JP5338426B2 - ハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、モータのみの駆動力で走行するEVモードと、モータとエンジンとを駆動させて走行するHEVモードとに切換可能なハイブリッド車両におけるアクセル踏込反力の可変制御技術に関する。
従来、ハイブリッド車両において、車両運転状態に応じてアクセル踏込反力を可変制御するようにしたものが、特許文献1などにより知られている。
この特許文献1には、アクセルペダルの踏込反力を可変設定可能な踏込反力発生機構と、車速と要求トルクとに応じて、車両運転状態が、車両駆動用モータにより車両を駆動走行させるモータ走行領域およびエンジンにより車両を駆動走行させるエンジン走行領域のどちらの走行領域にあるかを判定する走行領域判定手段と、モータ走行領域からエンジン走行領域に移行する際には、アクセルペダルの踏込反力が増加するよう踏込反力調整手段と、を備えたハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置が開示されている。
特開2005−271618号公報
ハイブリッド車両では、モータを走行用と充電用とで同時に使用することができないシステムにおいては、モータ走行(EVモード走行)を継続するとバッテリの充放電量SOCが不足したり、逆にエンジン走行(HEVモード走行)を継続していると充放電量SOCが飽和したりする。
そこで、前者の場合は、強制的にエンジン走行(HEVモード走行)に移行して、充電を行ない、後者の場合は、充電を停止したり、強制的にモータ走行(EVモード走行)に移行して放電を行なったりしている。
このように、強制的に走行モードを変更した場合、運転者に違和感を与えることがある。
しかしながら、従来のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置は、燃費効率の低い高回転高負荷領域での運転にならないように促しているものの、上述のような問題を解決するのに用いることはできなかった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、アクセル反力発生機構を利用して、バッテリの充放電量の最適化を図ることが可能な新規なハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置は、
駆動輪側に駆動力を伝達可能なモータと、このモータと駆動力を相互に伝達可能に設けられたエンジンと、このエンジンの駆動により発電を行なう発電機と、バッテリの充放電量に基づいて、前記モータおよび発電機による放電および充電を制御する充放電制御手段と、を備えている。そして、アクセル開度と車速とを含む車両状態に応じ、HEVモードとEVモードとに切り換える走行モード制御手段と、アクセルペダルの踏込反力を変更可能な踏込反力発生機構と、充放電量に基づき、充放電量があらかじめ設定された目標範囲に向かう方向に、踏込反力発生機構によりアクセルペダルの踏込反力を制御する踏込反力制御手段と、を備えている。この踏込反力制御手段は、前記HEVモードでは、前記充放電量が前記目標範囲よりも多い場合は、前記EVモードに移行されやすくなるように前記踏込反力を強くし、前記目標範囲よりも少ない場合は、前記HEVモードに保持されやすくなるように前記踏込反力を弱くし、一方、前記EVモードでは、前記充放電量が前記目標範囲よりも多い場合は、前記EVモードに保持されやすくなるように前記踏込反力を強くし、前記充放電量が前記目標範囲よりも少ない場合は、前記HEVモードに移行されやすくなるように前記踏込反力を弱くすることを特徴とするハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置とした。
本発明のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置では、充放電量に基づき、充放電量が目標範囲に向かう方向にアクセルペダルの踏込反力を変化させるようにした。すなわち、アクセルペダルの踏込反力に基づいて、運転者が、充放電量が目標範囲に向かうようなアクセル操作を行なうことを促し、充放電量を適切に管理することが可能である。このように、充放電量を目標範囲に収束させることで、燃費の向上を図ることが可能であり、これをアクセル操作に基づいて行なうことで、運転者に違和感を与えにくい。
加えて、HEVモード走行時に、充放電量が目標範囲よりも多い場合は、アクセルペダルの踏込反力を強くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルの踏込量を浅くするように促され、EVモードに移行しやすくなる。よって、モータで放電を行なって充放電量が目標範囲に向かって減少しやすくなる。
HEVモード走行時に、充放電量が目標範囲よりも少ない場合は、アクセルペダルの踏込反力を弱くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルの踏込量を深くするように促され、HEVモードに保持されやすくなり、よって、発電機で充電されて充放電量が目標範囲に向かって増加しやすくなる。
さらに、EVモード走行時に、充放電量が目標範囲よりも多い場合は、アクセルペダルの踏込反力を強くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルの踏込量を浅くするように促され、EVモードに保持されやすくなる。よって、モータで放電されて、充放電量が目標範囲に向かって減少しやすくなる。
EV走行時に、充放電量が目標範囲よりも少ない場合は、アクセルペダルの踏込反力を弱くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルの踏込量を深くするように促され、HEVモードに移行されやすくなる。よって、発電機で充電されて充放電量が目標範囲に向かって増加しやすくなる。
実施例1のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両(車両の一例)を示す全体システム図である。 実施例1における統合コントローラ10にて実行される演算処理を示す制御ブロック図である。 実施例1における統合コントローラ10で目標定常トルクおよびモータアシストトルクを決定するのに用いられる特性を説明する特性図であり、(a)は目標定常トルク特性図、(b)はモータアシストトルクマップである。 実施例1における統合コントローラ10でのモード選択処理を行なう際に用いられるEV−HEV選択マップを示すモード特性図である。 実施例1における統合コントローラ10の目標充放電演算部300でバッテリ充電制御を行なう際に用いられる目標充放電量マップを示す充放電量特性図である。 実施例1における統合コントローラ10の目標充放電演算部300で、最良燃費線までエンジントルクを上げるために必要な出力を演算するのに用いるエンジン出力特性図である。 実施例1における統合コントローラ10にて実行される指令値を出力するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1における統合コントローラ10にて実行される反力係数Kの設定制御の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1で用いられる第1反力係数マップを示す第1反力係数特性図である。 実施例1におけるEVモード用の第2反力係数マップを示す第2反力係数特性図であって、(a)は充放電量SOCが目標範囲よりも少ない場合に用いるマップを示し、(b)は充放電量SOCが目標範囲である場合に用いるマップを示し、(c)は充放電量SOCが目標範囲よりも多い場合に用いるマップを示している。 実施例1におけるHEVモード用の第2反力係数マップを示す第2反力係数特性図であって、(a)は充放電量SOCが目標範囲よりも少ない場合に用いるマップを示し、(b)は充放電量SOCが目標範囲である場合に用いるマップを示し、(c)は充放電量SOCが目標範囲よりも多い場合に用いるマップを示している。 実施例1における反力係数Kの変更速度Δtchを示す変更速度特性図である。 実施例1の動作例を示すタイムチャートであって、EVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも低い場合の動作例を示している。 実施例1の動作例を示すタイムチャートであって、HEVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも低い場合の動作例を示している。 実施例1の動作例を示すタイムチャートであって、EVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも高い場合の動作例を示している。 実施例1の動作例を示すタイムチャートであって、HEVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも高い場合の動作例を示している。 実施例2における反力係数Kの変更速度Δtchを示す変更速度特性図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置は、駆動輪(RL,RR)側に駆動力を伝達可能なモータ(MG)と、このモータ(MG)と駆動力を相互に伝達可能に設けられたエンジン(Eng)と、このエンジン(Eng)の駆動により発電を行なう発電機(MG)と、アクセルペダル(AP)の踏込反力を変更可能な踏込反力発生機構(31)と、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段(16)と、車速を検出する車速検出手段(17)と、バッテリ(4)の充放電量に基づいて、前記モータ(MG)および発電機(MG)による放電および充電を制御する充放電制御手段(2)と、前記アクセル開度と車速とを含む車両状態に応じ、前記エンジン(Eng)と前記モータ(MG)とを駆動させて走行するHEVモードと、前記モータ(MG)のみを駆動させて走行するEVモードとに切り換える走行モード制御手段(10)と、前記充放電量があらかじめ設定された目標範囲に向かう方向に、前記踏込反力発生機構により前記踏込反力を制御する踏込反力制御手段(10,30)と、を備えていることを特徴とすることを特徴とするハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置である。
図1〜図16に基づき、この発明の最良の実施の形態の実施例1のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置について説明する。
まず、実施例1の構成を説明する。
図1は実施例1のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置が適用された後輪駆動式のハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図であり、この図に基づいて、駆動系および制御系の構成を説明する。
(駆動系の構成)
まず、駆動系の構成を説明する。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の駆動系は、エンジンEngと、フライホイールFWと、第1クラッチ(クラッチ)CL1と、モータジェネレータ(モータ)MGと、第2クラッチCL2と、自動変速機ATと、プロペラシャフトPSと、ディファレンシャルDFと、左ドライブシャフトDSLと、右ドライブシャフトDSRと、左後輪(駆動輪)RLと、右後輪(駆動輪)RRと、を有する。なお、FLは左前輪、FRは右前輪である。
エンジンEngおよびモータジェネレータMGは、駆動輪としての左右後輪RL,RRに駆動力を与える駆動源として設けられており、プロペラシャフトPSに対して、直列に設けられている。
前記エンジンEngは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンであり、エンジンコントローラ1からのエンジン制御指令に基づいて、エンジン始動制御やエンジン停止制御やスロットルバルブのバルブ開度制御やフューエルカット制御等が行われる。なお、エンジン出力軸には、フライホイールFWが設けられている。
前記第1クラッチCL1は、前記エンジンEngとモータジェネレータMGの間に介装されたクラッチであり、第1クラッチコントローラ5からの第1クラッチ制御指令に基づいて、第1クラッチ油圧ユニット6により作り出された第1クラッチ制御油圧により、締結・スリップ締結(半クラッチ状態)・開放が制御される。この第1クラッチCL1としては、例えば、ダイヤフラムスプリングによる付勢力にて完全締結を保ち、ピストン14aを有する油圧アクチュエータ14を用いたストローク制御により、スリップ締結から完全開放までが制御されるノーマルクローズの乾式単板クラッチが用いられる。
前記モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータであり、モータコントローラ2からの制御指令に基づいて、インバータ3により作り出された三相交流を印加することにより制御される。このモータジェネレータMGは、バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作することもできるし(以下、この動作状態を「力行」と呼ぶ)、ロータがエンジンEngや駆動輪から回転エネルギを受ける場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能し、バッテリ4を充電することもできる(以下、この動作状態を「回生」と呼ぶ)。なお、このモータジェネレータMGのロータは、ダンパを介して自動変速機ATの変速機入力軸に連結されている。
前記第2クラッチCL2は、前記モータジェネレータMGと左右後輪RL,RRとの間に介装されたクラッチであり、ATコントローラ7からの第2クラッチ制御指令に基づいて、第2クラッチ油圧ユニット8により作り出された制御油圧により、締結・スリップ締結・開放が制御される。この第2クラッチCL2としては、例えば、比例ソレノイドで油流量および油圧を連続的に制御できるノーマルオープンの湿式多板クラッチや湿式多板ブレーキが用いられる。なお、第1クラッチ油圧ユニット6および第2クラッチ油圧ユニット8は、自動変速機ATに付設されるAT油圧コントロールバルブユニットCVUに内蔵されている。
前記自動変速機ATは、例えば、前進7速/後退1速等の有段階の変速段を車速やアクセル開度等に応じて自動的に切り換える有段変速機であり、前記第2クラッチCL2は、専用クラッチとして新たに追加したものではなく、自動変速機ATの各変速段にて締結される複数の摩擦締結要素のうち、トルク伝達経路に配置される最適なクラッチやブレーキを選択している。そして、前記自動変速機ATの出力軸は、プロペラシャフトPS、ディファレンシャルDF、左ドライブシャフトDSL、右ドライブシャフトDSRを介して左右後輪RL,RRに連結されている。
実施例1のハイブリッド駆動系は、電気車両走行モード(以下、「EVモード」という。)と、ハイブリッド車走行モード(以下、「HEVモード」という。)と、駆動トルクコントロール走行モード(以下、「WSCモード」という。)等の走行モードを有する。
前記「EVモード」は、第1クラッチCL1を開放状態とし、モータジェネレータMGの動力のみで走行するモードである。前記「HEVモード」は、第1クラッチCL1を締結状態とし、モータアシスト走行モード・走行発電モード・エンジン走行モードの何れかにより走行するモードである。前記「WSCモード」は、「HEVモード」からのP,N→Dセレクト発進時、あるいは、「EVモード」や「HEVモード」からのDレンジ発進時、モータジェネレータMGの回転数制御により第2クラッチCL2をスリップ締結状態に維持し、第2クラッチCL2を経過するクラッチ伝達トルクが、車両状態やドライバ操作に応じて決まる要求駆動トルクとなるようにクラッチトルク容量をコントロールしながら発進するモードである。なお、「WSC」とは「Wet Start CluΔtch」の略である。
(制御系の構成)
次に、ハイブリッド車両の制御系を説明する。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10(走行モード制御手段、踏込反力制御手段)と、踏込反力コントローラ(踏込反力制御手段)30を有して構成されている。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、踏込反力コントローラ30は、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
前記エンジンコントローラ1は、エンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報と、統合コントローラ10からの目標エンジントルク(tTe)指令と、他の必要情報を入力する。そして、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を、エンジンEngのスロットルバルブアクチュエータ等へ出力する。
前記モータコントローラ2は、モータジェネレータMGのロータ回転位置を検出するレゾルバ13からの情報と、統合コントローラ10からの目標モータトルク指令および目標モータ回転数指令と、他の必要情報を入力する。そして、モータジェネレータMGのモータ動作点(Nm,Tm)を制御する指令(tNm,tTm)をインバータ3へ出力する。なお、このモータコントローラ2では、バッテリ4の充電容量をあらわす充放電量SOC(State of charge)に関するSOC情報は、モータジェネレータMGの制御情報に用いられると共に、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給される。
前記第1クラッチコントローラ5は、油圧アクチュエータ14のピストン14aのストローク位置を検出する第1クラッチストロークセンサ15からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの目標第1クラッチトルク容量指令と、他の必要情報を入力する。そして、第1クラッチCL1の締結・スリップ締結・開放を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第1クラッチ油圧ユニット6に出力する。
前記ATコントローラ7は、アクセル開度センサ(アクセル開度検出手段)16と、車速センサ(車速検出手段)17と、他のセンサ類18(変速機入力回転数センサ、インヒビタスイッチ等)からの情報を入力する。そして、Dレンジを選択しての走行時、アクセル開度APOと車速VSPにより決まる運転点がシフトマップ上で存在する位置により最適な変速段を検索し、検索された変速段を得る制御指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVUに出力する。なお、シフトマップとは、アクセル開度APOと車速VSPに応じてアップシフト線とダウンシフト線を書き込んだマップをいう。上記自動変速制御に加えて、統合コントローラ10から目標第2クラッチトルク容量指令を入力した場合、第2クラッチCL2のスリップ締結を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第2クラッチ油圧ユニット8に出力する第2クラッチ制御を行なう。
前記ブレーキコントローラ9は、4輪の各車輪速を検出する車輪速センサ19と、ブレーキストロークセンサ20からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの回生協調制御指令と、他の必要情報を入力する。そして、例えば、ブレーキ踏み込み制動時、ブレーキストロークBSから求められる要求制動力に対し回生制動力だけでは不足する場合、その不足分を機械制動力(液圧制動力やモータ制動力)で補うように、回生協調ブレーキ制御を行なう。
踏込反力コントローラ30は、統合コントローラ10から与えられた踏込反力指令に基づいて、アクセルペダルAPに設けられた踏込反力発生機構31に踏込反力指令信号を出力する。
なお、踏込反力発生機構31は、アクセルペダルAPの回動中心部に設けられ、アクセルペダルAPをアクセル開度0の位置へ付勢する機械式や流体式のスプリングなどの付勢手段を有している。そして、踏込反力指令信号に応じて、サーボモータやステッピングモータなどのアクチュエータを駆動させて、付勢手段の付勢力を調節することで、運転者がアクセルペダルAPを踏み込んだときの反力を、あらかじめ設定された標準値よりも弱くしたり強くしたり変更可能に構成されている。
前記統合コントローラ10は、車両全体の消費エネルギを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うもので、モータ回転数Nmを検出するモータ回転数センサ21や他のセンサ・スイッチ類22からの必要情報およびCAN通信線11を介して情報を入力する。そして、エンジンコントローラ1へ目標エンジントルク(tTe)指令、モータコントローラ2へ目標モータトルク(tTm)指令および目標モータ回転数(tNm)指令、第1クラッチコントローラ5へ目標第1クラッチトルク容量(tTc1)指令、ATコントローラ7へ目標第2クラッチトルク容量(tTc2)指令、ブレーキコントローラ9へ回生協調制御指令、踏込反力コントローラ30へ踏込反力指令を出力する。
(統合コントローラ10にて実行される演算処理)
図2は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10にて実行される演算処理を示す制御ブロック図である。図3は統合コントローラ10で目標定常トルクおよびモータアシストトルクを決定するのに用いられる特性図である。図4は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でのモード選択処理を行なう際に用いられるEV-HEV選択マップを示す図である。図5は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でバッテリ充電制御を行なう際に用いられる目標充放電量マップを示す図である。以下、図2〜図5に基づき、実施例1の統合コントローラ10にて実行される演算処理を説明する。
前記統合コントローラ10は、図2に示すように、目標駆動トルク演算部100と、モード選択部200と、目標充放電演算部300と、動作点指令部400と、変速制御部500とを有する。
目標駆動トルク演算部100では、図3に示す目標定常駆動トルクマップとモータアシストトルクマップとを用いて、アクセル開度APOと車速VSPとから、目標定常駆動トルクとモータアシストトルクとを算出する。
モード選択部200、図4に示すエンジン始動停止線マップを用いて、運転モード(HEVモード、EVモード)を演算する。但し、充放電量SOCが所定値以下であれば、強制的に「HEVモード」を目標走行モードとする。また、「HEVモード」からのP,N→Dセレクト発進時等においては、車速VSPが第1設定車速VSP1になるまで「WSCモード」を目標走行モードとして選択する。
目標充放電演算部300では、図5に示す走行中発電要求出力マップを用いて充放電量SOCから目標充放電電力tPを演算する。また、現在の動作点から図 6で示す最良燃費線までエンジントルクを上げるために必要な出力を演算し、前記目標充放電電力tPと比較して少ない出力を要求出力として、エンジン出力に加算する。
動作点指令部400では、アクセル開度APOと、目標定常トルクおよびモータアシストトルクと、目標モードと、車速VSPと、目標充放電電力tPとから、これらを動作点到達目標として、過渡的な目標エンジントルクtTeと目標モータトルクtTmと目標第2クラッチトルク容量tTc2と目標変速比と目標第1クラッチトルク容量tTc1(第1クラッチソレノイド電流指令)を演算する。そして、動作点指令部では、各目標値を指令する信号を、CAN通信線11を介して各コントローラ1,2,5,7に出力する。
変速制御部500では、目標第2クラッチトルク容量tTc2と目標変速比とから、これらを達成するように自動変速機AT内のソレノイドバルブを駆動制御する指令値を出力する。
(統合コントローラ10における処理の流れ)
次に、実施例1の統合コントローラ10にて実行される処理の流れを図7のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1では、あらかじめ設定された目標駆動トルクマップを用いて、アクセル開度APOおよび車速VSPから、定常的な目標駆動トルクtFo0を演算し、次のステップS2に進む。
ステップS2では、あらかじめ設定された変速マップに基づいて、アクセル開度APOおよび車速VSPから目標変速段SHIFTを演算し、次のステップS3に進む。
ステップS3では、あらかじめ設定された目標運転モード領域マップ(図3参照)を用いて、アクセル開度APOおよび車速VSPから目標とする運転モード(EVモード、HEVモード、WSCモード)を決定し、次のステップS4に進む。なお、ステップS3では、図3に示すように、通常、高負荷(大アクセル開度)・高車速時はHEVモードに設定し、低負荷・低車速時はEVモードに設定する。
ステップS4では、現在の運転モードと上記目標運転モードとの対比により、運転モード遷移演算を行ない、次のステップS5に進む。
なお、ステップS4では、現在の運転モードと目標運転モードとが一致していれば、現在の運転モードを保持する。また、現在の運転モードがEVモードで、目標運転モードがHEVモードであれば、EVモードからHEVモードへのモード切り換えを指令する。一方、現在の運転モードがHEVモードで、目標運転モードがEVモードであれば、HEVモードからEVモードへのモード切り換えを指令する。
ステップS5では、現在の駆動力から、ステップS1で求めた目標駆動トルクtFo0へ、所定の味付けを有した応答で移行するのに必要な、過渡目標駆動トルクtFoを演算し、ステップS6に進む。なお、このステップS5の演算では、例えば、目標駆動トルクtFo0を所定時定数のローパスフィルタに通過させて得られる出力を過渡目標駆動トルクtFoとすることができる。
ステップS6では、モータジェネレータMGとの共働あるいは単独で、過渡目標駆動トルクtFoを達成するのに必要な目標エンジントルクtTeを求め、ステップS7に進む。
なお、目標エンジントルクtTeは、運転モード(EVモード、HEVモード)や、モード切換に応じて、過渡目標駆動トルクtFoと、左右後輪RL,RRのタイヤ有効半径Rtと、ファイナルギヤ比ifと、現在の選択変速段により決まる自動変速機ATのギヤ比iGと、自動変速機ATの入力回転数Niと、エンジン回転数Neと、充放電量SOCに応じた目標充放電電力tPとから求める。
ステップS7では、運転モードや、モード遷移に応じて、過渡目標駆動トルクtFoを達成するのに必要な、または、モード遷移を実行するのに必要な目標第1クラッチトルク容量tTc1、目標第2クラッチトルク容量tTc2を演算し、次のステップS8へ進む。
ステップS8では、エンジンEngとの共働により、あるいは単独で、過渡目標駆動トルクtFoを達成するのに必要な目標モータトルクtTmまたは必要に応じて目標モータ回転数tNmを求め、次のステップS9に進む。なお、目標モータトルクtTmは、運転モードや、モード切換に応じて、過渡目標駆動トルクtFoと、左右後輪RL,RRのタイヤ有効半径Rtと、ファイナルギヤ比ifと、現在の選択変速段により決まる自動変速機ATのギヤ比iGと、自動変速機ATの入力回転数Niと、エンジン回転数Neと、充放電量SOCに応じた目標充放電電力tPと、から求める。また、目標モータ回転数tNmは、後述するエンジン始動時に、目標モータトルクtTmに代えて演算される。
ステップS9では、目標変速段SHIFT、運転モードの保持あるいは切換指令、目標エンジントルクtTe、両クラッチトルク容量tTc1,tTc2、目標モータトルクtTm、目標モータ回転数tNmを達成する指令値を、各コントローラ1,2,5,7へ出力する。
(アクセルペダルAPの踏込反力制御)
次に、統合コントローラ10において実行される踏込反力制御について説明する。
前述したように、踏込反力発生機構31は、アクセルペダルAPの踏込反力を調整するアクチュエータを備えており、このアクチュエータを駆動させて、踏込反力発生機構31の反力係数Kを制御する。
この反力係数Kの制御の処理の流れを、図8のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS11では、アクセル開度APOが、一定であるか否か判定し、一定である場合はステップS19に進み、一定でない場合は、ステップS12に進む。
なお、アクセル開度APOが一定であるか否は、例えば、単位時間当たりの変化量が、設定値以内であるか否かなどで判定し、ある程度の幅が設定されている。
ステップS12では、第1反力係数K1の設定を行ない、ステップS13に進む。
この第1反力係数K1は、図9に示す、第1反力係数マップを用いて充放電量SOCに基づいて設定する。この第1反力係数マップにおいて、充放電量SOCが目標範囲内であるときには、第1反力係数K1は、標準値(例えば、=1)とする。なお、目標範囲とは、本実施例1では、充放電量SOCが50〜60%の範囲とするが、この範囲はこれに限定されず、バッテリ4などの車両特性に基づいて、車両にとって最も好ましい値の範囲に設定するものとする。
また、充放電量SOCが、目標範囲よりも少ない場合は、充放電量SOCが少ないほど第1反力係数K1を、標準値よりも小さく設定する。すなわち、反力を弱く設定する特性となっている。
一方、充放電量SOCが、目標範囲よりも多い場合は、充放電量SOCが多いほど、第1反力係数K1を、標準値よりも大きく設定する。すなわち、反力を強く設定する特性となっている。
ステップS13では、現在の走行モードがEVモードとHEVモードとのいずれであるか判定し、EVモードの場合は、ステップS14に進み、HEVモードの場合はステップS15に進む。
ステップS14では、図10に示すEVモード用の第2反力係数マップを用いて第2反力係数K2を設定し、ステップS16に進む。
このEVモード用の第2反力係数マップは、図10に示すように、充放電量SOCに応じて3種類設定されている。(a)は、充放電量SOCが目標範囲よりも少ない(例えば、30〜50%)場合の反力特性であり、EVモードとHEVモードとのモード切換線CHLに向かって、アクセル開度APOが大きくなるほど徐々に係数が小さくなる(反力が弱くなる)特性に設定されている。すなわち、モード切換線CHLが設定されている深さまでは、アクセルペダルAPを深く踏込むほど反力が弱くなり、深い踏込を促す特性に設定されている。
同図(b)は充放電量SOCが目標範囲(例えば、50〜60%)であるときの反力特性であって、この場合、K2=1の標準特性に設定される。すなわち、アクセルペダルAPの反力特性は、踏込深さに係わらず一定である。
同図(c)は充放電量SOCが目標範囲よりも多い(例えば、60〜80%)場合の反力特性であって、モード切換線CHLに向かって、アクセル開度APOが大きくなるほど係数が徐々に大きくなり、かつ、モード切換線CHLの直前に反力が一定となる棚部TN1が設定されている。すなわち、アクセルペダルAPの踏込深さがモード切換線CHLに近づくほど反力が強くなり、モード切換線CHLを越える踏込を抑制する反力特性に設定されている。
ステップS15では、図11に示すHEVモード用の第2反力係数マップを用いて第2反力係数K2を設定し、ステップS16に進む。
HEVモード用の第2反力特性マップも、図11に示すように、充放電量SOCに応じて3種類設定されている。(a)は、充放電量SOCが目標範囲よりも少ない(例えば、30〜50%)であるときの反力特性であり、モード切換線CHLの直後は係数が小さく(反力が弱く)、この位置からアクセル開度APOが大きくなるほど徐々に係数が大きく(反力が強く)なる特性に設定されている。すなわち、モード切換線CHLが設定されている深さでは、標準値よりも反力が弱いが、そこからアクセルペダルAPの踏込量が増えると、標準値に向けて徐々に反力が強くなる特性に設定されている。
したがって、充放電量SOCが目標範囲よりも少ない領域では、アクセルペダルAPの踏込が浅いEVモードの領域では、モード切換線CHLに向けて踏込深さが深くなるほど標準特性よりも反力が弱くなり、モード切換線CHLを越えたHEVモードの領域では、徐々に反力が標準特性に戻るように設定されており、モード切換線CHLを越える深さまでのアクセルペダルAPの踏み込みを促す特性となっている。
同図(b)は、充放電量SOCが目標範囲(例えば、50〜60%の)である場合の反力特性であって、この場合、K2=1の標準値に設定される。すなわち、アクセルペダルAPの反力特性は、踏込深さに係わらず一定である。
同図(c)は充放電量SOCが目標範囲よりも多い(例えば、60〜80%)場合の反力特性であって、モード切換線CHLを越えた直後は、標準値であり、そこからアクセル開度APOが大きくなるほど係数が徐々に大きく(反力が徐々に強く)なり、踏込深さが最も深い位置で係数が一定となる棚部TN2が設定されている。
したがって、充放電量SOCが目標範囲よりも多い(例えば、60〜80%)の領域では、アクセルペダルAPの踏込が浅いEVモードの領域では、モード切換線CHLに向けて踏込深さが深くなるほど標準値よりも反力が強くなり、モード切換線CHLの直前には反力が強くなった棚部が設定されてモード切換線CHLを越える踏み込みを制限している。なお、アクセルペダルAPの踏込深さがモード切換線CHLを越えたHEVモードでも、踏込深さが深くなるほどは、反力が標準値よりも強くなって、アクセルペダルAPの深い踏み込みを抑制する特性となっている。
ステップS16では、ステップS12において充放電量SOCに基づいて決定した第1反力係数K1と、ステップS14またはS15において充放電量SOCおよびアクセル開度APOに基づいて決定した第2反力係数K2とを掛け合わせて、反力係数Kを決定し、ステップS17に進む。
ステップS17では、反力係数Kの変更速度Δtchの設定を行ないステップS18に進む。本実施例1では、変更速度Δtchは、図12に示すように、アクセル開速度ΔAPOに基づいて、アクセル開速度ΔAPOが大きくなるほど、反力係数Kを変更する速度を早く(傾きが急)なるように、3種類の変更速度Δtch1,Δtch2,Δtch3が設定されている。なお、図においてKnが現在の反力係数、Kn+1が、次回の反力係数を示し、横軸が時間を示している。
ステップS18では、アクセル開度APOが設定時間以上一定であるか否か判定し、一定でない場合は1回の処理を終了し、一定である場合はステップS19に進んで、反力係数K=1に設定する。なお、一定であるか否かの判定は、ステップS11と同様に、ある程度の幅が設定されている。
(実施例1の作用)
次に、実施例1の動作例を図13〜図16のタイムチャートに基づいて説明する。
(EVモードで充放電量SOCが低い場合)
図13はEVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも低い場合の動作例を示している。
この場合、ステップS12において、第1反力係数K1として、充放電量SOCに応じ標準値よりも低い値に設定される。
また、EVモードで進むステップS14において、第2反力係数K2が設定され、この場合、充放電量SOCに基づいて、図10(a)に示す反力特性が選択される。
したがって、ステップS16において、K1×K2により反力係数Kが設定された場合、その反力特性は、反力が相対的に低く、かつ、モード切換線CHLの踏込み深さで最も反力が弱くなる特性に設定される。
この反力係数K(最新の反力係数を指令値mKとする)への切換は、運転者のアクセル操作によりアクセル開度APOが変化したt11の時点で実行される。
また、このときの反力係数Kの変更速度Δtchは、アクセル開速度ΔAPOの大きさで決定される。このタイムチャートに示す例では、アクセル開速度ΔAPOは、中間的な値であり、変更速度として、Δtch2が選択されたものとする。
よって、アクセル開度APOの変化が生じたt11時点で、反力係数Kは、それまでの標準値(=1)から、標準値よりも低い指令値mKに、Δtch2の速度(傾き)で変更される。
この場合、運転者は、アクセルペダルAPを踏み込むのと同時に、反力が弱くなるために、運転者は、アクセルペダルAPを通常よりも深く踏み込むことになり、かつ、反力が最も弱いモード切換線CHLの深さまで踏み込むよう促される。
この踏込操作により、このタイムチャートの例では、t12の時点で、このアクセル開度APOがモード切換線CHLを通過し、モード選択部200においてHEVモードが選択され、HEVモードに切り換えられる。
また、HEVモードに切り換わった場合、第2反力係数K2は、ステップS15に基づいて決定され、図11(a)に示す反力係数が選択される。このため、反力係数Kは、モード切換線CHLを越えると、徐々に反力が強くなる特性となり、モード切換線CHLを越えて深く踏み込むのが抑制される。
このため、図示の例では、t13の時点で、アクセル開度APOの変化が止まっている。
以上のように、t12の時点でEVモードからHEVモードに切り換えられ、モータジェネレータMGにより発電される結果、この時点から充放電量SOCは、目標範囲に向かって上昇される。
また、運転者がアクセルペダルAPを踏込む操作に応じて走行モードの切換および反力係数Kの変更が成されるため、運転者に違和感を与えにくい。さらに、アクセルペダルAPの踏込み深さが、モード切換線CHLを越えると、反力が高まるため、運転者がアクセルペダルAPを深く踏込みすぎて、運転者の意図と異なる加速が生じるのが抑制される。
(HEVモード走行時に、充放電量SOCが低い場合)
図14はHEVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも低い場合の動作例を示している。
この場合、ステップS12において、第1反力係数K1として、充放電量SOCに応じ標準値よりも低い値に設定される。
また、HEVモードで進むステップS15において、第2反力係数K2は、充放電量SOCに応じ、図11(a)に示す特性が選択されるとともに、アクセル開度APOに応じた値に決定される。
したがって、ステップS16において、K1×K2により反力係数Kが設定された場合、その反力特性は、反力が相対的に弱く、かつ、モード切換線CHLの踏込み深さで最も反力が弱くなる特性に設定される。
この反力係数K(指令値mK)への切換は、運転者のアクセル操作によりアクセル開度APOが変化したt21の時点で実行される。
そして、このときの反力係数Kの変更速度Δtchは、アクセル開速度ΔAPOの大きさで決定される。このタイムチャートに示す例では、アクセル開速度ΔAPOは、ゆっくりとした値であり、変更速度として、Δtch3が選択さる。
よって、アクセル開度APOの変更が生じたt21時点で、反力係数Kは、それまでの標準値(=1)から、標準値よりも低い指令値mKに、Δtch3の速度(傾き)で変更される。
この場合、運転者は、アクセルペダルAPを踏み込むのと同時に踏込反力が弱くなるために、アクセルペダルAPを、強く踏まなくても、より深くまで踏込むことになる。
したがって、モータジェネレータMGにおける発電が促進され、充放電量SOCは、目標範囲に向けて上昇する。
このように、運転者がアクセルペダルAPを踏込む操作に応じて反力が弱くなるため、運転者に違和感を与えることなく、深く踏込むことを促進する。さらに、アクセルペダルAPの踏込み深さが、深くなるほど踏込反力が標準値に近づくため、運転者がアクセルペダルAPを深く踏込みすぎて、運転者の意図と異なる加速が生じるのが抑制される。
(EVモードで充放電量SOCが高い場合)
図15はEVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも高い場合の動作例を示している。
この場合、ステップS12において、第1反力係数K1として、充放電量SOCに応じ標準値よりも高い値に設定される。
また、EVモードで進むステップS14において、第2反力係数K2は、充放電量SOCに応じ、図10(c)に示す特性が選択されるとともに、アクセル開度APOに応じた値に決定される。
したがって、ステップS16において、K1×K2により反力係数Kが設定された場合、その反力特性は、踏込反力が標準値よりも強く、かつ、モード切換線CHLの踏込み深さの直前で反力が強くなる特性に設定される。
また、このときの反力係数Kの変更速度Δtchは、アクセル開速度ΔAPOの大きさで決定される。このタイムチャートに示す例では、アクセル開速度ΔAPOは、ゆっくりとした値であり、変更速度として、Δtch3が選択さる。
よって、アクセル開度APOの変更が生じたt31の時点で、反力係数Kは、それまでの標準値(=1)から、標準値よりも高い指令値mKに、Δtch3の変更速度で変更される。
この場合、運転者は、アクセルペダルAPの踏み込みを緩めるのと同時に反力が強くなるために、アクセルペダルAPの踏み込みをより浅く方向の操作が促される。
したがって、HEVモードに移行しにくくなってEVモードに維持される結果、モータジェネレータMGにおける放電が維持され、充放電量SOCが目標領域に向かう。
また、この場合、踏込反力が、モード切換線CHLの深さの手前で強くなるとともに、棚部TN1が形成され、しかも、モード切換線CHLを越えてHEVモードとなる深さになると反力がいったん弱くなる反力段差が形成されているため、運転者はアクセルペダルAPをモード切換線CHLよりも深く踏むのが好ましくない車両状態であることを知ることができる。
(HEVモードで充放電量SOCが高い場合)
図16はHEVモード走行時で、充放電量SOCが目標範囲よりも高い場合の動作例を示している。
この場合、ステップS12において、第1反力係数K1として、充放電量SOCに応じ標準値よりも高い値に設定される。
また、HEVモードで進むステップS15において、第2反力係数K2は、充放電量SOCに応じ、図11(c)に示す特性が選択されるとともに、アクセル開度APOに応じた値に決定される。
したがって、ステップS16において、K1×K2により反力係数Kが設定された場合、その反力特性は、反力が標準値よりも高く、かつ、モード切換線CHLを越えて深く踏込むと、深くなるほど反力が高くなる特性に設定される。
また、このときの反力係数Kの変更速度は、アクセル開速度ΔAPOの大きさで決定される。このタイムチャートに示す例では、アクセル開速度ΔAPOは、ゆっくりとした値であり、変更速度としてΔtch3が選択さる。
よって、アクセル開度APOの踏込を緩めたt41時点で、反力係数Kは、それまでの標準値(=1)から、標準値よりも高い指令値mKに向けてΔtch3の速度(傾き)で変更される。
この場合、運転者は、アクセルペダルAPの踏み込み深さを変えるのと同時に反力が強くなるために、アクセルペダルAPの踏み込みを浅くする方向の操作が促進される。
したがって、HEVモードからEVモードへの移行が促され、t42の時点でEVモードに切り換わり、モータジェネレータMGで放電され、充放電量SOCが目標領域に向かって低下する。
また、この場合、EVモードに移行された時点で、踏込反力特性は、図15に示す例と同様に、モード切換線CHLの深さの手前で強くなる特性となり、EVモードに維持される傾向が強くなる。
(実施例1の効果)
以上説明した本実施例1では、以下に列挙する効果が得られる。
a)実施例1では、充放電量SOCに基づき、充放電量SOCが目標範囲(50〜60%の範囲)に向かう方向にアクセルペダルAPの踏込反力を変化させるようにした。すなわち、アクセルペダルAPの踏込反力に基づいて、運転者が、充放電量SOCが目標範囲に向かうようなアクセル操作を行なうことを促し、充放電量SOCを適切に管理することが可能である。そして、充放電量SOCを適切な範囲(目標範囲)に収束させることで、燃費の向上を図ることが可能である。
b)HEVモード走行時に、充放電量SOCが目標範囲よりも多い場合は、アクセルペダルAPの踏込反力を強くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルAPの踏込量を浅くするように促され、EVモードに移行しやすくなる。よって、モータジェネレータMGで放電を行なって充放電量SOCが目標範囲に向かって減少しやすくなる。
HEVモード走行時に、充放電量SOCが目標範囲よりも少ない場合は、アクセルペダルAPの踏込反力を弱くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルAPの踏込量を深くするように促され、HEVモードに保持されやすくなり、よって、モータジェネレータMGで充電されて充放電量SOCが目標範囲に向かって増加しやすくなる。
一方、EVモード走行時に、充放電量SOCが目標範囲よりも多い場合は、アクセルペダルAPの踏込反力を強くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルAPの踏込量を浅くするように促され、EVモードに保持されやすくなる。よって、モータジェネレータMGで放電されて、充放電量SOCが目標範囲に向かって減少しやすくなる。
EV走行時に、充放電量SOCが目標範囲よりも少ない場合は、アクセルペダルAPの踏込反力を弱くするようにした。これにより、運転者は、アクセルペダルAPの踏込量を深くするように促され、HEVモードに移行されやすくなる。よって、モータジェネレータMGで充電されて充放電量SOCが目標範囲に向かって増加しやすくなる。
c)踏込反力発生機構31の反力係数Kを変更する場合、アクセル開度APOに変化が生じた時点で変更させるようにした。
このように、運転者がアクセルペダルAPを操作したタイミングに合わせて、アクセルペダルAPの踏込反力を変更するようにしたため、操作前のタイミングでアクセルペダルAPの踏込反力を変更するものと比較して、運転者に、反力変化を体感させやすく、充放電量SOCが目標範囲に向かうアクセルペダル操作を促しやすい。
加えて、運転者にアクセル操作意図がないときに、アクセルペダルAPの踏込反力が変化することに応じて、運転者が意図しないアクセルペダル操作を行なうことを抑制できる。具体的には、運転者がアクセルペダルAPを所定量踏込んでいる状態で踏込反力が弱くなると、この踏込反力変化分だけアクセルペダルAPを踏み込むというような意図しない操作が行なわれ可能性があるが、これを抑制できる。
d)踏込反力発生機構31により反力係数Kを変更する場合、この変更速度(傾き)は、アクセル開速度ΔAPOが大きいほど早くした。
したがって、運転者が、アクセルペダルAPの急操作を行なった場合に、変更前の反力係数Kに基づいて、アクセル開度APOが変化するの抑制でき、上述のような充放電量SOCを目標範囲に向けるアクセル操作とは異なる操作が行なわれるのを抑制し、充放電量SOCが目標範囲に向かうことを促進できる。
e)アクセル開度APOが設定時間を超えて一定の場合には、アクセルペダルAPの踏込反力を、通常値に戻すようにした。
したがって、通常値以上に反力が強くなったり、通常操作以上に深く踏み込んだりすることによる運転者の負担を軽減できる。
f)第2反力係数K2は、充放電量SOCが目標範囲よりも少ない場合、および目標範囲よりも多い場合では、モード切換線CHLの部分を境に、EVモードでの反力特性とHEVモードでの反力特性とを異ならせた。
具体的には、充放電量SOCが低い場合、EVモードでは、モード切換線CHLに向かって踏み込むほど反力が弱くなる特性とし、HEVモードでは、モード切換線CHLを越えて踏み込むほど反力が強くなる特性とした。
したがって、アクセルペダルAPをモード切換線CHLの手前から踏み込んでいく場合、モード切換線CHLまでは踏込を深くするほど踏込反力が弱くなるが、モード切換線CHLを越えると、踏込を深くするほど踏込反力が強くなる。よって、運転者は、モード切換線CHLまで踏み込むことを促されるとともに、モード切換線CHLを境とした踏込反力の変化により、運転者に、アクセルペダルAPの踏込量がモード切換線CHL付近であることの情報を与えることができる。
同様に、充放電量SOCが高い場合、EVモードでは、モード切換線CHLに向かって踏み込むほど反力が強くなる特性とし、HEVモードでは、モード切換線CHLを越えた時点では、標準値で、そこから踏み込むほど反力が強くなる特性とした。
したがって、アクセルペダルAPをモード切換線CHLの手前から踏み込んでいく場合、運転者は、モード切換線CHLよりも深く踏み込むことが抑制されるとともに、モード切換線CHLを境に踏込反力が弱くなることから、運転者に、アクセルペダルAPの踏込量がモード切換線CHL付近であることの情報を与えることができる。
一方、アクセルペダルAPをモード切換線CHLよりも深く踏み込んでいる場合は、モード切換線CHLよりも浅くなるまで戻すように促される。
g)反力係数Kは、充放電量SOCに基づく第1反力係数K1と、走行モードに応じ、充放電量SOCおよびアクセル開度APOに応じた第2反力係数K2と、を掛け合わせて求めるようにした。
したがって、充放電量SOCに基づく第1反力係数K1のみを用いるものと比較して、走行モードに応じた細かな反力チューニングが可能となる。
具体的には、上記f)のように、モード切換線CHLを境として踏込反力変化を与えたり、モード切換線CHLを越えやすいが、さらに深く踏むのは抑制する踏込反力特性を与えたり、モード切換線CHLを越えにくい踏込反力特性を与えたりすることが可能となる。
(他の実施例)
以下に、他の実施例について説明するが、これら他の実施例は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1あるいは他の実施例と共通する構成については共通する符号を付けることで説明を省略する。
実施例2は、実施例1の変形例であり、ステップS17の変更時間設定方法が実施例1と異なる。
すなわち、実施例2では、変更時間は、充放電量SOCにより決定するもので、図17に示すように、充放電量SOCが低くなるほど変更速度Δtchが早くなるように設定されている。
この実施例2では、充放電量SOCが低いほど、早く(短時間)に踏込反力が変更されるため、充放電量SOCが目標範囲へ向かう制御が促進される。
以上、本発明のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置を、実施の形態および実施例1,2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施の形態および実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では、FRハイブリッド車両への適用例を示したが、前輪駆動や四輪駆動タイプのハイブリッド車両へ適用することもできる。また、変速機として、手動変速機や機械式の自動変速機なども適用することができる。
また、実施例1,2では、モータとして、回生と力行とが可能なモータジェネレータMGを示し、1つのモータジェネレータMGで回生と力行との一方しか行なうことができないものを示した。本発明は、このような1つのモータジェネレータMGを用いたものに有効であるが、これに限定されるものではなく、力行のみが可能なモータを用い、別途、エンジンEngにより駆動される発電機を設けてもよい。
また、実施例1,2では、充放電量SOCの目標範囲として、50〜60%を例示したが、これに限定されるものではなく、バッテリ4を含む車両特性に基づいて設定すればよい。例えば、目標範囲は、実施例で示した範囲よりも拡げてもよいし狭めてもよい、また、上下にずらしてもよい。
また、実施例1,2では、反力係数Kを、第1反力係数K1と第2反力係数K2とを掛け合わせて求めるようにしたが、これに限定されるものではない。この反力係数Kは、少なくとも充放電量SOCに応じ、充放電量SOCが目標範囲に向かうように設定されていればよく、例えば、実施例で示した第1反力係数K1と第2反力係数K2とのいずれか一方のみを反力係数Kとして用いるようにしてもよい。
また、実施例1,2では、第1反力特性K1は、充放電量SOCが、目標範囲よりも少ない場合、および多い場合は、充放電量SOCに応じて可変としたが、前者は標準値よりも低い一定値、後者は標準値よりも高い一定値としてもよい。
10 統合コントローラ(走行モード制御手段:踏込反力制御手段)
16 アクセル開度センサ(アクセル開度検出手段)
30 踏込反力コントローラ(踏込反力制御手段)
31 踏込反力発生機構
AP アクセルペダル
APO アクセル開度
AT 自動変速機
Eng エンジン
K 反力係数
K1 第1反力係数
K2 第2反力係数
MG モータジェネレータ(モータ、発電機)
RL 左後輪(駆動輪)
RR 右後輪(駆動輪)
ΔAPO アクセル開速度
Δtch 変更速度
Δtch1 変更速度
Δtch2 変更速度
Δtch3 変更速度

Claims (5)

  1. 駆動輪側に駆動力を伝達可能なモータと、
    このモータと駆動力を相互に伝達可能に設けられたエンジンと、
    このエンジンの駆動により発電を行なう発電機と、
    アクセルペダルの踏込反力を変更可能な踏込反力発生機構と、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、
    バッテリの充放電量に基づいて、前記モータおよび発電機による放電および充電を制御する充放電制御手段と、
    前記アクセル開度を含む車両状態に応じ、前記エンジンと前記モータとを駆動させて走行するHEVモードと、前記モータのみを駆動させて走行するEVモードとに切り換える走行モード制御手段と、
    前記充放電量に基づき、前記充放電量があらかじめ設定された目標範囲に向かう方向に前記踏込反力発生機構により前記踏込反力を制御する踏込反力制御手段と、
    を備え
    前記踏込反力制御手段は、前記HEVモードでは、前記充放電量が前記目標範囲よりも多い場合は、前記EVモードに移行されやすくなるように前記踏込反力を強くし、前記目標範囲よりも少ない場合は、前記HEVモードに保持されやすくなるように前記踏込反力を弱くし、一方、前記EVモードでは、前記充放電量が前記目標範囲よりも多い場合は、前記EVモードに保持されやすくなるように前記踏込反力を強くし、前記充放電量が前記目標範囲よりも少ない場合は、前記HEVモードに移行されやすくなるように前記踏込反力を弱くする
    ことを特徴とするハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置。
  2. 前記踏込反力制御手段は、前記アクセル開度の変化が大きいほど、前記踏込反力の変更速度を早くすることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置。
  3. 前記踏込反力制御手段は、前記充放電量が低いほど、前記踏込反力の変更時間を早くすることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置。
  4. 前記踏込反力制御手段は、前記アクセル開度の変化を検出して、前記踏込反力の変更を開始することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置。
  5. 前記踏込反力制御手段は、あらかじめ設定された設定時間を越えて前記アクセル開度に変化がない場合、通常の反力に戻すことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のアクセル踏込反力制御装置。
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