JP2012097651A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】支持軸の振動に伴う緩衝材の軸方向移動を抑制したポンプを提供する。
【解決手段】この課題を解決するために、ポンプ1を、コイルを有したステータ17と、複数の磁極を有したロータ18と、前記ロータ18と共に回転して液体を流動させる羽根車3と、前記ロータ18及び前記羽根車3が軸回りに回転する支持軸23と、前記ロータ18及び前記羽根車3を内部に収納したポンプ室2と、前記ポンプ室2を形成するケーシングと、前記ケーシングに設けられ前記ケーシングに前記支持軸23の軸方向の端部24を固定保持する軸支え部12と、前記支持軸23の前記端部24の外周面25と前記軸支え部12の間に介在して配置した緩衝材30と、を備え、前記緩衝材30を前記支持軸23の軸方向の端面27も覆う有底筒状とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプ、殊に振動や騒音の低減技術に関するものである。
従来から、流体を流動させる羽根車と、羽根車を収容したポンプ室と、羽根車を回転させるモータと、を備えたポンプがある。そして、該ポンプのモータは、コイルを有したステータと、ステータによって磁力回転するロータと、ロータを回転自在に支持する回転支持部と、を備えている。更に、該ポンプとして、例えば、ロータ及び回転支持部がポンプ室内に配置されると共に、ロータに羽根車が一体で取り付けられたロータ一体型のものがある。
該ロータ一体型のポンプは回転支持部が、回転中心となる支持軸と、支持軸の軸回りに回転自在な軸受部と、ポンプ室を形成するケーシングに支持軸の端部を固定する軸支え部と、を有している。そして、軸受部は外周にロータが一体で取り付けられており、ロータと軸受部と羽根車は一体で支持軸の軸回りに回転するものとなっている。更に、軸支え部はポンプ室側に開口を有した筒状となっており、筒の内周空間に支持軸の端部を差し込み、筒の内周面に支持軸の軸方向の端部の外周面を当接することで、支持軸をケーシングに固定保持している。
また、ロータ一体型のポンプは、羽根車の回転に伴って支持軸にラジアル方向に沿った振動(軸ぶれ)を生じることがあると共に、該振動によって支持軸の端部の外周面が軸支え部の内周面に接触衝突して、騒音を生じることがある。そのため、特許文献1等のポンプでは、支持軸の端部の外周面を緩衝材で覆うと共に、支持軸の端部の外周面と軸支え部の筒の内周面のラジアル方向の間に上記緩衝材を配置して、支持軸に生じたラジアル方向の振動や該振動に伴う騒音を吸収させている。
特開平04−353290号公報
しかしながら、羽根車回転時に発生する支持軸の振動は、軸方向に沿った力成分を含むことがあり、該軸方向の力成分を含む振動が生じると、緩衝材が軸方向に移動してポンプ室内にはみ出すことがある。そして、緩衝材がポンプ室内にはみ出すと、軸受部に接触する等でロータや羽根車の回転抵抗が増加すると共に、緩衝材が振動や騒音を吸収し難くなり、支持軸の振動や該振動に伴う騒音が生じ易く(大きく)なるという問題がある。更に、回転抵抗が著しく増加すると、羽根車(軸受部)が回転し難くなり、モータロックを生じることもある。
そこで、この事情を鑑み、支持軸の振動に伴う緩衝材の軸方向移動(位置ずれ)を抑制したポンプを提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明のポンプは、コイルを有したステータと、複数の磁極を有したロータと、前記ロータと共に回転して液体を流動させる羽根車と、前記ロータ及び前記羽根車が軸回りに回転する支持軸と、前記ロータ及び前記羽根車を内部に収納したポンプ室と、前記ポンプ室を形成するケーシングと、前記ケーシングに設けられ前記ケーシングに前記支持軸の軸方向の端部を固定保持する軸支え部と、前記支持軸の前記端部の外周面と前記軸支え部の間に介在して配置した緩衝材と、を備え、前記緩衝材を前記支持軸の軸方向の端面も覆う有底筒状としたものであることを特徴とする。
このポンプとして、前記支持軸がラジアル方向に交差した軸回転防止用の平面を前記端部の前記外周面に備え、前記緩衝材が前記支持軸の前記平面の周方向の端辺に沿って筒の周面の内外を貫通して切り欠いた切欠き部を前記筒の周面に備えて、前記支持軸の前記端辺を前記切欠き部内に配置したものであることが好ましい。
このポンプとして、前記支持軸がラジアル方向に交差した軸回転防止用の平面を前記端部の前記外周面に備え、前記緩衝材が前記支持軸の前記平面の周方向の端辺に沿って筒の内周側に開口した溝部を前記筒の周面に備えて、前記支持軸の前記端辺を前記溝部内に配置したものであることが好ましい。
このような構成としたことで、支持軸の振動に伴う緩衝材の軸方向移動(位置ずれ)を抑制することができる。
実施形態の一例のポンプの軸方向に切断した断面図である。 同上の分解斜視図である。 (a)が同上の分離板のポンプ室内側から視た分解斜視図であり、(b)が同上のポンプケースのポンプ室内側から視た分解斜視図である。 (a)が同上の緩衝材の斜視図であり、(b)が該緩衝材の平面図であり、(c)が該緩衝材のA方向に視た側面図である。 (a)が切欠きを設けた例の斜視図であり、(b)が該例の平面図であり、(c)が該例をA方向に視た側面図である。 (a)が溝部を設けた例の斜視図であり、(b)が該例の平面図であり、(c)が該例のA方向に視た側面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を例示して説明する。
実施形態の一例のポンプ1は、図1や図2に示すように、液体が流動するポンプ室2と、液体が流動しないモータ部15と、に区画されている。そして、ポンプ室2は外殻及び内面をケーシングが形成すると共に、ケーシングがポンプ室2をモータ部15から隔離している。更に、ケーシングは、液体をポンプ室2内に吸入する吸入管5と、液体をポンプ室2外に吐出する吐出管6と、を備え、吸入管5及び吐出管6は夫々内部がポンプ室2内に連通している。
また、ポンプ1は、駆動源であるモータと、ポンプ室2に配置されモータに駆動される作用部である羽根車3と、で構成されている。そして、羽根車3は回転中心がモータの回転中心と略同芯に位置すると共に、ポンプ室2内に配置されている。そのため、モータによる羽根車3回転時には、吸入管5を介して外部の液体がポンプ室2内に吸入されると共に、ポンプ室2内の液体が吐出管6を介して外部に吐出される。以下、特に規定しない限り、モータの回転中心の軸方向を単に軸方向と記載し、回転中心のラジアル方向を単にラジアル方向と記載し、軸方向に視た形状を平面視の形状と記載する。
詳しくは、図1や図2に示すように、ケーシングが、ポンプ室2の外殻を形成するポンプケース4と、ポンプ室2とモータ部15を区画する分離板7と、からなり、ポンプケース4及び分離板7に囲まれた空間がポンプ室2となっている。
分離板7は、円形状の底部9を一端に備えた円筒部8と、円筒部8の他端から外周に延設されたフランジ部10と、からなる。そして、図3に示すように、円筒部8の底部9には支持軸23(詳細は後述する)の端部24を保持する第1軸支え部13が設けられており、第1軸支え部13は底部9から円筒部8の内周側の空間(ポンプ室2内)に突出している。更に、第1軸支え部13は円状の外周面とD字状の内周面を有した筒状となっており、D字状の内周側の空間に支持軸23の一方の端部24を嵌め込むことで、支持軸23を回転不能で分離板7に保持するものとなっている。
また、ポンプケース4は、図1や図3に示すように、分離板7の第1軸支え部13と軸方向に対向する部位に、支持軸23の他方の端部24を保持する第2軸支え部14が設けられており、第2軸支え部14はポンプ室2内に突出している。そして、第2軸支え部14は第1軸支え部13と略同形のD字状の内周面を有した筒状となっており、第2軸支え部14は筒の開口が第1軸支え部13の筒の開口と軸方向に沿って互いに向かい合っている。該第2軸支え部14はD字状の内周側の空間に支持軸23の他方の端部24を嵌め込むことで、支持軸23を回転不能でポンプケース4に保持するものとなっている。以下、第1軸支え部13と第2軸支え部14を、特に区別しない際には、単に軸支え部12と記載する。
更に、ポンプケース4は外殻から軸方向に吸入管5が突出して、ラジアル方向に吐出管6が突出しており、吸入管5及び吐出管6は夫々ポンプ室2に連通しており、例えば、吸入管5や吐出管6を容易に成形できる樹脂製となっている。なお、符号11はOリング等のシール部材であり、シール部材11はフランジ部10とポンプケース4の軸方向の間に圧縮されて配置されており、ポンプ室2内の流体の外部への漏れを抑制している。
また、モータは、図1や図2に示すように、コイルを有した環状のステータ17と、モータ駆動を制御する制御部16と、複数の磁極を有した円筒状のロータ18と、ロータ18を回転自在で支持した回転支持部と、を備えている。ステータ17及び制御部16はモータ部15内に配置されており、ロータ18及び回転支持部はポンプ室2内に配置されている。
そして、制御部16はステータ17のコイルに流れる電流を制御することで、モータ駆動を制御しており、ステータ17は制御部16に通電制御されることで、ロータ18を磁気回転させている。更に、制御部16及びステータ17はモータ部15内に充填されたモールド材19を介して分離板7に固定されている。
該モールド材19はステータ17や制御部16等のモータ部15内の部材を外部の水分や埃等の付着から保護すると共に、モータ部15の外殻を形成している。なお、符号20はフランジ部10を介してモータ部15(モールド材19)とポンプケース4を固定するねじやビス等の固定具である。
一方、ロータ18及び回転支持部は、図1や図2に示すように、回転中心をステータ17と略同芯に位置して、ステータ17の内周側に配置されている。そして、ロータ18はステータ17との間に分離板7の円筒部8が介在しており、回転支持部はロータ18の内周に配置されている。更に、ロータ18は円筒の軸方向の一端に羽根車3が略同芯で且つ一体で設けられており、ロータ18は羽根車3を伴って回転するものとなっている。
該羽根車3は一方の板面がロータ18に接続された環状の回転板を主体とし、該回転板の他方の板面に複数の羽根を有すると共に、該羽根の軸方向の先端側が環状のシュラウドで覆われている。そのため、羽根車3は液体の流れる流路を回転板とシュラウドの軸方向の間に有しており、回転時に該流路内の液体が羽根に沿って流動するものとなっている。
また、回転支持部は、図1に示すように、ロータ18の回転中心に位置した円柱状の支持軸23と、支持軸23の軸回りに回転自在で取り付けられた軸受部21と、軸受部21と軸支え部12の接触を抑制する受板22と、を有している。
軸受部21は内周面が支持軸23の円柱の周面(円周面)に当接されると共に、外周にロータ18が一体で取り付けられており、支持軸23の円周面に沿って摺り動きながらロータ18と共に回転するものとなっている。そして、軸受部21は、例えば、樹脂に比べて磨耗し難い金属製となっている。
受板22は第2軸支え部14と軸受部21の軸方向に沿った間に配置されると共に、支持軸23に対して回転不能で支持軸23或いはポンプケース4(第2軸支え部14)に固定されている。そのため、羽根車3回転時に、該回転に伴って軸受部21が羽根車3側に引き寄せられても、受板22が金属製の軸受部21と樹脂製のケーシング(第2軸支え部14)の接触を妨げ、回転する軸受部21によるポンプケース4の磨耗や破損等を抑制している。
また、支持軸23は回転中心に軸芯が位置する円柱を主体とし、円柱の軸方向の両端部24は夫々円周の一部が切欠加工されており、各端部24は夫々軸方向に沿って略平らな矩形状の切欠面26を有した平面視略D字状(D字型)となっている。そして、支持軸23は一方の端部24が第1軸支え部13の内周に嵌まり込み保持され、他方の端部24が第2軸支え部14の内周に嵌まり込み保持されている。
更に、各端部24は夫々D字の直線部位の平面(切欠面26)が緩衝材30を間に介在して軸支え部12の内周面に当接されており、支持軸23は該切欠面26の当接によって回転不能でケーシングに固定保持されている。
また、緩衝材30は支持軸23の端部22の外周面25及び軸方向の端面27を覆う有底筒状となっており、緩衝材30はロータ18の回転時にロータ18や支持軸23に生じた振動が支持軸23の端部24を介してケーシングに伝達されることを抑制している。
詳しくは、該緩衝材30が、図4に示すように、支持軸23の端部24の外周面25に沿った平面視略D字の筒形状の本体部31と、本体部31の筒の一端を封止する平面視略D字の底面部35と、からなる。
該本体部31は、支持軸23の回転防止用の切欠面26に当接される平面部32と、支持軸23の切欠加工されてない曲面に当接される曲面部33と、からなり、平面部32と曲面部33がD字の角部34で連続している。
そして、本体部31は内面(筒の内周面)が支持軸23の端部24の外周面25に当接されると共に端部24の外周面25を覆っており、外面(筒の外周面)が第1軸支え部13の内周面或いは第2軸支え部14の内周面に当接されている。更に、角部34は支持軸23の端部24の角28である切欠面26の周方向の端辺に当接されている。そのため、本体部31は圧縮された状態で支持軸23と各軸支え部12のラジアル方向の間に介在して配置されている。
底面部35は平面視D字の板状のものとなっており、板の外周端に本体部31の軸方向の端辺が接続されており、本体部31側を向く板面が、支持軸23の端部24の軸方向の平面視略D字状の端面27に当接される当接面となっている。そのため、底面部35は当接面を支持軸23の端部24の端面27に当接すると共に、該端部24の端面27を覆っており、本体部31の軸方向移動を規制して、緩衝材30を支持軸23上に位置決めしている。
また、緩衝材30は、例えば、ゴム等の振動吸収性(防振性)を有した弾性体からなり、本体部31は弾性変形した状態で支持軸23と軸支え部12の間に介在している。そして、緩衝材30は、弾性変形時に、本体部31の他端が軸方向に延びても軸支え部12の軸方向の開口より内周空間側に位置して、軸支え部12の外部に露出することがない上記開口との間に隙間を有した寸法形状となっている。なお、緩衝材30は防振性及び弾性に加えて、粘性を有する粘弾性体が軸支え部12の支持軸23に対する支持力を向上することができて好ましい。
このように、緩衝材30を配置したことで、羽根車3の回転に伴う支持軸23の振動が緩衝材30に吸収低減されて、支持軸23の振動がケーシングに伝達され難くなり、該振動に起因するポンプ1の振動や騒音の発生を抑制することができる。
そして、緩衝材30を支持軸23上に位置決めすると共に本体部31の軸方向における位置ずれを抑制したことで、支持軸23の振動等に伴う緩衝材30のポンプ室2内への露出(はみ出し)を抑制することができる。
そのため、緩衝材30が受板22や軸受部21に接触し難くなり、接触に伴うロータ18の回転抵抗の増加を生じ難くすると共に、接触に伴う緩衝材30や回転支持部の破損の発生や磨耗の進行等の劣化を抑えることができる。そして、緩衝材30の軸方向移動に伴う回転抵抗の増加を生じ難くすると共に劣化を抑制したことで、緩衝材30が軸方向に移動する従来のものに比べて、騒音や振動等の吸収(抑制)等の緩衝材30の機能を低下し難くする(長持ちさせる)ことができる。
更に、緩衝材30との接触に伴う回転支持部の劣化を抑制したことで、回転支持部の劣化に伴う騒音や振動が生じ難くなり、従来のものに比べて、騒音や振動を低減することができる。
また、緩衝材30は、図5や図6に示すように、支持軸23との接触面圧が最も大きくかかるD字の角部34に、圧力緩和部を軸方向に沿って設けることで、本体部31にかかる支持軸23との接触面圧を低減することができる。
例えば、図5に示す圧力緩和部は、軸方向に沿って本体部31(筒の周面)を切り欠いた切欠き部40からなり、切欠き部40は本体部31をラジアル方向に貫通すると共に、D字の角部34である平面部32と曲面部33の接続部位に夫々形成されている。
そのため、本体部31は平面部32と曲面部33がD字の角部34で周方向に分割されており、平面部32と曲面部33は底面部35を介して一体となっている。そして、緩衝材30は支持軸23に取り付けた状態で切欠き部40に端部24の角28が位置するため、緩衝材30が支持軸23の端部24のD字の角28に接触しない形状となっている。
このように、角部34を切り欠いて、接触圧の最も高くなる(集中する)角28との接触を回避したことで、緩衝材30にかかる接触圧を低減することができると共に、角28との接触に伴う緩衝材30の磨耗や破損等を生じ難くすることができる。そして、角部34の角28への接触を廃止したことで、本体部31が支持軸23の端部24の外周面25に略面のみで接触するものとなり、支持軸23との接触圧を略均一に本体部31にかけることができる。そのため、緩衝材30が劣化し難くなり、従来のものに比べて、緩衝材30の機能低下を抑制することができる。
また、例えば、図6に示す圧力緩和部では、軸方向に沿って本体部31(筒の周面)に形成された溝部41からなり、該溝部41はラジアル方向に沿って内周側から外周側へ凹むと共に、角部34に夫々形成されている。
そして、溝部41は、本体部31で支持軸23の端部24を覆った際に溝内に支持軸23の端部24の角28が配置されると共に、溝部41の軸方向に沿った底面42より内周側に角28が位置して、支持軸23の角28との接触が抑制されている。
このように、角部34に溝部41を形成して、接触圧の最も高くなる角28との接触を回避したことで、緩衝材30にかかる接触圧を低減することができると共に、角28との接触に伴う緩衝材30の磨耗や破損等を生じ難くすることができる。そして、角部34の角28への接触を回避したことで、本体部31が支持軸23の端部24の外周面25に略面のみで接触するものとなり、支持軸23との接触圧を略均一に本体部31にかけることができる。
そのため、緩衝材30が劣化し難くなり、従来のものに比べて、緩衝材30の機能低下を抑制することができる。そして、溝部41の底面42(本体部31の外面側)で平面部32と曲面部33が周方向に連続するため、圧力緩和部の形成に伴う本体部31の周方向の強度低下を軽減することができる。
なお、支持軸23の端部24はD字型に限らず、回転防止用に軸方向に沿って平らな切欠面26を有した形状であれば、平面視矩形状等の切欠面26を複数備えたものであってもよい。そして、緩衝材30は本体部31の内面及び底面部35を平面視D字形状としたものに限らず、支持軸23の端部24の形状に沿って内面及び底面部35が当接されるものであればよい。もちろん、緩衝材30は、本体部31の軸方向移動を規定可能な形状であれば、底面部35が網状や格子状、或いは環状等の支持軸23との軸方向に穴の空いた形状であってもよい。
1 ポンプ
2 ポンプ室
3 羽根車
12 軸支え部
17 ステータ
18 ロータ
23 支持軸
24 端部(支持軸)
25 外周面(支持軸)
30 緩衝材
40 切欠き部
41 溝部

Claims (3)

  1. コイルを有したステータと、複数の磁極を有したロータと、前記ロータと共に回転して液体を流動させる羽根車と、前記ロータ及び前記羽根車が軸回りに回転する支持軸と、前記ロータ及び前記羽根車を内部に収納したポンプ室と、前記ポンプ室を形成するケーシングと、前記ケーシングに設けられ前記ケーシングに前記支持軸の軸方向の端部を固定保持する軸支え部と、前記支持軸の前記端部の外周面と前記軸支え部の間に介在して配置した緩衝材と、を備え、
    前記緩衝材を前記支持軸の軸方向の端面も覆う有底筒状としたものであることを特徴とするポンプ。
  2. 前記支持軸がラジアル方向に交差した軸回転防止用の平面を前記端部の前記外周面に備え、前記緩衝材が前記支持軸の前記平面の周方向の端辺に沿って筒の周面の内外を貫通して切り欠いた切欠き部を前記筒の周面に備えて、前記支持軸の前記端辺を前記切欠き部内に配置したものであることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記支持軸がラジアル方向に交差した軸回転防止用の平面を前記端部の前記外周面に備え、前記緩衝材が前記支持軸の前記平面の周方向の端辺に沿って筒の内周側に開口した溝部を前記筒の周面に備えて、前記支持軸の前記端辺を前記溝部内に配置したものであることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
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