JP2012086761A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の加速意図が相対的に弱い場合に必要な加速がエンジン始動線に近くても、EVモードを継続する頻度を増やし得るハイブリッド車の制御装置を提供する。
【解決手段】運転者の加速意図が相対的に弱い場合に、実アクセル開度に対して1:1未満となる制御用アクセル開度を設定した遅開き特性γを参照して、実アクセル開度を制御用アクセル開度に変換する手段と、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を超える前には第1運転モードを、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を越えると第2運転モードを選択する手段とを備え、遅開き特性γの実アクセル開度に対する制御用アクセル開度の増加率である開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させる。
【選択図】図10

Description

この発明はハイブリッド車両の制御装置、特にエンジン始動制御に関する。
運転者の加速意図が相対的に弱い場合に、実アクセル開度に対して1:1未満となる制御用アクセル開度を設定した遅開き特性を参照して、実アクセル開度を制御用アクセル開度に変換する。そして、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を超える前にはEVモードを、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を超えるとHEVモードに切換えるものがある(特許文献1参照)。
特開2008−126901号公報
ところで、運転者の加速意図が相対的に弱い場合に、遅開き特性を用いることでEVモードの持続性が向上する。しかしながら、必要な加速がエンジン始動線に近いと、アクセルペダルをゆっくり踏み込んでもモータトルクの応答が遅れる分だけはアクセルペダルを踏み過ぎてしまい、HEVモードに切換えられてしまうという問題がある。
そこで本発明は、運転者の加速意図が相対的に弱い場合に必要な加速がエンジン始動線に近くても、EVモードを継続する頻度を増やし得るハイブリッド車の制御装置を提供することを目的とする。
本発明のハイブリッド車両の制御装置は、動力源としてエンジン及びモータジェネレータを備え、エンジンを停止させモータジェネレータからの動力のみによる第1運転モードと、エンジン及びモータジェネレータの双方からの動力による第2運転モードとが選択可能であるハイブリッド車両において、運転者の加速意図が相対的に強い場合か相対的に弱い場合のいずれにあるかを判定する加速意図判定手段と、この判定結果より運転者の加速意図が相対的に弱い場合に、実アクセル開度に対して1:1未満となる制御用アクセル開度を設定した遅開き特性を参照して、実アクセル開度を制御用アクセル開度に変換する制御用アクセル開度変換手段と、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を超える前には前記第1運転モードを、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を越えると前記第2運転モードを選択する運転モード選択手段とを備えている。そして、前記遅開き特性の実アクセル開度に対する制御用アクセル開度の増加率である開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させる。
本発明によれば、エンジン始動線手前の領域でアクセル開度に不感帯を作り、駆動力が出るタイミングを低開度側にもってくることが可能となることから、モータトルクの応答遅れ分アクセルペダルを踏み込んでもエンジン始動線を超えにくくなり、第1運転モードを継続する頻度を増やすことができる。
本発明の第1実施形態のハイブリッド車両のパワートレインの一例の概略構成図である。 第1実施形態のハイブリッドシステムの構成図である。 第1実施形態の統合コントローラの演算ブロック図である。 目標定常駆動トルクマップの特性図である。 アシストトルクマップの特性図である。 エンジン始動停止線の特性図である。 走行中要求発電出力の特性図である。 エンジン最良燃費線を示す特性図である。 変速線図である。 実アクセル開度に対する制御用アクセル開度の特性図である。 制御用アクセル開度変換部の詳細ブロック図である。 加速意図が相対的に弱い場合の制御用アクセル開度、エンジン始動フラグ、要求駆動トルクの変化を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の実アクセル開度に対する制御用アクセル開度の特性図である。 第2実施形態の統合コントローラの演算ブロック図である。 第2実施形態の制御用アクセル開度変換部の詳細ブロック図である。 第2実施形態の車速による直線補間を説明するための特性図である。 第3実施形態の実アクセル開度に対する制御用アクセル開度の特性図である。 第1実施形態のハイブリッド車両のパワートレインの他の例の概略構成図である。 第1実施形態のハイブリッド車両のパワートレインの他の例の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のハイブリッド車両のパワートレインの一例の概略構成図を示している。なお、図18、図19に示したようにハイブリッド車両のパワートレインの構成、特に第2クラッチ5の位置は図1に示すものに限定されない。
エンジン1の出力軸とモータジェネレータ2の入力軸とが、トルク容量可変の第1クラッチ4を介して、モータジェネレータ2の出力軸と自動変速機3の入力軸とが連結されている。自動変速機3の出力軸にはディファレンシャルギア6を介してタイヤ7が連結されている。
自動変速機3内には、シフト状態に応じて異なる動力伝達を担っているトルク容量可変のクラッチを有するので、これらのクラッチのうちの1つを第2クラッチ5として用いる。これにより自動変速機3は、第1クラッチ4を介して入力されるエンジン1の動力と、モータジェネレータ2から入力される動力を合成してタイヤ7へ出力する。上記の第1クラッチ4とこの第2クラッチ5とには、例えば比例ソレノイドで油流量および油圧を連続的に制御できる湿式多版クラッチを用いればよい。
ハイブリッド車両のパワートレインには、第1クラッチ4の接続状態に応じて2つの運転モードを有している。まず、第1クラッチ4の切断状態では、モータジェネレータ2の動力のみで運転(走行)する電気運転モード(以下「EVモード」という。)となる。第1クラッチ4の接続状態では、エンジン1とモータジェネレータ2の双方の動力で運転(走行)するハイブリッド運転モード(以下「HEVモード」という。)となる。なお、第2クラッチ5は後述するようにエンジンの始動時に半クラッチとされるくらいで、車両運転中は常に接続状態にある。
図2は制御装置を含んだハイブリッドシステムの構成図を示している。
ハイブリッドシステムは、主にパワートレインの動作点を統合制御する統合コントローラ20、エンジン1を制御するエンジンコントローラ21、モータジェネレータ2を制御するモータジェネレータコントローラ22、モータジェネレータ2を駆動するインバータ8、電気エネルギーを蓄えるバッテリ9からなっている。
統合コントローラ20には、パワートレインの動作点を決定するために、エンジンの回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ10からの信号と、モータジェネレータ2の回転速度Nmを検出するモータジェネレータ回転速度センサ11からの信号と、自動変速機3の入力軸回転速度Niを検出する自動変速機入力軸回転速度センサ12からの信号と、自動変速機3の出力軸回転速度Noを検出する自動変速機出力軸回転速度センサ13からの信号と、アクセル開度APO(=実アクセル開度rAPO)を検出するアクセル開度センサ17からの信号と、ブレーキ油圧BPSを検出するブレーキ油圧センサ23からの信号と、バッテリ9の充電状態を検出するSOCセンサ16からの信号とが入力する。
統合コントローラ20は、アクセル開度APOとバッテリ充電状態SOCと、車速VSP(自動変速機出力軸回転速度Noに比例)とに応じて、運転者が望む駆動力を実現できる運転モードを選択すると共に、モータジェネレータコントローラ22に目標モータジェネレータトルクもしくは目標モータジェネレータ回転速度を、エンジンコントローラ21に目標エンジントルクを、第1クラッチ4の油圧を制御するソレノイドバルブ14、第2クラッチ5の油圧を制御するソレノイドバルブ15に駆動信号を指令する。
エンジンコントローラ21は、エンジントルクが目標エンジントルクとなるようにエンジン1を制御し、モータジェネレータコントローラ22はモータジェネレータ2のトルクが目標モータジェネレータトルクとなるよう(またはモータジェネレータの回転速度が目標モータジェネレータの回転速度となるよう)、バッテリ9及びインバータ8を介してモータジェネレータ2を制御する。
ここで、統合コントローラ20で行われる制御を、図3に示すブロック図を用いて説明する。
制御用アクセル開度変換部90では、アクセル開度センサ17により検出される実際のアクセル開度(以下「実アクセル開度」という。)rAPOの変化速度に基づいて加速意図が相対的に強いか相対的に弱いかを判定し、その加速意図に応じて実アクセル開度rAPOを制御用アクセル開度cAPOに変換する。これについては後で詳述する。
なお、以下の制御ではこの制御用アクセル開度cAPOを用いるのであるが、実アクセル開度rAPOと制御用アクセル開度cAPOとを区別する必要があるのは、制御用アクセル開度変換部90においてだけであるので、以下では制御用アクセル開度cAPOを単に「アクセル開度APO」として述べる。
目標定常駆動トルク演算部100では、アクセル開度APOと変速機入力軸回転速度Niから図4に示す目標定常駆動トルクマップを用いて目標定常駆動トルクを算出する。アシストトルク演算部110では、アクセル開度APOと変速機入力軸回転速度Niから図5に示すモータジェネレータ2のアシストトルクマップを用いてモータジェネレータ2のアシストトルクを算出する。
運転モード選択部200では、図6に示すエンジン始動停止線マップを用いて、運転モード(HEVモード、EVモード)を演算する。ここで、エンジン始動停止線とはエンジン始動線(実線参照)及びエンジン停止線(破線参照)の総称である。エンジン始動線及びエンジン停止線は、車速VSPとアクセル開度APOとをパラメータとして設定されている。また、エンジン始動線及びエンジン停止線は、バッテリ充電状態SOCが低くなるにつれて、アクセル開度が小さくなる方向に低下する。
例えば、運転点がエンジン始動線を下方より上方へと横切るとき、それまで停止状態にあったエンジン1が始動され、これによってEV走行からHEV走行に切換わる。一方、運転点がエンジン停止線を上方より下方へと横切るとき、それまで運転状態にあったエンジン1が停止され、これによってHEV走行からEV走行に切換わる。
目標発電出力演算部300では、バッテリ充電状態SOCから図7に示す走行中発電要求出力マップを用いて走行中発電要求出力を演算し、この走行中発電要求出力を目標発電出力とする。要求発電出力演算部310では、エンジン1の現在の動作点から図8で示す最良燃費線までエンジントルクを上げるために必要な出力を演算し、前記目標発電出力と比較して少ない出力を要求発電出力とする。
動作点指令部400では、アクセル開度APO、目標定常駆動トルク、モータジェネレータ2のアシストトルク、運転モード、車速VSP、要求発電出力から、これらを動作点到達目標として、過渡的な目標エンジントルクと目標モータジェネレータトルクと目標第2クラッチトルク容量と目標変速比と第1クラッチ4のソレノイド電流指令を演算する。
変速制御部500では、目標第2クラッチトルク容量と目標変速比とから、これらを達成するように自動変速機3内のソレノイドバルブを駆動制御する。また、変速制御部500では、車速VSPとアクセル開度APOから図9に変速線図を用いて現在の変速段から次変速段をいくつにするか判定し、変速要求があれば変速クラッチを制御をして変速させる。
エンジン1の始動処理は、統合コントローラ20が次にように行う。すなわち、EVモード状態で図6に示すエンジン始動線をアクセル開度APOが越えた時点で、第2クラッチ5を半クラッチ状態にスリップさせるように第2クラッチ5のトルク容量を制御し、第2クラッチ5がスリップを開始したと判断した後に第1クラッチ4の締結を開始してエンジン回転速度Neを上昇させる。エンジン回転速度Neが初爆可能な回転速度に到達したらエンジン1を作動させ、モータジェネレータ回転速度Nmとエンジン回転速度Neが近くなったところで第1クラッチ4を完全に締結し、その後第2クラッチ5をロックアップさせてHEVモードに遷移させる。
上記の制御用アクセル開度変換部90は、運転者の加速意図をみて、加速意図が相対的に強い場合には早開き特性を参照してEVモードからHVモードへの切換を速やかに行わせて、加速意図が相対的に強い場合に応じるようにし、加速意図が相対的に弱い場合には遅開き特性を参照してEVモードでの運転が長く行われるようにするものである。
図10は従来の早開き特性αと従来の遅開き特性βを示すもので、横軸を実アクセル開度rAPO、縦軸を制御アクセル開度cAPOとして設定されている。図10において従来の早開き特性α(太実線参照)は、実アクセル開度rAPOと制御アクセル開度cAPOとが1:1の関係を有する特性である。加速意図が相対的に強い場合にこの早開き特性αを用いる。実アクセル開度rAPOを増してゆくとき、早開き特性αによれば実アクセル開度rAPOが第1所定値A1となったタイミングでエンジン始動線に到達するためエンジン1が始動され、EVモードよりHEVモードへと切換わる。
一方、従来の遅開き特性β(細実線参照)は実アクセル開度rAPOと制御アクセル開度cAPOとが1:1未満の関係を有する特性である。加速意図が相対的に弱い場合にこの遅開き特性βを用いる。実アクセル開度rAPOを増してゆくとき、遅開き特性βによれば実アクセル開度rAPOが第1所定値A1より大きい第2所定値A2となったタイミングでエンジン始動線に到達するためエンジン1が始動され、EVモードよりHEVモードへと切換わる。加速意図が相対的に弱い場合には実アクセル開度rAPOが第2所定値A2となるまでEVモードが継続されるのであり、これによってEVモードで運転する機会が増やされる。
なお、実アクセル開度rAPOを増していくと、遅開き特性βを表す直線が早開き特性αを表す直線に到達する。この到達点より大きな実アクセル開度rAPOの領域では、遅開き特性βは早開き特性αと一致する。
ところで、従来の遅開き特性βによればEVモードの持続性が向上するのは確かであるが、必要な加速がエンジン始動線に近い場合に、アクセルペダルをゆっくり踏み込んでもモータトルクの応答が遅れる分だけはアクセルペダルを踏み込み過ぎる傾向がある。これによりエンジン始動線を超えてしまい、HEVモードに遷移してしまうという問題がある。
そこで本発明の第1実施形態では、図10に一点鎖線で重ねて示したように、従来の遅開き特性βとは異なる遅開き特性γを新たに設定する。すなわち、この新たな遅開き特性γでは、実アクセル開度rAPOに対する制御用アクセル開度cAPOの増加率である開度増加率(傾き)をエンジン始動線手前の領域(第1領域とする)と当該領域になる前の領域(第2領域とする)とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を大幅に低下させる。具体的には、第1所定値A1と第2所定値A2の間に第3所定値A3を定め、ゼロから第3所定値A3までの間(第2領域)で従来の遅開き特性βよりも開度増加率を大きくし、第3所定値A3から第2所定値A2までの間(第1領域)での開度増加率を、ゼロから第3所定値A3までの間での開度増加率よりも大幅に小さくする。なお、エンジン始動線を超える領域での遅開き特性γは従来の遅開き特性βと同じである。
実アクセル開度rAPOがエンジン始動線の手前である第3所定値A3から第2所定値A2までの間(第1領域)にあるときには、実アクセル開度rAPOを増しても制御アクセル開度cAPOがほとんど変化しないのであるから、アクセル開度に不感帯を作ったことに相当する。一方、実アクセル開度rAPOがゼロから第3所定値A3までの間(第2領域)にあるときに開度増加率を従来の遅開き特性βの開度増加率より増やしたことは、駆動力が出るタイミングを従来の遅開き特性βの場合より低アクセル開度側に移動したことを意味する。これによって、エンジン始動線手前でアクセル開度に不感帯を作り、駆動力が出るタイミングを低アクセル開度側にもってくることで、モータトルクの応答遅れ分だけアクセルペダルを踏み込み勝ちになっても、エンジン始動線を超えにくくなるので、EVモードを継続する頻度が増えることとなる。なお、本実施形態の早開き特性は従来の早開き特性αと同じとする。
図11は図3の制御用アクセル開度変換部90の詳細ブロック図である。
図11において、遅開き対応制御用アクセル開度演算部91では、実アクセル開度rAPOから図10に示した遅開き特性γを参照して、遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreを算出する。一方、早開き対応制御用アクセル開度演算部92では、実アクセル開度rAPOから図10に示した早開き特性αを参照して、早開き対応制御用アクセル開度cAPOadを算出する。
加速意図判定部93では、加速意図が相対的に強いか相対的に弱いかを運転者の要求負荷を表す実アクセル開度rAPOの変化速度(所定時間当たりの実アクセル開度の増加量)ΔAPOと所定値との比較により判定する。実アクセル開度rAPOの変化速度ΔAPOが所定値を超えるときには加速意図が相対的に強いと、実アクセル開度rAPOの変化速度ΔAPOが所定値以下であるときには加速意図が相対的に弱いと判定する。
スイッチ部94では、この加速意図判定部93からの判定結果に基づき、加速意図が相対的に強い場合には、早開き対応制御用アクセル開度cAPOadを制御用アクセル開度cAPOとして出力する。加速意図が相対的に弱い場合には、遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreを制御用アクセル開度cAPOとして出力する。
ここで、本実施形態の作用効果を説明する。
図12は加速意図が相対的に弱い場合にエンジン始動線近くまでアクセルペダルを踏み込んだとき、従来と本実施形態とで制御用アクセル開度cAPO、エンジン始動フラグ、要求駆動トルクがどのように違って変化するのかを示したタイミングチャートである。従来の遅開き特性βによる場合を破線で、本実施形態の遅開き特性γによる場合を実線で示している。
従来の遅開き特性βによる場合には、制御用アクセル開度cAPOがエンジン始動線を超え、HEVモードへと切換えられることがあっても、本実施形態の遅開き特性γによる場合には、エンジン始動線を超えることがなく、EVモードが継続されている。また、要求駆動トルクが同じでも、エンジン始動線に対して実アクセル開度に余裕ができるので、アクセルペダル踏み込み量のバラツキを吸収できる。
このように、本実施形態によれば、動力源としてエンジン1及びモータジェネレータ2を備え、EVモード(エンジン1を停止させモータジェネレータ2からの動力のみによる第1運転モード)と、HEVモード(エンジン1及びモータジェネレータ2の双方からの動力による第2運転モード)とが選択可能であるハイブリッド車両において、運転者の加速意図が相対的に強い場合か相対的に弱い場合のいずれにあるかを判定し(図11の加速意図判定部93参照)、この判定結果より運転者の加速意図が相対的に弱い場合に、アクセル開度検出値rAPOに対して1:1未満となる制御用アクセル開度を設定した遅開き特性γを参照して、アクセル開度検出値rAPOを制御用アクセル開度cAPOに変換し(図3の制御用アクセル開度変換部90、図11の遅開き対応制御用アクセル開度演算部91、スイッチ部94参照)、この変換された制御用アクセル開度cAPOがエンジン始動線を超える前にはEVモードを、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を越えるとHEVモードを選択する(図3の運転モード選択部200参照)と共に、遅開き特性γの実アクセル開度rAPOに対する制御用アクセル開度cAPOの増加率である開度増加率をエンジン始動線手前の領域(第1領域)と当該領域になる前の領域(第2領域)とで異ならせ、当該領域になる前の領域(第2領域)での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域(第1領域)での開度増加率を大幅に低下させるので、エンジン始動線手前の領域(第1領域)でアクセル開度に不感帯を作り、駆動力が出るタイミングを低開度側の第2領域にもってくることが可能となることから、モータトルクの応答遅れ分アクセルペダルを踏み込んでもエンジン始動線を超えにくくなり、EVモードを継続する頻度を増やすことができる。
図13は第2実施形態の実アクセル開度に対する制御アクセル開度の特性図で、第1実施形態の図10と置き換わるものである。
第2実施形態は車速VSPの違いに着目するものである。第1実施形態の遅開き特性γが、例えば低車速側における加速意図が相対的に弱い場合に適合したものであったとする。一方、加速意図が相対的に弱い場合とはいえ、車速が高いほどEVモードで走行できる加速度が小さくなるので、アクセルペダルを踏み込み勝ちとなる傾向を有する。このため、高車速側における加速意図が相対的に弱い場合にも、低車速側における加速意図が相対的に弱い場合に適合した遅開き特性γを用いたのでは、高車速側におけるアクセルペダルの踏み込み勝ちな傾向によって、HEVモードへと切換えられてしまうことが考えられる。
そこで、第2実施形態では、低車速側の遅開き特性γとは別に高車速側の遅開き特性δを用意して、この2つの遅開き特性γ、δを車速VSPで切換えるようにすると共に、エンジン始動線手前の領域での高車速側の遅開き特性δの開度増加率をエンジン始動線手前の領域での低車速側の遅開き特性γの開度増加率よりも低下させる。具体的には、図13において低車速側の遅開き特性γでは、ゼロから第3所定値A3までの間(低車速側第2領域とする)で従来の遅開き特性βよりも開度増加率を大きくし、第3所定値A3から第2所定値A2までの間(低車速側第1領域とする)での開度増加率を、ゼロから第3所定値A3までの間(低車速側第2領域)での開度増加率よりも小さくしているものとする。
一方、第3所定値よりも小さい第4所定値A4を定め、ゼロから第4所定値A4までの間(高車速側第2領域とする)での高車速側の遅開き特性δの開度増加率を、低車速側の遅開き特性γの低車速側第2領域での開度増加率よりも大きくし、かつ第4所定値A4から第2所定値A2までの間(高車速側第1領域とする)での高車速側の遅開き特性δの開度増加率を、低車速側第1領域での低車速側の遅開き特性γの開度増加率よりも小さくする。
また、第2所定値A2を超えた領域では、高車速側の遅開き特性δの開度増加率を、低車速側の遅開き特性γの開度増加率よりも大きくする。これは、高車速側で加速意図が相対的に弱い場合においても、低車速側で加速意図が相対的に弱い場合よりもレスポンスを向上させるためである。
なお、早開き特性についても、低車速側の早開き特性と高車速側の早開き特性とを別々に設定し、この2つの早開き特性を車速VSPで切換えるようにする。例えば、第1実施形態の早開き特性αが低車速側における加速意図が相対的に強い場合に適合したものであったとしたとき、高車速側の早開き特性εの開度増加率を低車速側の早開き特性αの開度増加率よりも増加させる。これは、高車速側で加速意図が相対的に強い場合には、低車速側で加速意図が相対的に強い場合よりもレスポンスを向上させるためである。
図14は第2実施形態の統合コントローラ20の演算ブロック図、図15は第2実施形態の制御用アクセル開度変換部600の詳細ブロック図で、それぞれ第1実施形態の図3、図11と置き換わるものである。図3、図11と同一部分には同一番号を付している。
第1実施形態と相違するのは制御用アクセル開度変換部600の内容のみである。
図15において、低車速側遅開き対応制御用アクセル開度演算部601では、実アクセル開度rAPOから低車速側の遅開き特性βを参照して、低車速側の遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreLoを算出する。高車速側遅開き対応制御用アクセル開度演算部602では、実アクセル開度rAPOから高車速側の遅開き特性δを参照して、高車速側の遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreHiを算出する。
補間計算部603では、車速VSPが第1判定値V1以下のとき、低車速側の遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreLoを遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreとして、また車速VSPが第1判定値V1より大きい第2判定値V2以上のとき、高車速側の遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreHiを遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreとして出力する。
一方、車速VSPが第1判定値V1を超えておりかつ第2判定値未満であるときには、図16に示したように、低車速側の遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreLoと、高車速側の遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreHiとを車速で直線補間し、直線補間した値を遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreとして出力する。
次に、低車速側早開き対応制御用アクセル開度演算部604では、実アクセル開度rAPOから低車速側の早開き特性αを参照して、低車速側の早開き対応制御用アクセル開度cAPOadLoを算出する。高車速側早開き対応制御用アクセル開度演算部605では、実アクセル開度rAPOから高車速側の早開き特性εを参照して、高車速側の早開き対応制御用アクセル開度cAPOadHiを演算する。
補間計算部606では、車速VSPが第1判定値V1以下のとき、低車速側の早開き対応制御用アクセル開度cAPOadLoを早開き対応制御用アクセル開度cAPOadとして、また車速VSPが第2判定値V2以上のとき、高車速側の早開き対応制御用アクセル開度cAPOadHiを早開き対応制御用アクセル開度cAPOadとして出力する。
一方、車速VSPが第1判定値V1を超えておりかつ第2判定値未満であるときには、図16に示したのと同様にして、低車速側の早開き対応制御用アクセル開度cAPOadLoと、高車速側の早開き対応制御用アクセル開度cAPOadHiとを車速で直線補間し、直線補間した値を早開き対応制御用アクセル開度cAPOadとして出力する。
加速意図判定部93では、実アクセル開度の変化速度ΔAPOを算出し、この変化速度ΔAPOと所定値とを比較することにより、加速意図を判定する。すなわち、変化速度ΔAPOが所定値を超えていれば、加速意図が相対的に強い場合であると、変化速度ΔAPOが所定値以下であれば加速意図が相対的に弱いと判定する。
スイッチ部94では、この加速意図判定部93からの判定結果に基づき、加速意図が相対的に強い場合には、早開き対応制御用アクセル開度cAPOadを制御用アクセル開度cAPOとして出力する。加速意図が相対的に弱い場合には、遅開き対応制御用アクセル開度cAPOreを制御用アクセル開度cAPOとして出力する。
このように、第2実施形態によれば、開度増加率をエンジン始動線手前の領域(低車速側第1領域)と当該領域になる前の領域(低車速側第2領域)とで異ならせ、当該領域になる前の領域(低車速側第2領域)での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域(低車速側第1領域)での開度増加率を低下させる低車速側の遅開き特性γと、開度増加率をエンジン始動線手前の領域(高車速側第1領域)と当該領域になる前の領域(高車速側第2領域)とで異ならせ、当該領域になる前の領域(高車速側第2領域)での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域(高車速側第1領域)での開度増加率を低下させる高車速側の遅開き特性δとを有し、これら2つの遅開き特性γ、δを車速VSPで切換えると共に、エンジン始動線手前の領域での高車速側の遅開き特性δの開度増加率を、エンジン始動線手前の領域での低車速側の遅開き特性γの開度増加率より低下させるので(図13参照)、高車速側でエンジン始動線の手前でアクセルペダルを踏み込み勝ちになっても、エンジン始動線を超えにくくなり、EVモードを継続する頻度を増やすことができる。
なお、第2実施形態では、低車速側と高車速側の2つに分割する場合で説明したが、これに限られるものでない。例えば、低車速側より第1車速域、第2車速域、第3車速域の3つに分割する場合であれば、第1車速域、第2車速域の2つの車速域に対して第1車速域を低車速側、第2車速域を高車速側とすればよい。第2車速域、第3車速域の2つの車速域に対しては第2車速域を低車速側、第3車速域を高車速側とすればよい。このように、第2実施形態は、複数の車速域に分割する場合に適用がある。
図17は第3実施形態の実アクセル開度に対する制御アクセル開度の特性図で、第1実施形態の図10と置き換わるものである。
第3実施形態は自動変速機3のシフト位置の違いに着目するものである。ここで、シフト位置はシフトレバー位置を検出するセンサにより検出すればよい。
第1実施形態の遅開き特性γが、例えば加速意図が相対的に弱い場合にDレンジで適合したものであったとする。一方、加速意図が相対的に弱い場合とはいえ、Rレンジでは後方の視界が悪いのでショックなどに敏感であり、なるべくEVモードでの運転(走行)を継続したい要求がある。このため、Rレンジの状態で加速意図が相対的に弱い場合にも、Dレンジの状態で加速意図が相対的に弱い場合に適合した遅開き特性γを用いたのでは、なるべくEVモードでの走行を継続したいRレンジの状態でありながらHEVモードへと切換えられてしまうことが考えられる。
そこで、第3実施形態は、Dレンジの遅開き特性γとは別にRレンジの遅開き特性ζを用意して、この2つの遅開き特性γ、ζをシフト位置で切換えるようにすると共に、エンジン始動線手前の領域でのRレンジの遅開き特性ζの開度増加率をエンジン始動線手前の領域でのDレンジの遅開き特性γの開度増加率よりも低下させる。具体的には、図17において、Dレンジの遅開き特性γでは、ゼロから第3所定値A3までの間(Dレンジ第2領域とする)で従来の遅開き特性βよりも開度増加率を大きくし、第3所定値A3から第2所定値A2までの間(Dレンジ第1領域とする)での開度増加率を、ゼロから第3所定値A3までの間(Dレンジ第2領域)での開度増加率よりも小さくしているものとする。
一方、第3所定値よりも小さい第5所定値A5を定め、ゼロから第5所定値A5までの間(Rレンジ第2領域とする)でのRレンジの遅開き特性ζの開度増加率を、Dレンジの遅開き特性γのDレンジ第2領域での開度増加率よりも大きくする。かつ、第5所定値A5から第2所定値A2までの間(Rレンジ第1領域とする)での開度増加率を、Dレンジ第1領域でのDレンジの遅開き特性γの開度増加率よりも小さくする。
また、第2所定値A2を超えた領域では、Rレンジの遅開き特性ζの開度増加率を、Dレンジの遅開き特性γの開度増加率より小さくする。これは、Rレンジの状態で加速意図が相対的に弱い場合には、Dレンジの状態で加速意図が相対的に弱い場合よりも加速を抑える必要があるためである。
このように、第3実施形態によれば、開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させるDレンジの遅開き特性γと、開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させるRレンジの遅開き特性ζとを有し、これら2つの遅開き特性をシフト位置に応じて切換えると共に、エンジン始動線手前の領域でのRレンジの遅開き特性ζの開度増加率を、エンジン始動線手前の領域でのDレンジの遅開き特性γの開度増加率より低下させるので(図17参照)、Rレンジの状態においてエンジン始動線の手前でアクセルペダルを踏み込み勝ちになっても、エンジン始動線を超えにくくなり、EVモードを継続する頻度を増やすことができる。これによって、後方の視界が悪いRレンジの状態での車両後退途中にHEVモードに切換わることによるショックを防止できる。
1 エンジン
2 モータジェネレータ
4 第1クラッチ
5 第2クラッチ
20 統合コントローラ

Claims (3)

  1. 動力源としてエンジン及びモータジェネレータを備え、
    エンジンを停止させモータジェネレータからの動力のみによる第1運転モードと、エンジン及びモータジェネレータの双方からの動力による第2運転モードとが選択可能であるハイブリッド車両において、
    運転者の加速意図が相対的に強い場合か相対的に弱い場合のいずれにあるかを判定する加速意図判定手段と、
    この判定結果より運転者の加速意図が相対的に弱い場合に、実アクセル開度に対して1:1未満となる制御用アクセル開度を設定した遅開き特性を参照して、実アクセル開度を制御用アクセル開度に変換する制御用アクセル開度変換手段と、
    この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を超える前には前記第1運転モードを、この変換された制御用アクセル開度がエンジン始動線を越えると前記第2運転モードを選択する運転モード選択手段と
    を備え、
    前記遅開き特性の実アクセル開度に対する制御用アクセル開度の増加率である開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させる低車速側の遅開き特性と、
    開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させる高車速側の遅開き特性と
    を有し、これら2つの遅開き特性を車速で切換えると共に、
    エンジン始動線手前の領域での高車速側の遅開き特性の開度増加率を、エンジン始動線手前の領域での低車速側の遅開き特性の開度増加率より低下させることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させるDレンジの遅開き特性と、
    開度増加率をエンジン始動線手前の領域と当該領域になる前の領域とで異ならせ、当該領域になる前の領域での開度増加率よりエンジン始動線手前の領域での開度増加率を低下させるRレンジの遅開き特性と
    を有し、これら2つの遅開き特性をシフト位置に応じて切換えると共に、
    エンジン始動線手前の領域でのRレンジの遅開き特性の開度増加率を、エンジン始動線手前の領域でのDレンジの遅開き特性の開度増加率より低下させることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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