JP2012104867A - 電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】宅外の外部機器を充電する際に、分離されたネットワークをセキュリティを確保した上で統合でき、宅外電力線ネットワークと宅内電力線ネットワークとの通信を実現できる電力供給装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の機器へ電力供給を行う電力供給装置は、宅内電力線に接続された受電手段と、第1の機器と受電手段との間に配置され、第1の機器と宅内電力線に接続される第2の機器との間を伝送される電力に重畳された情報通信信号の通過を阻止する信号阻止手段と、信号阻止手段を無効化する無効化手段と、無効化手段を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は電力供給装置に関する。
近年、PLC(電力線通信:Power Line Communication)の普及とともに、宅外の外部機器(例えば、電気自動車など)との通信に対する需要が高まっているが、同時に宅外電力線ネットワークから宅内電力線ネットワークへの侵入の危険性も増加している。
また近年、温暖化対策のため、電気自動車の普及が大きく期待されている。ここで、電気自動車は、例えば自宅や外出先などで充電する際、充電ケーブルを介し電力線へ接続する必要がある。この電力線へ接続する際、この電力線を通して電力線通信により情報が伝送される可能性があるため、宅内および充電端子とのネットワークの分離や統合が必須となっていた。
そこで、電力線通信の信号通過を抑制する以下の技術が報告されている。
例えば、(特許文献1)に記載の電力線通信システムでは、複数グループのローカルエリアネットワークを構成する電力線通信システムの、各グループ間の屋内配電線に、商用交流電流の送電に支障とならず、電力線通信の信号を抑制するブロッキングフィルターを設けている。このブロッキングフィルターは、磁性材料によって形成されたコアを有し、屋内配電線の電路を、これらの電路を往路および復路として同時に流れる電流によってコア内の同じ方向の磁束を生じさせるように、通過または巻きつけることにより、電力線通信の信号を抑制している。
特開2008−228022号公報
しかしながら、上記従来技術(例えば、特許文献1など)によれば、電力線通信において、電力を通過させ情報通信信号の通過を阻止するブロッキングフィルター機能を実現するため、宅外の外部機器(例えば、電気自動車など)へ電力を供給する際、ネットワークを分離し、宅外電力線ネットワークから宅内電力線ネットワークへの侵入を防止できるものの、宅外の外部機器を充電する際に、分離されたネットワークをセキュリティを確保した上で統合できず、宅外電力線ネットワークと宅内電力線ネットワークとの通信を実現することができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、宅外の外部機器を充電する際に、分離されたネットワークをセキュリティを確保した上で統合でき、宅外電力線ネットワークと宅内電力線ネットワークとの通信を実現できる電力供給装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、上述した目的を達成するために、本発明は、宅外電力線ネットワークに接続され宅外の外部機器へ電力を供給する宅外接続手段と宅内電力線ネットワークに接続された受電手段との間に配置された、電力を通過させ情報通信信号の通過を阻止する信号阻止手段を、宅外の外部機器または宅内の外部機器から受信した情報通信信号に基づいて宅外の外部機器または宅内の外部機器に対して、宅内電力線ネットワークまたは宅外電力線ネットワークへの接続を許可する機器であると認証された場合、無効化するよう無効化手段を制御するものである。
本発明によれば、宅外の外部機器に電力を供給する際に、分離されたネットワークをセキュリティを確保した上で統合でき、宅外電力線ネットワークと宅内電力線ネットワークとの通信を実現できる電力供給装置が得られる。
第1の発明の電力供給装置は、第1の機器へ電力供給を行う電力供給装置であって、宅内電力線に接続された受電手段と、前記第1の機器と前記受電手段との間に配置され、前記第1の機器と前記宅内電力線に接続される第2の機器との間を伝送される電力線に重畳された情報通信信号の通過を阻止する信号阻止手段と、前記信号阻止手段を無効化する無効化手段と、前記無効化手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としたものである。この構成により、電力線通信による、情報流出を防止でき、また、第1の機器との相互干渉の防止、第2の機器の独立性の確保を実現できるという作用を有する。更に、制御により電力線通信による第1の機器と第2の機器のネットワーク接続および分離を可能にすることができるという作用を有する。
具体的には、宅内電力線ネットワークに接続する端子台や電源プラグなどの受電手段と、宅外の外部機器との間に、電力の通過を阻止することなく、受電手段と外部機器間に流れる高周波信号に重畳(あるいは変調)された情報通信信号を阻止する、例えば、インダクタおよび/またはキャパシタなどにより構成された信号阻止手段を備える。これにより、外部機器は電力の供給を受けることは可能であるが、情報通信信号を含む高周波信号は信号阻止手段により、伝達が阻止されるので、電力線通信ができなくなる。この構成により、宅内で使用中の電力線通信機器からの情報を含んだ高周波信号が外部機器へ漏洩することや、外部機器が宅内電力線ネットワークに侵入されることを防止できるという作用を有する。更に、信号阻止手段をバイパスまたは削除する例えば、リレー、電子スイッチなどの無効化手段を制御する、例えばスイッチやトランジスタ回路による制御手段を備えることにより、信号阻止の必要性、または、信号の通過の必要性に応じ、制御手段により、無効化手段の動作を制御し、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を阻止したり、通過させたりすることができる。これにより、必要に応じ電力線通信ネットワークの分離や統合が可能になるという作用を有する。
第2の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記制御手段は、前記第1の機器または前記第2の機器から受信した前記情報通信信号に基づいて、前記第1の機器から前記第2の機器への接続、または、前記第2の機器から前記第1の機器への接続を許可する機器であるかの認証を行う認証手段を更に備え、前記制御手段は、前記認証手段にて前記第1の機器が接続を許可された機器であることが認証された場合、前記信号阻止手段を無効化するよう前記無効化手段を制御することを特徴としたものである。この構成により、電力線通信において認証により第1の機器と第2の機器のネットワーク接続や分離を可能にすることができるという作用を有する。
具体的には、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする例えば、リレー、電子スイッチなどの無効化手段を制御する、例えばスイッチやトランジスタ回路による制御手段を備え、更に、ネットワークの接続許可を認証するネットワーク認証手段を備えることにより、信号阻止の必要性、または、信号の通過の必要性に応じ、認証された機器に対して制御手段により、無効化手段の動作を制御し、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を阻止したり、通過させたりすることができる。これにより、必要に応じ電力線通信ネットワークの分離や統合が可能になるという作用を有する。
第3の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記第1の機器が接続され、前記第1の機器に電力を供給する接続手段を更に備え、前記接続手段は、当該接続手段に接続される前記第1の機器の接続部の機械的形状に基づいて、前記第1の機器に対して、前記第2の機器への接続を許可する機器であるかの認証を行う機械的認証手段を更に備え、前記制御手段は、前記機械的認証手段にて前記第1の機器が接続を許可された機器であることが認証された場合、前記信号阻止手段を無効化するよう前記無効化手段を制御することを特徴としたものである。この構成により、簡単かつ安価に認証を可能にすることができるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置の接続部の形状を固有の特定の形状として特定の形状に嵌合させることにより、例えば、機械的スイッチ、光学などを利用した電子スイッチなどの制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有の形状をもつ接続手段により接続された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させることができる。これにより、特定の受電機器のみと電力線通信ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第4の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で有線通信を介して前記情報通信信号を通信する有線通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記有線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴としたものである。この構成により、電波干渉などの影響が少ない有線を用いて確実に認証を行うことができるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置に例えば有線通信手段を備え、電力供給装置に接続された宅外の外部機器内にも有線通信手段を備え、この有線通信手段により固有のキー信号を宅外の機器から送信し、電力供給装置内の有線通信手段で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段で動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、特定の宅外の機器との電力線通信ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第5の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で赤外線通信を介して前記情報通信信号を通信する赤外線通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記赤外線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴としたものである。この構成により、赤外線を介して情報通信信号の通信を行うので認証のための特別な信号線が不要となり、電力供給装置の近傍で制御が可能になり、そして、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(例えば、電気自動車など)とは別の、近傍にあるほかの宅外の外部機器(携帯電話など)の赤外線通信装置を用いて認証が可能になるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置に例えばIrDAなどの赤外線を送受信する赤外線通信手段を備え、近傍のIrDAなどの赤外線を通信する赤外線通信装置(携帯電話など)と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)とは別の、近傍にあるほかの宅外の外部機器(携帯電話など)の赤外線通信装置により、固有のキー信号を電力供給装置へ送信し、電力供給装置内の赤外線通信手段で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、認証された場合のみ電力線通信ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第6の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で無線通信を介して前記情報通信信号を通信する無線通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記無線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴としたものである。この構成により、無線を介して情報通信信号の通信を行うので認証のための特別な信号線が不要となり、遠隔制御が可能になるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置に例えばWi−Fiなどの無線を送受信する無線通信手段を備え、Wi−Fiなどの無線を通信する無線通信装置(携帯電話など)と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)とは別の、ほかの宅外の外部機器(携帯電話など)の無線通信装置により、固有のキー信号を電力供給装置へ送信し、電力供給装置内の無線通信手段で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第7の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で公衆電話回線を介して前記情報通信信号を通信する公衆回線通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記公衆回線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴としたものである。この構成により、遠隔地からの制御が可能になり、例えば携帯電話を用いて認証が可能になるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置に例えば携帯電話やPHSまたは公衆電話などの公衆電話端末と通信する公衆回線通信手段を備え、ほかの公衆電話端末と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)とは別の、ほかの宅内の外部機器(携帯電話など)の公衆電話端末により、固有のキー信号を電力供給装置へ送信し、電力供給装置内の公衆回線通信手段で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、公衆電話端末を用いて認証された場合のみ、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)との電力線通信ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第8の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記電力供給装置と前記第1の機器との間でイーサネット(登録商標)回線を介して前記情報通信信号を通信するイーサネット(登録商標)通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記イーサネット(登録商標)通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴としたものである。この構成により、例えば、PCなどの宅内の外部機器から制御することが可能になるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置に例えばイーサネット(登録商標)通信手段を備え、ほかのイーサ(登録商標)ネットワーク端末と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)とは別の、ほかの宅内の外部機器(PCなど)のイーサネット(登録商標)ワーク端末より、固有のキー信号を送信し、電力供給装置内のイーサネット(登録商標)通信手段で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、イーサネット(登録商標)ワーク端末を用いて認証された場合のみ、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)との電力線通信ネットワーク統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第9の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記制御手段と前記受電手段との間に配置された、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で電力線通信を介して前記情報通信信号を通信する電力線通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記電力線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴としたものである。この構成により、電力供給および電力線通信に電力線を用いるので認証のための特別な信号線が不要になるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置の宅内電力線ネットワーク側に電力線通信手段(PLC)を備え、電力線通信(PLC)端末(PCなど)と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)とは別の、ほかの外部機器(PCなど)の電力線通信(PLC)端末により、固有のキー信号を送信し、電力供給装置内の電力線通信手段(PLC)で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、電力線通信(PLC)端末を用いて認証された場合のみ、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)との電力線通信ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第10の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力線通信は、前記宅内電力線を介して行われることを特徴としたものである。この構成により、電力供給および電力線通信に電力線を用いるので認証のための特別な信号線が不要になり、送電側(例えば、宅内側)から宅外の外部機器への接続をコントロールできるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置の宅内電力線ネットワーク側に電力線通信手段(PLC)を備え、宅内の電力線通信(PLC)端末(PCなど)と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)とは別の、ほかの宅内の外部機器(PCなど)の電力線通信(PLC)端末により、固有のキー信号を送信し、電力供給装置内の電力線通信手段(PLC)で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、受電手段と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、宅外電力線ネットワークに接続された機器からの不正な電力線通信による認証の防止と、宅内電力線ネットワークに接続された機器への侵入を防止でき、宅内の電力線通信(PLC)端末を用いて認証された場合のみ、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)との電力線ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第11の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記電力供給装置および前記第1の機器は、前記制御手段と前記第1の機器との間に配置された、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で電力線通信を介して前記情報通信信号を通信する電力線通信手段を更に備え、前記認証手段は、前記電力線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行い、前記電力線通信は、宅外電力線ネットワークを介して行われることを特徴としたものである。この構成により、電力供給および電力線通信に電力線を用いるため認証のための特別な信号線が不要となり、認証と制御を行う信号線と外部機器が一致し、受電側(例えば、宅外側)から宅内電力線ネットワークへの接続をコントロールできるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置の宅外電力線ネットワーク側に電力線通信手段(PLC)を備え、宅外の電力線通信手段(PLC)端末(電気自動車など)と通信可能に構成し、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)より、固有のキー信号を送信し、電力供給装置内の電力線通信手段(PLC)で受信した固有のキー信号により、認証を行い、制御手段を動作させ、信号阻止手段をバイパスまたは無効にする無効化手段を動作させることにより、固有のキー信号により認証された場合のみ、宅内と宅外間の電力線通信などの通信を通過させる。これにより、宅外電力線ネットワークからの電力線通信による認証を可能にし、非認証端末からの宅内電力線ネットワークへの侵入を防止でき、宅外の外部機器(電気自動車など)の電力線通信手段(PLC)を用いて認証された場合のみ、電力供給装置に接続された宅外の外部機器(電気自動車など)との電力線ネットワークの統合が可能になり、また同時に、情報の漏洩が防止できるという作用を有する。
第12の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記第1の機器が電気自動車を含むことを特徴としたものである。この構成により、電気自動車の車両内ネットワーク(宅外電力線ネットワーク)と宅内電力線ネットワークとの分離や統合が可能になり、車内へのネットワーク伝送により、車内でのインターネット、情報ダウンロード、ドライブ情報の共有などが可能になり、また同時に、情報通信を行う通信線をバッテリー充電用のケーブル(給電線ケーブル)と共用できるという作用を有する。
具体的には、電力供給装置の宅外接続部は、宅外の外部機器の電気自動車の給電線(給電ケーブル)に接続されており、この給電線を介した電力線通信(PLC)により、宅内の電力供給装置内の電力線通信手段(PLC)と、宅外の電気自動車内の電力線通信手段(PLC)との通信を行われ、車内からネットワーク通信を可能にし、認証により、宅外の非認証端末からの宅内電力線ネットワークへの侵入を防止するとともに、車上機器と宅内電力線通信ネットワークの統合が可能になる。これにより、電力供給および電力線通信に電力線を用いるため新たな通信線の増設が不要で、電気自動車の電力線通信手段(PLC)を用いて認証された場合のみ、宅外の外部機器の電気自動車の車両内ネットワーク(宅外電力線ネットワーク)と宅内電力線ネットワークとの統合が可能になるという作用を有する。なお、電気自動車には、電気を動力源として用いるハイブリッド車も含まれる。
第13の発明の電力供給装置は、前記の発明の電力供給装置において、前記信号阻止手段は、LPF、インダクタ、または、コンデンサのうち少なくとも1つを備えることを特徴としたものである。この構成により、第1に信号阻止手段として受電手段と宅外接続手段との間に(直列に)コイルを挿入することにより、当該コイルは、供給電力周波数帯域で電圧降下を発生することなく信号周波数帯域で高いインピーダンスとして機能するので効果的に信号阻止を行うことができる。また、第2に信号阻止手段として受電手段と宅外接続手段との間の電力供給線の線間に信号周波数帯域でインピーダンスとなるコンデンサを挿入することにより、供給電力を短絡・減衰させることなく、高周波信号を短絡・減衰させ効果的に信号阻止を行うことができる。また、第3に信号阻止手段として受電手段と宅外接続手段との間に供給電力に対して低いインピーダンスを示し信号周波数帯域で高いインピーダンスとなるローパスフィルタを挿入することにより、供給電力を減衰させることなく通過させ、高周波信号のみを阻止し効果的に信号阻止ができるという作用を有する。
(電力供給装置の実施の形態)
以下、本発明にかかる電力供給装置の実施の形態(実施の形態1〜実施の形態12)について、図1から図16を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
なお、図1〜図16において、符号1は電力供給装置であり、符号10は受電手段であり、符号11は信号阻止手段(コイル・コンデンサ・ローパスフィルタ)であり、符号12は無効化手段であり、符号13は制御手段であり、符号14は宅外接続手段であり、符号15はネットワーク認証手段であり、符号16は機械的認証手段であり、符号17は有線通信手段であり、符号18は赤外線通信手段であり、符号19は無線通信手段であり、符号20は公衆回線通信手段であり、符号21はイーサネット(登録商標)通信手段であり、符号22は制御手段13と受電手段10の間に配置された電力線通信手段(PLC)、あるいは、制御手段13と宅外接続手段14の間に配置された電力線通信手段(PLC)であり、符号23は、無効化手段12と受電手段10の間に配置された、制御部(制御手段13に対応)と認証部(ネットワーク認証手段15に対応)と通信部(電力線通信手段22に対応)を備えた電力線通信装置(PLC)、あるいは、無効化手段12と宅外接続手段14の間に配置された、制御部(制御手段13に対応)と認証部(ネットワーク認証手段15に対応)と通信部(電力線通信手段22に対応)を備えた電力線通信装置(PLC)である。
また、符号31は宅内電力線ネットワークであり、符号32は宅外電力線ネットワークであり、符号33は公衆電話回線であり、符号34はイーサネット(登録商標)回線である。
なお、宅内電力線ネットワーク31は、宅内に配線された電力線に接続された、電力線通信を行う機器から構成されるネットワークのことを意味する。
また、宅外電力線ネットワーク32は、宅外接続手段14に接続された、電力線通信を行う機器から構成されるネットワークのことを意味する。
また、符号40は、電力供給(充電)される外部機器であり、符号41は電力供給される外部機器の受電手段であり、符号42は電力供給される外部機器の有線通信手段であり、符号43は電力供給され電力線通信を行う外部機器(電気自動車など)の電力線通信手段(PLC)であり、符号44は電力供給され電力線通信を行う外部機器(電気自動車)の充電回路であり、符号45は電力供給され電力線通信を行う外部機器(電気自動車)のバッテリーである。
また、符号50は、電力供給される外部機器とは別の赤外線通信を行う外部機器であり、符号51は赤外線通信を行う外部機器の赤外線通信手段であり、符号52は無線通信を行う外部機器の無線通信手段であり、符号53は公衆回線通信を行う外部機器の公衆回線通信手段であり、符号54はイーサネット(登録商標)通信を行う外部機器のイーサネット(登録商標)通信手段であり、符号55は電力線通信を行う外部機器の電力線通信手段(PLC)である。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1について、図1および図2を参照して以下に説明する。図1は、本実施の形態1の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図であり、図2は、本実施の形態1の電力供給装置1のハードウェア構成の具体例を示す図である。
本実施の形態1において、図1および図2に示すように、電力供給装置1は、宅外の外部機器40(電気自動車など)に宅外電力線ネットワーク32を介して接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、制御手段13と、を備えて構成される。
なお、宅内電力線ネットワーク31とは、宅内電力線に接続された電力線通信を行う機器から構成させるネットワークのことを意味する。
また、宅外電力線ネットワーク32とは、電力供給装置1に接続され、宅外に配置され他電力線通信を行う機器から構成されるネットワークのことを意味する。
ここで、受電手段10は、家などの建物の宅内にある電力線からなる宅内電力線ネットワーク31へ接続する手段である。例えば、受電手段10は、部屋などの宅内に配置された宅内コンセントなど(図示せず)に差し込まれる電力供給プラグなどである。
また、信号阻止手段11は、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置され、宅外接続手段14と受電手段10の間を流れる、電力(低周波信号)を通過させ情報通信信号(高周波信号)の通過を阻止する手段である。例えば、信号阻止手段11は、受電手段10と宅外接続手段14と間に(例えば、直列に)挿入された、情報通信信号周波数(高周波信号)帯域で高いインピーダンスとなるコイル(図2において、L101,L102,L103,L104に対応)や、受電手段10と宅外接続手段14との間の電力供給線の線間に挿入された、情報通信信号周波数帯域で低いインピーダンスとなるコンデンサ(図2において、C101に対応)や、受電手段10と宅外接続手段14との間に挿入された、供給電力に対して低いインピーダンスを示し信号周波数帯域で高いインピーダンスとなるローパスフィルタ(後述の図16において、C101に対応)の少なくとも1つを備える。
また、無効化手段12は、信号阻止手段11をバイパスまたは無効にするための手段である。例えば、無効化手段12は、リレーや電子スイッチ(図2において、連動して動作するSW101,SW102に対応)などで構成される。
また、制御手段13は、無効化手段12を無効化するよう制御する手段である。例えば、制御手段13は、スイッチやトランジスタ回路(図2において、SW103に対応)などで構成される。
また、宅外接続手段14は、家などの建物の宅外にある電力線からなる宅外電力線ネットワーク32へ接続する手段である。例えば、宅外接続手段14は、車庫などの宅外に配置された宅外コンセントなどであり、当該宅外コンセントに、電力供給(充電)を必要とする宅外の外部機器(電気自動車など)が備える電力供給プラグなど(図示せず)が差し込まれることにより、宅内電力線ネットワーク31と宅外電力線ネットワーク32とが接続される。
このように、本実施の形態1は、宅外接続手段14と受電手段10との配線間に信号阻止手段11を備え、更に、信号阻止手段11を無効化する無効化手段12と無効化手段12を制御する制御手段13を、受電手段10と宅外接続手段14の間に備えた点を構成上の特徴とする。
そして、図1および図2に示すように、宅内電力線ネットワーク31に接続する受電手段10(端子台や電源プラグなど)と宅外の外部機器40への電力供給を行う宅外接続手段14(家屋の外壁に設置した電源コンセントなど)との間に配置された信号阻止手段11(インダクタ、キャパシタなどにより構成)が、受電手段10と宅外接続手段14との間に流れる商用電力に重畳された情報通信信号を阻止する。この際、信号阻止手段11は、低周波信号である電力の通過は妨げない。更に、信号阻止の必要性、信号の通過の必要性に応じ、制御手段13により、無効化手段12の動作を制御し、宅内電力線ネットワーク31と宅外電力線ネットワーク32間の情報通信信号の伝送を制御する。
これにより、信号阻止手段11によって情報通信信号のような高周波信号が宅外接続手段14へ伝達することを防ぐことができるので、宅内で使用中の電力通信機器から送信される情報通信信号が宅外接続手段14から漏洩すること、および、宅外接続手段14から送信された情報通信信号が宅内電力線ネットワーク31に侵入することを防止でき、また、宅内電力線ネットワーク31と宅外電力線ネットワーク32の独立性を確保し、2つのネットワークの相互干渉を防止できるという作用を有する。更に、制御手段13と無効化手段12によって、宅内電力線ネットワーク31と宅外電力線ネットワーク32の結合や分離を制御することができるという作用を有する。
なお、実施の形態1では、信号阻止手段11、無効化手段12、および制御手段13を、電力供給装置1内に設けた例を説明しているが、信号阻止手段11、無効化手段12、および制御手段13は、受電手段10と外部機器40(例えば電気自動車など)の間であれば、任意の場所に設置することが可能である。この点については、以下の実施の形態の説明においても同様である。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図3を参照して以下に説明する。図3は、本実施の形態2の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態2において、図3に示すように、電力供給装置1は、宅外の外部機器40(電気自動車など)に宅外電力線ネットワーク32を介して接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15を更に備えた制御手段13と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、および、宅外接続手段14に関しては、上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態2においては、制御手段13は、ネットワーク認証手段15を更に備えており、ネットワーク認証手段15は、宅外の外部機器40(電気自動車など)または宅内の外部機器50(携帯電話やPCなど)(後述の図8〜図10を参照)から受信した情報通信信号に基づいて、宅外の外部機器40または宅内の外部機器50に対して、宅内電力線ネットワーク31または宅外電力線ネットワーク32への接続を許可する機器であるかの認証を行う手段である。
そして、制御手段13は、ネットワーク認証手段15にて宅外の外部機器40が接続を許可された機器であることが認証された場合、信号阻止手段11を無効化するよう無効化手段12を制御する。
このように、本実施の形態2は、制御手段13が、宅外接続手段14に接続された外部機器40に対して宅内電力線ネットワーク31または宅外電力線ネットワーク32への接続許可を、情報通信信号に基づいて認証するネットワーク認証手段15を更に備えた点を構成上の特徴とする。
そして、図3に示すように、新規に宅外電力線ネットワーク32に接続された宅外の外部機器40は、ネットワーク認証手段15と認証処理を行う。そして、認証に成功した宅外の外部機器40が宅内電力線ネットワーク31に接続されると、ネットワーク認証手段15は、制御手段13に所定の情報通信信号を送信し、無効化手段12を介して信号阻止手段11を無効にする。
これにより、認証に成功した宅外の外部機器40は、宅内電力線ネットワーク31へ参加することができ、電力供給装置1の宅外接続手段14に接続された、宅外の外部機器40の受電手段(図示せず)を介して電力供給装置1を通じて宅内電力線ネットワーク31に接続することが可能になる。また、ネットワーク認証手段15によって、宅外電力線ネットワーク32に接続された宅外の外部機器40の認証を行い、当該外部機器40が宅内電力線ネットワーク31または宅外電力線ネットワーク32への接続を許可された場合、信号阻止手段11を無効にでき、宅外電力線ネットワーク32に接続された宅外の外部機器40の認証を行うことによって、特定の外部機器のみネットワークに参加させることができるので、ネットワーク接続のセキュリティを向上させることができるという作用を有する。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について、図4を参照して以下に説明する。図4は、本実施の形態3の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態3において、図4に示すように、電力供給装置1は、宅外の外部機器40(電気自動車など)に給電ケーブル(電力線)を介して接続され、機械的認証手段16を更に備えた宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、制御手段13と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、および、宅外接続手段14に関しては、上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態3においては、宅外接続手段14は、機械的認証手段16を更に備えており、機械的認証手段16は、当該宅外接続手段14に接続される宅外の外部機器40の接続部(図4を参照)の機械的形状に基づいて、宅外の外部機器40に対して、宅内電力線ネットワーク31への接続を許可する機器であるかの認証を行う手段である。
そして、制御手段13は、機械的認証手段16にて宅外の外部機器40が接続を許可された機器であることが認証された場合、信号阻止手段11を無効化するよう無効化手段12を制御する。
このように、本実施の形態3は、宅外接続手段14が、宅外接続手段14に接続された外部機器40に対して宅内電力線ネットワーク31への接続許可を、接続部の機械的形状にも基づいて認証する機械的認証手段16を更に備えた点を構成上の特徴とする。
そして、図4に示すように、宅外の外部機器40の給電ケーブル(電力線)の接続部および電力供給装置1の機械的認証手段16(電力供給スイッチなど)の接続部の機械的形状を固有の形状とすることにより、両方の接続部を勘合することによって認証処理を行い、電力供給装置1の機械的認証手段16は、固有の形状をもつ接続部が接続された場合のみ、認証処理を行うようにする。
これにより、新規な宅外の外部機器40との認証処理を、機械的認証手段16と給電ケーブルを機械的に接続することによって行うことができるので、認証処理を機械的な接続を利用して行うことにより、簡単かつ安価に認証処理を行うことができるという作用を有する。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について、図5を参照して以下に説明する。図5は、本実施の形態4の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態4において、図5に示すように、電力供給装置1は、受電手段41および有線通信手段42を備えた宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と宅外接続手段14との間に配置された有線通信手段17と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態4においては、電力供給装置1および宅外の外部機器40は、有線通信手段17,42を更に備えており、有線通信手段17,42は、電力供給装置1と宅外の外部機器40との間で電力線などを用いた有線通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、有線通信手段17を介して受信した宅外の外部機器40の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号など)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態4は、ネットワーク認証手段15が有線通信を介して受信した宅外の外部機器40の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と宅外接続手段14との間に配置された有線通信手段17を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図5に示すように、電力供給装置1に有線通信手段17を備え、宅外の外部機器40も同様に有線通信手段42を備えているので、宅外の外部機器40は有線通信手段42を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ送信し、電力供給装置1は、有線通信手段17を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。
これにより、電力供給装置1と宅外の外部機器40との認証処理を有線通信手段17,42を介して行うので、認証のための信号線を別途設けることなく認証処理を行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について、図6を参照して以下に説明する。図6は、本実施の形態5の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態5において、図6に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と通信可能に配置され、赤外線通信手段51を備えた宅外の外部機器50(携帯電話など)と赤外線通信を行う赤外線通信手段18と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態5においては、電力供給装置1および宅外の外部機器50は、赤外線通信手段18,51を更に備えており、赤外線通信手段18,51は、電力供給装置1と宅外の外部機器50との間でIrDAなどの赤外線を用いた赤外線通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、赤外線通信手段18を介して受信した宅外の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号、ユーザIDなど)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態5は、ネットワーク認証手段15が赤外線通信を介して受信した宅外の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と通信可能に配置された赤外線通信手段18を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図6に示すように、電力供給装置1に赤外線通信手段18を備え、宅外の外部機器50(携帯電話など)も同様に赤外線通信手段51を備えているので、宅外の外部機器50は赤外線通信手段51を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ送信し、電力供給装置1は、赤外線通信手段18を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。認証が完了すると、制御手段13は、無効化手段12を制御して信号阻止手段11を無効にし、宅外接続手段14に接続された外部機器40(電気自動車など)に対してネットワークの接続を許可し給電を開始する。
これにより、電力供給装置1と電力供給される宅外の外部機器40との認証処理を、赤外線通信手段18,51を介して行うので、認証のための信号線を別途設けることなく、電力供給装置1の近傍で信号阻止手段11の制御を行うことが可能になる。例えば、赤外線通信機能を有する携帯電話などを用いて認証を行うことも可能になる。これにより、電力供給される電気自動車などに通信手段を設けなくても宅内電力線ネットワーク31と宅外電力線ネットワーク32との分離、統合の制御を行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6について、図7を参照して以下に説明する。図7は、本実施の形態6の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態6において、図7に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と通信可能に配置され、無線通信手段52を備えた宅外の外部機器50(携帯電話など)と無線通信を行う無線通信手段19と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態6においては、電力供給装置1および宅外の外部機器50は、無線通信手段19,52を更に備えており、無線通信手段19,52は、電力供給装置1と宅外の外部機器50との間でWi−Fiなどの無線を用いた無線通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、無線通信手段19を介して受信した宅外の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号、ユーザIDなど)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態6は、ネットワーク認証手段15が無線通信を介して受信した宅外の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と通信可能に配置された無線通信手段19を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図7に示すように、電力供給装置1に無線通信手段19を備え、宅外の外部機器50(携帯電話など)も同様に無線通信手段52を備えているので、宅外の外部機器50は無線通信手段52を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ送信し、電力供給装置1は、無線通信手段19を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。認証が完了すると、制御手段13は、無効化手段12を制御して信号阻止手段11を無効にし、宅外接続手段14に接続された外部機器40(電気自動車など)に対してネットワークへの接続を許可し、給電を開始する。
これにより、電力供給装置1と電力供給される宅外の外部機器40との認証処理を無線通信手段19,52を介して行うので、認証のための信号線を別途設けることなく、電力供給装置1の信号阻止手段11の制御を遠隔で行うことが可能になる。これにより、電力供給される電気自動車などに通信手段を設けなくても宅内電力線ネットワーク31と宅外電力線ネットワーク32との分離、統合の制御を行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態7)
次に、実施の形態7について、図8を参照して以下に説明する。図8は、本実施の形態7の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態7において、図8に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と通信可能に配置され、公衆回線通信手段53を備えた宅内の外部機器50(携帯電話など)と公衆電話回線33を介して公衆回線通信を行う公衆回線通信手段20と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態7においては、電力供給装置1および宅内の外部機器50は、公衆回線通信手段20,53を更に備えており、公衆回線通信手段20,53は、電力供給装置1と宅内の外部機器50との間で、携帯電話やPHSまたは公衆電話などが用いる公衆電話回線を用いた公衆回線通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、公衆回線通信手段20を介して受信した宅内の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号、ユーザIDなど)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態7は、ネットワーク認証手段15が公衆回線通信を介して受信した宅内の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と通信可能に配置された公衆回線通信手段20を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図8に示すように、電力供給装置1に公衆回線通信手段20を備え、宅内の外部機器50(携帯電話など)も同様に公衆回線通信手段53を備えているので、宅内の外部機器50は公衆回線通信手段53を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ送信し、電力供給装置1は、公衆回線通信手段20を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。認証が完了すると、制御手段13は、無効化手段12を制御して信号阻止手段11を無効にし、宅外接続手段14に接続された外部機器40(電気自動車など)に対してネットワークへの接続を許可し、給電を開始する。
これにより、電力供給装置1と電力供給される宅外の外部機器40との認証処理を公衆回線通信手段20,53を介して行うので、電力供給装置1の信号阻止手段11の制御を遠隔で行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態8)
次に、実施の形態8について、図9を参照して以下に説明する。図9は、本実施の形態8の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態8において、図9に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と通信可能に配置され、イーサネット(登録商標)通信手段54を備えた宅内の外部機器50(PCなど)とイーサネット(登録商標)回線34を介してイーサネット(登録商標)回線通信を行うイーサネット(登録商標)回線通信手段21と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態8においては、電力供給装置1および宅内の外部機器50は、イーサネット(登録商標)通信手段21,54を更に備えており、イーサネット(登録商標)通信手段21,54は、電力供給装置1と宅内の外部機器50との間で、宅内PCなどの情報処理端末などが用いるイーサネット(登録商標)回線34を用いたイーサネット(登録商標)通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、イーサネット(登録商標)通信手段21を介して受信した宅内の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号、ユーザIDなど)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態8は、ネットワーク認証手段15がイーサネット(登録商標)回線通信を介して受信した宅内の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と通信可能に配置されたイーサネット(登録商標)通信手段21を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図9に示すように、電力供給装置1にイーサネット(登録商標)通信手段21を備え、宅内の外部機器50(PCなど)も同様にイーサネット(登録商標)通信手段54を備えているので、宅内の外部機器50はイーサネット(登録商標)通信手段54を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ送信し、電力供給装置1は、イーサネット(登録商標)通信手段21を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。認証が完了すると、制御手段13は、無効化手段12を制御して信号阻止手段11を無効にし、宅外接続手段14に接続された外部機器40(電気自動車など)に対してネットワークへの接続を許可し、給電を開始する。
これにより、電力供給装置1と電力供給される宅外の外部機器40との認証処理をイーサネット(登録商標)通信手段21,54を介して行うので、電力供給装置1の信号阻止手段11の制御を宅内のPCなどで行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態9)
次に、実施の形態9について、図10および図11を参照して以下に説明する。図10は、本実施の形態9の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図であり、図11は、本実施の形態9のハードウェア構成の具体例を示す図である。
本実施の形態9において、図10に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と受電手段10との間に配置され、電力線通信手段(PLC)55を備えた宅内の外部機器50(PCなど)と宅内電力線ネットワーク31を介して電力線通信を行う電力線通信手段(PLC)22と、を備えて構成される。ここで、本実施の形態9において、電力供給装置1は、図11に示すように、制御部(制御手段13に対応)と認証部(ネットワーク認証手段15に対応)と通信部(電力線通信手段22に対応)を備えた電力線通信装置(PLC)23を、無効化手段12と受電手段10の間に配置してもよい。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態9においては、電力供給装置1および宅内の外部機器50は、電力線通信手段(PLC)22,55を更に備えており、電力線通信手段(PLC)22,55は、電力供給装置1と宅内の外部機器50との間で、宅内PCなどの情報処理端末などが用いる宅内電力線ネットワーク31を用いた電力線通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、電力線通信手段22を介して受信した宅内の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号、ユーザIDなど)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態9は、ネットワーク認証手段15が電力線通信を介して受信した宅内の外部機器50の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と受電手段10との間に配置された電力線通信手段(PLC)22を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図10および図11に示すように、電力供給装置1に電力線通信手段(PLC)22を備え、宅内の外部機器50(PCなど)も同様に電力線通信手段(PLC)55を備えているので、宅内の外部機器50は電力線通信手段(PLC)55を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ送信し、電力供給装置1は、電力線通信手段(PLC)22を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。認証が完了すると、制御手段13は、無効化手段12を制御して信号阻止手段11を無効にし、宅外接続手段14に接続された外部機器40(電気自動車など)に対してネットワークへの接続を許可し、給電を開始する。
これにより、電力供給装置1と電力供給される宅外の外部機器40との認証処理を電力線通信手段(PLC)22,55を介して行うので、認証のための信号線を別途設けることなく、電力供給装置1の信号阻止手段11の制御を宅内の外部機器50(PCなど)で行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態10)
次に、実施の形態10について、図12および図13を参照して以下に説明する。図12は、本実施の形態10の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図であり、図13は、本実施の形態10の電力供給装置1のハードウェア構成の具体例を示す図である。
本実施の形態10において、図12に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車など)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と宅外接続手段14との間に配置され、電力線通信手段(PLC)43を備えた宅外の外部機器40(電気自動車など)と給電ケーブル(電力線)を介して電力線通信を行う電力線通信手段(PLC)22と、を備えて構成される。ここで、本実施の形態10において、電力供給装置1は、図13に示すように、制御部(制御手段13に対応)と認証部(ネットワーク認証手段15に対応)と通信部(電力線通信手段22に対応)を備えた電力線通信装置(PLC)23を、無効化手段12と宅外接続手段14の間に配置してもよい。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、および、ネットワーク認証手段15に関しては、上記実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
ここで、本実施の形態10においては、電力供給装置1および宅外の外部機器40は、電力線通信手段(PLC)22,43を更に備えており、電力線通信手段(PLC)22,43は、電力供給装置1と宅外の外部機器40との間で、電力線通信を介して情報通信信号を通信する手段である。
そして、ネットワーク認証手段15は、電力線通信手段22を介して受信した宅外の外部機器40の情報通信信号に含まれる固有のキー信号(機器識別番号、ユーザIDなど)に基づいて、認証を行う。
このように、本実施の形態10は、ネットワーク認証手段15が電力線通信を介して受信した宅外の外部機器40の情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて認証を行えるよう、制御手段13と宅外接続手段14との間に配置された電力線通信手段(PLC)22を備えたことを構成上の特徴とする。
そして、図12および図13に示すように、電力供給装置1に電力線通信手段(PLC)22を備え、宅外の外部機器40(電気自動車など)も同様に電力線通信手段(PLC)43を備えているので、宅外の外部機器40は電力線通信手段(PLC)43を用いて固有のキー信号を電力供給装置1へ電源を供給する給電ケーブルを介して送信し、電力供給装置1は、電力線通信手段(PLC)22を用いて当該キー信号を受信し、認証処理を行う。認証が完了すると、制御手段13は、無効化手段12を制御して信号阻止手段11を無効にし、宅外接続手段14に接続された外部機器40(電気自動車など)に対してネットワークへの接続を許可し、給電を開始する。
これにより、電力供給装置1と電力供給される宅外の外部機器40との認証処理を電力線通信手段(PLC)22,43により給電ケーブルを介して行うので、認証のための信号線を別途設けることなく、電力供給装置1の信号阻止手段11の制御を宅外の外部機器40(電気自動車など)で行うことが可能になる。また、認証と制御を行う信号線が一致し、受電側の宅外の外部機器50から信号阻止手段11の制御を行うことが可能になるという作用を有する。
(実施の形態11)
次に、実施の形態11について、図14を参照して以下に説明する。図14は、本実施の形態11の電力供給装置1の一例を示す機能ブロック図である。
本実施の形態11において、図14に示すように、電力供給装置1は、電力供給される宅外の外部機器40(電気自動車)に接続された宅外接続手段14と、宅内電力線ネットワーク31に接続された受電手段10と、宅外接続手段14と受電手段10との間に配置された信号阻止手段11と、無効化手段12と、ネットワーク認証手段15と、制御手段13と宅外接続手段14との間に配置され、電力線通信手段(PLC)43、充電回路44、バッテリー45を備えた宅外の外部機器40(電気自動車など)と給電ケーブル(電力線)を介して電力線通信を行う電力線通信手段(PLC)22と、を備えて構成される。
なお、受電手段10、信号阻止手段11、無効化手段12、制御手段13、宅外接続手段14、ネットワーク認証手段15、および、電力線通信手段22に関しては、上記実施の形態10と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態11は、車載機器に必要な情報の伝送が行えるよう、宅外の外部機器40が電気自動車であることを構成上の特徴とする。
実施の形態10で説明したように、宅外の外部機器40(電気自動車)は電力線通信手段(PLC)43により給電ケーブル(電力線)を介して、固有のキー信号を電力供給装置1に送信し、認証が完了すると、制御手段13、および無効化手段12により、信号阻止手段11が無効になるため、宅外接続手段14に接続された外部機器(電気自動車)40は、宅内電力線ネットワーク31と接続可能になる。
そして、図14に示すように、電力供給装置1は、給電ケーブル(電力線)を介して、宅内電力線ネットワーク31上のPCなどの宅内の外部機器(図示せず)から情報を電気自動車の電力線通信手段(PLC)43へ通信が可能になる。
また、これにより、車内から宅内電力線ネットワーク31へのネットワーク通信を可能し、認証により、宅外の非認証端末からの宅内電力線ネットワークへの侵入を防止するとともに、車上機器と宅内電力線通信ネットワークの統合が可能になる。これにより、電力供給および電力線通信に電力線を用いるため新たな通信線の増設が不要で、電力線通信手段(PLC)端末で認証された場合のみ宅外機器と宅内電力線通信ネットワークの統合が可能になる。また、給電ケーブルを介して所望の情報の伝送を行うので、車内でのインターネット、情報ダウンロード、ドライブ情報の共有などが可能になる。また、バッテリー充電用のケーブルと電力線通信用のケーブルとを給電ケーブルで共用できるという作用を有する。
(実施の形態12)
次に、実施の形態12について、図15および図16を参照して以下に説明する。図15は、本実施の形態12の信号阻止手段のハードウェア構成の具体例を示す図であり、図16は、本実施の形態12の信号阻止手段の別のハードウェア構成の具体例を示す図である。
本実施の形態12において、図15に示すように、信号阻止手段11として、受電手段10と宅外接続手段14との間に(直列に)信号周波数帯域で高いインピーダンスとなるコイル(L101,L102,L103,L104に対応)を挿入し、信号を阻止している。
コイルL101,L102,L103,L104単独でも、各コイルが有する高周波インピーダンスが高くなることにより信号阻止は可能であるが、図15においては、更に、信号阻止手段11として、受電手段10と宅外接続手段14との間の電力供給線の線間に信号周波数帯域でインピーダンスとなるコンデンサ(C101に対応)を挿入し、コイルL101,L102,L103,L104、およびコンデンサC101によってローパスフィルタ(LPF)を構成し、更に、信号阻止能力を向上させている。
また、本実施の形態12において、図16に示すように、信号阻止手段11として、受電手段10と宅外接続手段14との間に、供給電力に対して高いインピーダンスを示し信号周波数帯域で低いインピーダンスとなるコンデンサ(C101に対応)を挿入してもよい。
このように、信号阻止手段11は、LPF(ローパスフィルタ)、インダクタ(コイル)、または、コンデンサのうち少なくとも1つを備えて構成される。
以上で、本実施の形態(実施の形態1〜実施の形態12)の説明を終える。
(ほかの実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件などのパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、電力供給装置1に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、電力供給装置1の各装置が備える処理機能、特に電力線通信装置(PLC)23にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよい。
また、「ネットワーク」とは、複数のコンピュータを光ファイバー、イーサネット(登録商標)、無線LAN、HomePNAなどにより接続する技術および接続されたシステム全体であり、LAN (Local Area Network)、WAN (Wide Area Network)、MAN (Metropolitan Area Network)、および、インターネットやイントラネットなどのインターネットワークなどを含むものとする。
また、このコンピュータプログラムは、電力供給装置1に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明にかかるプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVDなどの任意の「可搬用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコードなどの形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順などについては、周知の構成や手順を用いることができる。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加などに応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明にかかる電力供給装置は、宅外コンセントと宅内電力線間に、信号を阻止する、フィルタおよびインピーダンスアッパなどを挿入するとともにフィルタおよびインピーダンスアッパをパスする手段を設け、機器認証、ユーザ認証により、ネットワークの分離および統合をコントロールする手段を設けることによって、宅外の外部機器(電気自動車など)に給電、もしくは充電を行う際に、分離されたネットワークをセキュリティを確保した上で統合でき、宅外電力線ネットワークと宅内電力線ネットワークとの通信を実現できる電力供給装置を提供することできるので、電力供給分野などの産業上の様々な分野において有用であり、特に、電気自動車への電力供給を行う給電装置に適している。
本実施の形態1の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態1の電力供給装置のハードウェア構成の具体例を示す図 本実施の形態2の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態3の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態4の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態5の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態6の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態7の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態8の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態9の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態9のハードウェア構成の具体例を示す図 本実施の形態10の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態10の電力供給装置のハードウェア構成の具体例を示す図 本実施の形態11の電力供給装置の一例を示す機能ブロック図 本実施の形態12の信号阻止手段のハードウェア構成の具体例を示す図 本実施の形態12の信号阻止手段の別のハードウェア構成の具体例を示す図
1 電力供給装置
10 受電手段
11 信号阻止手段(コイル・コンデンサ・ローパスフィルタ)
12 無効化手段
13 制御手段
14 宅外接続手段
15 ネットワーク認証手段
16 機械的認証手段
17 有線通信手段
18 赤外線通信手段
19 無線通信手段
20 公衆回線通信手段
21 イーサネット(登録商標)通信手段
22 電力線通信手段(PLC)
23 電力線通信装置(PLC)
31 宅内電力線ネットワーク
32 宅外電力線ネットワーク
33 公衆電話回線
34 イーサネット(登録商標)回線
40 外部機器
41 受電手段
42 有線通信手段
43 電力線通信手段
44 充電回路
45 バッテリー
50 外部機器
51 赤外線通信手段
52 無線通信手段
53 公衆回線通信手段
54 イーサネット(登録商標)通信手段
55 電力線通信手段

Claims (13)

  1. 第1の機器へ電力供給を行う電力供給装置であって、
    宅内電力線に接続された受電手段と、
    前記第1の機器と前記受電手段との間に配置され、前記第1の機器と前記宅内電力線に接続される第2の機器との間を伝送される電力線に重畳された情報通信信号の通過を阻止する信号阻止手段と、
    前記信号阻止手段を無効化する無効化手段と、
    前記無効化手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする、電力供給装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1の機器または前記第2の機器から受信した前記情報通信信号に基づいて、前記第1の機器から前記第2の機器への接続、または、前記第2の機器から前記第1の機器への接続を許可する機器であるかの認証を行う認証手段
    を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記認証手段にて前記第1の機器が接続を許可された機器であることが認証された場合、前記信号阻止手段を無効化するよう前記無効化手段を制御することを特徴とする、請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記第1の機器が接続され、前記第1の機器に電力を供給する接続手段
    を更に備え、
    前記接続手段は、
    当該接続手段に接続される前記第1の機器の接続部の機械的形状に基づいて、前記第1の機器に対して、前記第2の機器への接続を許可する機器であるかの認証を行う機械的認証手段
    を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記機械的認証手段にて前記第1の機器が接続を許可された機器であることが認証された場合、前記信号阻止手段を無効化するよう前記無効化手段を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の電力供給装置。
  4. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記電力供給装置と前記第1の機器との間で有線通信を介して前記情報通信信号を通信する有線通信手段
    を更に備え、
    前記認証手段は、
    前記有線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴とする、請求項2または3に記載の電力供給装置。
  5. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記電力供給装置と前記第1の機器との間で赤外線通信を介して前記情報通信信号を通信する赤外線通信手段
    を更に備え、
    前記認証手段は、
    前記赤外線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴とする、請求項2から4のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  6. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記電力供給装置と前記第1の機器との間で無線通信を介して前記情報通信信号を通信する無線通信手段
    を更に備え、
    前記認証手段は、
    前記無線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴とする、請求項2から5のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  7. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記電力供給装置と前記第1の機器との間で公衆電話回線を介して前記情報通信信号を通信する公衆回線通信手段
    を更に備え、
    前記認証手段は、
    前記公衆回線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴とする、請求項2から6のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  8. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記電力供給装置と前記第1の機器との間でイーサネット(登録商標)回線を介して前記情報通信信号を通信するイーサネット(登録商標)通信手段
    を更に備え、
    前記認証手段は、
    前記イーサネット(登録商標)通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴とする、請求項2から7のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  9. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記制御手段と前記受電手段との間に配置された、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で電力線通信を介して前記情報通信信号を通信する電力線通信手段
    を更に備え、
    前記認証手段は、
    前記電力線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行うことを特徴とする、請求項2から8のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  10. 前記電力線通信は、前記宅内電力線を介して行われることを特徴とする、請求項9に記載の電力供給装置。
  11. 前記電力供給装置および前記第1の機器は、
    前記制御手段と前記第1の機器との間に配置された、前記電力供給装置と前記第1の機器との間で電力線通信を介して前記情報通信信号を通信する電力線通信手段を
    更に備え、
    前記認証手段は、
    前記電力線通信手段を介して受信した前記第1の機器の前記情報通信信号に含まれる前記固有のキー信号に基づいて、前記認証を行い、
    前記電力線通信は、宅外電力線ネットワークを介して行われることを特徴とする、請求項2から8のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  12. 前記第1の機器が電気自動車を含むことを特徴とする、請求項11に記載の電力供給装置。
  13. 前記信号阻止手段は、
    LPF、インダクタ、または、コンデンサのうち少なくとも1つを備えることを特徴とする、請求項1から12のいずれか1つに記載の電力供給装置。
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