JP2012096405A - 画像処理システム - Google Patents

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Isamu Mitsuke
勇 見附
Saori Iura
沙織 井浦
Takehiro Hirakawa
剛広 平川
Yuichi Yoshida
裕一 吉田
Hiroaki Kobayashi
弘明 小林
Nobuyuki Iwata
信之 岩田
Tomoyuki Takahira
知幸 高平
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Abstract

【課題】セキュリティを維持しつつ、代行元の印刷装置で代行先の印刷装置で代行印刷可能であるか否かを判定可能な画像処理技術を提供する。
【解決手段】代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置から代行印刷に用いる印刷データが要求された場合や代行元の印刷装置に障害が発生した場合、代行先の印刷装置が送信可能なログの種類を特定するログ特定情報を代行先の印刷装置から取得して、これを用いて代行先の印刷装置が代行印刷可能か否かを判定し、当該判定の結果に応じて、代行先の印刷装置に印刷データを送信する。代行元の印刷装置は、当該印刷データを用いた印刷処理に関するログデータを代行先の印刷装置から受信するとこれをログ転送サーバに転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理システムに関するものである。
従来より、複合機やプリンタなどの印刷装置で印刷処理を行う際に、障害の発生のため、印刷処理を行うことができない場合、印刷データを他の印刷装置に渡して印刷処理を代行させる技術がある(例えば特許文献1参照)。これを代行印刷という。また、障害の発生の有無に関らず、印刷装置に蓄積された印刷データをネットワークを介して他の印刷装置が取得してこれを用いて印刷処理を行う技術がある。近年では、代行印刷の信頼性を向上させる目的で、代行印刷時に印刷処理を行わない印刷装置からの印刷処理を抑制する技術が開発されている(例えば特許文献2参照)。
ところで、印刷装置の中には、印刷処理が行われた画像を表す画像データやその印刷条件に関する印刷関連情報、印刷装置に関する機器情報、印刷処理で発生したエラーに関するエラー情報などのログをデータとして記録するログ記録機能を有するものがある。このログ記録機能によれば、誰が何をどのようにどこで印刷したか、どういうエラーとなったかをログデータとして記録することができる。
このため、他の印刷装置に代行印刷を行わせる代行元の印刷装置は、代行先である他の印刷装置(代行先の印刷装置)に保存されたログデータを用いて、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定することが考えられる。しかし、印刷装置の性能によっては、印刷装置の有する記憶装置の記憶容量の制限から、印刷関連情報や機器情報やエラー情報について詳細な内容をログデータとして記録できないものもある。このような印刷装置が代行先の印刷装置となる場合、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置からログデータを取得しても、当該ログデータを用いて、代行印刷を行うことが可能か否かを判定することができない恐れがあった。また、近年では、セキュリティの強化の観点から、保存したログデータを他の印刷装置に転送しないようにする印刷装置もある。従って、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置からログデータ自体を取得できない恐れもあり、この結果、代行印刷を実現できない恐れもあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、セキュリティを維持しつつ、代行元の印刷装置で代行先の印刷装置で代行印刷可能であるか否かを判定可能な画像処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像処理システムであって、画像を印刷媒体に形成することにより印刷処理を行う第1の画像処理装置及び第2の画像処理装置が接続され、前記第1の画像処理装置は、画像の印刷を要求する印刷データを受信する受信手段と、前記印刷データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記印刷データを用いて、印刷処理を行う印刷手段と、前記印刷手段が印刷処理を行うことができない場合及び前記印刷データの送信を前記第2の画像処理装置から要求された場合のうち少なくとも一方の場合、前記第2画像処理装置が送信可能なログの種類を特定するログ特定情報を前記第2の画像処理装置から取得する取得手段と、前記ログ特定情報を用いて、前記第2の画像処理装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定的である場合、前記印刷データを前記第2の画像処理装置に送信する送信手段と、前記第2の画像処理装置が前記印刷データを用いて行った前記印刷処理に関するログデータを受信する受信手段と、前記ログデータを記憶する第1ログ記憶手段とを有し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像処理装置からの要求及び操作手段を介したユーザの操作入力のうち少なくとも一方に応じて、前記ログ特定情報を前記第1の画像形成装置に送信する送信手段と、前記印刷データを前記第1の画像処理装置から受信する受信手段と、前記印刷データを用いて、印刷処理を行う印刷手段と、前記印刷手段が行った印刷処理に関するログを示すログデータを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した前記ログデータを用いて、ログデータを前記第1の画像処理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティを維持しつつ、代行元の印刷装置で代行先の印刷装置で代行印刷可能であるか否かを判定可能になる。
図1は、一実施の形態に係る画像処理システムの構成を例示する図である。 図2は、複合機1のハードウェア構成を例示する図である。 図3は、代行元の印刷装置がPC2から受信して記憶した印刷データに基づいて代行先の印刷装置が印刷処理を行う例を示す図である。 図4は、代行元の印刷装置がPC2から印刷データを受信したものの、障害が発生したために、代行先の印刷装置が当該印刷データに基づいて印刷処理を行う例を示す図である。 図5は、代行印刷に関する印刷装置の機能的構成を例示する図である。 図6は、ログ転送テーブル104のデータ構成を例示する図である。 図7は、代行先の印刷装置におけるユーザの操作入力に応じて代行先の印刷装置が印刷処理を行う場合の代行印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、代行印刷処理において代行先の印刷装置が行う代行先印刷制御処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、代行印刷処理において代行元の印刷装置が行う代行元印刷制御処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、代行元の印刷装置で障害が発生したために代行先の印刷装置が印刷処理を行う場合の代行印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、代行印刷処理において代行先の印刷装置が行う代行先印刷制御処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、代行印刷処理において代行元の印刷装置が行う代行元印刷制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理システムの一実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施の形態に係る画像処理システムの構成について図1を用いて説明する。画像処理システムは、複合機1と、PC(Personal Computer)2と、ログ管理サーバ3と、プリンタ4とを備え、これらがLAN(Local Area Network)5を介して接続された構成である。LAN5はルータ6を介してインターネット7に接続されており、複合機1はPSTN(public switched telephone network)/ISDN網8に更に接続されている。尚、複合機1と、PC2とは、同図では1台しか図示されていないが、複数台存在し得る。また、プリンタ4は、同図では2台図示されているが、その台数は1台であっても良いし、3台以上であっても良い。これらの複合機1、PC2、ログ管理サーバ3及びプリンタ4の各装置は、他の装置とTCP/IPプロトコルにより通信を行う。
図2は、複合機1のハードウェア構成を例示する図である。複合機1は、コントローラ10とエンジン(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機1全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジン等であり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニット等である。なお、このエンジン60には、プロッタ等のいわゆるエンジン分に加えて、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。
CPU11は、複合機1の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12及びSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCIマスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリ等として用いるシステムメモリであり、ROM(Read Only Memory)12aとRAM(Random Access Memory)12bとを有する。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリである。例えば、ROM12aは、画像の印刷を要求する印刷データに基づいて、エンジン60に画像を印刷媒体に形成させるためのプリンタアプリを記憶する。RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリ等として用いる書き込み及び読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部等も接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD(Hard Disk Drive)18及びMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲット及びAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転等をおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介して操作表示部20、FCU(Fax Control Unit)30、NIC(Network Interface Card)70、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。
操作表示部20は、ユーザからの操作が入力される操作キーや操作ボタン、マウスなどで構成される操作入力部と、情報を表示する液晶ディスプレイなどで構成される表示部とが一体的に形成されたものである。MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。HDD18は、印刷データの蓄積、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
次に、プリンタ4のハードウェア構成について説明する。プリンタ4は、複合機1のコントローラ10と同様のコントローラ10を有し、エンジンを有するが、当該エンジンは、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタであり、スキャナまたはファックスユニット等を有さない。また、プリンタ4の有するコントローラのASICには、FCU30が接続されない。尚、複合機1及びプリンタ4はそれぞれPC2から送信された印刷データに基づいて、エンジンが画像を印刷媒体に形成することにより、印刷処理を行う。この様な印刷処理を行うという点で、複合機1及びプリンタ4を各々区別する必要がない場合、これらを印刷装置という場合がある。また、プリンタ4の有するハードウェア構成において、複合機1の有する構成と同様の構成については、同一の符号を用いる。
次に、PC2及びログ管理サーバ3のハードウェア構成について説明する。PC2及びログ管理サーバ3はそれぞれ、装置全体を制御するCPU等の制御部と、各種データや各種プログラムを記憶するROMやRAM等の主記憶部と、各種データや各種プログラムを記憶するHDDやCD(Compact Disk)ドライブ装置等の補助記憶部と、これらを接続するバスとを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。また、PC2及びログ管理サーバ3には、情報を表示する表示部と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の操作入力部と、外部装置の通信を制御する通信I/F(interface)とが有線又は無線により各々接続される。
ここで、代行印刷の概要について説明する。複合機1及びプリンタ4である印刷装置は、PC2から送信された印刷データに基づいて、印刷処理を行うことが可能であるが、PC2から印刷データを受信した印刷装置の代わりに他の印刷装置が当該印刷データに基づいて印刷処理を行うことを代行印刷という。この代行印刷を行う印刷装置を代行先の印刷装置といい、代行先の印刷装置に印刷処理が代行される印刷装置を代行元の印刷装置という。図3は、代行元の印刷装置がPC2から受信して記憶した印刷データに基づいて代行先の印刷装置が印刷処理を行う例を示す図である。代行先の印刷装置は、操作表示部20におけるユーザからの操作の入力(操作入力)に応じて、代行元の印刷装置に印刷データの送信を要求して、当該要求に応じた代行元の印刷装置から印刷データを受信し、当該印刷データを用いて印刷処理を行う。これにより代行印刷が実現される。その後、代行先の印刷装置は、印刷処理が行われた画像を示すと共に当該印刷処理に係るログを示すログデータを代行元の印刷装置に送信し、代行元の印刷装置は代行先の印刷装置から当該ログデータを受信するとこれをログ管理サーバ3に転送する。
図4は、代行元の印刷装置がPC2から印刷データを受信したものの、障害が発生したために、代行先の印刷装置が当該印刷データに基づいて印刷処理を行う例を示す図である。代行元の印刷装置は、PC2から印刷データを受信してこれを記憶するが、障害が発生したために自身が印刷処理を行うことができない場合、代行先の印刷装置に当該印刷データを送信して印刷処理の実行を要求する。代行先の印刷装置は、代行元の印刷装置から送信された印刷データを受信すると、当該印刷データを用いて印刷処理を行う。これにより代行印刷が実現される。また、代行元の印刷装置は代行先の印刷装置に代行印刷に関するログデータを要求し、当該要求に応じた代行先の印刷装置から当該ログデータを受信するとこれをログ管理サーバ3に転送する。
次に、以上のような代行印刷に関する印刷装置の機能的構成について図5を用いて説明する。印刷装置は、代行印刷に関し、代行元の印刷装置としての機能(代行元機能という)と、代行先の印刷装置としての機能(代行先機能という)との双方の機能を有するものとするが、いずれか一方の機能を有するものであっても良い。印刷装置は、プリント制御部100と、展開処理部101と、ログ生成部102と、代行印刷制御部103と、ログ転送テーブル104と、ネットワーク制御部105とを有する。プリント制御部100と、展開処理部101と、ログ生成部102と、代行印刷制御部103との各機能は、印刷装置のROM12aやHDD18に記憶されたプリンタアプリをCPU11が実行することにより実現される。ネットワーク制御部105の機能は、NB13及びSB14に接続されるPCIバスに接続されるネットワークI/F部により実現される。ログ転送テーブル104は、例えばHDD18に記憶される情報である。
図6は、ログ転送テーブル104のデータ構成を例示する図である。ログ転送テーブル104は、ログ名と、転送レベルと、セキュリティレベルとを対応付けて記憶する。ログ名は、ログの種類を表す。転送レベルは、ログデータの保存の設定に関するものであり、ここでは、ログ管理サーバ3へのログデータの転送の設定を表す。転送レベルが”0”である場合、ログ名によって表される種類のログをログ管理サーバ3に転送しないことを表し、転送レベルが”1”である場合、ログ名によって表される種類のログをログ管理サーバ3に転送することが望ましい(want)ことを表し、転送レベルが”2”である場合、ログ名によって表される種類のログをログ管理サーバ3に転送しなければならない(must)ことを表す。セキュリティレベルは、代行元の印刷装置などの外部装置へのログデータの送信の可否を表す。セキュリティレベルが”0”である場合、ログ名によって表される種類のログを外部装置に送信可能であること表し、セキュリティレベルが”1”である場合、ログ名によって表される種類のログを外部装置に送信不可能であること表す。
ネットワーク制御部105は、PC2や他の印刷装置との通信を行う。具体的には、ネットワーク制御部105は、PC2から送信された印刷データを受信したり、代行先機能として、代行先の印刷装置が外部装置に送信可能なログの種類を特定する情報(ログ特定情報)であって、当該ログ名を示すログ名データを要求するログ名データ取得要求や印刷処理後のログデータを要求するログ取得要求を代行元の印刷装置から受信したりする。また、ネットワーク制御部105は、後述のプリント制御部100が生成したログ名データやログ生成部102が生成したログデータを代行元の印刷装置に送信したり、印刷データを代行元の印刷装置から受信したりする。また、ネットワーク制御部105は、代行元機能として、ログ名データ取得要求やログ取得要求を代行先の印刷装置に送信したり、印刷データの送信を要求する印刷データ取得要求や上述のログ名データやログデータを代行先の印刷装置から受信したり、後述の代行印刷制御部103の判定に応じて、PC2から受信した印刷データを代行先の印刷装置に送信したりする。尚、ネットワーク制御部105は、PC2や代行元の印刷装置から受信した印刷データをHDD18に記憶させ、代行先の印刷装置から受信したログ名データやログデータをRAM12bに記憶させる。
プリント制御部100は、印刷処理を制御するものであり、代行印刷を含む印刷処理を行う際、HDD18に記憶された印刷データを展開処理部101に渡し、展開処理部101が印刷データを展開して取得した画像データを受け取ると、当該画像データをエンジン60に渡す。エンジン60では、画像データを受け取ると、当該画像データによって表される画像を印刷媒体に形成することにより、印刷処理を行う。また、プリント制御部100は、代行印刷に際し、代行元機能として、ネットワーク制御部105が印刷データ取得要求を受信した場合、ログを代行先の印刷装置から取得する必要があるか否かを判定する。ログを代行先の印刷装置から取得する必要がある場合とは、例えば、ログの取得が必要であることがユーザにより予め設定されている場合である。その設定は、例えば、PC2の操作入力部を介してなされ、ログの取得が必要であることを示す情報がPC2からインターネット7を介して複合機1やプリンタ4などの印刷装置に送信される。当該印刷装置のプリント制御部100は、当該情報を用いて、ログを代行先の印刷装置から取得する必要があるか否かを判定する。当該判定結果が肯定的である場合、プリント制御部100は、ログ名データの取得が必要であると判定し、代行先の印刷装置へのログ名データ取得要求の送信をネットワーク制御部105に要求する。そして、プリント制御部100は、当該ログ名データ取得要求に応じて代行先の印刷装置が送信したログ名データをネットワーク制御部105が受信すると、これを代行印刷制御部103に渡し、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能か否かの判定を代行印刷制御部103に要求する。また、プリント制御部100は、ネットワーク制御部105がPCから印刷データを受信した場合、エンジン60などで何らかの障害の発生を検知すると、自身の印刷装置が印刷処理を行うことができないと判定し、ログ名データを代行先の印刷装置から取得する必要があるか否かを判定し、当該判定結果が肯定的である場合、代行先の印刷装置へのログ名データ取得要求の送信をネットワーク制御部105に要求する。
また、プリント制御部100は、代行先機能として、ネットワーク制御部105がログ名データ取得要求やログ取得要求を受信した場合、セキュリティレベルの通知を代行印刷制御部103に要求する。そして、プリント制御部100は、当該要求に応じた代行印刷制御部103からセキュリティレベルの値と共に通知されたログ名のうち、セキュリティレベル”0”が対応付けられているログ名を示すログ名データを生成してこれの代行元の印刷装置への送信をネットワーク制御部105に要求する。また、プリント制御部100は、ネットワーク制御部105を介して代行元の印刷装置から、印刷処理後のログデータを要求するログ取得要求が受信された場合、エンジン60が印刷処理を完了した後に、ログ生成部102にログデータの生成を要求する。
ログ生成部102は、プリント制御部100の要求に応じて、エンジン60が印刷処理を行った画像を示すと共に当該印刷処理に係るログを示すログデータを生成してこれをプリント制御部100に渡す。展開処理部101は、プリント制御部100から渡された印刷データを展開する。印刷データは例えばPDLにより記述されているため、展開処理部101は、PDLを解釈して、当該印刷データによって印刷が要求されている画像を表す画像データを取得して、これをプリント制御部100に渡す。
代行印刷制御部103は、代行元機能として、プリント制御部100に要求に応じて、プリント制御部100から渡されたログ名データを用いて、ログ転送テーブル104を参照して、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定する。この判定の詳細については後述する。また、代行印刷制御部103は、代行先機能として、プリント制御部100に要求に応じて、ログ転送テーブル104に各々対応付けられて記憶されているログ名及びセキュリティレベルの値をプリント制御部100に通知する。
次に、本実施の形態にかかる画像処理システムで行う代行印刷処理の手順について説明する。まず、図3にその概要を示したように、代行先の印刷装置におけるユーザの操作入力に応じて代行先の印刷装置が印刷処理を行う場合の代行印刷処理の手順について図7を用いて説明する。ここでは、代行元の印刷装置は、PC2から印刷データを受信してHDD18に記憶しているものとする。代行先の印刷装置の有する操作表示部20においてユーザが代行印刷を要求する操作入力を行うと、代行先の印刷装置は、当該操作入力を受け付け、印刷処理対象の印刷データの送信を要求する印刷データ取得要求を代行元の印刷装置に送信する(ステップS1)。代行元の印刷装置は、印刷データ取得要求を受信すると、印刷処理の前に、ログの取得が必要であるか否かを判定して、当該代行先の印刷装置が外部装置に転送可能なログのログ名を示すログ名データの取得が必要であるか否かを判定するが、ここでは必要であると判定して、当該ログ名データを要求するログ名データ取得要求を代行先の印刷装置に送信する(ステップS2)。代行先の印刷装置は、ログ名データ取得要求を受信すると、自身の有するログ転送テーブル104を参照して、ログ名データを生成してこれを代行元の印刷装置に送信する(ステップS3)。この処理の詳細については後述する。
代行元の印刷装置は、ログ名データを受信するとこれをRAM12bに記憶させ、当該ログ名データを用いて、自身の有するログ転送テーブル104を参照して、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定する(ステップS4)。この処理の詳細については後述する。当該判定結果が否定的となる場合、当該代行印刷処理は終了し、代行先の印刷装置による代行印刷は実現されない。ここでは、当該判定結果は肯定的であるとする。この場合、代行元の印刷装置は、HDD18に記憶された印刷データを代行先の印刷装置に送信する(ステップS5)。代行先の印刷装置は、当該印刷データを受信するとこれをHDD18に記憶させ、当該印刷データを展開して、当該印刷データによって印刷が要求されている画像を表す画像データを取得して、当該画像データを用いて、画像を印刷媒体に形成することにより、印刷処理を行う(ステップS6)。これにより、代行印刷が実現される。そして、代行先の印刷装置は、当該印刷処理の完了を示す印刷完了通知を代行元の印刷装置に送信する(ステップS7)。代行元の印刷装置は、印刷完了通知を受信すると、印刷処理後のログデータを要求するログ取得要求を代行先の印刷装置に送信する(ステップS8)。代行先の印刷装置は、ログ取得要求を受信すると、自身の有するログ転送テーブル104を参照して、ログデータを生成してこれを代行元の印刷装置に送信する(ステップS9)。代行元の印刷装置は、ログデータを受信するとこれをRAM12bに記憶させ、ログ管理サーバ3に転送する(ステップS10)。
ここで、当該代行印刷処理において代行先の印刷装置が行う代行先印刷制御処理の手順について図8を用いて説明する。上述のステップS1と同様に、代行先の印刷装置の有する操作表示部20においてユーザが代行印刷を要求する操作入力を行うと、代行先の印刷装置は、当該操作入力を受け付け(ステップS20)、印刷処理対象の印刷データの送信を要求する印刷データ取得要求を代行元の印刷装置に送信する(ステップS21)。そして代行元の印刷装置で上述のステップS2が行われた後、代行先の印刷装置は、上述のステップS3と同様に、ログ名データ取得要求を受信すると(ステップS22)、自身の有するログ転送テーブル104を参照して、当該代行先の印刷装置が外部装置に転送可能なログの種類を特定するログ名、即ち、セキュリティレベル”0”が対応付けられているログ名を示すログ名データを代行元の印刷装置に送信する(ステップS23)。図6の例では、印刷日時、IPアドレス、ユーザ名及びエラー情報というログ名を示すログ名データが送信される。尚、後述するように代行元の印刷装置がログ名データ取得要求を送信しない場合もあり、この場合、代行先の印刷装置は、ステップS22〜23の処理を行わないことになる。
そして、代行元の印刷装置で上述のステップS4が行われ、当該代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能であると判定され、ステップS5で印刷データが送信されたとする。この場合、上述のステップS5と同様に、代行先の印刷装置は、当該印刷データを受信するとこれをHDD18に記憶させ(ステップS24)、当該印刷データを展開して、当該印刷データによって印刷が要求されている画像を表す画像データを取得して、当該画像データを用いて、画像を印刷媒体に形成することにより、印刷処理を行う(ステップS25)。これにより、代行印刷が実現される。そして、上述のステップS7と同様に、代行先の印刷装置は、当該印刷処理の完了を示す印刷完了通知を代行元の印刷装置に送信する(ステップS26)。そして代行元の印刷装置で上述のステップS8でログ取得要求が送信された後、代行先の印刷装置は、上述のステップS8と同様に、ログ取得要求を受信すると(ステップS27)、自身の有するログ転送テーブル104にセキュリティレベル”0”と対応付けられて記憶されているログ名のログを示すログデータを生成してこれを代行元の印刷装置に送信する(ステップS28)。ログ転送テーブル104を参照してログデータを生成する処理は上述のステップS23と同様である。
次に、当該代行印刷処理において代行元の印刷装置が行う代行元印刷制御処理の手順について図9を用いて説明する。代行先の印刷装置で上述のステップS1が行われた後、代行元の印刷装置は、印刷データ取得要求を受信すると(ステップS30)、印刷処理の前に、ログの取得が必要であるか否かを判定して、当該代行先の印刷装置が外部装置に転送可能なログのログ名を示すログ名データの取得が必要であるか否かを判定する(ステップS31)。当該判定結果が肯定的である場合、ステップS32に進み、当該判定結果が否定的である場合、ステップS35に進む。ステップS32では、代行元の印刷装置は、上述のステップS2と同様に、ログ名データ取得要求を代行先の印刷装置に送信する。そして、代行先の印刷装置で上述のステップS3が行われ、ログ名データが生成されて代行元の印刷装置に送信されると、代行元の印刷装置は、上述のステップS3と同様に、ログ名データを受信してこれをRAM12bに記憶させる。そして、代行元の印刷装置は、ログ転送テーブル104に転送レベル”2”と対応付けられて記憶されているログ名が、ログ名データによって全て示されるか否かを判定することにより、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能であるか否かを判定する。ログ管理サーバ3に転送しなければならないログとは、ログ名が転送レベル”2”と対応付けられているログであり、このログの全てを代行先の印刷装置が代行元の印刷装置に送信可能である場合、即ち、当該ログの全てが代行先の印刷装置においてセキュリティレベルが”0”である場合、代行元の印刷装置は、当該代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能である判定する。一方、ログ転送テーブル104に転送レベル”2”と対応付けられて記憶されているログ名のうち、ログ名データによって示されていないものが1つでもある場合、即ち、ログ管理サーバ3に転送しなければならないログのうち、代行先の印刷装置が送信できないログが1つでもある場合、代行元の印刷装置は、当該代行先の印刷装置で代行印刷を行うことはできないと判定する。この場合、代行元の印刷装置は、当該代行元印刷制御処理を終了する。
一方、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能であると判定した場合、ステップS35に進む。ステップS35では、代行元の印刷装置は、上述のステップS5と同様に、HDD18に記憶された印刷データを代行先の印刷装置に送信する。そして、代行先の印刷装置で上述のステップS6で印刷データが受信されて当該印刷データに基づいて印刷処理が行われる。これにより、代行印刷が実現される。そして、上述のステップS7で代行先の印刷装置から印刷完了通知が代行元の印刷装置に送信される。代行元の印刷装置は、上述のステップS8と同様にして、印刷完了通知を受信すると(ステップS36)、ログ取得要求を代行先の印刷装置に送信する(ステップS37)。そして、代行先の印刷装置で上述のステップS8でログ取得要求が受信されるとログデータが生成されて代行元の印刷装置に送信される。代行元の印刷装置は、上述のステップS9と同様に、ログデータを受信すると(ステップS38)、これをRAM12bに記憶させ、ログ管理サーバ3に転送する(ステップS39)。
次に、図4にその概要を示したように、代行元の印刷装置で障害が発生したために代行先の印刷装置が印刷処理を行う場合の代行印刷処理の手順について図10を用いて説明する。代行元の印刷装置は、PC2から印刷データが送信されるとこれを受信してHDD18に記憶させるが、障害の発生により自身が印刷処理を行うことができない場合、代行印刷を実現すべく、上述のステップS2〜S10の処理を行う。ステップS10の後、ステップS11では、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置に送信した印刷データをHDD18から削除する。これは、代行印刷が実現された印刷データが代行元の印刷装置に残ってしまい、印刷処理が再度行われてしまうことを防ぐためである。
ここで、当該代行印刷処理において代行先の印刷装置が行う代行先印刷制御処理の手順は図11に示される通りである。当該代行先印刷制御処理では代行先の印刷装置は上述したステップS22〜S28を行うことになる。次に、当該代行印刷処理において代行元の印刷装置が行う代行元印刷制御処理の手順について図12を用いて説明する。代行元の印刷装置は、PC2から印刷データを受信すると(ステップS30a)、これをHDD18に記憶させる。ところが、代行元の印刷装置は、エンジン60などでなんらかの障害が発生したことを検知し、自身が印刷処理を行うことができないと判定すると(ステップS30b)、代行印刷を実現すべく、上述のステップS31〜S39の処理を行う。その後、代行元の印刷装置は、上述のステップS11と同様に、代行先の印刷装置に送信した印刷データをHDD18から削除する(ステップS40)。
以上のように、代行先の印刷装置が、ログに関するセキュリティレベルを参照して、当該代行先の印刷装置が外部装置に送信可能なログのログ名を示すログ名データを代行元の印刷装置に送信し、代行元の印刷装置が、当該ログ名データを用いて、ログに関する転送レベルを参照して、代行先の印刷装置で印刷処理後にログ管理サーバ3に転送しなければならないログのうち、代行先の印刷装置が外部装置に送信できないログがあるか否かを判定することにより、代行先の印刷装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定することができる。従って、セキュリティを維持しつつ、代行元の印刷装置で代行先の印刷装置で代行印刷可能であるか否かを判定可能になる。また、代行先の印刷装置及び代行元の印刷装置間でログに関する情報を通信する通信量を制御することが可能になる。
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述した実施の形態において、複合機1で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供するように構成しても良い。プリンタ4についても同様である。
上述した実施の形態において、複合機1は、プリンタ機能の他、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも1つの機能を有するものであっても良いし、複合機ではなく、プリンタ機能のみを有するプリンタであっても良い。また、プリンタ4は、プリンタ機能の他、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも1つの機能を有する複合機であっても良い。
上述した実施の形態において、代行先の印刷装置は、代行元機能を有さない場合、当該代行先の印刷装置の有するログ転送テーブル104は転送レベルを記憶していなくても良い。また、代行元の印刷装置は、代行先機能を有さない場合、当該代行元の印刷装置の有するログ転送テーブル104はセキュリティレベルを記憶していなくても良い。
上述した実施の形態において、ログ特定情報として、ログ名を用いたが、代行先の印刷装置が外部装置に送信可能なログの種類を特定できる情報であれば、これに限らない。
上述した実施の形態において、画像処理システムは、ログ管理サーバ3を備えるように構成したが、ログ管理サーバ3を備えなくても良く、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置から受信したログデータをログ管理サーバ3に送信せずに自身で蓄積するようにしても良い。
上述した実施の形態において、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置から受信したログデータを用いて、印刷処理が行われた画像を示すログデータを生成してこれをHDD18になどに記憶させるようにしても良い。
上述した実施の形態において、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置から受信したログデータをログ管理サーバ3に送信するようにしたが、これに限らず、代行印刷が行われた印刷データをログ管理サーバ3に送信するようにしても良い。ログ管理サーバ3は、当該印刷データを展開して、代行先の印刷装置で印刷処理が行われた画像を示すと共にログを示すログデータを生成してこれを記憶するようにしても良い。この場合、ログ転送テーブル104では、転送レベルの値は、例えば、”0”ならログデータを保存しないことを表し、”1”なら「ログデータを保存することが望ましい(want)」ことを表し、”2”なら「ログデータを保存すべき(must)」ことを表すようにすれば良い。
上述した実施の形態において、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置から受信したログデータをログ管理サーバ3に送信したが、当該ログデータによって示されるログのうち、ログ転送テーブル104において転送レベル”2”がそのログ名と対応付けられているログを選択して、当該ログを示すログデータをログ管理サーバ3に送信するようにしても良い。尚、ログの選択においては、代行元の印刷装置は、更に、ログ転送テーブル104において転送レベル”1”がそのログ名と対応付けられているログを選択するようにしても良い。
また、代行元の印刷装置は、代行先の印刷装置から受信したログデータを用いて、ログ転送テーブル104を参照して、ログデータを生成してこれをログ管理サーバ3に送信するようにしても良い。例えば、ログ転送テーブル104において転送レベル”1”がそのログ名と対応付けられているログに関しては、そのログによって示される値を変更した画像を示すログデータを生成することが可能である。例えば、転送レベル”1”が対応付けられてログ転送テーブル104に記憶されているログが色情報であり、当該色情報によってカラーで印刷処理が行われたことが示される場合、代行元の印刷装置は、色情報をカラーからモノクロに変更して、モノクロの画像を示すログデータを生成してこれをログ管理サーバ3に送信するようにしても良い。これにより、ログデータの容量を軽減することが可能になり、代行元の印刷装置で当該ログデータを保存する場合、保存先のHDD18などのメモリ資源を節約することが可能になる。
1 複合機
2 PC
3 ログ管理サーバ
4 プリンタ
11 CPU
12 MEM−P
12a ROM
12b RAM
18 HDD
10 コントローラ
20 操作表示部
60 エンジン
100 プリント制御部
101 展開処理部
102 ログ生成部
103 代行印刷制御部
104 ログ転送テーブル
105 ネットワーク制御部
特許第4018622号公報 特開2009−104581号公報

Claims (8)

  1. 画像を印刷媒体に形成することにより印刷処理を行う第1の画像処理装置及び第2の画像処理装置が接続され、
    前記第1の画像処理装置は、
    画像の印刷を要求する印刷データを受信する受信手段と、
    前記印刷データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記印刷データを用いて、印刷処理を行う印刷手段と、
    前記印刷手段が印刷処理を行うことができない場合及び前記印刷データの送信を前記第2の画像処理装置から要求された場合のうち少なくとも一方の場合、前記第2画像処理装置が送信可能なログの種類を特定するログ特定情報を前記第2の画像処理装置から取得する取得手段と、
    前記ログ特定情報を用いて、前記第2の画像処理装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果が肯定的である場合、前記印刷データを前記第2の画像処理装置に送信する送信手段と、
    前記第2の画像処理装置が前記印刷データを用いて行った前記印刷処理に関するログデータを受信する受信手段と、
    前記ログデータを記憶する第1ログ記憶手段とを有し、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記第1の画像処理装置からの要求及び操作手段を介したユーザの操作入力のうち少なくとも一方に応じて、前記ログ特定情報を前記第1の画像形成装置に送信する送信手段と、
    前記印刷データを前記第1の画像処理装置から受信する受信手段と、
    前記印刷データを用いて、印刷処理を行う印刷手段と、
    前記印刷手段が行った印刷処理に関するログを示すログデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記ログデータを用いて、ログデータを前記第1の画像処理装置に送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記第1の画像処理装置は、
    ログの保存に関する設定を示す第1レベルをログの種類毎に対応付けて記憶する第1テーブルを更に有し、
    前記判定手段は、保存すべきであることを示す前記第1レベルが対応付けられて前記第1テーブルに記憶されているログの種類の全てが、前記ログ特定情報によって特定されているか否かを判定することにより、前記第2の画像処理装置が代行印刷を行うことが可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記第1の画像処理装置は、
    前記受信手段が受信した前記ログデータによって示されるログのうち、保存すべきであることを示す前記第1レベルが対応付けられて前記第1テーブルにその種類が記憶されているログを選択する選択手段を更に有し、
    前記第1ログ記憶手段は、前記選択手段が選択した前記ログを示すログデータを記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記第1の画像処理装置は、
    前記受信手段が受信した前記ログデータを用いて、保存することが望ましいことが示される前記第1レベルが対応付けられて前記第1テーブルにその種類が記憶されているログに関し、当該ログの変更に応じた画像を示す前記ログデータを生成する生成手段を更に有し、
    前記第1ログ記憶手段は、前記生成手段が生成した前記ログデータを記憶する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理システム。
  5. 前記第2の画像処理装置は、
    外部装置へのログの送信の可否を表す第2レベルをログの種類毎に対応付けて示す第2テーブルと、
    前記第1の画像処理装置からの要求及び操作手段を介したユーザの操作入力のうち少なくとも一方に応じて、外部装置へ送信可能であることを示す前記第2レベルが対応付けられて前記第2テーブルに記憶されているログの種類を特定する前記ログ特定情報を生成する生成手段とを更に有し、
    前記送信手段は、前記生成手段が生成した前記ログ特定情報を前記第1の画像処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  6. 前記第1の画像処理装置は、前記送信手段が送信した前記印刷データを前記記憶手段から削除する削除手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  7. 前記第1の画像処理装置は、
    前記受信手段が受信した前記ログデータを用いて、前記第2の画像処理装置が前記印刷処理を行った画像を示すログデータを生成する生成手段を更に有し、
    前記第1ログ記憶手段は、前記生成手段が生成した前記ログデータを記憶する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  8. 前記第1の画像処理装置にサーバが更に接続され、
    前記第1の画像処理装置は、
    前記記憶手段に記憶した前記ログデータを前記サーバに送信する送信手段を更に有し、
    前記サーバは、
    前記ログデータを受信する受信手段と、
    前記ログデータを記憶する第2ログ記憶手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015005040A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 ブラザー工業株式会社 プログラムおよび情報処理装置
JP2020135626A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 ブラザー工業株式会社 端末装置、及び、端末装置のためのコンピュータプログラム

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