JP2009264644A - 熱交換器 - Google Patents

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琢己 木田
Kazuhiko Machida
和彦 町田
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Abstract

【課題】熱交換器の管長を延長させることなく、熱交換性能の優れた管式熱交換器を提供する。
【解決手段】冷媒二重管2を構成する内管4の内表面に設けた凸部7により、二酸化炭素に対する伝熱面積の拡大と内表面近傍の流れを乱し、二酸化炭素の主流との温度境界層を攪乱させて、二酸化炭素全体の熱を効率よく冷媒二重管2を介して水に熱伝達する。特に、凸部7を冷媒二重管2の管軸方向に直交する断面で180度毎に2個ずつ設け、さらに冷媒二重管2の管軸方向では90度ずつ周方向に位置をずらして配置することにより、凸部7が冷媒二重管2の管軸方向に直交する断面で互いに隣り合わない位置となるように配置することができ、凸部7による内管4の実効内径の縮小を抑え、二酸化炭素の圧力損失の増加と、二酸化炭素と水の温度差が小さくなることを抑えることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は空調装置、給湯装置等の機器に用いられ、特にヒートポンプ式の給湯機等のように、水等の流体と冷媒等の二種の流体を熱交換させるための熱交換器に関するものである。
従来、この種の熱交換器としては、内部に冷媒用流路が形成された内管と、内管の外側に設けられ内管との間に水用流路を形成する外管とから構成された二重管式のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図13、図14は、特許文献1に記載された従来の熱交換器を示すものである。
図13、図14に示すように、この熱交換器101は、二重管式の熱交換器であり、内部を冷媒用流路102とする内管103と、内管103の外側に設けられ、内管103との間に水用流路104を形成する銅製の外管105とから構成され、この熱交換器101の場合は、内管103が2本設けられている。
内管103は、銅製の冷媒管106と、冷媒管106の外周に設けられた銅製の漏洩検知管107とから構成され、冷媒管106を拡管するか、或いは、漏洩検知管107を縮管することにより、冷媒管106と漏洩検知管107を密着している。
また、漏洩検知管107の内面には、配管方向に沿って多数の漏洩検知溝108が形成されており、漏洩検知溝108内には空気層が形成されている。さらに、漏洩検知溝108は外部に設けられた漏洩検知センサー(図示せず)に接続されており、内管103または外管105から漏洩した冷媒、あるいは水は、漏洩検知溝108を介して外部に漏出し、前記漏洩検知センサーにより検知されるようになっている。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作を説明する。
熱交換器101は、内管103と外管105の二重管により形成され、内管103の外周を水が流れ、冷媒管106内を冷媒が流れるもので、熱伝導性の良い銅製で且つ密着された冷媒管106と漏洩検知管107を介して冷媒と水が熱交換されるようになっている。
そのため、内管103と水の接触面積が大きく確保でき、熱交換効率を向上させることができる。また、例え、腐食等により冷媒管106や漏洩検知管107に孔(ピンホール)や亀裂が生じ、冷媒や水が漏洩したとしても、その漏洩を、漏洩検知溝108を介して確実に検知することができる。
さらに、冷媒と水との間には、冷媒管106と漏洩検知管107により二重に境界壁が形成されており、いずれか一方に孔や亀裂等の欠陥が発生したとしても、冷媒と水が互いに混入し合うおそれがない。したがって、熱交換器101の信頼性を高く維持することができる。また、熱交換器101が二重管式となっているため、曲げ加工が容易にでき、製造コストの低減化が可能となると共に、コンパクト化を図ることができる。
特開2005−69620号公報
しかしながら、上記従来の構成では、内管103の外表面積全体を水と接触する水側の伝熱面積とすることができるので、フィン効率が非常に高く、水側の熱抵抗を小さくすることができる反面、冷媒側は、漏洩検知管107内に内包される冷媒管106の外表面積が伝熱面積となるため、単なる円管では冷媒側の熱抵抗が小さくできず、内管103内を流れる冷媒と、内管103と外管105の間を流れる水との熱交換性能を向上させるためには、熱交換器の内管103、外管105を共に延長させる等して熱交換器101の容量、重量を増加させ、性能を向上させねばならないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、熱交換器の管長を延長させることなく熱交換性能を向上させることができる管式の熱交換器を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、内部を流体Aが流れる第1の管と、内部を流体Bが流れ、かつ前記第1の管内に複数配設された第2の管を具備する熱交換器であって、前記第2の管の内表面に多数の凸部を設け、前記多数の凸部における相互の位置関係を、前記第2の管にける軸方向と直交する断面において、隣り合う凸部の各中心軸が軸方向投影面内で合致しない位置となるように配置したものである。
この構成によって、特に前記流体Bが流体Aより高温の場合、前記第2の管の内表面に設けた凸部により、流体Bに対する伝熱面積の拡大と、流体Bにおける第2の管の内表面近傍の流れを乱れさせることができるものである。したがって、伝熱面積の拡大によって熱交換性能の向上が図れ、また、流体Bの第2の管の内表面近傍の流れを乱すことにより、流体Bにおける主流との温度境界層を攪乱させ、流体B全体の熱を効率よく第2の管を介して流体Aに伝達することができる。
また、前記凸部を、第2の管の軸方向と直交する断面において、隣り合う凸部の各中心軸が軸方向投影面内で合致しない位置となるように配置することで、凸部による第2の管の実効内径の縮小を抑えることができる。その結果、流体Bの圧力損失の増加に伴う密度、熱伝導率等の熱物性の低下を抑え、流体Bと流体Aの温度差が小さくなることを極力抑えることができる。
特に、本発明の熱交換器を例えばヒートポンプ式給湯機用として、水と冷媒の間で熱交換を行う熱交換器として用い、前記流体Bとして冷媒に二酸化炭素を使用したような場合、流体Bの二酸化炭素は超臨界状態で動作し、フロン系の冷媒に比して密度が高い状態で作動する。したがって、高いヒートポンプ効率を得ることができる。
本発明における管式の熱交換器は、第2の管の内表面に設けた凸部を、前記第2の管の軸方向と直交する断面において、互いに隣り合わない位置となるように配置したことにより、流体Bの圧損の増加を極力抑えつつ伝熱面積を増加させることができ、また、前記凸部の形成によって流体Bの流れを乱し、流体B全体の熱を効率よく第2の管を介して流体Aに伝達させることができる。したがって、熱交換器の管長を延長させることなく、熱交換性能を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、内部を流体Aが流れる第1の管と、内部を流体Bが流れ、かつ前記第1の管内に複数配設された第2の管を具備する熱交換器であって、前記第2の管の内表面に多数の凸部を設け、前記多数の凸部における相互の位置関係を、前記第2の管における軸方向と直交する断面において、隣り合う凸部の各中心軸が軸方向投影面内で合致しない位置となるように配置したものである。
この構成によって、前記第2の管の内表面に設けた凸部により流体Bに対する伝熱面積を拡大させることができ、また、前記凸部によって前記第2の管の内表面近傍を流れる流体Bの流れを乱すため、流体Bの主流との温度境界層が攪乱され、流体B全体の熱を効率よく第2の管を介して流体Aに熱伝達することができる。
また、前記凸部における相互の位置関係を、前記第2の管における軸方向と直交する断面において、隣り合う凸部の各中心軸が軸方向投影面内で合致しない位置とすることにより、前記凸部を第2の管の軸方向と直交する断面において互いに隣り合わない位置に配置することができ、その結果、凸部により流体Bが流れる第2の管の実効内径が縮小するのを抑えることができる。したがって、流体Bにおける圧力損失の増加および、密度、熱伝導率等の熱物性の低下をそれぞれ抑えることができ、局所で熱交換作用が促進されてしまい、流体Bと流体Aの温度差が小さくなることを極力抑えることができる。
かかる熱交換器は、例えば、ヒートポンプ式給湯機用の熱交換器のように、水と冷媒の間で熱交換を行う熱交換器において、冷媒に、フロン系の冷媒に比して密度が高い状態(超臨界状態)で作動する二酸化炭素を用いた場合に大きな効果が期待できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2の管の内径をd1、凸部の最大高さをh1としたときの前記凸部の最大高さと前記第2の管の内径の比(h1/d1)を、0.08〜0.25の範囲としたもので、かかることにより、前記流体Bの圧損の増加を抑えながら、熱伝達率向上のバランスを適正化することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記凸部を、前記第2の管の少なくとも軸方向において所定のピッチで連続して設け、前記凸部の軸方向の長さをL1とし、凸部の軸方向のピッチをP1としたときの前記凸部の軸方向の長さと前記凸部の軸方向のピッチの比(L1/P1)を、0.3〜0.95の範囲としたもので、かかることにより、前記凸部による第2の管の実効内径の縮小を極力抑え、第2の管内を流れる流体Bの圧損の増加を極力抑えつつ、熱伝達率向上のバランスを最適化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記複数本の第2の管を、相互に絡めて螺旋状にねじり合わせる構成としたものである。
かかる構成とすることにより、前記第1の管の壁面近傍まで流体Aの流れが旋回する乱流になり、流体A全体の熱を拡散することができる。これにより、熱交換性能をさらに向上することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記第2の管を、外管、および該外管内面と熱的に密着した内管からなる二重管とし、前記外管と内管の密着面の一部に、軸方向に延びる隙間を設けたものである。
かかる構成とすることにより、前記隙間を介して漏出する流体Aまたは流体Bの漏洩を検知することができ、安全性を高めることができる。また、流体Aと流体Bの間を二重壁とすることにより、一方の流体が漏出した場合であっても両流体の混合がし難く、さらに、一部に隙間を有する熱的に密着した二重管であるため、熱抵抗を小さく保つことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記第2の管の該表面に、該第2の管の径方向に凹む凹部を少なくとも軸方向に多数設けたものである。
かかる構成とすることにより、前記第2の管の外表面に設けた多数の凹部によって流体Aに対する伝熱面積を拡大させ、また、第2の管の外表面近傍を流れる流体Aの流れを乱すことができる。その結果、これらによって流体Aにおける主流との温度境界層を攪乱させることができ、流体Aの熱を主流側に拡散することができる。したがって、流体Aと流体Bの熱交換作用を活性化し、熱交換性能を向上することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記第1の管に、前記流体Aの流入口と流出口を設け、前記第2の管に、前記流体Bの流入口と流出口を設け、さらに、前記第1の管を流れる流体Aと、前記第2の管を流れる流体Bの流れが対向する流れとなるように前記第1の管、第2の管における流入部と流出口を定めたものである。
かかる構成とすることにより、前記流体Aと流体Bの対向流に伴って流体Aと流体Bの平均的な温度差を大きくすることができ、その結果、熱交換量を大きくすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明において、流体Aを水とし、流体Bを二酸化炭素としたもので、かかることにより、例えばヒートポンプ式給湯機用として、水と冷媒の間で熱交換を行う熱交換器として用いた場合、前記二酸化炭素は超臨界状態で動作し、フロン系の冷媒に比して密度が高い状態で作動するため、高いヒートポンプ効率を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における管式熱交換器の平面図である。図2は、同熱交換器における水管の一部を切除した斜視図である。図3は、同熱交換器における水管の断面構造を示す図2のA−A線による断面図である。図4は、同熱交換器を構成する冷媒二重管の径方向での断面図である。図5は、同冷媒二重管の一部を軸方向において切欠いた平面図である。図6は、同熱交換器における冷媒二重管の内管の内径d1に対する凸部の最大突起高さh1の影響を示す特性図である。図7は、同熱交換器における冷媒二重管に設けた凸部の軸方向のピッチP1に対する凸部の軸方向の長さ(幅)L1の影響を示す特性図である。
図1から図5において、熱交換器1は、内部を水(本発明の流体Aに相当)が流れる水管(本発明の第1の管に相当)6と、水管6の内部に配置された2本(複数)の冷媒二重管(本発明の第2の管に相当)2を具備している。冷媒二重管2は、内面に漏洩検知溝5(本発明の隙間に相当)を持つ銅製の外管3と銅製の内管4が相互に熱的に密着した二重壁を持つ構造であり、内管4の内部を二酸化炭素(本発明の流体Bに相当)が流動する。前記2本の冷媒二重管2は、図2および図6に示す如く互いに螺旋状にねじり合わされ、その螺旋の中心が、水管6の軸心とほぼ同軸となるように水管6に内包されている。したがって、水管6内において、冷媒二重管2との間を前記水が流動する。
ここで、冷媒二重管2を構成する内管4の内表面には、径方向に突出する凸部7が多数設けられている。この凸部7は、図4、図5に示す如く、冷媒二重管2の軸方向と直交する断面において、周方向に180°の間隔を設けて2個設けられ、さらにこの相対する関係にある凸部7、7が冷媒二重管2の軸方向において所定のピッチP1毎に設けられている。特に、相対する関係にある凸部7、7は、軸方向に所定ピッチP1進む毎に90°周方向に位置をずらした配置となっている。
また、熱交換器1は、図1に示すように、渦巻き状に形成された水管6を積層してコイル状に構成され、その両端に冷媒二重管2の流入口9a、流出口9bと、水管6の流入口10a、流出口10bがそれぞれ設けられている。そして、冷媒二重管2の流入口9aから二酸化炭素(冷媒)が、また水管6の流入口10aから水がそれぞれ流入する。ここで、各流入口9a、10aは、前記二酸化炭素の流れと水の流れが対向する流れとなるように方向付けて設けられている。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作を説明する。
それぞれの流入口9a、10aから冷媒である二酸化炭素と二次冷媒である水が流入することにより、冷媒二重管2の内部をヒートポンプの冷媒である二酸化炭素が流動し、水管6の内部における冷媒二重管2との間の環状部を水が流れる。これらの流れ方向は、前述の如く流入口9a、10aと流出口9b、10bの方向付けにより対向して流れ、外管3と内管4で形成される二重壁を介して二酸化炭素と水が熱交換する。
また、二酸化炭素と水の間において、外管3の内面には漏洩検知溝5が設けられているため、万が一二酸化炭素と水のいずれかが漏洩検知溝5を介して漏出した場合であっても、検知センサー(図示せず)にてその漏洩を検知することが可能なように構成されている。したがって、安全性を確保する二重壁を備えつつ十分な接触面積を確保することができるため、外管3と内管4の二重壁を介して高い熱伝導性を得ることができる。
しかも、冷媒二重管2の二酸化炭素と水管6の水の流れが対向流となっているため、効率のよい熱交換を実現することができ、例えば、ヒートポンプ式給湯機用として、水と冷媒の間で熱交換を行う熱交換器として用いた場合、二酸化炭素は超臨界状態で動作し、フロン系の冷媒に比して密度が高い状態で作動する。したがって、高いヒートポンプ効率を得ることができる。
さらに、冷媒二重管2を構成する内管4の内表面に多数設けた凸部7により、二酸化炭素に対する伝熱面積を拡大させることができ、また、その凸部7の起伏によって二酸化炭素における内管4の内表面近傍の流れを乱すため、二酸化炭素の主流との温度境界層を攪乱することができ、その結果、二酸化炭素全体の熱を効率よく冷媒二重管2を介して水に熱伝達することができる。
また、凸部7は、冷媒二重管2の軸方向と直交する断面において、周方向に180°の間隔を設けて2個設けられ、さらにこの相対する関係を維持しつつ冷媒二重管2の軸方向に中心軸を基線とする所定のピッチP1で連続して設けられている。また、凸部7は、所定ピッチ進む毎に90°周方向に位置をずらして配置されているため、凸部7が冷媒二重管2の軸方向において連続して重なることがない配置構成となっている。
したがって、凸部7の多数の形成に伴う内管4の実効内径の縮小を抑制することができ、前記実効内径の縮小に伴う二酸化炭素の圧力損失の増加、および密度、熱伝導率等の熱物性の低下を抑え、二酸化炭素と水の温度差が小さくなることを極力抑えることができる。
また、2本の冷媒二重管2が互いに螺旋状にねじり合わされているため、水管6内を流れる水は、水管6の内壁面近傍まで旋回する乱流になり、水全体に熱が拡散され、冷媒二重管2から水への熱伝達性を向上させることができる。
上述の如く、冷媒二重管2内を流れる二酸化炭素、および水管6内を流れる水を乱流させ、熱の分散効果を得て熱交換効率の向上を図ることができるため、熱交換器1の水管6の管長を延長させることなく、熱交換性能をさらに向上させることができる。
次に、図6および図7に基づき、上記構成の熱交換器1における内管4に設けた凸部7の最大突起高さ寸法h1と内管4の内径寸法d1との関係、および内管4に設けた凸部7の軸方向の長さ(幅)寸法L1と凸部7の軸方向のピッチP1の関係について説明する。
図6は、内管4に設けた凸部7の最大突起高さ寸法h1と内管4の内径寸法d1との関係を示す特性図である。図7は、内管4に設けた凸部7の軸方向の長さ(軸方向幅)寸法L1と凸部7の軸方向のピッチP1の関係を示す特性図である。
尚、図6、図7は、内管4の内径d1が概ねφ4〜φ2(単位mm)で、水管6が水の流入口10aから流出口10bに亘り2本、あるいは、流出口10b側で部分的に1本となるように構成された熱交換器1のJRA4050(2007年3月28日改正)に準拠した評価条件での特性である。
まず、凸部7の最大突起高さ寸法h1と内管4の内径d1の比h1/d1について説明する。
図6で示すように、凸部7の最大突起高さ寸法h1と内管4の内径d1の比h1/d1が増加すると、内管4の内表面の伝熱面積が拡大すると共に、凸部7の最大突起高さと内管4の内表面ベース部の段差が大きいことに起因して内管4を流れる二酸化炭素の内表面近傍の流れを乱す作用が増加する。その結果、凸部7が無い場合の熱伝達率α0に対する凸部7を施した場合の熱伝達率αhの増加率αh/α0が大きくなる。
その反面、凸部7が無い場合の圧損△P0に対する凸部7を施した場合の圧損△Phの増加率△Ph/△P0も大きくなる。
したがって、これらの相乗作用によるものの、ある範囲を超えると二酸化炭素の密度、熱伝導率等の熱物性が低下し、二酸化炭素の温度が低下してしまう。これらのことから、凸部7の最大突起高さ寸法h1と内管4の内径d1の比h1/d1は、加熱能力が向上する範囲である0.08〜0.25の間に設定することが望ましい。
次に、凸部7における冷媒二重管2の軸方向の長さ寸法L1と軸方向のピッチP1の比L1/P1について説明する。
図7で示すように、凸部7における冷媒二重管2の軸方向の長さ寸法L1と軸方向のピッチP1の比L1/P1を増加すると、内管4の内表面の伝熱面積が拡大すると共に、内管4を流れる二酸化炭素の内表面近傍の流れを乱す作用も生じ、凸部7が無い場合の熱伝達率α0に対する凸部7を施した場合の熱伝達率αLの増加率αL/α0が大きくなる。
一方、凸部7における冷媒二重管2の軸方向の長さ寸法L1と軸方向のピッチP1の比L1/P1が増加すると、内管4の実効内径が小さくなり、合わせて凸部7が無い場合の圧損△P0に対する凸部7を施した場合の圧損△PLの増加率△PL/△P0も大きくなる。
そのため、この場合も二酸化炭素の密度、熱伝導率等の熱物性が低下し、二酸化炭素の温度が低下してしまう。これらのことから、凸部7における冷媒二重管2の軸方向の長さ寸法L1と軸方向のピッチP1の比L1/P1は、加熱能力が向上する範囲である0.3〜0.95の間に設定することが望ましい。
尚、本発明の実施の形態1では、凸部7を、冷媒二重管2の軸方向と直交する方向、即ち、周方向において180°の間隔を設けて2個設け、さらにこの相対する関係にある凸部7を、冷媒二重管2の軸方向において所定のピッチP1毎に連続して設け、さらに、相対する関係にある凸部7を、軸方向に所定のピッチP1進む毎に90°周方向に位置をずらした配置としたが、周方向の関係を維持しつつ、冷媒二重管2の軸方向において隣り合う凸部7が重ならないように千鳥状、あるいはスパイラル状に配置する構成としても同様の作用効果が期待できる。
また、凸部7は、連続して設ける構成であるが、例えば、水管6と冷媒二重管2を湾曲させる部分のように、流通抵抗が大きくなるような箇所は凸部7を設けない、所謂部分的に凸部7を削除した構成とすることもできる。
さらに、本実施の形態1においては、凸部7を、径方向において所定の幅寸法W(図4)を有する緩やかな形状としたが、上述の如く、軸方向において隣り合う凸部7の中心軸O1、O2が重ならない配置構成であれば、幅寸法Wを若干大きく、あるいは小さくした構成としても同様の作用効果が期待できる。
また、中心軸O1、O2は90°を維持した配置となっているが、冷媒二重管2の軸方向に進むにつれてその角度が徐々に小さくなるように凸部7を配置することにより、上述の如くスパイラル状の配置が可能となり、また冷媒二重管2の軸方向に進むにつれてその角度が、例えば90°と45°を繰り返す配置とすることにより、上述の如く凹部7の千鳥状の配置が可能となる。
さらに、本実施の形態1では、冷媒二重管2の外管3、内管4、水管6を銅製として説明したが、真鍮、SUS、耐食性を持った鉄、アルミ合金等でも同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、冷媒二重管2内を流通する冷媒を二酸化炭素としたが、水管6の本数や、水管6内の冷媒二重管2の本数を増加させれば、R410A、R407C等や地球温暖化係数が小さいフロン系冷媒でも同様の作用効果が期待できる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。図8は、本発明の実施の形態2における熱交換器の水管の一部を切除した斜視図である。図9は、同熱交換器における水管の断面構造を示す図8のB−B線による断面図である。図10は、同熱交換器を構成する冷媒二重管の径方向での断面図である。図11は、同冷媒二重管の一部を軸方向において切欠いた平面図である。図12は、同熱交換器の製造方法を説明する製造設備の模式図である。
尚、先の実施の形態1と同一の構成要件については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8、図9、図10、図11において、先の実施の形態1と相違する点は、先の実施の形態1の構成に加えて冷媒二重管2を構成する外管3の外表面に、該外管3の径方向に凹む凹部11を多数設けた点である。
この凹部11は、冷媒二重管2の軸方向と直交する断面において、周方向に180°の間隔を設けて2個設けられ、さらにこの相対する関係を維持しつつ冷媒二重管2の軸方向に所定のピッチP2毎に連続して設けられている。また、相対する関係にある凹部11は、軸方向に所定のピッチP2進む毎に90°周方向に位置をずらして配置されている。
換言すると、外管3に形成した凹部11と内管4に形成した凸部12は、それぞれの中心軸が略一致した関係にあり、したがって、凸部12のピッチP1と凹部11のピッチP2は略等しい関係にある。
また、冷媒二重管2は、先の実施の形態1と同様に、内面に漏洩検知溝5を持つ外管3と内管4が相互に熱的に密着した二重壁を持つ構成であり、その2本の冷媒二重管2を互いに螺旋状にねじり合わせた状態で、かつ、その螺旋の中心が、水管6の軸心とほぼ同軸となるようにして水管6に内包されている。したがって、水管6内部と冷媒二重管2との間には、水が流動する流路が形成されている。また、2本の冷媒二重管2の螺旋のピッチP3は、外管3の外表面に設けた凹部11の軸方向のピッチP2よりも緩やかに(大きく)設定されている。
なお、本実施の形態2における熱交換器1は、先の実施の形態1と同様に、上記水管6および冷媒二重管2のそれぞれの端部に流入口、流出口(いずれも図示せず)が設けられ、水管6内を流れる水と、冷媒二重管2内を流れる二酸化炭素(冷媒)の流れ方向が、対向する流れとなるように、前記流入口と流出口が方向付けて設けられている。
以上のように、構成された熱交換器1について、以下その動作を説明する。ここでは、水管6内の状態を主体に説明する。
水管6内は、上述の如く水が流れ、冷媒二重管2内を二酸化炭素が、前記水とは逆の方向に流れることにより、冷媒二重管2を介して二酸化炭素と水の間での熱交換が行われる。
かかる熱交換作用は、外管3の外表面の多数の凹部11によって冷媒二重管2の伝熱面積が増加された状態にあり、また、凹部11によって水の流れが乱された状態にある。これらの伝熱面積の増加と水の乱流により、二酸化炭素の熱は、効率よく冷媒二重管2を介して水に熱伝達されることになる。
また、2本の冷媒二重管2は、外管3の外表面に設けた凹部11の管軸方向のピッチP2よりも緩やかなピッチ(螺旋ピッチ)P3で互いに螺旋状にねじり合わされているため、水管6内の水は、該水管6の内壁面近傍まで旋回する乱流になり、その結果、水全体まで熱が拡散される。
また、外管3の外表面に形成した凹部11により螺旋状にねじり合わせた相互の接触部に水が流れる隙間(図示せず)ができるため、螺旋状に巻かれた2本の冷媒二重管2の水との有効接触面積がさらに大きくなり、水の圧力損失の増加を抑えつつ、冷媒二重管2から水への熱伝達性をさらに向上させることができる。
したがって、本実施の形態2においても熱交換器1の水管6の管長を延長させることなく、熱交換性能をさらに向上させることができる。
次に、図12にて、本発明の第2の実施の形態における冷媒二重管2の製造方法の概略を説明する。
図12において、設備は、周側面13aが円弧状に窪んだ円柱状の金型13bが主体であり、周側壁13aには、凹部11のピッチP2を形成する角度(本実施の形態2においては90°)毎に突部14が設けられている。そして、この金型13bを、周側面13aが対向し、冷媒二重管2の外形(円)もしくは外形の大半を形成するように配置することにより、一対の金型装置13としている。
前記一対の金型13bで形成される円の径寸法は、冷媒二重管2を形成する基材である円筒管(外管3)の直径よりも若干小さく、すなわち、この金型13bを通過した円筒管の状態が冷媒二重管2の直径となるように設定されている。
そして、一対の金型装置13を二対設け、これらをその回転軸が直角に交差する関係に配置し、前記円筒管が一連の金型装置13を通過することにより、所定のピッチP2で凹部11が対向位置に形成されるように配置されている。
したがって、基材(冷媒二重管2に形成される前の外管3内に内管4を貫通させた状態)を、図中右から金型装置13へ送り込み、この金型装置13を通過させることにより、金型13bに設けた突部14によって外管3と内管4は塑性変形し、外管3の内管4との密着と、180°対向した凹部11と凸部12の形成を同時に行うことができる。
そして、さらに矢印で示す如く基材を送り込むことにより、次段の金型装置13によって先程と同様に、外管3の内管4との密着と、180°対向した凹部11と凸部12の形成が同時に行われる。このときの凹部11と凸部12の形成位置は、後段の金型装置13の回転軸が前段の金型装置13の回転軸より90°傾けての配置となっているため、前段の金型装置13で形成された凹部11、凸部12から90°ずれた位置となっている。
上述の如く、予め内面に漏洩検知溝5が形成された外管3内に内管4を挿入した基材を、金型装置13へ送り込むことにより、冷媒二重管2の形成と、外管3表面の凹部11と、内管4内面の凸部12の形成を同時に行うことができ、伝熱性能の高い冷媒二重管2を容易に加工することができる。
なお、本実施の形態2においても先の実施の形態1と同様に凸部12の配置を変更することができるものである。
以上のように、本発明にかかる熱交換器は、管長を長くして内管の伝熱面積を増加させさせることなく、熱交換器の熱交換性能を向上させることができるもので、ヒートポンプ式給湯器や家庭用、業務用の空気調和機、あるいはヒートポンプによる乾燥機能を具備した洗濯乾燥機、穀物貯蔵倉庫等のヒートポンプ機器の他に、燃料電池等の熱交換用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における管式熱交換器の平面図 同熱交換器における水管の一部を切除した斜視図 同熱交換器における水管の断面構造を示す図2のA−A線による断面図 同熱交換器を構成する冷媒二重管の径方向での断面図 同冷媒二重管の一部を軸方向において切欠いた平面図 同熱交換器における内管に設けた凸部の最大突起高さ寸法h1と内管の内径寸法d1との関係を示す特性図 内管に設けた凸部の軸方向の長さ寸法L1と凸部の軸方向のピッチP1の関係を示す特性図 発明の実施の形態2における熱交換器の水管の一部を切除した斜視図 同熱交換器における水管の断面構造を示す図8のB−B線による断面図 同熱交換器を構成する冷媒二重管の径方向での断面図 同冷媒二重管の一部を軸方向において切欠いた平面図 同熱交換器の製造方法を説明する製造設備の模式図 従来例を示す熱交換器の平面図 同熱交換器の断面構造を示す図13のC−C線による断面図
符号の説明
1 熱交換器
2 冷媒二重管(第2の管)
3 外管
4 内管
5 漏洩検知溝(隙間)
6 水管(第1の管)
7 凸部
9a 流入口
9b 流出口
10a 流入口
10b 流出口
11 凹部
12 凸部
d1 冷媒二重管の内径寸法
h1 凸部の最大高さ寸法
P1 凸部のピッチ
P2 凹部のピッチ
P3 螺旋ピッチ
L1 凸部の長さ

Claims (8)

  1. 内部を流体Aが流れる第1の管と、内部を流体Bが流れ、かつ前記第1の管内に複数配設された第2の管を具備する熱交換器であって、前記第2の管の内表面に多数の凸部を設け、前記多数の凸部における相互の位置関係を、前記第2の管における軸方向と直交する断面において、隣り合う凸部の各中心軸が軸方向投影面内で合致しない位置となるように配置した熱交換器。
  2. 前記第2の管の内径をd1、凸部の最大高さをh1としたときの前記凸部の最大高さと前記第2の管の内径の比(h1/d1)を、0.08〜0.25の範囲とした請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記凸部を、前記第2の管の少なくとも軸方向において所定のピッチで連続して設け、前記凸部の軸方向の長さをL1とし、凸部の軸方向のピッチをP1としたときの前記凸部の軸方向の長さと前記凸部の軸方向のピッチの比(L1/P1)を、0.3〜0.95の範囲とした請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記複数本の第2の管を、相互に絡めて螺旋状にねじり合わせる構成とした請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  5. 前記第2の管を、外管、および該外管内面と熱的に密着した内管からなる二重管とし、前記外管と内管の密着面の一部に、軸方向に延びる隙間を設けた請求項1から4のいずれか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記第2の管の該表面に、該第2の管の径方向に凹む凹部を少なくとも軸方向に多数設けた請求項1から5のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記第1の管に、前記流体Aの流入口と流出口を設け、前記第2の管に、前記流体Bの流入口と流出口を設け、さらに、前記第1の管を流れる流体Aと、前記第2の管を流れる流体Bの流れが対向する流れとなるように前記第1の管、第2の管における流入部と流出口を定めた請求項1から6のいずれか一項に記載の熱交換器。
  8. 前記流体Aを水とし、前記流体Bを二酸化炭素とした請求項1から7のいずれか一項に記載の熱交換器。
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