JP2016173410A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置本体の移動時には用紙トレイの飛び出しを防止すべく機能することが可能な転倒防止部材を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体2と、装置本体2の下部に設けられた移動用のキャスタ3と、用紙を積載し装置本体2に対して引き出し自在に設けられた少なくとも一つの用紙トレイ4と、装置本体2に着脱可能な転倒防止部材6とを有し、転倒防止部材6は、その長さが全ての用紙トレイ4の鉛直方向高さの総和よりも長く形成されると共に、装置本体2の下部であって転倒防止機能を発現する第1の位置と、全ての用紙トレイ4を覆い全ての用紙トレイ4の飛び出し防止機能を発現する第2の位置とに選択的に装着される画像形成装置1。
【選択図】図5
【解決手段】装置本体2と、装置本体2の下部に設けられた移動用のキャスタ3と、用紙を積載し装置本体2に対して引き出し自在に設けられた少なくとも一つの用紙トレイ4と、装置本体2に着脱可能な転倒防止部材6とを有し、転倒防止部材6は、その長さが全ての用紙トレイ4の鉛直方向高さの総和よりも長く形成されると共に、装置本体2の下部であって転倒防止機能を発現する第1の位置と、全ての用紙トレイ4を覆い全ての用紙トレイ4の飛び出し防止機能を発現する第2の位置とに選択的に装着される画像形成装置1。
【選択図】図5
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
近年、地震対策等により大型で縦型の画像形成装置において、転倒防止部材を有するものが知られている。この転倒防止部材は、画像形成装置の装置本体下部に設けられた移動用キャスタと設置面との間に挟み込まれる形態で配設され、画像形成装置が転倒することを防止している。
しかし、今までの転倒防止部材は、画像形成装置の搬入時や移動時において装置本体より取り外して別途持ち運ぶか、画像形成装置の上面や用紙トレイ中のスペース等を利用して仮置きした後に運ばなければ、忘れて取り残されてしまうという問題点があった。そこで、画像形成装置の移動時においても装置本体の所定位置に組み込まれる転倒防止部材を備えた画像形成装置が提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
現在の画像形成装置に設けられた用紙トレイは、その引き出し時における操作力を低減するため、機械的なレバー式ロック機構を備えたものが採用されている。しかし、このような引き出し操作力が低減された用紙トレイは、画像形成装置の移動時において振動等により機械的なレバー式ロックが外れて用紙トレイが飛び出すため、これを防止すべく用紙トレイを装置本体に対してテープ等により固定する必要がある。
本発明は、上述の問題点を解決し、装置本体の移動時には用紙トレイの飛び出しを防止すべく機能することが可能な転倒防止部材を備えた画像形成装置の提供を目的とする。
本発明は、上述の問題点を解決し、装置本体の移動時には用紙トレイの飛び出しを防止すべく機能することが可能な転倒防止部材を備えた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、装置本体と、前記装置本体の下部に設けられた移動用のキャスタと、用紙を積載し前記装置本体に対して引き出し自在に設けられた少なくとも一つの用紙トレイと、前記装置本体に着脱可能な転倒防止部材とを有し、前記転倒防止部材は、その長さが前記全ての用紙トレイの鉛直方向高さの総和よりも長く形成されると共に、前記装置本体の下部であって転倒防止機能を発現する第1の位置と、前記全ての用紙トレイを覆い前記全ての用紙トレイの飛び出し防止機能を発現する第2の位置とに選択的に装着されることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体の設置時には第1の位置に装着されて転倒防止機能を発現し、装置本体の移動時には第2の位置に装着されて各用紙トレイの飛び出し防止機能を発現する転倒防止部材を備えているので、装置本体の移動時には転倒防止部材の取り残し防止を行うことができると共に、移動時の振動や衝撃による各用紙トレイの飛び出しを確実に防止することができ、使い勝手をより一層向上することが可能な画像形成装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置を示している。同図において画像形成装置1は、装置本体2と、装置本体2の下部に複数個(本実施形態では4個)設けられた移動用のキャスタ3と、用紙を積載し装置本体2に対して図1の紙面方向手前側に引き出し自在に設けられた3個の用紙トレイ4とを有している。さらに画像形成装置1は、装置本体2に対して開閉自在に設けられた前ドア5を用紙トレイ4の上方に有しており、前ドア5の内部には電子写真式画像形成プロセスを行うための、周知の感光体、現像装置、転写装置、定着装置等の構成部材が設けられている。
画像形成装置1には、図2に示すように、設置の際に地震等により装置本体2が転倒することを防止するための転倒防止部材6が設けられている。転倒防止部材6は、強度のある鉄板等の剛体によって構成されており、装置本体2の横幅と同等程度以下の長さ、最低でも各キャスタ3間の間隔よりも長い長さとなるように構成されている。転倒防止部材6は、図3及び図4に示すように、各キャスタ3と対応する位置に切欠を有する装着部6aを一体的に有しており、この装着部6aを装置本体2の底板2aの下方に入れ込んだ状態で図示しないねじによって装置本体2に対して固定される。転倒防止部材6は、その高さである短手方向長さが装置本体2の設置面から底板2aまでの距離よりも若干短くなるように形成されている。また転倒防止部材6は、その幅方向である長手方向両端部に取付部6bを有している。これにより転倒防止部材6は、装着部6aが底板2aに固定された図3に示す第1の位置に装着された状態において、装置本体2の図2において紙面手前側への転倒を防止する。なお、転倒防止部材6の形状はこれに限定されない。
図5は、画像形成装置1を移動させる状態を示している。画像形成装置1の移動時において、転倒防止部材6は図5に示す第2の位置に装着される。第2の位置において転倒防止部材6は、図6に示すように、装置下側に位置する一方の取付部6bを底板2aに固定された突起部2bに係合され、装置上側に位置する他方の取付部6bをねじ7によって装置本体2の中板2cに固定される。ここで、転倒防止部材6はその長手方向長さが各用紙トレイ4の鉛直方向高さの総和である長さAよりも長くなるように形成されている。これにより転倒防止部材6は、各取付部6bが装置本体2に取り付けられた図6に示す第2の位置に到着された状態において、各用紙トレイ4が装置本体2から飛び出すことを防止する。
上述の構成より、本発明の画像形成装置によれば、装置本体2の設置時には第1の位置に装着されて転倒防止機能を発現し、装置本体2の移動時には第2の位置に装着されて各用紙トレイ4の飛び出し防止機能を発現する転倒防止部材6を備えている。このため、装置本体2の移動時には転倒防止部材6の取り残し防止を行うことができると共に、移動時の振動や衝撃による各用紙トレイ4の飛び出しを確実に防止することができ、使い勝手をより一層向上することが可能な画像形成装置を提供することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態と比較すると、各取付部6bに代えて、転倒防止部材6に対してそれぞれ回転自在に支持され、ねじ6dによって任意の位置でそれぞれ固定することが可能な各取付部6cを有している。この構成とすることにより、凹凸等のない平滑な面(図4に示す装置本体2と対向する側の面)を各用紙トレイ4に接触させることができ、簡単な構成で各用紙トレイ4のがたつきを防止できると共に傷付きをも防止することができる。
図8及び図9は、本発明の第3の実施形態を示している。この第3の実施形態は第1の実施形態と比較すると、一方の取付部6bに代えて取付部6eを、他方の取付部6bに変えて取付部6fを有する点において相違しており、他の構成は同一である。取付部6eは、幅が小さく長さが長い第1部位8と、第1部位8の先端に一体形成された幅が大きく長さが短い第2部位9とを有しており、取付部6eと対応する装置本体2には、第1部位8及び第2部位9が係合可能な被係合部10が形成されている。取付部6fには、装置本体2に固定されるねじ11の頭部が通過可能な穴部と同頭部が通過不可である溝部とを有する係合穴12が形成されている。
この構成により、取付部6eを被係合部10に係合させることで左右方向及び前方向及び下方向が固定され、取付部6eの動きに合わせてねじ11に係合穴12を係合させた後にねじ11を締め込むことで転倒防止部材6が第2の位置に装着される。これによりねじによる固定を1箇所にしても転倒防止部材6を第2の位置に精度よく装着することができ、各用紙トレイ4のがたつきを防止することができる。
図10は、本発明の第4の実施形態を示している。この第4の実施形態は第2の実施形態と比較すると、各取付部6cに代えて各取付部6g及びブラケット6hを有する点において相違しており、他の構成は同一である。取付部6gはブラケット6hに回転自在に支持され、ねじ6dによって任意の位置でそれぞれ固定することが可能に構成されている。ブラケット6hは転倒防止部材6の長手方向に対して移動可能であり、ねじ6iによって任意の位置で転倒防止部材6に固定される。この構成により、転倒防止部材6の長手方向長さを調整することができるので、画像形成装置1においてオプショントレイ等を増設して各用紙トレイ4の鉛直方向高さの総和である長さAが長くなった場合においても、簡単な調整で対応することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したものに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したものに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 画像形成装置
2 装置本体
3 キャスタ
4 用紙トレイ
6 転倒防止部材
6b,6c,6e,6f,6g 取付部
8 第1部位
9 第2部位
10 被係合部
2 装置本体
3 キャスタ
4 用紙トレイ
6 転倒防止部材
6b,6c,6e,6f,6g 取付部
8 第1部位
9 第2部位
10 被係合部
Claims (5)
- 装置本体と、前記装置本体の下部に設けられた移動用のキャスタと、用紙を積載し前記装置本体に対して引き出し自在に設けられた少なくとも一つの用紙トレイと、前記装置本体に着脱可能な転倒防止部材とを有し、
前記転倒防止部材は、その長さが前記全ての用紙トレイの鉛直方向高さの総和よりも長く形成されると共に、前記装置本体の下部であって転倒防止機能を発現する第1の位置と、前記全ての用紙トレイを覆い前記全ての用紙トレイの飛び出し防止機能を発現する第2の位置とに選択的に装着される画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記転倒防止部材はその両端に取付部を有し、第2の位置に装着される際に、その一方は前記装置本体に係合され、他方は前記装置本体に固定されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記各取付部は前記転倒防止部材に対してそれぞれ回転自在に支持され、任意の位置でそれぞれ固定されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2または3記載の画像形成装置において、
前記一方の取付部は幅が小さく長さが長い第1部位及び第1部位の先端に一体形成された幅が大きく長さが短い第2部位を有し、前記装置本体には前記一方の取付部が係合される被係合部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし4の何れか一つに記載の画像形成装置において、
前記各取付部は前記転倒防止部材に対してそれぞれ前記装置本体の幅方向に対して移動可能に支持され、任意の位置でそれぞれ固定されることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052387A JP2016173410A (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015052387A JP2016173410A (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016173410A true JP2016173410A (ja) | 2016-09-29 |
Family
ID=57009665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015052387A Pending JP2016173410A (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016173410A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112016004451T5 (de) | 2015-10-01 | 2018-07-26 | Denso Corporation | Kältespeicherwärmetauscher |
US11281150B2 (en) | 2020-05-11 | 2022-03-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Attachment to prevent overturning of apparatus, overturning prevention device sheet feeding apparatus, and image forming apparatus |
JP7551343B2 (ja) | 2020-06-09 | 2024-09-17 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成システム |
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2015
- 2015-03-16 JP JP2015052387A patent/JP2016173410A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112016004451T5 (de) | 2015-10-01 | 2018-07-26 | Denso Corporation | Kältespeicherwärmetauscher |
DE112016004451B4 (de) | 2015-10-01 | 2022-06-02 | Denso Corporation | Kältespeicherwärmetauscher |
US11281150B2 (en) | 2020-05-11 | 2022-03-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Attachment to prevent overturning of apparatus, overturning prevention device sheet feeding apparatus, and image forming apparatus |
US11703792B2 (en) | 2020-05-11 | 2023-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Attachment to prevent overturning of apparatus, overturning prevention device, sheet feeding apparatus, and image forming apparatus |
JP7551343B2 (ja) | 2020-06-09 | 2024-09-17 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成システム |
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