JP2012091749A - キャスター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャスター20は、支持対象物に対して上下方向に延在する支持軸22を介して該支持軸22の軸回りに回転可能に取り付けられる支持体24と、この支持体24に対して支持軸22の直下から外れた位置で横方向に延在する車軸32に支持され、夫々独立して該車軸32の軸回りに回転可能な一対の車輪と、一方の車輪34に係脱可能に係合する一方、他方の車輪に係合しない制動手段40とを備えている。
【選択図】図2
Description
支持対象物を移動可能に支持するキャスターにおいて、
前記支持対象物に対して上下方向に延在する支持軸を介して該支持軸の軸回りに回転可能に取り付けられる支持体と、
前記支持体に対して前記支持軸の直下から外れた位置で横方向に延在する車軸に支持され、夫々独立して該車軸の軸回りに回転可能な一対の車輪と、
少なくとも一方の車輪に係脱可能に係合し、係合状態で該一方の車輪を他方の車輪より強く制動する制動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、制動手段の係合状態において、一方の車輪を他方の車輪より強く制動するだけの簡単な構成で、地震による外力が加わった際に、他方の車輪の動き出しが許容されるので、支持対象物の転倒を防止できる。また、制動手段によって一方の車輪と他方の車輪との間の偶力のバランスが崩されて回転するキャスターが抵抗になるので、支持対象物の暴走を抑制できる。
請求項2に係る発明によれば、制動手段の構成をより簡単にできる。
請求項3に係る発明によれば、係止片が車輪に引っ掛かる簡単な構成の制動手段によって、支持対象物の転倒および暴走を抑制することができる。
請求項4に係る発明によれば、ダンパーが車輪に抵抗を与える簡単な構成の制動手段によって、支持対象物の転倒および暴走を抑制することができる。
次に、実施例に係るキャスター20の作用について説明する。実施例のキャスター20によれば、制動手段40の係合解除状態において事務機器10を動かすと、支持軸22を中心に左右の車輪34,36に偶力がバランスよく働いて、事務機器10の進行方向に舵取り作用が生じる。すなわち、キャスター20が支持軸22を中心に回転することを回避でき、事務機器10を円滑に移動させることができる。そして、キャスター20は、制動手段40の操作片42の操作によって揺動した係止片44によって第1車輪34の回転を規制することで、事務機器10を適宜位置でとどめることができる。
前述した実施例の構成に限定されず、以下のように変更することができる。
(1)実施例では、制動手段として、車輪のスポーク部に係止片を引っ掛けて回転規制する構成を説明したが、車輪を制動できるのであれば、例えば車輪の内周面に当接して摩擦抵抗によって車輪を制動する構成や、ダンパーの抵抗によって車輪を制動する構成を採用し得る。例えばロータリー型のダンパーによる制動手段は、係合状態で一方の車輪の内周面に設けられた歯部に対してダンパーに設けられた歯車が噛み合って(係合)して、ダンパーの回転抵抗によって一方の車輪が制動されるようになっている。そして、制動手段は、操作片の操作による係合解除状態で、一方の車輪からダンパーの歯車が離れて、一方の車輪の回転を許容するよう構成されている。このような、ダンパーによる制動手段を採用したキャスターであっても、実施例と同様の作用効果が得られ、制動手段の係合状態であっても一方の車輪を完全に固定していないので、より転倒し難くなる。
(2)実施例では、一方の車輪だけを制動手段で制動する構成を挙げたが、制動手段が係合状態で両方の車輪に係合するものの、一方の車輪が他方の車輪より強く制動される構成であればよい。
(3)実施例では、支持体と別体の車軸を用いたが、壁部または車輪と一体に車軸を設けてもよい。
(4)事務機器を移動可能に支持するキャスターとして、全てに前述した構成を有する実施例および変更例1のキャスターを用いるのが望ましいが、これに限定されず、車輪の両方をロックする従来のキャスターと併用してもよい。この場合、事務機器には、機器下面の同じ辺に実施例または変更例1のキャスターを並べるのではなく、実施例または変更例1のキャスターを事務機器における一方の対角に配設するとよい。このように、実施例または変更例1のキャスターを事務機器下面における一方の対角に配設することで、事務機器がどの方向に振動しても前述した実施例または比較例1のキャスターによる転倒防止および暴走抑制作用を享受し易くなる。
36第2車輪(他方の車輪),40制動手段,44係止片
Claims (4)
- 支持対象物を移動可能に支持するキャスターにおいて、
前記支持対象物に対して上下方向に延在する支持軸を介して該支持軸の軸回りに回転可能に取り付けられる支持体と、
前記支持体に対して前記支持軸の直下から外れた位置で横方向に延在する車軸に支持され、夫々独立して該車軸の軸回りに回転可能な一対の車輪と、
少なくとも一方の車輪に係脱可能に係合し、係合状態で該一方の車輪を他方の車輪より強く制動する制動手段とを備えた
ことを特徴とするキャスター。 - 前記制動手段は、前記一方の車輪だけに係合するよう構成される請求項1記載のキャスター。
- 前記制動手段は、係合状態で前記一方の車輪に係止片が引っ掛かって該一方の車輪を回転不能に係止する一方、係合解除状態で一方の車輪から係止片が離れて該一方の車輪の回転を許容するよう構成された請求項1または2記載のキャスター。
- 前記制動手段は、係合状態で前記一方の車輪に係合するダンパーによって該一方の車輪の回転を制動する一方、係合解除状態で一方の車輪からダンパーが離れて該一方の車輪の回転を許容するよう構成された請求項1または2記載のキャスター。
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