JP2012106841A - シート積載装置、シート処理装置、画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置、シート処理装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 積載手段上のシートが湾曲した状態となることに起因する搬送不良等を低減させることができるシート積載装置を提供する。
【解決手段】 サドル入口ローラ対801で搬送されてきたシートPが積載される収納ガイド803と、収納ガイド803に積載されるシートPの一端部を受止める位置決め部材805と、収納ガイド803に積載されるシートPの一端部を収納ガイド803に押え付けて把持する基準側把持部材20と、収納ガイド803に対向し、シートPの一端部から他端部に亘って押圧する基準側押え部材18、非基準側押え部材12と、基準側把持部材20がシートPの一端部を把持した後に、基準側押え部材18、非基準側押え部材12の順にシートPを押圧するように制御するCPU60と、を備える中綴じ製本部800を構成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シートを積載するシート積載装置、そのシート積載装置に積載されたシートを処理するシート処理装置、又は、シート積載装置若しくはシート処理装置を備える画像形成装置に関する。
従来、シートを積載する積載手段に積載されるシートの湾曲を抑制する発明として、特許文献1に記載の発明が開示されている。特許文献1に記載の発明は、シートの後端が中間積載部から浮き上がってしまうことを規制する第1押え部材及び第2押え部材を備える画像形成装置に関する。こうした構成によれば、シート積載部に積載されたシートの後端の浮き上がりが確実に規制される旨記載されている。
近年、画像形成装置の画像レベルが向上し、画像形成されるシートも多様化してきている。例えば、コート紙のような表面加工された特殊シートや、広い範囲の坪量の(腰の弱い薄紙や腰の強い厚紙)に印字できるようになっている。
特開2006−306522号公報
しかし、特許文献1の積載手段がさらに傾斜して配置されるものである場合には、この積載手段に積載されるシートの腰が弱い場合には、シート束が自重によって座屈したり、シート束の内部に空気が蓄積したりして、シート束が膨らむ場合がある。このようなシート束の膨らみは、シート束の後端部だけではなく、シート束の中央部でも生じ得る。こういったシート束の膨らみは、次に搬送されて来るシートの搬送性や整合性を低下せしめる原因となり得る。
本発明は、上記実情に鑑み、積載手段上のシートが湾曲した状態となることに起因する搬送不良等を低減させることができるシート積載装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のシート積載装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されたシートが積載される積載手段と、前記積載手段に積載されたシートの一端部を受止める受止手段と、前記受止手段に受止められたシートの一端部を前記積載手段の積載面に押え付けて把持する一端部把持手段と、前記積載手段の積載面に向かってシートを押圧するよう一端部から他端部に向かって順に設けられた複数の押圧手段と、前記一端部把持手段によってシートの一端部を把持した後に、前記複数の押圧手段のうち一端部側の押圧手段から順に前記複数の押圧手段によってシートを押圧するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、一端部把持手段がシートを把持してから、複数の押圧手段が一端部側から順にシートを押圧する。したがって、シートの一端部から他端部に亘って湾曲した部位が無い状態でシートが積載手段に積載されて整合される。その結果、積載手段のシートが湾曲した状態となることに起因する搬送不良等が低減する。
本発明の実施例1に係るシート積載装置を備える画像形成システムの構成を示す断面図である。 フィニッシャの構成を示す断面図である。 中綴じ製本装置の構成を示す断面図である。 シートの仕分け動作の工程を示す側面図である。 シートの仕分け動作の工程を示す側面図である。 シートの仕分け動作の工程を示す側面図である。 シートの仕分け動作の工程を示す側面図である。 シートのステイプル処理の工程を示す側面図である。 シートのステイプル処理の工程を示す側面図である。 シートのステイプル処理の工程を示す側面図である。 シートのステイプル処理の工程を示す側面図である。 折り曲げ処理の工程を示す側面図である。 フィニッシャのフィニッシャ制御部の構成を示す機能ブロック図である。 複写機の制御ブロック図である。 CPUの制御工程を示すフローチャートである。 実施例2に係る画像形成装置が備える中綴じ製本部の構成を示す側面図である。 中綴じ製本部の構成を示す側面図である。 中綴じ製本部の構成を示す側面図である。 CPUの制御工程を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る中綴じ製本部800を備える画像形成システム1000の構成を示す断面図である。画像形成システム1000は、電子写真画像形成プロセスを利用した画像形成装置2000を含むシステムである。図1に示されるように、画像形成装置2000は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)を有し、この装置本体の内部には、画像を形成する画像形成部が設けられる。画像形成部は、『像担持体』である感光体ドラム111、『転写装置』である転写装置116等を含む。少なくとも感光体ドラム111については、プロセスカートリッジに含まれ、プロセスカートリッジとして装置本体に組み込まれる構成となっていても良い。
画像形成システム1000(複写機)は、原稿給送部100、イメージリーダ部200、プリンタ部300、折り処理部400、フィニッシャ500、インサータ900を有している。折り処理部400、インサータ900は、オプションとして装備することができる。
原稿給送部100のトレイ1001上には、フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向きの状態)で原稿がセットされるようになっている。原稿の綴じ位置は、原稿の左端部であるとする。トレイ1001上にセットされた原稿は、原稿給送部100により先頭ページから順に1枚ずつ左方向、すなわち、綴じ位置を先頭にして搬送される。そして、原稿は、湾曲したパスを通過してプラテンガラス102上を左から右へ搬送され、その後、排出トレイ112上に排出される。このとき、スキャナユニット104は、所定の原稿読取位置に停止している。
スキャナユニット104は、スキャナユニット104上を左から右へ通過する原稿の画像を読み取る。原稿がプラテンガラス102上を通過するとき、原稿は、スキャナユニット104のランプ103により照射される。その原稿からの反射光はミラー105、106、107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導かれる。
イメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。レーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光体ドラム111上に照射される。感光体ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電像(静電潜像)が形成される。
感光体ドラム111上に形成された静電像は、現像器(画像形成手段)113により現像され、トナー像として可視化される。一方、シート(記録紙)Pは、カセット114、115、手差し給送部125、両面搬送パス124のいずれかから転写装置116へ搬送される。そして、可視化されたトナー像が転写装置116においてシートPに転写される。転写されたシートPは、定着装置177でトナー像を定着される。感光体ドラム111、現像器113等は、画像形成部を構成している。
そして、定着装置177を通過したシートPは、切換部材121により一旦パス122に案内される。シートPは、後端が切換部材121を抜けると、スイッチバック搬送されて、切換部材121により排出ローラ118へ案内される。シートPは、排出ローラ118によって、プリンタ部300から排出される。これにより、シートPは、トナー像が形成された面を下向きの状態(フェイスダウン)にしてプリンタ部300から排出される。これらの動作を、「反転排出」と言う。
シートPをフェイスダウン状態で機外に排出すると、先頭ページから順に画像形成処理を行うことができる。例えば、原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合にページ順序を揃えることができる。
また、シートPの両面に画像を形成する場合、プリンタ部300は、シートPを定着装置177から真っ直ぐ排出ローラ118へ案内する。シートPの後端が切換部材121を抜けた直後に、そのシートPをスイッチバック搬送して、切換部材121により両面搬送パス124へと導いて、さらに転写装置116へと導いて行く。
図2は、フィニッシャ500の構成を示す断面図である。図2に示される『シート処理装置』であるフィニッシャ500は、プリンタ部300から折り処理部400を介して搬送されてきた複数枚のシートPを整合して、シートPの処理を行うようになっている。シートPの処理には、1つのシート束として束ねる処理、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノンソート処理等がある。また、フィニッシャ500は、シート積載装置としての中綴じ製本部800を一体的に備える。
フィニッシャ500は、『シート処理装置本体』であるフィニッシャ本体500Aを備える。折り処理部400を介して搬送されてきたシートPをフィニッシャ本体500Aの内部に取り込むための搬送パス520を有している。搬送パス520には、入口ローラ対501からシート搬送方向の下流側に向けて順番に搬送ローラ対502乃至508が設けられている。
搬送ローラ対502と搬送ローラ対503の間には、パンチユニット530が設けられている。パンチユニット530は、必要に応じて動作を行い、搬送されるシートPの後端部に孔をあける(穿孔処理を行う)ようになっている。
搬送パス520の終端に設けられた切換部材513は、下流に繋がれた上排出パス521と下排出パス522とに経路を切り替えるようになっている。上排出パス521は、上排出ローラ509により、サンプルトレイ701へシートPを案内するようになっている。一方、下排出パス522には、搬送ローラ対510、511、512が設けられている。これらの搬送ローラ対510、511、512は、シートPを処理トレイ550に搬送して排出するようになっている。
処理トレイ550に排出されたシートPは、順次整合処理されながら束状に積載されて、操作部1(図14参照)からの設定に応じて、仕分け処理やステイプル処理が行われる。処理されたシート束は、束排出ローラ対551によりスタックトレイ700とサンプルトレイ701とに選択的に排出される。
なお、前述のステイプル処理は、ステイプラ560により行われる。ステイプラ560は、シートPの幅方向(シート搬送方向に対して交差する方向)に移動して、シート束の任意の箇所を綴じるようになっている。
スタックトレイ700とサンプルトレイ701は、フィニッシャ500のフィニッシャ本体500Aに沿って昇降するようになっている。上側のサンプルトレイ701は、図2中のサンプルトレイ701の位置及びスタックトレイ700の位置に移動することで、上排出パス521や処理トレイ550からのシートPを受け取るようになっている。また、下側のスタックトレイ700は、図2中のスタックトレイ700の位置で、処理トレイ550からのシートPを受け取るようになっている。このように、スタックトレイ700とサンプルトレイ701とには大量のシートPが積載されるようになっている。積載されたシートPは、その後端を上下方向に延びる後端ガイド710に受止められて整列されるようになっている。
下排出パス522の途中に設けられた切換部材514は、シートPを右側に切り替えて、サドル排出パス523に案内し、中綴じ製本部800へ案内するようになっている。以下に、中綴じ製本部800が各処理をする動作について順に説明していく。
図3は、中綴じ製本部800の構成を示す断面図である。なお、以下の説明において、処理手段としての折りローラ対810と突き出し部材830とでシート束を折り曲げる処理を折り曲げ処理という。また、折り曲げ処理をされたシート束にプレスローラ対861で折り目を付ける処理を折り目強化処理という。中綴じ製本部800は上記処理機能を有するシート処理装置としてフィニッシャ500に組み込まれる。
『シート積載装置』である中綴じ製本部800は、サドル入口ローラ対801、収納ガイド803、位置決め部材805、基準側把持部材20、非基準側押え部材12、を備える。『搬送手段』であるサドル入口ローラ対801は、シートPを搬送するローラ対である。『積載手段』である収納ガイド803は、サドル入口ローラ対801で搬送されてきたシートPが積載されるガイドである。収納ガイド803のシート積載面15は傾斜している。位置決め部材805は、シート積載面15の傾斜の低い側に設けられている。
『受止手段』である位置決め部材805は、収納ガイド803に積載されるシートPのシート搬送方向の一端部を受止めてシート搬送方向の整合の基準となる部材である。すなわち、位置決め部材805は、サドル入口ローラ対801により搬送されたシートPのシート搬送方向端部(前述の一端部に相当)を受止める。
『一端部把持手段』である基準側把持部材20は、収納ガイド803に受止められたシートPの一端部(下部)を収納ガイド803のシート積載面15に押え付けて把持する部材である。位置決め部材805及び基準側把持部材20は、収納ガイド803の『積載面』であるシート積載面15の一端部及び他端部の間をシート搬送方向(シート受止方向)に移動自在である。位置決め部材805及び基準側把持部材20の関係に関しては、以下に詳しく説明する。図8(b)及び図9(b)にも示されているが、これらの部材は、組み合わせられており、シート積載面15に沿う方向へは一体的に動作するようになっている。
また、基準側把持部材20は、シート積載面15と直交する方向に突出及び退避自在な突出し片20a(図8参照)を有している。この一方で、位置決め部材805は、シートPの下端を受止める受止部805a、及び、前述の突出し片20aと共にシートPを挟持する挟持部805bを有する。そして、突出し片20aがシートPに接近する方向へ突出すと、シートPは挟持部805bに押え付けられる。突出し片20aがシートPから離間する方向へと退避すると、シートPに対する拘束が解除される。
『押圧手段』である基準側押え部材18、非基準側押え部材12は、収納ガイド803のシート積載面15に向かってシートPを押圧するように一端部から他端部に向かって順に設けられている複数の部材に相当する。また、この場合の一端部から他端部に向かって順に設けられるという表現のうちの一端部の意味は、シート積載面15におけるシート搬送方向側(シート受止方向側)の一端部(下端部)と対向する第1位置を指す。また、他端部の意味は、シート積載面15におけるシート搬送方向とは逆方向側(シート受止方向とは逆方向側)の他端部(上端部)と対向する第2位置を指す。
まず、基準側押え部材18は、図示しない駆動機構によって、シート積載面15の方へと接近することもできるし、シート積載面15から離間することもできるようになっている。また、非基準側押え部材12は、シート積載面15の方へと接近することもできるし、シート積載面15から離間することもできるようになっている。
非基準側押え部材12に関して詳述すると、以下のようになる。すなわち、非基準側押え部材12は、支点23を中心に回転するリンク13と、リンク13の先端に支点17で取り付けられた押え板12aと、を備えている。リンク13が図示しない駆動機構によって図3中で反時計周りに回動すると、押え板12aは、シート積載面15へと接近してシートPを押える。リンク13が図示しない駆動機構によって図3中で時計回りに回動すると、押え板12aは、シート積載面15から離間してシートPに対する拘束を解除する。
なお、前述の基準側押え部材18には、前述の位置決め部材805及び基準側把持部材20の通過を許容する孔(鉛直方向に長い孔、短冊状の孔)が形成されている。また、そのような孔があることで、位置決め部材805及び基準側把持部材20は、シート積載面15に沿う方向で上下方向に動作可能となっている。また、そのような構成ゆえに、基準側押え部材18と、位置決め部材805や基準側把持部材20とは、互いに動作が干渉しないようになっている。
『他端部把持手段』である非基準側保持部材11は、収納ガイド803に積載されるシートPの他端部(上部)を収納ガイド803のシート積載面15に押え付けて把持(保持)する部材である。非基準側保持部材11は、複数の基準側押え部材18、非基準側押え部材12がシートPの一端部から他端部までに亘って押圧した後に、シートPの他端部を把持する。非基準側保持部材11は、収納ガイド803のシート積載面15の一端部及び他端部の間を移動自在である。
また、画像形成システム1000は、『制御手段』であるCPU60(図13参照)を備える。そして、CPU60は、基準側把持部材20によってシートPの一端部(下部)を把持させた後に、複数の基準側押え部材18、非基準側押え部材12によって一端部側から順にシートPを押圧するように制御する。それから、CPU60は、非基準側保持部材11によってシートSの他端部(上部)を把持させる。
また、中綴じ製本部800は、シートPをステイプル処理するステイプラ820を備える。コントローラであるCPU60は、複数の基準側押え部材18、非基準側押え部材12がシートPの一端部から他端部までを押圧した状態でステイプラ820を駆動してシートPにステイプルを打つ。
(1.シート受け取り動作)
フィニッシャ500は、中綴じ製本部800の入口からシート搬送方向に、サドル入口ローラ対801(排出手段)、搬送ローラ804、位置決め部材805(規制部材)を備えている。シートPは、サドル入口ローラ対801(排出手段)と搬送ローラ804によって、位置決め部材805まで搬送される(図15のS4参照)。
なお、位置決め部材805の待機位置は、ステイプル処理位置(実際の針の位置)より、シート長さLの半分L/2(図8〜図11参照)だけ下降した位置であり、これを「ステイプル時位置」という。つまり、位置決め部材805は、シートPの長さの中間が突き出し部材830に合わせられるようにするために、シートPの長さによって待機位置が異なる。
また、位置決め部材805は、基準側把持部材20を有し、位置決め部材805と基準側把持部材20は、ともにシート搬送方向に移動可能かつ、シート搬送方向のいかなる位置でも把持、開放の切替が可能である。
(2.シート整合動作)
整合板対815(図4参照)は、収納ガイド803に収納されたシートP1の幅整合をするもので、整合モータM7(整合モータ)(図13参照)によって、シートP1を挟みこみ方向に移動し、シートP1の幅方向の位置決め(整合)を行う(図15のS5参照)。
(3.仕分け動作)
図4〜図7は、シートP1の仕分け動作の工程を示す側面図である。図4(a)に示されるように、シートP1は、サドル入口ローラ対801によってシート積載面15へと搬送されてくる。図4(b)に示されるように、シートP1は、位置決め部材805で受け止められる。それから、図5(a)に示されるように、非基準側保持部材11の先端がシート積載面15から離間する方向へと回動する。図5(b)に示されるように、非基準側押え部材12がシートP1をシート積載面15へと押圧する。そして、図6(a)に示されるように、非基準側保持部材11の先端がシート積載面15に接近する方向へと回動する。非基準側保持部材11及びシート積載面15によって、シートP1が把持された状態となる。図6(b)に示されるように、非基準側抑え部材12がシート積載面15から離間する。この状態で、図7に示されるように、次のシートP2がサドル入口ローラ対801で搬送されて来るのを待つ。これらの制御工程に関しては、後述する(図15のS7〜S10参照)。
なお、図6(a)では、非基準側押え部材12と非基準側保持部材11が交差している構成となっているが、非基準側押え部材12と非基準側保持部材11はシート幅方向にくし歯状に設置されているため、動作が互いに干渉することはない。
(4.ステイプル処理)(この動作は、本発明の特徴でもある)
図8〜図11は、シートPのステイプル処理の工程を示す側面図である。前述のシートの積載動作の後に、ステイプラ820によってシートPはステイプル処理される。ただし、前述のシートPの積載動作のときに、位置決め部材805と非基準側保持部材11の間のループが発生してしまうと、ステイプルの位置がシートPの中央からずれてしまう。
図8(a)は、中綴じ製本部800にシートPが搬送され、そのシートPにたわみがある状態を示す側面図である。図8(b)は、図8(a)の一部拡大側面図である。図8(a)では、シートPにたるみがあるが、もしもシートPにたるみがなければ、位置決め部材805は、ステイプル中心からL/2だけ下がった部分で待機している。そして、シートPのA−B間の距離もL/2となり、実際のステイプル位置はシートPの中央になる。
しかしながら、図8(a)及び図8(b)に示されるように、シートPのA−B間にたるみαが発生した場合、A−B間のシート長さはL/2 + α(シート搬送方向長さL)となり、αの分だけステイプルの位置がシートPの中央からずれる。
図9(a)は、中綴じ製本部800にシートPが搬送され、そのシートPにたわみがない状態を示す側面図である。図9(b)は、図9(a)の一部拡大側面図である。前述の図8(a)及び図8(b)に示される状態を防ぐために、本実施の形態においては処理されるシート束の最終シートの収納動作に合わせて、図9(a)及び図9(b)に示されるように動作する。すなわち、シートPが位置決め部材805に突き当たった状態で、基準側把持部材20が挟持部805bと共にシートPを把持した後に、非基準側保持部材11が開放する。その後、基準側押え部材18が図示しない駆動機構によってシート積載面15に接近することによってパス間を狭くしてシートPのたるみを取り除く。さらに、図10(a)に示されるように、非基準側押え部材12がシートPをさらに押える。その後、図10(b)に示されるように、非基準側保持部材11がシートPを押える。この工程で、シートPのたるみαが取り除かれ、ステイプル位置が中央にきた状態でステイプル処理が行われる(図15のS11〜16参照)。
なお、非基準側保持部材11がシートPの後端(上流側)を押えているので、ステイプル処理動作中に、図11に示されるように、基準側押え部材18、非基準側押え部材12は退避してもよい。
非基準側保持部材11がシートPを押えずに基準側把持部材20がシートPを把持してから、非基準側保持部材11が開放され、基準側押え部材18でパス間を狭くし、非基準側押え部材12でシートPをさらに押える。それから、ステイプラ820がステイプル処理し、基準側押え部材18及び非基準側押え部材12が退避するという方法もあるが、基準側押え部材18の動作時間より、非基準側保持部材11の動作時間の方が短いため、生産性向上の面から図解した方法をとる。
(5.折り曲げ処理前動作)
図12は、折り曲げ処理の工程を示す側面図である。前述のステイプル処理を行った後に、シート束Pが折り目処理を行う位置へ移動され、突き出し部材830にて折り目処理が行われる。図12(a)に示されるように、基準側把持部材20は、シート束Pを上方の位置で把持している。そして、図12(b)に示されるように、基準側把持部材20及び位置決め部材805は、シート束Pを把持したまま共に下方へと移動する。これによって、シート束Pの折り目処理位置が移動する。また、このように動作することで、シート束Pが位置決め部材805に突き当たった状態のまま移動することができる。その後、図12(c)に示されるように、基準側把持部材20がシート束Pから離間して、突き出し部材830が突き出し、シート束Pの折り目処理が可能な状態となる(図15のS18参照)。
なお、本実施例では、位置決め部材805は、排出方向の下流端を受止めるように配置されているが、これに限定されない。例えば、排出方向の上流端側が低くなるよう傾斜した積載手段の排出方向の上流端側にシートの位置決め部材を設け、スイッチバックさせてシートの位置決め部材に突き当てるようにしてもよい。
(6.折り曲げ処理)
ここで、図3に戻ってシート束Pの折り曲げ処理の工程に関して説明する。特に、折り曲げ処理にあたって、折りローラ対810及び突き出し部材830が動作する。図3に示されるように、ステイプラ820の下流側には、折りローラ対810a、810bが設けられている。折りローラ対810a、810bの対向位置には、突き出し部材830が設けられている。折りローラ対810a、810bと突き出し部材830は、折り曲げ部を構成している。
突き出し部材830は、収納ガイド803から退避した位置をホームポジションとしている。突き出し部材830は、移動モータM3(非基準側保持部材移動モータ)の駆動により、収納されたシート束Pに向けて突出し、シート束Pを折りローラ対810a、810bのニップに押し込む。その後、突き出し部材830は、再びホームポジションに戻る。
シート束Pを折りローラ対810a、810bの間には、シート束Pを折り曲げる折り曲げ処理に充分な圧力F1が不図示のばねにより加わっている。折りローラ対810により折り畳まれたシート束は、第1折りローラ対811a、811b、第2折りローラ対812a、812bを介して、折り束トレイ840(図2参照)に排出される。第1折りローラ対811の間、第2折りローラ対812の間にも、折り曲げられたシート束を搬送、停止させるのに充分な圧力F2、F3が加わっている。
搬送ガイド813は、折りローラ対810と第1折りローラ対811との間でシート束Pを案内する。搬送ガイド814は、第1折りローラ対811と第2折りローラ対812との間で、シート束Pを案内する。折りローラ対810、第1折りローラ対811、第2折りローラ対812は、中折りされたシート束Pを両面から挟持して、同一の回転モータM4(非基準側押え部材モータ)(不図示)により等速回転する(図15のS19参照)。
図13は、フィニッシャ500のフィニッシャ制御部515の構成を示す機能ブロック図である。図13に示されるように、フィニッシャ制御部515は、マイクロコンピュータシステムで構成されてCPU60、ROM59、RAM61を有している。ROM59にはパンチャー処理用プログラム及びステープリング処理用プログラムなど予め格納されている。CPU60は、各プログラムを実行し、RAM61との間で適宜データのやり取りをしながら入力データ処理を行うことにより、所定の制御信号を作成する。
入口検知センサ62、位置検出センサ44、51、63、64からの検出信号が入力インターフェース回路57を介してCPU60に入力される。ここで、位置検出センサ44は、非基準側押え部材12の位置を検出するセンサである。位置検出センサ51は、非基準側保持部材11の位置を検出するセンサである。位置検出センサ63は、位置決め部材805の位置を検出するセンサである。位置検出センサ64は、基準側押え部材18の位置を検出するセンサである。
CPU60からは各種の制御信号が出力インターフェース回路58を介して出力される。その出力信号は、モータドライバ等の制御機器に向けて送信され、制御機器を制御して搬送モータM1、回転モータM2、移動モータM3、回転モータM4、移動モータM5、移動モータM6、整合モータM7を作動させる。
搬送モータM1は、サドル入口ローラ対801、及び、搬送ローラ804を駆動させるモータである。回転モータM2は、非基準側保持部材11を回転させるモータである。移動モータM3は、非基準側保持部材11をシート積載面15に沿う方向へと移動させるモータである。回転モータM4は、非基準側押え部材12を回転させるモータである。
移動モータM5は、位置決め部材805をシート積載面15に沿う方向へと移動させるモータである。移動モータM6は、基準側押え部材18をシート積載面15に直交する方向へと移動させるモータである。整合モータM7は、整合板対815を整合させる方向へと駆動するモータである。また、画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150(図14参照)とフィニッシャ500のCPU60との間でデータ通信が送受信される。
図14は、画像形成システム1000の制御ブロック図である。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有している。CPU回路部150は、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部515、外部I/F203を制御する。CPU回路部150による制御は、ROM151に格納された制御プログラムと操作部1の設定に基づく。
原稿給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部401は折り処理部400を夫々制御する。フィニッシャ制御部515はフィニッシャ500、中綴じ製本部800、インサータ900を夫々制御する。
操作部1は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定状態を表示するための表示部等を有している。操作部1は、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
RAM152は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御にともなう演算の作業領域として用いられる。外部I/F203は、画像形成システム1000と外部のコンピュータ204とのインターフェースであり、コンピュータ204からのプリントデータをビットマップ画像に展開して、画像データとして画像信号制御部202へ出力する。また、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へは、イメージセンサ(不図示)で読み取った原稿の画像が出力される。プリンタ制御部301は、画像信号制御部202からの画像データを露光制御部(不図示)へ出力する。
さらに画像形成装置本体の操作部(操作パネル)1からユーザの操作でシート種(普通紙、コート紙、特殊紙)やシートサイズなどに関するシート情報や条件が入力され、CPU回路部150はそれらシート条件を取得して認識できる。シート条件には、上記シートサイズのほかに剛度、厚み、坪量、表面抵抗、平滑性などの物性値(表面性状)、パンチ紙、そしてタブ紙などといったシート種類も含まれる。
なお、上記制御部は、シート積載装置(中綴じ製本部800)、フィニッシャ500、装置本体(プリンタ部300)のいずれにあってもよい。
図15は、CPU60の制御工程を示すフローチャートである。CPU60の制御工程について特徴的なのでは、例えば最終のシートPの場合に、基準側把持部材20、基準側押え部材18、非基準側押え部材12、非基準側保持部材11の順で、シートPを押える点である。
図15に示されるように、CPU60は、シートPのサイズを識別処理する(S1)。CPU60は、位置決め部材805がサイズに応じた位置へと移動するように制御する(S2)。CPU60は、非基準側保持部材11が積載されるシートPの後端位置に合わせて移動するように制御する(S3)。CPU60は、搬送されたシートPを順次、位置決め部材805で受止めて収納するようシートPの収納動作を制御し(S4)、シートの整合動作を制御する(S5)。CPU60は、シートPが最終のシートPか否かを判断する(S6)。
CPU60は、S6の判断の結果、NOの場合には、非基準側保持部材11を開放させる(S7)。CPU60は、非基準側押え部材12がシートPを押える(S8)。CPU60は、非基準側保持部材11でシートPを押えさせる(S9)。CPU60は、非基準側押え部材12が退避位置へと移動する(S10)。
CPU60は、S6の判断の結果、YESの場合には、基準側把持部材20がシートを把持する(S11)。CPU60は、非基準側保持部材11を開放させる(S12)。CPU60は、基準側押え部材18でシートPを押えさせる(S13)。CPU60は、非基準側押え部材12でシートPを押えさせる(S14)。CPU60は、非基準側保持部材11でシートPを押えさせる(S15)。CPU60は、基準側押え部材18及び非基準側押え部材12を退避させ、シート束をステイプルさせる(S16)。CPU60は、シート束Pが折り位置に配置されたか否かを判断する(S17)。
CPU60は、NOの場合には、位置決め部材805、基準側把持部材20がシートPを把持したまま移動する(S18)。CPU60は、YESの場合には、突き出し部材30、折りローラによる折り処理を実行する(S19)。CPU60は、プレスローラ対861による折り目処理を実行する(S20)。CPU60は、シートを排出トレイへと排出する(S21)。CPU60は、最終束の排出が終了したか否かを判断する(S22)。CPU60は、YESの場合には、ジョブを終了し、NOの場合には、制御工程S4へと戻る。
図16(a)は、実施例2に係る画像形成装置が備える中綴じ製本部の構成を示す側面図である。図16(b)は、図16(a)の一部拡大側面図である。実施例2の中綴じ製本部の構成のうち実施例1の中綴じ製本部と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例2においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例2の中綴じ製本部が実施例1の中綴じ製本部と異なる点は、以下の点である。すなわち、ここの中綴じ製本部では、整合されたシートPが未だ最終のシートPで無い場合であっても、基準側把持部材20、基準側押え部材18、非基準側押え部材12、非基準側保持部材11の順で、シートPを押えるという点である。この図16(a)及び図16(b)等を参照しつつ、以下に、実施例2の画像形成装置が備える中綴じ製本部の構成(制御)に関して説明していく。
前述の略垂直方向に積載されたシートPのたるみ、搬送パスを塞ぐような状態でのシートPの積載状態では、次のシートPが挿入されると、シートPの整合不良や搬送不良を引き起こす。そのために、各々のシートPを挿入する度にシートPのたるみを取り除くことで搬送不良及び整合不良を抑制する。
図16(a)及び図16(b)では、シートPはたるんだ状態ではないが、最初はシートPがたるんだ状態で積載されている。その後、図16(a)及び図16(b)に示されるように、基準側把持部材20がシートPの基準近傍を把持し(図19のS101参照)、基準側押え部材18がシートPを押える(図19のS102参照)。
次に、図17(a)に示されるように、非基準側押え部材12がシートPを押える(図19のS8参照)ことでシートPのたるみが取り除かれる。その後、図17(b)に示されるように、非基準側保持部材11がシートPを保持する(図19のS9参照)。
そして、図18(a)に示されるように、基準側把持部材20及び非基準側押え部材12が退避し(図19のS103参照)、次のシートPが挿入可能状態となる。このようにシートPの挿入毎にシートPのたるみを取り除くことで、図18(b)に示されるように、次のシートP2の挿入時の搬送不良及び整合不良を取り除くことができる。
図19は、CPU60の制御工程を示すフローチャートである。図19に示される制御工程のうち、図15に示される制御工程と同一の制御工程に関しては同一の符号を付してあり、説明は図15のものを援用するものとする。図19が図15と異なる点は、以下の点である。すなわち、CPU60は、非基準側保持部材11を開放させた(S7)後に、基準側把持部材20でシートPを把持させ(S101)、基準側押え部材18でシートPを押えさせる(S102)。それから、CPU60は、基準側押え部材18でシートPを押えさせ(S8)、非基準側保持部材11でシートPを押えさせる(S9)。その後に、CPU60は、基準側押え部材18及び非基準側押え部材12を退避させ、基準側把持部材20を退避させる(S103)。以上のような点である。
実施例の構成によれば、基準側把持部材20がシートPを把持してから、複数の基準側押え部材18、非基準側押え部材12が一端部側(下部側)から順にシートPを押圧する。したがって、シートPの一端部から他端部に亘って湾曲した部位が無い(特に腰の弱い紙でもたるむことが無い)状態でシートPが収納ガイド803に積載されて整合される。またシート積載面15の表面で既にたるみが除去された状態で次のシートPが受け入れられるので、たるんだ部分との干渉で次のシートPに関する搬送不良、整合不良、たるみ分のステイプル位置不良も抑制される。その結果、収納ガイド803上のシートPが湾曲した状態となることに起因する搬送不良、整合不良、ステイプル位置不良が低減され、良好な搬送、整合、ステイプル処理が実現される。なお、収納ガイド803を略垂直に配置したことで、画像形成装置本体の横方向の小型化を達成でき、設置面積の少ない装置とすることもできる。
なお、『シート処理装置』には、前述の中綴じ製本部800と、中綴じ製本部800が有する収納ガイド803に積載されたシートPを処理する『処理手段』たとえばステイプラ820と、を備える構成が相当しても良い。画像形成システム1000には、このようなシート処理装置を備える構成が相当しても良い。
12 非基準側押え部材(押圧手段)
18 基準側押え部材(押圧手段)
20 基準側把持部材(一端部把持手段)
60 CPU(コントローラ)
800 中綴じ製本部(シート積載装置)
801 サドル入口ローラ対(搬送手段)
803 収納ガイド(積載手段)
805 位置決め部材(受止手段)
P シート

Claims (10)

  1. シートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送されたシートが積載される積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートの一端部を受止める受止手段と、
    前記受止手段に受止められたシートの一端部を前記積載手段の積載面に押え付けて把持する一端部把持手段と、
    前記積載手段の積載面に向かってシートを押圧するよう一端部から他端部に向かって順に設けられた複数の押圧手段と、
    前記一端部把持手段によってシートの一端部を把持した後に、前記複数の押圧手段のうち一端部側の押圧手段から順に前記複数の押圧手段によってシートを押圧するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記積載手段の積載面は傾斜しており、前記受止手段は前記積載手段の積載面の傾斜の低い側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記積載手段に積載されるシートの他端部を前記積載手段の積載面に押え付けて把持する他端部把持手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  4. 前記他端部把持手段は、前記複数の押圧手段がシートを押圧した後に、シートの他端部を把持することを特徴とする請求項3に記載のシート積載装置。
  5. 前記受止手段は、前記搬送手段により搬送されたシートのシート搬送方向端部を受止めることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記受止手段及び前記一端部把持手段は、シート搬送方向に移動自在であることを特徴とする請求項5に記載のシート積載装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    前記シート積載装置が有する前記積載手段に積載されたシートを処理する処理手段と、
    を備えることを特徴とするシート処理装置。
  8. 前記処理手段は、シートをステイプル処理するステイプラであり、
    前記制御手段は、前記複数の押圧手段がシートを押圧した状態で前記ステイプラを駆動してシートにステイプルを打つことを特徴とする請求項7に記載のシート処理装置。
  9. 画像を形成する画像形成部と、
    請求項7又は8に記載のシート処理装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  10. 画像を形成する画像形成部と、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
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