JP2012097801A - コントロールケーブル - Google Patents

コントロールケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2012097801A
JP2012097801A JP2010245344A JP2010245344A JP2012097801A JP 2012097801 A JP2012097801 A JP 2012097801A JP 2010245344 A JP2010245344 A JP 2010245344A JP 2010245344 A JP2010245344 A JP 2010245344A JP 2012097801 A JP2012097801 A JP 2012097801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer casing
inner cable
seal member
casing
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010245344A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Sugiyama
義高 杉山
Masahiro Nishimura
雅寛 西村
Kaoru Okita
薫 沖田
Mikiya Yagi
幹也 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hi Lex Corp
Original Assignee
Hi Lex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hi Lex Corp filed Critical Hi Lex Corp
Priority to JP2010245344A priority Critical patent/JP2012097801A/ja
Priority to PCT/JP2011/074742 priority patent/WO2012060265A1/ja
Publication of JP2012097801A publication Critical patent/JP2012097801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/102Arrangements to mount end fittings of the sheathings to support walls or brackets
    • F16C1/103Arrangements to mount end fittings of the sheathings to support walls or brackets to a hole in the wall or bracket
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/107Sealing details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/26Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
    • F16C1/262End fittings; Attachment thereof to the sheathing or tube

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)

Abstract

【課題】アウターケーシングの支持部を有しながらシール部材の外径を大きくしても、ケーシングキャップの外径が大きくならないコントロールケーブルを提供する。
【解決手段】ケーシングキャップは、インナーケーブル案内孔側に底部を有し、インナーケーブル案内孔と同軸上で連通して、アウターケーシングの端部を収容するアウターケーシング収容部と、アウターケーシング収容部の底部側の周壁から内側に突出し、アウターケーシングの端面の一部を支持するアウターケーシング支持部と、アウターケーシング支持部の側壁と、側壁と隣り合う周壁と、底部とに囲まれたシール部材嵌挿部とを備え、シール部材嵌挿部には、側壁に当接する側壁当接部と、側壁に隣り合う周壁に当接する周壁当接部と、底部に当接する底部当接部と、インナーケーブルの外径よりも小さい内径部分を有するインナーケーブル挿通孔とを備えるシール部材が嵌挿されていることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明はコントロールケーブルに関するものである。
従来、コントロールケーブルは、アウターケーシングと、アウターケーシングの内部に挿通されたインナーケーブルとを有し、インナーケーブルの一端に連結された操作部材を操作することで、インナーケーブルの他端に連結された従動部材を遠隔操作するものである。このようなコントロールケーブルとして、車室内の運転席近傍に設けられたレバーの操作により、車室外に設けられたボンネットやトランクを開操作したり、パーキングブレーキを作動させたりするものが知られている。また、車室外に配置されるコントロールケーブルは、雨水がアウターケーシング内に入り込んで停留することで、金属製のインナーケーブルが錆びたり、凍結してアウターケーシングとインナーケーブルとが固着したりしないようにするために、アウターケーシングの端部に設けられたケーシングキャップに、アウターケーシング内への雨水の浸入を防止する防水構造を設けている。
このような防水構造は、ケーシングキャップの内部に、インナーケーブルの外表面全周と摺接する摺接部と、ケーシングキャップおよびアウターケーシングの端面に密接される基部とを有する弾性材料から構成されたシール部材を収容したものが知られている。このものは、インナーケーブルをつたってアウターケーシング内へ雨水が浸入するのを、インナーケーブル外表面全周とシール部材の摺接部との摺接で防止する一方、ケーシングキャップをつたってアウターケーシング内へ雨水が浸入するのを、ケーシングキャップおよびアウターケーシングの端面とシール部材の基部との密接で防止している。インナーケーブル外表面とシール部材の摺接部との摺接状態を具体的に説明すると、インナーケーブルが軸方向へ移動した場合に、初めはシール部材の摺接部が弾性変形してインナーケーブルに追従するが、シール部材の基部がケーシングキャップの端面およびアウターケーシングの端面と密接して支持されているために、その後は摺接部の弾性変形状態が保持され、インナーケーブルがシール部材の摺接部と摺接しながら軸方向に移動するということである。
コントロールケーブルに用いられるケーシングキャップは、省スペース化や軽量化を目的として外径を小さくすることが好ましく、それに伴ってシール部材の外径も小さくする必要がある。しかし、シール部材の外径を小さくすると、ケーシングキャップへの支持面積が小さくなるため、インナーケーブルが軸方向へ移動したときにケーシングキャップがシール部材の弾性変形を支持しきれず、シール部材がケーシングキャップのインナーケーブル案内孔へ入り込み、防水構造が損なわれることから、シール部材の外径は大きくする必要がある。
特許文献1には、キャップ本体と、このキャップ本体の端面と、キャップ本体に嵌合するケーブルの端面との間に内装するシール材とから成り、キャップ本体が、ケーブルの端面を受止め、シール材の内装空間を保持する保持手段を備えているアウターケーブルのエンドキャップが開示されている。
さらに、特許文献2には、端末金具の挿通孔端部を拡径して設けられた切欠き部、切欠き部と外索の端面あるいは切欠き部の外端に装着されるリング状キャップの内側面とにより形成される対向面、及び切欠き部に収容され両対向面にそれぞれ当接する両側のワッシャと内周部及び外周部にシールリップ部を有して両シールリップ部を端末金具及び内索にそれぞれ当接させ両ワッシャ間に介装されたゴム材のシールリングとにてなり、内索の軸方向と直角な変位に連動して対向面に沿って摺動可能なシール部材を備えたパーキングケーブルの防水装置が開示されている。
実開昭63−173512号公報 実公昭60−35785号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエンドキャップは、荷重受体が、アウターケーブルに作用する荷重を支持し、環状のシール材を内装する筒部を有するため、シール材の外径を大きくすると、荷重受体とエンドキャップの両方の外径を大きくしなくてはならない問題がある。
また、特許文献2に記載された端末金具は、切欠き部とかしめ部の段差部分で外索を支持させ、シールリングおよびワッシャを切欠き部に収容するようにしているため、シールリングの外径を大きくすると、切欠き部と端末金具の両方の外径を大きくしなくてはならない問題がある。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、アウターケーシングの支持部を有しながらシール部材の外径を大きくしても、ケーシングキャップの外径が大きくならないコントロールケーブルを提供することを目的とする。
本発明のコントロールケーブルは、アウターケーシングと、アウターケーシングの内部に挿通されるインナーケーブルと、アウターケーシングの端部に固定され、インナーケーブルを軸方向移動可能に案内するインナーケーブル案内孔を有するケーシングキャップとを備えたコントロールケーブルであって、ケーシングキャップは、インナーケーブル案内孔側に底部を有し、インナーケーブル案内孔と同軸上で連通して、アウターケーシングの端部を収容するアウターケーシング収容部と、アウターケーシング収容部の底部側の周壁から内側に突出し、アウターケーシングの端面の一部を支持するアウターケーシング支持部と、アウターケーシング支持部の側壁と、前記側壁に隣り合う周壁と、底部とに囲まれたシール部材嵌挿部とを備え、シール部材嵌挿部には、前記側壁に当接する側壁当接部と、前記側壁に隣り合う周壁に当接する周壁当接部と、底部に当接する底部当接部と、インナーケーブルの外径よりも小さい内径部分を有するインナーケーブル挿通孔とを備えるシール部材が嵌挿されていることを備えることを特徴とする。
(1)本発明のコントロールケーブルは、ケーシングキャップが、インナーケーブル案内孔側に底部を有し、インナーケーブル案内孔と同軸上で連通して、アウターケーシングの端部を収容するアウターケーシング収容部と、アウターケーシング収容部の底部側の周壁から内側に突出し、アウターケーシングの端面の一部を支持するアウターケーシング支持部と、アウターケーシング支持部の側壁と、前記側壁に隣り合う周壁と、底部とに囲まれたシール部材嵌挿部とを備え、シール部材嵌挿部には、側壁に当接する側壁当接部と、前記側壁に隣り合う周壁に当接する周壁当接部と、底部に当接する底部当接部と、インナーケーブルの外径よりも小さい内径部分を有するインナーケーブル挿通孔とを備えるシール部材が嵌挿されているため、アウターケーシングの支持部を有しながらシール部材の外径を大きくしても、ケーシングキャップの外径が大きくならない。
(2)周壁当接部が複数設けられている場合は、シール部材の外径が大きい部分の数が増えるため、シール部材のケーシングキャップへの支持が確実となり、シール部材がケーシングキャップのインナーケーブル挿通孔へ入り込むことを一層防止できる。
(3)側壁当接部および周壁当接部が、インナーケーブル挿通孔の軸方向に対して垂直方向に、シール部材の周囲に連続するように設けられた突起である場合は、ケーシングキャップの側壁および側壁に隣り合う周壁とシール部材の全周とが密接するため、ケーシングキャップの側壁および周壁とシール部材との間からアウターケーシング内に雨水が浸入することを防止できる。
図1は、本発明の実施形態におけるコントロールケーブルの平面図である。 図2(a)は、本発明の実施形態におけるケーシングキャップの平面図であり、図2(b)は、本発明の実施形態におけるケーシングキャップの左側面図である。 図3(a)は、図2(a)のA−A線断面図であり、図3(b)は、図2(b)のB−B線断面図であり、図3(c)は、図2(b)のC−C線断面図である。 図4(a)は、本発明の実施形態におけるシール部材の正面図であり、図4(b)は、本発明の実施形態におけるシール部材の右側面図であり、図4(c)は、図4(b)のD−D線断面図である。 図5(a)は、図1のE−E線断面図であり、図5(b)は、図5(a)のG−G線断面図であり、図5(c)は、図5(a)のJ−J線断面図である。 図6は、図1のF−F線断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るコントロールケーブルについて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態におけるコントロールケーブルの平面図、図2(a)は本発明の実施形態におけるケーシングキャップの平面図、図2(b)は本発明の実施形態におけるケーシングキャップの左側面図、図3(a)は図2(a)のA−A線断面図、図3(b)は図2(b)のB−B線断面図、図3(c)は図2(b)のC−C線断面図、図4(a)は本発明の実施形態におけるシール部材の正面図、図4(b)は本発明の実施形態におけるシール部材の右側面図、図4(c)は図4(b)のD−D線断面図、図5(a)は図1のE−E線断面図、図5(b)は図5(a)のG−G線断面図、図5(c)は図5(a)のJ−J線断面図、図6は図1のF−F線断面図である。
図1に示すコントロールケーブル1は、車両のパーキングブレーキ操作用コントロールケーブルであり、アウターケーシング10と、アウターケーシング10の内部に挿通されたインナーケーブル20と、アウターケーシング10の一端部に固定されたキャップ30と、アウターケーシング10の他端部に固定され、シール部材50を収容したケーシングキャップ40とを備えている。インナーケーブル20の一端部にはインナーエンド60が固着され、車室内の運転席近傍に設けられたパーキングブレーキ操作レバーPLに連結される。キャップ30は、パーキングブレーキ操作レバーPLの近傍に設けられたブラケットBRに固定される。一方、インナーケーブル20の他端部にはインナーエンド70が固着され、車室外に設けられたパーキングブレーキPBに連結される。ケーシングキャップ40は、パーキングブレーキPBの近傍に設けられたブラケットBRに固定される。また、アウターケーシング10には、グロメット80が外嵌されており、車両の車室内と車室外とを区分するパネルPNに設けられた貫通孔に嵌挿されることで、車室外から車室内に水等が浸入しないようにしている。
図2(a)に示すように、ケーシングキャップ40は、大径部41と、大径部41よりも外径が大きい鍔部42と、大径部41よりも外径が小さい小径部43とを備えた筒状を呈している。その内部には、インナーケーブル20を軸方向移動可能に案内するインナーケーブル案内孔44と、インナーケーブル案内孔44側に底部45を有し、インナーケーブル案内孔44と同軸上で連通して、アウターケーシング10の端部を収容するアウターケーシング収容部46と、アウターケーシング収容部46の底部45側の周壁47から内側に突出し、アウターケーシング10の端面の一部を支持する支持面48aと、支持面48aと底部45とをつなぐ側壁48bとを有するアウターケーシング支持部48と、アウターケーシング支持部48の側壁48bと、側壁48bと隣り合う周壁47と、底部45とに囲まれたシール部材嵌挿部49とを備えている(図2(b)参照)。
アウターケーシング支持部48は、図2(b)および図3に示すように、インナーケーブル案内孔44の中心軸から半径方向外側に90度ずつずらした位置に間隔を空けて4箇所設けられている。アウターケーシング支持部48はアウターケーシング10を支持できれば4箇所に限られることはない。アウターケーシング支持部48の周壁47からの突出高さは、インナーケーブル案内孔44に達しない程度としているが、インナーケーブル案内孔44に達してもよい。アウターケーシング支持部48の側壁48bは、インナーケーブル案内孔44の中心軸側に面する頂面481bと、頂面481bと周壁47とをつなぎ、隣り合うアウターケーシング支持部48と向かい合う2つの側面482bとを備えている(図3(b)および図3(c)参照)。このようにアウターケーシング支持部48を構成することで、アウターケーシング20の支持部を有しながらシール部材50の外径を大きくしても、ケーシングキャップ40の外径が大きくならない。
図4に示すように、シール部材50は略十字形状を呈しており、ケーシングキャップ40のシール部材嵌挿部49に嵌挿されるクロロプレンゴム等の弾性部材から成るものである。シール部材50は、インナーケーブル挿通孔52を有する筒状の基部51と、基部51から半径外方向に突出した突出部53と、ケーシングキャップ40の底部45に当接する底部当接部57と、インナーケーブル挿通孔52の軸方向に対して垂直方向に、基部51と突出部53の周囲に連続するように平行に設けられた2つの突条54とを備えており、その厚みhはケーシングキャップ40のアウターケーシング支持部48の高さH(図3(b)参照)とほぼ同一になっている。
突出部53は、図4(b)に示すように、ケーシングキャップ40のシール部材嵌挿部49の形状に対応するように、インナーケーブル挿通孔52の中心軸から半径方向外側に90度ずつずらした位置に間隔を空けて4箇所設けられている。
インナーケーブル挿通孔52は、図4(c)に示すように、インナーケーブル20の外径よりも大きい基部51の内径部52aと、内径部52aから内側に突出し、インナーケーブル20の外径よりも小さい内径を有する3つの環状リップ部52bとから構成されている。環状リップ部52bは、インナーケーブル挿通孔52の中心軸に向かうに従って肉厚が薄くなるような形状を呈している。
底部当接部57は、シール部材50をケーシングキャップ40のシール部材嵌挿部49に嵌挿したときに、ケーシングキャップ40の底部45と向かい合う側の基部51と突出部53の表面である。
突条54は、突出部53の側部53aに配置され、ケーシングキャップ40の側壁48bの側面482bに当接する第1側壁当接部54aと、基部51の外周部51aに配置され、ケーシングキャップ40の側壁48bの頂面481bに当接する第2側壁当接部54bとから構成された側壁当接部55と、突出部53の頂部53bに配置され、ケーシングキャップ40の側壁48bに隣り合う周壁47に当接する周壁当接部56とを有している。また、突条54の輪郭は、ケーシングキャップ40のシール部材嵌挿部49の輪郭よりも若干大きく形成されている。
突条54を備えることなく、突出部53の側部53aをケーシングキャップ40の側壁48bの側面482bに、基部51の外周部51aをケーシングキャップ40の側壁48bの頂面481bに直接当接させて側壁当接部55とし、突出部53の頂部53bをケーシングキャップ40の側壁48bに隣り合う周壁47に直接当接させて周壁当接部56としてもよい。また、突条54は2つに限られることなく、所望の数だけ適宜備えることができる。
次に、図5および図6を用いて、ケーシングキャップ40にシール部材50を嵌挿して使用される状態を説明する。図5(b)および図5(c)に示すように、シール部材50は、ケーシングキャップ40のシール部材嵌挿部49に嵌挿され、シール部材50の底部当接部57と反対側の端面は、ケーシングキャップ40の支持面48aとほぼ同じ高さとなっている。また、シール部材50の底部当接部57、周壁当接部56、第1側壁当接部54a、第2側壁当接部54bは、それぞれケーシングキャップ40の底部45、周壁47、側面482b、頂面481bに当接することで(図6参照)、ケーシングキャップ40の側壁48bおよび側壁48bに隣り合う周壁47とシール部材50の全周に設けられた突条54の全てが密接するため、ケーシングキャップ40の側壁48bおよび側壁48bに隣り合う周壁47とシール部材50の間から、アウターケーシング10内に雨水が浸入することを防止できる。
ケーシングキャップ40のアウターケーシング収容部46にはアウターケーシング10が収容され、アウターケーシング10の先端はケーシングキャップ40の支持面48aと当接し、支持されている(図5(c)参照)。アウターケーシング10は、ケーシングキャップ40の大径部41の外側からプレス等でかしめることにより、ケーシングキャップ40に固定されている。
インナーケーブル20は、ケーシングキャップ40のインナーケーブル案内孔44に案内されてシール部材50に達し、シール部材50のインナーケーブル挿通孔52を通ってアウターケーシング10内に挿通されている。インナーケーブル挿通孔52の3つの環状リップ部52bは、インナーケーブル20の外径よりも小さい内径を有するため、インナーケーブル20が軸方向へ移動すると、初めは環状リップ部52bの先端が弾性変形してインナーケーブル20に追従する。さらにインナーケーブル20が軸方向へ移動すると、基部51の底部当接部57がケーシングキャップ40の底部45に支持され、底部当接部57と反対側の端面がアウターケーシング10の端面によって支持されているために、環状リップ部52bの弾性変形状態が保持されたまま、インナーケーブル20の外表面が環状リップ部52bの先端と摺接しながらインナーケーブル20が軸方向に移動する。この摺接により、インナーケーブル20をつたってアウターケーシング10内へ雨水が浸入するのを防止できる。
シール部材50の底部当接部57は、基部51だけでなく、外径の大きい突出部53により当接面積を半径外方向に増やしているため、シール部材50のケーシングキャップ40への支持が確実となり、シール部材50がケーシングキャップ40のインナーケーブル案内孔44へ入り込むことを防止できる。また、それにより、インナーケーブル20の外表面と環状リップ部52の先端の摺接状態を確実に保持できる。
また、周壁当接部56を複数設けることで突出部53も複数となり、底部当接部57とケーシングキャップ40の底部45との当接面積が更に増加するため、シール部材50のケーシングキャップ40への支持が一層確実となり、シール部材50がケーシングキャップ40のインナーケーブル案内孔44へ入りこむことを一層防止できる。
1 コントロールケーブル
10 アウターケーシング
20 インナーケーブル
40 ケーシングキャップ
44 インナーケーブル案内孔
45 底部
46 アウターケーシング収容部
47 周壁
48 アウターケーシング支持部
48b 側壁
49 シール部材嵌挿部
50 シール部材
52 インナーケーブル挿通孔
54 突条
55 側壁当接部
56 周壁当接部
57 底部当接部

Claims (3)

  1. アウターケーシングと、
    前記アウターケーシングの内部に挿通されるインナーケーブルと、
    前記アウターケーシングの端部に固定され、前記インナーケーブルを軸方向移動可能に案内するインナーケーブル案内孔を有するケーシングキャップとを備えたコントロールケーブルであって、
    前記ケーシングキャップは、前記インナーケーブル案内孔側に底部を有し、前記インナーケーブル案内孔と同軸上で連通して、前記アウターケーシングの端部を収容するアウターケーシング収容部と、
    前記アウターケーシング収容部の前記底部側の周壁から内側に突出し、前記アウターケーシングの端面の一部を支持するアウターケーシング支持部と、
    前記アウターケーシング支持部の側壁と、前記側壁と隣り合う前記周壁と、前記底部とに囲まれたシール部材嵌挿部とを備え、
    前記シール部材嵌挿部には、前記側壁に当接する側壁当接部と、前記側壁に隣り合う周壁に当接する周壁当接部と、前記底部に当接する底部当接部と、前記インナーケーブルの外径よりも小さい内径部分を有するインナーケーブル挿通孔とを備えるシール部材が嵌挿されていることを特徴とするコントロールケーブル。
  2. 前記周壁当接部が複数設けられていることを特徴とする請求項1記載のコントロールケーブル。
  3. 前記側壁当接部および前記周壁当接部は、前記インナーケーブル挿通孔の軸方向に対して垂直方向に、前記シール部材の周囲に連続するように設けられた突条であることを特徴とする請求項1または2記載のコントロールケーブル。
JP2010245344A 2010-11-01 2010-11-01 コントロールケーブル Pending JP2012097801A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245344A JP2012097801A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 コントロールケーブル
PCT/JP2011/074742 WO2012060265A1 (ja) 2010-11-01 2011-10-27 コントロールケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245344A JP2012097801A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 コントロールケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012097801A true JP2012097801A (ja) 2012-05-24

Family

ID=46024380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010245344A Pending JP2012097801A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 コントロールケーブル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2012097801A (ja)
WO (1) WO2012060265A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102383328B1 (ko) * 2016-11-11 2022-04-05 현대자동차주식회사 자동차용 파킹 케이블 및 이의 제조 방법
WO2020157611A1 (en) * 2019-01-31 2020-08-06 Kiekert Ag Bowden cable arrangement for motor vehicle applications

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167262U (ja) * 1984-03-29 1985-11-06 松下電工株式会社 シ−ル用リングの構造
JP2006300232A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Shimano Inc キャップ部材及びそれを用いた自転車用ケーブルシステム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035785Y2 (ja) * 1980-04-25 1985-10-24 三菱自動車工業株式会社 パーギングケーブルの防水装置
JPS63173512U (ja) * 1987-05-02 1988-11-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167262U (ja) * 1984-03-29 1985-11-06 松下電工株式会社 シ−ル用リングの構造
JP2006300232A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Shimano Inc キャップ部材及びそれを用いた自転車用ケーブルシステム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012060265A1 (ja) 2012-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7677577B2 (en) Sealing device with sound insulating seal
CN102361286B (zh) 用于电线引出孔的密封结构和电线引出孔的密封方法
US8888132B2 (en) Sealing assembly
CN105762977B (zh) 电机驱动组件及其齿轮箱
JP2008234904A (ja) グロメットおよびその組付方法
US20140033855A1 (en) Seal assembly
US20210283966A1 (en) Vibration-damping device body and vibration-damping device
WO2012060265A1 (ja) コントロールケーブル
EP2908017B1 (en) Dust cover for ball joint
KR101736092B1 (ko) 차량 조향장치용 더스트 커버
JP5023533B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP5484093B2 (ja) 流体式変速機用クラッチピストン
EP1864858B1 (en) Installation structure and installation method of garnish and appliance
US10300893B2 (en) Brake boosting device
JP4516461B2 (ja) グロメット
CN109845417B (zh) 一种遥控器及其壳体组件
JP2009101986A (ja) 車両の室間用シール部材
JP2007022324A (ja) コラムホールカバー
JP7043610B2 (ja) 連結装置および密封装置
KR20140133237A (ko) 스티어링 기어박스의 일체형 더스트 캡
CN109099159B (zh) 一种密封护罩
JP6948905B2 (ja) 連結装置
JP2009079705A (ja) 空気ばね
KR20160064647A (ko) 자동차의 컨센트릭 슬레이브 실린더 구조
WO2007035625A8 (en) Collar for a sensor assembly and a method of containing a corrosion preventative applied to the sensor assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141110