JPH08130785A - 無線式住宅設備システム - Google Patents

無線式住宅設備システム

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Publication number
JPH08130785A
JPH08130785A JP26697594A JP26697594A JPH08130785A JP H08130785 A JPH08130785 A JP H08130785A JP 26697594 A JP26697594 A JP 26697594A JP 26697594 A JP26697594 A JP 26697594A JP H08130785 A JPH08130785 A JP H08130785A
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JP
Japan
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clock
housing equipment
response
sensor
remote control
Prior art date
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Pending
Application number
JP26697594A
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English (en)
Inventor
Yoshio Horiike
良雄 堀池
Yoshiyuki Yokoajiro
義幸 横網代
Terue Matsumura
照恵 松村
Masahiro Yamamoto
雅弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池で駆動される複数個のセンサや遠隔制御
機器の情報に基づき家の住環境やエネルギーの使用状況
を監視し、制御する。 【構成】 電池で駆動される複数個のセンサ手段あるい
は遠隔制御手段と、周期的に起動される無線回線により
接続され複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段から
の情報に基づき家の住環境やエネルギーの使用状況を監
視・通報あるいは制御する住宅設備機器16とある周期
で定期的に電波を発射する定期送信手段23とで構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯機やエアコン
等の住宅設備機器を無線を用いて遠隔制御したり、ある
いはガス漏れ等のセキュリティ情報や電気、ガス、水道
等の良好な住環境を維持する上で必要な資源の使用状況
を無線を用いて電話回線に接続し、センターに通報する
無線式住宅設備システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス給湯機本体は通常家の外に設置さ
れ、台所、風呂場、洗面所等に湯温の設定や風呂へのお
湯の注入等の制御を行う遠隔制御手段が設置される。ガ
ス給湯機本体と各遠隔制御手段を有線で接続する場合壁
に穴を開けないと接続できないという施工上の問題から
無線を用いるケースが増えてきている。またガス漏れセ
ンサや火災報知器等のセキュリティ情報を無線を介して
電話回線に接続しセンターに通報するセキュリティシス
テムや、ガス、電気、水道の使用状況を各メータから無
線を介して電話回線に接続しセンターに通報し、センタ
ーで料金管理を行う自動検針システム等も導入されつつ
ある。このような無線を用いた住宅設備システムの従来
例を図5に示し説明する。1はセンター装置、2は公衆
電話網、3は家庭に置かれた電話回線終端手段、4は通
報手段、5は受信手段、6は受信アンテナ、7は第一の
送信アンテナ、8は第一の送信手段、9は第一のセン
サ、10は第二の送信アンテナ、11は第二の送信手
段、12は第二のセンサ、13は第Nの送信アンテナ、
14は第Nの送信手段、15は第Nのセンサである。例
えば第一のセンサ9はガス漏れセンサ、第二のセンサ1
2は火災報知器、第Nのセンサ15はCOセンサであ
る。図1で示すシステムはセンター1で各種センサから
の情報に基づき安全対策を講じるセキュリティシステム
である。ガス漏れがあると第一のセンサ9で検出し第一
の送信手段8の電源をONし、アンテナ7を介してガス
漏れ情報を電波に乗せて送信する。受信手段5は常に電
源が入っておりアンテナ6からの電波を常に待ち受けて
いる。そして受信手段5は第一のセンサ9からのガス漏
れ情報を復調して通報手段4に送る。通報手段4では受
信手段5で復調された信号より電話すべきセンタを認識
し電話回線終端手段3を起動する。電話回線終端手段3
は、公衆電話網2を介して指定されたセンター1と接続
する。そしてセンター1に対してガス漏れ情報を通報す
る。第一のセンサ9と送信手段8は一つの電池で駆動さ
れ、第二のセンサ12と送信手段11は別の電池で駆動
されている。受信手段5はAC電源で駆動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の無線式住宅設備システムでは、受信手段5は常に各種
センサからの電波を受信できる状態にある必要があるた
め電池駆動では数日で電池が消耗してしまう。そのため
AC電源を必要とした。そして一般に電話回線終端手段
3は家庭に引き込まれている電話線の先端である保安器
の近くに設置される場合が多い。保安器は家の軒先等屋
外に設置されているため近くにACコンセントがない場
合が多い。そのためAC電源のための配線工事が必要と
なり施工上大きな問題であった。さらにこのようなセキ
ュリティシステムに用いるセンサは信頼性が大きな問題
であり、確実に動作しているかどうかを定期的にセンタ
ーより確認したい場合が多いが従来の無線式住宅設備シ
ステムではセンターからセンサーが動作しているかどう
かを確認できないという課題があった。さらにガス漏れ
をセンターで確認した場合、ガスメータに内蔵している
ガス遮断弁をセンターからの指示で動作させ、ガスを遮
断したいという要求に答えることができなかった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、電池
駆動の複数のセンサや遠隔制御手段と通報手段等の住宅
設備機器を無線を用いて双方向に通信を行わせることが
できると同時に通報手段等の住宅設備機器を電池駆動に
できる無線式住宅設備システムを実現することを目的と
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線式住宅設備システムは、家の中及び家
の周辺に設置され電池で駆動される複数個のセンサ手段
あるいは遠隔制御手段と、前記複数個のセンサ手段ある
いは遠隔制御手段と周期的に起動される無線回線により
接続され前記複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段
からの情報に基づき家の住環境やエネルギーの使用状況
を監視・通報あるいは制御する住宅設備機器とある周期
で定期的に電波を発射する定期送信手段とで構成され、
前記複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段あるいは
住宅設備機器はそれぞれ、受信手段と、前記定期送信手
段の電波発射周期の整数分の1に同期した時間タイミン
グで前記受信手段を動作状態にする時計手段と、前記受
信手段によって受信された前記定期送信手段からの定期
的に発射される電波からの情報に基づき前記時計手段と
前記定期送信手段との時計のずれを算出し時計手段が前
記定期送信手段と同期するよう補正する時計補正手段
と、送信の必要が生じた時前記時計手段により制御され
前記定期送信手段の電波発射周期の整数分の1に同期し
た時間タイミングで送信を行う送信手段を有している。
【0006】また本発明の無線式住宅設備システムの定
期送信手段は、定期的に発射する電波に応答を要求する
センサ手段あるいは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器
を指定する情報を付加する応答指定手段と指定した機器
からの応答状況により複数個のセンサ手段あるいは遠隔
制御手段あるいは住宅設備機器の動作状態を監視する状
態監視手段を有し、複数個のセンサ手段あるいは遠隔制
御手段および住宅設備機器は、前記定期送信手段から定
期的に発射される電波に自己あての指定がある場合受信
確認の応答を返送する確認応答手段を有している。
【0007】また本発明の無線式住宅設備システムの複
数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段および住宅設備
機器は、前記定期送信手段から定期的に発射される電波
を受信できなかった時あらかじめ定められた時間タイミ
ングで定期送信手段に対して受信できなかった旨の応答
を返送する未確認応答手段を有し、定期送信手段は、前
記未確認応答手段からの信号を受信すると前記複数個の
センサ手段あるいは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器
の受信動作に同期した時間タイミングで再度時計合わせ
のための電波を発射する再送信手段とを有している。
【0008】また本発明の無線式住宅設備システムの住
宅設備機器は、電話回線と接続するための電話回線終端
手段と、複数個のセンサ手段からの情報を電話回線を介
して電話回線につながるセンターに通報する通報手段を
有するものでもある。
【0009】また本発明の無線式住宅設備システムの住
宅設備機器は、定期送信手段を内蔵し、電池駆動を特徴
としている。
【0010】
【作用】本発明は上記構成によって、複数個のセンサ手
段や遠隔制御手段と住宅設備機器との間である同期のと
れた時間タイミングでお互いに送受信動作を行うため双
方向通信が可能となり、かつ複数個のセンサ手段や遠隔
制御手段だけでなく通報手段のような住宅設備機器も電
池駆動を実現できることとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。1はセンター装置、2は公衆電話網、3は家庭に置
かれた電話回線終端手段、16は通報及び制御手段から
なる住宅設備機器、17は受信手段、18は送受信アン
テナ、19は時計手段、20は送信手段、21は応答指
定手段、22は状態監視手段であり、時計手段19と応
答指定手段21と状態監視手段22で定期送信手段23
を構成している。101は第一の端末であり、24は送
受信アンテナ、25は送信手段、26はガス漏れセン
サ、27は受信手段、28は時計手段、29は時計補正
手段、30は確認応答手段、31は未確認応答手段であ
る。102は第二の端末であり、32は送受信アンテ
ナ、33は送信手段、34は受信手段、35はインター
フェース手段、36は流量センサ、37はガスの開閉を
行うガス開閉弁、38は時計手段、39は時計補正手
段、40は確認手段、41は未確認手段である。すなわ
ち第二の端末102はガスメータである。図1では第二
の端末までを図示しているが以後の説明では第Nの端末
までを考える。なお図1には図示していないがすべての
端末および定期送信手段23、通報及び制御手段からな
る住宅設備機器は電池で駆動されている。
【0012】まず定期送信手段23の動作について図2
を参照しながら説明する。図2は定期送信手段と端末と
の間の送受信タイミングの動作を説明する動作説明図で
ある。時計手段19では例えば10分毎にパルスを出力
する。応答指定手段21と送信手段20は時計手段19
からのパルスにより電源がONする。すると応答指定手
段21からは応答を返して欲しい端末を指定する端末番
号を送信手段20に出力する。送信手段20ではビット
同期信号やフレーム同期信号からなる前置信号の後ろに
応答指定手段21からの端末番号を付加した信号を電波
としてアンテナ18より送信する。端末番号として第一
の端末101を指定したとする。第一の端末101では
定期送信手段23の送信動作を決定する時計手段19の
10分毎のタイミングにほぼ同期したタイミングで動作
する時計手段28の動作により受信手段27の電源は1
0分の整数分の1毎にONする。例えば30秒毎にON
する。そして定期送信手段23からの電波を受信できる
ことになる。時計補正手段29において定期送信手段2
3からの電波を受信すると受信タイミングを利用して時
計手段28と時計手段19の時計のずれを計算し、時計
手段28の時計を時計手段19の時計と合うように補正
する。そして受信した電波が自己宛の電波であることを
認識すると確認応答手段30を動作させ定期送信手段2
3に対して応答信号を送信する。一方第二の端末102
では同様に定期送信手段23の送信動作を決定する時計
手段19の10分毎のタイミングにほぼ同期したタイミ
ングで動作する時計手段38の動作により受信手段34
の電源は10分の整数分の1毎にONする。例えば30
秒毎にONする。そして定期送信手段23からの電波を
受信できることになる。時計補正手段39において定期
送信手段23からの電波を受信すると受信タイミングを
利用して時計手段38と時計手段19の時計のずれを計
算し、時計手段38の時計を時計手段19の時計と合う
ように補正する。そして受信した電波が自己宛でなけれ
ば確認応答手段40は動作させず、応答信号をかえさな
いで受信手段34の電源をOFFする。他の端末につい
ても同様に定期送信手段23からの電波の受信タイミン
グを利用して端末に内蔵されている時計手段の時計を補
正する動作を行う。次の10分のタイミングでは定期送
信手段23は第二の端末102を指定する端末番号を付
加して電波を送信する。そして第二の端末102では定
期送信手段23からの電波の受信タイミングを利用して
時計手段38の時計を補正する。そして確認応答手段4
0が動作し、応答信号を定期送信手段23に送信する。
他の端末では定期送信手段23からの電波の受信タイミ
ングを利用して時計手段38の時計を補正するが応答信
号は返さない。このように定期送信手段23は10分毎
の定期送信信号に応答信号を返すべき端末番号を付加し
て送信する。そして指定された端末のみが応答を返す。
従ってN台の端末が存在する場合、(10×N)分です
べての端末から応答をもらうことができすべての端末に
異常がないことを確認できる。
【0013】次に定期送信手段23からの時計合わせの
ための定期送信信号をある端末が受信できなかった場合
について考える。定期送信手段23から応答を返すべき
端末として端末101が指定されており、かつ指定され
た端末101からの確認応答信号を定期送信手段23が
受信できなかった場合について説明する。この時の送受
信タイミングの動作説明図を図3に示し説明する。第一
の端末101より確認応答信号がないと状態監視手段2
2で確認応答信号がないことを検知して次の30秒のタ
イミングで再度時計合わせのための定期信号を送信す
る。ある回数定期送信信号を送信しても第一の端末10
1からの確認応答信号を受信できなかった場合、状態監
視手段22に第一の端末101が動作していないと記憶
される。そして通報及び制御手段16を動作させセンタ
ー装置1に第一の端末101が動作していないことを知
らせる。第一の端末101では30秒毎のタイミングで
送られて来る時計合わせのための定期信号に自己宛の端
末番号があれば都度確認応答信号を送信する。図3の例
では第一の端末101は確認応答信号を返しているが定
期送信手段23が確認応答信号を受信できなかったため
30秒後に再送信している。そして再送信された定期確
認信号を端末101は2回目も受信し再度確認応答信号
を返し、定期送信手段23も端末101からの確認応答
信号を2回目は受信した例を示している。このようにし
て定期送信手段23は第一の端末101が正しく動作し
ていることを確認できる。
【0014】次に定期送信手段23からの時計合わせの
ための定期送信信号をある端末が受信できなかった場合
の他の例として定期送信手段23が第二の端末102に
対して確認応答信号を要求したタイミングの時に第一の
端末101が定期送信手段23からの電波を受信できな
かった場合について考える。この時の送受信タイミング
の動作説明図を図4に示し説明する。第一の端末101
の未確認応答手段31が動作し、定期送信手段23に対
して10分毎の時計合わせのための定期信号を受信でき
なかったことを知らせる信号を第二の端末102が確認
応答信号を送信(この送信信号を図4のハッチングで示
す)した後のタイミングで送信する。このような状況が
生じる場合として、時計手段28の時計が温度等の影響
で時計手段19の時計と大きくずれてしまったため定期
送信手段23の送信タイミングと第一の端末101の受
信タイミングがずれたことが考えられる。定期送信手段
23では時計合わせのための定期信号を送信後、受信手
段17の電源を一定時間ONしておき応答確認信号及び
未確認応答信号を受信できるようになっている。そして
定期送信手段23は第一の端末101より未確認応答信
号を受信すると30秒後のタイミングで再度時計合わせ
のための定期信号を再送信する。この時送信手段20は
再送信手段の役目をする。第一の端末102ではこの再
送信のタイミングにあわせて受信手段27の電源をON
する場合、時計のずれを考慮して通常よりも早いタイミ
ングである一定期間電源をONする。このようにするこ
とにより再送信された定期信号を第一の端末101は受
信することができ、確認応答信号を定期送信手段23に
対して送信する。
【0015】次にセンサ26でガス漏れを検出し、セン
ター装置1に報知する必要が生じた場合を考える。この
時時計手段28では30秒毎に受信手段27の電源をO
Nすると同時にもしセンサ26からの信号があれば30
秒毎のタイミングで送信手段25の電源をONしセンサ
26からの情報を送信する。この情報は受信手段17で
受信され通報及び制御手段16に伝わる。通報及び制御
手段16では電話回線愁嘆手段3及び公衆電話網2を介
してセンター装置1にガス漏れを通報する。センター装
置1ではガスメータに内蔵されているガス開閉弁を遮断
するよう通報及び制御手段16に指令を打す。すると通
報及び制御手段16は30秒毎のタイミング時に送信手
段20の電源をONし第二の端末102に対して電波を
送信する。第二の端末102ではやはり30秒毎のタイ
ミングで受信手段34の電源がONするため送信手段2
0からの電波を受信でき、インタイーフェース手段35
を介して開閉弁37に信号が伝わる。そして開閉弁37
が動作し、ガスを遮断する。そして安全が確認された
後、センター装置1からの指示により開閉弁37を動作
させ開閉弁37を開くようにすることもできる。流量セ
ンサ36ではガスの使用量を検出し、時計手段38で制
御される30秒毎のあるタイミング時に検針データとし
て受信手段34を介して電波として送信し、センター装
置1に送ることができる。
【0016】このように定期送信手段23より定期的に
電波を送信し、この電波を用いて各端末は自己の時計手
段の時計合わせを行うことにより常に定期送信手段23
及び各端末の送受信タイミングを一致させることができ
るため間欠的に送受信手段に電源を供給でき、よって電
池駆動で長時間の動作を可能とすることができる。なお
図1には図示していないが電波があるかどうかを検出す
るキャリア検出機能を各端末のもたせ、キャリアを検出
した時のみ受信手段の電源を保持し受信信号の復調動作
を行わせるようにすれば30秒毎の受信動作の時間を短
くできさらに電池の消費量を減らすことができる。キャ
リアを検出するタイミングは定期送信手段23が送信す
るビット同期信号のまん中になるよう時計手段のタイミ
ングを設定する。
【0017】なお未確認応答信号を送信する場合、他の
端末からの未確認応答信号とぶつからないようにするた
めに乱数により未確認応答信号を送信するタイミングを
決定し、かつキャリア検出により他の端末からの電波が
ない場合に未確認応答信号を送信するようにすることが
できる。
【0018】また本発明は集合住宅において各家のガス
メータからの検針データを管理人室等に設置した通報及
び制御手段16に無線で送信しセンター装置1に伝送す
る自動検針システムに適用することもできる。
【0019】なお定期送信手段23を住宅設備機器であ
る通報及び制御手段16と一緒の場所に設置している
が、定期送信手段23を独立して別の場所に設置するよ
うにしてもよい。その場合住宅設備機器には各端末と同
様に定期送信手段23の送信タイミングに同期した時計
手段を内蔵する必要がある。
【0020】また第三の端末としてガス給湯器のリモコ
ン、第四の端末としてガス給湯器に接続される無線ユニ
ットを考えることもできる。この場合、第三の端末およ
び第四の端末の構成は図1において第二の端末102の
流量センサ36及び開閉弁37の代わりに第三の端末の
場合はスイッチと表示器に置き代わり、第四の端末の場
合はガス給湯器との接続端子に置き代わる。そして第三
の端末であるリモコンと第四の端末であるガス給湯器の
無線ユニットはお互いに送受信タイミングが30秒毎の
間隔で同期しているため直接通信を行うことができる。
すなわちリモコンのスイッチを押すと、次の30秒間隔
の送信タイミングで第四の端末あての端末番号を付加し
た情報データを送信する。すると第四の端末は同じタイ
ミングで受信手段に電源が供給され自己あての情報デー
タを受信できる。またガス給湯器の運転情報を第三の端
末の表示器に表示できる。さらにガス給湯器の運転状況
に異常がある場合、第四の端末を介して通報及び制御手
段16に無線で情報を送ることができ、センター装置1
に報知することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の受信装置に
よれば、家の中及び家の周辺に設置され電池で駆動され
る複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段と、前記複
数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段と周期的に起動
される無線回線により接続され前記複数個のセンサ手段
あるいは遠隔制御手段からの情報に基づき家の住環境や
エネルギーの使用状況を監視・通報あるいは制御する住
宅設備機器とある周期で定期的に電波を発射する定期送
信手段とで構成され、前記複数個のセンサ手段あるいは
遠隔制御手段あるいは住宅設備機器はそれぞれ、受信手
段と、前記定期送信手段の電波発射周期の整数分の1に
同期した時間タイミングで前記受信手段を動作状態にす
る時計手段と、前記受信手段によって受信された前記定
期送信手段からの定期的に発射される電波からの情報に
基づき前記時計手段と前記定期送信手段との時計のずれ
を算出し時計手段が前記定期送信手段と同期するよう補
正する時計補正手段と、送信の必要が生じた時前記時計
手段により制御され前記定期送信手段の電波発射周期の
整数分の1に同期した時間タイミングで送信を行う送信
手段を有しているため、各端末の送受信タイミングを一
致させることができるため間欠的に送受信手段に電源を
供給でき、よって電池駆動で長時間の動作を可能とする
ことができる。そして情報伝送の必要が生じた時には短
かい待ち時間で情報伝送が可能となる。
【0022】さらに定期送信手段は定期的に発射する電
波に応答を要求するセンサ手段あるいは遠隔制御手段あ
るいは住宅設備機器を指定する情報を付加する応答指定
手段と指定した機器からの応答状況により複数個のセン
サ手段あるいは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器の動
作状態を監視する状態監視手段を有し、複数個のセンサ
手段あるいは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器は前記
定期送信手段から定期的に発射される電波に自己あての
指定がある場合受信確認の応答を返送する確認応答手段
を有しているため定期送信手段は電池をあまり消費せず
に順番にすべての端末が正常に動作していることを確認
できることとなる。
【0023】さらに複数個のセンサ手段あるいは遠隔制
御手段あるいは住宅設備機器は、前記定期送信手段から
定期的に発射される電波を受信できなかった時あらかじ
め定められた時間タイミングで定期送信手段に対して受
信できなかった旨の応答を返送する未確認応答手段を有
し、定期送信手段は、前記未確認応答手段からの信号を
受信すると前記複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手
段および住宅設備機器の受信動作に同期した時間タイミ
ングで再度時計合わせのための電波を発射する再送信手
段とを有しているため定期的な時計合わせができなかっ
た端末は次の定期的な時計合わせのタイミングまで待つ
こともなく定期送信手段に時計合わせ信号を要求でき確
実に定期送信手段の送信タイミングに同期させることが
できることとなる。
【0024】さらに住宅設備機器は、電話回線と接続す
るための電話回線終端手段と、複数個のセンサ手段から
の情報を電話回線を介して電話回線につながるセンター
に通報する通報手段を有することによりガス給湯器等の
ガス器具の運転状況の監視や自動検針システムやセキュ
リティシステムへと幅の広い応用が可能となる。
【0025】そして定期送信手段の消費電力も非常に低
減されるため電池駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線式住宅設備シス
テムのブロック図
【図2】同システムにおける送受信タイミングの動作説
明図
【図3】同システムにおける他の送受信タイミングの動
作説明図
【図4】同システムにおけるさらに他の送受信タイミン
グの動作説明図
【図5】従来の無線式住宅設備システムのブロック図
【符号の説明】
1 センター装置 2 公衆電話網 3 電話回線終端手段 16 通報及び制御手段 17 受信手段 19 時計手段 20 送信手段 21 応答指定手段 22 状態監視手段 23 定期送信手段 25 送信手段 26 ガス漏れセンサ 27 受信手段 28 時計手段 29 時計補正手段 30 確認応答手段 31 未確認応答手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家の中及び家の周辺に設置され電池で駆動
    される複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段と、前
    記複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段と周期的に
    起動される無線回線により接続され前記複数個のセンサ
    手段あるいは遠隔制御手段からの情報に基づき家の住環
    境やエネルギーの使用状況を監視・通報あるいは制御す
    る住宅設備機器とある周期で定期的に電波を発射する定
    期送信手段とで構成され、前記複数個のセンサ手段ある
    いは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器はそれぞれ、受
    信手段と、前記定期送信手段の電波発射周期の整数分の
    1に同期した時間タイミングで前記受信手段を動作状態
    にする時計手段と、前記受信手段によって受信された前
    記定期送信手段からの定期的に発射される電波からの情
    報に基づき前記時計手段と前記定期送信手段との時計の
    ずれを算出し時計手段が前記定期送信手段と同期するよ
    う補正する時計補正手段と、送信の必要が生じた時前記
    時計手段により制御され前記定期送信手段の電波発射周
    期の整数分の1に同期した時間タイミングで送信を行う
    送信手段を備えた無線式住宅設備システム。
  2. 【請求項2】定期送信手段は定期的に発射する電波に応
    答を要求するセンサ手段あるいは遠隔制御手段あるいは
    住宅設備機器を指定する情報を付加する応答指定手段と
    指定した機器からの応答状況により複数個のセンサ手段
    あるいは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器の動作状態
    を監視する状態監視手段を有し、複数個のセンサ手段あ
    るいは遠隔制御手段あるいは住宅設備機器は前記定期送
    信手段から定期的に発射される電波に自己あての指定が
    ある場合受信確認の応答を返送する確認応答手段を備え
    た請求項1記載の無線式住宅設備システム。
  3. 【請求項3】複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段
    あるいは住宅設備機器は、前記定期送信手段から定期的
    に発射される電波を受信できなかった時あらかじめ定め
    られた時間タイミングで定期送信手段に対して受信でき
    なかった旨の応答を返送する未確認応答手段を有し、定
    期送信手段は、前記未確認応答手段からの信号を受信す
    ると前記複数個のセンサ手段あるいは遠隔制御手段およ
    び住宅設備機器の受信動作に同期した時間タイミングで
    再度時計合わせのための電波を発射する再送信手段とを
    備えた請求項1または請求項2記載の無線式住宅設備シ
    ステム。
  4. 【請求項4】住宅設備機器は、電話回線と接続するため
    の電話回線終端手段と、複数個のセンサ手段からの情報
    を電話回線を介して電話回線につながるセンターに通報
    する通報手段を備えた請求項1、2または3記載の無線
    式住宅設備システム。
  5. 【請求項5】住宅設備機器は、定期送信手段を内蔵し、
    電池駆動を特徴とする請求項4記載の無線式住宅設備シ
    ステム。
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