JP2012099064A - エンジニアリングツール - Google Patents

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Abstract

【課題】グラフィカルな形式のプログラムの変更点を、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムを用いて効率よく抽出するエンジニアリングツールを得る。
【解決手段】変更前の回路図データ21及び変更後の回路図データ22から、ネット情報抽出機能23により、各ノードの接続情報であるネット情報を抽出して、テキストデータ(変更前)24及びテキストデータ25(変更後)として保存し、Diff機能26により、保存されたテキストデータ(変更前)24及びテキストデータ25(変更後)から、O(ND)アルゴリズムにより両テキストデータの最短エディット距離を求めて両テキストデータ間の変更点を抽出し、次いで、WORD(登録商標)生成機能27により、Diff機能26の出力を、変更前の回路図データ21及び変更後の回路図データ22にマッピングして回路図変更点リスト17を生成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、プラント機器を制御するコントローラで用いられるグラフィカルな形式のプログラムの変更点を抽出するエンジニアリングツールに関するものである。
従来のプログラムの変更点抽出機能に関して、例えば、特許文献1では、ラダーの回路図を、行単位で、最小エディット経路アルゴリズムを用いて比較し、プログラムの変更箇所を特定する方式を提案している。
特開2006−59044号公報(第5〜6頁、図3)
従来のプログラムの変更点抽出機能では、ラダーのOR回路の縦線がある場合など、複雑な回路図では、ノードレベルまでの変更点が抽出できない。
これに対して、ビットマップレベルでの比較や、図形を配置する座標単位での比較により、ノードレベルまでの変更点を抽出する方法が考えられる。しかし、ビットマップや座標単位で比較すると、ノードの位置がずれた場合など、論理的には変更のない回路図まで抽出されるため、実際に使用する上では、適用が困難である。
論理的に変更された箇所を抽出する方法として、CNS(コントローラ)で実行するためのコンパイル後のニーモニック表現を用いて、変更点を抽出する方式も考えられるが、一般的に、図形表現とニーモニックは1対1に対応しない(同じ図形に見えても、コンパイル後のニーモニックが異なる場合がある)ため、グラフィカルエディタ上では変更していないように見える箇所が、ニーモニックが異なるために変更されたように抽出されることがあり、本方式も適用が困難である。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、グラフィカルな形式のプログラムの変更点を、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムを用いて効率よく抽出するエンジニアリングツールを得ることを目的にしている。
この発明に係わるエンジニアリングツールにおいては、グラフィカルな形式のプログラムである回路図データを作成するプログラムエディタを有するエンジニアリングツールにおいて、変更前の回路図データ及び変更後の回路図データから、それぞれ回路図の各ノードの接続情報であるネット情報を抽出して、それぞれ変更前のテキストデータ及び変更後のテキストデータとして保存するネット情報抽出手段、このネット情報抽出手段によって抽出され、保存された変更前のテキストデータ及び変更後のテキストデータから、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムにより両テキストデータの最短エディット距離を求めて両テキストデータ間の変更点を抽出するDiff手段、及びこのDiff手段の出力を、変更前の回路図データ及び変更後の回路図データにマッピングして回路図変更点リストを生成する回路図変更点リスト生成手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、グラフィカルな形式のプログラムである回路図データを作成するプログラムエディタを有するエンジニアリングツールにおいて、変更前の回路図データ及び変更後の回路図データから、それぞれ回路図の各ノードの接続情報であるネット情報を抽出して、それぞれ変更前のテキストデータ及び変更後のテキストデータとして保存するネット情報抽出手段、このネット情報抽出手段によって抽出され、保存された変更前のテキストデータ及び変更後のテキストデータから、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムにより両テキストデータの最短エディット距離を求めて両テキストデータ間の変更点を抽出するDiff手段、及びこのDiff手段の出力を、変更前の回路図データ及び変更後の回路図データにマッピングして回路図変更点リストを生成する回路図変更点リスト生成手段を備えたので、回路図データの論理的に変更された箇所を正しく抽出することができる。
この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールを含む全体システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられる回路図データ(変更前)の例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられる回路図データ(変更後)の例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられるラダープログラムを示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられる回路図データのネット情報の例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。 図8における修正テキストデータの例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能の変更点抽出結果を示す図である。 この発明の実施の形態3によるエンジニアリングツールを示す構成図である。 図11における変更ページ一覧の例を示す図である。 この発明の実施の形態4によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能による変更点マーク除去の例を示す図である。 この発明の実施の形態5によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールを含む全体システムを示す構成図である。
図1において、エンジニアリングツール1は、エンジニアリング機能を格納するプログラムメモリ101と、機能を呼び出して実行するCPU100と、演算用の一時記憶装置であるRAM102と、エンジニアリングツール1で生成される情報を半永久的に格納する外部記憶装置103により構成される。エンジニアリングツール1で作成され、外部記憶装置103に格納されたプログラムは、制御ネットワーク4を経由してCNS(コントローラ)2、3に転送され、プラント機器6を制御するコントローラの制御用ロジックとして使用される。
CNS2は、エンジニアリングツール1で作成されたプログラムを格納する不揮発性メモリ204と、演算用プログラムを格納するプログラムメモリ201と、プログラムを読み出して実行するCPU200から構成される。
CNS3は、CNS2と同様の構成で、エンジニアリングツール1で作成されたプログラムを格納する不揮発性メモリ304と、演算用プログラムを格納するプログラムメモリ301と、プログラムを読み出して実行するCPU300から構成される。
CNS2、3にはプラント機器6が接続され、CPU200、300で実行されるプログラムは、プラント機器6からの入力を受けて演算を行い、その結果をプラント機器6に出力する。
CNS2とCNS3は、二重系を構成しており、トラッキングケーブル5で接続される。A系(制御系)のダウン時、B系に制御が切替る。A系からB系には、トラッキングケーブル5経由で、プログラム実行用のデータがコピー(トラッキング)され、切替り後のB系は、それまでにA系(制御系)で実行していたデータで、プログラムの実行を再開できるようになっている。
図2は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールを示す構成図である。
図2において、エンジニアリングツール1は、プログラムエディタ12を使って、グラフィカルな形式のプログラムを作成する。作成したプログラムは、図1の外部記憶装置103の中に、変更前プロジェクト13と変更後プロジェクト14のように、プロジェクト単位で保存される。
変更点抽出機能16は、変更前プロジェクト13と、変更後プロジェクト14から、プログラム情報を読み出し、それらの間の変更点を抽出して、回路図変更点リスト17のドキュメントを生成する。回路図変更点リスト17は、変更前と変更後のグラフィカルなプログラムを並べて、変更箇所にマークをつけられたWORD(登録商標、以下同じ)のドキュメントファイルであり、後述するラダープログラムごとに作成される。
回路図変更点リスト17を、そのまま正式な文書として使用するときのために、図枠用のWORDファイル15を別途用意することで、図枠をオーバレイしてWORDファイルを生成する。
WORDファイルである回路図変更点リスト17は、WORD18を使い、必要に応じて編集したり、紙ファイル19へ印刷することが可能である。
図3は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。
図3において、13〜17は図2におけるものと同一のものである。図3は、変更点抽出機能16の詳細を示すものである。
変更前プロジェクト13と、変更後プロジェクト14には、それぞれ、プログラムエディタ12で作成された変更前の回路図データ21と、変更後の回路図データ22が含まれる。
ネット情報抽出機能23(ネット情報抽出手段)は、回路図データ21、22からネット情報(各ノード間の接続情報)を抽出し、それぞれテキストデータ(変更前)24と、テキストデータ(変更後)25を生成する。
Diff機能26(Diff手段)は、テキストデータ(変更前)24と、テキストデータ(変更後)25を入力として、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムを使って、両テキストの最短エディット距離を求め、変更箇所を抽出する。
WORD生成機能27(回路図変更点リスト生成手段)は、Diff機能26が抽出した変更箇所と、図枠用のWORDファイル15を入力として、WORDファイルである回路図変更点リスト17を生成する。
図4は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられる回路図データ(変更前)の例を示す図である。
図4において、変更前プロジェクト13に含まれる変更前の回路図データ21の例として、ラダー回路図を示している。
図5は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられる回路図データ(変更後)の例を示す図である。
図5において、変更後プロジェクト14に含まれる変更後の回路図データ22の例として、ラダー回路図を示している。
図6は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられるラダープログラムを示す説明図である。
図6において、ラダープログラムの例を示している。図6は、入力リレー000と001がともにONのときに、出力リレー500がONとなるラダー回路図(AND回路)である。
図7は、この発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールの変更点抽出に用いられる回路図データのネット情報の例を示す図である。
図7では、ネット情報抽出機能23が抽出する、ネット情報(ノード間の接続情報)の例を示したものであり、変更前の回路図データ21と変更後の回路図データ22に対応している。
次に、動作について説明する。
エンジニアリングツール1のプログラムエディタ12で作成されたグラフィカルな形式のプログラムは、制御ネットワーク4を経由してCNS2、3に転送され、プラント機器6を制御するコントローラの制御用ロジックとして使用される。
エンジニアリングツール1では、プログラムエディタ12によりグラフィカルな形式のプログラムを作成した場合、変更前プロジェクト13と変更後プロジェクト14から当該プログラムを読み出し、変更点抽出機能16により、ラダー回路図ごとに変更点を抽出して、ラダー回路図ごとに回路図変更点リスト17を作成するようになっている。
次に、変更点抽出機能16の動作の詳細を説明する。
上述のように、変更前プロジェクト13と、変更後プロジェクト14には、それぞれ、プログラムエディタ12で作成された変更前の回路図データ21と、変更後の回路図データ22が含まれている。
変更点抽出機能16のネット情報抽出機能23は、変更前の回路図データ21と、変更後の回路図データ22からネット情報(各ノード間の接続情報)を抽出し、それぞれテキストデータ(変更前)24と、テキストデータ(変更後)25とを生成する。
図4、図5には、それぞれ変更前プロジェクト13と変更後プロジェクト14に含まれる、変更前の回路図データ21と、変更後の回路図データ22を示している。
図5の変更後の回路図データ22では、1行目のノードM7652の次に、M8000が追加されている。この回路図データ22は、ラダー回路図の例である。
ここで、ラダー回路図とは、シーケンス図(電気回路図)をベースにしており、入力条件と出力の関係を視覚的にイメージしやすいプログラム言語である。ラダープログラムでは、命令語とデバイスを組み合わせて記述する。入力リレー000と001がともにONのときに、出力リレー500がONとなるラダー回路図(AND回路)は、図6のようになる。
ラダー回路図は、AND条件の場合は、ノード間が横線で接続され、OR条件の場合は、縦線で接続される。
なお、本発明では、ラダー回路図を用いるが、その他の、命令を表すシンボルと、シンボルとシンボルを接続する一般的なグラフィカルなエディタでも、本発明と同様に処理を行うことができる。
次に、ネット情報抽出機能23により、ノード単位に、そのノードの左側に接続されたノードと、右側に接続されたノードをリストアップする。これがネット情報である。
図7に、ネット情報抽出機能23が抽出する、ネット情報(ノード間の接続情報)の例を示している。
本例では、M8000が追加されているので、この追加に伴い、図の斜線部が示すような、ネット情報に追加・変更が抽出される。
次いで、変更点抽出機能16のDiff機能26により、テキストデータ(変更前)24と、テキストデータ(変更後)25を入力として、O(ND)アルゴリズムを使って、両テキストの最短エディット距離を求め、変更箇所を抽出する。Diff機能26によって抽出された変更箇所と、図枠用のWORDファイル15を入力として、WORD生成機能27により、WORDファイルの回路図変更点リスト17を生成する。
実施の形態1によれば、以上のように、プログラムの構成単位のノード間の接続情報をネット情報として抽出してテキスト形式のファイルにし、これを、一般的な文書比較アルゴリズムO(ND)を用いて変更点を抽出して回路図変更点リストが生成されるので、回路図上のノードの追加・削除・変更を、変更点として、正しく抽出することができる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。
図8は、この発明の実施の形態2によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。
図8において、13〜17、21〜27は図3におけるものと同一のものである。図8では、変更点抽出機能16に、テキストデータ(変更前)24と、テキストデータ(変更後)25を読み込んで解析し、ブロックの切れ目を判断して、ブロックを抽出するブロック区切り抽出機能81(ブロック区切り抽出手段)を設け、抽出した1ブロックを1行として、修正テキストデータ(変更前)82と、修正テキストデータ(変更後)83を生成する。
図9は、図8における修正テキストデータの例を示す図である。
図9において、修正テキストデータ(変更前)82と、修正テキストデータ(変更後)83の構成が示され、ブロックを示すタグ([ブロック1]など)が付けられ、タグの下に、図7に示すような、当該ブロックのネット情報が含まれる構成とする。
図10は、この発明の実施の形態2によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能の変更点抽出結果を示す図である。
図10において、ブロックごとに変更前と変更後を対向させて、変更箇所が分かるようにしている。
グラフィカルなプログラムは、一般的に線が接続されたブロック単位に、機能がまとめられていて、この機能単位で、すなわち線が接続されたブロック単位で、変更や追加や削除などが行われることが多い。したがって、ブロック単位で、変更点を抽出し、ブロック単位で並べて印刷すれば、機能的な変更が、ユーザにとって分かりやすくなる。
実施の形態2は、これに対応するもので、図8のように、変更点抽出機能16に、ブロック区切り抽出機能81を設けている。
ブロック区切り抽出機能81は、テキストデータ(変更前)24と、テキストデータ(変更後)25を読み込んで解析し、ブロックを抽出する。ブロックの切れ目は、ラダーの場合は、出力命令とロード命令が続いた箇所が切れ目と判断できる。(一般的に、ブロックが存在するグラフィカルなプログラムは、ブロックの切れ目を何らかの形で抽出できる筈である。)そして、1ブロックを1行として、図9のような、修正テキストデータ(変更前)82と、修正テキストデータ(変更後)83を生成する。
生成された修正テキストデータ(変更前)82と、修正テキストデータ(変更後)83を、実施の形態1と同じDiff機能26のO(ND)アルゴリズムで、ブロックをひとまとまりとして実行することで、ブロック単位での変更を抽出できる。
図10は、変更点抽出の結果、ブロック単位で印刷した例である。ブロック単位で、変更前と変更後のブロックを並べ、追加・削除された場合は、空白をあける。変更前と変更後のブロック同士を並べることによって、変更のあったブロックを簡単に識別できるようにする。
ブロック単位で以上のような変更点抽出を行った後は、異なるブロック同士を接続情報単位で、実施の形態1と同様にDiff機能26により比較して、命令単位での変更点抽出を行う。
実施の形態2によれば、以上のように、変更前と変更後のプログラムをブロック単位で比較するようにしたので、ユーザは、機能単位での変更点を簡単に把握できるため、変更点の識別が容易になる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図11は、この発明の実施の形態3によるエンジニアリングツールを示す構成図である。
図11において、1、12〜19は図2におけるものと同一のものである。図11では、エンジニアリングツール1に、回路図変更点リスト17を基にして、変更のあった回路図のページ番号を抽出して、WORDファイル変更ページ一覧32を出力する変更ページ抽出機能31(変更ページ抽出手段)を 設けている。WORDファイル変更ページ一覧32は、WORD18により紙ファイル19として印刷される。
図12は、図11における変更ページ一覧の例を示す図である。
図12において、WORDファイル変更ページ一覧32には、単純に、変更点を含むページ番号を表形式にしたものである。
変更のある回路図を、ユーザが参照するときに、膨大な回路図の中から、一部の変更箇所を検索する必要がある場合が多い。WORDなどのソフトウェアを使える場合は、WORDの検索機能を使うことができるが、プラントが稼動している現地でプログラムを変えるときに、WORDなどのソフトウェアが使用できず、印刷した紙ファイルで変更箇所を検索する必要がある場合がある。
実施の形態3は、これに対応するものであり、図11の変更ページ抽出機能31により、回路図変更点リスト17に基づき、回路図の変更のあったページ番号を抽出して、図12に示すようなWORDファイル変更ページ一覧32を出力する。図12は、単純に、変更点を含むページ番号を表形式にし、すぐに印刷できる形式であり、WORD18により紙ファイル19として印刷される。
なお、実施の形態3の変更点抽出のアルゴリズムなどは、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
実施の形態3によれば、以上のように、変更点を含む回路図のページを印刷できるようにしたので、ユーザは、紙ファイルなどで、変更のあった回路図を、簡単に見つけ出すことができる。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図に基づいて説明する。
図13は、この発明の実施の形態4によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。
図13において、13〜17、21〜27は図3におけるものと同一のものである。図13では、変更点抽出機能16に、回路図変更点リスト17から、変更点として付けられたマークを除去するマーク除去機能131(マーク除去手段)を設けている。
図14は、この発明の実施の形態4によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能による変更点マーク除去の例を示す図である。
図14において、マーク除去機能131により、回路図変更点リスト17から変更点マークを除去する例を示している。
実施の形態1、実施の形態2とも、O(ND)アルゴリズムを用いて変更点を抽出し、抽出した変更点にマークを付けて回路図変更点リスト17を作成する。この場合、エディタ機能により、自動的に行が追加された箇所も、変更点として抽出される場合がある。このような変更点は、ユーザとしては変更点としてみなしたくない場合がある。
実施の形態4は、これに対応するもので、図13のように、変更点抽出機能16に、マーク除去機能131を設けたものである。このマーク除去機能131は、上記のように、O(ND)アルゴリズムを用いて変更点として抽出されたが、ユーザが変更点としてみなしたくない箇所に付けられたマークを、手動で簡単に除去するための機能である。
図14に、マーク除去機能131の簡単な操作イメージを示す。例えば、回路図変更点リスト17にあるラダー回路図のマークが付けられたAND M5121を選択して除去ボタンを押すと、マークを除去しますか、の警告が表示され、はい、とすることにより、AND M5121に付けられたマークが除去される。
実施の形態4によれば、以上のように、マークを除去する機能を設けたので、回路図変更点リストから不要な変更点を示すマークを簡単に除去でき、ユーザにとって、より精度の高い、回路図変更点リストを簡単に得ることができる。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図に基づいて説明する。
図15は、この発明の実施の形態5によるエンジニアリングツールの変更点抽出機能を示す構成図である。
図15において、13〜17、21〜27は図3におけるものと同一のものである。図15では、変更点抽出機能16のDiff機能26に、テキストデータ(変更前)24とテキストデータ(変更後)25の変更点抽出時に、CNS2、3への転送用に、変更行リスト151を生成する機能を追加している。また、変更点抽出機能16に変更行リスト151を参照して、変更のあったプログラムの行のみをCNS2、3に転送する転送機能152(転送手段)を設けている。
実施の形態5は、変更点抽出機能16のDiff機能26に、CNS2、3への転送用として、変更行リスト151を生成する機能を追加したもので、Diff機能26によるテキストデータ(変更前)24とテキストデータ(変更後)25の変更点抽出時に、CNSへの転送用に、変更行リスト151を生成するようにしている。
転送機能152は、変更行リスト151を参照して、変更のあったプログラムの行のみをCNS2、3に転送する。
実施の形態5は、前提として、CNS側に、行単位でのプログラムの転送機能が搭載されている必要がある。
実施の形態5によれば、以上のように、CNSに、変更のあったプログラムの行のみを転送するようにしたので、転送時間を短くすることができる。
なお、上述の実施の形態2〜実施の形態5は、適宜組み合わせて使用することができることは言うまでもない。
1 エンジニアリングツール
2 CNS(A系)
3 CNS(B系)
4 制御ネットワーク
5 トラッキングケーブル
6 プラント機器
12 プログラムエディタ
13 変更前プロジェクト
14 変更後プロジェクト
15 図枠用のWORDファイル
16 変更点抽出機能
17 回路図変更点リスト
21 回路図データ(変更前)
22 回路図データ(変更後)
23 ネット情報抽出機能
24 テキストデータ(変更前)
25 テキストデータ(変更後)
26 Diff機能
27 WORD生成機能
31 変更ページ抽出機能
32 WORDファイル変更ページ一覧
81 ブロック区切り抽出機能
82 修正テキストデータ(変更前)
83 修正テキストデータ(変更後)
100 CPU
101 プログラムメモリ
102 RAM
103 外部記憶装置
131 マーク除去機能
151 変更行リスト
152 転送機能
200 CPU
201 プログラムメモリ
204 不揮発性メモリ
205 トラッキングメモリ
300 CPU
301 プログラムメモリ
304 不揮発性メモリ
305 トラッキングメモリ

Claims (5)

  1. グラフィカルな形式のプログラムである回路図データを作成するプログラムエディタを有するエンジニアリングツールにおいて、
    変更前の回路図データ及び変更後の回路図データから、それぞれ回路図の各ノードの接続情報であるネット情報を抽出して、それぞれ変更前のテキストデータ及び変更後のテキストデータとして保存するネット情報抽出手段、
    このネット情報抽出手段によって抽出され、保存された変更前のテキストデータ及び変更後のテキストデータから、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムにより両テキストデータの最短エディット距離を求めて両テキストデータ間の変更点を抽出するDiff手段、
    及びこのDiff手段の出力を、上記変更前の回路図データ及び変更後の回路図データにマッピングして回路図変更点リストを生成する回路図変更点リスト生成手段を備えたことを特徴とするエンジニアリングツール。
  2. 上記変更前のテキストデータ及び上記変更後のテキストデータを解析し、機能の固まりであるブロックを抽出し、ブロック単位の変更前の修正テキストデータ及び変更後の修正テキストデータを生成するブロック区切り抽出手段を備え、
    上記Diff手段は、上記ブロック単位で、両修正テキストデータ間の変更点を抽出することを特徴とする請求項1記載のエンジニアリングツール。
  3. 上記回路図変更点リストから、変更のあった回路図のページを抽出して、一覧形式の変更ページ一覧として印刷する変更ページ抽出手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジニアリングツール。
  4. 上記回路図変更点リストは、回路図の変更点にマークが付されるとともに、上記マークを手動で除去するためのマーク除去手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエンジニアリングツール。
  5. 上記回路図変更点リストを参照して、変更のあった回路図データの行のみを、プラント機器を制御するコントローラに転送する転送手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエンジニアリングツール。


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