JP2011066561A - 通信機器および通信機器の制御方法 - Google Patents

通信機器および通信機器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティ強度とはトレードオフの関係にある接続処理にかかる時間の問題に関して、短時間での接続が要求されるときに、短時間で済む接続処理ですぐに接続を開始できるようにする。
【解決手段】接続処理時間の異なる複数種類の接続処理に対応した無線通信手段を有する通信機器であって、接続処理の指定および無線通信を一定時間のみ許可するのか否かのモード指定を設定するための設定手段と、設定手段で無線通信を一定時間のみ許可するように設定された場合に、一定時間のみ設定手段で設定された接続処理で無線通信を開始および終了させる接続処理手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信機器および通信機器の制御方法に関する。
近年、電子機器間の無線ネットワーク技術が急速に普及してきている。無線通信は、有線通信と異なり物理的に接続しなくても通信できるため、容易に傍受が可能である。そのため、無線通信では、安全な通信を行うための相互認証や暗号通信用の暗号鍵の共有等が必要となっている。このようなセキュリティのための処理を伴うことにより、セキュリティ強度が高い無線通信方式であるほど、接続処理の時間が長くなっている。
一般的に、接続時間は短い方が好ましく、例えば、特許文献1では、通信相手が1台しか特定されない場合には、通信相手の選択手段を省略することで、短い時間で無線接続を行えるようにした技術が提案されている。
しかしながら、何らかの処理または手段を省略することにより接続処理の時間を短くしても、セキュリティ強度が高い暗号化技術を用いた通信方式を採用すると、接続処理の時間は長くなってしまう。
一般に、無線通信において、接続処理が短くて済むWEPなどのセキュリティ強度が低い暗号化技術(通信方式)を採用した場合、接続後の暗号化されたパケットが解読されてしまうというリスクが発生する欠点がある。逆に、セキュリティ強度が高い暗号化技術(通信方式)を採用した場合、接続処理に時間がかかってしまうという欠点がある。従って、無線通信における接続処理にかかる時間を短縮することと、セキュリティ強度を強化することを両立することは困難なものとなっている。
ところで、通常は、セキュリティ強度の高い通信方式で接続することを基本とするが、緊急の要件により、一瞬(一定時間)だけでもいいから無線接続を行いたいというユースケースが考えられる。例えば、手持ちのドキュメントをいますぐ印刷したいといったケースや、相手端末のWebなどのコンテンツをいますぐ参照したいといったケースである。このような場合、接続処理にかかる時間が短い通信方式での接続が望まれる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信機器における上記のようなセキュリティ強度とはトレードオフの関係にある接続処理にかかる時間の問題に関して、短時間での接続が要求されるときに、短時間で済む接続処理ですぐに接続を開始できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信機器は、接続処理時間の異なる複数種類の接続処理に対応した無線通信手段を有する通信機器であって、前記接続処理の指定および無線通信を一定時間のみ許可するのか否かのモード指定を設定するための設定手段と、前記設定手段で無線通信を一定時間のみ許可するように設定された場合に、一定時間のみ前記設定手段で設定された接続処理で無線通信を開始および終了させる接続処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の通信機器の制御方法は、接続処理時間の異なる複数種類の接続処理に対応した無線通信手段を有する通信機器の制御方法であって、設定手段により、前記接続処理の指定および無線通信を一定時間のみ許可するのか否かのモード指定についての設定を受け付け、前記設定手段で無線通信を一定時間のみ許可するように設定された場合に、接続処理手段により、一定時間のみ前記設定手段で設定された接続処理で無線通信を開始および終了させることを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティ強度とはトレードオフの関係にある接続処理にかかる時間の問題に関して、ユースケースに応じて一定時間のみ接続処理を切り替えることができるようにすることによって、短時間での接続が要求されるときに、短時間で済む接続処理ですぐに接続を開始できるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、同実施形態の複合機の無線LAN接続に係わる部分のモジュール構成を示すブロック図である。 図3は、同実施形態における無線LAN接続処理実施部の機能構成を示すブロック図である。 図4は、同実施形態の複合機の操作部に表示される、警告を表示する場合と表示しない場合の組み合わせの選択に関する設定画面例を示す図である。 図5は、同実施形態の複合機における無線LAN接続を許可する時間の設定画面例を示す図である。 図6は、同実施形態の複合機の動作フローチャートである。 図7は、同実施形態の複合機の操作部に表示する警告表示の一例を示す図である。 図8は、同実施形態の複合機の操作部に表示する警告表示の一例を示す図である。 図9は、同実施形態の複合機での切断時における動作フローチャートである。 図10は、同実施形態の複合機の操作部に表示される、電波を再検出する際の検出時間の設定画面例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信機器としての画像形成装置の一実施の形態を詳細に説明する。
以下に説明する実施の形態では、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、及び入力画像を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機の構成例を例示して説明するが、画像形成装置の構成は、これに限定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の構成要素には同一の符号を付している。
(画像形成装置(複合機)のハードウェア構成)
図1は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機100は、コントローラ20とプロッタ23と、プリンタ24と、その他ハードウェアリソース25とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。
コントローラ20は、複合機100全体の制御と描画、通信、操作部(オペレーションパネル)21からの入力を制御するコントローラである。プロッタ23は、PCIバスに接続可能な、例えば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタである。プリンタ24は、従来から複合機に用いられているプリンタエンジン等である。また、その他ハードウェアリソース25には、複合機100に備えられた様々な電子装置である。なお、その他ハードウェアリソース25には、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理部分が含まれる。
コントローラ20は、CPU30と、ノースブリッジ(NB)31と、システムメモリ(MEM−P)33と、ローカルメモリ(MEM−C)34と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)32と、ハードディスクドライブ(HDD)35とを有し、NB31とASIC32との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス36で接続した構成となる。
CPU30は、複合機100の全体制御をおこなうものであり、NB31、MEM−P33からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の装置と接続される。
NB31は、CPU30とMEM−P33、AGPバス36とを接続するためのブリッジであり、MEM−P33に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCIマスタ及びAGPターゲットとを有する。
また、NB31は、PCIバスを介して周辺デバイスと接続することも可能とする。例えば、NB31は、PCIバスを介して、W(Wireless)−USBインターフェース(I/F)40と、NIC(Network Interface Card)41と、USBインターフェース42と、IEEE802.11(例えば、IEEE802.11b)インターフェース43と、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース44と、USBホスト45と、メモリカードインターフェース46とが接続されている。また、USBホスト45は、USBデバイスとの接続を検出し、USBメモリ26との間でデータを送受信する。メモリカードインターフェース46は、メモリカード27との接続を検出し、当該、メモリカード27との間でデータを送受信する。
MEM−P33は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリ等として用いるシステムメモリであり、図示しないROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とからなる。ROMは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAMは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリ等として用いる書き込み及び読み出し可能なメモリである。
ASIC32は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス36、PCIバス、HDD35及びMEM−C34をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC32は、PCIターゲット及びAGPマスタと、ASIC32の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C34を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転等をおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プロッタ23やプリンタ24等の電子装置との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC32には、PCIバスを介して、G3 FAXやG4 FAXに対応したFCU(Fax Control Unit)22が接続されている。
MEM−C34は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD35は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス36は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P33に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、同図はハードウェア構成の一例であり、PCIバスで接続する代わりに、PCI−expressで接続するように構成してもよい。また、Bluetooth、無線LAN等などのその他のさまざまなインターフェースを備えるように構成してもよい。また、操作部21とは、メッセージをユーザに対して表示し、ユーザからの入力を受け付けるものを意味する。
(無線LAN接続に係わる部分の構成)
次に、複合機100の無線LAN接続に係わる部分のモジュール構成について説明する。図2に、複合機100の無線LAN接続に係わる部分のモジュール構成を示す。
同図に示すIEEE802.11インターフェース43には、IEEE802.11対応の通信カード202(以下、通信カード202と称す)が接続されている。無線LAN接続処理実施部201は、WEPやWPAなどによる無線LANの接続処理を実施する。図1に示すCPU30、MEM−P33および無線LAN接続に係わる制御プログラムの一部が、この無線LAN接続処理実施部201として機能する。また、操作部21は、ユーザによる接続モードの指定や無線LANのセキュリティ方式(暗号化方式)の指定等を受け付ける。
(無線LAN接続処理実施部の機能構成)
続いて、無線LAN接続処理実施部201の機能構成について説明する。図3に、無線LAN接続処理実施部201の機能構成を示す。
設定受付部301は、ユーザにより操作部21から入力される各種設定を受け付ける(本実施形態に係わる設定入力の内容については後述する)。
ビーコン受信開始部302は、通信カード202に対して通信相手のビーコンを受信するよう指示する。この指示に応答して、通信カード202がビーコンを受信した結果としてSSIDと電波強度を無線LAN接続処理実施部201に返す。
SSID照合部303は、ユーザが指定したSSIDとビーコン中のSSIDを照合することによって、通信相手先を特定する。
接続相手選択部304は、同一のSSIDを有する複数の通信相手先が、接続相手の候補となる場合があるため、その場合、複数の接続相手先のうち、電波強度の最も強い接続相手先を、優先的に接続相手として選択する。もちろん、ユーザが指定したSSIDと同一のSSIDをもつ通信相手先が1つの場合は、この通信相手先を選択する。
ユーザ選択判定部305は、ユーザが指定したモード(一定時間のみ利用可能/半永久的に利用)とセキュリティ強度(なし/WEP/WPA(TKIP)/WPA(CCMP))をチェックする。
警告部306は、警告を表示する必要があるか否かを下記の判断テーブルを基に判定し、警告を表示する必要があると判定される場合は、操作部21に所定の警告表示をさせた後、下記の接続処理開始終了部307に無線LAN接続の開始を実施させる。警告を表示する必要がない場合は、そのまま下記の接続処理開始終了部307に無線LAN接続の開始を実施させる。さらに、警告部306は、一定時間のみ通信が許可される場合に、接続時間が指定された時間を超えた場合に、無線LAN接続を切断する警告をし、接続処理開始終了部307に、無線LAN接続の切断を実施させる。
ここで、表1として上記の判断テーブルの一例を示す。ここで示す判断テーブルにおいて、横軸は、ユーザが指定した接続モードを示し、縦軸は、ユーザが指定した無線LANのセキュリティ方式を示している。また、この判断テーブルは、無線LAN接続処理実施部201において保持される。
Figure 2011066561
この判断テーブルの内容は、ユーザが操作部21を使って設定することができる。図4に、操作部21に表示される、警告を表示する場合と表示しない場合の組み合わせの選択に関する設定画面例を示す。同図中には、「表示する」および「表示しない」というボタンが表示されており、ユーザはこの2つのうちどちらかを選択する。図中、網掛けで示しているボタンが、現在選択されている項目であり、表1に対応している。
また、「一定時間のみ通信を許可」する場合の、無線LAN接続を許可する時間の設定も、操作部21を使ってユーザが設定することができる。図5に、その設定画面例を示す。図5においては、「5分」と設定されている。ユーザは、操作部21に備わるテンキーによりこの時間を設定することができる。
引き続き、無線LAN接続処理実施部201の機能構成について説明する。
接続処理開始終了部307は、通信カード202に対し接続開始処理を指示する。この指示に応答して、通信カード202は、接続相手選択部304により接続相手として選択された通信相手先との接続処理を実施する。
通信相手検知部308は、通信カード202が無線通信中に電波が途切れたことを検知した場合、通信カード202に対して通信相手先の検出を指示する。
検出時間判定部309は、通信カード202による通信相手先の検出にかかった時間を計算し、その時間が一定時間を超えているかを判断し、超えている場合には警告部306に警告表示を実施させ、超えていない場合には、接続処理開始終了部307に通信カード202に対し接続開始処理を指示させる。
(無線接続に係る複合機100の動作)
次に、上記のように構成される複合機100の動作を、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態における複合機100の動作フローチャートである。なお、複合機100は、具体的には、複合機100に実装されるCPU30が、図示しないOSおよび制御プログラムを、主記憶としてのMEM−P33にロードし実行することにより制御される。以下では、上記無線LAN接続処理実施部201による処理について説明する。
はじめに、無線LAN接続処理実施部201(ビーコン受信開始部302)が、通信カード202に対して通信相手のビーコンを受信するよう指示する(ステップS601)。この指示に応答して通信カード202は通信相手のビーコンを受信する。そして、通信カード202は、ビーコンを受信した結果としてSSIDと電波強度を無線LAN接続処理実施部201に返す。
通信カード202からSSIDと電波強度を受けると、無線LAN接続処理実施部201(SSID照合部303)は、ユーザが指定したSSIDとビーコン中のSSIDを照合することによって、通信相手先を特定する(ステップS602)。
次いで、無線LAN接続処理実施部201(接続相手選択部304)が、同一のSSIDを有する複数の通信相手先が、接続相手の候補となる場合があるため、その場合に、複数の接続相手先のうち、電波強度の最も強い接続相手先を、優先的に接続相手として選択する(ステップS603)。ユーザが指定したSSIDと同一のSSIDをもつ通信相手先が1つの場合は、この通信相手先を選択する。
次に、無線LAN接続処理実施部201(ユーザ選択判定部305)は、ユーザが指定したモード(一定時間のみ利用可能/半永久的に利用)とセキュリティ強度(なし/WEP/WPA(TKIP)/WPA(CCMP))をチェックする(ステップS604)。
さらに、無線LAN接続処理実施部201(警告部306)は、ユーザが指定したモードおよびセキュリティ強度について、表1の判断テーブルを基に、警告を表示する必要があるかをチェックする(ステップS605)。
上記ステップS605のチェックにより、警告を表示する必要があると判定される場合(ステップS606でYes)、ステップS607へ移行し、警告を表示する必要がないと判定される場合(ステップS606でNo)、ステップS608へ移行する。
例えば、ユーザが一定時間のみ利用可能とWEPとを無線LAN接続時に選択した場合は、表1の判定テーブルに規定されているように、警告を表示しない。つまり、この場合、ステップS606の判定結果はNoとなる。一方、ユーザが半永久的に利用とWEPとを無線LAN接続時に選択した場合は、表1の判定テーブルに規定されているように、警告を表示することになる。つまり、この場合は、ステップS606の判定結果はYesとなる。また、ユーザが一定時間のみ利用可能とWEPとを無線LAN接続時に選択した場合でも、接続時間が指定された一定時間を超えた場合には、警告を表示することになる。つまり、この場合も、ステップS606の判定結果はYesとなる。
ステップS607では、無線LAN接続処理実施部201(警告部306)は、操作部21に所定の警告表示をさせ(ステップS607)、ステップS608へ移行する。
図7および図8に、操作部21に表示する警告表示の一例を示す。図7の例では、セキュリティ強度が低い方式で接続しようとしており、接続を行った場合、通信内容が傍受される恐れがある旨をユーザに知らせている。警告を表示させるか否かは前述のように任意に設定できるが、セキュリティ強度が低い方式で接続するような場合には、このような警告表示をすることが望ましい。図8の例では、指定された一定時間という期間が経過したため、無線LAN接続を切断する旨をユーザに知らせることになる。
ステップS608では、警告部306が接続処理開始終了部307に無線LAN接続の開始を実施させ、接続処理開始終了部307は、通信カード202に対し接続開始処理を指示する。この指示に応答して、通信カード202は、接続相手選択部304により接続相手として選択された通信相手先との接続処理を実施する。
本実施形態では、以上の工程を経て、無線接続が開始される。
(無線接続に係る複合機100の動作(切断時))
次に、無線通信が途切れた場合の再接続に関する処理を図9のフローチャートを用いて説明する。図9は、複合機100での切断時における動作フローチャートである。ここでの処理は、表1の判断テーブルにおいて、警告を表示するような項目の組み合わせになっている場合が対象である。
はじめ、無線通信中であるとする(ステップS901)。
無線通信中に、通信カード202が、無線LAN接続の電波が途切れたことを検知した場合、これに応じて無線LAN接続処理部201(通信相手検知部308)は、通信カード202に対して通信相手先の検出を指示する(ステップS902)。この指示に応答して、通信カード202は通信相手先を検出する。
その後、通信カード202による通信相手先の検出が完了した時点で、無線LAN接続処理部201(検出時間判定部309)は、その検出にかかった時間を計算し、この検出時間が一定時間を超えているかを判断する(ステップS903)。そして、検出時間が一定時間を超えている場合は、次のステップS904へ移行し、超えていない場合は(この場合、警告は表示されない)、ステップS905へ移行する。なお、電波を再検出する際の検出時間は、図10に示すように、操作部21のテンキー等からその時間を設定することができる(図10の例では、1分)。
ステップS903の後、ステップS904の段階では、検出時間が一定時間を超えているので、無線LAN接続処理部201(警告部306)は、操作部21に所定の警告(通信相手先を検出できない旨)を表示させる。そして以下のステップS905へ移行する。
ステップS905では、無線LAN接続処理部201(接続処理開始終了部307)が無線接続を再開するよう処理する。具体的には、通信カード202に対して接続開始処理を指示し、この指示に応答して通信カード202が接続処理を実施する。
本実施形態では、以上の工程を経て、無線接続が再開される。
上述したように、本実施形態によれば、通常はセキュリティ強度の高い通信方式(暗号化方式)を採用する通信装置であっても、ユースケースに応じて、短時間で済む接続処理(例えば、WEPによる接続)にて無線通信の接続を開始することができるようになる。また、その場合にセキュリティ強度が低くなる場合などには、ユーザに対して警告表示により知らせることができる。また、短時間で済む(セキュリティ強度が低い)接続処理で接続する場合、一定時間のみ利用可能とすることで、セキュリティに関するリスクを抑えることができる。
なお、本実施形態の複合機100で実行されるOSや制御プログラム等の各種プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、これらのプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由で配信し提供するように構成しても良いし、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、本発明を、いわゆる複合機に適用した例を挙げて説明したが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置に適用することができる。その他、無線LAN機能を有する機器であれば、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やデジタルカメラやゲーム機や各種家電等であっても、本発明を適用することができる。
20 コントローラ
21 操作部(設定手段)
22 FCU(ファックス制御ユニット)
23 プロッタ
24 プリンタ
25 その他ハードウェアリソース
26 USBメモリ
27 メモリカード
30 CPU
31 NB
32 ASIC
33 MEM−P
34 MEM−C
35 HDD
36 AGPバス
40 W−USBインターフェース
41 NIC
42 USBインターフェース
43 IEEE802.11インターフェース
44 IEEE1394インターフェース
45 USBホスト
46 メモリカードインターフェース
100 複合機
201 無線LAN接続処理実施部
202 IEEE802.11通信カード
301 設定受付部(設定手段)
302 ビーコン受信開始部
303 SSID照合部
304 接続相手選択部
305 ユーザ選択判定部
306 警告部
307 接続処理開始終了部(接続処理手段)
308 通信相手検知部
309 検出時間判定部
特開2006−287600号公報

Claims (4)

  1. 接続処理時間の異なる複数種類の接続処理に対応した無線通信手段を有する通信機器であって、
    前記接続処理の指定および無線通信を一定時間のみ許可するのか否かのモード指定を設定するための設定手段と、
    前記設定手段で無線通信を一定時間のみ許可するように設定された場合に、一定時間のみ前記設定手段で設定された接続処理で無線通信を開始および終了させる接続処理手段と、を備える
    ことを特徴とする通信機器。
  2. 表示手段と警告手段とをさらに備え、
    前記警告手段は、前記設定手段で設定された接続処理の種類およびモードの組みに応じて、前記表示手段に警告を表示させることを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記警告手段は、前記設定手段で設定された接続処理で用いる暗号化方式のセキュリティ強度が低い場合、ユーザ指示により無線接続を開始する際に、セキュリティ強度が低い状態で無線接続を開始する旨の警告を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の通信機器。
  4. 接続処理時間の異なる複数種類の接続処理に対応した無線通信手段を有する通信機器の制御方法であって、
    設定手段により、前記接続処理の指定および無線通信を一定時間のみ許可するのか否かのモード指定についての設定を受け付け、
    前記設定手段で無線通信を一定時間のみ許可するように設定された場合に、接続処理手段により、一定時間のみ前記設定手段で設定された接続処理で無線通信を開始および終了させる
    ことを特徴とする通信機器の制御方法。
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