JP2012101618A - ドアパネル用排水弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期間にわたって優れた排水性と遮音性を発揮することのできるドアパネル用の排水弁を提供する。
【解決手段】 自動車のドアパネル2の下端部に形成された水抜き穴3に、外側から取付けられる排水弁1であり、中央部に穴部12を有する底板11の外周端部の全域から、上端面がドアパネル2外面の水抜き穴3の周囲部分に当接する外壁13を立設した水受部材10を備える。また、水受部材10の上面に、穴部12を塞いだ状態で、一方端部に設けた回動軸21を支点として回動自在に設けられ、水より比重の小さい略板状の浮き部材20を備える。さらに、水受部材10の外壁13の内側から立設され、ドアパネル2内面の水抜き穴3の周囲部分に係合する係合突起30を備える。そして、水受部材10に溜まった水の浮力で浮き部材20を浮かせて穴部12を開口し、当該穴部12から水を排出する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車のドアパネルの下端部に取付けられ、ドアパネルの内部に侵入した水を車外に排出する排水弁に関するものである。
自動車のドアパネルの下端部には、当該ドアパネルとドアガラスとの間部分などから侵入してきた水を車外に排出するための水抜き構造が形成されている。この水抜き構造には、単に水抜き穴を形成しただけのものや、水抜き穴を、ドアを閉じた際にウエザーストリップで塞ぐものがある。
しかし、水抜き穴を形成しただけのものは、そこから騒音が室内へ侵入するので遮音性が悪くなるといった問題がある。また、水抜き穴をウエザーストリップで塞ぐものは、ドアを開けないと水を排水することができないので、ドアを開けた際にドアパネルの内部に溜まっていた水が一度に排出され、乗降者の衣服を汚してしまい易い等の問題が発生する。
また、こうした問題に鑑み、水抜き穴に弁構造を設けたものが創案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の弁構造は、水の通路(連通孔)を、一方端部が固着された弁(フラップ)によって閉鎖し、溜まった水の重みによって、弁をその固着部分を支点として回動させて通路を開き、排水するようにしている。
また、特許文献2に記載の弁構造も同様に、一方端部を回動部分とした弁(フラップ)で水の通路(連通路)を閉鎖しておき、溜まった水の重みで弁を開いて排水するようにしている。
すなわち、これら両文献に記載の弁構造は、通常状態では、弁の一方端部の撓み剛性によって水の通路を塞いでおき、ドアパネルの内部に水が溜まると、その水の重みで弁を押し開いて排水するものである。
特開平11−091633号公報 特開2008−126691号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に記載の弁構造は、上記したように、通常状態では弁の一方端部の撓み剛性によって水の通路を塞ぐ構成であるため、経年変化によって弁の一方端部が劣化して撓み剛性が低下すると、その弁は自重のみによって回動して通路が開いてしまう危険性がある。その場合、走行時における遮音性が著しく低下するといった問題が発生する。
本発明はこうした点に鑑み創案されたもので、長期間にわたって優れた排水性と遮音性を発揮することのできるドアパネル用の排水弁を提供することを課題とする。
図1乃至図6を参照して説明する。請求項1に記載のドアパネル用排水弁1は、自動車のドアパネル2の下端部に形成された水抜き穴3に、下外側から取付けられるものであり、中央部に穴部12を有する底板11の外周端部の全域から、上端面が前記ドアパネル2外面の前記水抜き穴3の周囲部分に当接する外壁13を立設した水受部材10を備える。
また、前記水受部材10の上面に、前記穴部12を塞いだ状態で、一方端部に設けた回動軸21を支点として回動自在に設けられ、水より比重の小さい略板状の浮き部材20を備える。さらに、前記水受部材10の外壁13の上端面内側から立設され、前記ドアパネル2内面の前記水抜き穴3の周囲部分に係合する係合突起30を備える。
そして、前記水受部材10に溜まった水の浮力で前記浮き部材20を浮かせて前記穴部12を開口し、当該穴部12から水を排出するものである。
請求項2に記載のドアパネル用排水弁1は、自動車のドアパネル2の下端部に形成された水抜き穴3に、下外側から取付けられるものであり、中央部に穴部12を有する底板11の外周端部の全域から、上端面が前記ドアパネル2外面の前記水抜き穴3の周囲部分に当接する外壁13を立設した水受部材10を備える。
また、前記水受部材10の上面に、前記穴部12を塞いだ状態で、一方端部に設けた回動軸21を支点として回動自在に設けられ、水より比重の小さい略板状の浮き部材20を備える。さらに、前記水受部材10の外壁13の上端面内側から立設され、前記ドアパネル2内面の前記水抜き穴3の周囲部分に係合する係合突起30を備える。
また、前記浮き部材20の周端部の少なくとも一部を、斜め上方に傾斜する傾斜部22としている。そして、前記水受部材10に溜まった水の浮力で前記浮き部材20を浮かせて前記穴部12を開口し、当該穴部12から水を排出するものである。
請求項3に記載のドアパネル用排水弁1は、自動車のドアパネル2の下端部に形成された水抜き穴3に、下外側から取付けられるものであり、中央部に平面円形状の穴部12を有する底板11の外周端部の全域から、上端面が前記ドアパネル2外面の前記水抜き穴3の周囲部分に当接する外壁13を立設した水受部材10を備える。
また、前記水受部材10の上面に、下端部に形成した略逆円錐体形状または球弧状の閉じ部23で前記穴部12を塞いだ状態で上下動自在に設けられ、水より比重の小さい浮き部材20を備える。さらに、前記水受部材10の上面に、前記浮き部材20を囲むように設けられ、当該浮き部材20の過度の移動を規制する規制部材40と、前記水受部材10の外壁13の内側から立設され、前記ドアパネル2内面の前記水抜き穴3の周囲部分に係合する係合突起30を備える。
そして、前記水受部材10に溜まった水の浮力で前記浮き部材20を浮かせて前記穴部12を開口し、当該穴部12から水を排出するものである。
請求項1に記載のドアパネル用排水弁1は、水受部材10に溜まった水の浮力で浮き部材20を浮かせて穴部12を開口し、その穴部12から水を排出するようにしているので、優れた排水性と遮音性を長期間にわたって発揮することができる。
すなわち、浮き部材20は水受部材10の上面に設けているため、通常の状態では、浮き部材20は水受部材10に下から支えられた姿勢で穴部12を塞いでおり、従来技術のように一方端部の撓み剛性によって塞ぐものではない。従って、経年変化によって撓み剛性が低下し、穴部12が開口して遮音性が低下してしまうといったことがなく、その結果、長期にわたって優れた排水性と遮音性を確保することができる。
請求項2に記載のドアパネル用排水弁1は、請求項1に記載の発明と同様の効果を発揮することができる。また、浮き部材20の周端部の少なくとも一部を、斜め上方に傾斜する傾斜部22としているので、より効果的に浮かせることができる。
例えば、多量の水が水受部材10に急激に流入した場合、傾斜部22を設けていないと、浮き部材20はその水圧によって押し下げられるため瞬時に穴部12を開口することができないが、傾斜部22を設けたことによって、水が当該傾斜部22と水受部材10の底板11との間に流れ込んで水受部材10に大きな浮力を与える。これにより、浮き部材20は瞬時に浮き上がって穴部12を開口するので、水受部材10に流入してきた大量の水の全てを円滑に排水することができる。
請求項3に記載のドアパネル用排水弁1は、請求項1に記載の発明と同様に、水受部材10に溜まった水の浮力で浮き部材20を浮かせて穴部12を開口し、その穴部12から水を排出するので、長期間にわたって、優れた排水性と遮音性を発揮することができる。
本発明に係る排水弁が取付けられる自動車を示す側面図である。 図1のX−X線断面拡大図である。 本発明の第一実施形態に係る排水弁を示すもので、図2の要部拡大一部切断面図である(図4のY−Y線一部切断面図)。 図3に示す排水弁の平面図である。 本発明の第二実施形態に係る排水弁を示すもので、図2の要部拡大一部切断面図である(図6のZ−Z線断面図)。 図5に示す排水弁の平面図である。
本発明に係るドアパネル用排水弁1の第一実施形態を、図1乃至図4に示す。これは、自動車のインナーパネル2aとアウターパネル2bで構成されるドアパネル2の前記インナーパネル2aの下端部に形成された平面矩形状の水抜き穴3に、外側から取付けることのできる排水弁1であり、水受部材10、浮き部材20および係合突起30を備える。なお、図2において、符号5はボディパネルを示し、符号6は当該ボディパネル5に取付けられ、ドアパネル2に弾接するウエザーストリップを示す。
水受部材10は樹脂製であり、中央部に穴部12を有する底板11の外周端部の全域から、上端面がドアパネル2外面の水抜き穴3の下面周囲部分に当接する外壁13を立設して構成される。本実施形態では、平面矩形状の水抜き穴3に対応して、底板11を平面矩形状とし、その四方端部から外壁13を立設している。なお、外壁13の上端面には、ドアパネル2の下面に弾接するシール材14を設けている。また、穴部12も平面矩形状としている。
浮き部材20は、水受部材10の上面に、穴部12を塞いだ状態で、一方端部に設けた回動軸21を支点として揺動自在に設けられ、水より比重の小さい略板状(平面矩形状)である。また、この浮き部材20は高い遮音性を備え、廉価な材料で形成することが望ましい。こうした点に鑑み、本実施形態では浮き部材20を発泡ウレタンで形成している。また、浮き部材20の回動軸21に隣接する端部と、それに対向する端部の双方を、斜め上方に傾斜する傾斜部22としている。なお、回動軸21は、その両端部を、水受部材10の外壁13内面の水平方向に設けた軸受15によって下方から支持されている。
係合突起30は、水受部材10の外壁13の内側から一体的に立設された樹脂製で、その外周側に形成した係合部31をドアパネル2内面の水抜き穴3の周囲部分に係合させている。なお、本実施形態における係合突起30は、四つの外壁13のそれぞれ中央に設けている。
本実施形態に係るドアパネル用排水弁1の作用について説明する。まず、この排水弁1の取付けは、ドアパネル2の外側から、その四つの係合突起30をドアパネル2(インナーパネル2a)に形成された水抜き穴3に差し込むことによって行う(図2参照)。従って、容易に取付けることができる。
この差し込みによって、外壁13の上端面に設けたシール材14がドアパネル2の外面に密に弾接すると共に、各係合突起30の係合部31がドアパネル2の内面に係合し、当該排水弁1(水受部材10)がドアパネル2に水密に、かつ抜け出し不能に組付く。従って、この状態では、水受部材10および浮き部材20によって、水抜き穴3の直下に水密性の高い箱状容器が形成される。
排水弁1をドアパネル2に取付けた状態では、水受部材10の穴部12は浮き部材20の自重によって塞がれる。従って、この通常の状態では浮き部材20のいずれの箇所にも大きな荷重が集中しないので、この浮き部材20は長期間にわたって損傷することなくその機能を発揮することができる。また、走行中においても、穴部12は浮き部材20によって塞がれた状態にあるので、騒音の侵入を効果的に防止することができる。
この状態で、水が、例えば、ドアパネル2とドアガラス4との間からドアパネル2の内部に侵入すると、そのまま流下してドアパネル2の下端部に達して水抜き穴3から水受部材10に達する。これにより、比重が水より小さい浮き部材20は、浮力の作用により、回動軸21を支点として回動するようにして浮き上がり、穴部12を開口し、そこから水を車外へ排出する。従って、ドアパネル2の内部に侵入してきた水を、常に円滑に排水することができる。
なお、本実施形態では、浮き部材20の回動軸21に隣接する部分と、それに対向する部分を傾斜部22としているので、この傾斜部22と底板11との間に流入する水が、浮き部材20に強い浮力を与える。従って、浮き部材20は瞬時に浮き上がって穴部12を開口し、水を迅速に排出する。これにより、水がドアパネル2内部の他の箇所に流出するのを防止して、全ての水を確実に排出することができる。
排水が完了すると、浮き部材20はその自重によって回動軸21を支点として元の状態まで回動して再び穴部12を塞ぐ。これにより、優れた排水性と遮音性の双方を長期間にわたって発揮することができる。
本発明に係るドアパネル用排水弁1の第二実施形態を、図1、図2、図5および図6示す。これは、第一実施形態と同様に、自動車のドアパネル2(インナーパネル2a)の下端部に形成された平面矩形状の水抜き穴3に、外側から取付けられる排水弁1であり、水受部材10、浮き部材20、規制部材40および係合突起30を備える。
水受部材10は、第一実施形態と同様、樹脂製で、中央部に平面円形状の穴部12を有する平面矩形状である底板11の四方の外周端部のそれぞれから、上端面がドアパネル2外面の水抜き穴3の周囲部分に当接する外壁13を立設して構成される。なお、外壁13の上端面には、シール材14を設け、ドアパネル2の外面と外壁13の上端面との間をシールしている。
浮き部材20は、水受部材10の上面に、下端部に形成した略逆円錐体形状の閉じ部23で穴部12を塞いだ状態で上下動自在に設けられ、水より比重が小さく、遮音性が良く、かつ廉価な材料(例えば、発泡ウレタン)で構成される。閉じ部23は、その上端より下位部分を穴部12の周端に当接させ、当接箇所より上部を水受部材10の内部に露出傾斜面23aとして露出させることが望ましい。こうすることによって、露出傾斜面23aが水の浮力を受けて、浮き部材20を迅速に浮き上がらせることができる。なお、閉じ部23の下端面と底板11の下端面をほぼ面一とし、外観性の向上を図っている。
なお、本実施形態における浮き部材20は、下端部を逆円錐台形状とし、それに連続する上部を円柱形状としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、下端部を球弧状とした球体とすることもできる。また、この浮き部材20は無垢状に形成しているが、中空状に形成することもできる。
規制部材40は樹脂製で、水受部材10の上面に、浮き部材20を囲むように設けられ、当該浮き部材20の過度の移動を規制する。本実施形態では、中央部を相互に連結した鈎状の柱材を、浮き部材20の側面と上面に近接して四本設け、浮き部材20が穴部12から上方向および横方向に必要以上に移動するのを防止している。
係合突起30は、第一実施形態と同様に樹脂製で、水受部材10の外壁13の内側から四本一体的に立設され、その係合部31をドアパネル2内面の水抜き穴3の周囲部分に係合させるものである。
本実施形態に係る排水弁1の作用について説明する。この排水弁1も、第一実施形態と同様に、ドアパネル2の外側から、その係合突起30を水抜き穴3に挿入してドアパネル2に係合させることによって容易に取付けることができる。この取付け状態では、水受部材10の外壁13の上端面に設けたシール材14がドアパネル2の外面に弾接するので、水抜き穴3の直下には水受部材10と浮き部材20とで水密な略箱状容器が形成される。
この状態で、水受部材10の穴部12は浮き部材20に塞がれているので、走行中(および停車中)における優れた遮音性を確保することができる。また、雨水などがドアパネル2の内部に侵入すると、その水はドアパネル2の下端部まで流下して水抜き穴3を通過した後、水受部材10に溜まる。この水受部材10に溜まった水によって浮き部材20が浮き上がり、穴部12が開放され、その穴部12から水が車外に排出される。これにより、優れた排水性を発揮することができる。
1 排水弁
2 ドアパネル
2a インナーパネル
2b アウターパネル
3 水抜き穴
4 ドアガラス
5 ボディパネル
6 ウエザーストリップ
10 水受部材
11 底板
12 穴部
13 外壁
14 シール材
15 軸受
20 浮き部材
21 回動軸
22 傾斜部
23 閉じ部
23a 露出傾斜面
30 係合突起
31 係合部
40 規制部材

Claims (3)

  1. 自動車のドアパネル(2)の下端部に形成された水抜き穴(3)に,外側から取付けられる排水弁であって、中央部に穴部(12)を有する底板(11)の外周端部の全域から,上端面が前記ドアパネル外面の前記水抜き穴の周囲部分に当接する外壁(13)を立設した水受部材(10)と、前記水受部材の上面に,前記穴部を塞いだ状態で,一方端部に設けた回動軸(21)を支点として回動自在に設けられ,水より比重の小さい略板状の浮き部材(20)と、前記水受部材の外壁の内側から立設され,前記ドアパネル内面の前記水抜き穴の周囲部分に係合する係合突起(30)と、を備え、前記水受部材に溜まった水の浮力で前記浮き部材を浮かせて前記穴部を開口し,該穴部から水を排出することを特徴とするドアパネル用排水弁。
  2. 自動車のドアパネル(2)の下端部に形成された水抜き穴(3)に,外側から取付けられる排水弁であって、中央部に穴部(12)を有する底板(11)の外周端部の全域から,上端面が前記ドアパネル外面の前記水抜き穴の周囲部分に当接する外壁(13)を立設した水受部材(10)と、前記水受部材の上面に,前記穴部を塞いだ状態で,一方端部に設けた回動軸(21)を支点として回動自在に設けられ,水より比重の小さい略板状の浮き部材(20)と、前記水受部材の外壁の内側から立設され,前記ドアパネル内面の前記水抜き穴の周囲部分に係合する係合突起(30)と、を備え、前記浮き部材の周端部の少なくとも一部を,斜め上方に傾斜する傾斜部(22)とし、前記水受部材に溜まった水の浮力で前記浮き部材を浮かせて前記穴部を開口し,該穴部から水を排出することを特徴とするドアパネル用排水弁。
  3. 自動車のドアパネル(2)の下端部に形成された水抜き穴(3)に,外側から取付けられる排水弁であって、中央部に平面円形状の穴部(12)を有する底板(11)の外周端部の全域から,上端面が前記ドアパネル外面の前記水抜き穴の周囲部分に当接する外壁(13)を立設した水受部材(10)と、前記水受部材の上面に,下端部に形成した略逆円錐体形状または球弧状の閉じ部(23)で前記穴部を塞いだ状態で上下動自在に設けられ,水より比重の小さい浮き部材(20)と、前記水受部材の上面に,前記浮き部材を囲むように設けられ,該浮き部材の過度の移動を規制する規制部材(40)と、前記水受部材の外壁の内側から立設され,前記ドアパネル内面の前記水抜き穴の周囲部分に係合する係合突起(30)と、を備え、前記水受部材に溜まった水の浮力で前記浮き部材を浮かせて前記穴部を開口し,該穴部から水を排出することを特徴とするドアパネル用排水弁。
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