JP2004222176A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部とが、電力供給側から電気自動車に充電用の電力を供給するための電力供給線を介して通信するようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システム及び通信方法に関し、例えば電気自動車に搭載された情報機器と、当該電気自動車に電力を供給する電力供給側に設けられた情報機器とが通信を行うための通信システムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋内に設置されているパーソナルコンピュータ等の情報機器と、電気自動車に搭載された情報機器との通信は、有線又は無線の専用の情報伝送路、例えば、シリアル通信路、パラレル通信路、イーサネット(R)又は独自のプロトコルの情報通信路等を使用して行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の方法によると、屋内に設置されている情報機器と、電気自動車に設置されている情報機器とを有線で接続する場合には、専用のケーブル、例えば、シリアルケーブル、Ethernet(R)ケーブル等を敷設する必要があり、また屋内の情報機器と、電気自動車の情報機器を無線で接続する場合には、屋内用及び電気自動車用の無線機を用意する必要があるなど、いずれにしても通信のためのシステムの構築が煩雑となる問題があった。
【0004】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、システムを簡易に構築し得る通信システム及び通信方法を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部とが、電力供給側から電気自動車に電力を供給するための電力供給線を介して通信するようにした。
【0006】
この結果、この通信システムによれば、第1及び第2の通信システム部が通信するための専用の有線又は無線の情報伝送路を設ける必要がなく、通信専用のケーブルの敷設や無線機の必要性を排除することができる。
【0007】
また本発明においては、電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部との間の通信方法において、情報信号を送信する第1又は第2の通信システム部側において、当該情報信号を電力供給側から電気自動車に電力を供給するための電力供給線を流れる電力信号に重畳する第1のステップと、情報信号を受信する第2又は第1の通信システム部側において、電力供給線を介して送信される情報信号を電力信号から分離して取り出す第2のステップとを設けるようにした。
【0008】
この結果、この通信方法によれば、第1及び第2の通信システム部が通信するための専用の有線又は無線の情報伝送路を設ける必要がなく、通信専用のケーブルの敷設や無線機の必要性を排除することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0010】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態による通信システムの構成
図1において、1は全体として第1の実施の形態による通信システムを示し、電気自動車2に搭載された自動車側通信システム部2Aと、家屋3内に設置された家屋側通信システム部3Aとが、電力供給側である家屋3から電気自動車2に電力を供給するための電力供給線である充電用ケーブル4を介して通信を行い得るようになされている。
【0011】
実際上、この通信システム1の場合、家屋側システム部3Aは、IP(Internet Protocol)パケットの送受による外部機器との通信機能を有するパーソナルコンピュータ5と、当該パーソナルコンピュータ5がインターネット網に接続された情報機器と通信するためのネットワーク間接続装置であるルータ6と、電灯線モデムとしての電灯線情報重畳分離回路7と、当該電灯線重畳分離回路7が接続された屋内の電灯線コンセント8と、家屋3内に敷設された交流100〔V〕、50〔Hz〕の電力信号S1が流れる電灯線9と、屋外に設置された電灯線コンセント10とから構成されている。
【0012】
そしてパーソナルコンピュータ5は、ユーザ操作によりルータ6を介してインターネット網に接続された他の情報機器、例えばサーバに接続でき、これにより所定のホームページにアクセスして所望の音楽データD1をダウンロードすることができるようになされている。
【0013】
またパーソナルコンピュータ5は、充電用ケーブル4が屋外の電灯線コンセント10と接続された電気自動車2の充電時、このようにダウンロードした音楽データD1を自動車側通信システム部2Aに送信すべき指令がユーザ操作により入力されると、当該音楽データD1を例えばIPパケット化し、得られたパケットデータDPをルータ6を介して電灯線情報重畳分離回路7に送出する。
【0014】
この際パーソナルコンピュータ5は、その音楽データD1をインターネット網を介してダウンロードした際に当該音楽データD1に付加されていた例えばその音楽データD1の有効期間や再生可能回数等の著作権情報D2をも音楽データD1と同様にIPパケット化し、そのパケットデータDPを電灯線情報重畳分離回路7に送出する。
【0015】
電灯線情報重畳分離回路7は、パーソナルコンピュータ5から供給されるパケットデータDPをディジタル/アナログ変換すると共に、かくして得られたアナログ波形の送信信号S2を電力信号S1と重畳し、これを電灯線コンセント8、電灯線9、屋外の電灯線コンセント10及び充電用ケーブル4を順次介して自動車側通信システム部2Aに送信する。
【0016】
自動車側通信システム部2Aにおいては、例えば音楽データD1の再生機能及びIPパケットの送受による外部機器との通信機能を有するパーソナルコンピュータ構成の車載用情報機器11と、電灯線情報重畳分離回路12とから構成されている。
【0017】
そして電灯線情報重畳分離回路12は、電気自動車2の充電時、家屋3内の電灯線9から電灯線コンセント10及び充電用ケーブル4を順次介して供給される電力信号S1を入力し、これを充電器14に送出する。この結果、この電力信号S1に基づいて、充電器14により、当該電気自動車2のエネルギ源である電気を蓄えるバッテリ13が充電される。
【0018】
またこのとき電灯線情報重畳分離回路12は、上述のように家屋側通信システム部3Aからの送信信号S2が電力信号S1に重畳されて送信されてくると、当該送信信号S2を電力信号S1から分離して取り出し、これをアナログ/ディジタル変換する。そして電灯線情報重畳分離回路12は、このようにして得られた上述のパケットデータDPを車載用情報機器11に送出する。
【0019】
かくして車載用情報機器11は、供給されるパケットデータDPに基づき得られる音楽データD1をその後のユーザ操作に応じて再生自在に記憶保持すると共に、これと共に得られるその著作権情報D2をも記憶保持し、この後はこの著作権情報D2に基づいてその音楽データD1を管理する。
【0020】
なおこの実施の形態の場合、車載用情報機器11には、当該電気自動車2に搭載されたスピード計測器及び距離計測器等の各種計測器15から当該電気自動車2の時々刻々の速度を示す速度情報や、走行距離を示す走行距離情報等の電気自動車2の各種走行状態を示す走行情報D3が与えられる。そして車載用情報機器11は、これら各計測器15から与えられる各種走行情報を1日分又は数日分について記憶保持するようになされている。
【0021】
一方、家屋側システム部3Aのパーソナルコンピュータ5は、電気自動車2の充電時、ユーザ操作により自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11から所望する音楽データD1の著作権情報D2をアップロードし、又は当該車載用情報機器11が記憶している上述の各種走行情報D3をアップロードすべき指令が入力されると、その転送要求コマンドを送信信号S2として電灯線情報重畳分離回路7に送出する。この結果、この転送要求コマンドが上述の音楽データD1の場合と同様にして充電用ケーブル4を介して車載用情報機器11に与えられる。
【0022】
このとき車載用情報機器11は、与えられた転送要求コマンドに基づいて、指定された著作権情報D2又は各種走行情報D3をIPパケット化し、そのパケットデータDPを電灯線情報重畳分離回路12に送出する。
【0023】
電灯線情報重畳分離回路12は、車載用情報機器11から供給されるパケットデータDPをディジタル/アナログ変換すると共に、かくして得られたアナログ波形の送信信号S2を電力信号S1と重畳し、これを充電用ケーブル4を介して家屋側システム部3Aに送信する。この結果この送信信号S2が充電用ケーブル4と接続された屋外の電灯線コンセント10、電灯線9、及び電灯線コンセント8を順次介して家屋側システム部3Aの電灯線情報重畳分離回路7に入力する。
【0024】
電灯線情報重畳分離回路7は、この送信信号S2を電力信号S1から分離して取り出し、これをアナログ/ディジタル変換する。そして電灯線情報重畳分離回路7は、このようにして得られたパケットデータDPをパーソナルコンピュータ5に送出する。かくしてパーソナルコンピュータ5は、このパケットデータDPに基づき得られる著作権情報D2や各種走行情報D3を、必要に応じて図示しないモニタに可視表示する。
【0025】
このようにしてこの通信システム1では、電気自動車2の充電時、家屋側通信システム部3Aと自動車側通信システム部2Aとが充電用ケーブル4を介して必要な情報を相互に送受し得るようになされている。
【0026】
なおこの実施の形態の場合、家屋側通信システム部3Aの電灯線情報重畳分離回路7は、図2に示すように、電力信号S1の周波数である50〔Hz〕よりも高い、所定の第1の周波数以上の信号を通過させるハイパスフィルタ回路7Aと、電力信号S1の周波数である50〔Hz〕よりも低い、所定の第2の周波数以下の信号を通過させるローパスフィルタ回路7Bと、スイッチ部7Cと、ディジタル/アナログ変換部7D1及びアナログ/ディジタル変換部7D2と、インターフェース7Eとから構成されている。
【0027】
この場合スイッチ部7Cは、パーソナルコンピュータ5の制御のもとに、通常時には、アナログ/ディジタル変換部7D2に接続された切替端7C2を選択して、パーソナルコンピュータ5からのパケットデータDpに基づく送信信号S2を出力する際には、ディジタル/アナログ変換部7D1に接続されている切替端7C1を選択するようになされている。
【0028】
かくして電灯線情報重畳分離回路7においては、パーソナルコンピュータ5からインターフェイス7Eを介して出力されるパケットデータDPを、ディジタル/アナログ変換部7D1において誤り訂正処理及び変調処理等の所定の信号処理を順次施し、かくして得られたアナログ波形の送信信号S2を、スイッチ部7C及びハイパスフィルタ回路7Aを介して電灯線コンセント8に出力する。
【0029】
また電灯線情報重畳分離回路7は、電灯線9及び電灯線コンセント8等を介して自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11から与えられる送信信号S2を、ハイパスフィルタ回路7Aにより電力信号S1から分離抽出した後、スイッチ部7Cを介してアナログ/ディジタル変換部7D2に入力し、当該アナログ/ディジタル変換部7D2おいて復調処理及び誤り訂正処理等の所定の信号処理を順次施す。これにより得られたパケットデータDpが、インターフェース7Eを介してパーソナルコンピュータ5に与えられる。
【0030】
さらに電灯線情報重畳分離回路7においては、電力信号S1をローパスフィルタ回路7Bを介して自己の電源ブロック(図示せず)に入力し、当該電力信号S1に基づき駆動する。
【0031】
このようにして電灯線情報重畳回路7は、電力信号S1にパケットデータDPを重畳し、又は分離し得るようになされている。
【0032】
一方、自動車側通信システム部2Aの電灯線情報重畳回路12は、電灯線情報重畳分離回路7のハイパスフィルタ回路7A及びローパスフィルタ回路7Bとそれぞれ同じ特性を有するハイパスフィルタ回路12A及びローパスフィルタ回路12Bと、スイッチ部12Cと、電灯線情報重畳分離回路7のディジタル/アナログ変換部7D1及びアナログ/ディジタル変換部7D2とそれぞれ同じ機能を有するディジタル/アナログ変換部12D1及びアナログ/ディジタル変換部12D2と、インターフェース12Eとから構成されている。
【0033】
この場合スイッチ部12Cは、車載用情報機器11の制御のもとに、通常時には、アナログ/ディジタル変換部12D2に接続された切替端12C2を選択して、車載用情報機器11からのパケットデータDpに基づく送信信号S2を出力する際には、ディジタル/アナログ変換部12D1に接続された切替端12C1を選択するようになされている。
【0034】
かくして電灯線情報重畳分離回路12においては、充電用ケーブル4を介して供給される電力信号S1をローパスフィルタ回路12Bにおいて分離抽出し、これを充電器14に出力する。
【0035】
また電灯線情報重畳分離回路12は、車載用情報機器11から出力されるパケットデータDPを、ディジタル/アナログ変換部12D1において、上述の電灯線情報重畳分離回路7のディジタル/アナログ変換部7D1と同様にアナログ変換処理を施し、かくして得られたアナログ波形の送信信号S2を、スイッチ部12C及びハイパスフィルタ回路12Aを介して充電用ケーブル4に出力する一方、充電用ケーブル4を介して家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5から送信される送信信号S2を、ハイパスフィルタ回路12Aにより電力信号S1から分離抽出した後、スイッチ部12Cを介してアナログ/ディジタル変換部12D2に入力し、上述の電灯線情報重畳分離回路7のアナログ/ディジタル変換部7D2と同様にディジタル変換処理を施し、かくして得られたパケットデータDpを、インターフェース12Eを介して車載用情報機器11に送出する。
【0036】
このようにして電灯線情報重畳回路12は、電力信号S1にパケットデータDPを重畳及び分離し得るようになされている。
【0037】
(1−2)通信に関するパーソナルコンピュータ5の処理
次に、上述のような充電用ケーブル4を介して行われる家屋側通信システム部3A及び自動車側通信システム部2A間の通信に関する家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5の処理について説明する。
【0038】
この通信システム1において、パーソナルコンピュータ5は、上述のような自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11との通信を図3に示す第1の通信処理手順RT1に従って行う。
【0039】
実際上、パーソナルコンピュータ5は、その電源が投入されるとこの第1の通信処理手順RT1をステップSP0において開始し、続くステップSP1において自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11からブロードキャストパケットが送信されるのを待ち受ける。
【0040】
すなわちこの通信システム1の場合、電気自動車システム部2Aの車載用情報機器11は、自分がネットワークに接続されたことを当該ネットワークに接続されている他の機器に知らせるための自己のIPアドレス及びMACアドレスが格納されたブロードキャストパケットを一定周期で出力するようになされており、これにより充電用ケーブル4が屋外の電灯線コンセント10に接続されて電気自動車2が充電状態となったときに、家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5が当該ブロードキャストパケットに基づいてこれを認識し得るようになされている。
【0041】
かくしてパーソナルコンピュータ5は、やがて充電用ケーブル4が屋外の電灯線コンセント10に接続されて、かかる車載用情報機器11からのブロードキャストパケットを受信することによりこのステップSP1において肯定結果を得ると、ステップSP2に進んで、自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11と通信可能となったことを認識する。
【0042】
そしてパーソナルコンピュータ5は、続くステップSP3において、かかるブロードキャストパケットに対する応答として自己のIPアドレス及びMACアドレスを含むIPパケットを生成して、これを自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11に送信する。
【0043】
さらにパーソナルコンピュータ5は、この後ステップSP4に進んで、ユーザ操作により車載用情報機器11への音楽データD1及びその著作権情報D2の送信指令、又は車載用情報機器11からの著作権情報D2若しくは各種走行情報D3のアップロード指令が与えられるのを待ち受ける。
【0044】
そしてパーソナルコンピュータ5は、やがてかかる送信指令又はアップロード指令が与えられることにより、このステップSP4において肯定結果を得ると、ステップSP5に進んで電灯線9及び充電用ケーブル4等からなる情報伝送路の使用を確保するための処理を実行する。
【0045】
具体的には、パーソナルコンピュータ5は、情報伝送路に接続された自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11を含むいずれかの情報機器により当該情報伝送路が使用中であるか否かの確認を行い、使用中でなければステップSP6に進み、使用中であれば計画性のない時間だけ待って再度同じ処理を繰り返す。
【0046】
そしてパーソナルコンピュータ5は、このステップSP5においていずれの情報機器も情報伝送路を使用していないことを確認できると、情報伝送路に接続された全ての情報機器に向けて、当該情報伝送路の使用に関する発信時刻や発信時間などの各種情報を送信することにより、当該情報伝送路の使用を確保する。
【0047】
そしてパーソナルコンピュータ5は、この後ステップSP6に進んで、指定された音楽データD1等又は転送要求コマンドをIPパケット化して自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11に送信する。この際、パーソナルコンピュータ5は、各IPパケットのヘッダ部分にステップSP1において取得した自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11のIPアドレス及びMACアドレスを格納することにより送信先を特定する。またこの際、パーソナルコンピュータ5は、必要に応じて、車載用情報機器11内における音楽データD1やその著作権情報を格納すべきディスク若しくはメモリ、又はディスク若しくはメモリにおける所望の記憶領域を指定する。
【0048】
次いでパーソナルコンピュータ5は、ステップSP7に進んで、指定された音楽データD1等を全て送信し、又は指定された著作権情報D2若しくは各種走行情報D3を全てアップロードし終えたか否かを判断し、否定結果を得るとステップSP6に戻って、この後ステップSP7において肯定結果を得るまでステップSP6−SP7−SP6のループを繰り返す。またこの際パーソナルコンピュータ5は、ステップSP6において、アップロードした著作権情報D2又は各種走行情報D3を必要に応じて図示しないモニタに可視表示する。
【0049】
そしてパーソナルコンピュータ5は、やがて指定された音楽データD1及びその著作権情報D2を全て送信し、又は指定された著作権情報D2若しくは各種走行情報D3を全てアップロードし終えることによりステップSP7において肯定結果を得ると、ステップSP8に進んで車載用情報機器11との通信を終了する。そしてパーソナルコンピュータ5は、この後これを情報伝送路に接続された全ての情報機器に通知した後ステップSP1に戻り、この後ステップSP1〜ステップSP8について同様の処理を繰り返す。
【0050】
このようにしてパーソナルコンピュータ5においては、自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11に音楽データD1及びその著作権情報D2を送信し、又は当該車載用情報機器11からユーザにより指定された著作権情報D2や各種走行情報D3をアップロードする。
【0051】
(1−3)通信に関する車載用情報機器11の処理
一方、自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11は、上述のような家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5との通信を図4に示す第2の通信処理手順RT2に従って実行する。
【0052】
すなわち車載用情報機器11は、この第2の通信処理手順RT2をステップSP10において開始後、続くステップSP11においてブロードキャストパケットを電灯線情報重畳分離回路12に送出し、この後ステップSP12において、当該ブロードキャストパケットを受信した外部機器からの応答あったか否かを判断する。
【0053】
そして車載用情報機器11は、このステップSP12において否定結果を得るとステップSP11に戻り、この後ステップSP12において肯定結果を得るまでステップSP11−SP12−SP11のループを一定周期で繰り返す。
【0054】
そして車載用情報機器11は、やがて充電用ケーブル4が屋外の電灯線コンセント10と接続されて家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5からブロードキャストパケットに対する応答が送信されることによりこのステップSP12において肯定結果を得ると、ステップSP13に進んで、家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5と通信可能となったことを認識する。
【0055】
そして車載用情報機器11は、この後ステップSP14に進んで、パーソナルコンピュータ5から音楽データD1等を送信するとの通知、又は所望の著作権情報D2若しくはそのとき当該車載用情報機器11が記憶している各種走行情報D3の転送要求コマンドが与えられるのを待ち受ける。
【0056】
そして車載用情報機器11は、やがてかかる通知又は転送要求コマンドが与えられることにより、このステップSP14において肯定結果を得ると、ステップSP15に進んで通信処理を開始し、パーソナルコンピュータ5から送信される音楽データD1及びその著作権情報D2を受信及び記憶し、又は指定された著作権情報D2若しくは各種走行情報D3をIPパケット化してパーソナルコンピュータ5に送信する。なおこの際、車載用情報機器11は、各IPパケットのヘッダ部分にステップSP12において得られたパーソナルコンピュータ5のIPアドレス及びMACアドレスを格納することにより、送信先を特定する。
【0057】
そして車載用情報機器11は、この後ステップSP16に進んで、音楽データD1等を全てダウンロードし、又は指定された著作権情報D2若しくは各種走行情報D3を全て送信し終えたか否かを判断し、否定結果を得るとステップSP15に戻って、この後ステップSP16において肯定結果を得るまでステップSP15−SP16−SP15のループを繰り返す。
【0058】
そして車載用情報機器11は、やがて音楽データD1及びその著作権情報D2を全てダウンロードし終え、又は指定された著作権情報D2若しくは各種走行情報D3を全て送信し終えることによりステップSP16において肯定結果を得ると、ステップSP17に進んでパーソナルコンピュータ5との通信を終了した後ステップSP14に戻り、この後ステップSP14〜ステップSP17について同様の処理を繰り返す。
【0059】
このようにして車載用情報機器11においては、家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5からの音楽データD1及びその著作権情報D2を受信し、又は当該パーソナルコンピュータ5に対して指定された著作権情報D2や各種走行情報D3を送信する。
【0060】
(1−4)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この通信システム1では、電気自動車2に搭載されたバッテリ13の充電時、家屋3側に設けられた家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5と、電気自動車2に搭載された自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11とが家屋3側から電気自動車2への電力供給用の充電用ケーブル4を介して通信する。
【0061】
従って、この通信システム1では、家屋3内に設けられたパーソナルコンピュータ5と、電気自動車2に搭載された車載用情報機器11との通信のために、それ専用の通信ケーブルを敷設したり又はそれ専用の無線機を用意する必要がなく、また電気自動車2に必ず必要なバッテリ13の充電時に通信を行うため、効率良く充電及び通信を行うことができる。
【0062】
またこの通信システム1では、家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5と、自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11とが充電用ケーブル4を介して有線通信を行うため、例えば無線方式に比べて外部環境に起因する通信障害が生じ難い。
【0063】
以上の構成によれば、電気自動車2に搭載されたバッテリ13の充電時、家屋3側に設けられた家屋側通信システム部3Aのパーソナルコンピュータ5と、電気自動車2に搭載された自動車側通信システム部2Aの車載用情報機器11とが電力供給用の充電用ケーブル4を介して通信するようにしたことにより、通信専用の通信ケーブルの敷設や無線機の必要性を排除することができ、かくしてシステムを簡易に構築し得る通信システムを実現できる。
【0064】
(2)第2の実施の形態
(2−1)第2の実施の形態による通信システム20の構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図5は、第2の実施の形態による通信システム20を示し、電気自動車21の充電時、上述した充電用ケーブル4を介しての通信機能に加えて、当該電気自動車21に設けられた監視カメラ22及び振動センサ23の出力に基づいて防犯システムを構築し得る機能を有する点を除いて第1の実施の形態による通信システム1(図1)と同様に構成されている。
【0065】
実際上、この通信システム20の場合、電気自動車21には、前方ミラーに例えば当該電気自動車21の前方を撮影し得るように監視カメラ22が設けられると共に、所定位置に振動センサ23が配置されている。そして、これら監視カメラ22から出力される映像信号S10と、振動センサ23から出力される振動検出信号S11とが電気自動車21に搭載された自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24に与えられる。
【0066】
そして車載用情報機器24は、これら映像信号S10及び振動検出信号S11のうち、映像信号S10に基づき得られる映像情報については、順次IPパケット化して、そのパケットデータDPを第1の実施の形態の場合と同様にして充電用ケーブル4を介して家屋25側に設けられた家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26に送信する。
【0067】
また車載用情報機器24は、供給される振動検出信号S11の信号レベルを常時監視し、当該信号レベルに基づき振動センサ23により一定レベル以上の振動が検出されたことを検知すると、かかる異常をユーザに知らせるための警告情報をIPパケット化し、そのパケットデータDPを上述の場合と同様にして充電用ケーブル4を介して家屋25側に設けられた家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26に送信する。
【0068】
パーソナルコンピュータ26は、車載用情報機器24から送信されるパケットデータDPに基づき得られる映像情報に基づく映像を自己のモニタ(図示せず)に可視表示する。
【0069】
またパーソナルコンピュータ26は、車載用情報機器24から送信されるパケットデータDPに基づき警告情報が得られた場合には、警告を表す所定の文字をモニタに表示し又は所定の警告音を放音する等、かかる異常をユーザに知らせるための所定の警告処理を実行する。
【0070】
このようにしてこの通信システム20においては、例えば夜間の充電時などに、家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26のモニタに表示される家屋周囲の映像と、異常発生時に当該モニタに表示される警告文字やパーソナルコンピュータ26から発音される警告音に基づいてユーザに異常を認識させ得るようになされている。
【0071】
(2−2)監視処理に関する車載用情報機器24の処理
ここで、自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24は、上述のような監視処理を図6に示す第1の監視処理手順RT3に従って実行する。
【0072】
実際上、車載用情報機器21Aは、例えばユーザ操作によりパーソナルコンピュータ26から充電用ケーブル4を介して監視処理の開始指令コマンドが与えられると、この第1の監視処理手順RT3をステップSP20において開始し、続くステップSP21において、図3に示す第1の通信処理手順のステップSP5について上述したのと同様にして充電用ケーブル4及び家屋3内の電灯線9等からなる情報伝送路の使用を確保する。
【0073】
そして車載用情報機器21Aは、この後ステップSP22に進んで、監視カメラ22からの映像信号S10に基づく映像情報をIPパケット化して家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26に順次送信する。なおこの際、車載用情報機器21Aは、各IPパケットのヘッダ部分にパーソナルコンピュータ5のIPアドレス及びMACアドレスを格納することにより、送信先を特定する。また車載用情報機器21Aは、これと共に振動センサ23からの振動検出信号S11の信号レベルを検出する。
【0074】
そして車載用情報機器24は、この後ステップSP23に進んで、ステップSP22において検出した振動検出信号S11の信号レベルが予め設定された所定の閾値以上となったか否かを判断し、否定結果を得るとステップSP22に戻って、この後このステップSP23において肯定結果を得るまで、ステップSP22−SP23−SP22のループを繰り返す。
【0075】
そして車載用情報機器24は、やがて振動センサ23からの振動検出信号S11の信号レベルが閾値以上となることによりステップSP23において肯定結果を得ると、ステップSP24に進んで、警告情報を送信信号S2として家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26に送信した後ステップSP21に戻り、この後ステップSP21〜ステップSP24について同様の処理を繰り返す。
【0076】
このようにして車載用情報機器24は、監視カメラ22及び振動センサ23の各出力に基づく映像情報や警告情報をパーソナルコンピュータ26に送信する。
【0077】
(2−3)監視処理に関するパーソナルコンピュータ26の処理
一方、家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26は、上述のような監視処理を図7に示す第2の監視処理手順RT4に従って実行する。
【0078】
すなわちパーソナルコンピュータ26は、ユーザ操作により監視処理の開始指令コマンドを自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24に送信するのと同時にこの第2の監視処理手順RT4をステップSP30において開始し、続くステップSP31において、当該車載用情報機器24から送信される映像情報に基づく映像をモニタに表示させる。
【0079】
続いてパーソナルコンピュータ26は、ステップSP32に進んで、車載用情報機器24からの警告情報を受信したか否かを判断し、否定結果を得るとステップSP31に戻って、この後ステップSP32において肯定結果を得るまで、ステップSP31−SP32−SP31のループを繰り返す。
【0080】
そしてパーソナルコンピュータ26は、やがて車載用情報機器24からの警告情報を受信することによりステップSP32において肯定結果を得ると、ステップSP33に進んで、モニタに警告文字を表示させる等の上述の警告処理を実行した後ステップSP31に戻り、この後ステップSP31〜ステップSP33について同様の処理を繰り返す。
【0081】
このようにしてパーソナルコンピュータ26は、車載用情報機器24から送信される映像情報に基づく映像をモニタ表示すると共に、警告情報を受信したときに警告処理を実行する。
【0082】
(2−4)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この通信システム20では、電気自動車21に搭載された監視カメラ22の出力に基づく映像が家屋側通信システム部25Aのパーソナルコンピュータ26のモニタに表示され、電気自動車21に搭載された振動センサ23の出力に基づき自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24により異常が検出されたときには、これに応じてパーソナルコンピュータ26による所定の警告処理が行われる。
【0083】
従って、この通信システム20では、監視カメラ22や振動センサ23のための専用の通信ケーブルを敷設したり又はそれ専用の無線機を用意することなく、図1について上述した第1の実施の形態の通信システム1を利用して簡易に防犯システムを構築できる。
【0084】
以上の構成によれば、監視カメラ22の出力に基づく映像情報を充電用ケーブル4を介して家屋側通信システム部25のパーソナルコンピュータ26に送信し、当該映像情報に基づく映像をパーソナルコンピュータ26のモニタに表示すると共に、電気自動車21に搭載した振動センサ23の出力に基づき自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24において異常を検出したときには、これに応じて警告情報を充電用ケーブル4を介してパーソナルコンピュータ26に送信し、当該パーソナルコンピュータ26がこの警告情報に基づいて所定の警告処理を実行するようにしたことにより、簡易に防犯システムを構築することができ、かくして第1の実施の形態により得られる効果に加えて、より有用性を向上させ得る通信システムを実現できる。
【0085】
(3)第3の実施の形態
(3−1)第3の実施の形態による通信システムの構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図8は、第3の実施の形態による通信システムを示し、街中やスーパの駐車場の一角に設けられる充電サービスステーション41側に設けられた充電サービスステーション側システム部41Aと、電気自動車42に搭載された自動車側通信システム部42Aとから構成されている。
【0086】
この場合、この通信システム40において、充電サービスステーション側システム部41Aは、図1について上述した第1の実施の形態による通信システム1における家屋側通信システム部3Aと同様に構成されており、また自動車側通信システム部42Aは、車載用情報機器43が充電サービスステーション側システム部41Aのルータ6を介してインターネット網に接続された他の情報機器、例えばサーバと通信し得るようになされている点を除いて第1の実施の形態による通信システム1における自動車側通信システム部2Aと同様に構成されている。
【0087】
実際上、自動車側通信システム部42Aの車載用情報機器43は、充電用ケーブル4が充電サービスステーション側システム部41Aの屋外の電灯線コンセント10と接続された電気自動車42の充電時、その前面部に設けられた図示しない操作パネルが操作されてインターネット網への接続指令が与えられると、情報伝送路の使用を確保した後、インターネット網に接続された他の情報機器と通信するための所定のIPパケットを生成し、これを充電サービスステーション側システム部41Aに送出する。
【0088】
かくして、このIPパケットが上述と同様にして充電用ケーブル4を介して充電サービスステーション側システム部41Aのルータ6に与えられ、当該ルータ6を介してインターネット網に送出される。
【0089】
またルータ6は、この結果としてかかる情報機器からインターネット網を介して車載用情報機器43に送信されるIPパケットを充電用ケーブル4を介して自動車側通信システム部42Aの車載用情報機器43に送信する。
【0090】
かくして車載用情報機器43は、このIPパケットに基づき得られる例えばホームページ画面等の画像を図示しない液晶パネル等でなるモニタに表示させる。また車載用情報機器42Aは、操作パネルが操作されて、他のホームページへのアクセス指令や指定されたデータのダウンロード指令が入力されたときも、上述と同様にしてそのホームページの画面データや指定されたデータをダウンロードする。
【0091】
このようにしてこの通信システム40においては、ユーザが充電サービスステーション41における充電時にインターネット網に接続して、所望の情報を収集し得るようになされている。
【0092】
(3−2)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この通信システム40では、電気自動車42の充電時、自動車側通信システム部42Aの車載用情報機器43は、ユーザ操作に応じて充電用ケーブル4と、充電サービスステーション41に設けられた充電サービスステーション側システム部41Aのルータ6とを順次介してインターネット網に接続する。
【0093】
従って、この通信システム40では、電気自動車42の充電時にインターネット網を通じて所望の情報を収集でき、その分外出時における電気自動車42の充電時間を有効に活用できるようにすることができる。
【0094】
以上の構成によれば、電気自動車42に搭載された車載用情報機器43がユーザ操作に応じて充電用ケーブル4と、充電サービスステーション41に設けられた充電サービスステーション側システム部41Aのルータ6とを順次介してインターネット網に接続できるようにしたことにより、外出時における電気自動車42の充電時間を有効に活用し得るようにすることができ、かくして第1の実施の形態による通信システム1(図1)と同様の効果に加えて、さらにその有用性をより一層と向上させ得る通信システムを実現できる。
【0095】
(4)他の実施の形態
なお上述の第1〜第3の実施の形態においては、電気自動車2、21、42側に設けられた第1の通信システム部としての自動車側通信システム部2A、21A、42Aを、車載用情報機器11、24、43及び電灯線情報重畳分離回路12により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0096】
この場合において、上述の第1〜第3の実施の形態においては、自動車側通信システム部2A、21A、42A側に設ける第1の情報機器としての車載用情報機器11、24、43が音楽データD1の再生機能を有し、家屋側通信システム部3A、25A、41A及び自動車側通信システム部2A、21A、42A間で音楽データD1及びその著作権情報D2のやり取りをする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これに加え又はこれに代えて車載用情報機器11、24、43が例えば映像データの再生機能を有し、家屋側通信システム部3A、25A、41A及び自動車側通信システム部2A、21A、42A間で映像データ及びその著作権情報のやり取りをするようにしても良く、また車載用情報機器11、24、43がナビゲーション機能を有し、家屋側通信システム部3A、25A、41A及び自動車側通信システム部2A、21A、42A間で地図データ及びその著作権情報のやり取りをするようにしても良い。
【0097】
また上述の第1〜第3の実施の形態においては、自動車側通信システム部2A、21A、42Aの車載用情報機器11、24、43から出力されるパケットデータDPをアナログ変換して電力信号S1に重畳すると共に、家屋側通信システム部3A、25A、41Aのパーソナルコンピュータ5、26から電力信号S1に重畳されて送信される送信信号S2を電力信号S1から分離する第1の重畳分離手段としての電灯線情報重畳分離回路12を、図2のように構築する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電灯線情報重畳分離回路12の構成としてはこの他種々の構成を広く適用することができる。
【0098】
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、電気自動車2、21、42に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部としての家屋側通信システム部3A、25A、41Aを、パーソナルコンピュータ5、26、ルータ6、電灯線情報重畳分離回路7、電灯線コンセント8、10及び電灯線9により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0099】
この場合において、上述の第1〜第3の実施の形態においては、家屋側通信システム部3A、25A、41A側に設ける第2の情報機器としてパーソナルコンピュータ5、26を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、第1〜第3の実施の形態において説明した上述の機能を有するものであれば、テレビジョン受像機等のこの他種々の情報機器を広く適用することができる。
【0100】
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、家屋側通信システム部3A、25A、41Aのパーソナルコンピュータ5、26から出力されるパケットデータDPをアナログ変換して電力信号S1に重畳すると共に、自動車側通信システム部2A、21A、42Aの車載用情報機器11、24、43から電力信号S1に重畳されて送信される送信信号S2を電力信号S1から分離する第2の重畳分離手段としての電灯線情報重畳分離回路7を、図2のように構築する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電灯線情報重畳分離回路7の構成としてはこの他種々の構成を広く適用することができる。
【0101】
さらに上述の第1の実施の形態においては、ユーザ操作により家屋側通信システム部3A及び自動車側通信システム部2A間の通信が開始されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば充電用ケーブル4を電灯線コンセント10と接続した段階で自動的に通信が開始され、予めユーザが予約しておいた音楽データD1が家屋側通信システム部3Aから自動車側通信システム部2Aに送信されたり、電気自動車2のその日の走行情報や故障箇所の情報等が自動車側通信システム部2Aから家屋側通信システム部3Aに送信されるようにしても良い。このようにすることによって、例えばタクシー会社における各車両の日々の走行状態を管理する管理システムを容易に構築することができる。
【0102】
さらに上述の第1の実施の形態においては、家屋側通信システム部3A及び自動車側通信システム部2Aが充電用ケーブル4を介して単に音楽データD1等の情報をやり取りする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば家屋側通信システム部3Aが第3の実施の形態のように街中等の充電サービスステーションに設けられている場合に、充電サービスに対する課金処理やその清算処理を家屋側通信システム部3A及び自動車側通信システム部2A間の通信により自動的に行うようにしても良い。
【0103】
さらに上述の第2の実施の形態においては、自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24から送信される映像情報に基づく映像を可視表示する表示手段としてパーソナルコンピュータ26を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる映像を可視表示するモニタ等をパーソナルコンピュータ26と別途設けるようにしても良い。
【0104】
さらに上述の第2の実施の形態においては、自動車側通信システム部21Aの車載用情報機器24から送信される警告情報に基づいて、異常をユーザに知らせるための所定の警告処理を実行する警告処理手段としてのパーソナルコンピュータ26が、当該警告手段として警告文字をモニタに表示したり、又は警告音を放音するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これ以外の例えば家屋内外の電気を点灯させたり、警備会社に通報するなどの処理を行うようにしても良い。
【0105】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部とが、電力供給側から電気自動車に電力を供給するための電力供給線を介して通信するようにしたことにより、第1及び第2の通信システム部が通信するための専用の有線又は無線の情報伝送路を不要とすることができ、かくしてシステムを簡易に構築し得る通信システムを実現できる。
【0106】
また本発明によれば、電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部との間の通信方法において、情報信号を送信する第1又は第2の通信システム部側において、当該情報信号を電力供給側から電気自動車に電力を供給するための電力供給線を流れる電力信号に重畳する第1のステップと、情報信号を受信する第2又は第1の通信システム部側において、電力供給線を介して送信される情報信号を電力信号から分離して取り出す第2のステップとを設けるようにしたことにより、第1及び第2の通信システム部が通信するための専用の有線又は無線の情報伝送路を不要とすることができ、かくしてシステムを簡易に構築し得る通信方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】各電灯線情報重畳分離回路の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の通信処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第2の通信処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態による通信システムの構成を示すブロック図である。
【図6】第1の監視処理手順を示すフローチャートである。
【図7】第2の監視処理手順を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施の形態による通信システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20、40……通信システム、2、21、42……電気自動車、2A、21A、42A……自動車側通信システム部、3A、25A……家屋側通信システム部、4……充電用ケーブル、5、26……パーソナルコンピュータ、6……ルータ、7、12……電灯線情報重畳分離回路、9……電灯線、11、24、43……車載用情報機器、13……バッテリ、14……充電器、15……計測器、22……監視カメラ、23……振動センサ、D1……音楽データ、D2……著作権情報、D3……走行情報、DP……パケットデータ、S1……電力信号、S2……送信信号。
Claims (9)
- 電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、
上記電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部と
を具え、
上記第1及び第2の通信システム部は、
上記電力供給側から上記電気自動車に上記電力を供給するための電力供給線を介して通信する
ことを特徴とする通信システム。 - 上記第1の通信システム部は、
通信機能を有する第1の情報機器と、
上記第1の情報機器から出力される第1の情報信号を上記電力供給線を流れる電力信号に重畳すると共に、上記第2の通信システム部から上記電力信号に重畳されて送信される第2の情報信号を上記電力信号から分離する第1の重畳分離手段とを有し、
上記第2の通信システム部は、
通信機能を有する第2の情報機器と、
上記第2の情報機器から出力される上記第2の情報信号を上記電力供給線を流れる上記電力信号に重畳すると共に、上記第1の通信システム部から上記電力信号に重畳されて送信される上記第1の情報信号を上記電力信号から分離する第2の重畳分離手段とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 上記第1の通信システム部は、
上記電気自動車に搭載された監視カメラの出力に基づき得られる映像情報を上記第1の情報信号として上記第2の通信システム部に送信し、
上記第2の通信システム部は、
上記第1の通信システム部から送信される上記映像情報に基づく映像を可視表示する表示手段を具える
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 上記第1の通信システム部は、
上記電気自動車に搭載された振動センサの出力に基づき検知した異常を通知するための警告情報を上記第1の情報信号として上記第2の通信システム部に送信し、
上記第2の通信システム部は、
上記第1の通信システム部から送信される上記警告情報に基づいて、上記異常をユーザに知らせるための所定の警告処理を実行する警告処理手段を具える
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 上記第2の通信システム部は、外部のネットワーク網に接続された第3の情報機器と通信するためのネットワーク間接続装置を具え、
上記第1の通信システム部は、
上記電力供給線及び上記第2の通信システム部の上記ネットワーク間接続装置を介して、上記第3の情報機器と通信する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 電気自動車側に設けられた第1の通信システム部と、上記電気自動車に充電用の電力を供給する電力供給側に設けられた第2の通信システム部とを有する通信システムにおける上記第1及び第2の通信システム部間の通信方法において、
情報信号を送信する上記第1又は第2の通信システム部側において、当該情報信号を上記電力供給側から上記電気自動車に上記電力を供給するための電力供給線を流れる電力信号に重畳する第1のステップと、
上記情報信号を受信する上記第2又は第1の通信システム部側において、上記電力供給線を介して送信される上記情報信号を上記電力信号から分離して取り出す第2のステップと
を具えることを特徴とする通信方法。 - 上記第1のステップでは、
上記電気自動車に搭載された監視カメラの出力に基づき得られる映像情報を上記情報信号として上記第1の通信システム部から上記第2の通信システム部に送信し、
第2のステップでは、
上記第2の通信システム部側において、上記第1の通信システム部から送信される上記映像情報に基づく映像を可視表示する
ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。 - 上記第1のステップでは、
上記電気自動車に搭載された振動センサの出力に基づき検知した異常を通知するための警告情報を上記情報信号として上記第1の通信システム部から上記第2の通信システム部に送信し、
上記第2のステップでは、
上記第2の通信システム部側において、上記第1の通信システム部から送信される上記警告情報に基づいて、上記異常をユーザに知らせるための所定の警告処理を実行する
ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。 - 上記第2の通信システム部は、外部のネットワーク網に接続された第3の情報機器と通信するためのルータを具え、
上記第1の通信システム部は、上記電力供給線及び上記第2の通信システム部の上記ルータを介して、上記第3の情報機器と通信する
ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
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