JP2019125008A - エンジニアリングツール - Google Patents
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Abstract
【課題】グラフィカルなプログラムの変更点をより正確に抽出する。【解決手段】本発明に係るエンジニアリングツールは、変更前後の回路図データから変更前後のニーモニックテキストファイルを生成するファイル生成部と、ニーモニックテキストファイルに基づいて回路図データの変更に伴うノード過不足情報および命令変更情報を抽出する第1の変更点抽出部と、変更前後の隣接行列を生成する第1の行列生成部と、変更前後の比較用マトリクスを生成する第2の行列生成部と、回路図データの変更点を抽出する第2の変更点抽出部と、回路図データの変更に伴う回路図変更点リストを生成するリスト生成部とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、プラント機器を制御するコントローラに用いられるグラフィカルな形式のプログラムの変更点を抽出するエンジニアリングツールに関するものである。
従来のプログラム変更点抽出機能に関して、例えば、特許文献1では、次のような手法が開示されている。特許文献1は、変更前および変更後のラダーの回路図について、回路図データから、各ノードが他のどのノードと接続されているかを表現しているネット情報を抽出し、テキストデータとして保存している。そして、特許文献1は、文書比較アルゴリズムにより、変更前、変更後のテキストデータの最短エディット距離を求め、両テキストデータ間の変更点をブロック単位で抽出する方式を提案している。
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
一般的な従来のプログラム変更点抽出機能は、ラダーのグラフィックエディタから出力可能なニーモニックのテキストファイルを用い、既存のテキストファイル比較ツールで変更前と変更後のファイルを比較している。しかしながら、この方法では、ラダーで表現される回路図データの変更点は、ニーモニックで表現された回路図データの変更点として出力される。従って、ラダーで表現される回路図データにおいて、実際には変更していない回路に関しても、変更点として表現され、正しく変更個所を抽出できない。
一般的な従来のプログラム変更点抽出機能は、ラダーのグラフィックエディタから出力可能なニーモニックのテキストファイルを用い、既存のテキストファイル比較ツールで変更前と変更後のファイルを比較している。しかしながら、この方法では、ラダーで表現される回路図データの変更点は、ニーモニックで表現された回路図データの変更点として出力される。従って、ラダーで表現される回路図データにおいて、実際には変更していない回路に関しても、変更点として表現され、正しく変更個所を抽出できない。
また、特許文献1のように、変更前の回路図データおよび変更後の回路図データから、それぞれ回路図の各ノードが他のどのノードと接続されているかを表現しているネット情報を抽出し、比較する方法もある。ここで、ネット情報を抽出するためには、ラダーエディタの内部情報を得る必要がある。しかしながら、大部分のエンジニアリングツールでは、このような内部情報は、ラダーエディタ開発者以外には公開されていない場合がほとんどであり、実現が困難である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、グラフィカルなプログラムの変更点を、従来技術と比較して、より正確に抽出することのできるエンジニアリングツールを得ることを目的としている。
本発明に係るエンジニアリングツールは、グラフィカルな型式のプログラムである回路図データを作成するプログラムエディタを有するエンジニアリングツールにおいて、変更前の回路図データから変更前のニーモニックテキストファイルを生成し、変更後の回路図データから変更後のニーモニックテキストファイルを生成するファイル生成部と、文書比較アルゴリズムにより、変更前のニーモニックテキストファイルと変更後のニーモニックテキストファイルとを比較することで、回路図データの変更に伴うノード過不足情報および命令変更情報を抽出する第1の変更点抽出部と、変更前のニーモニックテキストデータおよび変更後のニーモニックテキストデータのそれぞれから、グラフ理論の隣接行列を作成し、変更前マトリクスおよび変更後マトリクスとして出力する第1の行列生成部と、変更前マトリクスに対してノード過不足情報に対応する要素を隣接行列に反映することで変更前比較用マトリクスを生成し、変更後マトリクスに対してノード過不足情報に対応する要素を隣接行列に反映することで変更後比較用マトリクスを生成する第2の行列生成部と、変更前比較用マトリクスと変更後比較用マトリクスとを比較して変更点を抽出し、変更前比較後マトリクスと変更後比較後マトリクスを抽出する第2の変更点抽出部と、変更前比較後マトリクス、変更後比較後マトリクス、および命令変更情報より、回路図データの変更に伴う回路図変更点リストを生成するリスト生成部とを備えたものである。
本発明によれば、変更前のテキストデータおよび変更後のテキストデータから抽出された隣接行列を比較し、回路図データの変更点を抽出して、これに対してニーモニックのテキストファイルの比較で得た変更情報を併合することで、回路図データの変更点を特定する構成を備えている。この結果、グラフィカルなプログラムの変更点を、従来技術と比較して、より正確に抽出することのできるエンジニアリングツールを得ることができる。
以下、本発明のエンジニアリングツールの好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールを示す構成図である。図1に示したエンジニアリングツール1において、プログラムエディタを使って、グラフィカルな形式でプログラミングされた変更前の回路図データおよび変更後の回路図データは、変更前プロジェクト13および変更後プロジェクト14として、それぞれプロジェクト単位で保存される。
図1は、本発明の実施の形態1によるエンジニアリングツールを示す構成図である。図1に示したエンジニアリングツール1において、プログラムエディタを使って、グラフィカルな形式でプログラミングされた変更前の回路図データおよび変更後の回路図データは、変更前プロジェクト13および変更後プロジェクト14として、それぞれプロジェクト単位で保存される。
変更前プロジェクト13からは、変更前の回路図データから生成された変更前ニーモニックテキストファイル15が出力され、変更後プロジェクト14からは、変更後の回路図データから生成された変更後ニーモニックテキストファイル16が出力される。ここで、変更前ニーモニックテキストファイル15および変更後ニーモニックテキストファイル16は、図示していないが、ファイル生成部により生成される。
DIFF機能17は、生成された変更前ニーモニックテキストファイル15と変更後ニーモニックテキストファイル16とを比較し、変更点を抽出する。さらに、DIFF機能17は、変更点の抽出結果として、ノード過不足情報40と命令変更情報41を出力する。
ここで、DIFF機能17は、第1の変更点抽出部に相当する。そして、DIFF機能17は、具体的には、文書比較アルゴリズムであるO(ND)アルゴリズムにより、変更前ニーモニックテキストファイル15と変更後ニーモニックテキストファイル16とを比較することで、ノード過不足情報40および命令変更情報41を抽出する。
グラフ理論隣接行列生成機能18は、変更前ニーモニックテキストファイル15と変更後ニーモニックテキストファイル16のそれぞれに対応して、グラフ理論隣接行列を生成し、変更前マトリクス19および変更後マトリクス20として出力する。ここで、グラフ理論隣接行列生成機能18は、第1の行列生成部に相当する。
変更前マトリクス19と変更後マトリクス20のそれぞれに対して、DIFF機能17から出力されたノード過不足情報40が加えられ、それぞれ変更前比較用マトリクス21および変更後比較用マトリクス22として保存される。ここで、変更前比較用マトリクス21および変更後比較用マトリクス22は、図示していないが、第2の行列生成部により生成される。
変更点を抽出するDIFF機能23は、変更前比較用マトリクス21と変更後比較用マトリクス22とを比較し、差異部分を表現した変更前比較後マトリクス24および変更後比較後マトリクス25を生成する。ここで、DIFF機能23は、第2の変更点抽出部に相当する。
最後に、WORD生成機能26は、変更前比較後マトリクス24、変更後比較後マトリクス25、およびDIFF機能17で生成された命令変更情報41から、回路図変更点リスト27を生成する。ここで、WORD生成機能26は、リスト生成部に相当する。
次に、具体的な回路図データに基づいて、本実施の形態1におけるエンジニアリングツールの動作について、詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるエンジニアリングツールによって作成された変更前の回路を示す図である。エンジニアリングツールは、グラフィカルな形式のプログラムである回路図データを作成するプログラムエディタを有する。そして、この図2は、変更前プロジェクト13の例として、ラダー回路図が変更前の回路図データとして作成された場合を示している。
図3は、本発明の実施の形態1におけるエンジニアリングツールによって作成された変更後の回路を示す図である。具体的には、この図3は、図2のグラフィカルな形式のプログラムである回路図データを基に作成された変更後プロジェクト14の例としてのラダー回路図を示している。
本実施の形態1におけるエンジニアリングツール1は、図2と図3のそれぞれのラダー回路図を比較して、変更された箇所を正確に抽出できるようにする。
図4は、本発明の実施の形態1におけるエンジニアリングツール1で作成された変更前プロジェクト13をニーモニックに変換した図である。より具体的には、この図4は、グラフ理論を用いた隣接行列を抽出するために、図2で示した変更前プロジェクト13であるラダー回路図を、ニーモニックに変換したものであり、ファイル生成部により生成される変更前ニーモニックテキストファイル15に相当する。
図5は、本発明の実施の形態1におけるエンジニアリングツール1で作成された変更後プロジェクト14をニーモニックに変換した図である。より具体的には、この図5は、グラフ理論を用いた隣接行列を抽出するために、図3で示した変更後プロジェクト14であるラダー回路図を、ニーモニックに変換したものであり、ファイル生成部により生成される変更後ニーモニックテキストファイル16に相当する。
ファイル生成部は、変更前ニーモニックテキストファイル15および変更後ニーモニックテキストファイル16をテキスト形式で出力する。
図6は、本発明の実施の形態1におけるグラフ理論隣接行列生成機能18により生成された変更前マトリクスを示す図である。具体的には、この図6に示す変更前マトリクス19は、図4に示した変更前ニーモニックテキストファイル15を、グラフ理論の隣接行列としてマトリクスに変換したものである。
図7は、本発明の実施の形態1におけるグラフ理論隣接行列生成機能18により生成された変更後マトリクスを示す図である。具体的には、この図7に示す変更後マトリクス20は、図5に示した変更後ニーモニックテキストファイル16を、グラフ理論の隣接行列としてマトリクスに変換したものである。
図8は、本発明の実施の形態1において、図6に示した変更前マトリクスに対して、図7に示した変更後マトリクスで追加されたノード情報を追加した変更前比較用マトリクス21を示したものである。
すなわち、図8に示したマトリクスは、図6の変更前マトリクスに対して、図3のラダー回路図において新たに追加されたノードであるX6に対応する行と列が追加されたものである。この結果、図8のマトリクスは、変更前のマトリクスのノード情報を、図7に示した変更後のマトリクスのノード情報と同じ内容に統一することができ、グラフ理論を用いた隣接行列の比較処理を行うことを可能としている。
なお、本実施の形態1における図7に示した変更後マトリクス20は、変更前から変更後において削除されたノードがないため、そのまま変更後比較用マトリクス22となる。
図6の変更前マトリクスに対して、変更後のラダー回路図において削除されたノードがある場合には、変更後マトリクス20に対して、削除されたノードに対応する行と列を追加することで、変更後比較用マトリクス22が生成される。
図9は、本発明の実施の形態1において、図8に相当する変更前比較用マトリクス21と、図7に相当する変更後比較用マトリクス22とを比較し、相違している部分を図8に反映してハッチングとして示した図である。この図9に示したマトリクスは、変更前比較後マトリクス24に相当する。
また、図10は、本発明の実施の形態1において、図8に相当する変更前比較用マトリクス21と、図7に相当する変更後比較用マトリクス22とを比較し、相違している部分を図7に反映してハッチングとして示した図である。この図10に示したマトリクスは、変更後比較後マトリクス25に相当する。
このように、変更前と変更後との間でノードの過不足がある場合にも、同じ内容のノード情報を有するように、変更前比較用マトリクス21および変更後比較用マトリクス22が生成されることで、両者の比較処理を容易に行うことができる。この結果、第2の変更点抽出部は、変更前比較後マトリクス24および変更後比較後マトリクス25を容易に生成でき、変更点を抽出することができる。
グラフィカルな形式のプログラムである回路図データのA接点、B接点等の命令の変更およびノードの追加、削除は、図4および図5で示すグラフィカルな形式のプログラムである回路図データをニーモニックに変換したデータを比較することで変更点として抽出され、DIFF機能17により、命令変更情報41が生成される。
図11は、本発明の実施の形態1による回路図変更点リストの変更前の回路図の表示例を示す図である。一方、図12は、本発明の実施の形態1による回路図変更点リストの変更後の回路図の表示例を示す図である。上述した変更点の抽出結果を用いることで、図11、図12に示すように、グラフィカルな形式のプログラムである回路図データとして、変更点を表現することができる。
次に、本発明の実施の形態1におけるエンジニアリングツール1の動作について説明する。
エンジニアリングツール1における変更前プロジェクト13には、プログラムエディタで作成された変更前の回路図データが含まれており、変更後プロジェクト14には、プログラムエディタで作成された変更後の回路図データが含まれている。
エンジニアリングツール1における変更前プロジェクト13には、プログラムエディタで作成された変更前の回路図データが含まれており、変更後プロジェクト14には、プログラムエディタで作成された変更後の回路図データが含まれている。
具体的には、変更前プロジェクト13に含まれる、変更前プロジェクトの回路図データが図2に相当し、変更後プロジェクト14に含まれる、変更後プロジェクトの回路図データが図3に相当する。
図3に示した変更後の回路図データは、図2に示した変更前の回路図データに対して、2行目のノードX5の右側に、ノードX6が追加されている。さらに、1行目のノードX1とノードX2の間と、2行目のノードX4とノードX5の間に、縦に罫線が追加されている。図2、図3に示した回路図データは、ラダー回路図の例である。
なお、本発明では、ラダー回路図を用いて具体的な処理内容を説明するが、その他の、命令を表すシンボルと、シンボルとシンボルを接続する一般的なグラフィカルなエディタに対しても、同様の処理を行うことができる。
次に、エンジニアリングツール1は、回路図データからニーモニックへの変換機能を利用し、変更前ニーモニックテキストファイル15と変更後ニーモニックテキストファイル16とを生成する。具体的には、変更前ニーモニックテキストファイル15が図4に相当し、変更後ニーモニックテキストファイル16が図5に相当する。
本実施の形態1における具体例では、変更によってノードX6が追加されている。このようなノードの過不足に関する情報は、第1の変更点抽出部に相当するDIFF機能17を用いて変更前ニーモニックテキストファイル15と変更後ニーモニックテキストファイル16を比較することでわかる。従って、DIFF機能17は、この情報をノード過不足情報40として生成できる。
さらに、エンジニアリングツール1は、第1の行列生成部に相当するグラフ理論隣接行列生成機能18を利用して、図4に示した変更前ニーモニックテキストファイル15と、図5に示した変更後ニーモニックテキストファイル16のそれぞれを、各ノードを要素とした行列としての接続情報に変換し、変更前マトリクス19と変更後マトリクス20を生成する。具体的には、変更前マトリクス19が図6に相当し、変更後マトリクス20が図7に相当する。
図6、図7の例では、マトリクスの縦を入力、横を出力とし、各ノードの入力側(すなわち、ラダー回路図のノードの左側)と出力側(すなわち、ラダー回路図のノードの右側)との接続があれば、1とし、接続がなければ0としている。
グラフ理論隣接行列生成機能18は、図4の変更前ニーモニックより、この図6の変更前マトリクス19を生成するには、各命令、例えば、図4の1行目のLD命令等の命令仕様がわかれば可能である。従って、このグラフ理論隣接行列生成機能18は、比較的簡単に実現できる。
次に、第2の行列生成部は、図6の変更前マトリクス19と、図7の変更後マトリクス20と、DIFF機能17の比較結果であるノード過不足情報40とに基づいて、不足しているノードを追加した、変更前比較用マトリクス21と変更後比較用マトリクス22を生成する。具体的には、変更前比較用マトリクス21が図8に相当し変更後比較用マトリクス22が図7に相当する。
なお、本実施の形態1における具体例では、変更後に不足しているノードがない。このため、変更後比較用マトリクス22は、図7の変更後マトリクス20と全く同じとなる。
変更前後の比較結果で、比較前において不足しているノードは、X6である。そこで、図8に示した変更前比較用マトリクス21は、X6を縦、横に追加したマトリクスとなる。なお、この変更前比較用マトリクス21において、X6の縦、横の接続情報は、接続されていないので、全て0となる。
このように、図8に示した変更前比較用マトリクス21の行列の数と、図7に示した変更後比較用マトリクス22の行列の数とは、全く同じとなる。本実施の形態1における具体例では、図7と図8は、どちらも、縦横7×7のマトリクスとなっている。
次に、第2の変更点抽出部に相当するDIFF機能23は、変更前比較用マトリクス21と変更後比較用マトリクス22とを比較し、それぞれ、変更前比較後マトリクス24と変更後比較後マトリクス25を生成する。
具体的には、変更前比較後マトリクス24が図9に相当し、変更後比較後マトリクス25が図10に相当する。これら図9、図10において、対応する行列要素接で接続情報の0または1が相違する部分を、ハッチングとして示している。
図9の例では、縦がX5、横がX1の欄が0でハッチングとなっており、ここが変更後比較後マトリクス25との相違である。そこで、DIFF機能23は、X1の出力とX5の入力が、変更前は接続無しであったが、変更後に接続されたことを判別できる。
また、追加となったノードX6については、図9において、縦のX6、横X5が0でハッチングされており、縦X3と横X6が0でハッチングされている。従って、DIFF機能23は、X5の出力とX6の入力と、X6の出力とX3の入力の接続が、変更後に追加となったことを判別できる。
次に、リスト生成部に相当するWORD生成機能26は、変更前比較後マトリクス24および変更後比較後マトリクス25の情報とともに、DIFF機能17から得られるA接点、B接点などの命令変更情報41を取得し、回路図変更点リスト27を生成して、出力する。回路図変更点リスト27内の変更前回路図が図11に相当し、回路図変更点リスト27内の変更後回路図が図12に相当する。
例えば、WORD生成機能26は、図11における変更前比較後マトリクス24の情報により、X1の出力とX5の入力が、変更前は接続無しであったが、変更後に接続されたことを判別できる。そこで、WORD生成機能26は、図11に示すように、ラダー回路図の該当する部分にマークを入れて、回路図変更点リスト27を生成することができる。
一方、図12においては、ノードX6が追加となっている。そこで、WORD生成機能26は、X6をマークし、その接続情報も追加となっているため、マークをいれて、回路図変更点リスト27を生成することができる。
このように、本実施の形態1に係るエンジニアリングツールは、容易に取得できるニーモニック情報に基づいて、最終的に回路図変更点リストを生成することができ、回路図上のノードの追加・削除・変更を、変更点として、正しく、容易に抽出することができる。
以上のように、実施の形態1によれば、グラフィカルな形式のプログラムの変更点を、プログラムから変換されたニーモニックのテキストファイルから、ノードおよび罫線の追加・削除・変更を変更点として、正しく抽出することができる。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2によるプログラミングツールを示す構成図である。図13は、先の図1と比較すると、変更ページ抽出機能51および変更ページ一覧52が新たに追加されている。
図13は、本発明の実施の形態2によるプログラミングツールを示す構成図である。図13は、先の図1と比較すると、変更ページ抽出機能51および変更ページ一覧52が新たに追加されている。
実施の形態2における変更ページ抽出機能51は、先の実施の形態1で説明した一連処理により生成される回路図変更点リスト27から、一覧形式の変更ページ一覧52を生成することができる。従って、実施の形態2によれば、変更内容を容易に一覧表示させることが可能となる。
実施の形態3.
図14は、本発明の実施の形態3によるプログラミングツールを示す構成図である。図14は、先の図1と比較すると、手動変更マーク除去機能61が新たに追加されている。
図14は、本発明の実施の形態3によるプログラミングツールを示す構成図である。図14は、先の図1と比較すると、手動変更マーク除去機能61が新たに追加されている。
実施の形態3における手動変更マーク除去機能61は、先の実施の形態1で説明した一連処理により生成される回路図変更点リスト27から、図11、図12で表した変更点がマークされた箇所を手動で除去することができる。従って、実施の形態3によれば、変更点のマーク表示を容易に編集することが可能となる。
実施の形態4.
図15は、本発明の実施の形態4によるプログラミングツールを示す構成図である。図15は、先の図1と比較すると、手動変更マーク追加機能71が新たに追加されている。
図15は、本発明の実施の形態4によるプログラミングツールを示す構成図である。図15は、先の図1と比較すると、手動変更マーク追加機能71が新たに追加されている。
実施の形態4における手動変更マーク追加機能71は、先の実施の形態1で説明した一連処理により生成される回路図変更点リスト27から、図11、図12で表した変更点がマークされた箇所に対して、手動でマークを追加することができる。従って、実施の形態4によれば、変更点のマーク表示を容易に編集することが可能となる。
実施の形態5.
図16は、本発明の実施の形態5によるプログラミングツールを示す構成図である。図16は、先の図1と比較すると、転送機能81が新たに追加されている。
図16は、本発明の実施の形態5によるプログラミングツールを示す構成図である。図16は、先の図1と比較すると、転送機能81が新たに追加されている。
実施の形態5における転送機能81は、先の実施の形態1で説明した一連処理により生成される回路図変更点リスト27から、図11、図12で表した変更のあった回路図データのみを、プラント機器を制御するコントローラに転送することができる。従って、実施の形態5によれば、変更点情報を容易に外部機器に転送することが可能となる。
実施の形態6.
図17は、本発明の実施の形態6によるプログラミングツールを示す構成図である。図17は、先の図1と比較すると、履歴保存機能91が新たに追加されている。
図17は、本発明の実施の形態6によるプログラミングツールを示す構成図である。図17は、先の図1と比較すると、履歴保存機能91が新たに追加されている。
実施の形態6における履歴保存機能91は、先の実施の形態1で説明した一連処理により生成される回路図変更点リスト27から、図11、図12で表した変更のあった回路図ページを抽出した際に、変更点が更新されるごとに、変更点マーク色を前々回、前回と変更し、履歴データを生成して保存することができる。従って、実施の形態6によれば、変更点の履歴を容易に確認することが可能となる。
1 エンジニアリングツール、13 変更前プロジェクト、14 変更後プロジェクト、15 変更前ニーモニックテキストファイル、16 変更後ニーモニックテキストファイル、17 DIFF機能、18 グラフ理論隣接行列生成機能、19 変更前マトリクス、20 変更後マトリクス、21 変更前比較用マトリクス、22 変更後比較用マトリクス、23 DIFF機能、24 変更前比較後マトリクス、25 変更後比較後マトリクス、26 WORD生成機能、27 回路図変更点リスト、40 ノード過不足情報、41 命令変更情報、51 変更ページ抽出機能(変更ページ抽出部)、52 変更ページ一覧、61 手動変更マーク除去機能(マーク除去部)、71 手動変更マーク追加機能(マーク追加部)、81 転送機能(転送部)、91 履歴保存機能(履歴データ生成部)。
Claims (6)
- グラフィカルな型式のプログラムである回路図データを作成するプログラムエディタを有するエンジニアリングツールにおいて、
変更前の回路図データから変更前のニーモニックテキストファイルを生成し、変更後の回路図データから変更後のニーモニックテキストファイルを生成するファイル生成部と、
文書比較アルゴリズムにより、前記変更前のニーモニックテキストファイルと前記変更後のニーモニックテキストファイルとを比較することで、回路図データの変更に伴うノード過不足情報および命令変更情報を抽出する第1の変更点抽出部と、
前記変更前のニーモニックテキストデータおよび前記変更後のニーモニックテキストデータのそれぞれから、グラフ理論の隣接行列を作成し、変更前マトリクスおよび変更後マトリクスとして出力する第1の行列生成部と、
前記変更前マトリクスに対して前記ノード過不足情報に対応する要素を前記隣接行列に反映することで変更前比較用マトリクスを生成し、前記変更後マトリクスに対して前記ノード過不足情報に対応する要素を前記隣接行列に反映することで変更後比較用マトリクスを生成する第2の行列生成部と、
前記変更前比較用マトリクスと前記変更後比較用マトリクスとを比較して変更点を抽出し、変更前比較後マトリクスと変更後比較後マトリクスを抽出する第2の変更点抽出部と、
前記変更前比較後マトリクス、前記変更後比較後マトリクス、および前記命令変更情報より、回路図データの変更に伴う回路図変更点リストを生成するリスト生成部と
を備えたエンジニアリングツール。 - 前記回路図変更点リストから、変更のあった回路図ページを抽出して、変更ページ一覧を生成する変更ページ抽出部
をさらに備えた請求項1に記載のエンジニアリングツール。 - 回路図変更点リストから、変更のあった回路図部分に付されたマークを手動で除去するためのマーク除去部
をさらに備えた請求項1に記載のエンジニアリングツール。 - 前記回路図変更点リストから、変更のあった回路図部分に付されたマークに加え、新たなマークを手動で付加するためのマーク追加部
をさらに備えた請求項1に記載のエンジニアリングツール。 - 前記回路図変更点リストを参照して、変更のあった回路図データの行を抽出し、抽出結果を外部のコントローラに転送する転送部
をさらに備えた請求項1に記載のエンジニアリングツール。 - 前記回路図変更点リストが更新されるごとに、回路図の変更点に付されたマークを識別可能なマーク色を付した履歴データを生成する履歴データ生成部
をさらに備えた請求項1に記載のエンジニアリングツール。
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