇行部を、前記蛇行方向を折り返して該各蛇行部の一部が重なり合うようにして互い違いに配置した
    請求項1に記載の2重管。
  3. 層状に複数配置した前記各蛇行部のうち少なくとも端列の蛇行部を、前記重ね合わせ方向と直交する平面に対し平行に配管した
    請求項1又は2に記載の2重管。
  4. 前記各蛇行部を前記重ね合わせ方向に対し所定間隔に隔てて配管した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の2重管。
  5. 前記内管の外周面に、該内管の外周面に沿って外面フィンを螺旋方向に連続して形成した
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の2重管。
  6. 前記外面フィンを、特殊加工したフィンで構成した
    請求項5に記載の2重管。
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