JP2012102713A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮比設定の最適化を図る。
【解決手段】内燃機関は、機関圧縮比を連続的に変更可能な可変圧縮比機構を有する。そして、運転状態検出処理を実施し(S1)、を実施し(S2)、圧縮比変更処理を実施する。つまり、運転者により選択された運転条件(第1運転モードあるいは第2運転モード)に応じて、内燃機関の機関回転速度及び負荷とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定を変更することで、低負荷運転時における圧縮比設定の最適化を実現する。
【選択図】図6

Description

本発明は、機関圧縮比を連続的に変更可能な可変圧縮比機構を有する内燃機関の制御装置に関する。
例えば、特許文献1には、内燃機関と電動機を動力源として備えたハイブリッド車両において、アクチュエータにより駆動され、燃焼室の容積を変更することで圧縮比を変更する可変圧縮比機構を備え、前記電動機を発電機として機能させて電力回生を行う場合には、前記電動機で電力回生を行わない場合に比べて、圧縮比を低下させる技術が開示されている。
また、内燃機関の圧縮比を可変制御するにあたっては、ノッキング等の異常燃焼を回避しつつ燃費の向上が図れるよう、低負荷運転時(部分負荷時)には熱効率向上のために高圧縮比に制御され、高負荷運転時にはノッキング回避のために低圧縮比に制御されるのが一般的である。
ここで、低負荷運転時に設定される圧縮比は、低負荷運転から高負荷運転に切り替わるとき、負荷の増加に伴い高負荷運転時に設定される圧縮比まで応答性良く低下させることができるように設定しておく必要がある。つまり、低負荷運転時において燃費向上を図る上で最適な圧縮比と、高負荷運転時において異常燃焼を回避を図る上で最適な圧縮比と、を単に組み合わせた圧縮比の設定では、負荷変動に伴う圧縮比の変化量が大きくなったとき、例えば急加速時のような場合に、圧縮比が応答性よく切り替わらず、ノッキング等の異常燃焼が発生するおそれがあるので、圧縮比を可変する機構を駆動するアクチュエータの応答遅れを考慮して、予め低負荷運転時に設定される圧縮比の値を、低圧縮比側に設定しておく必要がある。
特許第4127157号
しかしながら、運転者が急加速する意志がない場合や、ハイブリッド車両において、車両の駆動源となる電動機に電力を供給するバッテリ(蓄電装置)のバッテリSOCが高く、電動機による駆動力のアシストにより内燃機関の負荷変動を小さくできるような場合においては、必ずしも、可変圧縮比機構を駆動するアクチュエータの応答遅れを考慮して、低負荷運転時に設定される圧縮比の値を低圧縮比側に設定しておく必要はない。
そこで、本発明は、可変圧縮比機構を駆動するアクチュエータの応答遅れを考慮する必要がある場面と、考慮する必要がない場面とでは、機関回転速度と負荷が同じであっても、圧縮比の設定を変更することで、低負荷時における圧縮比設定のより一層の最適化を図ろうとするものである。
そこで、本発明は、機関圧縮比を連続的に変更可能な可変圧縮比機構を有し、運転条件に基づいて、内燃機関の機関回転速度及び負荷で規定される該内燃機関の運転領域を変更すると共に、前記運転領域の広さに応じて前記機関回転速度及び前記負荷とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定を変更することを特徴としている。
本発明によれば、運転領域の広さに応じて各運転点に対する圧縮比の設定が変更されるので、該運転領域内での負荷変化に伴う圧縮比変化の応答性を確保しつつ、低負荷運転時における圧縮比設定を運転領域の広さに応じて最適化(最大限高圧縮比化)することが可能となる。
本発明に係る内燃機関の制御装置のシステム構成の概略を示す説明図。 本発明に係る内燃機関の制御装置に適用される可変圧縮比機構を模式的に示した説明図。 可変圧縮比機構のリンク姿勢を模式的に示した説明図であって、(A)は高圧縮比位置を示し、(B)は低圧縮比位置を示す。 可変圧縮比機構のピストンモーションを示す特性図。 可変圧縮比機構における低圧縮比位置と高圧縮比位置でのコントロールリンクとコントロールシャフト等の位置関係を模式的に示した説明図。 第1実施例における内燃機関全体の制御の流れを示すフローチャート。 図6のS1における運転状態検出処理の内容を示すサブルーチン。 図6のS2における使用負荷領域変更処理の内容を示すサブルーチン。 第1運転モードのときに用いられる吸入空気量制限テーブルを示した説明図。 第2運転モードのときに用いられる吸入空気量制限テーブルを示した説明図。 図6のS3における圧縮比設定変更処理の内容を示すサブルーチン。 第1運転モードのときに用いられる圧縮比設定マップを示した説明図。 第2運転モードのときに用いられる圧縮比設定マップを示した説明図。 本発明が適用されたハイブリッド車両のシステム構成を模式的に示した説明図。 第2実施例における内燃機関全体の制御の流れを示すフローチャート。 図15のS110における使用負荷領域変更処理の内容を示すサブルーチン。 最大負荷を算出する際に用いる最大負荷マップを示したを示した説明図であって、(A)は検出されたバッテリSOCで出力可能なモータトルクの最大値を示し、(B)は充填効率に応じた内燃機関の全開出力時の負荷特性を示す。 図15のS120における圧縮比設定変更処理の内容を示すサブルーチン。 内燃機関の使用負荷領域と圧縮比との相関を模式的に示した説明図。 バッテリSOC小の場合における内燃機関の使用負荷領域と圧縮比との相関を模式的に示した説明図。 バッテリSOC大の場合における内燃機関の使用負荷領域と圧縮比との相関を模式的に示した説明図。 その他の実施例における圧縮比設定マップの一例を示した説明図。
以下、本発明の一実施形例を図面に基づいて詳細に説明する。
始めに、本発明が適用される内燃機関の基本的な構成を説明する。図1に示すように、この内燃機関1は、駆動源として車両に搭載されるものであって、シリンダヘッド1aとシリンダブロック1bとにより大略構成されており、かつ、ピストン3の上方に画成される燃焼室4内の混合気を火花点火する点火プラグ9を備えたガソリンエンジン等の火花点火式内燃機関である。この内燃機関1は、周知のように、吸気カム12により駆動されて吸気ポート7を開閉する吸気弁5と、排気カム13により駆動されて排気ポート8を開閉する排気弁6と、吸気ポート7に燃料を噴射する燃料噴射弁10と、吸気コレクタ14の上流側を開閉して吸入空気量を調整するスロットル15と、を有し、かつ、機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構20を備えている。
エンジンコントロールモジュール(ECM)11は、CPU、ROM、RAM及び入出力インターフェースを備えた周知のデジタルコンピュータであり、排気の空燃比を検出する空燃比センサ16からの空燃比センサ信号、スロットル開度を検出するスロットルセンサ信号、機関水温を検出する水温センサからの水温センサ信号、機関回転速度を検出するクランク角センサからのクランク角センサ信号、ノッキングの有無を検出するノックセンサからのノックセンサ信号、運転者のスイッチ操作により設定される車両の運転モード(詳細は後述)に関する信号、バッテリ17から供給される電力により可変圧縮比機構20のコントロールシャフト27を駆動する電動機21からの回転角センサ信号や負荷センサ信号等の各種信号に基づいて、燃料噴射弁10、点火プラグ9、スロットル15、及び可変圧縮比機構20の電動機21等の各種アクチュエータへ制御信号を出力して、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、スロットル開度、及び機関圧縮比等を統括的に制御する。
図2及び図3に示すように、可変圧縮比機構20は、ピストン3とクランシャフト22のクランクピン23とを複数のリンクで連係した複リンク式ピストン−クランク機構を利用したものであって、クランクピン23に回転可能に装着されたロアリンク24と、このロアリンク24とピストン3とを連結するアッパリンク25と、偏心軸部28が設けられたコントロールシャフト27と、偏心軸部28とロアリンク24とを連結するコントロールリンク26と、を有している。アッパリンク25は、一端がピストンピン30に回転可能に取り付けられ、他端が第1連結ピン31によりロアリンク24と回転可能に連結されている。コントロールリンク26は、一端が第2連結ピン32によりロアリンク24と回転可能に連結されており、他端が偏心軸部28に回転可能に取り付けられている。
コントロールシャフト27は、クランクシャフト22と平行に配置され、かつシリンダブロック1bに回転可能に支持されている。そして、このコントロールシャフト27は、歯車機構29を介して電動機21によって回転駆動され、その回転位置が制御されている。
電動機21によりコントロールシャフト27の回転位置を変更することにより、図3にも示すように、コントロールリンク26によるロアリンク24の姿勢が変化し、ピストン3のピストンモーション(ストローク特性)、すなわちピストン3の上死点位置及び下死点位置の変化を伴って、機関圧縮比が連続的に変更・制御される。
このような複リンク式ピストン−クランク機構を利用した可変圧縮比機構20によれば、機関運転状態に応じて機関圧縮比を適正化することで燃費や出力向上を図れることに加え、ピストンとクランクピンとを一本のリンクで連結した単リンク機構に比して、ピストンストローク特性(図4参照)そのものを例えば単振動に近い特性に適正化することができる。また、単リンク機構に比して、クランクスローに対するピストンストロークを長くとることができ、機関全高の短縮化や高圧縮比化を図ることができる。更に、アッパリンク25の傾きを適正化することで、ピストン3やシリンダに作用するスラスト荷重を低減・適正化し、ピストン3やシリンダの軽量化を図ることができる。なお、コントロールシャフト27を駆動するアクチュエータとしては図示の電動機21に限らず、例えば油圧制御弁を用いた油圧式の駆動装置であっても良い。
また、図5に示すように、この可変圧縮比機構20は、高圧縮比側から低圧縮比側への変更が遅れると過渡的にノッキング等を生じるおそれがあるために、高圧縮比側での圧縮比変更速度が低圧縮比側での圧縮比変更速度よりも大きくなるように構成されている。具体的には、高圧縮比位置の設定では、低圧縮比位置の設定に比して、コントロールリンク26のリンク中心線と、コントロールシャフト27の回転中心と偏心軸部28の中心とを結ぶ偏心線と、のなす角度が直角に近くなり、モーメントの腕長さが大きくなって、電動機21(アクチュエータ)による駆動モーメントが大きくなり、ひいては変更速度が大きくなるように構成されている。
ここで、本実施例においては、運転者のスイッチ操作により内燃機関1の運転モードを選択可能になっている。運転条件変更手段としての上記スイッチの操作により選択可能な車両の運転モードとして、出力(加速性能)を重視した第1運転モードと、燃費を重視した(低燃費指向の)第2運転モードとが設定されている。
第2運転モードが選択されている場合、運転者は急加速等の高負荷運転をする意志がないので、第1運転モードが選択されている場合に比べて、内燃機関1の機関回転速度及び負荷で規定される内燃機関1の運転領域のうち高負荷側の領域が使用されなくなり、内燃機関1の実質的な運転領域は小さくなる。つまり、この場合には、低負荷運転時に設定される相対的に高い圧縮比から高負荷運転時に設定される相対的に低い圧縮比へ切り替わる際に可変圧縮比機構20を駆動する電動機21の応答遅れを考慮して、低負荷運転時に設定される圧縮比の値を予め低圧縮比側に設定しておく必要がなくなることになる。
そこで、本実施例においては、運転者により選択された運転条件(第1運転モードあるいは第2運転モード)に応じて、内燃機関1の機関回転速度及び負荷とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定を変更することで、低負荷運転時における圧縮比設定の一層の最適化を図る。
図6は、本実施例における内燃機関1全体の制御の流れを示すフローチャートである。S1では運転状態検出処理を実施し、S2では使用負荷領域変更処理を実施し、S3では圧縮比変更処理を実施し、S4ではS3の処理結果に基づいて可変圧縮比機構20の圧縮比の設定を制御し、S5では、S2の処理結果に基づいて吸入空気量の制御する。
図7は、上述したS1における運転状態検出処理の内容を示すサブルーチンである。S11では、運転者のスイッチ操作により現在選択されている内燃機関1の運転モードを読み込む。S12では、現在選択されている運転モードが動力性能向上を意図した運転モードであるか、すなわち出力(加速性能)を重視した第1運転モードであるか否かを判定し、第1運転モードが選択されている場合はS13へ進んでモード状態を「1」に設定し、第1運転モードではなく燃費を重視した第2運転モードが選択されている場合にはS14へ進んでモード状態を「2」に設定する。
図8は、上述したS2における使用負荷領域変更処理の内容を示すサブルーチンである。S21では、現在設定されているモード状態を読み込む。S22では、現在のモード状態が「1」であるか、すなわち運転モードが出力(加速性能)を重視した第1運転モードであるか否かを判定し、モード状態が「1」である場合にはS23へ進み、現在のモード状態が「1」ではなく燃費を重視した第2運転モードを示す「2」の場合にはS24へ進む。S23では、内燃機関1の吸入空気量を制御するにあたって、図9に示すような吸入空気量制限テーブル1が選択される。S24では、内燃機関1の吸入空気量を制御するにあたって、図10に示すような吸入空気量制限テーブル2が選択される。吸入空気量制限テーブル2は、燃費を重視した第2運転モードにおける吸入空気量制限を示すものであって、図10中に破線で示した吸入空気量制限テーブル1の特性線に対して、機関回転速度の小さい領域から大きい領域に至る全域で、充填効率の上限が小さくなるよう設定されている。なお、充填効率は内燃機関1の負荷とも見なせるので、換言すれば、吸入空気量制限テーブル2は、吸入空気量制限テーブル1に対して、機関回転速度の小さい領域から大きい領域に至る全域で、負荷の上限が小さくなるよう設定されているともいえる。なお、図9及び図10は、吸気温、油水温等の諸条件が同一条件下でのテーブルを示している。
図11は、上述したS3における圧縮比設定変更処理の内容を示すサブルーチンである。S31では、現在設定されているモード状態を読み込む。S32では、現在のモード状態が「1」であるか、すなわち運転モードが出力(加速性能)を重視した第1運転モードであるか否かを判定し、モード状態が「1」である場合にはS33へ進み、現在のモード状態が「1」ではなく燃費を重視した第2運転モードを示す「2」の場合にはS34へ進む。S33では、内燃機関1の圧縮比を制御するにあたって、図12に示すような圧縮比設定マップ1が選択される。S34では、内燃機関1の圧縮比を制御するにあたって、図13に示すような圧縮比設定マップ2が選択される。なお、図12及び図13は、吸気温、油水温等の諸条件が同一条件下でのマップを示している。
圧縮比設定マップ2が選択される第2運転モードでは運転者は急加速等の高負荷運転をする意志がない。そのため、圧縮比設定マップ2は、圧縮比設定マップ1に比べて、低負荷運転時に設定される圧縮比の値が、高圧縮比側に設定されている。すなわち、圧縮比設定マップ2は、圧縮比設定マップ1に比べて、内燃機関1の機関回転速度及び負荷(充填効率)とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定が、低負荷側では高圧縮比側に設定され、高負荷側では低圧縮比側に設定されている。
このような本実施例においては、運転モード(運転領域の広さ)に応じて各運転点に対する圧縮比の設定が変更されるので、運転領域内での負荷変化に伴う圧縮比変化の応答性を確保しつつ、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定を運転領域の広さに応じて最適化(最大限高圧縮比化)することが可能となる。
詳述すれば、高負荷側の運転が制限され、第1運転モードに比べ運転領域が狭くなるような第2運転モードでは、第1運転モードで要求される圧縮比に比べて、高負荷側の運転で要求される圧縮比の値を相対的に大きくできるので、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定を、相対的により高圧縮比側に設定しても、該運転領域内での負荷変化に伴う圧縮比変化の応答性を確保することができる。これは、圧縮比設定マップ2においては、高負荷側に設定される圧縮比の値が圧縮比設定マップ1に比べて大きくなる分、低負荷側に設定される圧縮比の値を圧縮比設定マップ1に比べて大きくし、負荷変化に伴う圧縮比の変化幅については、圧縮比設定マップ1が選択されている場合と同等となっているからである。
また、第2運転モードでは、高負荷側の運転が制限され、第2運転モードにおける運転領域の高負荷側に設定される圧縮比を相対的に大きくすることができるので、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定をより高圧縮比側に設定することが可能となり、燃費の改善を図る上で低負荷運転時における圧縮比設定を一層最適化することができる。
なお、この第1実施例においては、運転者のスイッチ操作によって選択可能な運転モードが出力重視の運転モードと燃費重視の運転モードの2種類であるが、運転者のスイッチ操作によって選択可能な運転モードを2種類以上にすることも可能である。
次に、本発明の第2実施例について説明する。この第2実施例は、車両の駆動源として上述した内燃機関1のほかにモータ40を備えたハイブリッド車両に適用したものである。なお、上述した第1実施例と共通の構成要素については同一の符号付し、重複する説明を省略する。
図14は、本発明が適用されたハイブリッド車両のシステム構成を模式的に示した説明図である。このハイブリッド車両は、駆動源として上述した内燃機関1と、発電機としても機能するモータジェネレータ40(以下、モータ40と記す)と、内燃機関1とモータ40の動力をディファレンシャルギヤ41を介して駆動輪42に伝達する自動変速機43と、エンジン1とモータ40との間に介装された第1クラッチ44(CL1)と、モータ40と駆動輪42との間に介装された第2クラッチ45(CL2)と、を備えている。
内燃機関1は、上述したよう可変圧縮比機構20を備えている。自動変速機43は、例えば、前進5速後退1速や前進6速後退1速等の有段階の変速比を車速やアクセル開度等に応じて自動的に切り換える(変速制御を行う)ものである。なお、本実施例における第2クラッチ45は、自動変速機43の変速要素として設けられている複数の摩擦締結要素のうち、各変速段の動力伝達経路に存在する摩擦締結要素を流用したものであって、実質的に自動変速機43の内部に構成されたものである。
このハイブリッド車両は、車両を統合制御するHCM(ハイブリッドコントローラモジュール)46と、ECM11、MC(モータコントローラ)47及びATCU(オートマチックトランスミッションコントロールユニット)48を有している。
HCM46は、互いに情報交換が可能な通信線49を介して、ECM11、MC47及びATCU48と接続されている。
ECM11は、HCM46からの指令に応じて、エンジン1を制御している。なお、ECM11に入力されている各種信号は、通信線49を介してHCM46に出力されている。
MC47は、HCM46からの指令に応じて、モータ40を制御している。また、モータ40は、バッテリ17から供給された電力が印加された力行運転と、発電機として機能してバッテリ17を充電する回生運転と、起動及び停止の切り換えと、がMC47によって制御されている。なお、モータ40の出力(電流値)は、MC47で監視されている。つまり、MC47によりモータ出力が検知されている。
ATCU48は、HCM10からの第2クラッチ制御指令に応じ、変速制御における第2クラッチ制御に優先し、第2クラッチ7の締結・開放を制御する。また、ATCU48は、HCM46からの変速制御指令に応じて、自動変速機43の変速制御を実施する。
なお、第1クラッチ44は、HCM46からの第1クラッチ制御指令に基づいて、締結及び開放が制御されている。また、HCM46からECM11、MC47、ATCU48等に出力される各種指令信号は、運転状態に応じて算出されるものである。また、HCM46には、バッテリ17の充放電状態に関する情報、すなわち運転条件であるバッテリ17の充電量(SOC)に関する情報等も入力されている。
このような第2実施例においては、上述したように、車両の駆動源となるモータ40に電力を供給するバッテリ17のバッテリSOCが高く、モータ40による駆動力のアシストにより内燃機関1の負荷変動を小さくできるような場合において、必ずしも、可変圧縮比機構20を駆動する電動機21の応答遅れを考慮して、低負荷運転時に可変圧縮比機構20に設定される圧縮比の値を予め低圧縮比側に設定しておく必要はない。
そこで、このような第2実施例においては、モータ40に電力を供給するバッテリ17のバッテリSOCに応じて、内燃機関1の機関回転速度及び負荷とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定を変更することで、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定の一層の最適化を図る。
図15は、第2実施例における内燃機関1全体の制御の流れを示すフローチャートである。S100ではバッテリ17のSOCを検出し、S110では使用負荷領域変更処理を実施し、S120では圧縮比変更処理を実施し、S130ではS3の処理結果に基づいて圧縮比可変機構20の圧縮比の設定を制御し、S140では、S110の処理結果に基づいて吸入空気量の制御する。
図16は、上述したS110における使用負荷領域変更処理の内容を示すサブルーチンである。
S111ではバッテリ17のバッテリSOCを読み込み、S112ではバッテリSOCを用いて、モータ40で出力可能な最大モータトルク及び内燃機関1の最大負荷をそれぞれ対応する最大負荷マップ(後述する図17を参照)から検索し、S114ではバッテリSOCに応じた内燃機関1の使用負荷領域を設定する。
図17は、バッテリSOCに応じたモータ40及び内燃機関1の最大負荷を算出する際に用いる最大負荷マップを示したものであって、図17(A)は検出されたバッテリSOCで出力可能なモータトルクの最大値を示し、図17(B)は、充填効率(負荷)に応じた内燃機関1の全開出力時(スロットル全体で自然吸気の状態であるNA−WOT)の負荷特性を示している。なお、図17(A)及び図17(B)は、吸気温、油水温等の諸条件が同一条件下でのマップを示している。
モータ40で出力可能な最大モータトルクは、バッテリSOCが小さくなるほど、また内燃機関1の機関回転速度が大きくなるほど小さくなる。具体的には、図17(A)に実線で示すバッテリSOCが最大値のときに出力可能な最大モータトルクに対し、図17(A)に破線で示すように、バッテリSOCが小さくなるほど、そのときに出力可能な最大モータトルクは小さくなる。
内燃機関1の出力は、ハイブリッド車両の場合、モータ40で出力可能なモータトルクを補うように設定されればよく、バッテリSOCが大きくなるほど内燃機関1で出力可能な最大負荷は小さくなるよう設定されている。具体的には、バッテリSOCが最大値のときには、例えば図17(B)に実線で示すように、内燃機関1で出力可能な最大負荷が設定され、バッテリSOCが最小値のときには、例えば図17(B)に一点鎖線で示すように、内燃機関1で出力可能な最大負荷が設定される。つまり、図17(B)によって設定さた内燃機関1の最大負荷によって、内燃機関1の使用負荷領域が設定されることになる。
図18は、上述したS120における圧縮比設定変更処理の内容を示すサブルーチンである。S121では、内燃機関1の使用負荷領域を読み込み、S122では使用負荷領域から基準圧縮比を算出し、S123ではこの基準圧縮比から低負荷圧縮比を算出する。ここで、基準圧縮比は、内燃機関1の全開出力時(スロットル全体で自然吸気の状態であるNA−WOT)であってもノッキング等を回避し得る圧縮比である。図19〜図21を用いて詳述する。図19〜図21は、内燃機関1の使用負荷領域と圧縮比との相関を模式的に示した説明図であって、図19は便宜上バッテリSOC大の場合とバッテリSOC小の場合とを合わせて示しものであり、図20はバッテリSOC小の場合を示し、図21はバッテリSOC大の場合を示している。
内燃機関1の負荷状態が低負荷状態から高負荷状態へ切り替わると、内燃機関1の回転速度を一定とすれば、このとき内燃機関1には、最大で圧縮比を内燃機関1の全開出力時相当のトルクが得られる最低圧縮比まで変化(低下)させることが要求される。
例えば、図中にAで示すような低負荷状態からアクセルペダルが一気に踏み込まれた場合、バッテリSOC小のときにはSOC小での全開出力時(NA−WOT)の特性線(図中に破線で示す)上のBまで内燃機関の負荷が上昇することになる。バッテリSOC大のときにはSOC大での全開出力時(NA−WOT)の特性線(図中に実線で示す)上のCまで内燃機関の負荷が上昇することになる。
この第2実施例においては、このような低負荷の状態Aから全開出力時(NA−WOT)相当の負荷まで内燃機関1の負荷が変化する最も負荷変化が大きい状態においても圧縮比変化の応答性を確保しつつ、低負荷時に設定される圧縮比の高圧縮比化を両立するため、基準圧縮比に対する圧縮比の変化幅が所定量以内となるように設定する。
すなわち、バッテリSOC小のときには、図19及び図20に示すように、図中にAで示すような低負荷状態から全開出力時(NA−WOT)の特性線(図中に破線で示す)上のBまで内燃機関の負荷が上昇した際のBにおける圧縮比をバッテリSOC小のときの基準圧縮比とする。そして、この図中にAで示す低負荷状態のときに設定される圧縮比を、このバッテリSOC小のときの基準圧縮比に対して、圧縮比の変化幅が所定量以内(例えば「2」以内)となるように設定する。例えば、この第2実施例においては、バッテリSOC小のときの基準圧縮比が「ε(圧縮比)=12」であるので、図中にAで示す低負荷状態のときに設定される圧縮比が「ε(圧縮比)=15」となるよう設定されている。
一方、バッテリSOC大のときには、図19及び図21に示すように、図中にAで示すような低負荷状態から全開出力時(NA−WOT)の特性線(図中に実線で示す)上のCまで内燃機関の負荷が上昇した際のCにおける圧縮比をバッテリSOC大のときの基準圧縮比とする。そして、この図中にAで示す低負荷状態のときに設定される圧縮比を、このバッテリSOC大のときの基準圧縮比に対して、圧縮比の変化幅が所定量以内(例えば「2」以内)となるように設定する。例えば、この第2実施例においては、バッテリSOC大のときの基準圧縮比が「ε(圧縮比)=14」であるので、図中にAで示す低負荷状態のときに設定される圧縮比が「ε(圧縮比)=15」となるよう設定されている。
このような第2実施例においては、運転条件であるバッテリSOCに応じて、内燃機関1の機関回転速度及び負荷とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定が変更されるので、可変圧縮比機構20を備えた内燃機関1をハイブリッド車両に適用した場合おいても、運転領域内での負荷変化に伴う圧縮比変化の応答性を確保しつつ、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定を運転領域の広さに応じて最適化(最大限高圧縮比化)することが可能となる。
詳述すれば、バッテリSOC大となる運転条件であれば、モータトルクによる駆動力のアシストにより内燃機関1の負荷変動を小さくできるので、高負荷側の運転でに要求される圧縮比が、モータトルクによる駆動力のアシストを受けにくくなるバッテリSOC小の場合に比べ相対的に大きくできる。すなわち、バッテリSOC小となる運転条件に比べ、バッテリSOC大となる運転条件では、モータトルクによる駆動力のアシストを受けられる分、内燃機関1の運転領域を狭くすることができる。そのため、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定を、相対的により高圧縮比側に設定しても、該運転領域内での負荷変化に伴う圧縮比変化の応答性を確保することができる。これは、図21において高負荷側に設定される圧縮比の値が、図20において高負荷側に設定される圧縮比の値に比べて大きくなる分、図21において低負荷側に設定される圧縮比の値を、図20において低負荷側に設定される圧縮比の値よりも大きくして、負荷変化に伴う圧縮比の変化幅については、SOC小の場合と同等となっているからである。
そして、バッテリSOC大となる運転条件であれば、モータトルクによる駆動力アシストにより、バッテリSOC大における運転領域の高負荷側に設定される圧縮比を相対的に大きくすることができるので、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定をより高圧縮比側に設定することが可能となり、燃費の改善を図る上でハイブリッド車両の低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定を一層最適化することができる。
また、車両がモータ40よって駆動され、第1クラッチ44が開放されて内燃機関1が停止した状態にあるときには、バッテリSOCに関わらず可変圧縮比機構20の圧縮比が低くなるよう設定されている。そのため、内燃機関1を始動させる際に、デコンプにより再始動させやすくなっている。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、例えば、運転者のスイッチ操作により内燃機関1の運転モードを選択可能なハイブリッド車両にも適用可能である。この場合、運転条件が運転者によって選択される運転モードと、バッテリ17のバッテリSOCとによって決定されることになり、内燃機関1の運転領域が一層狭くなるので、例えば、図22に示すような圧縮比設定マップを用いて、内燃機関1の圧縮比を設定することも可能である。すなわち、内燃機関1は、主として低負荷側でしか使用されない状況なので、低負荷側の運転で要求される圧縮比のみが設定された圧縮比設定マップを用いれば、低負荷運転時における可変圧縮比機構20の圧縮比設定をより一層最適化されることになる。
11…エンジンコントロールモジュール
20…可変圧縮比機構
21…電動機

Claims (7)

  1. 機関圧縮比を連続的に変更可能な可変圧縮比機構を有する内燃機関の制御装置において、
    前記内燃機関は、駆動源として車両に搭載されるものであって、
    運転条件に基づいて、前記内燃機関の機関回転速度及び負荷で規定される該内燃機関の運転領域を変更すると共に、前記運転領域の広さに応じて前記機関回転速度及び前記負荷とで決まる各運転点に対する圧縮比の設定を変更することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記運転条件を運転者の操作によって変更可能な運転条件変更手段を有し、
    前記運転条件は、運転者によって意図的に決定されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記運転者によって意図的に決定される運転条件が、低燃費を指向する運転条件の場合に、前記運転領域を狭くし、低負荷側の圧縮比設定を高くすることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 車両の駆動源として、前記内燃機関と電動機とを備え、
    前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、
    前記蓄電装置の蓄電状態を検知する蓄電状態検知手段と、を有し、
    前記運転状態は、前記蓄電装置の蓄電状態であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記蓄電装置の蓄電量が大きいほど、前記運転領域を狭くし、低負荷側の圧縮比設定を高くすることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記車両が前記電動機によって駆動され、前記内燃機関が停止した状態であるときには、該内燃機関の圧縮比を低く設定することを特徴とする請求項4または5に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記運転条件を運転者の操作によって変更可能な運転条件変更手段を有し、
    前記運転条件は、運転者による前記運転条件変更手段の操作、もしくは前記蓄電装置の蓄電状態の少なくとも一方に基づいて決定され、前記運転者によって意図的に決定される運転条件が、低燃費を指向する運転条件であればあるほど、また前記蓄電装置の蓄電量が大きくなるほど、前記運転領域を狭くし、低負荷側の圧縮比設定を高くすることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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