JP2012099093A - タッチパッド用の入力デバイス、プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置 - Google Patents

タッチパッド用の入力デバイス、プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】既存のマルチタッチパッドに特段の変更を加えることなく、ユーザーフレンドリーなマンマシンインタフェースとしてマルチタッチパッドを機能させる手段を提供する
【解決手段】円筒形状の導電性素材でできた入力デバイス12の下面には、所定の位置関係で配置された複数の接部122が設けられている。タブレット端末11のマルチタッチパネル111上に表示される等倍の試料画像の希望する位置にユーザが入力デバイス12を置くと、タブレット端末11に内蔵されるコンピュータ112はタッチ領域を示すタッチ領域データをマルチタッチパネル111から受け取り、受け取ったタッチ領域データにより特定されるマルチタッチパネル111上の入力デバイス12の内側の円形領域に、その位置の試料の50倍拡大画像を表示させる。その結果、タブレット端末11が擬似的な顕微鏡となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、タッチパッド用の入力デバイスおよび当該入力デバイスに応じてコンピュータに所定の処理を指示するプログラムに関する。
タッチパネルは液晶ディスプレイ等の表示装置の表示パネル部分と、指やスタイラスと呼ばれるペン型入力デバイス等を押圧、接触、または近接(以下、「タッチ」という)させることによりその位置を検出するタッチパッドの位置入力装置とを層状に重ねて配置した装置である。
タッチパネルによれば、ユーザは表示されるボタンをタッチすることで、そのボタンに応じた処理をコンピュータに行わせたり、タッチした位置に線や図形を描画させたりでき、より自然な動作でコンピュータに対する入力操作を行うことができる。
近年、マルチタッチパネルと呼ばれる多点のタッチを同時に検出可能なタッチパネルが普及しつつある。マルチタッチパネルによれば、例えばパネル上に第1指と第2指を同時にタッチしたまま、それらの指を互いに開く方向に移動させる操作によりタッチされた位置に表示されている画像を拡大表示させたり、それらの指をパネル上で回転させるように移動させる操作によりタッチされた位置に表示されている画像を回転表示させたり、といった多彩な入力操作が可能となる。
例えば、特許文献1には、マルチタッチパネルに対し、例えばペンを握った手の形でパネル上をスライドさせる操作など、ユーザが特定の操作を行った場合に、その特定の操作によりマルチタッチパネルに入力される多数点の位置関係やそれらの押圧力の大きさの関係等からユーザがどのような操作を行っているかを特定し、特定した操作に応じた処理を行う装置が提案されている。
特開2007−242035号公報
上述したように、マルチタッチパッド(マルチタッチパッドを備えたパネルディスプレイであるマルチタッチパネルを含む)は、例えばシングルタッチパッド(同時に1点しかタッチ位置を検出しないタッチパッド)と比較し、多彩な入力操作をコンピュータに伝えることができるため、ユーザの操作により入力されたデータに対し適正な応答画像を表示させるようにコンピュータに処理を指示するアプリケーションプログラムを開発すれば、極めて優れたマンマシンインタフェースとして機能する。
本発明は、そのような既存のマルチタッチパッドに特段の変更を加えることなく、よりユーザーフレンドリーなマンマシンインタフェースとしてマルチタッチパッドを機能させる手段を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、
マルチタッチパッドに対し接触または近接することにより当該接触または近接した位置を前記マルチタッチパッドに検出させる接部を複数備え、
前記複数の接部のうち少なくとも2つの接部が互いに所定の位置関係を維持しつつ前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接するように配置されている
入力デバイス
を提供する(第1の実施態様)。
上述の第1の実施態様において、
筒形状の本体部を備え、
前記複数の接部は前記本体部の筒形状の軸方向に垂直な一方の端面上に配置されている
構成が採用されてもよい(第2の実施態様)。
上述の第1の実施態様において、
カード状の本体部を備え、
前記複数の接部は前記本体部の表面および裏面の少なくとも一方の面上に配置されている
構成が採用されてもよい(第3の実施態様)。
上述の第1乃至第3の実施態様において、
前記少なくとも2つの接部の所定の位置関係がユーザによる前記入力デバイスに対する所定の操作により変更可能である
構成が採用されてもよい(第4の実施態様)。
上述の第1の実施態様において、
前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の任意の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接する接部の中に前記所定の位置関係で配置された少なくとも2つの接部が常に含まれるように、前記複数の接部が配置されている
構成が採用されてもよい(第5の実施態様)。
上述の第1の実施態様において、
前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の一の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接する接部の中に含まれる前記所定の位置関係で配置された少なくとも2つの接部の位置関係と、前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の前記一の部分とは異なる他の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接する接部の中に含まれる前記所定の位置関係で配置された少なくとも2つの接部の位置関係とが異なるように、前記複数の接部が配置されている
構成が採用されてもよい(第6の実施態様)。
上述の第5または第6の実施態様において、
指先に装着可能な肉薄な袋形状の本体部を備え、
前記本体部の外部表面のうち少なくとも前記本体部が装着された前記指先を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに接触または近接する可能性のある領域の上に前記複数の接部が配置されている
構成が採用されてもよい(第7の実施態様)。
上述の第5または第6の実施態様において、
表面の少なくとも一部が円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える本体部を備え、
前記複数の接部は前記本体部の表面のうち前記円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える部分の上に配置されている
構成が採用されてもよい(第8の実施態様)。
また、本発明は、
マルチタッチパッドに対し接触または近接することにより当該接触または近接した位置を前記マルチタッチパッドに検出させる接部を備え、
前記接部が前記マルチタッチパッドに接触または近接された場合に、前記接部により前記マルチタッチパッドが検出する位置が全体として所定の形状の線または領域を示すように、前記接部が所定の面形状をなす
入力デバイス
を提供する(第9の実施態様)。
上述の第9の実施態様において、
前記接部は互いに同一の前記所定の面形状をなす複数の接部で構成され、
前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の任意の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に、前記複数の接部のうち少なくとも1つの接部が常に前記マルチタッチパッドに接触または近接するように、前記複数の接部が配置されている
構成が採用されてもよい(第10の実施態様)。
上述の第9の実施態様において、
前記接部は互いに異なる前記所定の面形状をなす複数の接部で構成され、
前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の任意の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に、前記複数の接部のうち少なくとも1つの接部が常に前記マルチタッチパッドに接触または近接するように、前記複数の接部が配置されている
構成が採用されてもよい(第11の実施態様)。
上述の第10または第11の実施態様において、
指先に装着可能な肉薄な袋形状の本体部を備え、
前記本体部の外部表面のうち少なくとも前記本体部が装着された前記指先を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに接触または近接する可能性のある領域の上に前記複数の接部が配置されている
構成が採用されてもよい(第12の実施態様)。
上述の第10または第11の実施態様において、
表面の少なくとも一部が円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える本体部を備え、
前記複数の接部は前記本体部の表面のうち前記円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える部分の上に配置されている
構成が採用されてもよい(第13の実施態様)。
上述の第1乃至第13のいずれかの実施態様において、
ユーザに前記入力デバイスの所定の方向を識別可能とするための表示もしくは形状が外部から当該ユーザに視認可能に形成されている
構成が採用されてもよい(第14の実施態様)。
上述の第1乃至第14のいずれかの実施態様において、
ユーザに前記入力デバイスを他の同種の入力デバイスから識別可能とするための表示もしくは形状が外部から当該ユーザに視認可能に形成されている
構成が採用されてもよい(第15の実施態様)。
また、本発明は、
マルチタッチパッドに接続されたコンピュータに、
各々2以上の点の位置関係を示す1以上の位置関係データを記憶し、前記1以上の位置関係データの各々に関し当該位置関係データに対応付けて1以上のデータを記憶する処理と、
任意の位置関係を示す2以上の点の各々の位置を各々示す互いに対応付けられた2以上の位置データからなる位置データ群を前記マルチタッチパッドから取得する処理と、
前記記憶する処理において記憶されている1以上の位置関係データの中から、前記マルチタッチパッドから取得した位置データ群により示される位置関係を示す位置関係データを検索する処理と、
前記検索する処理において検索した位置関係データに対応付けて前記記憶する処理において記憶されている1以上のデータを読み出す処理と、
前記読み出す処理において読み出した1以上のデータに従った処理と
を実行させるプログラム
を提供する(第16の実施態様)。
上述の第16の実施態様において、
前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置に基づき1以上の位置または1以上の各々形状を持った領域を特定する処理
を前記コンピュータに実行させ、
前記1以上のデータに従った処理において、前記特定する処理において特定した位置または形状を持った領域に応じた処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第17の実施態様)。
上述の第16または第17の実施態様において、
前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置に基づき1以上の方向を特定する処理
を前記コンピュータに実行させ、
前記1以上のデータに従った処理において、前記特定する処理において特定した方向に応じた処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第18の実施態様)。
上述の第18の実施態様において、
前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、順序の定められた複数の画像データの中から前記特定した方向に応じて決定される画像データを選択し、もしくは1の画像データにより示される画像から所定サイズの領域の画像を前記特定した方向に応じて決定される位置において切り出した部分画像を示す画像データを生成し、当該選択もしくは生成した画像データを画像の表示を行う表示装置に対し出力する処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第19の実施態様)。
上述の第18の実施態様において、
画像の表示を行うタッチパネルである前記マルチタッチパッドに接続された前記コンピュータに、
所定のオブジェクトの外観を示す画像を表示する処理
を実行させ、
前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置が前記オブジェクトの表示されている位置を基準とする所定範囲内であり、かつ前記方向を特定する処理において特定した方向が所定の方向である場合に限り、所定の処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第20の実施態様)。
上述の第18の実施態様において、
画像の表示を行うタッチパネルである前記マルチタッチパッドに接続された前記コンピュータに、
所定の画像を表示する処理
を実行させ、
前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、前記表示する処理において表示している前記所定の画像のうち前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置により特定される領域に表示している部分画像を、前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた所定の規則に従い変化させた部分画像で置き換えて表示する処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第21の実施態様)。
上述の第18の実施態様において、
画像の表示を行うタッチパネルである前記マルチタッチパッドに接続された前記コンピュータに、
所定の音を再生する処理
を実行させ、
前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、前記再生する処理において発音する音の大きさを、前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた所定の規則に従い変化させる処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第22の実施態様)。
上述の第16乃至第22のいずれかの実施態様において、
前記取得する処理において、2以上の位置データ群を取得させる処理を前記コンピュータに実行させ、
前記検索する処理において、前記取得する処理において取得した2以上の位置データ群の各々に関し、前記位置関係データの検索を前記コンピュータに実行させ、
前記読み出す処理において、前記検索する処理において検索した2以上の位置関係データの各々に関し、前記1以上のデータの読み出しを前記コンピュータに実行させ、
前記読み出した1以上のデータに従った処理において、前記読み出す処理において読み出した2組以上の1以上のデータに従った処理を前記コンピュータに実行させる
構成が採用されてもよい(第23の実施態様)。
また、本発明は、
マルチタッチパッドに接続されたデータ処理装置が、各々2以上の点の位置関係を示す1以上の位置関係データを記憶し、前記1以上の位置関係データの各々に関し当該位置関係データに対応付けて1以上のデータを記憶するステップと、
前記データ処理装置が、任意の位置関係を示す2以上の点の各々の位置を各々示す互いに対応付けられた2以上の位置データからなる位置データ群を前記マルチタッチパッドから取得するステップと、
前記データ処理装置が、前記記憶するステップにおいて記憶されている1以上の位置関係データの中から、前記マルチタッチパッドから取得した位置データ群により示される位置関係を示す位置関係データを検索するステップと、
前記データ処理装置が、前記検索するステップにおいて検索した位置関係データに対応付けて前記記憶するステップにおいて記憶されている1以上のデータを読み出すステップと、
前記データ処理装置が、前記読み出すステップにおいて読み出した1以上のデータに従った処理を実行するステップと
を備えるデータ処理方法
を提供する(第24の実施態様)。
また、本発明は、
各々2以上の点の位置関係を示す1以上の位置関係データを記憶し、前記1以上の位置関係データの各々に関し当該位置関係データに対応付けて1以上のデータを記憶する記憶手段と、
任意の位置関係を示す2以上の点の各々の位置を各々示す互いに対応付けられた2以上の位置データからなる位置データ群をマルチタッチパッドから取得する取得手段と、
前記記憶手段に記憶されている1以上の位置関係データの中から、前記取得手段により取得された位置データ群により示される位置関係を示す位置関係データを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された位置関係データに対応付けて前記記憶手段により記憶されている1以上のデータを読み出す読出手段と、
前記読出手段により読み出された1以上のデータに従った処理を実行する処理実行手段と
を備えるデータ処理装置
を提供する(第25の実施態様)。
本発明の第1の実施態様にかかる入力デバイスによれば、所定の位置関係にある複数点を同時にマルチタッチパッドに対し指示できるため、ユーザが入力デバイスをマルチタッチパッドにタッチさせるだけで、当該所定の位置関係に応じた処理をデータ処理装置に実行させることが可能となる。
本発明の第2の実施態様にかかる入力デバイスによれば、例えば筒形状の本体部とマルチタッチパッドとが接する線の内側領域に所定の画像を表示させることにより、ユーザに筒の中を覗き込む動作を擬似的に体験させることが可能となる。
本発明の第3の実施態様にかかる入力デバイスによれば、例えばトレーディングカードの裏面上にそのトレーディングカードの識別情報を示す位置関係の接部を配置することにより、ユーザがマルチタッチパッドの上にトレーディングカードを置くことでそのトレーディングカードに応じたキャラクタの画像を表示装置に表示させる、といったトレーディングカードの用い方が可能となる。
本発明の第4の実施態様にかかる入力デバイスによれば、ユーザは2つの接部間の距離を希望する距離に調節した後、マルチタッチパッドに入力デバイスをタッチさせることで、同じ長さの直線や同じ直径の円などを繰り返し異なる位置に入力するといった操作が容易にできる。また、入力デバイスの接部をマルチタッチパッドにタッチさせた状態でユーザがそれらの接部の一部の位置をスライドさせることで、画面に表示させる画像を連続的に変化させるなどの指示をデータ処理装置に対し与えることが可能となる。
本発明の第5の実施形態にかかる入力デバイスによれば、例えばその入力デバイスの形状をスタイラス形状とし、接部の配置された当該入力デバイスの丸みを帯びたペン先をマルチタッチパッドにタッチすることで、データ処理装置に所定の位置関係の2以上の位置を入力することができる。従って、例えば複数の入力デバイスの各々に配置する接部の位置関係を異ならせておけば、用いる入力デバイスによって異なる指示をデータ処理装置に与えることができる。そのため、ユーザは、例えば赤色ペン用デバイスを用いて擬似的に赤色の線を描き、消しゴム用入力デバイスを用いて擬似的にそれを消す、といったような入力操作が可能となる。
本発明の第6の実施形態にかかる入力デバイスによれば、例えばその入力デバイスの形状をスタイラス形状とし、接部の配置された当該入力デバイスの丸みを帯びたペン先を異なる角度でマルチタッチパッドにタッチすることで、異なる指示をデータ処理装置に対し与えることができる。そのため、ユーザは、例えば1つのペン型デバイスのペン先の一方の側を使って擬似的に線を描き、他方の側を使って擬似的にその線を消す、といったような入力操作が可能となる。
本発明の第7の実施形態にかかる入力デバイスによれば、ユーザは指先に入力デバイスを装着した状態でマルチタッチパッドにタッチすることで、データ処理装置に対する所定の処理を指示することができる。その際、例えば第1指に装着する入力デバイスの接部の位置関係と第2指に装着する入力デバイスの接部の位置関係とを異ならせることで、それらの指の各々の操作をいずれの指の操作であるかデータ処理装置に認識させることができる。また、同じ指に装着する入力デバイスの一の部分と他の部分とに異なる位置関係の接部を配置することで、例えば指の平をタッチさせた操作と縁をタッチさせた操作で異なる処理をデータ処理装置に行わせることができる。
本発明の第8の実施形態にかかる入力デバイスによれば、入力デバイスをユーザマルチタッチパッド上で転がす操作を行うことにより、連続して位置や内容の変化する処理をデータ処理装置に行わせることができる。
本発明の第9の実施態様にかかる入力デバイスによれば、所定の形状をマルチタッチパッドに対し指示できるため、ユーザが入力デバイスをマルチタッチパッドにタッチさせるだけで、当該所定の形状に応じた処理をデータ処理装置に実行させることが可能となる。
本発明の第10の実施形態にかかる入力デバイスによれば、例えばその入力デバイスの形状をスタイラス形状とし、接部の配置された当該入力デバイスの丸みを帯びたペン先をマルチタッチパッドにタッチすることで、データ処理装置に所定の形状を入力することができる。従って、例えば複数の入力デバイスの各々に配置する接部の形状を異ならせておけば、用いる入力デバイスによって異なる指示をデータ処理装置に与えることができる。そのため、ユーザは、例えば赤色ペン用デバイスを用いて擬似的に赤色の線を描き、消しゴム用入力デバイスを用いて擬似的にそれを消す、といったような入力操作が可能となる。
本発明の第11の実施形態にかかる入力デバイスによれば、例えばその入力デバイスの形状をスタイラス形状とし、接部の配置された当該入力デバイスの丸みを帯びたペン先を異なる角度でマルチタッチパッドにタッチすることで、異なる指示をデータ処理装置に対し与えることができる。そのため、ユーザは、例えば1つのペン型デバイスのペン先の一方の側を使って擬似的に線を描き、他方の側を使って擬似的にその線を消す、といったような入力操作が可能となる。
本発明の第12の実施形態にかかる入力デバイスによれば、ユーザは指先に入力デバイスを装着した状態でマルチタッチパッドにタッチすることで、データ処理装置に対する所定の処理を指示することができる。その際、例えば第1指に装着する入力デバイスの接部の形状と第2指に装着する入力デバイスの接部の形状とを異ならせることで、それらの指の各々の操作をいずれの指の操作であるかデータ処理装置に認識させることができる。また、同じ指に装着する入力デバイスの一の部分と他の部分とに異なる形状の接部を配置することで、例えば指の平をタッチさせた操作と縁をタッチさせた操作で異なる処理をデータ処理装置に行わせることができる。
本発明の第13の実施形態にかかる入力デバイスによれば、入力デバイスをユーザマルチタッチパッド上で転がす操作を行うことにより、連続して位置や内容の変化する処理をデータ処理装置に行わせることができる。
本発明の第14の実施形態にかかる入力デバイスによれば、ユーザは入力デバイスの方向を容易に認識することができるため、例えば入力デバイスをマルチタッチパッドにタッチさせる時の入力デバイスの方向を異ならせることにより、データ処理装置に異なる処理を行わせることができる。
本発明の第15の実施形態にかかる入力デバイスによれば、ユーザは同種の複数の入力デバイスの各々を容易に識別することができるため、例えばマルチタッチパッドにタッチさせる入力デバイスを選択することにより、データ処理装置に異なる処理を行わせることができる。
本発明の第16の実施形態にかかるプログラムによれば、例えば本発明の第1または第8の実施態様にかかる入力デバイスのマルチタッチパッドに対するタッチ操作に応じて、所定の処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第17の実施態様にかかるプログラムによれば、ユーザがマルチタッチパッドにタッチさせる入力デバイスの位置に応じて各々異なる所定の処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第18の実施態様にかかるプログラムによれば、ユーザがマルチタッチパッドにタッチさせる入力デバイスの方向に応じて各々異なる所定の処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第19の実施態様にかかるプログラムによれば、例えばユーザがマルチタッチパッドにタッチさせる入力デバイスを右回りに回すと一連のページを後方向に、また左回りに回すと一連のページを前方向に順次めくっていく、もしくはスクロールしていく、といった処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第20の実施態様にかかるプログラムによれば、例えばユーザがタッチパネル上に表示される鍵穴の画像に鍵の形状を模した入力デバイスを押し当てて所定の方向に回すと扉が開く、といった動作を疑似体験させる処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第21の実施態様にかかるプログラムによれば、例えばユーザがタッチパネル上にリング状の入力デバイスを押し当てながら所定の方向に回すと、そのリング状の入力デバイスの内側に表示されている画像が拡大、縮小もしくは変形され、顕微鏡や万華鏡などを覗き込む動作を疑似体験させる処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第22の実施態様にかかるプログラムによれば、例えばユーザがタッチパネル上に入力デバイスを押し当てて所定の方向に回転させたり、所定の方向にスライドさせたりすると、再生される音のボリュームが調整される、という処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第23の実施態様にかかるプログラムによれば、ユーザがマルチタッチパッドに複数の入力デバイスをタッチさせた場合に、それらの入力デバイスの組み合わせに応じて各々異なる所定の処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の第24の実施態様にかかるデータ処理方法または本発明の第25の実施形態にかかるデータ処理装置によれば、例えばユーザが本発明の第1または第9の実施態様にかかる入力デバイスをマルチタッチパッドにタッチすることで、データ処理装置により所定の処理が実行される。
図1は、本発明の一実施形態にかかるタッチツールシステムの全体構成を示した図である。 図2は、本発明の一実施形態にかかる入力デバイスの外観図である。 図3は、本発明の一実施形態にかかるコンピュータの記憶部に記憶されている処理DBのデータ構造を模式的に示した図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかるマルチタッチパネルに表示される画像を模式的に示した図である。 図5は、本発明の一実施形態にかかるマルチタッチパネルに表示される画像を模式的に示した図である。 図6は、本発明の一実施形態の一変形例にかかる入力デバイスの外観図である。 図7は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図8は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図9は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図10は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図11は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図12は、本発明の一実施形態の一変形例にかかる入力デバイスの外観図である。 図13は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図14は、本発明の一実施形態の一変形例にかかる入力デバイスの構造を説明するための図である。 図15は、本発明の一実施形態の一変形例にかかる入力デバイスの外観図である。 図16は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。 図17は、本発明の一実施形態の一変形例にかかるタッチツールシステムを説明するための図である。
[1.実施形態]
本発明の一実施形態にかかるタッチツールシステム1は、擬似的な顕微鏡等を実現するシステムである。図1は、タッチツールシステム1の全体構成を示した図である。タッチツールシステム1は、マルチタッチパネル111とマルチタッチパネル111が接続されたコンピュータ112(図示略)が平板な筐体内に一体に収容されてなるタブレット端末11と、ユーザがマルチタッチパネル111に対し入力を行うためのデバイスである入力デバイス12とを備えている。
マルチタッチパネルの方式には、例えば静電容量方式、光センサ方式、抵抗膜方式、超音波方式、赤外線方式、それらを複数組み合わせたものなど様々な方式が実用化されている。マルチタッチパネル111には例として投影型静電容量方式が採用されているものとする。
図2は、入力デバイス12を、使用時にマルチタッチパネル111に対し対向する側を上にした状態の外観図である。入力デバイス12は円筒形状の本体部121と、本体部121の円筒形状の軸に垂直な一方の端面(図2における上面)上(すなわち本体部121の円筒形状の壁の上面上)に所定の位置関係で配置された3つの接部122とを備えている。
本体部121および接部122の少なくとも表面は導電性素材(例えば、金属やポリアセチレン等の導電性プラスチック、金属繊維を混合したプラスチックなど)でできている。そのため、ユーザが素手で入力デバイス12を持って入力デバイス12の接部122の配置されている側をマルチタッチパネル111にタッチすると、マルチタッチパネル111の表面を覆う透明な多数の電極のうち接部122がタッチした部分の電極に指(ユーザの人体)の静電容量による高周波電流が流れる。マルチタッチパネル111はその高周波電流を検知することで、マルチタッチパネル111上のどの領域に接部122の各々がタッチしたかを特定することができる。
マルチタッチパネル111は特定したタッチされた領域(以下、「タッチ領域」という)を示すタッチ領域データをコンピュータ112に出力する。その際、同時にタッチされた領域を各々しめす複数の領域データは互いに対応付けられて出力される。コンピュータ112はマルチタッチパネル111から出力されるタッチ領域データを取得すると、取得したタッチ領域データに従った所定の処理(後述)を行う。
なお、タッチ領域データは、例えばタッチされた領域に含まれる1以上の点を各々示す座標データの集まりである。ただし、タッチ領域データの形式は座標データ群に限定されず、例えばベクターデータであってもよい。また、タッチ領域データは少なくとも1の位置を示す位置データの一例である。
ところで、入力デバイス12には配置された3つの接部122の位置関係が各々異なる複数のものが準備される。図2には、図2(a)に顕微鏡用の入力デバイス12aが、また図2(b)に万華鏡用の入力デバイス12bが例示されている。入力デバイス12aと入力デバイス12bは基本的な構成は共通しており、接部122の位置関係のみが異なっている。
コンピュータ112には、本発明にかかるプログラムであるスコープアプリがインストールされており、スコープアプリに従った処理を実行することにより、以下の機能構成部を備えるデータ処理装置として機能する。
記憶部:各種データを記憶する。
取得部:マルチタッチパネル111から出力されるタッチ領域データを取得する。
検索部:互いに対応付けられたタッチ領域データにより示される3点の位置関係に基づき、記憶部に記憶されている処理DB(Database)から処理実行部が実行すべき処理を指示するデータを検索する。
処理実行部:検索部により検索されたデータに従った処理を実行する。
図3は、コンピュータ112の記憶部に記憶されている処理DBのデータ構造を模式的に示した図である。処理DBは、接部122の配置が各々異なる複数の入力デバイス12の各々に対応したレコードの集まりであり、各レコードには、対応する入力デバイス12の3つの接部122の位置関係を示すデータを格納する位置関係フィールドと、対応する入力デバイス12がマルチタッチパネル111にタッチされた場合にコンピュータ112により実行されるべき処理を指示するデータ群を格納する処理指示フィールドとが含まれている。
タッチツールシステム1の動作を以下に説明する。ユーザが例えば入力デバイス12aをマルチタッチパネル111にタッチすると、マルチタッチパネル111は入力デバイス12aの3つの接部122がタッチされた領域を各々示す3つのタッチ領域データを生成し、生成した3つのタッチ領域データを(同時にタッチされた領域を示すものであることを示すために)互いに対応付けてコンピュータ112に出力する。
コンピュータ112の取得部はマルチタッチパネル111から互いに対応付けられた3つのタッチ領域データを取得すると、それを検索部に引き渡す。検索部は引き渡された3つのタッチ領域データの各々により示される領域の代表点(例えば重心)を所定の算出式に従い算出し、算出した3つの代表点により特定される位置関係を検索キーとし、処理DBから最も近い位置関係を示すデータを位置関係フィールドに含むレコードを検索する。この場合、図3に示される処理DBの第1のレコードが検索されるものとする。検索部は検索したレコードの処理指示フィールドに含まれるデータ群を処理実行部に引き渡す。
処理実行部は、検索部から引き渡されたデータ群による指示に従った処理を行う。この場合、データ群により指示される処理とは以下のとおりである。
(1)試料リストをマルチタッチパネル111に表示させる。
(2)タッチ操作により選択された試料の等倍画像をマルチタッチパネル111に表示させる。
(3)タッチ領域データにより特定されるマルチタッチパネル111上の円形領域(本体部121の内側の領域)に、試料の当該円形領域の中心周辺の既定倍率(例えば50倍)の拡大画像を表示させる。
(4−1)タッチ領域が平行移動したことを示す新たなタッチ領域データが取得された場合、移動後のタッチ領域により特定される円形領域に移動後の試料の位置の拡大画像を表示させる。
(4−2)タッチ領域が回転移動したことを示す新たなタッチ領域データが取得された場合、回転の角度に応じて、右回転であれば拡大倍率を増加させ、左回転であれば拡大倍率を減少させた拡大画像を円形領域に表示させる。
上記の処理実行部による処理の結果、ユーザはタブレット端末11を擬似的な顕微鏡として使用することができる。すなわち、ユーザが入力デバイス12aをマルチタッチパネル111にタッチさせると、顕微鏡で観察可能な対象の試料を示すリストがマルチタッチパネル111に表示される。
ユーザがそのリストの中から観察を行う試料を指でタッチ等により選択すると、マルチタッチパネル111には選択された試料の等倍画像が表示されるとともに、入力デバイス12aの内側の円形領域には、その円形領域に位置する試料の部分の拡大画像が表示される。ユーザは入力デバイス12aを覗き込むことにより、試料を顕微鏡で観察する場合と同様の画像を見ることができる。図4および図5はその際にマルチタッチパネル111に表示される画像を模式的に例示した図である。
ユーザが入力デバイス12aをマルチタッチパネル111にタッチしたままスライドさせ、もしくは入力デバイス12aをマルチタッチパネル111からいったん離して再度タッチさせることにより試料の別の見たい位置に移動させると、移動後の入力デバイス12aの内側の円形領域にはその位置の試料の拡大画像が表示される(図4)。
また、ユーザが入力デバイス12aをマルチタッチパネル111にタッチしたまま円筒形状の軸周りに回転させ、もしくは入力デバイス12aをマルチタッチパネル111からいったん離して回転させた後に再度タッチすると、その回転の方向および角度に応じた倍率に拡大もしくは縮小された試料の画像が入力デバイス12aの内側領域に表示される(図5)。
このように、ユーザはマルチタッチパネル111を入力デバイス12aでタッチし、入力デバイス12aを平行移動したり回転移動したりすることで、観察したい試料の希望する場所を希望する倍率で見ることができる。
次に、ユーザが入力デバイス12aに代えて、入力デバイス12bをマルチタッチパネル111にタッチさせると、コンピュータ112はスコープアプリに従い、入力デバイス12aに関し上述したものと同様の一連の処理により、処理DB(図3)の第2のレコードの処理指示フィールドに含まれるデータ群に従った処理を実行する。
入力デバイス12bのタッチにより、ユーザはタブレット端末11を擬似的な万華鏡として使用することができる。すなわち、ユーザが入力デバイス12bをマルチタッチパネル111にタッチさせると、万華鏡の鏡筒内に入れるビーズ等の細片の画像がマルチタッチパネル111に表示される。ユーザがそれらの画像の中から鏡筒内に入れたい細片を示すものを好きな数だけ指等で選択すると、入力デバイス12bの内側の円形領域には、それらの細片が鏡筒内に入った状態の万華鏡を覗いた場合に見える画像が表示される。
続いて、ユーザが入力デバイス12bを円筒形状の軸周りに右または左に回転させると、その回転の方向や速度に応じた鏡筒内における細片の転がり移動に伴い順次変化する万華鏡の画像が動画として入力デバイス12bの内側の円形領域に表示される。
このように、ユーザはマルチタッチパネル111を入力デバイス12bでタッチし、好みの細片を入れた万華鏡を擬似的に作った後、入力デバイス12bを回転移動することで、万華鏡の中を見ることができる。
以上がタッチツールシステム1の構成および動作の説明である。なお、上述したタッチツールシステム1は擬似的な顕微鏡および万華鏡を実現するものとして説明したが、処理DBに格納するデータを様々に変化させることにより、タッチツールシステム1を様々な擬似的ツールとすることができる。そのような擬似的ツールの例としては以下のようなものがある。
望遠鏡:夜空を望遠鏡で覗いて見える画像が入力デバイス12の内側の円形領域に表示される。観察の場所の移動や倍率変更は顕微鏡の場合と同様に可能。
内視鏡:人体の内側を内視鏡で見た場合の画像が入力デバイス12の内側の円形領域に表示される。観察の場所の移動や倍率変更は顕微鏡の場合と同様に可能。もしくは、入力デバイス12の回転に伴い、人体における観察の深さ(例えば胸部を観察する場合、胸〜背中のいずれの位置であるか)を変更可能としてもよい。
なお、上述したタッチツールシステム1においては入力デバイス12の形状は円筒形状であるものとしたが、その目的によっては、例えば星形筒形状など、断面が他の形状の筒形状が入力デバイス12の形状として採用されてもよい。
[2.変形例]
上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内において様々に変形可能である。以下にそれらの変形の例をいくつか示す。なお、以下に示す変形例においては、上述したタッチツールシステム1と比較し、入力デバイス12に対応する入力デバイスの構造と、スコープアプリに対応するアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」と呼ぶ)および処理DBから読み出される処理指示データ群の内容が異なり、他の部分は共通している。従って、以下の説明においては、変形例のシステムが上述のタッチツールシステム1と異なる点を中心に説明する。また、変形例のシステムが備える構成要素のうちタッチツールシステム1が備えるものと共通のものには同じ符号を付す。
[2.1.第1変形例]
第1変形例にかかるタッチツールシステム2においては、電子文書に対する電子的な印鑑の捺印が可能となる。図6(a)は、タッチツールシステム2において用いられる入力デバイス22の外観図であり、図6(b)は入力デバイス22のタッチ面上に配置されている接部122の位置の例を丸で示した図である。入力デバイス22は、全体として印鑑の形状をしており、その底面(使用時に紙面に押し当てられる面)上に図6(b)に示される位置関係で配置された複数の接部122が設けられている。
タッチツールシステム2において、タブレット端末11はアプリに従い、ユーザにより選択された電子文書の画像をマルチタッチパネル111に表示する。ユーザが表示されている電子文書の画像上の捺印したい位置に入力デバイス22をタッチさせると、コンピュータ112は処理DBから捺印に用いられた入力デバイス22の接部122の位置関係に対応する処理指示データ群を読み出し、読み出した処理指示データ群に従い、例えば以下の処理を行う。
(1)処理指示データ群に含まれる画像データにより示される印影画像を、電子文書の画像上の入力デバイス22がタッチされた位置および方向に表示するように電子文書のデータを編集する。
(2)処理指示データ群に含まれる暗号鍵を用いて、(1)で生成した電子文書のデータのメッセージダイジェストを生成する。
上記のように生成された捺印処理済みの電子文書のデータはその後一切の編集が禁じられ、仮に不正に編集されてもメッセージダイジェストに基づきその不正な編集の検出が行われる。ただし、例えば再度、捺印に用いられた入力デバイス22によるタッチ操作を行うことにより、編集の禁止が解除される構成が採用されてもよい。
タッチツールシステム2によれば、図7にそのイメージが示されるように、ユーザは入力デバイス22をマルチタッチパネル111にタッチさせるだけで電子文書に対し電子的な捺印を行うことができる。
[2.2.第2変形例]
第2変形例にかかるタッチツールシステム3においては、例えばエッフェル塔やピラミッドなどの有名な建築物や遺跡などを模したミニチュア模型が台座の上に取り付けられた入力デバイス32が用いられる。なお、ミニチュア模型を取り付けることに代えて、建築物や遺跡などの画像やそれらの名称を示す文字が例えば台座上面に印刷等されていてもよい。その台座の底面には、それら同種の入力デバイス32の各々を識別するために、各々異なる位置関係で配置された複数の接部122が設けられている。
タッチツールシステム3において、タブレット端末11はアプリに従い、デフォルト画像として例えば世界地図をマルチタッチパネル111に表示する。ユーザが例えばエッフェル塔の入力デバイス32をマルチタッチパネル111上に置くと、コンピュータ112は処理DBからマルチタッチパネル111上に置かれた入力デバイス32の接部122の位置関係に対応する処理指示データ群を読み出し、読み出した処理指示データ群に従い、例えば以下の処理を行う。
(1)処理指示データ群に含まれる座標データ(この場合、エッフェル塔の座標を示す)の周辺の航空写真データを読み出し、読み出した航空写真データにより示される写真画像を、タッチ位置を座標データにより示される座標として位置決めして表示させる。
(2)処理指示データ群に含まれるビデオデータを再生し、動画・静止画および音声によるガイダンスを行う。
タッチツールシステム3によれば、図8にそのイメージが示されるように、ユーザはガイダンスを受けたい有名スポットの入力デバイス32をマルチタッチパネル111上に置くだけで、その有名スポットの地理的位置やその他様々な情報を得ることができる。
上述したタッチツールシステム3は、そのコンテンツを様々に変更することができる。例えばそのようなコンテンツの例を以下に述べる。
クッキングガイド:食材のミニチュア模型の取り付けられた入力デバイス32をマルチタッチパネル111上に置く(またはタッチする)ことにより、用いられた入力デバイス32に応じた食材の調理ポイントなどのガイダンスが得られる。また、複数の異なる食材の入力デバイス32が順次もしくは同時にマルチタッチパネル111上に置かれる(またはタッチされる)と、それら複数の食材を用いた料理のリストが表示され、リストから選択された料理のレシピがガイダンスされる。
ことば知育教材:アルファベットや「あいうえお」等の文字が印刷された入力デバイス32でマルチタッチパネル111をタッチすると、用いられた入力デバイス32に応じた文字の発音の再生や、その文字を含む言葉の表示がなされる。また、複数の入力デバイス32を順次もしくは同時にタッチすると、それら複数の文字を含む言葉の発音の再生および表示がなされる。
参加型物語1:アプリに従い音声付き動画(アニメ、映画など)もしくは音声付き静止画(絵本、紙芝居など)により物語が再生される。物語の再生中に、例えばシーンの変わり目において、ユーザが登場人物のフィギュアの取り付けられた入力デバイス32のいずれかをマルチタッチパネル111にタッチすると、用いられた入力デバイス32に応じたストーリー(例えば、その登場人物を視点とするストーリーなど)が再生される。
参加型物語2:アプリに従い物語の背景画像の表示されたマルチタッチパネル111にアニメキャラクタのフィギュアの付された入力デバイス32をタッチすると、タッチされた位置にアニメキャラクタが画面の中に登場し、動いたりしゃべったりする。また、複数の入力デバイス32でタッチすると、それらに対応する複数のアニメキャラクタが画面の中に登場し、それらのアニメキャラクタの組み合わせに応じた物語が再生される。
参加型ゲーム:アプリに従いロールプレイングゲームや対戦型ゲームなどのゲームが進行中に、ユーザがキャラクタのフィギュアの取り付けられた入力デバイス32をマルチタッチパネル111にタッチすると、用いられた入力デバイス32に対応するキャラクタがゲーム内の登場人物となる。その後、ユーザは自分の入力デバイス32をマルチタッチパネル111上でスライド移動させたり回転させたりすることで、ゲーム内の自分のキャラクタに技をくり出させたり(対戦型ゲームの場合)、様々なアイテムを入手しながら旅を続けたり(ロールプレイングゲームの場合)することができる。
参加型ゲームの一例として、近年子ども達に人気のトレーディングカードを用いたロールプレイングゲームや対戦型ゲームなどに本発明を用いることもできる。図9はトレーディングカード型の入力デバイス32の外観およびそれを用いた対戦型ゲームの遊び方を示した図である。
例えば、図9(a)および(b)はユーザAが所有する入力デバイス32Aの表面および裏面の外観を示し、図9(c)および(d)はユーザBが所有する入力デバイス32Bの表面および裏面の外観を示している。図9(b)および(d)に示されるように、入力デバイス32の裏面状には複数の接部122が配置されており、それらの位置関係が入力デバイス32Aと入力デバイス32Bとで異なっている。これらの位置関係は、各々、入力デバイス32Aおよび入力デバイス32Bに対応するキャラクタの識別情報を示している。
ユーザAとユーザBは、タブレット端末11においてアプリに従い実行されている対戦型ゲームの画面上に各々自分の所有する入力デバイス32を置き(図9(e))、必要に応じて軽く上から押す。その操作に従い、タブレット端末11により入力デバイス32の各々の接部122の位置が読み取られ、それらの接部122の位置関係に基づき、入力デバイス32Aおよび入力デバイス32Bに対応するキャラクタのデータが読み出される。その結果、図9(f)に示されるように、対戦型ゲームのバトルフィールド内にキャラクタが表示され、キャラクタ同士の対戦が開始される。
音楽映像創作デバイス:アプリに従い、ユーザに選択されたアニメーション映像(例えば、幾何学的模様が連続的に変化するアニメーション映像など)がマルチタッチパネル111に表示される。ユーザが各種楽器の画像の印刷された入力デバイス32をマルチタッチパネル111上に望む位置、望む方向に各々配置すると、音楽再生に用いられる音色やそれらの空間的な音量バランスの設定が行われる。その状態で、ユーザが音楽レコードのジャケット画像の印刷された入力デバイス32をマルチタッチパネル111上に置くと、置かれた入力デバイス32に対応する音楽が再生される。ユーザはマルチタッチパネル111上の楽器の画像の印刷された入力デバイス32の位置や方向を変更することでその空間的な音量バランスを調整したり、入力デバイス32を入れ替えることで音色を変更したりすることができる。また、ユーザは、音響ミキサーのスライドフェーダーやロータリーノブなどの各種コントローラの画像が印刷された入力デバイス32をマルチタッチパネル111上において、それらをスライドさせたり回転させたりすることで、再生中の音楽のボリュームを変化させたり、音や映像に対するエフェクトの掛かり具合を変化させたりすることができる。
仮想鍵:図10に模式的に示されるように、まずアプリに従い、鍵穴のある扉の画像がマルチタッチパネル111に表示される。このアプリには、全体として鍵の形をしており、鍵穴に差し込む側の端面が鍵穴の形をした接部122の設けられた入力デバイス32が用いられる。ユーザが鍵の形をした入力デバイス32の端面をマルチタッチパネル111に表示されている鍵穴に押し当てながら、例えば右回りに入力デバイス32を回すと、その操作に応じて、マルチタッチパネル111に表示されている扉が開き、中からキャラクタが登場したり、特典映像が見られたりする。
ガイダンスブック:図11に模式的に示されるように、消しゴムや鉛筆などの本物の商品の外側に、個々の商品を識別する位置関係で配置された複数の接部122を取り付けた入力デバイス32が準備される。ユーザがそれらの入力デバイス32を、接部122が配置されている側を下にしてマルチタッチパネル111に押し当てると、押し当てられた入力デバイス32の商品ガイダンスがマルチタッチパネル111に表示される。
タブレット端末11には、複数のページからなる商品ガイダンスの各ページの表示を指示するページデータ(すなわち、ページ全体の画像を示す画像データ)が記憶されている。そして、ユーザがマルチタッチパネル111に入力デバイス32を押し当てながら右回りに所定範囲の角度だけ回すと、現在表示されているページの次のページのページデータが読み出され、当該次のページがマルチタッチパネル111に表示される。また、ユーザがマルチタッチパネル111に入力デバイス32を押し当てながら左回りに所定範囲の角度だけ回すと、現在表示されているページの前のページのページデータが読み出され、当該前のページがマルチタッチパネル111に表示される。
なお、ページの移動の際、ページ単位で移動するのに代えて、入力デバイス32の回転角度に応じた量だけページを連続的に左右方向もしくは上下方向にスクロールさせる処理が行われてもよい。
さらに、商品ガイダンスは動画であってもよい。動画は時系列的に並んだ静止画を順次表示する処理により実現されるため、その場合、ユーザが入力デバイス32をマルチタッチパネル11に押し当てながら回転させると、その操作に応じて、動画が早送り再生、逆再生などされることになる。
なお、マルチタッチパネル111に押し当てた入力デバイス32を回転させる代わりに、例えば左右方向もしくは上下方向といった所定方向にスライドさせる操作が採用されてもよい。
[2.3.第3変形例]
第3変形例にかかるタッチツールシステム4においては、ユーザにより転がす操作が可能な形状の入力デバイス42が用いられる。図12はそのような入力デバイス42の例を示した図である。図12(a)に示される入力デバイス42は円柱形状をしており、ユーザはその湾曲した側面をマルチタッチパネル111にタッチさせながら転がすことで、所定の長さの細長い棒形状の領域をタブレット端末11に対し入力するとともに、その領域を長手方向垂直に移動させることができる。
また、図12(b)に示される入力デバイス42は円錐形状をしており、ユーザはその湾曲した側面をマルチタッチパネル111にタッチさせながら転がすことで、所定の長さの細長い棒形状の領域をタブレット端末11に対し入力するとともに、その領域を長手方向の一方の端部を中心に回転移動させることができる。
また、図12(c)に示される入力デバイス42は球を平面でカットした形状をしており、ユーザはその湾曲した側面をマルチタッチパネル111にタッチさせながら転がすことで、入力デバイス42の上面を水平とした場合の上面の円の中心の鉛直下に位置するマルチタッチパネル111上の点を中心に、任意の方向に所定範囲内で放射状に延びる線をタブレット端末11に対し入力することができる。なお、図12(c)に示される入力デバイス42の上面の中心部上には、ユーザが入力デバイス42を保持しやすいように指で挟むための取手が設けられている。
また、図12(d)に示される入力デバイス42は円柱を平面でカットした形状をしており、ユーザはその湾曲した側面をマルチタッチパネル111にタッチさせながら転がすことで、所定の長さの細長い棒形状の領域をタブレット端末11に対し入力するとともに、その領域を長手方向垂直の所定範囲内で移動させることができる。なお、図12(d)に示される入力デバイス42の上面の中心部上にも、ユーザが入力デバイス42を保持しやすいように指で挟むための取手が設けられている。
図13は、上述したような形状の入力デバイス42を用いるタッチツールシステム4の一例を示した図である。この例では、アプリに従い、タブレット端末11は料理おままごとゲーム機として機能している。ユーザはマルチタッチパネル111に表示される弾力性のある食材、例えば麺生地の画像上に、例えば図12(a)に示される円柱形状の入力デバイス42をタッチさせ、それを押下しながら転がす。その転がす方向および押下の強さに応じて、画面内の麺生地が伸ばされていく。
なお、このような画像処理は、入力デバイス42によりマルチタッチパネル111に入力された領域から特定される線分の位置およびマルチタッチパネル111に対する押圧の強さに応じた画像の修正処理をコンピュータ112が順次行っていくことにより実現される。
上述の料理おままごとゲーム機として機能するタブレット端末11において、例えばタッチツールシステム3で用いられるミニチュア模型付きの入力デバイス32を利用可能とすることもできる。それにより、例えば食材のミニチュア模型付きの入力デバイス32をタッチすることでキッチンテーブル上に食材を載せたり、出来上がった料理の上に食材をトッピングしたりすることが可能となる。
上述の説明において、入力デバイス42は例えば細長い棒形状の領域といった同一の形状の領域を連続的に繰り返し入力する入力デバイスとして機能する。これに対し、図14に例示する入力デバイス42はタッチされる位置に応じて異なる情報を入力する入力デバイスとして利用可能な構造を備えている。
図14に示される入力デバイス42の湾曲した側面上には、図14(a)に示されるように上面が水平な状態において入力デバイス42がマルチタッチパネル111に接する点(上面の円の中心の鉛直下に位置する点)における接部122の密度が最も低く、上面に向かうに従いその密度が徐々に高くなるように接部122が配置されている。
そのような構造の入力デバイス42を用いると、ユーザは入力デバイス42をマルチタッチパネル111上で転がすことにより、大きく倒す程大きな数値のパラメータを入力する、といった連続的に増減するパラメータをタブレット端末11に対し入力することができる。すなわち、例えば図14(a)の状態におけるタッチ領域は密度の低い複数の点となり、図14(b)の状態におけるタッチ領域は密度の高い複数の点となる。コンピュータ112はこれらの全体として異なる形状のタッチ領域の各々に応じたパラメータを処理DBから順次読み出すことにより、連続的に変化するパラメータの取得を行う。
図14に示されるような入力デバイス42は、例えば上述したタッチツールシステム3により実現される音楽映像創作デバイスにおいて、ジョイスティックとして利用することができる。
[2.4.第4変形例]
第4変形例にかかるタッチツールシステム5においては、黒色鉛筆型、赤色鉛筆型、消しゴム型等の各種筆記具の形状の入力デバイス52が用いられ、それらを用いてマルチタッチパネル111に対し好みの色で字や絵を書いたり、それらを消したりすることができる。
図15は、入力デバイス52の例を示した図である。図15(a)は黒色ペン型の入力デバイス52、図15(b)は赤色ペン型の入力デバイス52、図15(c)は消しゴム型の入力デバイス52である。
これらの入力デバイス52の一方の端部付近の丸みを帯びた表面には、同じ位置関係で配置された複数の接部122のセットが繰り返し配置されている。なお、入力デバイス52が任意の角度でマルチタッチパネル111にタッチされた場合、それらの複数のセットのうち少なくとも1つが必ずタッチ領域に含まれるように、接部122の配置における密度(セットの大きさ)が十分に小さくなっている。
セットに含まれる接部122の位置関係は入力デバイス52ごとに異なり、タブレット端末11はそれらの位置関係の違いに基づき、いずれの入力デバイス52により筆記や字消しの操作が行われているかを特定することができる。例えば、ユーザが図15(a)の入力デバイス52を用いてマルチタッチパネル111に対し筆記動作を行うと、コンピュータ112はその位置関係に応じて処理DBから読み出した処理指示データ群に含まれる、例えば「黒色鉛筆2ポイント」といった線の属性を示すデータに従い、筆跡位置に黒色鉛筆で筆記したような濃淡の2ポイントの太さの線を描画させる。
図15(d)は黒/赤兼用鉛筆型の入力デバイス52である。この入力デバイス52の一方の端部付近の丸みを帯びた表面は図15(d)における概ね左右で示される2つの領域に区分されており、例えば左側の領域には赤色鉛筆用の接部122のセットが配置され、右側の領域には黒色鉛筆用の接部122のセットが配置されている。これにより、ユーザは筆記動作字に入力デバイス52を軸周りに回転させるだけで筆記に用いる色を使い分けることができる。
[2.5.第5変形例]
第5変形例にかかるタッチツールシステム6においては、ユーザの各指に装着される指サック型の入力デバイス62が用いられる。図16は、入力デバイス62の外観および入力デバイス62を用いるタッチツールシステム6の一例を示した図である。
図16(a)に示されるように、入力デバイス62は例えば肉薄の伝導性シリコンゴムで作られた指にフィットするサイズの袋形状の本体部621と、入力デバイス62が指に装着された状態において通常のユーザによる指を用いたタッチ操作において本体部621がマルチタッチパネル111にタッチする可能性のある領域上に設けられた多数の接部122とにより構成されている。
入力デバイス62における接部122は、入力デバイス52における接部122と同様に、一定の位置関係で配置された接部122からなるセットが繰り返し並べられたものである。
ユーザは、各々セット内の接部122の位置関係が異なる各指用の入力デバイス62を指に装着することで、タブレット端末11に対しいずれの指がいずれの位置にタッチされたかを識別させることができる。すなわち、例えばユーザが右手人差し指でマルチタッチパネル111をタッチすると、コンピュータ112は右手人差し指に装着されている入力デバイス62の接部122の位置関係に応じた処理指示データ群を処理DBから読み出し、読み出した処理指示データ群に含まれるデータに従い、そのタッチ位置が右手人差し指に関するものであると判定する。
入力デバイス62を用いると、図16(b)に示されるように、タブレット端末11を例えばピアノ練習ツールとして使用することができる。このピアノ練習ツールにおいて、タブレット端末11はアプリに従いマルチタッチパネル111に楽譜画像を右方向にスクロール表示するとともに、ピアノ鍵盤の画像を表示する。ユーザが各指に入力デバイス62を装着した手でピアノ鍵盤に対し打鍵操作を行うと、コンピュータ112はどの鍵盤がどの指でどのタイミングにどの強さで打鍵されたかを特定し、特定した鍵盤および強さに対応する音高・音色のピアノ音を特定した強さに応じたボリュームで即時に再生する。
曲が終了すると、コンピュータ112はユーザによる打鍵のタイミングおよび打鍵の強さに加え、その打鍵に用いられた指が正しいか否かを判定し、判定結果に応じてユーザに対するアドバイス(例えば、運指を誤った箇所を表示など)を行う。
なお、入力デバイス62において、図14に示した入力デバイス42において採用されているような連続的に密度の変化する接部122の配置が採用されてもよい。また、入力デバイス62において、図15(d)に示した入力デバイス52において採用されているような非連続的に位置関係の異なるセットを構成する接部122の配置が採用されてもよい。それらの入力デバイス62を用いると、ユーザはタッチする指の角度を調節し、例えば指の平な部分でタッチするか、側面近くでタッチするか、といった区別を行うことにより、同じ指で異なるデータをタブレット端末11に対し入力することが可能となる。
また、上述した入力デバイス62は、各指に独立して装着可能な指サック型の本体部を備えているが、2本以上の指に装着可能な本体部、例えば片手の5本の指全てに装着可能な手袋型の本体部を備え、各指先部に各々異なる位置関係で配置された接部が設けられている構造が採用されてもよい。
[2.6.第6変形例]
第6変形例にかかるタッチツールシステム7においては、デバイダー型の入力デバイス72が用いられる。なお、通常のデバイダーは主として対象物の長さを測り取るために使用されるが、入力デバイス72は同じ長さの線分や同じ直径の円などを繰り返し異なる位置に入力したい場合に使用される。
図17は、入力デバイス72の外観および入力デバイス72を用いるタッチツールシステム7の一例を示した図である。図17(a)に示されるように、入力デバイス72はデバイダーと同様の構造を備える本体部721と、本体部721の2本の脚の先端部の各々に配置された接部122(各1個)とを備えている。
図17(b)に示されるように、アプリに従いマルチタッチパネル111に表示される製図用キャンバスに対し、ユーザが例えば同じ長さの線分を繰り返し異なる位置に描き入れたい場合、ユーザはその線分の長さに開いた入力デバイス72の2つの脚先を、線分を描き入れたい位置にタッチするだけでよい。
なお、入力デバイス72において、各脚先に互いに位置関係の異なる例えば3点の接部122を配置することで、タブレット端末11にいずれの側の脚先がタッチしているかを識別可能とすることもできる。そうすれば、例えば同じ長さの線分の一方に矢印を付けたい場合など、入力デバイス72をタッチする方向を変えることで、希望する向きの矢印の付いた線分の入力が可能となる。なお、その際、3点の接部122は入力デバイス72の開閉角度にかかわらず常に同時にマルチタッチパネル111にタッチするように、その配置や角度、形状を調整する必要がある。
さらに、線分用の入力デバイス72、円用の入力デバイス72、のように、描く図形の種類に応じて異なる入力デバイス72を利用可能としてもよい。それらの入力デバイス72の脚先に互いに異なる位置関係の複数の接部122を配置することで、個々の入力デバイス72をタブレット端末11に識別可能とすることができる。
[2.7.第7変形例]
第7変形例にかかるタッチツールシステム8においては、入力デバイスとしては、例えば第2変形例にかかる入力デバイス32と同様のものが用いられる。ただし、タッチツールシステム8において用いられる入力デバイスには、家族の構成員(例えば、父親、母親、兄、弟、妹など)の各々のフィギュアが取り付けられている。
タブレット端末11は各構成員の各々に応じた各種データを異なるアカウントとして区別して管理している。そして、家族の各構成員は自分のフィギュアの付いた入力デバイスをマルチタッチパネル111にタッチすることで、自分のアカウントでタブレット端末11にログインすることができる。
さらに、タブレット端末11は複数の構成員の共有アカウントも管理することができる。例えば、兄と弟がそれぞれ自分の入力デバイスを持ち寄ってマルチタッチパネル111上にそれらを同時に置くことで、兄と弟の共有アカウントによりタブレット端末11にログインすることができる。
また、タッチツールシステム8においては、例えば各アプリが管理する個々の構成員の個人データの呼び出しも入力デバイスのタッチのみで行うことができる。
例えば、兄があるゲームを初めから始めて途中までやった後、その状態をセーブ(保存)し、その後、弟が同じゲームを初めから始めて途中までやった後、その状態をセーブ(保存)したとする。その後、兄がそのゲームを再開したい場合、兄はそのゲームの開始画面において自分の入力デバイスをマルチタッチパネル111にタッチすることで、自分のセーブデータ(ゲーム再開のための各種パラメータデータ)をタブレット端末11に読み出させ、前回のセーブ時の状態からゲームの再開を行うことができる。
このように、タッチツールシステム8においては、入力デバイスのタッチ操作により入力されるタッチ領域データが各種本人認証用のデータとして利用される。
[2.8.その他の変形例]
上述した変形例の他にも、種々の変形が考えられる。例えば、上述した実施形態および変形例の多くにおいては、複数の接部122の各々によるタッチ領域は点として捉えられている。そして、それらの点により特定される形状(位置関係)に基づき、各入力デバイスの識別等が行われる。これに代えて、接部122の各々によるタッチ領域そのものの形状に基づき、各入力デバイスの識別等が行われる構成が採用されてもよい。
例えば、接部122がマルチタッチパネル111に接触または近接する面自体の形状を三角形や四角形などの各々異なる形状にすることで、タブレット端末11に対しそれらの異なる形状を示すタッチ領域データを入力することができる。タブレット端末11はそのように入力されるタッチ領域データにより示される形状に基づき、例えば処理DBから指示処理データ群を読み出すことで、タッチに用いられた入力デバイスに応じた各種処理を実行することができる。
また、上述した実施形態および変形例において、マルチタッチパネル111は投影型静電容量方式であるものとしたが、他の方式が採用されてもよい。なお、その場合、採用される方式に応じた素材等が入力デバイスの素材等として選択される必要がある。例えば、静電容量方式以外の方式において、入力デバイスは導電性素材により構成される必要はない。
また、上述した実施形態および変形例において、パネルディスプレイとタッチパッドが一体化したマルチタッチパネル111が用いられるものとしたが、例えば各々異なる筐体内に配置されたディスプレイ装置とタッチパッドがデータ通信ケーブル等によりコンピュータ112に接続された構成が採用されてもよい。なお、その場合、例えばパネルディスプレイがコンピュータ112と同じ筐体内に一体化されていてもよい。
また、上述した実施形態および変形例において、マルチタッチパネル111とコンピュータ112が一体化したタブレット端末11が用いられるものとしたが、例えば各々異なる筐体内に配置されたマルチタッチパネルディスプレイとコンピュータがデータ通信ケーブルにより接続されたものがタブレット端末11の代わりに用いられてもよい。
また、上述した実施形態および変形例においては、タブレット端末11が備えるコンピュータ112に各種アプリに従った処理を実行させることによりタブレット端末11が各種ツールに変化するものとしたが、例えばタブレット端末11を予めROM(Read Only Memory)等に書き込まれたアプリに従い特定のツールとしてのみ機能する、いわゆる専用機としてハードウェア的に構成してもよい。
なお、上述した実施形態および変形例の説明において、タブレット端末11が外部の通信機器とデータ通信する態様については特に述べなかったが、タブレット端末11が無線または有線の通信手段を備え、例えば携帯電話通信網やインターネット等を介して外部から必要なデータを取得可能に構成されてもよい。例えば、世界の地図情報、レシピ情報など、インターネットからのデータ取得を可能とすることで、タブレット端末11がより利便性の高いツールとして機能し得る。
以上述べたように、本発明にかかる入力デバイスによれば、所定の位置関係にある複数の位置または所定の形状をワンタッチでマルチタッチパッドに対し入力することができる。特に、本発明にかかる入力デバイスを用いることにより、所定の位置関係にある多数の微細な点や複雑な形状など、指や従来のスタイラス等では不可能な入力を行うことが可能となる点は特筆すべき点である。そのため、本発明にかかる入力デバイスは、本人認証、使用したいアプリケーションの指定、使用したいデータの呼び出しなど、何らかの識別を要する用途に広く利用可能である。
さらに、本発明にかかる入力デバイスによれば、従来のスタイラス等で可能な位置の指定に加え、方向(入力デバイスの向き)およびその変化である回転といった従来のスタイラス等では入力ができなかった情報の入力が可能である。そのため、例えば方向を指定しながらの画像貼り付けやゲームのシーン内における登場人物の移動方向とその顔の向きの同時指定、といった従来は不可能または困難であった入力を容易かつ自然な感覚で行うことができる。
そのため、本発明にかかる入力デバイスは、本発明にかかるプログラム、データ処理方法もしくはデータ処理装置とともに用いられると、極めてユーザーフレンドリーな入力手段として機能する。
入力デバイス、プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置は、それらを製造する製造業やサービス業およびそれらを販売するサービス業において広く利用可能である。
1…タッチツールシステム、2…タッチツールシステム、3…タッチツールシステム、4…タッチツールシステム、5…タッチツールシステム、6…タッチツールシステム、7…タッチツールシステム、8…タッチツールシステム、11…タブレット端末、12…入力デバイス、22…入力デバイス、32…入力デバイス、42…入力デバイス、52…入力デバイス、62…入力デバイス、72…入力デバイス、111…マルチタッチパネル、112…コンピュータ、121…本体部、122…接部、621…本体部、721…本体部。

Claims (25)

  1. マルチタッチパッドに対し接触または近接することにより当該接触または近接した位置を前記マルチタッチパッドに検出させる接部を複数備え、
    前記複数の接部のうち少なくとも2つの接部が互いに所定の位置関係を維持しつつ前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接するように配置されている
    入力デバイス。
  2. 筒形状の本体部を備え、
    前記複数の接部は前記本体部の筒形状の軸方向に垂直な一方の端面上に配置されている
    請求項1に記載の入力デバイス。
  3. カード状の本体部を備え、
    前記複数の接部は前記本体部の表面および裏面の少なくとも一方の面上に配置されている
    請求項1に記載の入力デバイス。
  4. 前記少なくとも2つの接部の所定の位置関係がユーザによる前記入力デバイスに対する所定の操作により変更可能である
    請求項1乃至3のいずれかに記載の入力デバイス。
  5. 前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
    前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の任意の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接する接部の中に前記所定の位置関係で配置された少なくとも2つの接部が常に含まれるように、前記複数の接部が配置されている
    請求項1に記載の入力デバイス。
  6. 前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
    前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の一の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接する接部の中に含まれる前記所定の位置関係で配置された少なくとも2つの接部の位置関係と、前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の前記一の部分とは異なる他の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに同時に接触または近接する接部の中に含まれる前記所定の位置関係で配置された少なくとも2つの接部の位置関係とが異なるように、前記複数の接部が配置されている
    請求項1に記載の入力デバイス。
  7. 指先に装着可能な肉薄な袋形状の本体部を備え、
    前記本体部の外部表面のうち少なくとも前記本体部が装着された前記指先を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに接触または近接する可能性のある領域の上に前記複数の接部が配置されている
    請求項5または6に記載の入力デバイス。
  8. 表面の少なくとも一部が円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える本体部を備え、
    前記複数の接部は前記本体部の表面のうち前記円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える部分の上に配置されている
    請求項5または6に記載の入力デバイス。
  9. マルチタッチパッドに対し接触または近接することにより当該接触または近接した位置を前記マルチタッチパッドに検出させる接部を備え、
    前記接部が前記マルチタッチパッドに接触または近接された場合に、前記接部により前記マルチタッチパッドが検出する位置が全体として所定の形状の線または領域を示すように、前記接部が所定の面形状をなす
    入力デバイス。
  10. 前記接部は互いに同一の前記所定の面形状をなす複数の接部で構成され、
    前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
    前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の任意の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に、前記複数の接部のうち少なくとも1つの接部が常に前記マルチタッチパッドに接触または近接するように、前記複数の接部が配置されている
    請求項9に記載の入力デバイス。
  11. 前記接部は互いに異なる前記所定の面形状をなす複数の接部で構成され、
    前記複数の接部は使用状態において凸に湾曲した面の上に配置され、
    前記使用状態において凸に湾曲した面のうち前記複数の接部が配置されている領域内の任意の部分を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に、前記複数の接部のうち少なくとも1つの接部が常に前記マルチタッチパッドに接触または近接するように、前記複数の接部が配置されている
    請求項9に記載の入力デバイス。
  12. 指先に装着可能な肉薄な袋形状の本体部を備え、
    前記本体部の外部表面のうち少なくとも前記本体部が装着された前記指先を前記マルチタッチパッドに近接させた場合に前記マルチタッチパッドに接触または近接する可能性のある領域の上に前記複数の接部が配置されている
    請求項10または11に記載の入力デバイス。
  13. 表面の少なくとも一部が円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える本体部を備え、
    前記複数の接部は前記本体部の表面のうち前記円柱の側面、円錐の側面および球の外面の少なくとも一部の形状を備える部分の上に配置されている
    請求項10または11に記載の入力デバイス。
  14. ユーザに前記入力デバイスの所定の方向を識別可能とするための表示もしくは形状が外部から当該ユーザに視認可能に形成されている
    請求項1乃至13のいずれかに記載の入力デバイス。
  15. ユーザに前記入力デバイスを他の同種の入力デバイスから識別可能とするための表示もしくは形状が外部から当該ユーザに視認可能に形成されている
    請求項1乃至14のいずれかに記載の入力デバイス。
  16. マルチタッチパッドに接続されたコンピュータに、
    各々2以上の点の位置関係を示す1以上の位置関係データを記憶し、前記1以上の位置関係データの各々に関し当該位置関係データに対応付けて1以上のデータを記憶する処理と、
    任意の位置関係を示す2以上の点の各々の位置を各々示す互いに対応付けられた2以上の位置データからなる位置データ群を前記マルチタッチパッドから取得する処理と、
    前記記憶する処理において記憶されている1以上の位置関係データの中から、前記マルチタッチパッドから取得した位置データ群により示される位置関係を示す位置関係データを検索する処理と、
    前記検索する処理において検索した位置関係データに対応付けて前記記憶する処理において記憶されている1以上のデータを読み出す処理と、
    前記読み出す処理において読み出した1以上のデータに従った処理と
    を実行させるプログラム。
  17. 前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置に基づき1以上の位置または1以上の各々形状を持った領域を特定する処理
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記1以上のデータに従った処理において、前記特定する処理において特定した位置または形状を持った領域に応じた処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置に基づき1以上の方向を特定する処理
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記1以上のデータに従った処理において、前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項16または17に記載のプログラム。
  19. 前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、順序の定められた複数の画像データの中から前記特定した方向に応じて決定される画像データを選択し、もしくは1の画像データにより示される画像から所定サイズの領域の画像を前記特定した方向に応じて決定される位置において切り出した部分画像を示す画像データを生成し、当該選択もしくは生成した画像データを画像の表示を行う表示装置に対し出力する処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項18に記載のプログラム。
  20. 画像の表示を行うタッチパネルである前記マルチタッチパッドに接続された前記コンピュータに、
    所定のオブジェクトの外観を示す画像を表示する処理
    を実行させ、
    前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置が前記オブジェクトの表示されている位置を基準とする所定範囲内であり、かつ前記方向を特定する処理において特定した方向が所定の方向である場合に限り、所定の処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項18に記載のプログラム。
  21. 画像の表示を行うタッチパネルである前記マルチタッチパッドに接続された前記コンピュータに、
    所定の画像を表示する処理
    を実行させ、
    前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、前記表示する処理において表示している前記所定の画像のうち前記取得する処理において取得した位置データ群により示される2以上の点の位置により特定される領域に表示している部分画像を、前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた所定の規則に従い変化させた部分画像で置き換えて表示する処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項18に記載のプログラム。
  22. 画像の表示を行うタッチパネルである前記マルチタッチパッドに接続された前記コンピュータに、
    所定の音を再生する処理
    を実行させ、
    前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた処理として、前記再生する処理において発音する音の大きさを、前記方向を特定する処理において特定した方向に応じた所定の規則に従い変化させる処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項18に記載のプログラム。
  23. 前記取得する処理において、2以上の位置データ群を取得させる処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記検索する処理において、前記取得する処理において取得した2以上の位置データ群の各々に関し、前記位置関係データの検索を前記コンピュータに実行させ、
    前記読み出す処理において、前記検索する処理において検索した2以上の位置関係データの各々に関し、前記1以上のデータの読み出しを前記コンピュータに実行させ、
    前記読み出した1以上のデータに従った処理において、前記読み出す処理において読み出した2組以上の1以上のデータに従った処理を前記コンピュータに実行させる
    請求項16乃至22のいずれかに記載のプログラム。
  24. マルチタッチパッドに接続されたデータ処理装置が、各々2以上の点の位置関係を示す1以上の位置関係データを記憶し、前記1以上の位置関係データの各々に関し当該位置関係データに対応付けて1以上のデータを記憶するステップと、
    前記データ処理装置が、任意の位置関係を示す2以上の点の各々の位置を各々示す互いに対応付けられた2以上の位置データからなる位置データ群を前記マルチタッチパッドから取得するステップと、
    前記データ処理装置が、前記記憶するステップにおいて記憶されている1以上の位置関係データの中から、前記マルチタッチパッドから取得した位置データ群により示される位置関係を示す位置関係データを検索するステップと、
    前記データ処理装置が、前記検索するステップにおいて検索した位置関係データに対応付けて前記記憶するステップにおいて記憶されている1以上のデータを読み出すステップと、
    前記データ処理装置が、前記読み出すステップにおいて読み出した1以上のデータに従った処理を実行するステップと
    を備えるデータ処理方法。
  25. 各々2以上の点の位置関係を示す1以上の位置関係データを記憶し、前記1以上の位置関係データの各々に関し当該位置関係データに対応付けて1以上のデータを記憶する記憶手段と、
    任意の位置関係を示す2以上の点の各々の位置を各々示す互いに対応付けられた2以上の位置データからなる位置データ群をマルチタッチパッドから取得する取得手段と、
    前記記憶手段に記憶されている1以上の位置関係データの中から、前記取得手段により取得された位置データ群により示される位置関係を示す位置関係データを検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された位置関係データに対応付けて前記記憶手段により記憶されている1以上のデータを読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された1以上のデータに従った処理を実行する処理実行手段と
    を備えるデータ処理装置。
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