JP2012093650A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加やコストコストアップ、組立性の悪化等を招くことなく、簡単な構成でフレア光対策を施すことができる画像読取装置を提供すること。
【解決手段】基板と、前記基板上に線状に配列実装された複数の発光素子と、前記基板上に固定されて前記発光素子からの光を原稿面に導く導光体と、前記基板と前記発光素子及び前記導光体を保持し、原稿面からの反射光を通過させる開口部64Aが形成された走査体64と、前記基板と前記走査体64との間に介在して両者を電気的に絶縁する絶縁部材65と、を備え、前記走査体64が副走査方向に移動することによって原稿画像を読み取る画像読取装置において、前記走査体65に形成された前記開口部64Aの主走査方向両側部分を前記絶縁部材65の延長部65Aで覆う。
【選択図】図4

Description

本発明は、LED等の発光素子からの光によって原稿画像を読み取る画像読取装置とこれを備えた複写機等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機等の画像形成装置には原稿画像を光学的に読み取るための画像読取装置が備えられているが、この画像読取装置は、一般的には光源等を備えた走査体を光学フレーム内で副走査方向に移動させることによって原稿画像を読み取るよう構成されている。
ところで、走査体は、原稿読取位置精度の確保と高い走行性を確保するために一般には金属部材によって構成されている。ここで、図8に示すように、走査体164には、コンタクトガラス150a上に載置された不図示の原稿で反射した反射光(読取光)が通過するための開口部164Aが形成されているが、光源からの光が原稿又はコンタクトガラス150aで反射し、その反射光が金属製の走査体164の開口部164Aの主走査方向(図8の左右方向)両側部分で反射し、再び原稿面又はコンタクトガラス150aに戻り、フレア光として読取光軸を通ってCCD等の不図示の撮像素子に入射する現象が発生する。このフレア光が撮像素子によって読み取られると、特に低濃度原稿を読み取った際に白縦筋画像となって現れるという問題が発生する。
上記問題を解決するため、例えば特許文献1には、樋上反射鏡の一縁からスリット(開口部)に続く領域に、スリットに向かうに従って原稿面から離隔する方向に傾斜する迷光進入防止用反射面を設け、この迷光進入防止用反射面で迷光を反射させて無効とするようにした原稿照明装置が提案されている。
又、走査体に形成された開口部の主走査方向両側部分の表面に遮光部材を貼り付けるフレア光対策も行われている。
実開平1−108531号公報
しかしながら、特許文献1において提案されたように金属製の走査体に迷光進入防止用反射面を形成するには多くのコストを要する他、原稿又はコンタクトガラス以外からの外乱光によって迷光(フレア光)がCCD等の撮像素子に入射する可能性がある。
又、走査体に形成された開口部の主走査方向両側部分の表面に遮光部材を貼り付ける対策では、部品点数が増えてコストアップを招く他、組立工数が増加するという問題がある。そして、読み取りの折り返しミラーを小サイズにするために走査体の開口部の主走査方向幅は読取光の幅分しかなく、読取光を遮らないために遮光部材の貼り付けには高い精度が求められる結果、組立性が悪いという問題がある。遮光部材の貼付精度と組立性を高めるには、遮光部材を走査体に対して固定するための固定部材が必要になる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数の増加やコストコストアップ、組立性の悪化等を招くことなく、簡単な構成でフレア光対策を施すことができる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
基板と、
前記基板上に線状に配列実装された複数の発光素子と、
前記基板上に固定されて前記発光素子からの光を原稿面に導く導光体と、
前記基板と前記発光素子及び前記導光体を保持し、原稿面からの反射光を通過させる開口部が形成された走査体と、
前記基板と前記走査体との間に介在して両者を電気的に絶縁する絶縁部材と、
を備え、前記走査体が副走査方向に移動することによって原稿画像を読み取る画像読取装置において、
前記走査体に形成された前記開口部の主走査方向両側部分を前記絶縁部材で覆ったことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記基板と前記絶縁部材及び前記走査体の主走査方向に複数の位置決め孔を形成し、前記導光体の主走査方向に形成された複数の位置決めボスを前記位置決め孔に通すことによって前記基板と前記絶縁部材及び前記走査体を前記走査体に対して位置決めすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記絶縁部材の少なくとも前記走査体を覆う部分の表面を黒色表面としたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記絶縁部材の少なくとも前記走査体を覆う部分の表面を拡散表面としたことを特徴とする。
請求項5記載の画像形成装置は、請求項1〜4の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、既存の絶縁部材の一部を延ばし、その延ばした部分で走査体の開口部の主走査方向両側部分を覆うことによって、部品点数の増加やコストコストアップ、組立性の悪化等を招くことなく、簡単な構成でフレア光対策を施すことができる。
請求項2記載の発明によれば、導光体に形成された複数の位置決めボスを基板と絶縁部材及び走査体に形成された複数の位置決め孔に通すことによって基板と絶縁部材及び導光体を走査体に対して位置決めするようにしたため、絶縁部材の一部(走査体の開口部の主走査方向両側部分を覆う部分)が走査体の開口部に突出して該開口部を通過する読取光を遮ることがなく、読取動作が正常に安定的になされる。
請求項3記載の発明によれば、絶縁部材の少なくとも走査体を覆う部分の表面を黒色表面としたため、この黒色表面によって反射光が吸収され、フレア光の発生が効果的に防がれる。
請求項4記載の発明によれば、絶縁部材の少なくとも走査体を覆う部分の表面を拡散表面としたため、この拡散表面によって反射光が拡散され、フレア光の発生が効果的に防がれる。
請求項5記載の発明によれば、フレア光に伴う白縦筋画像の発生を防いで高質画像を安定的に得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の縦断面図である。 本発明に係る画像読取装置の副走査方向の縦断面図である。 本発明に係る画像読取装置の走査体の斜視図である。 本発明に係る画像読取装置の走査体に絶縁部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係る画像読取装置の走査体に絶縁部材とLED基板を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係る画像読取装置の走査体に絶縁部材とLED基板及び導光体を取り付けた状態を示す斜視図である。 図6のA−A線断面図である。 従来の画像読取装置要部の主走査方向の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の縦断面図であり、図示の画像形成装置は、複写機能とプリンタ機能及びファクシミリ機能を兼備したカラー複合機であって、用紙の両面にカラー画像を形成することができる装置である。このカラー複合機は、装置本体100とその上部に配された自動原稿搬送装置40及び原稿読取装置50を備えており、装置本体100の内部上方には画像形成部1が配置されている。又、装置本体100内の下半部には用紙収納部70が配され、装置本体100内の画像形成部1と用紙収納部70の間には転写搬送ユニット80と両面搬送ユニット90が配されている。
前記画像形成部1は、電子写真方式によって画像を形成するものであって、タンデムに配置されたマゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kを備えている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、像担持体である感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、露光装置3a,3b,3c,3d、帯電器4a,4b,4c,4d、現像装置5a,5b,5c,5d、一次転写ローラ6a,6b,6c,5d及びクリーニング装置7a,7b,7c,7dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、不図示の駆動モータによって図示矢印方向(反時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記露光装置3a〜3dは各色の画像信号に対応するレーザー光を各感光ドラム2a〜2dに向けて照射することによって各感光ドラム2a〜2d上に静電潜像を形成するものであり、前記帯電器4a〜4dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置5a〜5dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記一次転写ローラ6a〜6dは、各一次転写部にて無端状の中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト8は、二次転写対向ローラ9と駆動ローラ10及び複数のテンションローラ11,12,13との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの下面側に図示矢印方向(時計方向)に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ9は、二次転写部において中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ14に当接可能に配置されている。
前記用紙収納部70は、複数枚の用紙が積層収容された着脱可能な3つの給紙カセット71,72,73を備えており、各給紙カセット71〜73の近傍には、各給紙カセット71〜73内の用紙を上位のものから順次取り出すピックローラ15と、取り出された用紙を1枚ずつ分離して送り出すフィードローラ16とリタードローラ17がそれぞれ配設されている。又、バイパストレイ74の近傍には、バイパス搬送手段としてのピックローラ15、フィードローラ16、リタードローラ17及び搬送ローラ18が設けられている。尚、図1において19は搬送ローラである。
前記転写搬送ユニット80は、用紙収納部70から送り出された用紙を適当なタイミングで画像形成部1へと搬送するとともに、画像形成部1において画像が形成された用紙を不図示の排紙トレイへと排出するものであって、用紙収納部70から二次転写部(二次転写対向ローラ9と二次転写ローラ14の当接部)に至る第1搬送経路L1に配置されたレジストローラ20、前記二次転写ローラ14、二次転写部から排紙手段としての後述の排紙ローラ24に至る第2搬送経路L2に設けられた搬送ベルト21、定着装置22と搬送ローラ23及び排紙ローラ24を備えている。ここて、定着装置22は、圧接状態で互いに回転する定着ローラ22aと加圧ローラ22bを備えている。
又、転写搬送ユニット80は、画像形成装置本体100に対して着脱可能であって、該転写搬送ユニット80には、第2搬送経路L2から分岐して両面搬送ユニット90の反転ローラ25と反転コロ26に至る横U字状の第3搬送経路L3が設けられており、その途中には搬送ローラ27が設けられている。又、転写搬送ユニット80には前記第3搬送経路L3とは別に反転搬送経路L3’が第2搬送経路L2から分岐して下方に延びており、その途中には搬送ローラ28が設けられている。そして、第2搬送経路L2と第3搬送経路L3との分岐部には、用紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ29が回動可能に設けられている。
前記両面搬送ユニット90は、画像形成部1において画像が形成された用紙の表裏を反転させるものであって、前記第3搬送経路L3と反転搬送経路L3に連なる中間トレイ30とその下方に配された第4搬送経路L4を備えており、中間トレイ30には、正逆転可能な前記反転ローラ25と、該反転ローラ25に対して圧接/離間する前記反転コロ26が設けられている。
又、両面搬送ユニット90には大径の再給紙ローラ32が回転可能に設けられており、この再給紙ローラ32の外周には小径のローラ33,34が回転可能に当接している。尚、再給紙ローラ32には不図示の一方向クラッチが設けられている。そして、反転手段を構成する前記反転ローラ25と反転コロ26からは第1搬送経路L4が延びており、この第4搬送経路L4は前記第1搬送経路L1に合流している。
上記第4搬送経路L4には、搬送ローラ35が用紙搬送方向に沿って複数設けられている。又、再給紙ローラ32の近傍には、中間トレイ30に一旦引き込まれた用紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ36が回動可能に設けられている。尚、本実施の形態では、両面搬送ユニット90の第4搬送経路L4には、2枚以上の用紙を保留可能な2つ以上の用紙保留位置が備えられている。
次に、以上の構成を有するカラー複合機の画像形成動作について説明する。
例えば、自動原稿搬送装置40の原稿トレイ41にセットされた図2に示す原稿が原稿読取部であるコンタクトガラス50a(図2参照)上に自動的に搬送され、その原稿Gの画像が原稿読取装置50によって光学的に読み取られる。
上述のように原稿の画像が原稿読取装置50によって光学的に読み取られると、画像形成部1においては、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図示矢印方向(反時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電器4a〜4dによって一様に帯電される。又、露光装置3a〜3dは、原稿読取装置60によって読み取られた画像の各色毎の信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置5aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと一次転写ローラ6aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された一次転写ローラ6aの作用によって、図示矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト8上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト8は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト8上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト8上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト8上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト8上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各クリーニング装置7a〜7dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
他方、用紙収納部70の例えば給紙カセット72内に収容された用紙は、ピックローラ15によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ16とリタードローラ17によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ19によって第1搬送経路路L1をレジストローラ20へと搬送される。そして、レジストローラ20においては、用紙は、一時待機状態とされた後、中間転写ベルト8上のトナー像に同期する所定のタイミングで二次転写対向ローラ9と二次転写ローラ14との当接部である二次転写部へと供給される。
二次転写部においては、転写ベルト8上に担持されたフルカラーのトナー像が二次転写ローラ14の作用によって用紙の表面(第1面)上に一括転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、搬送ベルト21によって定着装置22へと搬送され、この定着装置22の定着ローラ22aと加圧ローラ22b間の定着ニップを通過する過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。
而して、定着装置22にて表面にトナー像が定着された用紙は、フェースアップ排紙(FU排紙)が選択されている場合には、フラッパ29によってその搬送方向が決定され、用紙は第2搬送経路L2をそのまま排紙ローラ24に向かって搬送され、排紙ローラ24によって画像面を上にして不図示の排紙トレイへと排出される。
一方、フェースダウン排紙(FD排紙)又は両面画像モードが選択された場合には、フラッパ29が動作して用紙の搬送方向が切り換えられ、定着装置22を通過した用紙は横U字状の第3搬送経路L3を通って両面搬送ユニット90へと搬送される。
両面搬送ユニット90においては、反転コロ26は反転ローラ25から離間した状態で待機しており、用紙が両面搬送ユニット90に或る一定以上送られると、反転コロ26は反転ローラ25に圧接される。このように反転コロ26が反転ローラ25に圧接されると、反転ローラ25が正転されて用紙が送られてきた方向に引き込まれ、用紙が或る一定以上引き込まれると反転ローラ25が逆転されて用紙がスイッチバックされて反転搬送経路L3’又は第4搬送経路L4へと送られる。即ち、フェースダウン排紙が選択されている場合には、フラッパ36によって用紙の搬送方向が反転搬送経路L3’へと切り換えられ、用紙は画像面を下にした状態で排紙ローラ24によって不図示の排紙トレイへと排出される。
又、用紙の両面に画像を形成する場合には、フラッパ36によって用紙の搬送方向が第4面搬送経路L4の方向に切り換えられ、用紙は、再給紙ローラ32と搬送ローラ35によって第4搬送経路L4を画像面を上にして搬送され、第4搬送経路L4から第1搬送経路L1へと受け渡されることによって表裏が反転されて画像面を下にした状態でレジストローラ20へと送られる。そして、以後は前述と同様のプロセスを経て用紙の反対面(第2面)にトナー像が形成され、このトナー像が形成された用紙は、定着装置22によってトナー像の定着を受けた後に排紙ローラ対24によって不図示の排紙トレイへと排出され、該用紙の両面に画像が形成される。
尚、以上はカセット給紙を行う場合について説明したが、手差し給紙を行う場合には、バイパストレイ74上にセットされた用紙は、ピックローラ15によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ16とリタードローラ17によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ18によって第1搬送経路L1をレジストローラ20へと搬送され、以後は前記と同様のプロセスを経て該用紙に画像が形成される。
[画像読取装置]
次に、本発明に係る前記画像読取装置50の構成を図2〜図7に基づいて説明する。
図2は本発明に係る画像読取装置の副走査方向の縦断面図、図3は同画像読取装置の走査体の斜視図、図4は同画像読取装置の走査体に絶縁部材を取り付けた状態を示す斜視図、図5は同画像読取装置の走査体に絶縁部材とLED基板を取り付けた状態を示す斜視図、図6は同画像読取装置の走査体に絶縁部材とLED基板及び導光体を取り付けた状態を示す斜視図、図7は図6のA−A線断面図である。
図2に示すように、画像読取装置50は、筐体を構成する箱状構造体である光学フレーム51を備えており、この光学フレーム51の上面にはコンタクトガラス50aが設けられている。
又、光学フレーム51の内部には、副走査方向に移動可能な第1及び第2キャリッジ52,53が収容されている。ここで、第1キャリッジ52には、コンタクトガラス50a上に載置された原稿Gを照明する照明部54と、原稿Gにて反射した読取光(反射光)を90°方向に反射させる第1反射ミラー55が設けられており、第2キャリッジ53には、第1反射ミラー55にて反射した反射光を90°方向に反射させる第2反射ミラー56と、該第2反射ミラー56にて反射した反射光を更に90°方向に反射させる第3反射ミラー57が設けられており、これらの第1及び第2キャリッジ52,53は、不図示のガイドレールに沿って副走査方向(図2の左右方向)に移動する。
更に、光学フレーム51の内部には結像レンズ58と撮像素子であるCCD59が収容されており、前記第3反射ミラー57にて反射した原稿Gからの反射光は、結像レンズ58によって収束した後にCCD59に入射し、該CCD59上に結像される。
ところで、前記照明部54は、光源として図5に示すように主走査方向(図5の左右方向)に列状(アレイ状)に配設された発光素子である複数のLED60を使用するものであって、これらのLED60は主走査方向に細長いLED基板61上に実装されている。又、LED基板61上のLED60の光出射方向前方(図7の左方)には主走査方向(図7の紙面垂直方向)に長い導光体62が固定されている。この導光体62は、アクリル樹脂等の透明樹脂又はガラスによって構成されており、前記LED60に対向する垂直な面は入光面62aを構成しており、他側の上下に分岐する斜面と垂直面は第1の出光面62bと第2の出光面62cをそれぞれ構成している。そして、導光体62の底面の主走査方向中央と主走査方向両端部には計3つの円柱状の位置決めボス62d(図7参照)が一体に突設されている。
又、図7に示すように、上記導光体62の第2の出光面62cに対向する位置には、主走査方向に長いリフレクタ63が斜めに配置されている。
而して、複数のLED60が実装されたLED基板61と導光体62は筐体としての板金製の走査体64によって支持されているが、図3に示すように、該走査体64には主走査方向に長いスリット状の開口部64Aが形成されている。又、走査体64の導光体62に形成された3つの位置決めボス62dに対応する位置、即ち、主走査方向中央には円孔状の位置決め孔64aが形成され、主走査方向両端部には長孔状の位置決め孔64b,64cがそれぞれ形成されている。
又、図5に示すように、LED基板61の走査体64に形成された位置決め孔64a〜64cに対応する位置、即ち、主走査方向中央と両端部には長孔状の位置決め孔61aと円孔状の位置決め孔61b,61cがそれぞれ形成されている。
ところで、図7に示すように、LED基板61と走査体64との間には絶縁部材65が介装されており、この絶縁部材65によってLED基板61と走査体64とが電気的に絶縁されている。ここで、図4に示すように、絶縁部材65の走査体64に形成された位置決め孔64a〜64c(図3参照)とLED基板61に形成された位置決め孔61a〜61c(図5参照)に対応する位置、即ち、主走査方向中央と両端部には長孔状の位置決め孔65aと円孔状の位置決め孔65b,65cがそれぞれ形成されている。
而して、金属製の走査体64の開口部64Aの主走査方向両側部分の表面(図3において斜線を付した部分)は、原稿G又はコンタクトガラス50aで反射した光が再び反射してフレア光を発生する部分となる可能性がある部分であるが、本実施の形態では、図4及び図5に示すように、この部分は絶縁部材65によって覆われている。具体的には、絶縁部材65の主走査方向両端部にはリフレクタ63側に向かって一体に延びる延長部65Aが形成されており、その左右の延長部65Aが走査体64の開口部64Aの主走査方向両側部分を覆っている。ここで、絶縁部材65の少なくとも延長部65Aの表面を黒色表面又は拡散表面とすることが好ましい。
以上のような構成を有する照明部54は以下の手順で組み立てられる。
即ち、図3に示す走査体64の上に図4に示すように絶縁部材65が載置され、この絶縁部材65の上に図5に示すようにLED基板61が重ねられる。このとき、走査体64に形成された3つの位置決め孔64a〜64cと絶縁部材65に形成された3つの位置決め孔65a〜65c及びLED基板61に形成された3つの位置決め孔61a〜61c同士は互いに合致する。そして、この状態から導光体62をLED基板61上に重ね、該導光体62の底面に突設された3つの位置決めボス62dを図7に示すように走査体64に形成された3つの位置決め孔64a〜64cと絶縁部材65に形成された3つの位置決め孔65a〜65c及びLED基板61に形成された3つの位置決め孔61a〜61cに通せば、これらが互いに高精度に位置決めされる。
次に、以上のように構成された画像読取装置50の画像読取動作について説明する。
例えば、図1に示す自動原稿搬送装置40の原稿トレイ41にセットされた原稿Gが原稿読取部であるコンタクトガラス50a上に自動的に搬送され、その原稿Gの画像が画像読取装置50によって光学的に読み取られる。
即ち、第1キャリッジ52と第2キャリッジ53が不図示のガイドレールに沿って副走査方向(図2の左右方向)に移動しながらコンタクトガラス50a上に載置された原稿Gを走査すると、第1キャリッジ52のLED60から出射する光は導光体62の入光面62aから該導光体62内に入射する。この導光体62内に入射した光は導光体62を通過するが、第1の出光面62bから出射する光は原稿Gに直接向かい、第2の出光面62cから出射する光はリフレクタ63にて反射した後に原稿Gに向かい、原稿Gはこれらの光によって照明される。そして、これらの光は原稿Gにて反射し、その反射光は、第1キャリッジ52の第1反射ミラー55にて90°方向に反射した後、第2キャリッジ53の第2反射ミラー56と第3反射ミラー57にて90°方向にそれぞれ反射し、結像レンズ58によって収束した後にCCD59に入射し、該CCD59によって読み取られて電気信号に変換される。
上述のようにして原稿Gの画像が画像読取装置50によって光学的に読み取られると、前述のように露光装置3a〜3d(図1参照)は、原稿読取装置50によって読み取られた画像の各色毎の信号によって変調されたレーザー光を出射し、図1に示すカラー複合機において前述のような画像形成動作が行われてカラー画像が形成される。
以上のように本発明に係る画像読取装置50においては、既存の絶縁部材65の一部を延ばし、その延ばした延長部65Aで走査体64の開口部64Aの主走査方向両側部分を覆うようにしたため、原稿G又はコンタクトガラス50aで反射した反射光の走査体64での反射が防がれ、部品点数の増加やコストコストアップ、組立性の悪化等を招くことなく、簡単な構成でフレア光対策を施すことができる。この結果、図1に示すカラー複合機においてフレア光に伴う白縦筋画像等の発生が防がれ、高質のカラー画像が安定的に得られる。この場合、絶縁部材65の少なくとも走査体64を覆う延長部65Aの表面を黒色表面又は拡散表面とすれば、黒色表面によって反射光が吸収され、或いは拡散表面によって反射光が拡散されるため、フレア光の発生が効果的に防がれる。
又、本発明に係る画像読取装置50においては、導光体62に形成された3つの位置決めボス62dをLED基板61に形成された3つの位置決め孔61a〜61cと絶縁部材65に形成された3つの位置決め孔65a〜65c及び走査体64に形成された3つの位置決め孔64a〜64cに通すことによってLED基板61と導光体62及び絶縁部材65を走査体64に対して位置決めするようにしたため、絶縁部材65の延長部(走査体64の開口部64Aの主走査方向両側部分を覆う部分)65Aが走査体64の開口部64Aに突出して該開口部64Aを通過する読取光を遮ることがなく、読取動作が正常に安定的になされるという効果が得られる。
尚、本実施の形態では、本発明をカラー複合機及びこれに備えられた画像読取装置に対して適用した例について説明したが、本発明は、単体としての複写機、プリンタ、ファクシミリ等の他の任意の画像形成装置及びこれに備えられた画像読取装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 画像形成部
1M マゼンタ画像形成ユニット
1C シアン画像形成ユニット
1Y イエロー画像形成ユニット
1K ブラック画像形成ユニット
40 自動原稿搬送装置
50 原稿読取装置
50a コンタクトガラス
51 光学フレーム
52 第1キャリッジ
53 第2キャリッジ
54 照明部
55 第1反射ミラー
56 第2反射ミラー
57 第3反射ミラー
58 結像レンズ
59 CCD
60 LED(発光素子)
61 LED基板(基板)
61a〜61c LED基板の位置決め孔
62 導光体
62d 導光体の位置決めボス
63 リフレクタ
64 走査体
64A 走査体の開口部
64a〜64c 走査体の位置決め孔
65 絶縁部材
65A 絶縁部材の延長部
65a〜65c 絶縁部材の位置決め孔
70 用紙収納部
80 転写搬送ユニット
90 両面搬送ユニット
100 画像形成装置本体

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に線状に配列実装された複数の発光素子と、
    前記基板上に固定されて前記発光素子からの光を原稿面に導く導光体と、
    前記基板と前記発光素子及び前記導光体を保持し、原稿面からの反射光を通過させる開口部が形成された走査体と、
    前記基板と前記走査体との間に介在して両者を電気的に絶縁する絶縁部材と、
    を備え、前記走査体が副走査方向に移動することによって原稿画像を読み取る画像読取装置において、
    前記走査体に形成された前記開口部の主走査方向両側部分を前記絶縁部材で覆ったことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記基板と前記絶縁部材及び前記走査体の主走査方向に複数の位置決め孔を形成し、前記導光体の主走査方向に形成された複数の位置決めボスを前記位置決め孔に通すことによって前記基板と前記絶縁部材及び前記走査体を前記走査体に対して位置決めすることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記絶縁部材の少なくとも前記走査体を覆う部分の表面を黒色表面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記絶縁部材の少なくとも前記走査体を覆う部分の表面を拡散表面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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