JP2007034797A - 画面データ生成装置、並びに、そのプログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 トラブルシューティング用の操作画面を制御用表示装置に表示させる際に必要な手間を削減可能な画面データ生成装置を実現する。
【解決手段】 デバイスの状態を表示してデバイスへの操作を受け付ける操作画面を表示するプログラマブル表示器が当該操作画面を表示する際の動作を規定するための画面データを生成するコンピュータ装置には、トラブルシューティング時にオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントデータに基づいて、上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を、上記画面データに設定する取り込み処理部51が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 デバイスの状態を表示してデバイスへの操作を受け付ける操作画面を表示するプログラマブル表示器が当該操作画面を表示する際の動作を規定するための画面データを生成するコンピュータ装置には、トラブルシューティング時にオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントデータに基づいて、上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を、上記画面データに設定する取り込み処理部51が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、制御用表示装置の画面データを生成する画面データ生成装置に関するものである。
従来から、制御システムのHMI(Human Machine Interface )として、例えば、画面データ(操作画面データ)に基づいて、デバイスの状態を表示し、デバイスへの操作を受け付けるための操作画面を表示可能なプログラマブル表示器(プログラム式表示装置)が広く使用されている。ここで、プログラマブル表示器では、画面データを変更すれば、表示される操作画面を変更でき、各プログラマブル表示器には、当該プログラマブル表示器を含む制御システムに応じた画面データが予め格納されている。
例えば、後述の特許文献1では、当該プログラマブル表示器の操作画面を作成する方法として、汎用的な基本画面を予め作成しておき、その基本画面の編集時において、データの設定あるいは変更を必要とする箇所を機能部品毎に区別した一覧表の形式で表示する一方、基本画面の変換手順を記載したデータ中から一覧表中のデータを参照しながら、基本画面を修正して必要な画面データを作成する方法が開示されている。
また、後述の特許文献2には、システム設計者またはプログラマブル表示器がフローチャート形式を用いてシステムの処理手順を示すプログラムを作成し、作成されたフロー形式のプログラムを自動的にソースプログラムに変換して、それを解釈し、直ちに実行可能なプログラム作成装置が記載されている。さらに、後述の特許文献3には、自動化操作フローチャートに基づいて、ブレークポイントロジック図を変換生成する構成が記載されている。
一方、制御システムでは、例えば、何らかの異常が発生したとき、それに迅速に対応することが求められており、一般には、想定される各トラブルについて、トラブル発生時の対処手順が、例えば、フローチャートまたは特性要因図などの形式のドキュメント(トラブルシューティングのドキュメント)として作成されている。これらの形式のドキュメントは、例えば、設備/機械設計時に設計者がトラブル発生時の対処に問題がないかを確認するために用いられたり、あるいは、トラブルシューティングマニュアルとして、オペレータがトラブル発生時に参照するために使用されたりしている。
特開2000−47777号公報(公開日:2000年2月18日)
特開平11−327632号公報(公開日:1999年11月26日)
特開平5−265733号公報(公開日:1993年10月15日)
しかしながら、上記従来の構成において、トラブルが発生した場合、オペレータは、印刷されたトラブルシューティングマニュアルを参照して、トラブルシューティングしようとすると、トラブルシューティングマニュアルを持ってくるための手間がかかる。ここで、プログラマブル表示器は、ターゲットシステム近傍において、オペレータの操作を受け付けていることが多いため、トラブルシューティングマニュアルを置く場所が限られている場合がある。この場合に、トラブルシューティングマニュアルがプログラマブル表示器から離れた場所に置かれていると、持ってくる際の手間は、さらに大きくなってしまう。また、プログラマブル表示器は、例えば、クリーンルームなど、印刷されたトラブルシューティングマニュアルを持ち込むことが難しい場所に配置されることもある。
一方で、プログラマブル表示器の操作画面の設計者が、トラブルシューティング用の操作画面を作画して、プログラマブル表示器にトラブルシューティング用の操作画面を表示させようとすると、画面設計に手間がかかってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、トラブルシューティング用の操作画面を制御用表示装置に表示させる際に必要な手間を削減可能な画面データ生成装置を実現することにある。
本発明に係る画面データ生成装置は、上記課題を解決するために、デバイスの状態を表示してデバイスへの操作を受け付ける操作画面を表示する制御用表示装置が、当該操作画面を表示する際の動作を規定するための画面データを生成する画面データ生成装置において、トラブル発生時にトラブルシューティングを行うオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントデータに基づいて、上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を、上記画面データに設定する設定手段を備え、上記ドキュメントデータには、上記各状態確認手順に関連付けて、オペレータが状態を確認すべきデバイスを特定するためのオペレータ用デバイス情報と、状態確認の結果のそれぞれに応じて、次に実施すべき状態確認手順がある場合に設けられ、次に実施すべき状態確認手順を示す次手順情報とが含まれており、上記各状態確認手順に対応する操作画面は、当該状態確認手順に関連付けられたオペレータ用デバイス情報の示すデバイスをオペレータに通知すると共に、状態確認結果が、当該状態確認手順に関連付けられた各次手順情報のそれぞれに対応する状態結果のうちのいずれであるかの入力操作を受け付け、当該操作に応じた次手順情報の示す状態確認手順に対応する操作画面へ表示を切り換える操作画面であることを特徴としている。
当該構成では、設定手段が上記ドキュメントデータに基づいて上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を上記画面データに設定する。したがって、トラブル発生時にオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントのデータとして、上記各状態確認手順に関連付けて、オペレータが状態を確認すべきデバイスを特定するためのオペレータ用デバイス情報と、状態確認の結果のそれぞれに応じて、次に実施すべき状態確認手順がある場合に設けられ、次に実施すべき状態確認手順を示す次手順情報とを含むデータが既に作成されていれば、以下の各状態確認手順に対応する操作画面、すなわち、状態確認手順に関連付けられたオペレータ用デバイス情報の示すデバイスをオペレータに通知すると共に、状態確認結果が、当該状態確認手順に関連付けられた各次手順情報のそれぞれに対応する状態結果のうちのいずれであるかの入力操作を受け付け、当該操作に応じた次手順情報の示す状態確認手順に対応する操作画面へ表示を切り換える操作画面を設計しなくても、これらの操作画面を表示するための情報が、上記設定手段によって、画面データに設定される。
この結果、トラブルシューティング用の操作画面を新たに設計する構成よりも、トラブルシューティング用の操作画面を制御用表示装置に表示させる際に必要な手間を大幅に削減可能な画面データ生成装置を実現できる。また、トラブルシューティング用の操作画面を表示しない構成よりも、オペレータがトラブルシューティングしやすい制御用表示装置を提供できる。
また、上記構成に加えて、上記ドキュメントデータには、上記各オペレータ用デバイス情報に対応付けて、上記制御用表示装置が当該オペレータ用デバイス情報の示すデバイスを特定するためのデバイス情報が含まれており、上記設定手段は、上記各状態確認手順に対応する操作画面に、上記デバイス情報の示すデバイスの状態を上記制御用表示装置が取得して表示するための領域が設けられるように、上記画面データを設定してもよい。
当該構成では、上記各状態確認手順に対応する操作画面にデバイスの状態が表示されているので、例えば、製造物の僅かなズレなどの軽微な不備によって、トラブル発生と認識されており、デバイスが故障していない場合には、当該デバイスの状態を参照して操作画面を操作することによって、デバイスの状態をオペレータが目で見て確認する構成よりも少ない手間で、状態確認手順を辿ることができる。したがって、より速く、当該軽微な不備をトラブルシューティングできる。
さらに、上記構成に加えて、上記ドキュメントデータには、上記制御用表示装置がトラブルシューティングの要否を判定する際に監視するデバイスを示すトリガ情報が含まれており、上記設定手段は、上記画面データと共に、上記制御用表示装置が、当該ドキュメントデータのトリガ情報の示すデバイスの状態を監視してトラブルシューティングの要否を判定し、トラブルシューティング要と判定した場合には、上記設定手段によって設定される操作画面のうち、予め定められた操作画面を表示するように、当該制御用表示装置へ指示するための指示情報を生成してもよい。
当該構成では、設定手段が指示情報を生成し、制御用表示装置は、当該指示情報に基づいて、当該ドキュメントデータのトリガ情報の示すデバイスの状態を監視してトラブルシューティングの要否を判定し、トラブルシューティング要の場合、上記設定手段によって設定される操作画面のいずれかが表示される。したがって、トラブルシューティングすべき異常が発生した場合、制御用表示装置に、トラブルシューティング用の操作画面を速やかに表示させることができ、より早い時点からオペレータにトラブルシューティングさせることができる。
また、上記構成に加えて、上記ドキュメントデータには、上記各オペレータ用デバイス情報に対応付けて、上記制御用表示装置が当該オペレータ用デバイス情報の示すデバイスを特定するためのデバイス情報と、上記各状態確認手順に関連付けられ、当該状態確認手順におけるデバイスの状態の判定基準を示す判定基準情報と、上記各状態確認手順での判定結果の組み合わせのそれぞれに対応して、トラブルシューティングの最終結果説明を示すガイダンス情報とが含まれており、上記設定手段は、上記各ガイダンス情報に対応するガイダンス表示用の操作画面が生成されるように上記画面データを設定し、上記各ガイダンス表示用の操作画面には、対応するガイダンス情報の示す最終結果説明を表示する領域と、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付ける領域とが設けられていると共に、上記設定手段は、上記各状態確認手順に対応する操作画面にも、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付ける領域が設けられるように、上記画面データを設定し、さらに、上記設定手段は、上記各状態確認手順に対応するデバイス情報の示すデバイスの状態を取得する動作と、上記各状態確認手順に関連付けられた判定基準情報の示す判定基準で各状態確認手順に対応するデバイスの状態を判定する動作と、各判定結果の組み合わせに応じたガイダンス情報を表示する領域が設けられた操作画面を表示する動作とを、上記制御用表示装置に実施させるためのガイダンス指示情報を、上記画面データと共に生成してもよい。
当該構成では、設定手段がガイダンス指示情報を生成し、制御用表示装置は、当該ガイダンス指示情報に基づいて、上記各動作を実施する。これにより、デバイスの状態を正しく取得できていれば、制御用表示装置は、正しいガイダンス情報を最初に表示でき、トラブルシューティングに要する時間を大幅に短縮できる。
なお、上記各操作画面には、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付ける領域が設けられているので、例えば、デバイスが故障している場合など、制御用表示装置がデバイスの状態を正しく取得できていない場合には、オペレータが、当該領域を操作することによって、上記各状態確認手順の操作画面を遡って、制御用表示装置による判定の適否を確認できる。また、制御用表示装置による判定が誤っている場合には、正しい判定結果を順次入力することによって、正しいガイダンス情報を表示させることができる。したがって、制御用表示装置がデバイスの状態を正しく取得できない場合でも、何ら支障なく、トラブルシューティングできる。
ところで、上記画面データ生成装置は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。具体的には、本発明に係るプログラムは、上記画面データ生成装置の設定手段としてコンピュータを動作させるプログラムであり、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。
これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記画面データ生成装置として動作する。したがって、上記画面データ生成装置と同様に、トラブルシューティング用の操作画面を制御用表示装置に表示させる際に必要な手間を大幅に削減できる。
本発明によれば、ドキュメントデータに基づいて上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示させるための情報を画面データに設定できるので、トラブルシューティング用の操作画面を制御用表示装置に表示させる際に必要な手間を大幅に削減できる。
本発明の一実施形態について図1ないし図14に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施形態に係る制御システムは、トラブルシューティング時の手順を示すドキュメントを作成すれば、制御システムのHMI(Human Machine Interface )としての制御用表示装置にて、トラブルシューティング時に表示および操作される操作画面を設計でき、画面設計時の手間を削減可能なシステムである。
以下では、マニュアル作成および操作画面設計時に使用されるコンピュータの構成について説明する前に、制御システム全体の概略構成および動作について説明する。
すなわち、本実施形態に係る制御システム1は、図2に示すように、ターゲットシステム2のデバイス2aを制御するためのシステムであって、例えば、ベルトコンベアー式の自動組付機などのデバイス2aの制御に好適に用いられている。
上記制御システム1には、上記デバイス2aを制御する制御装置としてのPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)11と、多くの場合、制御対象近傍に配されると共に、制御システム1のHMIとして、デバイス2aの状態を表示し、オペレータによるデバイス2aへの操作を受け付けるプログラマブル表示器13とを備えている。当該プログラマブル表示器13は、制御対象近傍に配され、オペレータによって操作されるため、そのディスプレイおよび入力装置として、例えば、液晶表示装置、および、その画面上に配されたタッチパネルなどが好適に使用される。
本実施形態に係る制御システム1では、各プログラマブル表示器13は、イーサネット(登録商標)などのLAN(ローカルエリアネットワーク)15によって互いに接続されている。
さらに、上記LAN15には、多くの場合、プログラマブル表示器13よりも離れた場所から、制御システム1全体を管理する制御用ホストコンピュータ17が接続されている。当該制御用ホストコンピュータ17は、LAN15を介して各プログラマブル表示器13と通信して、ターゲットシステム2、PLC11あるいはプログラマブル表示器13の状態を表示したり制御したりでき、制御システム1の監視制御を行うことができる。
また、上記各プログラマブル表示器13は、シリアルケーブルなどの通信路を介して、それぞれに対応するPLC11と接続されている。なお、図1では、説明の便宜上、LAN15にプログラマブル表示器13が2台接続されると共に、各プログラマブル表示器13に1台ずつのPLC11、各PLC11に1台ずつのデバイス2aがそれぞれ接続されている場合を例示しているが、当然ながら、それぞれの接続台数は任意に設定できる。
また、デバイスは、デバイスアドレスにより特定可能で、しかも、状態を取得したり、制御(変更)できるものであれば、例えば、デバイス2a自体であってもよいし、例えば、PLC11やプログラマブル表示器13の記憶装置など、制御システム1に設けられた記憶装置の一領域を示していてもよい。
ここで、上記制御システム1では、制御システム1に必須の構成であり、しかも、HMIとして動作するため、演算能力に余力のあるプログラマブル表示器13が通信の大半を処理するように構成されている。さらに、各プログラマブル表示器13は、自らに接続されているPLC11の機種に固有の専用プロトコルと、LAN15での共通プロトコルとを変換して、他のプログラマブル表示器13や制御用ホストコンピュータ17と、PLC11との通信を中継する。なお、共通プロトコルと専用プロトコルとの間のプロトコル変換には、同じ指示に同じコードが割り当てられるように予め定められた共通のコマンドと上記共通のコマンドに対応するPLC11固有のコマンドとの間の変換や、データやアドレスの表現方法の変換、デバイスアドレスと、当該デバイスアドレスに対応し、しかも、デバイスアドレスとは異なる値に設定可能な変数や変数の名称(変数名)との変換なども含まれる。
これにより、プログラマブル表示器13および制御用ホストコンピュータ17は、他のプログラマブル表示器13に接続されているPLC11の機種に拘らず、LAN15を介して共通のプロトコルで通信できる。この結果、互いに異なる機種のPLC11の混在する制御システム1が比較的容易に実現されている。
本実施形態に係るプログラマブル表示器13は、予め格納された画面データに基づいて、デバイスの状態を画面表示する際の動作、および、画面への操作に応じてデバイスの状態を制御する際の動作を特定するものであり、当該画面データは、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成されている。
本実施形態では、上記プログラマブル表示器13が複数の単位画面(ベース画面)を切り換え表示可能であり、上記タグは、当該タグが有効となる単位画面を示すファイル番号と、単位画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名と、各事象毎に参照される参照情報とを含んでいる。
例えば、上記タグが所定の画面領域(表示座標範囲)へ所定のデバイスの状態に応じた部品図形を表示する表示タグの場合、上記参照情報には、表示座標範囲と、デバイスを特定可能な変数またはデバイスアドレスと、例えば、部品図形がスイッチの場合、ONを示す図形のファイルおよびOFFを示す図形のファイルなど、表示時に参照するファイル番号とが含まれる。さらに、タグが入力タグの場合、参照情報として、有効入力座標範囲と、入力結果が書き込まれるデバイスの変数またはデバイスアドレスとが含まれる。
また、プログラマブル表示器13には、各変数について、変数の名称(変数名)と、変数に対応するデバイス2aまたは内部メモリを特定するための情報(例えば、アドレスなど)と、変数の内容との組み合わせが記憶されている。なお、本実施形態では、変数に対応するデバイス2aの機種に拘わらず、変数の内容を格納する際の表現方法(例えば、ワード長や符号の有無、あるいは、BCD/2進表記など)が予め定められた表現方法に統一されており、変数が実在のデバイス2aに対応する場合、プログラマブル表示器13には、実際の機種での表現方法も格納されている。この場合、プログラマブル表示器13は、PLC11と通信して、デバイス2aの状態を取得あるいは制御する際、表現方法を形式変換して、格納時の表現方法を統一する。
一方、プログラマブル表示器13は、所定の時間間隔で、予め格納された画面データから、ベース画面のファイル番号が、現在表示中のベース画面である表示タグを抽出する。さらに、プログラマブル表示器13は、後述するように内容が更新される変数を参照して、タグに対応する変数の内容を読み出し、内容に応じた部品図形を画面上に表示する。ここで、プログラマブル表示器13に接続されたPLC11が制御するデバイス2aに、上記変数が対応している場合、プログラマブル表示器13は、PLC11との通信によって、デバイス2aの状態を取得し、上記変数の内容を当該状態に応じて更新している。これにより、プログラマブル表示器13の画面上には、例えば、図3に示すように、デバイス2aの状態を示す操作画面が表示される。
なお、変数が他のプログラマブル表示器13に接続されたPLC11によって制御されるデバイス2aを示している場合、プログラマブル表示器13は、LAN15および他のプログラマブル表示器13を介して当該PLC11と通信するなどして、デバイスの状態を取得し、それに応じて変数の内容を更新する。
また、タッチパネルへの押し操作など、オペレータの入力操作を受け付けると、プログラマブル表示器13は、上記画面データから、現在表示中のベース画面に対応し、当該入力操作にマッチする入力タグを検索すると共に、入力結果に応じて、タグに対応する変数の内容を更新する。さらに、プログラマブル表示器13は、デバイス2aの状態を取得する場合と略同様に、PLC11やプログラマブル表示器13と通信するなどして、デバイス2aの状態を上記変数の内容に応じて制御させる。ここで、入力操作の後も、プログラマブル表示器13は、デバイス2aの状態を画面表示するので、操作結果が画面表示に反映される。
なお、プログラマブル表示器13は、例えば、他のプログラマブル表示器13や制御用ホストコンピュータ17など、LAN15に接続された機器から自らに接続されたPLC11のデバイス2aへの制御指示を受け取った場合や、これとは逆に、上記機器へ報告すべきデバイス2aの状態を自らのPLC11から受け取った場合には、上述したプロトコル変換によって、LAN15での通信とPLC11相手の通信との間を中継できる。
ここで、本実施形態に係る画面データでは、各ベース画面の切り換え動作も、入力タグとして実現されており、当該入力タグには、デバイスアドレスとして、プログラマブル表示器13内の記憶領域のうち、現在表示中のベース画面を示すデータが格納されるシステム領域が関連付けられている。一方、プログラマブル表示器13は、画面を表示する際、上述した現在表示中のベース画面を決定するために当該システム領域を参照している。したがって、上記入力タグの示す操作を受け付けて、当該システム領域の内容が変更されると、プログラマブル表示器13は、新たなベース画面として、上記操作に応じたベース画面を表示できる。
さらに、本実施形態に係る画面データでは、各ベース画面に対応する起動ビットも設定可能である。当該起動ビットは、例えば、プログラマブル表示器13のシステム領域など、予め定められたデバイスを特定するためのものであって、プログラマブル表示器13は、画面データに基づいて、各ベース画面の起動ビットが有効であるか否かを監視すると共に、ある起動ビットが有効になったことを検出すると、新たなベース画面として、当該起動ビットに対応するベース画面を表示できる。
また、本実施形態に係るプログラマブル表示器13は、上記ベース画面上にウィンドウを表示できる。当該ウィンドウにも、ベース画面と同様に、例えば、部品図形など、デバイスの状態を表示したり、操作を受け付けるための領域を配置することができる。さらに、各ウィンドウには、起動ビットが関連付けられており、プログラマブル表示器13は、当該起動ビットが有効に設定されると、それに対応するウィンドウを表示できる。各ウィンドウ内に配置される領域も、上記ベース画面内に配置される領域と同様に、タグによって規定されており、画面データには、それらのタグが含まれている。
ただし、これらのタグでは、ベース画面を特定するための情報(ファイル番号など)の代わりに、ウィンドウを特定するための情報(ウィンドウの番号など)を設定することによって、タグに対応する領域とウィンドウとが対応付けられており、プログラマブル表示器13は、ウィンドウを表示する際、当該ウィンドウに関連付けられた領域を表示し、当該領域への操作を受け付けることができる。
また、本実施形態に係る画面データは、ウィンドウを設定するためのウィンドウタグが設けられている。当該ウィンドウタグには、起動ビットを示す情報が含まれており、プログラマブル表示器13は、画面データ内のウィンドウタグを参照することによって、各ウィンドウの起動ビットを特定し、起動ビットが有効になったことを検出すると、当該起動ビットに対応するウィンドウを表示できる。
加えて、本実施形態に係る画面データには、予め定められたプログラム言語(例えば、スクリプトなど)で記述された手順の指示を挿入することができ、プログラマブル表示器13は、予め定められたタイミング(例えば、予め設定された時間間隔毎や、予め設定されたデバイスの状態が予め設定された状態になる度など)になると、プログラム言語で記述された手順を実行することができる。なお、当該プログラム言語では、デバイスの状態を検出する手順、デバイスの状態を設定する手順、算術/論理演算する手順、条件判断する手順、および、それらの組み合わせなど、種々の手順を記述できる。
ここで、上記プログラマブル表示器13に格納されている画面データは、詳細は後述するように、コンピュータ装置19によって生成/修正可能であり、多くの場合、ターゲットシステム2の実情や、プログラマブル表示器13のオペレータの習熟度、あるいは、制御システム1の使用者の好みに合わせたものが用意されている。なお、上記生成/修正した画面データは、プログラマブル表示器13にコンピュータ装置19を一時的に接続して、コンピュータ装置19がプログラマブル表示器13に転送したり、コンピュータ装置19が画面データを記録媒体に格納して、当該記録媒体をプログラマブル表示器13が読み出すなどして、プログラマブル表示器13に格納される。また、上記では、一例として、コンピュータ装置19と制御用ホストコンピュータ17とが別体である場合について説明したが、制御用ホストコンピュータ17がコンピュータ装置19の機能を兼ねていてもよい。この場合、コンピュータ装置19としての制御用ホストコンピュータ17は、LAN15を介してプログラマブル表示器13に画面データを転送できる。
したがって、プログラマブル表示器13のオペレータは、当該画面データに基づいて表示された画面(操作画面)を確認することによって、デバイス2aの状態を的確に把握し、デバイス2aの状態変更の要否を判断できると共に、当該操作画面を操作することによって、デバイス2aの状態変更指示を的確に入力できる。
具体的には、本実施形態に係るコンピュータ装置19は、図1に示すように、データ記憶部21と、ユーザの指示に応じて、画面データを新規作成したり、上記記憶部21に格納されている画面データを編集したりして、画面データを作成し、上記記憶部21に格納する画面データ作成処理部22とを備えている。
なお、上記各部材21〜22、並びに、後述する部材23〜51(51a)は、CPUなどのプロセッサ(演算手段)が、ROMやRAMなどの記憶手段に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信回路を制御することによって実現される機能ブロックである。なお、これらの部材のうち、記憶部21、31および41は、ROMやRAMなどの記憶装置自体であってもよい。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体(例えば、CD−ROMなど)を読み取って、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態に係るコンピュータ装置19を実現できる。
より詳細には、上記画面データ作成処理部22は、画面データに対応する情報が一時的に格納される作業用の記憶部31と、ユーザの指示を受け付けて、当該記憶部31の内容を書き換える編集処理部32と、編集処理部32によって編集される記憶部31の内容を図示しないディスプレイに表示させる表示処理部33と、データ記憶部21に格納された画面データを上記記憶部31に展開したり、編集後の記憶部31の内容に応じた画面データをデータ記憶部21へ書き込むデータ入出力処理部34とを備えている。
ここで、上記画面データは、上述したように、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスを特定可能な変数またはアドレスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成されており、上記編集処理部32は、例えば、タグのパレットを表示し、パレット中のタグを選択して画面上に所望のタグを配置するようにユーザへ促すことができる。また、編集処理部32は、ユーザによるタグの配置操作を受け付けると、当該操作に応じて、編集中の画面データが上記配置されたタグを含むように、記憶部31の内容を変更し、表示処理部33は、記憶部31の内容に基づいて、当該タグを指定された座標に表示できる。また、編集処理部32は、ユーザのドラッグ&ドロップなどの操作に応じて記憶部31の内容を変更して、当該タグの表示座標を調整し、表示処理部33は、変更後の位置にタグを表示できる。また、編集処理部32は、タグに関連するアドレスや変数を入力するようにユーザへ促すと共に、入力されたアドレスや変数が当該タグに関連するように、記憶部31の内容を変更し、表示処理部33は、ユーザの指示に応じて、各タグに関連付けられているアドレスや変数を表示できる。
また、上記では、1ベース画面内に、各タグに対応する入力用あるいは表示用の領域を配置する場合について説明したが、上記編集処理部32は、ベース画面の追加操作あるいはウィンドウの追加操作も受け付け可能であり、これらの操作を受け付けると、それ以降に配置する各領域(タグ)を上記記憶部31に格納する際、これらの各領域(タグ)を新たなベース画面あるいはウィンドウに関連付けることができる。さらに、上記編集処理部32は、ウィンドウ/ベース画面について、起動ビットの設定操作を受け付けることができ、これらの操作に応じて、当該起動ビットを示す情報を、各ウィンドウ/ベース画面に関連付けて記憶部31に格納できる。
さらに、上記編集処理部32は、上記プログラム言語のソースコードの入力/編集操作を受け付けると、入力/編集されたソースコードを示す情報を記憶部31に格納できる。なお、編集処理部32は、各ソースコードの実行タイミングの設定操作を受け付けると、各ソースコードに関連付けて、実行タイミングを示す情報を、記憶部31に格納できる。
一方、編集が終了し、画面データの生成指示を受け付けると、データ入出力処理部34は、編集後の記憶部31の内容に応じた画面データをデータ記憶部21へ書き込むことができる。
これらの結果、ユーザは、画面データ作成処理部22を操作して、画面上の所望の位置にタグを配置すると共に、各タグとデバイスのアドレスとを対応付けるだけで、画面データを作成できる。したがって、プログラマブル表示器13の表示プログラムを修正する場合に比べて容易に、各プログラマブル表示器13の表示や操作を決定(変更)でき、制御システム1のユーザ(コンピュータ装置19のユーザ)は、ターゲットシステム2の実情や、プログラマブル表示器13のオペレータの習熟度、あるいは、ユーザの好みに合わせることができる。
ところで、制御システム1では、例えば、何らかの異常が発生したとき、それに迅速に対応することが求められており、一般には、想定される各トラブルについて、トラブル発生時の対処手順が、例えば、フローチャートまたは特性要因図(フィッシュボーン)などの形式のドキュメント(トラブルシューティングのドキュメント)として作成されている。これらの形式のドキュメントは、例えば、設備/機械設計時に設計者がトラブル発生時の対処に問題がないかを確認するために用いられたり、あるいは、トラブルシューティングマニュアルとして、オペレータがトラブル発生時に参照するために使用されたりしている。
例えば、図4に示す、トラブルシューティングのドキュメントは、001のアラームが発生したときの対処手順を示しており、このアラームが発生した場合、AセンサがON、かつ、BスイッチがONであれば、Cトビラを閉めれば、001のアラームを解消できることを示している。また、当該ドキュメントは、AセンサがON、かつ、BセンサがONでなければ、BスイッチをONにし、AセンサがONでなければ、例えば、Aセンサの検出対象となる部品(製造物)の位置を調整するなどして、AセンサがONになるようにすれば、001のアラームを解消できることも示している。
一方、上記トラブルシューティングのドキュメントを作成するために、上記制御システム1には、ドキュメントを作成するための装置が設けられている。なお、以下では、一例として、上記ドキュメントがフローチャートである場合を例にして具体的に説明する。また、当該トラブルシューティングのドキュメントを生成する装置は、画面データを生成する装置と同一であってもよいし、別の装置であってもよいが、以下では、両装置が同一である場合について説明する。
すなわち、本実施形態に係るコンピュータ装置19には、上記データ記憶部21および画面データ作成処理部22に加えて、ユーザの指示に応じてドキュメントのデータ(ドキュメントデータ)を新規作成したり、上記記憶部21に格納されているドキュメントデータを編集したりして、トラブルシューティングのドキュメントデータを作成し、上記記憶部21に格納するドキュメント作成処理部23が設けられている。
より詳細には、上記ドキュメント作成処理部23は、ドキュメントデータに対応する情報が一時的に格納される作業用の記憶部41と、ユーザの指示を受け付けて、当該記憶部41の内容を書き換える編集処理部42と、編集処理部42によって編集される記憶部41の内容を図示しないディスプレイに表示させる表示処理部43と、データ記憶部21に格納されたドキュメントデータを上記記憶部41に展開したり、編集後の記憶部41の内容に応じたドキュメントデータをデータ記憶部21へ書き込むデータ入出力処理部44とを備えている。
ここで、上記ドキュメントには、例えば、図4のP1a〜P4eに示すように、一般には複数のパーツ(図形オブジェクト)が含まれており、上記編集処理部42は、例えば、パーツのパレットを表示し、パレット中のパーツを選択して画面上に所望のパーツを配置するようにユーザへ促すことができる。
例えば、本実施形態に係るドキュメント作成処理部23では、配置可能なパーツとして、詳細は後述するように、トラブルシューティングの始点を示すパーツ(P1a)と、トラブルシューティング時における最終的なガイダンスを示すパーツ(P2a〜P2c)と、条件分岐を示すパーツ(P3a〜P3b)と、各パーツを結ぶ線状のパーツ(P4a〜P4e)とが用意されており、編集処理部42は、これらの種類のうちのいずれを配置するかの入力を、ユーザに促すことができる。なお、本実施形態では、上記各種類のパーツP1a〜P4eは、それぞれ、楕円状の図形、矩形状の図形、菱形状の図形あるいは線状の図形として表示されている。
また、編集処理部42は、ユーザによるパーツの配置操作を受け付けると、当該操作に応じて、編集中のドキュメントデータが上記配置されたパーツのデータを含むように、記憶部41の内容を変更し、表示処理部43は、記憶部41の内容に基づいて、当該パーツを上記配置操作にて指定された座標に表示できる。
また、上記各パーツには、例えば、図5〜図8に示すように、種々の属性を付加することができ、編集処理部32は、ユーザから、あるパーツに対する属性変更操作を受け付けると、記憶部41の内容を変更して、当該パーツの属性の値を変更できる。
本実施形態では、図5〜図8に示すように、各パーツP1a〜P4eには、それぞれの種別、および、各パーツ自体を特定するための識別子を示す属性と、各パーツの位置を示す属性と、大きさを示す属性とが付されている。また、編集処理部42は、例えば、ユーザのドラッグ&ドロップなどの操作によって、パーツの位置または大きさの変更指示を受け付けると、記憶部41の内容を変更して、当該パーツの属性のうち、位置または大きさの属性の値を変更し、表示処理部43は、それに応じて、画面中に表示されている当該パーツの位置または大きさを変更できる。
また、図5〜図8では、図示していないが、各パーツP1a〜P4eには、各パーツP1a〜P4eの表示を微調整するための属性(例えば、線の色、太さまたは線種、あるいは、背景色または前景色など)が付されており、編集処理部42は、あるパーツの属性の編集指示(例えば、あるパーツの属性設定画面の表示指示、編集対象とする属性の選択指示および属性値の指定指示など)を受け付けると、記憶部41の内容を変更して、当該パーツの属性のうち、指定された属性の値を、指定された値に変更できる。
また、図5〜図8に示すように、各パーツP1a〜P4eには、テキストの属性が付されており、表示処理部43は、各パーツP1a〜P4eに付された、テキストの属性の内容を、そのパーツP1a〜P4eと共に表示できる。なお、図4に示すように、本実施形態に係る表示処理部43は、パーツP1a〜P3bを表示する場合、楕円状、矩形状または菱形状の図形内にテキストを表示し、線状のパーツP4a〜P4eを表示する場合、線に沿ってテキストを表示している。一方、編集処理部42は、あるパーツに対する、テキスト属性の編集指示(例えば、表示されているテキストの選択操作およびテキストの入力操作など)を受け付けると、記憶部41の内容を更新して、当該パーツのテキスト属性の値を編集指示に応じて変更できる。
同様に、上記各パーツP1a〜P4eには、テキストの属性に代えて/加えて、イメージの属性を付すことができ、表示処理部43は、各パーツP1a〜P4eにイメージの属性が付されている場合、その内容を、そのパーツP1a〜P4eと共に表示でき、編集処理部42は、あるパーツに対する、イメージ属性の編集指示(例えば、イメージとして表示すべきファイルの設定指示など)を受け付けると、記憶部41の内容を更新して、当該パーツのイメージ属性の値を編集指示に応じて変更できる。なお、当該イメージの属性の示すイメージは、静止画だけではなく、動画であってもよい。また、イメージ属性の値は、例えば、イメージのファイルなどとして指定されてもよい。
さらに、上記パーツのうち、線状のパーツP4a〜P4eには、図8に示すように、属性として、始点となるパーツおよび終点となるパーツを示す属性が付されており、編集処理部42は、例えば、線状のパーツ(例えば、P4a)の始点をドラッグして始点としたいパーツ(例えば、P1a)へドロップする操作など、始点を指定する操作を受け付けると、記憶部41の内容を変更して、当該パーツP4aの始点の属性を、新たに始点として指示されたパーツ(P1a)を示す値に変更できる。なお、図8は、図4に示す状態のパーツP4aの属性を例示しており、始点の属性がパーツP1aを示す値、終点の属性がパーツP3aを示す値に設定されている。
一方、表示処理部43は、あるパーツの配置を移動した場合、線状のパーツのうち、上記移動されたパーツを始点または終点とするパーツの表示も更新できる。例えば、図4に示すように、線状のパーツP4aの始点がパーツP1aである場合、編集処理部42がパーツP1aの移動操作に応じて記憶部41の内容を更新すると、表示処理部43は、パーツP1aの表示だけではなく、当該パーツP1aを始点とするパーツP4aの表示も更新して、移動後のパーツP1aからパーツP4aが延びている状態を維持できる。
また、ドキュメントの更新が終了して、ドキュメントデータの生成指示を受け付けると、データ入出力処理部44は、編集後の記憶部41の内容に応じたドキュメントデータをデータ記憶部21に格納できる。また、データ入出力処理部44は、印刷指示を受け付けると、図示しないプリンタへ指示して、記憶部41の内容に応じたドキュメントを印刷できる。
さらに、ドキュメントデータに対応する画面データを生成するために、本実施形態に係るドキュメント作成処理部23は、上記各パーツのうちの予め定められたパーツに、画面データに関連する属性を付すことができるように構成されている。本実施形態では、画面データに関連する属性として、上述した各属性の一部が流用されていると共に、さらに、トラブルシューティングの開始を検出するためのデバイスを示す属性(トリガ属性)、および、トラブルシューティングの条件分岐の際に表示される画面、または、トラブルシューティングの最終的なガイダンスを表示する画面において、状態を提示すべきデバイスを示す属性(状態提示デバイス属性)が追加して用意されている。また、本実施形態に係る画面データ作成処理部22には、図1に示すように、これらの属性が付されたパーツを含むドキュメントを示すドキュメントデータを取り込んで、トラブルシューティング時にプログラマブル表示器13へ表示すべき操作画面群(トラブルシューティング用の操作画面群)を示すタグ群を生成し、当該タグ群を示すデータを記憶部31に格納する取り込み処理部51が設けられている。
具体的には、上記トラブルシューティング用の操作画面群には、図9に示すように、各ガイダンスのパーツ(例えば、P2a)に対応する操作画面が含まれている。本実施形態では、当該操作画面は、ベース画面として実装されており、当該ベース画面には、対応するパーツの属性のうち、テキスト属性の示すテキスト、または、イメージ属性の示すイメージを表示するための領域A21が設けられている。一方、取り込み処理部51は、ドキュメントデータから、当該ドキュメントデータの示すドキュメントに含まれる各ガイダンス用のパーツを抽出し、各パーツに対応するベース画面を生成できる。
より詳細には、取り込み処理部51は、抽出した各パーツについて、例えば、予めトラブルシューティング用のベース画面として用意されたベース画面群の中から、未使用のベース画面を選択するなどして、それぞれに対応するベース画面を生成すると共に、当該パーツにテキスト属性が付されている場合は、テキスト属性の示すテキストを表示するためのタグを、上記生成したベース画面に対応付けて生成できる。一方、上記パーツにイメージ属性が付されている場合、取り込み処理部51は、イメージ属性の示すイメージを表示するためのタグを、上記生成されたベース画面に対応付けて生成できる。
また、本実施形態では、上記ベース画面には、トラブルシューティング画面の表示終了を指示するための部材、前の画面へ戻ることを指示するための部材として、終了ボタンB1および戻ボタンB2が設けられており、上記取り込み処理部51は、これらのボタンを表示するためのタグを、上記生成したベース画面に対応付けて生成できる。
ここで、終了ボタンB1は、例えば、トラブルシューティングの開始前に表示されていた操作画面、あるいは、通常の操作画面(トラブルシューティング用の操作画面以外の操作画面)のうち、予め定められた操作画面に戻るためのボタンであって、取り込み処理部51は、当該ボタンB1が操作されたとき、これらの操作画面へ遷移するためのタグを生成できる。
一方、上記戻ボタンB2は、トラブルシューティング用の操作画面のうち、トラブルシューティングの手順において、より上流の操作画面を表示するためのボタンであるが、このボタンB2が押されたときの動作、並びに、当該ボタンB2に対応するタグを生成する際の動作については後述する。
また、上記トラブルシューティング用の操作画面群には、図10および図11に示すように、各条件分岐のパーツに対応する操作画面が含まれている。なお、図10および図11は、図4に示すパーツP3aおよびP3bに、それぞれ対応している。
本実施形態では、これらの操作画面を、始点となるパーツに対応するベース画面(図12参照)の上に、各条件分岐のパーツに対応するウィンドウを重畳表示することによって実現しており、取り込み処理部51は、ドキュメントデータから、当該ドキュメントデータの示すドキュメントに含まれる始点用のパーツを抽出して当該パーツに対応するベース画面を生成すると共に、当該ドキュメントに含まれる各条件分岐用のパーツを抽出して、各パーツに対応するウィンドウを表示するためのタグを生成できる。
より詳細には、取り込み処理部51は、抽出した始点用のパーツについて、上記ガイダンス用のパーツに対応するベース画面およびタグを生成する場合と同様にして、ベース画面、並びに、テキスト属性の示すテキストまたはイメージ属性の示すイメージを表示するためのタグを生成して、図12に示すように、上記テキストまたはイメージを表示するための領域A11が形成されたベース画面を、プログラマブル表示器13に表示させることができる。
また、上記各条件分岐のパーツに対応するウィンドウには、図10または図11に示すように、対応するパーツのうち、テキスト属性の示すテキスト、または、イメージ属性の示すイメージを表示するための領域A31と、条件分岐にて判定される条件のうち、いずれの条件が成立したかの入力を受け付けるための領域とが設けられている。本実施形態では、入力を受け付けるための領域は、各条件に対応するボタンB31・B32として実現されている。
一方、取り込み処理部51は、抽出した各条件分岐のパーツについて、例えば、予めトラブルシューティング用のウィンドウとして用意されたウィンドウ群の中から、未使用のウィンドウを選択するなどして、それぞれに対応するウィンドウを生成すると共に、当該パーツにテキスト属性が付されている場合は、上記領域A31を実現するためのタグとして、テキスト属性の示すテキストを表示するためのタグを、上記生成したウィンドウに対応付けて生成できる。一方、上記パーツにイメージ属性が付されている場合、取り込み処理部51は、イメージ属性の示すイメージを表示するためのタグを、上記生成されたウィンドウベース画面に対応付けて生成できる。
また、取り込み処理部51は、上記ドキュメントデータから、当該条件分岐のパーツを始点とする線状のパーツを抽出し、各線状のパーツに対応して、上記各ボタンB31…を表示するためのタグを生成できる。ここで、上記パーツにテキストまたはイメージの属性が付されている場合、取り込み処理部51は、例えば、各ボタンB31…と共に、当該属性の示すテキストまたはイメージを表示するタグを生成したり、各ボタンB31…を生成するためのタグの参照情報として、上記属性の示すテキストまたはイメージを設定したりして、上記属性の示すテキストまたはイメージが、上記各ボタンB31…と共に表示されるように設定できる。
さらに、取り込み処理部51は、上記各線状のパーツについて、終点となるパーツを特定し、例えば、各線状のパーツに対応するボタンB31…を表示するためのタグの参照情報を設定するなどして、各ボタンB31…が操作された場合に、当該終点となるパーツに対応するウィンドウまたはベース画面を表示するための起動ビットが有効になるように設定できる。
ここで、ウィンドウまたはベース画面を表示するための起動ビットは、ベース画面およびウィンドウを生成する際と同様に、取り込み処理部51が自動設定してもよいし、線状のパーツの始点となるパーツ、あるいは、終点となるパーツの属性として設定されていてもよいが、本実施形態では、図8に示すように、そのウィンドウまたはベース画面に対応するパーツを終点とする線状のパーツの属性(起動ビット属性)として設定されている。したがって、取り込み処理部51は、各ボタンに対応する線状のパーツの起動ビット属性の値を、当該ボタンが操作された場合に有効に設定すべき起動ビットとしている。
例えば、図10に示すウィンドウW31aは、図4に示すパーツ31aに対応しており、当該パーツP3aは、パーツP4bおよびP4cの始点である。また、各パーツP4bおよびP4cには、図4に示すように、テキスト属性として、テキスト「NO」あるいは「YES」を示す属性が付されている。さらに、各パーツP4bおよびP4cには、起動ビット属性として、パーツP2aに対応するベース画面を表示するための起動ビット、あるいは、パーツP3bに対応するウィンドウを表示するための起動ビットを示す属性が付されている。
したがって、当該パーツP3aに対応するウィンドウW31aでは、パーツP4bおよびP4cに対応するボタンB31およびB32が設けられ、ボタンB31は、パーツP4bのテキスト属性の示すテキスト(NO)と共に表示される。また、ボタンB31への操作を受け付けると、プログラマブル表示器13は、パーツP2aに対応するベース画面を表示するための起動ビットを有効に設定できる。同様に、ボタンB32は、パーツP4cのテキスト属性の示すテキスト(NO)と共に表示され、プログラマブル表示器13は、当該ボタンB32への操作を受け付けると、パーツP3bに対応するウィンドウを表示するための起動ビットを有効に設定できる。なお、各図は、各テキストがボタンの操作面(キートップ)上に表示される場合を例示している。
さらに、図10または図11に示すように、上記条件分岐のパーツに対応するウィンドウには、条件分岐の際に参照すべきデバイスの状態を表示する領域A32が設けられており、取り込み処理部51は、当該パーツの属性のうち、上述した状態提示デバイス属性の示すデバイスの状態を表示するための表示タグを、上記ウィンドウに対応付けて生成できる。
例えば、図4に示すように、条件分岐のパーツP3aは、AセンサがONしているか否かを判定の条件としており、図7に示すように、当該パーツP3aの属性のうち、状態提示デバイス属性の値は、Aセンサを示す値(例えば、Y0001)に設定されている。この場合、取り込み処理部51は、例えば、参照情報のうち、デバイスを特定するための情報が当該Aセンサを示す値に設定された表示タグを上記ウィンドウに対応付けて生成するなどして、当該状態提示デバイス属性の示すデバイス(Aセンサ)の状態を表示するためのタグを生成する。これにより、当該タグを含む画面データに基づいて動作するプログラマブル表示器13が当該ウィンドウを表示した場合、図10に示すように、上記ボタンB31およびB32に加えて、Aセンサの状態も表示される。なお、図10は、AセンサがOFF(非点灯)の状態を例示している。
また、図10または図11に示すように、上記条件分岐のパーツに対応するウィンドウには、図9に示すガイダンスのパーツに対応するベース画面と同様に、終了ボタンB1および戻ボタンB2が設けられている。
ここで、戻ボタンB2に対応するタグを生成する際の動作、並びに、当該ボタンB2が押されたときの動作について説明すると、取り込み処理部51は、あるパーツに対応するウィンドウまたはベース画面上に戻ボタンB2を生成する場合、例えば、ボタンB2を設けるためのタグの参照情報を設定するなどして、当該戻ボタンB2が操作された場合に、以下の起動ビット、すなわち、当該パーツを終点とする線状のパーツが始点としているパーツに対応する操作画面を表示するための起動ビットを有効にするように設定する。
なお、上述したように、本実施形態に係るウィンドウは、始点となるパーツに対応するベース画面に重畳表示される。したがって、パーツがベース画面に対応している場合、当該パーツに対応する操作画面を表示するための起動ビットは、当該ベース画面の起動ビットになる。一方、パーツがウィンドウに対応している場合、当該パーツに対応する操作画面を表示するための起動ビットは、当該ウィンドウの起動ビットと、始点となるパーツに対応するベース画面の起動ビットとの組み合わせになる。
例えば、図4に示すガイダンスのパーツP2aは、パーツP4bの終点となっており、当該パーツP4bの始点は、パーツP3aである。また、当該パーツP3aは、図10に示すウィンドウW31aに対応している。したがって、取り込み処理部51は、パーツP2aに対応するベース画面上の戻ボタンB2が操作された場合、当該ウィンドウW31aを表示するための起動ビットと、始点のパーツP1aに対応するベース画面(図12参照)の起動ビットとを有効にするように、当該戻ボタンB2を生成するためのタグを設定する。
さらに、上記取り込み処理部51は、画面データにおいて、上記ガイダンスのパーツP2a〜P2cに対応するベース画面、または、条件分岐のパーツP3a・P3bに対応するウィンドウに関連付けられた起動ビットとして、各パーツを終点とする線状のパーツの起動ビット属性の示す値を設定できる。例えば、パーツP3aは、パーツP4aの終点なので、当該パーツP4aの起動ビット属性の値(図8の例では、LS0001)が、パーツP3aに対応するウィンドウW31aの起動ビットとして設定される。
また、上記取り込み処理部51は、画面データにおいて、上記始点のパーツに対応するベース画面に関連付けられた起動ビットとして、当該パーツに付されたトリガ属性の値(図5の例では、X0001)を設定できる。さらに、図4に示すように、始点となるパーツP1aは、線状のパーツP4aを介して、条件分岐することなく、次の工程としてのパーツP3a(図4の場合、条件分岐のパーツ)に接続されている。
したがって、取り込み処理部51は、上記始点のパーツP1aに対応するベース画面に関連付けられた起動ビットが有効に設定された場合、上記始点のパーツP1aに線状のパーツP4aを介して接続されたパーツP3aの画面を表示するように、画面データを設定できる。ここで、画面データの設定方法としては、例えば、「画面データ中に、予め定められたプログラム言語(例えば、スクリプトなど)によって、プログラマブル表示器13への指示を挿入し、当該指示によって、プログラマブル表示器13に、始点のパーツP1aの起動ビットが有効になったか否かを監視させると共に、有効になった場合に、上記次の工程のパーツP3aの起動ビットを有効にさせる」方法が挙げられる。なお、この場合、上記次の工程のパーツP3aの起動ビットは、他の条件分岐のパーツP3bと同様に、例えば、当該パーツP3aを終点とする線状のパーツP4aの起動ビット属性に応じて設定される。また、他の方法として、「上記線状のパーツP4aの起動ビット属性の値に拘わらず、当該線状のパーツP4aの終点となるパーツP3aの起動ビットを、上記始点のパーツP1aのトリガ属性の値と同じ値と見なして、当該値を設定する」方法、あるいは、それとは逆に、「上記始点のパーツP3aにトリガ属性を設定する代わりに、上記始点のパーツP3aを始点とする線状のパーツP4aの起動ビット属性を、トリガ属性と見なし、画面データにおいて、始点のパーツP1aに対応するベース画面の起動ビットと次の工程のパーツP3aに対応するウィンドウの起動ビットとを、当該トリガ属性の示す値に設定する」方法などが挙げられる。
一例として、プログラム言語によって設定する場合を例にして説明すると、例えば、図5に示すように、始点のパーツP1aのトリガ属性は、アドレスがX00001のデバイスを示す値に設定されている。したがって、取り込み処理部51は、画面データにおいて、上記ベース画面の起動ビットとして、当該デバイスを設定すると共に、上記プログラム言語での指示として、当該デバイスの状態(起動ビット)が有効を示す値になった場合、パーツP3aに対応するウィンドウの起動ビットを有効にさせる指示を上記画面データに挿入する。なお、取り込み処理部51は、始点のパーツP1aを始点とする線状のパーツP4aの起動ビット属性の示す値を、上記ウィンドウの起動ビットとして設定する。これにより、当該画面データに基づいて動作するプログラマブル表示器13は、当該デバイスの状態が予め定められた有効を示す値に設定された場合、図10に示すように、始点のパーツP1aに対応するベース画面に、条件分岐のパーツP3aに対応するウィンドウW31aが重畳された画面を表示できる。
上記構成において、取り込み処理部51がドキュメントデータを取り込む際の動作について、図13に基づき説明すると、以下の通りである。すなわち、ステップ1(以下では、S1のように略称する)において、取り込み処理部51は、ドキュメントデータの示すドキュメントから、始点のパーツを抽出し、当該パーツの各属性(より詳細には、テキストまたはイメージ属性、並びに、トリガ属性)を参照して、当該始点のパーツに対応するベース画面を生成する。これにより、画面データのうち、図12に示すベース画面、すなわち、テキスト属性の示すテキストまたはイメージ属性の示すイメージを表示する領域A11が設けられ、上記トリガ属性の示す起動ビットが関連付けられたベース画面を表示するための情報が生成される。
さらに、取り込み処理部51は、S2において、ドキュメントデータの示すドキュメントから、条件分岐のパーツを抽出し、各条件分岐のパーツの各属性(より詳細には、テキストまたはイメージ属性、並びに、状態提示デバイス属性)を参照して、各条件分岐のパーツに対応するウィンドウを生成する。これにより、画面データのうち、図10または図11に示すウィンドウ、すなわち、テキスト属性の示すテキストまたはイメージ属性の示すイメージを表示する領域A31と、状態提示デバイス属性の示すデバイスの状態を表示する領域A32と、ボタンB1とが設けられたウィンドウを表示するための情報が生成される。なお、この段階では、当該ウィンドウの起動ビットを設定するための情報、並びに、ボタンB31・B32・B2を表示するための情報は生成されていない。
また、取り込み処理部51は、S3において、ドキュメントデータの示すドキュメントから、ガイダンスのパーツを抽出し、各ガイダンスのパーツの各属性(より詳細には、テキストまたはイメージ属性、並びに、状態提示デバイス属性)を参照して、各ガイダンスのパーツに対応するベース画面を生成する。これにより、画面データのうち、図9に示すベース画面、すなわち、テキスト属性の示すテキストまたはイメージ属性の示すイメージを表示する領域A11と、状態提示デバイス属性が付加されていれば、当該属性の示すデバイスの状態を表示する領域(付加されていないため、図9では、図示せず)と、ボタンB1とが設けられたベース画面を表示するための情報が生成される。なお、この段階では、当該ベース画面の起動ビットを設定し、ボタンB2を表示するための情報は生成されていない。
さらに、取り込み処理部51は、S4において、ドキュメントデータの示すドキュメントから、線状のパーツを抽出し、各線状のパーツの各属性(より詳細には、テキストまたはイメージ属性、始点および終点の属性、並びに、起動ビット属性)を参照して、上記画面データを修正する。
具体的には、取り込み処理部51は、線状のパーツが終点としているパーツに対応するウィンドウまたはベース画面の起動ビットを、当該線状のパーツの起動ビット属性の示す値に設定する。また、取り込み処理部51は、線状のパーツが終点としているパーツに対応するウィンドウまたはベース画面に、当該線状のパーツが始点としているパーツの起動ビットを有効にするためのボタンB2を追加する。なお、始点としているパーツが条件分岐のパーツである場合、取り込み処理部51は、ボタンB2が操作されたときに、始点のパーツに対応するベース画面の起動ビットが有効になるように画面データを設定する。さらに、取り込み処理部51は、当該線状のパーツが始点としているパーツが条件分岐のパーツであれば、当該条件分岐のパーツに対応するウィンドウに、ボタンB31またはB32、すなわち、当該線状のパーツのテキスト属性の示すテキストまたはイメージ属性の示すイメージと共に表示され、操作された場合、当該線状のパーツの起動ビット属性の示す起動ビットを有効にするためのボタンを追加する。また、取り込み処理部51は、当該線状のパーツの始点が始点のパーツである場合は、上記画面データに、上述したプログラム言語での指示を挿入して、当該起動ビットが有効になった場合、当該線状のパーツの起動ビット属性の示す起動ビットを有効にさせるように指示する。
なお、本実施形態に係る取り込み処理部51は、上記S2およびS3において、各パーツに対応するウィンドウおよびベース画面を生成する際、各パーツとウィンドウまたはベース画面との対応関係を記憶しておき、上記S4において、当該対応関係を参照して、各パーツに対応するウィンドウまたはベース画面を特定しているが、予め定められた手順で各パーツに対応するウィンドウまたはベース画面を特定できるように、各ウィンドウおよびベース画面を生成していれば、同様の効果が得られる。
このように、本実施形態に係る画面データ作成処理部22は、トラブルシューティング時にオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントデータに基づいて、上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を、上記画面データに設定する取り込み処理部51を備えている。
ここで、上記ドキュメントデータには、上記各状態確認手順を示す条件分岐のパーツが含まれており、当該パーツには、オペレータが状態を確認すべきデバイスを特定するためのテキストまたはイメージ属性(オペレータ用デバイス情報)が付されている。また、当該条件分岐のパーツは、状態確認の結果のそれぞれに対応する線状のパーツ(次手順情報)を介して、次に実施すべき状態確認手順を示す他の条件分岐のパーツを接続できる。
また、取り込み処理部51によって生成され、上記各状態確認手順に対応する操作画面(ウィンドウ)には、上記テキストまたはイメージ属性の示すテキストまたはイメージを表示するための領域A31と、状態確認結果が上記各線状のパーツに対応する状態結果のうちのいずれであるかの入力操作を受け付け、当該操作に応じた操作画面へ表示を切り換えるためのボタンB31・B32とが設けられている。
したがって、ドキュメントのデータが既に作成されていれば、トラブルシューティング用の操作画面を設計しなくても、これらの操作画面を表示するための情報を、画面データに設定できる。
これにより、画面データ作成処理部22は、ドキュメント作成処理部23の生成したドキュメントのデータに基づいて、トラブルシューティング用の操作画面群を生成できる。この結果、トラブルシューティング用の操作画面を新たに設計する構成よりも、トラブルシューティング用の操作画面をプログラマブル表示器13に表示させる際に必要な手間を大幅に削減可能な制御システム1を実現できる。また、トラブルシューティング用の操作画面を表示しない構成よりも、オペレータがトラブルシューティングしやすいプログラマブル表示器13を提供できる。
このように、設計者が意図したトラブルシューティングの手順通りに、「誰でもわかりやすい画面」によりトラブル解決が現場でなされるので、トラブルシューティング時の混乱を防止できる。また、トラブルシューティングがしやすくなるので、制御システム1(例えば、工場など)のダウンタイムを短縮できる。
加えて、本実施形態に係るドキュメントデータには、上記条件分岐のパーツに、そのテキストまたはイメージ属性の示すデバイスをプログラマブル表示器13が特定するための情報として、状態提示デバイス属性(デバイス情報)が付されており、上記取り込み処理部51は、上記各条件分岐のパーツに対応する操作画面に、上記状態提示デバイス属性の示すデバイスの状態をプログラマブル表示器13が取得して表示するための領域A32が設けられるように、上記画面データを設定している。
当該構成では、上記各条件分岐のパーツに対応する操作画面にデバイスの状態が表示される。したがって、例えば、製造物の僅かなズレなどの軽微な不備によって、トラブル発生と認識されており、デバイスが故障していない場合には、当該デバイスの状態を参照して操作画面を操作することによって、デバイスの状態をオペレータが目で見て確認する構成よりも少ない手間で、状態確認手順を辿ることができる。したがって、より速く、当該軽微な不備をトラブルシューティングできる。
さらに、本実施形態に係るドキュメントデータには、上記プログラマブル表示器13がトラブルシューティングの要否を判定する際に監視するデバイスを示すトリガ情報(トリガ属性)が含まれており、上記取り込み処理部51は、上記画面データにおいて、プログラマブル表示器13が、当該ドキュメントデータのトリガ属性の示すデバイスの状態を監視してトラブルシューティングの要否を判定し、トラブルシューティング要と判定した場合には、トラブルシューティング用の操作画面のうち、予め定められた操作画面(本実施形態では、始点のパーツに対応するベース画面に、最初の条件分岐のパーツに対応するウィンドウを重畳した操作画面)を表示するように設定する。なお、本実施形態では、画面データのうち、これらの動作の指示を示す部分が特許請求の範囲に記載の指示情報に対応する。
したがって、トラブルシューティングすべき異常が発生した場合、プログラマブル表示器13は、トラブルシューティング用の操作画面を速やかに表示させることができ、より早い時点からオペレータにトラブルシューティングさせることができる。
ところで、上記では、トリガ属性の示すデバイスが有効になった場合、トラブルシューティングのドキュメントが示す手順のうち、最初の手順(図4の例では、条件分岐のパーツP3aの手順)に対応する画面が表示されるように、画面データを生成する構成について説明したが、トリガ属性の示すデバイスが有効になった場合に最初に表示される画面は、これに限るものではない。
例えば、トラブルシューティングのドキュメントデータに基づいて、以下の画面データ、すなわち、各条件分岐において、プログラマブル表示器13が、いずれの条件が成立しているかを判定し、最終的なガイダンスの画面を最初に表示するための画面データを生成してもよい。
この場合であっても、最終的なガイダンスの操作画面が誤っていた場合、オペレータは、トラブルシューティングの操作画面を遡って、各条件分岐の操作画面を表示させて、条件判定の成否をオペレータが再判定すると共に、プログラマブル表示器13による条件判定が誤っていた場合は、正しい条件判定結果を入力して、正しいガイダンスの操作画面を見つけ出すことができる。
具体的には、本変形例では、取り込み処理部51に代えて取り込み処理部51aが設けられており、取り込み処理部51aは、上述した取り込み処理部51の処理に加えて、ドキュメントデータに基づいて、上記手順、すなわち、各条件分岐において、いずれの条件が成立しているかを判定し、最終的なガイダンスの画面を最初に表示するため手順の指示を画面データに含ませるための情報を生成できる。なお、本変形例に係る取り込み処理部51aは、上記情報を、プログラム言語のソースコードとして生成している。
ここで、取り込み処理部51aは、各条件分岐において、条件判定の対象を、各条件分岐のパーツの状態提示デバイス属性の示すデバイスとして決定し、条件判定の判定基準を、例えば、各条件分岐のパーツを始点とする線状のパーツのテキスト属性の示すテキストまたはイメージ属性の示すイメージによって決定している。より詳細には、テキストまたはイメージが有効を示す値として予め定められた値(例えば、図4の場合は、「YES」のテキスト)の場合、取り込み処理部51aは、上記ドキュメントのうち、当該条件分岐のパーツが、「上記デバイスの状態が有効を示している」という条件が成立した場合に、当該線状のパーツが終点とするパーツの処理に遷移することを示していると判定する。一方、無効を示す値として予め定められた値(図4の場合は、「NO」のテキスト)の場合、取り込み処理部51aは、上記ドキュメントのうち、当該条件分岐のパーツが、「上記デバイスの状態が無効を示している」という条件が成立した場合に、当該線状のパーツが終点とするパーツの処理に遷移することを示していると判定する。
なお、上記では、取り込み処理部51aが、上記テキストまたはイメージに基づいて判定基準を特定する構成について説明したが、線状のパーツに判定基準を示す属性を付加できるようにドキュメント作成処理部23を構成し、その属性に基づいて、判定基準を特定してもよい。
ここで、ドキュメントのデータに基づいて、上記手順を生成する方法は、種々の方法が挙げられるが、以下では、一例として、ドキュメントデータに基づいて、各ガイダンスのパーツ毎に、そのガイダンスを表示するための条件を決定する方法を例にして、取り込み処理部51aの処理を詳細に説明する。
すなわち、本変形例に係る取り込み処理部51aは、ドキュメントデータから、始点となるパーツを抽出する。さらに、ドキュメントデータに基づいて、当該始点となるパーツから辿り得る全ての経路を探索する。
例えば、ドキュメントデータが図4に示すドキュメントを示している場合、探索によって、パーツP1a・P4a・P3a・P4b・P2aの経路と、パーツP1a・P4a・P3a・P4c・P3b・P4d・P2bの経路と、パーツP1a・P4a・P3a・P4c・P3b・P4e・P2cの経路とが見出される。
さらに、取り込み処理部51aは、各経路中から、条件分岐のパーツと、それを始点とする線状のパーツとの組み合わせを全て抽出する。また、取り込み処理部51aは、各組み合わせを、「条件分岐のパーツに付与された状態提示デバイス属性の示すデバイスが、線状のパーツのテキスト属性またはイメージ属性から求められた判定基準である」という条件に変換する。さらに、取り込み処理部51aは、上記手順として、「各組み合わせに対応する条件全ての論理積が真の場合、終点となるガイダンスのパーツに対応するベース画面の起動ビットを有効にする」という手順を生成する。
例えば、パーツP1a・P4a・P3a・P4c・P3b・P4d・P2bの経路には、上記組み合わせとして、パーツP3a・P4cの組み合わせと、P3b・P4dの組み合わせとが存在している。したがって、取り込み処理部51aは、上記手順として、「Aセンサが無効(OFF)で、しかも、Bスイッチが無効(OFF)という条件が成立した場合、パーツP2bに対応するベース画面の起動ビットを有効にする」という手順を生成する。
ここで、これらの手順生成処理は、経路毎に行われ、取り込み処理部51aは、それぞれで生成された手順全てを結合したものを上記手順として生成する。これにより、当該手順を含む画面データに基づいて動作するプログラマブル表示器13は、上述したトリガ属性の示すデバイスが有効になった時点で、AセンサおよびBスイッチの状態を判定し、例えば、AセンサがOFFであり、BスイッチがOFFであった場合は、上記パーツP2bに対応するベース画面を最初に表示する。
このように、本変形例に係るドキュメントデータには、上記各条件分岐のパーツに、状態を確認すべきデバイスをプログラマブル表示器13が特定するための状態提示デバイス属性が付されており、上記各条件分岐のパーツに接続される線状のパーツには、当該条件分岐のパーツでの状態確認手順におけるデバイスの状態の判定基準を示す属性(上記テキストまたはイメージ属性、あるいは、上記判定基準を示す属性)が付されている。また、条件分岐のパーツには、線状のパーツを介して、トラブルシューティングの最終結果説明を示すガイダンスのパーツを接続できる。
さらに、本変形例に係る取り込み処理部51aは、ガイダンスのパーツに対応する操作画面が生成されるように上記画面データを設定する。また、上記各ガイダンス表示用の操作画面には、上記最終結果説明を表示する領域と、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付けるボタンB2とが設けられていると共に、上記取り込み処理部51aは、上記各状態確認手順に対応する操作画面にも、当該ボタンB2を設ける。さらに、取り込み処理部51aは、画面データにおいて、上記状態提示デバイス属性の示すデバイスの状態を取得する動作と、上記各判定基準で各状態確認手順に対応するデバイスの状態を判定する動作と、各判定結果の組み合わせに応じたガイダンスの操作画面を表示する動作とを、上記プログラマブル表示器13に実施させるための情報を付加する。
したがって、デバイスの状態を正しく取得できていれば、プログラマブル表示器13は、正しいガイダンスの操作画面を最初に表示でき、トラブルシューティングに要する時間を大幅に短縮できる。
なお、上記各操作画面には、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付けるボタンB2が設けられているので、例えば、デバイスが故障している場合など、プログラマブル表示器13がデバイスの状態を正しく取得できていない場合には、オペレータが、当該ボタンB2を操作することによって、上記各状態確認手順の操作画面を遡って、プログラマブル表示器13による判定の適否を確認できる。また、プログラマブル表示器13による判定が誤っている場合には、正しい判定結果を順次入力することによって、正しいガイダンスの操作画面を表示させることができる。したがって、プログラマブル表示器13がデバイスの状態を正しく取得できない場合でも、何ら支障なく、トラブルシューティングできる。
ところで、上記では、ドキュメントがフローチャートを示している場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、図14に示すように、ドキュメント作成処理部23が特性要因図を示すドキュメントのデータを生成し、画面データ作成処理部22が当該ドキュメントデータに基づいて、トラブルシューティング用の操作画面を含む画面データを生成してもよい。
いずれの場合であっても、トラブルシューティング時にオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントデータに基づいて、上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を、上記画面データに設定する取り込み処理部51(51a)が設けられており、上記ドキュメントデータには、上記各状態確認手順に関連付けて、オペレータが状態を確認すべきデバイスを特定するためのオペレータ用デバイス情報と、状態確認の結果のそれぞれに応じて、次に実施すべき状態確認手順がある場合に設けられ、次に実施すべき状態確認手順を示す次手順情報とが含まれており、上記各状態確認手順に対応する操作画面は、当該状態確認手順に関連付けられたオペレータ用デバイス情報の示すデバイスをオペレータに通知すると共に、状態確認結果が、当該状態確認手順に関連付けられた各次手順情報のそれぞれに対応する状態結果のうちのいずれであるかの入力操作を受け付け、当該操作に応じた次手順情報の示す状態確認手順に対応する操作画面へ表示を切り換える操作画面であれば、同様の効果が得られる。
また、上記では、画面データがタグを含んでいる形式である場合を例にして説明したが、これに限るものではない。操作画面を示すオブジェクトと、操作画面内の各図形要素を示すオブジェクトとを含む形式であってもよい。
いずれの形式であっても、デバイスの状態を表示してデバイスへの操作を受け付ける操作画面を表示する制御用表示装置が、当該操作画面を表示する際の動作を規定するための画面データであれば、同様の効果が得られる。
例えば、プログラマブル表示器やパネルコンピュータをはじめとする種々の制御用表示装置の画面データを作成する画面データ生成装置として好適に使用できる。
13 プログラマブル表示器(制御用表示装置)
22 画面データ作成処理部(画面データ生成装置)
51・51a 取り込み処理部(設定手段)
22 画面データ作成処理部(画面データ生成装置)
51・51a 取り込み処理部(設定手段)
Claims (6)
- デバイスの状態を表示してデバイスへの操作を受け付ける操作画面を表示する制御用表示装置が、当該操作画面を表示する際の動作を規定するための画面データを生成する画面データ生成装置において、
トラブル発生時にトラブルシューティングを行うオペレータが実施すべきデバイスの状態確認手順群を示すドキュメントデータに基づいて、上記各状態確認手順に対応する操作画面を表示するための情報を、上記画面データに設定する設定手段を備え、
上記ドキュメントデータには、上記各状態確認手順に関連付けて、オペレータが状態を確認すべきデバイスを特定するためのオペレータ用デバイス情報と、状態確認の結果のそれぞれに応じて、次に実施すべき状態確認手順がある場合に設けられ、次に実施すべき状態確認手順を示す次手順情報とが含まれており、
上記各状態確認手順に対応する操作画面は、当該状態確認手順に関連付けられたオペレータ用デバイス情報の示すデバイスをオペレータに通知すると共に、状態確認結果が、当該状態確認手順に関連付けられた各次手順情報のそれぞれに対応する状態結果のうちのいずれであるかの入力操作を受け付け、当該操作に応じた次手順情報の示す状態確認手順に対応する操作画面へ表示を切り換える操作画面であることを特徴とする画面データ生成装置。 - 上記ドキュメントデータには、上記各オペレータ用デバイス情報に対応付けて、上記制御用表示装置が当該オペレータ用デバイス情報の示すデバイスを特定するためのデバイス情報が含まれており、
上記設定手段は、上記各状態確認手順に対応する操作画面に、上記デバイス情報の示すデバイスの状態を上記制御用表示装置が取得して表示するための領域が設けられるように、上記画面データを設定することを特徴とする請求項1記載の画面データ生成装置。 - 上記ドキュメントデータには、上記制御用表示装置がトラブルシューティングの要否を判定する際に監視するデバイスを示すトリガ情報が含まれており、
上記設定手段は、上記画面データと共に、上記制御用表示装置が、当該ドキュメントデータのトリガ情報の示すデバイスの状態を監視してトラブルシューティングの要否を判定し、トラブルシューティング要と判定した場合には、上記設定手段によって設定される操作画面のうち、予め定められた操作画面を表示するように、当該制御用表示装置へ指示するための指示情報を生成することを特徴とする請求項1または2記載の画面データ生成装置。 - 上記ドキュメントデータには、上記各オペレータ用デバイス情報に対応付けて、上記制御用表示装置が当該オペレータ用デバイス情報の示すデバイスを特定するためのデバイス情報と、上記各状態確認手順に関連付けられ、当該状態確認手順におけるデバイスの状態の判定基準を示す判定基準情報と、上記各状態確認手順での判定結果の組み合わせのそれぞれに対応して、トラブルシューティングの最終結果説明を示すガイダンス情報とが含まれており、
上記設定手段は、上記各ガイダンス情報に対応するガイダンス表示用の操作画面が生成されるように上記画面データを設定し、上記各ガイダンス表示用の操作画面には、対応するガイダンス情報の示す最終結果説明を表示する領域と、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付ける領域とが設けられていると共に、
上記設定手段は、上記各状態確認手順に対応する操作画面にも、1つ前の状態確認手順に対応する操作画面への移動指示を受け付ける領域が設けられるように、上記画面データを設定し、
さらに、上記設定手段は、上記各状態確認手順に対応するデバイス情報の示すデバイスの状態を取得する動作と、上記各状態確認手順に関連付けられた判定基準情報の示す判定基準で各状態確認手順に対応するデバイスの状態を判定する動作と、各判定結果の組み合わせに応じたガイダンス情報を表示する領域が設けられた操作画面を表示する動作とを、上記制御用表示装置に実施させるためのガイダンス指示情報を、上記画面データと共に生成することを特徴とする請求項1、2または3記載の画面データ生成装置。 - 請求項1、2、3または4記載の画面データ生成装置の設定手段として、コンピュータを動作させるプログラム。
- 請求項5記載のプログラムが記録された記録媒体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-07-28 JP JP2005218746A patent/JP2007034797A/ja active Pending
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