JP2012105641A - 加工卵黄含有液の製造方法、加工卵黄含有液、ならびにこれを用いた食品およびおにぎり - Google Patents

加工卵黄含有液の製造方法、加工卵黄含有液、ならびにこれを用いた食品およびおにぎり Download PDF

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Abstract

【課題】食品への染込みが抑えられ、かつ、食品に用いたときに卵の風味を維持することができる加工卵黄含有液の製造方法、加工卵黄含有液、ならびにこれを用いた食品およびおにぎりを提供する。
【解決手段】加工卵黄含有液の製造方法は、卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%でかつナトリウム含量が0.5〜3%である卵黄含有液を65〜80℃に加熱する工程と、前記卵黄含有液を冷凍する工程と、を含む、粘度10〜150Pa・s(品温20℃)の加工卵黄含有液の製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工卵黄含有液およびその製造方法、ならびにこれを用いた食品およびおにぎりに関する。
昨今、卵かけごはんが人気を博しており、専用の醤油が販売される程の盛況ぶりである。卵かけごはんは、一般的に、生卵に醤油等の調味料を加え黄身が崩れる程度に溶いた混合液を用意し、この混合液を炊飯米に上掛けして製する(特開平10−327811号公報)。
特開平10−327811号公報
本発明者は、学校、オフィスや野外等の調理ができない場所でも卵かけごはんの風味を楽しむことができないかと思案した。そして、例えば、2つに割った際に、黄身様の液部と白い炊飯米(ごはん)の部分とを含むおにぎりを製することができれば、このおにぎりから、茶碗に盛られた卵かけごはんが想起され、消費者の要望を満たすことができると考えた。そこで、卵に醤油等の調味料を加えた混合液を含有するおにぎりを調製することを試みた。
しかしながら、卵かけごはんは生卵を使用するため、通常、食品衛生上流通させることが困難である。さらに、単に、醤油等の調味料を卵に加えて得られた混合液をおにぎりに混ぜた場合、時間の経過とともに該混合液がごはんに染み込んでしまい、卵かけごはん様の外観を呈さなくなるうえ、ごはん部分がふやけてしまい、おにぎりの形状が崩れやすくなる。このように、黄身様の液部と白いごはんの部分とを含有するおにぎりを製することは通常、非常に困難である。
本発明は、ごはんなどの食材への染込みが抑えられ、かつ、食品に用いたときに卵黄の風味を呈することができる加工卵黄含有液およびその製造方法、ならびにこれを用いた食品およびおにぎりを提供する。
1.本発明の一態様に係る粘度10〜150Pa・s(品温20℃)の加工卵黄含有液の製造方法は、卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%でかつナトリウム含量が0.5〜3%である卵黄含有液を65〜80℃に加熱する工程と、前記卵黄含有液を冷凍する工程と、を含む。
2.本発明の別の一態様に係る加工卵黄含有液は、粘度10〜150Pa・s(品温20℃)であり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%である。
3.上記加工卵黄含有液は、醤油を2.5〜30%含有することができる。
4.上記加工卵黄含有液は、グリシンを0.1〜4%含有することができる。
5.上記加工卵黄含有液は、冷凍処理されてなることができる。
6.本発明の他の一態様に係る食品は、上記加工卵黄含有液を用いる。
7.本発明のさらに他の一態様に係るおにぎりは、上記加工卵黄含有液を具材として用いる。
上記加工卵黄含有液の製造方法によれば、卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%でかつナトリウム含量が0.5〜3%である卵黄含有液を65〜80℃に加熱する工程と、前記卵黄含有液を冷凍する工程と、を含むことにより、食材への染込みが抑えられ、かつ、粘度10〜150Pa・s(品温20℃)の加工卵黄含有液を簡便に得ることができる。
また、上記加工卵黄含有液は、粘度10〜150Pa・s(品温20℃)であり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%であることにより、流動性が抑えられ、かつ、食品に用いたときに卵の風味を呈することができる。例えば、上記加工卵黄含有液をごはんに用いた場合、液状であるにも拘らず、ごはんと混ぜたときにごはんへの染み込みが抑えられるので、黄身様の液部と白いごはんの部分からなる外観を保持することができる。このため、上記加工卵黄含有液は、食品(例えば、ごはんを用いた食品、具体的には、おにぎり)に好適に使用することができる。
本発明の一実施形態に係る加工卵黄含有液を具材として用いたおにぎりを模式的に示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る加工卵黄含有液およびその製造方法、ならびにこれを用いたおにぎりについて、以下に詳細に説明する。また、特にことわりのない限り、「部」は質量部を意味し、「%」は質量%を意味する。
1.加工卵黄含有液
本発明の一実施形態に係る加工卵黄含有液は、粘度10〜150Pa・sであり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%およびナトリウム含量が0.5〜3%である。なお、五訂日本食品標準成分表によると、生卵黄の蛋白質含量は16.5%であることから、卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%であることは、卵黄含量(生卵黄換算)で48〜96%であることと読み変えられる。
本発明において、加工卵黄含有液の粘度は、BH形粘度計を使用し、ローターNo.4、回転数20rpmの条件にて測定された品温20℃での値である。
本実施形態に係る加工卵黄含有液において、粘度は10〜150Pa・sである。10Pa・s未満であると、流動性が高すぎて、前記加工卵黄含有液を食品(例えばごはん)に混ぜたときに食品(ごはん)に染み込み、形状が崩れるおそれがあり、一方、粘度が150Pa・sを超えると、前記加工卵黄含有液を食品(例えばごはん)に混ぜようとしても、硬すぎて均一に混ざらないおそれや、ボソボソとして食感が悪くなるおそれがある。食品(ごはん)の形状をより長期間保持することができ、かつ、食品(例えばごはん)の食感をより良好にすることができる観点で、本実施形態に係る加工卵黄含有液の粘度は20〜100Pa・sであるのが好ましく、30〜80Pa・sがより好ましい。
また、本実施形態に係る加工卵黄含有液において、卵黄含量(蛋白質換算)は7〜16%である。7%未満であると、粘度が低くなり、前記加工卵黄含有液を食品(例えばごはん)に混ぜたときに食品(例えばごはん)に染み込みやすく、卵の風味が十分発揮されないおそれがあり、一方、卵黄含量(蛋白質換算)が16%を超えると、粘度が高くなりすぎ、前記加工卵黄含有液を食品(例えばごはん)に混ぜようとしても硬すぎて混ざらないおそれや、ボソボソして食感が悪くなるおそれがある。適度な粘度を有し、かつ卵黄の風味を呈することができる観点で、本実施形態に係る加工卵黄含有液における卵黄含量(蛋白質換算)は8〜16%であることが好ましく、10〜14%であることがより好ましい。
本実施形態に係る加工卵黄含有液は、ナトリウム含量が0.5〜3%であり、0.5〜2%であることが好ましい。本実施形態に係る加工卵黄含有液において、ナトリウム含量が0.5〜3%であることにより、食品(例えばごはん)に用いたときに適度な塩味を供することができる。この場合、ナトリウム含量が0.5%未満であると、卵黄の変性(ゲル化)による染込み防止効果が発揮され易く、ナトリウム含量が3%を超えると、本実施形態に係る加工卵黄含有液を用いた食品によっては、塩味が濃すぎる場合がある。なお、本発明において、加工卵黄含有液におけるナトリウム含量は公知の方法(例えば、原子吸光光度法)によって測定することができる。また、ナトリウムを含有する原料としては、食塩の他に、鰹だし、昆布だし等のだし類、グルタミン酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム等の有機酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等の無機酸ナトリウム、醤油、味噌、ケチャップ、ウスターソース、オイスターソース、マヨネーズ、コンソメ、ブイヨン等のナトリウム分を含量する調味料が挙げられる。
さらに、本実施形態に係る加工卵黄含有液は、醤油を2.5〜30%含有することが好ましく、3〜30%含有することがより好ましい。本実施形態に係る加工卵黄含有液が醤油を2.5〜30%(より好ましくは3〜30%)含有することにより、本実施形態に係る加工卵黄含有液にナトリウム分を供することができ、かつ、食品(例えばごはん)に用いたときに醤油の風味を適度に付与することができる。また、本実施形態に係る加工卵黄含有液は、醤油とともに、または醤油の代わりに、醤油以外の調味料(好ましくはナトリウム分を含有する調味料)を含有していてもよい。さらに、本実施形態に係る加工卵黄含有液は、保存性向上の観点でグリシンを加えると、後述する冷凍処理工程において卵黄の変性(ゲル化)を穏やかに抑制することができ、食感を阻害するような凝集を生じることなくゲル化できることから、グリシンを0.1〜4%含有することが好ましい。この場合、本実施形態に係る加工卵黄含有液におけるグリシンの含有量が0.1%未満であると、十分な染込み防止効果が得られない場合があり、一方、4%を超えると、風味に劣る場合がある。
加えて、本実施形態に係る加工卵黄含有液は、卵白(蛋白質換算)を0.1〜4%含有することが好ましく、0.1〜3%がより好ましい。本実施形態に係る加工卵黄含有液が卵黄含量(蛋白質換算)7〜16%に対し、卵白(蛋白質換算)を0.1〜4%含有することにより、卵黄の変性(ゲル化)による染込み防止効果が発揮され易く、食品(例えばごはん)中に本実施形態に係る加工卵黄含有液を混ぜたときに流れ出るのを防止することができる。
また、本実施形態に係る加工卵黄含有液は必要に応じて、例えば、菜種油、大豆油等の食用油脂、塩化カルシウム、核酸等の各種調味料、グラニュ糖、上白糖、三温糖、ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、澱粉、デキストリン、フルクトース、トレハロース、グルコース、乳糖、オリゴ糖及び糖アルコール等の糖類、湿熱処理澱粉、加工澱粉、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ジェランガム等の増粘剤、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸等の有機酸、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、色素、各種具材等の他の配合成分を含んでいてもよい。例えば、本実施形態に係る加工卵黄含有液が増粘剤を含有する場合、増粘剤を0.05〜1%含有することができる。
なお、本実施形態に係る加工卵黄含有液は、常温保存品、冷蔵品または冷凍品として取り扱うことができる。この場合、保存および取扱いが容易である点で、本実施形態に係る加工卵黄含有液は容器(例えばポリエチレン袋)に充填されていることが好ましい。なお、本発明において、「冷凍」とは、物体が凍結した状態をいう。本実施形態に係る加工卵黄含有液が冷凍品であることにより、品質をより長期間保持することができる。また、上記冷凍品は容器に充填されていることが好ましい。
2.加工卵黄含有液の製造方法
本発明の一実施形態に係る粘度10〜150Pa・sの加工卵黄含有液の製造方法は、卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%でかつナトリウム含量が0.5〜3%である卵黄含有液を65〜80℃に加熱する工程と、前記卵黄含有液を冷凍する工程と、を含む。
本実施形態に係る加工卵黄含有液の製造方法によれば、上記加熱する工程および上記冷凍する工程の両方を含むことにより、粘度10〜150Pa・sであり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%の加工卵黄含有液を簡便に得ることができる。以下に、各工程について説明する。
2.1.加熱する工程
本実施形態に係る加工卵黄含有液の製造方法では、まず、卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%でかつナトリウム含量が0.5〜3%である卵黄含有液を65〜80℃に加熱する。この加熱する工程によって、卵黄含有液を殺菌できるとともに、卵黄含有液に含まれる卵黄が変性することにより、卵黄含有液の粘度を高めることができる。この加熱する工程において、加熱温度が65℃未満であると、卵黄含有液の粘度を十分に高めることができない場合があり、一方、加熱温度が80℃を超えると、卵黄含有液に含まれる卵黄にいわゆる煮えが生じるため好ましくない。卵黄に煮えが生じることなく卵黄含有液の粘度を十分に高めることができる観点から、加熱温度は67〜80℃であるのが好ましく、70〜75℃であるのがより好ましい。また、加熱時間は1〜30分間であることが好ましい。
また、最終的に得られる加工卵黄含有液に適度な塩味を付与し、かつ、後述する冷凍する工程において卵黄の変性(ゲル化)を促進させる観点から、卵黄含有液のナトリウム含量は0.5〜3%であることが好ましい。卵黄含有液のナトリウム含量が0.5%未満であると、後述する冷凍する工程において卵黄の変性(ゲル化)が急激に進み凝集を生じて食感を損ねる場合があり、一方、卵黄含有液のナトリウム含量が3%を超えると、最終的に得られる加工卵黄含有液の塩味が濃すぎて食するのに適さない場合があるうえ、食品(例えばごはん)中に前記加工卵黄含有液を混ぜたとき、前記加工卵黄含有液がごはんに染み込んでしまい、卵かけごはんの外観を呈さない場合がある。
なお、本発明において卵黄とは、リポタンパク質を主成分とする卵黄成分のことをいう。このような卵黄としては、例えば、鶏卵、ウズラ卵等の鳥類の卵を割卵し卵白液と分離した卵黄液が挙げられる。なお、本実施形態に係る製造方法において原料として使用可能な卵黄は例えば、上記卵黄液のほか、上記卵黄液を殺菌した殺菌卵黄や、上記卵黄液をホスホリパーゼA等の酵素で処理した酵素処理卵黄が挙げられる。さらに、冷凍卵黄を解凍したものや、噴霧乾燥、凍結乾燥等により乾燥させた乾燥卵黄を水戻ししたものを原料の卵黄として用いてもよい。
また、最終的に得られる加工卵黄含有液に適度な粘度を付与する観点で、卵黄含有液は、卵白(蛋白質換算)を0.1〜4%含有することが好ましい。さらに、卵黄含有液は、醤油を2.5〜30%含有することが好ましく、グリシンを0.1〜4%含有することが好ましい。加えて、卵黄含有液は必要に応じて、上述した「1.加工卵黄含有液」の欄で記載された他の配合成分を含有していてもよい。
次いで、必要に応じて、上記加熱する工程によって得られた卵黄含有液を容器に充填した後、後述する冷凍する工程を行ってもよい。このように、上記加熱する工程によって得られた卵黄含有液を容器に充填した状態で、後述する冷凍する工程を行うことにより、最終的に得られる加工卵黄含有液の取扱いが容易である。なお、この場合、容器としては、冷凍時の温度に耐えられる材質からなるものであれば特に限定されないが、例えばポリエチレン製袋が挙げられる。
2.2.冷凍する工程
本実施形態に係る加工卵黄含有液の製造方法では、上記加熱する工程の後に、前記卵黄含有液を冷凍する。この冷凍する工程によって卵黄含有液の粘度が上昇する結果、粘度が10〜150Pa・s(好ましくは20〜150Pa・s)の加工卵黄含有液を得ることができる。すなわち、この冷凍する工程において、卵黄含有液に含まれる卵黄中の水分が凍結して、卵黄を構成するリポタンパク質が破壊されるため、卵黄が変性し、その結果、粘度が上昇するため、粘度が10〜150Pa・s(好ましくは20〜150Pa・s)の加工卵黄含有液を簡便に得ることができる。
この冷凍する工程において、前記卵黄含有液を冷凍する際の温度は−15℃以下(通常−18〜−30℃)である。冷凍温度が−15℃を超えると、卵黄含有液に含まれる卵黄が十分に凍結せず、卵黄が十分に変性(ゲル化)しないため、粘度を十分に高めることができない場合がある。ここで、卵黄含有液の粘度を十分に高める観点で、冷凍温度は−15℃未満であることが好ましく、−18℃未満であることがより好ましい。また、冷凍時間は卵黄含有液の粘度を十分高められる程度であれば、特に限定されないが、1時間以上が好ましい。
卵黄加工液を容器に充填された状態で冷凍する工程を行った場合、得られた容器入り加工卵黄含有液は、容器に詰められた状態で流通させることができる。この場合、品質を保持できる期間が長いという観点で、容器入り加工卵黄含有液を冷凍状態(−18℃未満)で流通させるのが好ましい。
3.食品
本発明の一実施形態に係る食品は、上記実施形態に係る加工卵黄含有液を用いたものである。このような食品としては、例えば、おにぎり、牛丼、豚丼、親子丼、ビビンバ、寿司、カレーライス等ごはん(炊飯米)を用いた食品や、うどん、そば、パスタ、マカロニ、パン等の炭水化物を含有する食品が挙げられるが、特に、おにぎり等のごはんを含有する食品が好ましい。例えば、本実施形態に係る食品がおにぎりである場合、本発明の一実施形態に係るおにぎりは、上記実施形態に係る加工卵黄含有液を具材として用いることができる。
図1は、本実施形態に係るおにぎり100を模式的に示す図である。図1に示されるように、本実施形態に係るおにぎり100は主に、ごはん120および加工卵黄含有液110から構成される。本実施形態に係るおにぎり100は、ごはん120を所定の形状に形作ることにより製される。なお、おにぎり100の形状は特に限定されず、図1に示されるように断面が三角様形状であってもよいし、あるいは断面が丸形または四角形であってもよい。また、ごはん120は例えば、ジャポニカ種、インディカ種、またはジャバニカ種の米を炊いたものであり、中でも、粘り気がある点で、ジャポニカ種の米を炊いたものであるのが好ましい。さらに、ごはん120には、加工卵黄含有液以外の具材が混ぜられていてもよい。
より具体的には、本実施形態に係るおにぎり100は、加工卵黄含有液110が中心部(おにぎり100のほぼ中心)に配置されている。加工卵黄含有液110は上記実施形態に係る加工卵黄含有液であり、上記実施形態に係る加工卵黄含有液の製造方法によって得ることができる。より具体的には、図1に示されるように、おにぎり100の中心部には穴101が設けられ、この穴101に加工卵黄含有液110が封入されている。本実施形態に係るおにぎり100における加工卵黄含有液の含有量は通常、5〜10%である。
図1に示されるように、おにぎり100の中央部に加工卵黄含有液110が封入されていることにより、おにぎり100がほぼ等分になるように2つに割ったときに、加工卵黄含有液110のごはん120への染み込みが抑えられるため、加工卵黄含有液110の黄身様とごはん120の白色とにより、茶碗に盛られた卵かけごはんを想起することができるとともに、卵かけごはんの風味を楽しむことができる。
4.実施例
以下、本発明を、実施例を用いて具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されない。
4.1.実施例1
撹拌ミキサー((株)佐竹化学機械工業製、「プロペラミキサー」)に、生卵黄90%(蛋白質換算15%)および醤油(ナトリウム含量6%、食塩含量15%)10%を配合して混合撹拌して得られた卵黄含有液を70℃で10分間加熱した後、室温まで冷却し、次いで、冷凍庫内で−20℃にて5日間保持することで前記卵黄含有液を冷凍して、実施例1の加工卵黄含有液を調製した。
次に、120gのごはん(コシヒカリ)を用いて、図1に示すような形状(中心部に穴を有し、断面が三角様形状)のおにぎりを製し、冷蔵庫で保持して解凍した実施例1の加工卵黄含有液10gをおにぎりの中心部の穴に封入して、実施例1のおにぎりを得た。なお、得られた加工卵黄含有液の粘度は、品温20℃のサンプルを用意し、東機産業(株)製
BH形粘度計を使用し、ローターNo.4、回転数20rpmの条件にて測定された。
4.2.比較例1、2
使用する醤油の量、加熱条件、および冷凍処理を表1の通りに変更した以外は実施例1と同様の処理を行い、比較例1、2の加工卵黄含有液およびおにぎりを製した。本実施例において、醤油の使用量の増減及び卵黄の使用量の増減は、清水により調整した。おにぎりへの加工卵黄含有液の染み込み効果の評価基準は以下の通りである。
[評価基準]
A:具材である加工卵黄含有液が、ごはん(炊飯米)にほとんど染み込まない。
B1:具材である加工卵黄含有液が、ごはん(炊飯米)にやや染み込むが、おにぎりの品位上問題ない。
C1:具材である加工卵黄含有液が、ごはん(炊飯米)に染み込み、おにぎりの品位を損ねる。
B2:具材である加工卵黄含有液が、やや凝集するが、おにぎりの品位上問題ない。
C2:具材である加工卵黄含有液が、凝集し、おにぎりの品位を損ねる。
また、表1において、加工卵黄含有液のナトリウム含量は、使用した醤油の量(ナトリウム含量6%)から算出した値である。表1において、冷凍処理を行った場合を「+」、冷凍処理を行わなかった場合を「−」と示す。
Figure 2012105641
表1を参照すると、実施例1の加工卵黄含有液によれば、粘度10〜150Pa・sであり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%であったため、流動性が抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果を奏することができた。これに対して、比較例1の加工卵黄含有液によれば、ナトリウム含量が0.5%未満であったため、凝集が生じ、おにぎりへの染み込み防止効果を奏することができなかった。また、比較例2によれば、卵黄含量(蛋白質換算)が7%未満であったので、粘度を十分に高められず、加工卵黄含有液がおにぎりへ染み込んでしまった。加えて、卵風味が損なわれてしまった。
4.3.実施例2(ナトリウム含量の検討)
使用する醤油(ナトリウム含量6%)及び食塩(ナトリウム含量40%)の量を表2の通りに変更した以外は実施例1と同様の処理を行い、試験番号1〜6の加工卵黄含有液およびおにぎりを製した。本実施例において、醤油及び食塩の使用量の増減は、卵黄の使用量の増減により調整した。なお、試験番号4は、実施例1の加工卵黄含有液およびおにぎりに相当する。また、おにぎりへの加工卵黄含有液の染み込み効果の評価基準、加工卵黄含有液のナトリウム含量の算出方法、および粘度の測定方法は、4.2.欄に示したものと同様である。
Figure 2012105641
表2を参照すると、試験番号3〜5では、卵黄含有液のナトリウム含量が0.5〜3%であったため、粘度10〜150Pa・s(より具体的には20〜150Pa・s)であり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%である加工卵黄含有液を得ることができ、これにより、流動性が抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果を奏することができた。これに対して、試験番号1および2では、卵黄含有液のナトリウム含量が0.5%未満であったため、凝集が生じ、おにぎりへの染み込み防止効果を奏することができなかった。また、試験番号6では、卵黄含有液のナトリウム含量が3%を超えていたので、粘度が十分に高くならず、粘度が10Pa・s未満であった。このため、ごはんに容易に染み込んでしまい、おにぎりに型崩れが生じたのに加えて、卵の風味が少なかった。
4.4.実施例3(加熱温度の検討)
卵黄含有液を加熱する工程における加熱温度を表3の通りに変更した以外は実施例1と同様の処理を行い、試験番号7〜12の加工卵黄含有液およびおにぎりを製した。なお、試験番号9は、実施例1の加工卵黄含有液およびおにぎりに相当する。また、おにぎりへの加工卵黄含有液の染み込み効果の評価基準、加工卵黄含有液のナトリウム含量の算出方法、および粘度の測定方法は、4.2.欄に示したものと同様である。
Figure 2012105641
表3を参照すると、試験番号8〜11の加工卵黄含有液は、卵黄含有液を加熱する工程における加熱温度が65〜80℃であったため、卵黄の粘度を高めることができ、その結果、流動性が抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果を奏することができた。特に、試験番号9および10の加工卵黄含有液は、卵黄含有液を加熱する工程における加熱温度が70〜75℃であったため、卵黄の粘度を十分に高めることができたので、粘度10〜150Pa・sとなり、流動性がより抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果に特に優れていた。これに対して、試験番号12の加工卵黄含有液は、卵黄含有液を加熱する工程における加熱温度が80℃を超えていたため、凝集が生じ、おにぎりへの染み込み防止効果を奏することができなかった。また、試験番号7の加工卵黄含有液は、卵黄含有液を加熱する工程における加熱温度が65℃未満であったため、粘度を十分に高めることができず、粘度が10Pa・s未満となった。このため、ごはんに容易に染み込んでしまい、おにぎりに型崩れが生じたのに加えて、卵の風味が少なかった。
4.5.実施例4(冷凍温度の検討)
冷凍温度を表4の通りに変更した以外は実施例1と同様の処理を行い、試験番号13および14の加工卵黄含有液およびおにぎりを製した。なお、試験番号14は、実施例1の加工卵黄含有液およびおにぎりに相当する。また、おにぎりへの加工卵黄含有液の染み込み効果の評価基準、加工卵黄含有液のナトリウム含量の算出方法、および粘度の測定方法は、4.2.欄に示したものと同様である。なお、表4において、冷凍処理を行った場合を「+」、冷凍処理を行わなかった場合を「−」と示す。
Figure 2012105641
表4を参照すると、試験番号14の加工卵黄含有液は、卵黄含有液を冷凍する処理を行ったため、卵黄の粘度を高めることができ、粘度10〜150Pa・sとなり、その結果、流動性が抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果を奏することができた。これに対して、試験番号13の加工卵黄含有液は卵黄含有液を−4℃で保存したので、卵黄含有液が凍結しなかった。すなわち、試験番号13では冷凍する工程が実質的に行われなかったため、粘度を十分に高めることができなかった。この結果、得られた加工卵黄含有液の粘度が10Pa・s未満となったため、流動性が高く、ごはんに容易に染み込んでしまい、おにぎりに型崩れが生じ、また卵の風味が少なかった。
4.6.実施例5(グリシンの検討)
また、生卵黄の一部をグリシン0.5%に変更した以外は、実施例1の加工卵黄含有液に準じて、本発明の加工卵黄含有液を調製した。その結果、加工卵黄含有液の粘度は、39Pa・sであり、実施例1と比べさらに優れた染み込み防止効果が得られた。
4.7.実施例6(グリシンの検討)
また、生卵黄の一部をグリシン3%に変更した以外は、実施例1の加工卵黄含有液に準じて、本発明の加工卵黄含有液を調製した。その結果、加工卵黄含有液の粘度は、37Pa・sであり、実施例1と比べさらに優れた染み込み防止効果が得られた。
4.8.実施例7
撹拌ミキサー((株)佐竹化学機械工業製、「プロペラミキサー」)に、生卵黄60%(蛋白質換算10%)、生卵白30%(蛋白質換算3%)および醤油(ナトリウム含量6%、食塩含量15%)9.8%、キサンタンガム0.2%を配合して混合撹拌して得られた卵黄含有液を70℃で10分間加熱した後、室温まで冷却し、次いで、冷凍庫内で−20℃にて5日間保持することで前記卵黄含有液を冷凍して、実施例7の加工卵黄含有液を調製した。なお、得られた加工卵黄含有液の粘度を実施例1と同様の方法で測定した。
次に、実施例7の加工卵黄含有液を用いて、実施例1と同様の方法で実施例7のおにぎりを調製した。
その結果、実施例7の加工卵黄含有液では、粘度は35Pa・sであった。また、実施例7のおにぎりについて、実施例1と同様の評価基準にて、おにぎりへの加工卵黄含有液の染み込み効果の評価を行ったところ、実施例7の加工卵黄含有液(具材)は、ごはんにほとんど染み込まなかったことが確認された。したがって、実施例7の加工卵黄含有液によれば、粘度10〜150Pa・sであり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%、卵白含量(蛋白換算)が0.1〜4%であったため、流動性が抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果を奏することができた。また、卵風味も良好であった。
4.9.実施例8
撹拌ミキサー((株)佐竹化学機械工業製、「プロペラミキサー」)に、生卵黄88%(蛋白質換算14.5%)、生卵白5%(蛋白質換算0.5%)および醤油(ナトリウム含量6%、食塩含量15%)6.8%、キサンタンガム0.2%を配合して混合撹拌して得られた卵黄含有液を70℃で10分間加熱した後、室温まで冷却し、次いで、冷凍庫内で−20℃にて5日間保持することで前記卵黄含有液を冷凍して、実施例8の加工卵黄含有液を調製した。なお、得られた加工卵黄含有液の粘度を実施例1と同様の方法で測定した。
次に、実施例8の加工卵黄含有液を用いて、実施例1と同様の方法で実施例8のおにぎりを調製した。
その結果、実施例8の加工卵黄含有液では、粘度は40Pa・sであった。また、実施例8のおにぎりについて、実施例1と同様の評価基準にて、おにぎりへの加工卵黄含有液の染み込み効果の評価を行ったところ、実施例8の加工卵黄含有液(具材)は、ごはんにほとんど染み込まなかったことが確認された。したがって、実施例8の加工卵黄含有液によれば、粘度10〜150Pa・sであり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%、卵白含量(蛋白換算)を0.1〜4%であったため、流動性が抑えられ、ごはんへの染み込み防止効果を奏することができた。また、卵風味も良好であった。
以上、本発明を、実施例を用いて説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いてもよい。
100 おにぎり
101 穴
110 加工卵黄含有液
120 ごはん

Claims (7)

  1. 卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%でかつナトリウム含量が0.5〜3%である卵黄含有液を65〜80℃に加熱する工程と、前記卵黄含有液を冷凍する工程と、を含む、粘度10〜150Pa・s(品温20℃)の加工卵黄含有液の製造方法。
  2. 粘度10〜150Pa・s(品温20℃)であり、かつ卵黄含量(蛋白質換算)が7〜16%、ナトリウム含量が0.5〜3%である、加工卵黄含有液。
  3. 醤油を2.5〜30%含有する、請求項2項記載の加工卵黄含有液。
  4. グリシンを0.1〜4%含有する、請求項2又は3に記載の加工卵黄含有液。
  5. 冷凍処理されてなる請求項2乃至4のいずれか1項に記載の加工卵黄含有液。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の加工卵黄含有液を用いた食品。
  7. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の加工卵黄含有液を具材として用いたおにぎり。
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