JP2012091922A - 定量切り出し装置用ホッパースカート装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定量切り出し装置用ホッパースカート装置5は、定量切り出し装置1のホッパー2の下部に設けられた、ベルトコンベア3の外側から原料aが落下するのを防止するスカート部4に取り付けられる。当該ホッパースカート装置5は、上下方向及びベルトコンベア3の搬送方向に延び、スカート部4の外側面にベルトコンベア3のベルト3bに対して隙間δが開くように取り付けられた取付板51と、取付板51の下端からスカート部4の内側に斜め上方に延びるとともにベルトコンベア3の搬送方向に延びる傾斜板52とを備えている。
【選択図】図2
Description
図4において、石炭aは、石炭ヤードからローダー100により切り出され、ベルトコンベア110を介して定量切り出し装置(CFW)120まで搬送される。
定量切り出し装置120は、複数のホッパー121を備え、各々のホッパー121には、銘柄の異なる石炭aが搬送されるようになっている。そして、各々のホッパー121から切り出された石炭aは、各ホッパー121の下方に設置されている各フィーダーコンベア(ベルトコンベア)122上に落下する。そして、各フィーダーコンベア122上に落下した石炭aは、各フィーダーコンベア122によって搬送されてスケールコンベア(ベルトコンベア)123上に落下し、該スケールコンベア123によって搬送される。
このような石炭aの輸送工程において、ベルトコンベア110,122,123,131,132から石炭aが落下すると、環境防災に大きな影響を与えることになる。特に、定量切り出し装置120において、各々のホッパー121から石炭aをフィーダーコンベア122上に切り出す際に、フィーダーコンベア122の外側に石炭aがこぼれ出すおそれがある。
図6に示すように、定量切り出し装置120において、ホッパー121の下部に設けられたスカート部125の両側に1対の取付手段127により1対のホッパースカート装置126が取り付けられている。そして、各ホッパースカート装置126は、フィーダーコンベア122の搬送方向に延びる平板で構成されている。各ホッパースカート装置126は、その下端部がフィーダーコンベア122のベルト122bの上面に接するように、スカート部125の外側面に取り付けられている。図6において、符号122aはキャリアロールである。
また、ホッパースカート装置126はベルト122bに接触しているため、ベルト122bが摩耗し、破断してしまうことがある。
図7に示す定量切り出し装置220は、石炭(原料)aを切り出すホッパー221と、ホッパー221の下方に設置され、ホッパー221から切り出された石炭aを搬送するフィーダーコンベア(ベルトコンベア)222とを備えている。そして、ホッパー221の下部に設けられたスカート部223には、1対の取付手段227により1対のホッパースカート装置224が取り付けられている。
即ち、図7に示すように、上方から落下する石炭aが円筒パイプ225の肩部を擦り、これによって円筒パイプ225が摩耗してしまうという問題があった。
従って、本発明は上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、原料による摩耗を極力抑制できるとともに、ベルトが破断するおそれを小さくすることができる定量切り出し装置用ホッパースカート装置を提供することにある。
また、本発明のうち請求項2に係る定量切り出し装置用ホッパースカート装置は、請求項1記載の定量切り出し装置用ホッパースカート装置において、前記傾斜板は、前記取付板とのなす角度が40°〜70°で前記取付板から延びることを特徴としている。
更に、取付板はベルトコンベアのベルトに対して隙間が開くように取り付けられているので、ホッパースカート装置を構成する取付板がベルトに接触することはなく、ホッパースカート装置の接触によるベルトの摩耗を防止でき、これに起因するベルトの破断を回避することができる。
図1は、定量切り出し装置を構成する複数のホッパー(図4参照)のうち1つのホッパー2の部分の定量切り出し装置1を示している。
各ホッパースカート装置5は、図2(A),(B)に示すように、スカート部4の外側面に取り付けられる取付板51と、取付板51から延びる傾斜板52とを備えている。
ホッパースカート装置5は、取付板51及び傾斜板52を溶接によって固定することにより製造される。但し、ホッパースカート装置5は、金属板を曲げ加工することによって取付板51及び傾斜板52を一体に形成してもよい。
なお、ナット64の締め付け位置を調整することにより、取付板51の上下方向位置の調整、すなわち隙間δの大きさを調整することができる。例えば、使用する銘柄の石炭の粒径が小さい場合には隙間δを小さくしてもよい。
定量切り出し装置1の各々のホッパー2に銘柄の異なる石炭aが搬送されてくると、石炭aは、ホッパー2の上方からスカート部4を経てフィーダーコンベア3のベルト3b上へ落下する。そして、ホッパー2内には徐々に石炭aが堆積されていく。そして、石炭aは、各々のホッパー2から切り出されて各ホッパー2の下方に設置されている各フィーダーコンベア3のベルト3b上に落下する。
更に、ホッパースカート装置5において、取付板51はフィーダーコンベア3のベルト3bに対して隙間δが開くように取り付けられているので、ホッパースカート装置5を構成する取付板51がベルト3bに接触することはなく、ホッパースカート装置5の接触によるベルト3bの摩耗を防止でき、これに起因するベルト3bの破断を回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
また、傾斜板52の長さLは、約100mm程度である必要はなく、ホッパー2や石炭aの粒径等により適宜決定される。
更に、ホッパースカート装置5をスカート部4の外側面に取り付ける取付手段6は、ホッパースカート装置5をスカート部4の外側面に取り付けできる構造であれば、図2に示した構造に限らない。
テスト結果を表1に示す。
表1を参照すると、前記角度θが40°以下である場合には、落炭があった。この理由は、傾斜板52の垂直方向の高さBが高く、かつ傾斜板52の水平方向の長さAが短く、B/Aが大きいため、石炭が傾斜板52の下の空隙53に入り込んで空隙53を通過してやや落下しやすいからである。
更に、前記角度θが30°の場合及び90°の場合には、ベルト3bに傷があった。この理由は、前記角度θが30°の場合には、傾斜板52の垂直方向の高さBが高く、B/Dが大きいため、石炭が傾斜板52の下の空隙53に入り込んで傾斜板52とベルト3b間に噛み込まれるからである。また、前記角度θが90°の場合には、傾斜板52の垂直方向の高さBが低く、B/Dが小さいので、傾斜板52の下の空隙53が狭すぎて傾斜板52とベルト3b間に石炭が噛み込まれ易いからである。
一方、角度θが90°の場合には、傾斜板52が取付板51の下端からスカート部4の内側に水平方向に延びるものであり、傾斜板52の配置角度としては不可能であることがわかった。
2 ホッパー
3 フィーダーコンベア(ベルトコンベア)
3a キャリアロール
3b ベルト
4 スカート部
5 ホッパースカート装置
6 取付手段
51 取付板
51a 取付部
52 傾斜板
53 空隙
61 固定部材
62 固定ボルト
63 頭部
64 ナット
65 コッターピース
66 コッターピン
100 ローダー
110 ベルトコンベア
120 定量切り出し装置
121 ホッパー
122 フィーダーコンベア
122a キャリアロール
122b ベルト
123 スケールコンベア
124 飛散防止シュート
125 スカート部
126 ホッパースカート装置
127 取付手段
130 砕炭機
131 ベルトコンベア
132 ベルトコンベア
140 コークス炉
220 定量切り出し装置
221 ホッパー
222 フィーダーコンベア
222a キャリアロール
222b ベルト
223 スカート部
224 ホッパースカート装置
225 円筒パイプ
226 円筒パイプ固定部材
226a 補強材
227 取付手段
228 固定用部材
229 固定用ボルト
230 ナット
231 ナット
232 コッターピース
233 コッターピン
a 石炭(原料)
L 傾斜板の長さ
δ 隙間
A 傾斜板の水平方向の長さ
B 傾斜板の垂直方向の高さ
D 石炭の平均粒径
Claims (2)
- 原料を切り出すホッパーと、該ホッパーの下方に設置され、前記ホッパーから切り出された原料を搬送するベルトコンベアと、前記ホッパーの下部に設けられ、前記ベルトコンベアの外側から前記原料が落下するのを防止するスカート部とを備えた定量切り出し装置に用いられるホッパースカート装置であって、
上下方向及び前記ベルトコンベアの搬送方向に延び、前記スカート部の外側面に前記ベルトコンベアのベルトに対して隙間が開くように取り付けられた取付板と、該取付板の下端から前記スカート部の内側に斜め上方に延びるとともに前記ベルトコンベアの搬送方向に延びる傾斜板とを備えたことを特徴とする定量切り出し装置用ホッパースカート装置。 - 前記傾斜板は、前記取付板とのなす角度が40°〜70°で前記取付板から延びることを特徴とする請求項1記載の定量切り出し装置用ホッパースカート装置。
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