JP2012088957A - 警報システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】設置環境の異常を検出する火災検出回路7と、信号を送受信する送受信回路5と、送受信回路5を制御する制御回路1とを有する複数の火災警報器100を備え、複数の火災警報器100のうちの一台を親器とし、他の火災警報器100を子器として、複数の火災警報器100の間で信号を送受信する警報システムにおいて、親器の制御回路1は、第1の時間毎に、電波状態を確認するための無線信号である状態信号を親器の送受信回路5より子器に対して送信し、子器の制御回路1は、第1の時間よりも長い第2の時間に亘って、子器の送受信回路5で状態信号を受信できないときは、通信異常確定と判断する。
【選択図】図2
Description
以下、本実施の形態1では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器からなる警報システムに本発明を適用した場合を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る警報システム200の構成を示す図である。警報システム200は、複数の火災警報器100で構成される。これらの各火災警報器100は、それぞれ火災を検出する機能を有するとともに、独自に警報する機能を有している。
後述するように、火災警報器100はいずれも同様に構成されており、動作設定部(図示せず)の設定により親器としても子器としても動作することができる。なお、各火災警報器100を区別して説明するために、火災警報器A、火災警報器B、火災警報器C、火災警報器Dと称する場合があり、本実施の形態1では、火災警報器Aが親器であって、火災警報器B〜Dが子器であるものとする。ここで、火災警報器A〜火災警報器Dは1つの同じグループに属している。また、図1において、各火災警報器100同士を結ぶ実線は、無線通信により互いに通信可能であることを示している。
図2において、火災警報器100は、制御回路1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、火災検出回路7、警報音制御回路8、表示灯回路9を備える。
次に、火災警報器100の送信動作と受信動作について説明する。図3は、実施の形態1に係る火災警報器100の送信動作を示すタイミングチャート、図4は、実施の形態1に係る火災警報器100の受信動作を示すタイミングチャートである。
図3に示すように、後述する状態信号や連動信号などの信号を送信する場合には、制御回路1は送信回路51を制御して、信号を送信する送信期間と信号の送信を停止する送信休止期間とを交互に繰り返して実行させる。本実施の形態1では、標準規格RCR STD−30に準拠し、送信時間が3秒以下、かつ、送信休止時間が2秒以上となるように送信処理を行う。図3に示すように、例えば送信期間Tx1、送信休止期間ST1、送信期間Tx2、送信休止期間ST2、送信期間Tx3の順に3つの送信期間と2つの送信休止期間とを繰り返す。本実施の形態1では、これらをまとめて送信1ブロックと称する。連動信号の送信や定期送信の動作にて状態信号等を送信する場合には、1ブロック単位で送信動作を行う。
図4に示すように、制御回路1は、受信回路52を間欠受信間隔Ts毎に起動させ、間欠受信F1、F2、F3...を行う。そして、所定の無線信号が受信できるか否かをチェックし、当該無線信号が検出できた場合には受信処理を行う。当該無線信号が検出できなければ、受信回路52の動作を停止させる。このように、間欠受信間隔Ts毎に受信回路52を起動させ、その他の場合は停止状態としておくことで、受信回路52の消費電流量を大幅に低減することができる。さらに、間欠受信間隔を長くすると(例えば6秒以上)、消費電流の低減効果が大きくなる。
次に、火災監視(定常状態)中に、警報システム200の監視領域において火災が発生した場合の動作概要を説明する。
親器(火災警報器A)が設置された環境で火災が発生すると、親器(火災警報器A)は、火災検出回路7により火災を検出し、警報音制御回路8や表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって警報を行う。また、親器は、送信回路51により、火災検知に関する情報を連動信号として他の子器(火災警報器B〜D)に同報送信する。そして、親器(火災警報器A)により送信された連動信号を受信した子器(火災警報器B〜D)は、警報音制御回路8や表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって連動警報を行う。その後、親器(火災警報器A)が火災を検出しなくなると自己復旧して警報停止するとともに、他の子器(火災警報器B〜D)への連動信号の送信を停止する。そして、連動信号を受信しなくなった他の子器(火災警報器B〜D)も警報を停止する。
本実施の形態の警報システム200は、火災警報器100の火災検出回路7で火災を検出した場合には、上述のような警報動作及び連動警報動作を行うが、火災監視(定常状態)中には、火災警報器100の通信異常を検知するための定期送信を行う。定期送信は、親器(火災警報器A)と子器(火災警報器B〜D)との間で行われる。
まず、親器が、子器に対して実施する定期送信について説明する。
親器(火災警報器A)は、所定時間(第1の時間)毎に、自身が属するグループID、送信元を識別するための自己アドレス、及び自身の状態を含む情報を、状態信号としてグループ内のすべての子器(火災警報器B〜D)に対して一斉に送信する。親器が定期送信を行う周期(第1の時間)は、例えば、約48時間とすることができる。
次に、子器が、親器に対して実施する定期送信について説明する。
子器は、所定時間(第5の時間)毎に、自身が属するグループID、送信元を識別するための自己アドレス、及び自身の状態を含む情報を、状態信号として親器(火災警報器A)に対して送信する。子器が定期送信を行う周期(第5の時間)は、例えば、約23時間とすることができる。なお、子器(火災警報器B〜D)のアドレスや製造番号に基づいてランダムに発生させた遅延時間を第5の時間に増減させ、各子器の定期送信タイミングをずらすようにしてもよい。このようにすることで、子器が同時に定期送信を行うことによる混信が発生する確率を低減することができる。
また、子器は、第5の時間毎に親器に対して定期送信を実施し、親器は、各子器からの定期送信を前回受信してから第6の時間内に次の定期送信を受信できたか否かにより、電波異常発生の有無を判断する。
ここで、本実施の形態では、記憶素子11には、「定期送信未受信カウンタ」及び「電波異常ステータス」(詳細は図5、図6で述べる)が格納されるものとする。親器の記憶素子11には、自身のグループに属する子器毎に、「定期送信未受信カウンタ」と「電波異常ステータス」が格納される。すなわち、親器の記憶素子11には、子器の台数分の「定期送信未受信カウンタ」と「電波異常ステータス」が格納される。一方、子器の記憶素子11には、親器に対応する「定期送信未受信カウンタ」と「電波異常ステータス」、すなわち1組の「定期送信未受信カウンタ」と「電波異常ステータス」が格納される。
親器の制御回路1は、定期的なタイマ割込が発生すると(S101;Yes)、間欠受信タイミングであるか否か判断する(S102)。間欠受信タイミングであれば(S102;Yes)、制御回路1は、受信回路52を起動し、子器からの定期送信を受信したか否か判断する(S103)。定期送信を受信していれば(S103;Yes)、制御回路1は、定期送信の送信元の子器の定期送信未受信カウンタの値をクリアする(S104)。ステップS103で定期送信を受信できなければ(S103;No)、リターンする。
子器の制御回路1は、定期的なタイマ割込が発生すると(S201;Yes)、間欠受信タイミングであるか否か判断する(S202)。間欠受信タイミングであれば(202;Yes)、制御回路1は、受信回路52を起動し、親器からの定期送信を受信したか否か判断する(S203)。定期送信を受信していれば(S203;Yes)、制御回路1は、定期送信の送信元である親器の定期送信未受信カウンタの値をクリアする(S204)。ステップS203で定期送信を受信できなければ(S203;No)、リターンする。
例えば、親器の制御回路1は、通信異常確定と判断後、予め設定した第3の時間内に子器からの定期送信を1回又は複数回受信することを条件として、通信異常から復旧してもよい。
また、親器の制御回路1は、通信異常確定と判断後、予め設定した第4の時間内に子器からの定期送信を複数回連続して受信することを条件として、通信異常から復旧してもよい。このように、定期送信を複数回連続することを条件とすることで、通信異常からの復旧判断の信頼性を高めることができる。
また、子器の制御回路1は、通信異常確定と判断後、予め設定した第8の時間内に親器からの定期送信を複数回連続して受信することを条件として、通信異常から復旧してもよい。このように、定期送信を複数回連続することを条件とすることで、通信異常からの復旧判断の信頼性を高めることができる。
Claims (8)
- 設置環境の異常を検出する状態検出部と、信号を送受信する送受信部と、前記送受信部を制御する制御部とを有する複数の警報器を備え、前記複数の警報器のうちの1台を親警報器とし、他の警報器を子警報器として、前記複数の警報器の間で信号を送受信する警報システムにおいて、
前記親警報器の制御部は、第1の時間毎に、電波状態を確認するための無線信号である状態信号を前記親警報器の送受信部から前記子警報器に対して送信し、
前記子警報器の制御部は、前記第1の時間よりも長い第2の時間に亘って、前記子警報器の送受信部で前記状態信号を受信できないときは、通信異常確定と判断することを特徴とする警報システム。 - 前記子警報器の制御部は、通信異常確定と判断後に、前記親警報器からの前記状態信号を前記子警報器の送受信部で受信すると、通信異常から復旧することを特徴とする請求項1記載の警報システム。
- 前記子警報器の制御部は、通信異常確定と判断後、予め設定された第3の時間以内に、前記親警報器からの前記状態信号を前記子警報器の送受信部で1回ないし複数回受信すると、通信異常から復旧することを特徴とする請求項1記載の警報システム。
- 前記子警報器の制御部は、通信異常確定と判断後、予め設定された第4の時間以内に、前記親警報器からの前記状態信号を前記子警報器の送受信部で複数回連続して受信すると、通信異常から復旧することを特徴とする請求項1記載の警報システム。
- 設置環境の異常を検出する状態検出部と、信号を送受信する送受信部と、前記送受信部を制御する制御部とを有する複数の警報器を備え、前記複数の警報器のうちの1台を親警報器とし、他の警報器を子警報器として、前記複数の警報器の間で信号を送受信する警報システムにおいて、
前記子警報器の制御部は、第5の時間毎に、電波状態を確認するための無線信号である状態信号を前記子警報器の送受信部から前記親警報器に対して送信し、
前記親警報器の制御部は、前記第5の時間よりも長い第6の時間に亘って、前記親警報器の送受信部で前記状態信号を受信できないときは、通信異常確定と判断することを特徴とする警報システム。 - 前記親警報器の制御部は、通信異常確定と判断後に、前記子警報器からの前記状態信号を前記親警報器の送受信部で受信すると、通信異常から復旧することを特徴とする請求項5記載の警報システム。
- 前記親警報器の制御部は、通信異常確定と判断後、予め設定された第7の時間以内に、前記子警報器からの前記状態信号を前記親警報器の送受信部で1回ないし複数回受信すると、通信異常から復旧することを特徴とする請求項5記載の警報システム。
- 前記親警報器の制御部は、通信異常確定と判断後、予め設定された第8の時間以内に、前記子警報器からの前記状態信号を前記親警報器の送受信部で複数回連続して受信すると、通信異常から復旧することを特徴とする請求項5記載の警報システム。
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JPH01191298A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 自火報システムの通信監視方式 |
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