JP2012100230A - 案内システム - Google Patents

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Abstract

【課題】提供されるサービスの種類ごとに必要時間が異なるような場合であっても、より適切なタイミングで、音声による案内メッセージを発信できる案内システムを提供すること。
【解決手段】本発明の案内システムは、利用者が、受信端末接続情報と、希望するサービスの種類と、通知して欲しいタイミング条件を指定する案内条件とを入力する入力手段と、受信端末接続情報と案内条件と記憶する案内情報記憶手段と、指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、サービスの種類に応じた必要時間を見積もり、サービスの進行状況もしくは時間の経過状況の少なくとも何れか一方に基づいて指定された案内条件が満足するタイミングを監視して、タイミングが来たときには、案内メッセージを音声信号に変換して、受信用端末装置へ送信する案内制御手段とを備えることにより、利用者は、タイミングが来たことを音声信号で確実に把握することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店や理髪店や各種受け付け等において来客が順番待ち、もしくは予約等をする場合に、適切なタイミングで案内してくれるシステムに関するものである。
ファミリーレストランや回転寿司店などの人気のある飲食店などにおいては、週末の夕方などの時間帯は特に、客が集中して順番待ちで混雑していることがある。
また、理髪店やエステ店や医院等の受け付けで、順番待ちや予約をする場合には、番号札を発行したり、順番待ち記入一覧表等に記入したりすることが行われている。
自分達の順番が当分先であれば、それまでの待ち時間の間に、別の用事を済ますために、店頭から一旦離れることも可能である。しかし、店頭から離れている状態では、前記順番待ち一覧表を見ることができないので、安心して他の用事をすることが困難であって、早めに店頭に戻らざるを得ないなどの不便がある。
また、理髪店の場合には、散髪だけの人の場合と、散髪、ヒゲソリ、毛染め等の多くのサービスを組み合わせる人の場合とでは、1人あたりの必要時間が大きくことなるという問題がある。このように、人によってサービス内容が異なる場合には、その人ごとのサービス内容を把握して、そのサービスに要する時間を見積もっておくことが、正確な順番待ちの案内には必要となる。
なお、自分の順番が来たら音声で知らせてくれるシステムが特許文献1などに提案されている。
特許文献1において提案されているシステムは、
携帯電話やインターネットの利用を不要にし、かつ煩雑な操作をなくして、カスタマーセンタによる適切な応答を可能にする電話受付けシステムおよび電話受付け方法を提供することを目的とするものであり、
顧客からの電話を受けてセンタの端末に接続する電話受付けシステムにおいて、受け付けデータベースに顧客の電話番号を順に登録し、顧客から電話を受けた場合にセンタの受付け端末が塞がっているとき、この顧客の電話番号を受付けデータベースに登録し、受付けデータベースに蓄積されている電話番号の中で所定順位になった電話番号の電話に、センタの受付け端末が応答する順位が近づいたことを知らせる音声メッセージを送るように構成されたものである。
特開2007−201849号公報
しかし、特許文献1において提案されている前記システムは、申し込んだ電話に対して音声メッセージを掛けて案内するシステムであり、店頭等の各種受け付けにおける順番待ちには採用困難である。
また、案内する順番がシステム側で固定されており、ニーズに合致したフレキシブルな設定ができない。また、音声メッセージによる案内を受けたら、その電話口で待機しておく必要がある等の問題があり、店頭等の各種受け付けにおける順番待ちシステムには採用困難である。
また、理髪店のように人によってサービス内容が異なり、必要とする時間も異なるような場合には、よりきめの細かい案内時間の予測が要求される。
そこで、本発明においては、提供されるサービスの種類ごとに必要時間が異なるような場合であっても、より適切なタイミングで、音声による案内メッセージを発信できる案内システムを提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る案内システムは、
サービスを受ける順番を待っている利用者が所持する受信用端末装置に、順番が近づいたことを案内メッセージで通知する案内システムであって、
利用者が、少なくとも案内メッセージを通知してほしい受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、順番待ちを希望するサービスの種類と、案内メッセージを通知して欲しいタイミング条件を指定する案内条件と、を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された受信端末接続情報と案内条件とを対応付けして記憶する案内情報記憶手段と、
前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、
既に入力されたサービスの種類に応じた必要時間を見積もり、サービスの進行状況もしくは時間の経過状況の少なくとも何れか一方に基づいて前記指定された案内条件が満足するタイミングを監視し、
前記案内条件が満足するタイミングが来たと判断したときには、
前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信する案内制御手段と、
を備えることにより、
前記受信用端末装置の利用者は、
前記案内条件が満足するタイミングが来たことを音声信号で把握し得るように構成されている。
なお、サービスを提供するスタッフが複数の場合も含んでいる。
請求項2に係る案内システムは、
サービスを受ける予約を行った利用者が所持する受信用端末装置に、予約に基づいたサービスを提供することが可能な日時が近づいたことを案内メッセージで通知する案内システムであって、
利用者が、少なくとも案内メッセージを通知してほしい受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、予約したサービスの種類と、案内メッセージを通知して欲しいタイミング条件を指定する案内条件と、を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された受信端末接続情報と案内条件とを対応付けして記憶する案内情報記憶手段と、
前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、
既に予約された日時と前記指定された案内条件が満足するタイミングを監視し、
前記案内条件が満足するタイミングが来たと判断したときには、
前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信する案内制御手段と、
を備えることにより、
前記受信用端末装置の利用者は、
前記案内条件が満足するタイミングが来たことを音声信号で把握し得るように構成されている。
請求項3に係る案内システムは、
サービスを受けた利用者が所持する受信用端末装置に、次回のサービスを提供することが可能な日時が近づいたことを案内メッセージで通知する案内システムであって、
利用者の受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、サービスを受けた日時と、受けたサービスの種類と、を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された受信端末接続情報とサービスの種類とを対応付けして記憶する案内情報記憶手段と、
前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、
前記入力されたサービスの種類に応じた必要間隔日数と前記サービスを受けた日時とに基づいて、次回のサービス案内予定日時を見積もり、前記サービス案内予定日時が来たと判断したときには、前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信する案内制御手段と、
を備えることにより、
前記受信用端末装置の利用者は、
次回のサービスに適したタイミングが来たことを知らせる案内メッセージを音声信号で把握し得るように構成されている。
また、サービスを提供する側は、顧客に対して適切なタイミングで次回のサービスを促すことができる。
次回のサービス案内予定日時を見積もる場合、サービスの種類に応じた標準的な必要間隔日数と、前記サービスを受けた日時とに基づいて、次回のサービスに適した次回実施日時を見積もり、また、前記次回実施日時の何日前に案内するかは予め決定しておき、該当する日時を案内予定日時として見積もるとよい。または、サービスの種類に応じた標準的な必要間隔日数を設定する場合に、予め案内するタイミングを加味した日数としてもよい。
請求項4に係る案内システムは、
複数の事業所員が所属する事業所の受け付けにおいて、来客が、面談を希望する事業所員を呼び出すための呼び出し情報を入力する入力手段と、前記呼び出し情報に基づいて該当する事業所員の受信用端末装置に対して所定の呼び出し用音声メッセージを送出する通信手段と、これらの手段を制御する案内制御手段とを備えた案内システムであって、
前記入力手段は、
前記事業所員を指定して呼び出すための指定手段と、
前記来客情報を入力する来客情報入力手段と、
前記事業所員の受信用端末装置から返信された受信用端末装置の状況を文字メッセージもしくは音声メッセージで出力する出力手段とを備え、
前記受信用端末装置は、
前記来客情報と、前記呼び出し用音声メッセージとを出力可能な出力手段と、
当該受信用端末装置の状況を返信可能な返信手段とを備えている
請求項5では、
前記通信手段としては携帯電話機が組み込まれている。
請求項6では、
前記案内制御手段は、
複数の案内メッセージを記憶する音声用記憶手段と、
複数の案内メッセージの中から何れか1つの案内メッセージを選択する選択手段とを備えている。
請求項7では、
前記案内制御手段は、
前記音声用記憶手段に記憶させるための案内メッセージを音声入力する音声入力手段と、
前記音声入力された案内メッセージを前記音声用記憶手段に記憶させる音声書き込み手段とを備えている。
利用者が、少なくとも案内メッセージを通知してほしい受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、案内メッセージを通知して欲しいタイミング条件を指定する案内条件とを入力しておけば、サービスの種類ごとに所要時間が異なる場合であっても、サービスの進行状況もしくは時間の経過状況の少なくとも何れか一方に基づいて前記指定された案内条件が満足するタイミングを監視し、前記案内条件が満足するタイミングが来たと判断したときには、前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信するので、前記受信用端末装置の利用者は、店頭に待機していなくても、前記案内条件が満足するタイミングが来たことを音声信号で把握することが可能となり、利用者への確実な案内が可能となる。
また、利用者は、自分の携帯電話機の電話番号を登録することにより、買い物や他の用事をしていても確実に手元の携帯電話機で案内メッセージを受け取ることができる。
前記タイミング条件としては、利用者の順番が予想される予想時刻の何分前に案内メッセージを希望するかという時刻で指定することも、利用者の順番待ち番号の何番前に案内メッセージを希望するかという順番で指定することも、空いている時刻のうちの何れかの時刻を指定して、その何分前に案内メッセージを希望すると指定することも可能であり、フレキシブルな順番待ち案内が可能となる。
請求項2に係る発明では、
利用者が所持する受信用端末装置に、予約に基づいたサービスを提供することが可能な日時が近づいたことを案内メッセージで通知することができるので、予約を忘れることがない。
請求項3に係る発明では、
サービスを提供する側は、顧客に対して適切なタイミングで次回のサービスを促すことができるので顧客を確保することができる。
請求項4に係る発明では、
会社等の事業所の受け付けにおいて、来客は、面談を希望する事業所員を呼び出すことが便利にでき、事業所員の方は、来客の訪問を把握して適切に対応することができる。
請求項5では、携帯電話機が組み込まれているので、案内システムの設置が容易である。
請求項6では、複数の案内メッセージの中から何れか1つの案内メッセージを選択することができるので、種々の案内メッセージを指定して案内通知することができる。
請求項7では、前記音声用記憶手段に記憶させるための案内メッセージを音声入力して、記憶させることができるので、案内メッセージの変更や追加も容易に行える。
本発明に係る案内システムの正面図と側面図である。 前記案内システムの構成図である。 前記案内システムのブロック図である。 実施例2の案内システムの構成図である。
以下に、本発明に係る案内システムを実施するための形態を、図1を参照して説明する。
図1に示した案内システム1は、電話回線等のネットワークNを介して携帯電話機や固定電話機などの受信用端末装置Tを呼び出して音声メッセージを送信する機能を備えている。
なお、前記受信用端末装置Tとしては、携帯電話機が効果的であるが、携帯情報端末や、固定電話でもよい。
以下においては、本発明の実施例1に係る案内システム1を、図1の構成図と、図2のブロック図を参照して説明する。
図1において、1は案内システムであり、タッチパネル付きの液晶ディスプレイ2と、前記液晶ディスプレイ2の背面に着脱可能に取り付けられた小型の制御装置3とから構成されている。前記制御装置3は、例えばVESA規格を採用することによって、同規格対応のディスプレイの背面に簡単に取りけることが可能となる。
前記制御装置3には、携帯電話ユニット4が内蔵されている。
前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ2は、例えば、理髪店の入り口の案内台の上に設置されている。なお、前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ2や前記制御装置3の電源スイッチや各種設定ボタン等は、顧客や外部の人間が勝手に操作しないようにカバーされている。
本発明の実施例1に係る案内システム1は、理髪店や飲食店に限らず、病院、美容室、エステサロン、エンジンオイル交換やタイヤ交換等のピットサービスを提供するカー用品店などのように、種々のサービスコースを提供できる店舗等における案内システムに採用することができる。
利用者は、タッチパネル付き液晶ディスプレイ2に表示される案内画面を見ながらタッチパネルを操作して、案内メッセージを通知してほしい自分の携帯電話機の電話番号等のように、自分の受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、案内メッセージの通知を希望するタイミング等を指定する案内条件と、希望するサービスコースの内容と、を入力するように構成されている。
前記受信端末接続情報としては、携帯電話番号や固定電話番号等の呼び出し番号と、電子メールアドレス等を登録することができる。
なお、前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ2は、液晶表示モジュール21と、当該液晶表示モジュール21の表示領域に重ねて配設されたタッチパネル22とから構成されており、例えば19インチ以上で32ビットカラー以上の液晶表示パネルを採用すると、表示できる情報量が多くなり文字フォントやアイコンも大きくできるので操作性が良くなる。
また、タッチパネル付き液晶ディスプレイ2と制御装置3とは別品で構成することに限らず、制御装置の基板をタッチパネル付き液晶ディスプレイの内部に組み込み一体化してもよく、独立したパソコンに、音声の録音/再生機能や、携帯電話への自動通報の機能を持たせてもよい。
前記制御装置3は、前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ2から入力された受信端末接続情報や案内条件等を整理してチェックした上で、順番待ちリストに加える。
前記制御装置3は、
前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ2から入力された利用者ごとの受信端末接続情報と、案内条件と、希望するサービスコースの種類とを、対応付けして順番待ちリストとして記憶する案内情報記憶手段31と、
複数種類の案内メッセージを記憶した音声用記憶手段32と、
前記音声用記憶手段32に記憶された案内メッセージを音声信号に変換する音声処理回路33と、
前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信可能状態になったことを確認して前記指定された案内メッセージを音声信号で送信する機能と、同様の案内メッセージを電子メールとして送信する機能とを備えた通信手段34と、
前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ2を接続するためのタッチパネルインターフェース35と、
プリンタや外部機器を接続可能なUSBインターフェースやLAN等のネットワークと接続するためのインターフェース36と、
フラッシュメモリ37と、
RAMを用いた作業用メモリ38と、
これらの構成要素を系統的に制御するCPU39と
を備えている。
なお、前記通信手段34は、既製の携帯電話機を利用した携帯電話ユニット4と、この携帯電話ユニット4を制御するコントローラ343とを備えている。
前記音声用記憶手段32には、複数の音声ファイルがデジタルデータに変換されて記憶されている。そして、前記音声処理回路33では、前記音声用記憶手段32から読み出した音声ファイルをアナログデータに変換して増幅して出力端子から音声出力するとともに、音声入力手段としての入力端子から入力される音声入力を、フィルタリング等の処理してデジタルデータに変換して、前記音声用記憶手段31に書き込む音声書き込み手段を備えている。
また、前記音声用記憶手段32には、複数の案内メッセージを記憶することができ、複数の案内メッセージの中から何れか1つの案内メッセージを選択する選択手段を備えている。
なお、前記案内情報記憶手段31と、前記フラッシュメモリ37とは、同じ記憶媒体内に設定してもよい。
前記理髪店等のスタッフが、パスワードを入力することによって、前記前記案内情報記憶手段31にアクセスして、散髪等のサービスの提供が済んだ客に関してはチェック入力して、順番待ちリストから外して、順番待ちリストを更新する操作を行うことができるスタッフモードも備えている。
前記CPU39は、
現在のサービスの進行状況に基づいて次の順番の顧客に対するサービスを提供可能となる時刻を予測し、その予測時刻をもとに前記案内情報記憶手段31に記憶されている順番待ちリストを調べる。
そして、前記順番待ちリストに記憶された各顧客の案内条件に基づいた案内タイミングと、前記予測時刻とを対比させて、両者がマッチする場合、例えば、現在のサービスが10分後に終了すると予測され、当該顧客の案内条件では10分前に案内を希望するという場合には、その案内条件に対応付けられた顧客の受信端末接続情報に基づいて前記通信手段34を制御して、指定された受信用端末装置を呼び出す。
そして、呼び出した受信用端末装置が通信可能状態になったことを確認したあとに、前記音声処理回路35を制御して、前記音声用記憶手段32から読み出した案内メッセージを音声信号で送信するように制御する。
なお、案内メッセージを電子メールとして送信する場合には、受信端末接続情報に含まれる電子メールアドレスを送信先と設定して送信するように制御する。
順番待ちリストは随時更新されているので、当該リストの上位から順番に順番待ちの優先権がある。そこで、現在のサービスの進行状況に基づいて次の順番の顧客に対するサービスを提供可能となる時刻を予測して、予測時刻が早い順に順番待ちリストを調べる。
また、複数のスタッフが並行して複数の顧客に対してサービスを提供しているような場合には、各顧客の終了時刻を予測して、予測時刻が早い順に順番待ちリストを調べる。
また、複数のスタッフが並行して複数の顧客に対して所要時間の異なるサービスをそれぞれ提供しているような場合には、各種類のサービス毎に標準的な所要時間をリストアップしておき、その所要時間に基づいて各顧客への各サービス終了時刻を予測して、予測時刻が早い順に順番待ちリストを調べる。
次の顧客に対するサービスを提供可能となる予測時刻が、例えば10分後である場合には、前記順番待ちリストの顧客の案内条件を調べて、10分前に案内を希望するように登録されている場合には、その顧客の受信用端末装置を呼び出す。5分前に案内を希望するように登録されている場合には、さらに5分待ってから呼び出す。
前記順番待ちリストの顧客の案内条件を調べて、特定のサービスコースや特定のテーブルを希望する等のように、特別なサービスを希望するように登録されている場合には、該当する条件が満たされるまで待ってからその顧客の呼び出しを行う。
また、理髪店等のように複数のスタッフが並行してサービスを提供している場合や、複数のテーブルや個室等を備えている飲食店の場合等においては、各スタッフ、各テーブル、もしくは個室が空きになる予測時間と、顧客の要求するサービス内容とを対応させて、マッチする顧客に対して、その受信用端末装置を呼び出す。
顧客は、以上のような案内条件等の順番待ち情報を登録した後は、店頭で待機しておく必要はなく、前記案内システム1から、自分の携帯電話機Tへ案内が来るまで、買い物や散歩などをすることができる。
また、店舗側としては、客の携帯電話機等へ、音声信号による案内メッセージと、電子メールによる案内メッセージを、適切なタイミングで送ることができる。
音声信号による案内メッセージは、客が携帯電話機の着信操作を行ってはじめて送られてくるので、電子メールのように一方的な通知ではなく、客の方は確実に案内メッセージを認識して、順番が近づいたこと認識することができる。
以上においては、順番待ちしている顧客に対する案内呼び出しの発信について説明したが、本発明を応用すると、理髪店等のように複数のスタッフが、それぞれ専門のサービス内容を提供するようなシステムの店舗におけるスタッフの作業管理も効率的に行うことが可能となる。
例えば、洗髪を専門に担当するスタッフの場合は、散髪を専門に担当する他のスタッフの作業が、およそあと何分後に終了するかを把握しておくことで、洗髪作業の段取りを効率よくできる。そのため、例えば散髪に30分の所要時間を要するとして、散髪開始したタイミングで時間計測を開始して、終了時刻の予測を行う。そして、その終了予測時刻の例えば3分前の予告時刻になったタイミングで、前記洗髪担当のスタッフにあと3分で散髪が終了して洗髪を開始すべき顧客がいることを知らせることができる。この場合には、受信用端末装置を呼び出すまでもなく、店内のディスプレイ画面に表示すればよい。
また、散髪等のように、各顧客(利用者)において、ある程度周期的に来店してサービスを繰り返すことが望まれる場合、各顧客がいちいち次回の予約をしなくても、店舗側において、そのサービスの標準的な間隔日数に基づいて、次回の来店希望日時を見積もり、そのタイミングで、顧客が所持する携帯電話機等の受信用端末装置に、次回のサービスを提供することが可能な日時が近づいたことを案内メッセージで通知して、来店を促すこともできる。
この場合には、制御装置側では、今回実施した日時と、そのサービスの種類に応じた必要間隔日数とに基づいて、次回の来店希望日時を見積もり、その日時に先立ってサービス案内すべき適切な予定日時を見積もり、前記サービス案内予定日時が来たと判断したときには、前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記顧客の携帯電話機を呼び出して音声信号で送信する案内制御手段を備えている。
顧客側は、次回のサービスに適したタイミングが来たことを知らせる案内メッセージを音声信号で把握し得るので、忘れることがなく、また、店舗側では顧客の囲い込みに効果が得られる。
図4は実施例2に係る案内システムの構成図であり、この案内システム4は、会社の受け付け等に設置したタッチパネル付き液晶ディスプレイ42で指定された社員に対して、その携帯電話等の受信用端末装置Tを呼び出して来客を告げる案内システムとして使用されるものである。
図において、
42はタッチパネル付き液晶ディスプレイであり、例えば受け付けデスクに設置されている。43は制御装置であり、例えば前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ42の背面に取り付けられた小型ケースに内蔵されている。
前記制御装置43は、図3と同様の構成であり、既製の携帯電話機を利用した携帯電話ユニットと、この携帯電話ユニットを制御するコントローラとを備えた通信手段を含んでいる。
来客は、入力手段としての前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ42を操作して、面談を希望する社員を指定する。前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ42の画面には各社員に対応する指定ボタンが指定手段として表示されており、この指定ボタンを押すことによって、前記指定ボタンに対応した社員を指定して呼び出すことができる。
来客は、前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ42の画面に表示される案内に応じて、来客情報入力手段としてのタッチパネルを操作して、自分の所属や指名等の来客情報を入力することができる。
通信手段は、前記指定された社員の受信用端末装置を指定して呼び出しして、来客を告げる呼び出し用音声メッセージと、来客名を前記受信用端末装置に出力する。
前記タッチパネル付き液晶ディスプレイ42には、前記事業所員の受信用端末装置から返信された受信用端末装置の状況を文字メッセージもしくは音声メッセージで出力することも可能である。
社員が携行する前記受信用端末装置は、
案内システム4から送信されて来た前記来客情報と、前記呼び出し用音声メッセージとを出力手段としてのスピーカやディスプレイ装置に出力する。
また、留守中、来客不可(会議中等)の情報を入力して、当該受信用端末装置の状況として返信可能な返信手段を備えている
以上の実施例においては、案内システムが備えている通信手段を利用した案内機能について説明したが、前記案内システムが備えている制御装置は、演算手段としてのCPUや記憶手段としてのメモリを備えているので、1日の顧客人数、対応メニュー毎の売上、総売上等の管理データをCSV等の汎用フォーマットで出力する機能を持たせることもできる。
これによって、前記出力された管理データを、市販のパソコンの表計算ソフト等を用いて処理して、月間売上、年間売上等を計算でき、曜日別の売上変遷などの管理情報をグラフ表示等させることによって、経営方針等に展開することも可能となる。
1 案内システム
2 タッチパネル付き液晶ディスプレイ
3 制御装置
31 案内情報記憶手段
32 音声用記憶手段
33 音声処理回路
34 通信手段
39 CPU
T 受信用端末装置、携帯電話機

Claims (7)

  1. サービスを受ける順番を待っている利用者が所持する受信用端末装置に、順番が近づいたことを案内メッセージで通知する案内システムであって、
    利用者が、少なくとも案内メッセージを通知してほしい受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、順番待ちを希望するサービスの種類と、案内メッセージを通知して欲しいタイミング条件を指定する案内条件と、を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された受信端末接続情報と案内条件とを対応付けして記憶する案内情報記憶手段と、
    前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、
    既に入力されたサービスの種類に応じた必要時間を見積もり、サービスの進行状況もしくは時間の経過状況の少なくとも何れか一方に基づいて前記指定された案内条件が満足するタイミングを監視し、
    前記案内条件が満足するタイミングが来たと判断したときには、
    前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信する案内制御手段と、
    を備えることにより、
    前記受信用端末装置の利用者は、
    前記案内条件が満足するタイミングが来たことを音声信号で把握し得るように構成されていることを特徴とする案内システム。
  2. サービスを受ける予約を行った利用者が所持する受信用端末装置に、予約に基づいたサービスを提供することが可能な日時が近づいたことを案内メッセージで通知する案内システムであって、
    利用者が、少なくとも案内メッセージを通知してほしい受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、予約したサービスの種類と、案内メッセージを通知して欲しいタイミング条件を指定する案内条件と、を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された受信端末接続情報と案内条件とを対応付けして記憶する案内情報記憶手段と、
    前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、
    既に予約された日時と前記指定された案内条件が満足するタイミングを監視し、
    前記案内条件が満足するタイミングが来たと判断したときには、
    前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信する案内制御手段と、
    を備えることにより、
    前記受信用端末装置の利用者は、
    前記案内条件が満足するタイミングが来たことを音声信号で把握し得るように構成されていることを特徴とする案内システム。
  3. サービスを受けた利用者が所持する受信用端末装置に、次回のサービスを提供することが可能な日時が近づいたことを案内メッセージで通知する案内システムであって、
    利用者の受信用端末装置を特定して接続するための受信端末接続情報と、サービスを受けた日時と、受けたサービスの種類と、を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された受信端末接続情報とサービスの種類とを対応付けして記憶する案内情報記憶手段と、
    前記受信端末接続情報に基づいて指定された受信用端末装置を呼び出して通信する通信手段と、
    前記入力されたサービスの種類に応じた必要間隔日数と前記サービスを受けた日時とに基づいて、次回のサービス案内予定日時を見積もり、前記サービス案内予定日時が来たと判断したときには、前記案内メッセージを音声信号に変換して、前記案内条件に対応付けされた受信端末接続情報に基づいて前記通信手段を制御して指定された受信用端末装置へ送信する案内制御手段と、
    を備えることにより、
    前記受信用端末装置の利用者は、
    次回のサービスに適したタイミングが来たことを知らせる案内メッセージを音声信号で把握し得るように構成されていることを特徴とする案内システム。
  4. 複数の事業所員が所属する事業所の受け付けにおいて、来客が、面談を希望する事業所員を呼び出すための呼び出し情報を入力する入力手段と、前記呼び出し情報に基づいて該当する事業所員の受信用端末装置に対して所定の呼び出し用音声メッセージを送出する通信手段と、これらの手段を制御する案内制御手段とを備えた案内システムであって、
    前記入力手段は、
    前記事業所員を指定して呼び出すための指定手段と、
    前記来客情報を入力する来客情報入力手段と、
    前記事業所員の受信用端末装置から返信された受信用端末装置の状況を文字メッセージもしくは音声メッセージで出力する出力手段とを備え、
    前記受信用端末装置は、
    前記来客情報と、前記呼び出し用音声メッセージとを音声出力可能な出力手段と、
    当該受信用端末装置の状況もしくは対応可能な予定時刻を返信可能な返信手段とを備えていることを特徴とする案内システム。
  5. 前記通信手段としては携帯電話機が組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の案内システム。
  6. 前記案内制御手段は、
    複数の案内メッセージを記憶する音声用記憶手段と、
    複数の案内メッセージの中から何れか1つの案内メッセージを選択する選択手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の案内システム。
  7. 前記案内制御手段は、
    前記音声用記憶手段に記憶させるための案内メッセージを音声入力する音声入力手段と、
    前記音声入力された案内メッセージを前記音声用記憶手段に記憶させる音声書き込み手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の案内システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004391A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社リクルートホールディングス 順番管理システム、順番管理装置および順番管理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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