JP2008305290A - 情報処理システム及び入力制御方法 - Google Patents

情報処理システム及び入力制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008305290A
JP2008305290A JP2007153513A JP2007153513A JP2008305290A JP 2008305290 A JP2008305290 A JP 2008305290A JP 2007153513 A JP2007153513 A JP 2007153513A JP 2007153513 A JP2007153513 A JP 2007153513A JP 2008305290 A JP2008305290 A JP 2008305290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
information processing
display
measurement light
display surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007153513A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Nibu
隆之 丹生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007153513A priority Critical patent/JP2008305290A/ja
Publication of JP2008305290A publication Critical patent/JP2008305290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】入力補助具に対して操作者が及ぼすことが可能な作用の種類を多様化し、操作者に対してより直感的な操作感覚を与える。
【解決手段】情報処理システム1は、表示装置11、入力補助具12、検出部13及び情報処理部10を備える。表示装置11は、表示面111を有し、画像情報に対応する画像を表示面111に表示する。入力補助具12は、操作者による操作によって、測定光の透過特性が互いに異なる少なくとも2つの形態の間で形態を変更可能である。検出部13は、測定光を照射する測定光源及び測定光を受光する受光部を含む光学センサユニット131及び132を有し、受光部による測定光の受光状態に基づいて、表示面111上に配置される入力補助具12の位置及び形態の変化を検出する。情報処理部10は、入力補助具12の形態の変化に応じて画像情報を更新して表示装置11に対して供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、有体物である入力補助具に対して操作者が作用を及ぼした内容を入力情報として利用する情報処理システムに関する。
現在、コンピュータ等の情報処理装置のユーザインタフェースとしてGUI(Graphical User Interface)が広く使用されている。GUIは、マウス等のポインティングデバイスによって操作者による入力を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、操作者は、マウス等のポインティングデバイスを操作することで、画面に表示されたポインタの位置を移動させたり、そのポインタを使用して画面に表示された表示物を操作したりすることができる。
しかしながら、GUIは、画面に表示された表示物の動きが表示画面上のポインタの動きに関連付けられるため、表示物を動かすための操作が煩雑であり、操作者が入力操作を直感的に行えなかった。このようなGUIの課題に対処するため、画面の表示物を実体のある物体(有体物)に関連付けることで、直感的な入力操作を可能とする情報処理システムが知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
特許文献1及び2に開示された情報処理システムは、テーブル上に前面投射型のプロジェクタにより映像を投影し、テーブル上に有体物(以下、入力補助具と呼ぶ)を置き、テーブル上に投影された画面の表示物と入力補助具との関連付けを行うものである。これによって、特許文献1及び2に開示された画像表示システムでは、操作者は、表示画面上の入力補助具を移動させたり回転させたりすることで画面の表示物を操作することができる。このように、有体物である入力補助具に対して操作者が直接作用を及ぼした内容をコンピュータに対する入力情報として利用するユーザインタフェースは、TUI(Tangible User Interface)と呼ばれている。
一方、特許文献3には、指又は指示棒若しくはタブレットペン等の入力指示具によって、タッチパネルの入力検出面がタッチされた部位(指示部位)の数をカウントし、指示部位のカウント数に応じて情報処理装置に所定の処理を実行させるタッチパネルシステムが開示されている。例えば、タッチパネル上の複数の部位を複数の指で順に又は同時に指定したり、タッチパネル上の複数の部位を指示棒で順に指定したりすることによって、指示部位の数や複数の指示部位間の距離に応じた所定の情報処理が行われる。
特開2004−302851号公報 特開2005−250631号公報 特開2001−228971号公報
特許文献1及び2に開示された情報処理システムは、有体物である入力補助具の平行移動や回転移動、つまりテーブル上に置かれた入力補助具の位置及び姿勢の変化を検出することで、表示の変更等の情報処理を行うものである。しかしながら、入力補助具の位置及び姿勢を情報入力に使用するのみでは、操作者が入力できる内容に制限があるという問題がある。
また、特許文献3に開示されたタッチパネルシステムは、指又は指示棒若しくはタブレットペン等の入力指示具によって、タッチパネルの入力検出面に対して同時又は連続的に指定された指示部位の数を情報入力に利用するものである。つまり、特許文献3に開示されたタッチパネルシステムに採用されている入力方法は、有体物である入力補助具に対して操作者が直接作用を及ぼした内容をコンピュータに対する入力情報として利用するTUIとは異なる。したがって、特許文献3の開示内容は、上述した特許文献1及び2に開示された情報処理システムの問題点を解決できるものではない。
本発明は上述した事情を考慮してなされたものであって、本発明の目的は、有体物である入力補助具に対して操作者が作用を及ぼした内容を入力情報として利用する情報処理システムにおいて、入力補助具に対して操作者が及ぼすことが可能な作用の種類を多様化し、操作者に対してより直感的な操作感覚を与えることが可能なユーザインタフェースの実現を目的とする。
本発明の第1の態様にかかる情報処理システムは、表示装置、入力補助具、検出部及び情報処理部を備える。前記表示装置は、表示面を有し、画像情報に対応する画像を前記表示面に表示する。前記入力補助具は、操作者による操作によって、測定光の透過特性が互いに異なる少なくとも2つの形態の間で形態を変更可能である。前記検出部は、前記測定光を照射する測定光源及び前記測定光を受光する受光部を有し、前記受光部による前記測定光の受光状態に基づいて、前記表示面上に配置される前記入力補助具の位置及び形態の変化を検出する。前記情報処理部は、前記入力補助具の形態の変化に応じて前記画像情報を更新し、前記表示装置に対して供給する。
また、本発明の第2の態様にかかる入力制御方法は、有体物である入力補助具に対して操作者が作用を及ぼした内容をコンピュータに対する入力情報として利用するコンピュータの入力制御方法である。本態様にかかる入力制御方法では、画像表示を行う表示面の上に置かれた前記入力補助具の形態が、前記操作者によって、第1の形態から前記第1の形態とは測定光の透過特性が異なる第2の形態に変更されたことを、受光部に入射する前記測定光の変化によって検出する。そして、前記入力補助具の形態変化の検出に応じて、前記コンピュータに所定の情報処理内容を実行させる。
本発明により、入力補助具に対して操作者が及ぼすことが可能な作用の種類を多様化し、操作者に対してより直感的な操作感覚を与えることが可能な情報処理システム及び入力制御方法を提供することができる。
以下では、本発明の具体的な実施例のいくつかについて、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施例1.
本実施例にかかる情報処理システム1の構成を図1に示す。情報処理システム1は、情報処理部10、表示装置11、入力補助具12及び検出部13を有する。情報処理システム1は、有体物である入力補助具12に対して操作者が作用を及ぼした内容を入力情報として利用するユーザインタフェースを採用している。
情報処理部10は、表示装置11に画像表示を行わせるための画像情報を生成し、表示装置11に供給する。また、情報処理部10は、表示装置11の表示面111に置かれた入力補助具12の位置情報、姿勢情報及び形状情報を後述する検出部13から入力し、入力補助具12の位置、姿勢及び形状に応じた情報処理を実行し、更新された画像情報を生成して表示装置11に供給する。つまり、情報処理部10は、表示装置11の画像表示がなされる表示面111上に置かれた有体物である入力補助具12と表示面111に表示される表示物との関連付けを行う。これによって、本実施例にかかる画像表示システム1では、操作者が表示面111上の入力補助具12を移動させたり回転させたり、またその形状を変化させたりすることで、表示面111に表示された表示物を操作することができる。なお、情報処理部10の具体例は、例えば、パーソナルコンピュータである。
表示装置11は、情報処理部10から供給される画像情報に対応する画像を表示面111に表示する。本実施例で用いられる表示装置11は、外部の観測者から見て表示面111を挟んで後方側に位置する光源から表示面111に光を照射することで映像表示を行う直視型の表示装置である。表示装置11の具体例は、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ、EL(electroluminescence)ディスプレイ、背面投射型ディスプレイ等である。
入力補助具12は、表示面111上に配置され、操作者の直接的な操作対象となる有体物である。入力補助具12は、操作者による操作によってその形状を変更できるよう構成されている。入力補助具12の具体的な構成については後述する。
検出部13は、表示面111上に置かれた入力補助具12の位置、姿勢及び形状を光学的に検出し、入力補助具12の位置情報、姿勢情報及び形状情報を情報処理部10に供給する。ここで、入力補助具12の位置情報とは、表示面111上における入力補助具12の2次元位置を示す情報である。情報処理部10は、検出部13から入力される入力補助具12の位置情報の経時変化によって、入力補助具12の移動軌跡を認識することができる。
また、入力補助具12の姿勢情報とは、表示面111上に置かれた入力補助具12の姿勢を示す情報である。入力補助具12の姿勢は、例えば、表示面111に平行な基準方向を基準とした入力補助具12の姿勢角により表される。情報処理部10は、検出部13から入力される入力補助具12の姿勢情報の経時変化によって、入力補助具12の回転等の姿勢変化を認識することができる。
また、入力補助具12の形状情報とは、表示面111上に置かれた入力補助具12の形状を示す情報である。上述したように、入力補助具12は、操作者による直接操作によって、その形状を変更できる。情報処理部10は、検出部13から入力される入力補助具12の形状情報によって、入力補助具12の形状が操作者によって変更されたことを認識することができる。
ここで、検出部13の構成の具体例を図2を用いて説明する。光学センサユニット131及び132は、測定光を照射する光源(不図示)及び測定光を受光する受光部(不図示)を有する。光学センサユニット131及び132が有する受光部(不図示)は、1次元CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像素子である。光学センサユニット131及び132が有する光源(不図示)は、表示面111に平行に測定光を照射する。
再帰性反射材133は、表示面111の周囲を囲むように配置されている。再帰性反射材133は、入射光を入射方向に反射する性質を有する。このため、表示面111上に障害物となる入力補助具12がなければ、光学センサユニット131及び132から照射された測定光は再帰性反射材133によって再帰反射されて光学センサユニット131及び132に戻り、受光部(不図示)によって受光される。
検出処理部134は、光学センサユニット131及び132による測定光の受光状態によって、表示面111上の入力補助具12の位置、姿勢及び形状を算出する。つまり、図2示した検出部131による入力補助具12の位置、姿勢及び形状の測定原理は、以下の通りである。光学センサユニット131及び132から照射された測定光が入力補助具12によって遮られることで、再帰性反射材133に明暗のパターンが現れる。この明暗パターンを2つの光学センサユニット131及び132の受光部(撮像素子)によって撮影する。そして、検出処理部134は、2つの光学センサユニット131及び132によって撮影された明暗パターンによって、入力補助具12の位置、姿勢及び形状を特定する。なお、検出処理部134は、一般的なコンピュータにより実現できる。上述した情報処理部10を構成するハードウェアと検出処理部134を構成するハードウェアは、同一のコンピュータであってもよい。
このような検出部13の構成及び検出原理は、特許文献3に開示された光学式タッチパネルの構成及び検出原理と同様であるため、本明細書では検出部13の構成及び検出原理のさらなる詳細説明を省略する。
なお、図2示した検出部13の構成は一例に過ぎないことはもちろんである。例えば、図2では、光源と受光部が一体構成された光学センサユニット131及び132を使用しているが、測定光を照射する光源と、これを受光する受光部は、表示面111の周囲に独立して配置されても良い。また、3つ以上の光学センサユニットを使用して、入力補助具12の位置、姿勢及び形状を検出してもよい。
続いて、本実施例にかかる入力補助具12の具体的な構成例について説明する。図3は、入力補助具12の外観を示す斜視図である。図4は、入力補助具12の平面図及び正面図である。ベース部材121は、光学センサユニットから照射される測定光を透過する材料によって形成されており、中空円筒形状を有する。入力補助具12は、ベース部材121の底面1212を表示面111に対向させて、表示面111上に配置される。例えば、表示面111が鉛直上向きでテーブル状である場合、入力補助具12は、ベース部材121の底面1212を下に向けて、表示面111上に置かれる。
柱状部材122a及びbは、ベース部材121の中空部1211に配置されている。柱状部材122a及びbの表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。つまり、柱状部材122a及びbは、ベース部材121部分を透過する測定光を遮る遮光部材である。柱状部材122a及びbの光透過率を小さくするためには、ベース部材121を形成する材料に比べて測定光の透過率が小さい材料によって柱状部材122a及びbを形成してもよい。また、柱状部材122a及びbの表面に遮光シールを貼ることや遮光性塗料を塗布することで、測定光の透過を抑制してもよい。
なお、柱状部材122の数は、図3及び4に示した数に限られるものではない。つまり、柱状部材122a及びbは、入力補助具12の姿勢検出のために設けているものであるから、柱状部材12の数は1つでも良いし、3つ以上であってもよい。
キャップ部材123は、中空円筒形状を有する。キャップ部材123の表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。キャップ材123の光透過率を小さくするためには、ベース部材121を形成する材料に比べて測定光の透過率が小さい材料によってキャップ材123を形成してもよい。また、キャップ部材123の表面に遮光シールを貼ることや遮光性塗料を塗布することで、測定光の透過を抑制してもよい。
キャップ部材123は、操作者による操作によって図3(a)に示す矢印D1方向に変位可能に構成されている。このため、キャップ部材123は、図3(a)に示す配置と図3(b)に示す配置をとることができる。図3(a)に示す形態Aでは、キャップ部材123がベース部材121の上方に位置している。つまり、図3(a)の形態Aでは、ベース部材121の側面が外部に露出している。このため、図3(a)の形態で表示面111上に置かれた入力補助具12は、測定光の大部分を透過し、柱状部材122a及びbの影による明暗パターンを再帰性反射材133の上に形成する。
一方、図3(b)に示す形態Bでは、キャップ部材123がベース部材121の側面を覆うように配置されている。つまり、図3(b)の形態Bでは、ベース部材121に入射する測定光がキャップ部材123によって遮られる。このため、図3(b)の形態で表示面111上に置かれた入力補助具12は、測定光を遮るため、キャップ部材123の影による明暗パターンを再帰性反射材133の上に形成する。
続いて以下では、入力補助具12と表示面111に表示される表示物を関連付けることで、入力補助具12に対する操作者の操作に応じて表示物の表示位置を移動させる処理の一例を、図5(a)乃至(c)を用いて説明する。
図5(a)は、表示面111に表示された複数の表示物を示している。以下では、表示物401の表示位置を移動させる処理について説明する。まず、図5(b)に示すように移動させたい表示物401の上に入力補助具12を置く。入力補助具12が、表示面111上に置かれると、検出部13は、入力補助具12の2つの柱状部材122a及びbが置かれた位置を算出し、情報処理部10に対して算出結結果(つまり位置情報)を供給する。
情報処理部10は、検出部13から入力される位置情報によって、入力補助具12が表示面111上に置かれたことを検出するとともに、柱状部材122a及びbの位置を用いて入力補助具12の底面1212の中心位置を算出する。なお、本実施例では、柱状部材122a及びbの位置が底面1212の中心から等距離とされているため、底面1212の中心は、柱状部材122a及びbの間を結ぶ線分の中間位置として算出される。
さらに、情報処理部10は、小ウィンドウ402が配置された画像情報を生成して表示装置11に供給する。小ウィンドウ402には、底面1212の中心位置を示す中心位置マーカ403と、入力補助具12が置かれることで表示が妨げられることになる表示物とが表示される。この結果、図5(b)に示すような、小ウィンドウ403を含む画像表示が行われる。このような表示を行うことにより、表示物と入力補助具12との重なりが生じても、操作者は入力補助具12の配置、入力補助具12の配置と表示物401との位置関係を正確に知ることができる。
操作者は、移動をさせたい表示物401の上に中心位置マーカ403が位置していることを確認した後に、キャップ部材123を下方向に押し下げる。これにより、入力補助具の形状は、図3(a)の形態Aから図3(b)の形態Bに変化する。検出部13は、入力補助具12の形状が変化したことを情報処理部10に通知する。情報処理部10は、入力補助具12の形状変化がなされたときに入力補助具12の中心位置と重なっている表示物401を、位置移動の対象に選択された表示物に決定する。
次に、操作者は、形態Bとしたままで入力補助具12をスライド移動させる。検出部13は、入力補助具12の位置が変化したことを情報処理部10に通知する。情報処理部10は、表示物403の表示位置を入力補助具12の位置変化の軌跡に追随させて移動させる。これにより、図5(c)に示すように、入力補助具12に対する操作に応じた表示物401の表示位置の移動が行われる。
表示物401を所望の位置まで移動させた後に、操作者は、キャップ部材123の押し下げを解除することで、入力補助具12の形状を図3(a)の形態Aに戻す。検出部13は、入力補助具12の形状が形態Aに変化したことを情報処理部10に通知する。情報処理部10は、入力補助具12の形状変化によって、表示物401の選択が解除されたことを認識する。以上の一連の操作者の動作及び情報処理システム1の処理によって、表示物401を移動させる処理が完了する。
上述したように、入力補助具12は、操作者による操作によって、測定光の透過特性が異なる2つの形態A及びBの間で形状を変更可能とされている。また、入力補助具12の形状変化は、再帰性反射材133の上に形成される明暗パターンの変化をもたらす。このため、検出部13は、再帰性反射材133の上に形成される明暗パターンを撮影することによって、言い換えると受光部(不図示)における受光強度の変動によって、入力補助具12の形状変化を光学的に検出することができる。これにより、本実施の形態にかかる情報処理システム1は、入力補助具12の位置や姿勢だけでなく、操作者の操作によってもたらされる入力補助具12の形状変化をユーザインタフェースに利用できる。つまり、情報処理システム1は、入力補助具12に対して操作者が及ぼすことが可能な作用の種類を多様化し、操作者に対してより直感的な操作感覚を与えることが可能なユーザインタフェースを実現している。
また、特許文献1及び2に開示された情報処理システムは、入力補助具内に配置されたコイルとテーブル装置との電磁誘導によって入力補助具の位置検出を行うため、アンテナが張り巡らされた特殊なテーブル装置が必要であるという問題があった。さらに、特許文献1及び2に開示された情報処理システムは、このような特殊なテーブル装置を必要とするために、表示装置が前面投射型のプロジェクタに限定されるという問題があった。さらに、特許文献1及び2に開示された情報処理システムは、表示装置が前面投射型のプロジェクタであるために、入力補助具の操作時に、操作者自身が障害物となって画像表示が妨害され、投影面に全ての画像が投影されないという問題があった。
これに対して、本実施例の情報処理システム1は、入力補助具12の位置、姿勢及び形状を検出部13によって光学的に検出している。このため、本実施例の情報処理システム1は、アンテナが張り巡らされた特殊なテーブル装置を必要としない。また、本実施例の情報処理システム1は、特殊なテーブル装置が不要であるために、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の直視型の表示装置11を使用することができる。さらに、本実施例の情報処理システム1は、直視型の表示装置11を使用できるために、入力補助具12の操作時に、操作者自身が障害物となって画像表示が妨害されることがない。
実施例2.
本実施例にかかる情報処理システムは、上述した実施例1の情報処理システムにおける入力補助具12の構成を変更したものである。入力補助具12を除く他の構成は、実施例1の情報処理システム1と同様である。このため、以下では、本実施例にかかる入力補助具22について説明する。
本実施例にかかる入力補助具22の構成を図6に示す。図6のうち、ベース部材121は、実施例1にかかる入力補助具12が有するものと同様である。入力補助具22は、ベース部材121の中空部1211に配置される柱状部材222a及びbの数が変更可能である。柱状部材222a及びbの表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。キャップ部材223は、中空円筒形状を有し、ボタン224が突出した構造を有する。ボタン224は、図6(a)中の矢印D2方向に変位可能である。図6(b)に示すように、入力補助具22は、操作者によってボタン224がD2方向に押し下げられることで、柱状部材222a及びbが中空部1211内に押し出されるように構成されている。
なお、柱状部材222a及びbの数は、図6(a)及び(b)に示した2つに限定されるものではない。図7(a)に示すように、柱状部材222の数は1つでもよいし、図7(c)に示すように、3つ以上であってもよい。
検出部13は、入力補助具22の柱状部材222の数を検出する。また、情報処理部10は、入力補助具22の柱状部材222の数の変化によって、入力補助具22の形状変化を認識する。
なお、柱状部材222a及びbの位置が中空部1211の内から外に戻るように付勢しておき、操作者によるボタン224の押し下げ力(押し付け力)が解除されたことに応じて、柱状部材222a及びbの位置が中空部1211の内から外に戻るように、バネ等の弾性部材によって柱状部材222a及びbを付勢してもよい。これにより、操作者がボタン224から手を離すだけで入力補助具22の形状変化が自動的に起こるため、入力補助具22の形状を変化させる際に要する操作量を少なくすることができる。
実施例3.
実施例2にかかる入力補助具22は、中空部1211内に位置する柱状部材222の数がゼロの形態と、1つ以上の形態とを選択できるものであった。これに対して、本実施例にかかる入力補助具32は、中空部1211内に位置する柱状部材322の数が正数αの形態と、正数β(α<βとする)の形態とを選択できる。図8(a)及び(b)は、α=1、β=2である場合の入力補助具32の具体例を示している。図8(a)は中空部1211内に1つの柱状部材322aが位置する形態である。一方、図8(b)は、ボタン342の押し下げに連動して、柱状部材322bが中空部1211に飛び出した形態である。なお、柱状部材322a及びbの表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。
本実施例では、実施例2と同様に、検出部13は、入力補助具32の柱状部材322の数を検出する。また、情報処理部10は、入力補助具32の柱状部材322の数の変化によって、入力補助具32の形状変化を認識する。
実施例4.
本実施例にかかる情報処理システムは、上述した実施例1の情報処理システム1における入力補助具12の構成を変更したものである。入力補助具12を除く他の構成は、実施例1の情報処理システム1と同様である。このため、以下では、本実施例にかかる入力補助具42について説明する。
本実施例にかかる入力補助具42の構成を図9に示す。図9のうち、ベース部材121は、実施例1にかかる入力補助具12が有するものと同様である。入力補助具42は、ベース部材121の中空部1211に配置される柱状部材422a及びbの間の距離を変更可能である。柱状部材422a及びbの表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。キャップ部材423は、中空円筒形状を有し、ボタン424が突出した構造を有する。ボタン424は、一方の柱状部材422bと連結されており、かつ、図9(a)中の矢印D4方向に変位可能である。図9(b)に示すように、操作者によってボタン424がD4方向にスライドされることで、柱状部材422bが中空部1211内を平行移動し、他方の柱状部材422aに近づく。
検出部13は、入力補助具42の柱状部材422a及びbの間の距離を検出する。また、情報処理部10は、柱状部材422a及びbの間の距離変化によって、入力補助具42の形状変化を認識する。
なお、柱状部材422a及びbの数は、図9(a)及び(b)に示した2つに限定されるものではないことはもちろんである。
実施例5.
上述した実施例1では、入力補助具12と表示面111の表示物との関連付けを、入力補助具12の位置情報と形状情報によって行い、入力補助具12の位置又は形状の変化によって表示物を操作する例を示した。ここでは、検出部13により生成される入力補助具12の姿勢情報を利用し、入力補助具12の姿勢の変化によって表示物を操作する例を説明する。図10は、表示面111上に配置された入力補助具12を表示面111に垂直な回転軸周りで回転させた状態を示す図である。図10の左側に示す状態を回転状態αと呼ぶ。また、回転状態αから時計回りに角度θだけ回転させた状態を回転状態βと呼ぶ。
検出部13は、柱状部材122a及びbの位置を検出し、支柱の位置変化から入力補助具12の回転角θを算出する。
情報処理部10は、入力補助具12が表示面111上に置かれたことに応じて、図11に示すようなダイヤル目盛り901及び目盛り位置マーカ902が入力補助具12の周囲に配置された画像を表示装置11に出力させる。なお、ダイヤル目盛り901及び目盛り位置マーカ902を表示させるタイミングは、入力補助具12の回転が検出されたタイミングとしてもよい。情報処理部10は、入力補助具12の回転角θの大きさが、予め設定されていた閾値角度θth以上になったことに応じて、目盛り位置マーカ902の位置を隣の目盛り位置にずらして表示させる。
このような構成によって、操作者は、実体のある入力補助具12を回転することで、表示面111の表示物であるダイヤルを回転させるという直感的な操作感を得ることができる。
実施例6.
本実施例にかかる情報処理システムは、上述した実施例1の情報処理システム1における入力補助具12の構成を変更したものである。入力補助具12を除く他の構成は、実施例1の情報処理システム1と同様である。このため、以下では、本実施例にかかる入力補助具62について説明する。
図12は、本実施例にかかる入力補助具62の構成を示す平面図及び正面図である。図12のうち、ベース部材121は、実施例1にかかる入力補助具12が有するものと同様である。入力補助具62では、ベース部材121の中空部1211に配置される柱状部材622a及びbの太さがそれぞれ異なる。柱状部材622a及びbの表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。キャップ部材623は、中空円筒形状を有し、その表面は、ベース部材121に比べて測定光の透過率が小さくされている。
検出部13は、太さの異なる柱状部材622a及びbそれぞれの位置と太さを検出し、柱状部材622a及びbの位置及び太さから入力補助具62の姿勢を検出する。
情報処理部10は、入力補助具62の姿勢を示す表示を含む画像情報を生成して表示装置11に供給する。例えば、太い支柱622bから細い支柱622aに向かう向きを入力補助具62の前向きとし、図13に示すような向き表示マーカ1101を入力補助具62の周囲に表示するとよい。入力補助具62を回転させて向きを変えると、これに追随して、向き表示マーカ1101が指す方向も変化する。なお、図13では、向き表示マーカ1101を矢印としたが、人の顔や自動車の等の向きを表す他の表示であってもよい。
その他の実施例.
入力補助具12と表示面111に表示される表示物とが重なって操作者から表示内容が見え難くなった場合の救済方法として、図5(b)では小ウィンドウ402を表示させる例を示した。図5(b)の例では、小ウィンドウ402内に、入力補助具12の中心位置を示す中心位置マーカ403が示されているため、操作者は入力補助具12がどの表示物を指しているかを容易に特定できる。
図14は、入力補助具12がどの表示物を指しているかを操作者に容易に特定させるための他の表示例を示している。具体的には、図14の例では、入力補助具12の周囲に入力補助具12よりも直径が大きい円形マーカ1201を表示させる。
検出部13は、入力補助具12の2つの柱状部材122a及びbが置かれた位置を算出し、情報処理部10に対して算出結結果(位置情報)を供給する。
情報処理部10は、検出部13から入力される位置情報によって、入力補助具12が表示面111上に置かれたことを検出し、柱状部材122a及びbの位置を用いて入力補助具12の底面1212の中心位置を算出する。そして情報処理部10は、底面1212の中心位置を中心として入力補助具12よりも直径が大きい円形マーカ1201を含む画像情報を生成して表示装置11に供給する。この結果、図14に示すような、円形マーカ1201を含む画像表示が行われる。
図15は、図14と同様に、入力補助具12がどの表示物を指しているかを操作者に容易に特定させるための他の表示例を示している。具体的には、図15の例では、入力補助具12の中心位置と重なりのある表示物1301の表示色を変化させる。
検出部13は、入力補助具12の2つの柱状部材122a及びbが置かれた位置を算出し、情報処理部10に対して算出結結果(位置情報)を供給する。
情報処理部10は、検出部13から入力される位置情報によって、入力補助具12が表示面111上に置かれたことを検出し、柱状部材122a及びbの位置を用いて入力補助具12の底面1212の中心位置を算出する。そして情報処理部10は、底面1212の中心位置と重なっている表示物1301を特定し、この表示物1301の表示色を変化させた画像情報を生成して表示装置11に供給する。この結果、図15に示すような、表示色が変更された表示物1301を含む画像表示が行われる。なお、表示物1301の表示内容は特に限定されるものではなく、入力補助具12との重なりを操作者に視覚的に認識させるものであればよい。例えば、表示物1301の表示色を2色の異なる色の間で交互に変更したり、表示物1301を点滅表示させたりしてもよい。
さらに、本発明は上述した実施例のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
実施例1にかかる情報処理システムの構成図である。 実施例1にかかる検出部の構成を示す図である。 実施例1にかかる入力補助具の構成を示す外観斜視図である。 実施例1にかかる情報処理システムに含まれる入力補助具の構成を示す平面図及び正面図である。 実施例1にかかる情報処理システムにおける表示物の操作を説明するための図である。 実施例1にかかる情報処理システムに含まれる入力補助具の構成を示す外観斜視図である。 実施例2にかかる入力補助具の構成を示す外観斜視図である。 実施例3にかかる入力補助具の構成を示す外観斜視図である。 実施例4にかかる入力補助具の構成を示す外観斜視図である。 実施例5にかかる情報処理システムにおける入力補助具の回転を示す図である。 実施例5にかかる入力補助具の回転に応じた画面表示の一例を示す図である。 実施例6にかかる情報処理システムに含まれる入力補助具の構成を示す平面図及び正面図である。 実施例6にかかる入力補助具が置かれた位置に対応する画面表示の一例を示す図である。 入力補助具が置かれた位置に対応する画面表示の一例を示す図である。 入力補助具が置かれた位置に対応する画面表示の一例を示す図である。
符号の説明
1 情報処理システム
10 情報処理部
11 表示装置
12、22、32、42、62 入力補助具
13 検出部
111 表示面
121 ベース部材
1211 中空部
1212 底面
122a、122b 柱状部材
123 キャップ部材
131、132 光学センサユニット(光源及び受光部)
133 再帰性反射材
134 検出処理部
222a、222b、222c 柱状部材
223 キャップ部材
224 ボタン
322a、322b 柱状部材
323 キャップ部材
324 ボタン
422a、422b 柱状部材
423 キャップ部材
424 ボタン
622a、622b 柱状部材
623 キャップ部材
401 表示物
402 小ウィンドウ
403 中心位置マーカ
901 ダイヤル目盛り
902 目盛り位置マーカ
1101 向き表示マーカ
1201 円形マーカ
1301 表示物

Claims (20)

  1. 表示面を有し、画像情報に対応する画像を前記表示面に表示する表示装置と、
    操作者による操作によって、測定光の透過特性が互いに異なる少なくとも2つの形態の間で形態を変更可能な入力補助具と、
    前記測定光を照射する測定光源及び前記測定光を受光する受光部を有し、前記受光部による前記測定光の受光状態に基づいて、前記表示面上に配置される前記入力補助具の位置及び形態の変化を検出する検出部と、
    前記入力補助具の形態の変化に応じて前記画像情報を更新し、前記表示装置に対して供給する情報処理部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記入力補助具は、
    前記測定光を透過する材料で形成された中空筒状のベース部材と、
    前記ベース部材の中空部に配置され、前記ベース部材に比べて前記測定光の透過率が小さい少なくとも1つの遮光部材と、
    前記ベース部材に比べて前記測定光の透過率が小さく、前記操作者による操作によって、前記ベース部材が前記測定光に対して露出する露出位置と前記ベース部材に入射する前記測定光を遮るように前記ベース部材の周囲を覆う遮光位置との間で変位可能に配置された中空筒状のキャップ部材と、
    を有する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記遮光位置にある前記キャップ部材は、前記露出位置に戻る方向に付勢されており、前記操作者による押し付け力が解除されたことに応じて、自立的に前記露出位置に変位する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記入力補助具は、
    前記測定光を透過する材料で形成された中空筒状のベース部材と、
    前記ベース部材に比べて前記測定光の透過率が小さく、前記操作者による操作によって前記ベース部材の中空部に対して出し入れ可能に配置された少なくとも1つの遮光部材と、
    を有する請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記中空部内にある前記遮光部材は、前記中空部の外に戻る方向に付勢されており、前記操作者による押し付け力が解除されたことに応じて、前記前記中空部の外に変位する請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記入力補助具は、
    前記測定光を透過する材料で形成され、前記入力補助具が前記表示面上に置かれる際に前記表示面に対向する底面を有する中空筒状のベース部材と、
    前記ベース部材に比べて前記測定光の透過率が小さく、前記ベース部材の中空部内に配置されるとともに、前記操作者による操作によって互いの距離を変更可能とされた少なくとも2つの柱状部材と、
    を有する請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記情報処理部は、前記入力補助具が前記表示面上に配置されたことが前記検出部により検出されたことに応じて、前記表示面のうちで、前記入力補助具の底面に対向することで表示が妨げられる領域の表示内容を含む小ウィンドウを前記表示面の他の領域に配置した前記画像情報を生成する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記小ウィンドウには、前記妨げられる領域の表示内容が前記入力補助具の位置を示す表示と関連付けて表示される請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記情報処理部は、前記入力補助具の形態変化を契機として予め定められた情報処理を行う請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記表示装置は、外部の観測者から見て前記表示面を挟んで後方側に位置する光源から前記表示面に光を照射することで映像表示を行う直視型の表示装置である請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記測定光源及び前記受光部は前記表示面の周囲に配置され、前記測定光は前記表示面に平行に照射され、
    前記検出部は、前記測定光源と前記受光部の間の光路上に配置された前記入力補助具が前記測定光を遮光することに伴う前記受光部の受光強度の変動によって、前記入力補助具の位置及び形態の変化を検出する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 前記検出部は、
    複数の前記測定光源と、
    前記表示面の周囲を囲むように配置され、複数の前記測定光源から照射される前記測定光を入射方向に向けて反射する再帰性反射部材と、
    前記複数の前記測定光源の各々と対をなし、複数の前記測定光源の各々の近傍に配置される複数の前記受光部と、
    を有する請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記検出部は、前記受光部による前記測定光の受光状態に基づいて、前記表示面に垂直な仮想軸周りの前記入力補助具の回転量を算出し、
    前記情報処理部は、前記回転量が所定量を超えたことに応じて、前記表示面上に位置する前記入力補助具の周囲に前記回転量を表す画像が配置された前記画像情報を生成し、前記表示装置に表示させる請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  14. 前記検出部は、前記受光部による前記測定光の受光状態に基づいて、前記入力補助具の姿勢を検出し、
    前記情報処理部は、前記表示面上に位置する前記入力補助具の周囲に前記入力補助具の姿勢を表す画像が配置された前記画像情報を生成し、前記表示装置に表示させる請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  15. 前記情報処理部は、前記入力補助具が前記表示面上に配置されたことが前記検出部により検出されたことに応じて、前記表示面上に位置する前記入力補助具の周囲に、前記入力補助具の中心位置を中心とする同心円を表す画像が配置された前記画像情報を生成し、前記表示装置に表示させる請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  16. 前記情報処理部は、前記入力補助具が前記表示面上に配置されたことが前記検出部により検出されたことに応じて、前記入力補助具の直下に位置する表示物の表示色を変化させた前記画像情報を生成し、前記表示装置に表示させる請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  17. 有体物である入力補助具に対して操作者が作用を及ぼした内容をコンピュータに対する入力情報として利用するコンピュータの入力制御方法であって、
    画像表示を行う表示面の上に置かれた前記入力補助具の形態が、前記操作者によって、第1の形態から前記第1の形態とは測定光の透過特性が異なる第2の形態に変更されたことを、受光部に入射する前記測定光の変化によって検出し、
    前記入力補助具の形態変化の検出に応じて、前記コンピュータに所定の情報処理内容を実行させる、入力制御方法。
  18. 前記入力補助具の形態変化の検出に応じて、前記入力補助具の直下に表示された表示物が前記操作者によって選択されたものと判定する請求項17に記載の入力制御方法。
  19. 前記受光部による前記測定光の受光状態に基づいて、前記入力補助具が前記表示面上に配置されたことを検出し、
    前記表示面のうちで、前記入力補助具の底面に対向することで表示が妨げられる領域の表示内容を含む小ウィンドウを前記表示面の他の領域に配置して表示する請求項17に記載の入力制御方法。
  20. 前記受光部による前記測定光の受光状態に基づいて、前記表示面に垂直な仮想軸周りの前記入力補助具の回転量を算出し、
    前記回転量が所定量を超えたことに応じて、前記表示面上に位置する前記入力補助具の周囲に、前記回転量を表す画像が配置された画像を前記表示面に表示する請求項17に記載の入力制御方法。
JP2007153513A 2007-06-11 2007-06-11 情報処理システム及び入力制御方法 Pending JP2008305290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007153513A JP2008305290A (ja) 2007-06-11 2007-06-11 情報処理システム及び入力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007153513A JP2008305290A (ja) 2007-06-11 2007-06-11 情報処理システム及び入力制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008305290A true JP2008305290A (ja) 2008-12-18

Family

ID=40233935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007153513A Pending JP2008305290A (ja) 2007-06-11 2007-06-11 情報処理システム及び入力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008305290A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012099093A (ja) * 2010-10-08 2012-05-24 Ag Ltd タッチパッド用の入力デバイス、プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置
WO2013056913A1 (de) * 2011-10-19 2013-04-25 Siemens Aktiengesellschaft Benutzerschnittstelle mit einem eingabeobjekt und verfahren zur rechnergestützten ansteuerung einer benutzerschnittstelle
WO2013056914A1 (de) * 2011-10-19 2013-04-25 Siemens Aktiengesellschaft Benutzerschnittstelle und verfahren zur rechnergestützten ansteuerung einer benutzerschnittstelle
JP2017130234A (ja) * 2017-04-18 2017-07-27 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 出力装置、情報処理装置、情報処理システム、画像出力方法、および画像出力システム
WO2019073540A1 (ja) * 2017-10-11 2019-04-18 三菱電機株式会社 入力制御装置、入力装置、および入力制御方法
JP2022068313A (ja) * 2009-11-30 2022-05-09 高司 山本 情報処理装置用の駆動装置及びマルチタッチ機能を利用した情報処理システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022068313A (ja) * 2009-11-30 2022-05-09 高司 山本 情報処理装置用の駆動装置及びマルチタッチ機能を利用した情報処理システム
JP7284888B2 (ja) 2009-11-30 2023-06-01 高司 山本 情報処理装置用の駆動装置及びマルチタッチ機能を利用した情報処理システム
JP2012099093A (ja) * 2010-10-08 2012-05-24 Ag Ltd タッチパッド用の入力デバイス、プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置
WO2013042394A1 (ja) * 2010-10-08 2013-03-28 株式会社エージーリミテッド タッチパッド用の入力デバイス、プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置
WO2013056913A1 (de) * 2011-10-19 2013-04-25 Siemens Aktiengesellschaft Benutzerschnittstelle mit einem eingabeobjekt und verfahren zur rechnergestützten ansteuerung einer benutzerschnittstelle
WO2013056914A1 (de) * 2011-10-19 2013-04-25 Siemens Aktiengesellschaft Benutzerschnittstelle und verfahren zur rechnergestützten ansteuerung einer benutzerschnittstelle
CN103858088A (zh) * 2011-10-19 2014-06-11 西门子公司 具有输入物体的用户界面和计算机支持地操控用户界面的方法
JP2017130234A (ja) * 2017-04-18 2017-07-27 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 出力装置、情報処理装置、情報処理システム、画像出力方法、および画像出力システム
WO2019073540A1 (ja) * 2017-10-11 2019-04-18 三菱電機株式会社 入力制御装置、入力装置、および入力制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6539816B2 (ja) 1つのシングル・センシング・システムを使用したマルチ・モーダル・ジェスチャー・ベースの対話型のシステム及び方法
EP2524289B1 (en) Controlling and/or operating a medical device by means of a light pointer
WO2015105044A1 (ja) インターフェース装置、可搬装置、制御装置、モジュール、制御方法およびプログラム記憶媒体
US8743089B2 (en) Information processing apparatus and control method thereof
EP3007045B1 (en) Method and device for non-contact sensing of reproduced image pointing location
JP5308359B2 (ja) 光学式タッチ制御システム及びその方法
US20030132913A1 (en) Touchless computer input device to control display cursor mark position by using stereovision input from two video cameras
US20100328351A1 (en) User interface
TWI571769B (zh) 非接觸輸入裝置及方法
TW201135558A (en) Projecting system with touch controllable projecting picture
US20130222237A1 (en) Interactive polarization-preserving projection display
JP2008305290A (ja) 情報処理システム及び入力制御方法
CN106575151A (zh) 用于头戴式计算的外部用户接口
WO2012129649A1 (en) Gesture recognition by shadow processing
JP2010511945A (ja) 対話型入力システムおよび方法
WO2018216619A1 (ja) 非接触入力装置
US9703410B2 (en) Remote sensing touchscreen
US11513637B2 (en) Image projection device
JP2016024752A (ja) Gui装置
JP2005321870A (ja) 操作入力装置および操作入力方法
EP4258086A1 (en) Calibration device and method for an electronic display screen for touchless gesture control
TWI419017B (zh) 一種具有片狀光層之指標輸入系統
JP4538610B2 (ja) 情報入出力システム
JP7240766B1 (ja) 非接触入力装置
WO2024079971A1 (ja) インタフェース装置及びインタフェースシステム