JP2012089368A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接点部の磨滅等の劣化を検出して早期に適切な対応処置を促すことができる低コストのスイッチ装置を提供する。
【解決手段】ライトコントロールスイッチ30は、電極保持部材であるインシュレータ33と、インシュレータ33から突出する固定接点電極35と、インシュレータ33に支持される板バネ34と、板バネ34の固定接点電極35に対向する位置に設けられた可動接点電極36と、固定接点電極35に隣接する第1の予備接点41及び板バネ34の第1の予備接点41に対向する位置に設けられた第2の予備接点42を有する接点劣化検出手段40とを備える。接点劣化検出手段40は、固定接点電極35及び可動接点電極36が磨滅したとき、これらがオンすると同時に第1及び第2の予備接点41,42が短絡することで接点電極35、36の劣化を検出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
従来のスイッチ装置として、例えば車両に搭載されるレバーコンビネーションスイッチ装置が知られている。このレバーコンビネーションスイッチ装置は、ターンシグナル、ディマー及びライトコントロールのための複数のスイッチを備えており、操作レバーが上下左右へ複合的に操作されることにより各スイッチがそれぞれオンオフするように構成されている(例えば特許文献1参照)。
また、レバーコンビネーションスイッチ装置に備えられる、例えばライトコントロールスイッチは、操作レバーの先端部に設けられる回動ノブの回動(一方向又は他方向の回転)操作によりオンオフ動作する。従来のライトコントロールスイッチは、絶縁性のスイッチ基板(インシュレータ)に設けられる固定接点と、スイッチ基板に接合された板バネを介して固定接点に対向して設けられる可動接点と、操作レバーの回動ノブに連結して往復動するスライダと、スライダの位置に応じて板バネを弾性変形させて可動接点をオンオフさせるカム機構とを備えて構成されている(対向接点タイプ)。
また、従来のライトコントロールスイッチの他の例として、回動ノブの操作に連動するコンタクトホルダの下部に板バネ電極を形成し、これを可動接点としてスイッチ基板側の固定接点に対しオンオフさせるスイッチ(摺動接点タイプ)も採用されている(例えば特許文献2参照)。
なお、車両のレバーコンビネーションスイッチ装置において、ライトコントロール以外の例えばターンシグナル及びディマー等の他のスイッチにも同様の対向接点タイプまたは摺動接点タイプのスイッチが設けられている。
特開2008−130500号公報 特開平11−250772号公報
しかし、上述した従来のスイッチ装置によると、例えば頻繁にオンオフが繰り返されるような使用により接点部が磨滅または摩耗して、接点抵抗の増大や発熱等を引き起こす場合がある。
そこで、本発明の目的は、接点部の磨滅等の劣化を早期に検出することができるスイッチ装置を提供することにある。
[1]絶縁材料から形成され、一面側に固定接点電極を有する電極保持部材と、前記固定接点電極に対向する位置に可動接点電極を有し、前記可動接点電極が前記固定接点電極に向けて弾性力が付与されたとき、前記可動接点電極が前記固定接点電極に接触する導電性材料から形成された板状の弾性体と、前記可動接点電極が前記固定接点電極から離間する方向に前記弾性体に操作力を付与する操作部材と、前記固定接点電極と絶縁するように前記電極保持部材の前記一面側に設けられた第1の予備接点、及び前記弾性体の前記第1の予備接点に対向する位置に設けられた第2の予備接点を有し、前記固定接点電極及び前記可動接点電極が接触するときの前記電極保持部材及び前記弾性体間の距離が所定の値以下になったとき、前記第1及び第2の予備接点の接触を検出する検出手段とを備えたスイッチ装置。
[2]前記固定接点電極は、第1の高さを有し、前記稼動接点電極は、第2の高さを有し、前記第1の予備接点は、前記固定接点電極の前記第1の高さよりも小さい高さを有し、前記第2の予備接点は、前記可動接点電極の前記第2の高さよりも小さい高さを有する前記[1]に記載のスイッチ装置。
[3]前記弾性体は、金属製の板バネからなり、前記第2の予備接点が前記板バネの一部が打ち出されて形成された前記[1]又は[2]に記載のスイッチ装置。
請求項1に記載の発明によれば、固定接点電極及び可動接点電極が一定量磨滅すると、第1及び第2の予備接点が接触し、これを検出手段が検出するので、接点部の磨滅を早期に検出することができる。
請求項2、3に記載の発明によれば、電極保持部材を第1の予備接点を設けたものに交換し、弾性体を第2の予備接点を設けたものに交換することにより、検出手段を既存のスイッチに容易に追加することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置を適用したレバーコンビネーションスイッチ装置の略右半分の構成を示す平面図である。 図2は、図1に示すレバーコンビネーションスイッチ装置の一部を断面で示す側面図である。 図3(a)は、ライトコントロールスイッチのオン状態を示す側面図、図3(b)は、ライトコントロールスイッチのオフ状態を示す図、図3(c)は、電極及び接点の高さの関係を説明するための図である。 図4は、接点劣化検出手段の動作を説明するための図であり、(a)は、接点部が正常な状態を示す図、(b)は、接点部が磨滅した状態を示す図である。 図5(a)、(b)は、電極及び接点の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置を適用したレバーコンビネーションスイッチ装置の略右半分の構成を示す平面図である。
このレバーコンビネーションスイッチ装置1は、図示しない車両のステアリングコラムに取り付けられ、運転座席から見てステアリングホイール(ハンドル)の右側に操作レバー2が延びるように配設される。
操作レバー2は、図示しないステアリングシャフトに対し直交する第1の操作方向(図1に示す矢印a,a方向)において傾倒操作可能であり、かつ、第1の操作方向にほぼ直交する第2の操作方向(図1に示す矢印b,b方向)において傾倒可能となるように、第1のブラケット4及び第2のブラケット5を介して略箱状のケースフレーム3に取り付けられている。
第1のブラケット4は、ケースフレーム3の上面側(運転座席から見て手前側)において、支軸6を中心に一定の角度範囲で第1の操作方向に回動するように設けられている。第2のブラケット5の2ヶ所の端部には、同軸線上でそれぞれ反対方向に突出する支軸5a,5bが一体形成されている。第2のブラケット5は、これら支軸5a,5bが第1のブラケット4の前後方向2ヶ所の端部に形成した軸受部4a,4bにそれぞれ貫通されて取り付けられている。これにより、第2のブラケット5は、第1のブラケット4に対し、支軸5a,5bを中心に一定の角度範囲で第2の操作方向に回動可能に設けられている。そして、この第2のブラケット5に、支軸5a,5bの軸線に対し直交する操作レバー2のレバーシャフト2aの基端部が固定されている。
図2は、図1に示すレバーコンビネーションスイッチ装置1の一部を断面で示す側面図である。操作レバー2は、中空管状のレバーシャフト2aと、レバーシャフト2aの先端部に設けられる回動ノブ21とを備えている。回動ノブ21は、レバーシャフト2a内に挿入されたノブ回動軸22に連結されている。これにより、回動ノブ21は、レバーシャフト2aに対し図1に示す矢印c,c方向に回動操作可能に設けられ、回動ノブ21が回動されるとノブ回動軸22も回動する。ここで、回動ノブ21は、操作部材の一例である。なお、操作部材は、回動操作に限られず、傾倒操作や抜き差し操作等の操作がされるものでもよい。
回動ノブ21とは反対側のノブ回動軸22の端部には、後述するライトコントロールスイッチ30をオンオフさせる駆動棒23がノブ回動軸22の径方向に延びて形成されている。また、駆動棒23の先端部には、槌状の駆動部23aが形成されている。
ケースフレーム3内には、操作レバー2が矢印b,b方向へ傾倒操作(第2の操作方向におけるディマースイッチ操作)されたときに節度感を付与する第1の節度機構部16が設けられている。第1の節度機構部16は、操作レバー2のレバーシャフト2aから延びる第1の収容部2bに収容されるボール16aと、ボール16aに圧力を付与するスプリング16bと、第1のブラケット4に形成されボール16aが接触する節度面4cとを備えて構成されている。
なお、図示はしないが、ケースフレーム3内には、操作レバー2が図1に示した矢印a,a方向へ傾倒操作(第1の操作方向におけるターンシグナルスイッチ操作)されたときに節度感を付与する、第1の節度機構部16と同様の節度機構が設けられている。
また、ケースフレーム3内であって操作レバー2の基端部には、回動ノブ21が矢印c,c方向へ回動操作(ライトコントロールスイッチ操作)されたときに節度感を付与する第2の節度機構部17が設けられている。レバーシャフト2aの基端部には、第2の収容部2cが形成されており、第2の節度機構部17は、この収容部2cに収容されるボール17aと、ボール17aに圧力を付与するスプリング17bと、ボール17aに接触しノブ回動軸22に連結する駆動棒23の節度面23bとを備えて構成される。
(ライトコントロールスイッチの構成)
次に、レバーコンビネーションスイッチ装置1に備えられる複数のスイッチのうち、回動ノブ21の回動操作によりオンオフするライトコントロールスイッチ30の構成を説明する。
図3(a)は、ライトコントロールスイッチ30の側面図であり、接点部がオン状態を示す図である。図3(b)は、同じくライトコントロールスイッチ30の側面図であり、接点部がオフ状態を示す図である。図3(c)は、電極及び接点の高さの関係を説明するための図である。
ライトコントロールスイッチ30は、図3(a)、(b)に示すように、絶縁材料から形成されたインシュレータ33と、インシュレータ33の上面に沿って摺動するスライダ31と、インシュレータ33の下面に突出して設けられる固定接点電極35と、片側がインシュレータ33に接合して支持される弾性変形可能な板バネ34と、板バネ34に設けられ、固定接点電極35に対向する可動接点電極36と、板バネ34に直交して固定され、インシュレータ33の貫通孔33aを貫通するプッシャ32とを備えている。
固定接点電極35は、例えばCuベースにAgCu合金を被覆したリベット電極部材からなり、インシュレータ33の所定位置に圧着して設けられている。また、インシュレータ33には、固定接点電極35に隣接して第1の予備接点41が形成されている。この第1の予備接点41は、固定接点電極35よりも若干低く形成され、その高低差は固定接点電極35に許容される磨滅量に相当する。
可動接点電極36も同じくCuベースにAgCu合金を被覆したリベット電極部材からなり、固定接点電極35に対向する位置で板バネ34に圧着して設けられている。板バネ34は、例えばリン青銅を冷間圧延処理してじん性が施された板状のバネ部材であり、可動接点電極36が設けられる反対側の端部が概ねS字状に屈曲して形成されている。また、板バネ34において第1の予備接点41に対向する位置に、第2の予備接点42が打ち出されて形成されている。この第2の予備接点42は、隣接する可動接点電極36よりも若干低く形成され、その高低差は可動接点電極36に許容される磨滅量に相当する。なお、第2の予備接点42としては、可動接点電極36よりも小さいリベット電極部材を板バネ34に圧着接合してなるものでもよい。
図3(c)に示すように、固定接点電極35の高さ(第1の高さ)をH、可動接点電極36の高さ(第2の高さ)をH、第1の予備接点41の高さをh、第2の予備接点42の高さをh、許容磨滅高さをHaとすると、H、H、h、h、Haには、次の式(1)に示す関係がある。
(H+H)−(h+h)<Ha ・・・(1)
本実施の形態では、H>h、H>hであるが、これに限られない。すなわち、固定接点電極35と可動接点電極36の合計の磨滅高さが許容磨滅高さHaを超えて磨滅したときに、第1の予備接点41と第2の予備接点42とが接触すればよい。言い換えると、固定接点電極35及び可動接点電極36が接触するときのインシュレータ33及び板バネ34間の距離Dが所定の値(h+h)以下になったとき、第1の予備接点41と第2の予備接点42とが接触すればよい。
ここで、インシュレータ33は、電極保持部材の一例である。電極保持部材は、固定接点電極35と第1の予備接点41とが絶縁されていればよく、例えば固定接点電極35と第1の予備接点41とを絶縁樹脂によって連結した構造のものでもよい。また、上述した第1及び第2の予備接点41,42は、接点劣化検出手段40の一部を構成する。また、板バネ34は、弾性体の一例である。
板バネ34に固定して設けられるプッシャ32は、例えば全体が棒状に形成され、その先端部がインシュレータ33を貫通してスライダ31のカム面31cが形成される空間内に達している。このプッシャ32とスライダ31のカム面31cとにより、スライダ31の位置に応じて板バネ34の変形量を変化させライトコントロールスイッチ30をオンオフさせるカム機構が構成されている。
スライダ31には、所定の間隔を有する2つの壁部31a,31bが形成され、これら2つの壁部31a,31b間に挟まれた溝状部に、回動ノブ21に連結して回動する駆動棒23の駆動部23aが係合している。これにより、回動ノブ21及びノブ回動軸22の回転運動がスライダ31の往復運動に変換される。
(ライトコントロールスイッチの動作)
再び図3を参照して、ライトコントロールスイッチ30の動作を説明する。回動ノブ21が図3(a)に示される位置では、板バネ34に固定されるプッシャ32の先端部がスライダ31のカム面31cが形成されている空間内に比較的長く突入している。この状態では、板バネ34の弾性力の作用により可動接点電極36が固定接点電極35にコンタクトし、ライトコントロールスイッチ30はオンしている。
回動ノブ21が図3(b)に示される位置(矢印c方向)に回動操作されると、プッシャ32の先端部がスライダ31のカム面31cに摺接してプッシャ32を押し下げる方向に力が作用し、これに伴い板バネ34が下方に変形する。これにより、可動接点電極36が固定接点電極35から離間し、ライトコントロールスイッチ30がオフする。
(接点劣化検出手段の動作)
次に接点劣化検出手段40の動作を説明する。ここで、図4は、ライトコントロールスイッチ30に備えられている接点劣化検出手段40の動作を説明するための図であり、図4(a)は接点部が正常な状態を示す図、図4(b)は接点部が磨滅した状態を示す図である。
接点劣化検出手段40は、前述した第1及び第2の予備接点41,42と、車両に設けられた警告手段43と、バッテリ44とを備え、第1及び第2の予備接点41,42の短絡によりバッテリ44との間に通電回路が形成され、警告手段43を作動させる。
ここで、ライトコントロールスイッチ30の接点部は、固定接点電極35と可動接点電極36とからなる。第1及び第2の予備接点41,42は、固定接点電極35及び可動接点電極36よりも予め低く形成されている。このため、固定接点電極35及び可動接点電極36が磨滅していない正常な状態では、図4(a)に示されるように、第1及び第2の予備接点41,42がコンタクトする前に固定接点電極35と可動接点電極36とがコンタクトしてライトコントロールスイッチ30がオンする。
その一方で、ライトコントロールスイッチ30が頻繁に繰り返し使用された等により固定接点電極35及び可動接点電極36の両方又は一方が磨滅した場合には、固定接点電極35及び可動接点電極36がコンタクトするときのインシュレータ33と板バネ34との距離が、図4(a)に示される正常な状態よりも接近する。そして、固定接点電極35及び可動接点電極36の磨滅量が許容される量を超えた場合には、図4(b)に示されるように固定接点電極35及び可動接点電極36がコンタクトすると同時に第1及び第2の予備接点41,42もコンタンクト(短絡)する。
このとき、接点劣化検出手段40は、第1及び第2の予備接点41,42の短絡により車両に設けられた警告手段43とバッテリ44との間に通電回路が形成され、警告手段43を作動させる。これにより、接点劣化検出手段40は、ライトコントロールスイッチ30の接点部である固定接点電極35及び可動接点電極36の過度の磨滅劣化を検出するとともに、警告手段43を介して運転手等の使用者に接点部の劣化を認識させる。
ここで、警告手段43は、例えば車両の方向指示灯であり、既設の玉切れ警告装置(一方の方向指示灯のランプが切れると他方のランプの点滅間隔をより高速にする装置)を利用するものでもよい。車両に既設の警告装置を共用することで、よりコストを抑えることができる。なお、他の警告手段としては、車両のメータパネルやインストルメントパネルに設けたインジケータでもよく、インジケータを点灯または点滅させることで運転手等の使用者にスイッチの劣化や異常を認識させるものでもよい。
(実施の形態による効果)
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(ア)レバーコンビネーションスイッチ装置1のライトコントロールスイッチ30に接点劣化検出手段40を設けることにより、固定接点電極35及び可動接点電極36が過度に摩耗する等の接点部の劣化を早期に検出することができる。
(イ)また、接点劣化検出手段40を固定接点電極35及び可動接点電極36よりも小さい第1及び第2の予備接点41,42で構成することにより、スペースを必要とせず既設のスイッチに容易に追加することができる。また、第2の予備接点42を板バネ34に打ち出し形成することができ、新たな部品の追加をすることなくコストを低く抑えることができる。
(ウ)また、接点劣化検出手段40の短絡により作動する警告手段43を設けることにより、接点部の劣化を使用者に認識させることができ、スイッチの交換等の適切な処置を早期に促すことができる。
(エ)また、警告手段43としては、車両に既設の玉切れ警告装置等を利用することができ、コスト増を更に抑えることができる。
(変形例)
図5(a)、(b)は、電極及び接点の変形例を示す図である。電極35、36及び接点41、42の高さの関係は、図5(a)に示すように、第2の予備接点42の高さhを可動接点電極36の高さHよりも高くしてもよい。すなわち、図5(a)に示す場合は、上記式(1)の関係を満たすとともに、H>h、H<hの関係を有するものである。
また、電極35、36及び接点41、42の高さの関係は、図5(b)に示すように、第1の予備接点41を平坦(h=0)にしてもよい。すなわち、図5(b)に示す場合は、上記式(1)の関係を満たすとともに、h=0、H<hの関係を有するものである。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で種々の変形・応用が可能である。
例えば、本発明に係るスイッチは、レバーコンビネーションスイッチ装置1のライトコントロールスイッチ30だけに限定せず、他のターンシグナルスイッチやディマースイッチにも応用することができる。更には本実施の形態で説明したようなスライダ31の移動をカム機構を介して接点部をオンオフさせるスライドタイプのスイッチの他にも、例えば可動接点を押圧操作によりオンオフさせる一般的な直動タイプのスイッチにも広く応用することができる。
1…レバーコンビネーションスイッチ装置、2…操作レバー、2a…レバーシャフト、2b…第1の収容部、2c…第2の収容部、3…ケースフレーム、4…第1のブラケット、4a,4b…軸受部、4c…節度面、5…第2のブラケット、5a,5b,6…支軸、16…第1の節度機構部、16a…ボール、16b…スプリング、17…第2の節度機構部、17a…ボール、17b…スプリング、21…回動ノブ、22…ノブ回動軸、23…駆動棒、23a…駆動部、23b…節度面、30…ライトコントロールスイッチ、31…スライダ、31a,31b…壁部、31c…カム面、32…プッシャ、33…インシュレータ、33a…貫通孔、34…板バネ、35…固定接点電極、36…可動接点電極、37…リベット、40…接点劣化検出手段、41…第1の予備接点、42…第2の予備接点、43…警告手段、44…バッテリ

Claims (3)

  1. 絶縁材料から形成され、一面側に固定接点電極を有する電極保持部材と、
    前記固定接点電極に対向する位置に可動接点電極を有し、前記可動接点電極が前記固定接点電極に向けて弾性力が付与されたとき、前記可動接点電極が前記固定接点電極に接触する導電性材料から形成された板状の弾性体と、
    前記可動接点電極が前記固定接点電極から離間する方向に前記弾性体に操作力を付与する操作部材と、
    前記固定接点電極と絶縁するように前記電極保持部材の前記一面側に設けられた第1の予備接点、及び前記弾性体の前記第1の予備接点に対向する位置に設けられた第2の予備接点を有し、前記固定接点電極及び前記可動接点電極が接触するときの前記電極保持部材及び前記弾性体間の距離が所定の値以下になったとき、前記第1及び第2の予備接点の接触を検出する検出手段とを備えたスイッチ装置。
  2. 前記固定接点電極は、第1の高さを有し、
    前記稼動接点電極は、第2の高さを有し、
    前記第1の予備接点は、前記固定接点電極の前記第1の高さよりも小さい高さを有し、
    前記第2の予備接点は、前記可動接点電極の前記第2の高さよりも小さい高さを有する請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記弾性体は、金属製の板バネからなり、前記第2の予備接点が前記板バネの一部が打ち出されて形成された請求項1又は2に記載のスイッチ装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113439318A (zh) * 2019-02-18 2021-09-24 Ls电气株式会社 真空断路器用触头监测装置及包括该装置的真空断路器

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