JP2012085379A - モータ制御システム - Google Patents

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建司 田村
Tomoe Unoko
知恵 右ノ子
Yuji Funayama
裕治 船山
Masahiro Tamura
正博 田村
Atsushi Okuyama
敦 奥山
Tsutomu Kurokawa
勉 黒川
Toshiaki Iwaki
聡明 岩城
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    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device

Abstract

【課題】2相以上のスイッチング素子のターンオンを同期させることなく、常に1相とすることでダイオードに流れるリカバリ電流のピーク電流を1相分に抑制し、素子や搭載される構成部品の信頼性,低損失,低騒音,低ノイズを比較的に安価な構成で実現することができるモータ制御装置,モータ制御システム,モータ制御モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】PWM制御器は、インバータを駆動するためのPWM制御信号を演算するPWM制御信号変換器と、PWM制御信号変換器から各相の制御信号を受け、当該各相の制御信号が各々所定時間の間隔を空けていない場合には、所定時間の間隔を空けるように少なくとも一の相の制御信号を補正するPWM制御信号補正器とを有するモータ制御システム。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータの制御技術に関する。
近年、永久磁石同期モータ(以下「モータ」とする。)の位置センサレス駆動装置は、高効率な運転が求められており、モータに印加する電圧と電流情報からモータ回転子軸と制御系軸との軸誤差を推定し、推定された軸誤差を所定値に制御するようモータに印加する電圧と電流を調整しながら速度指令である周波数に基づいてインバータを構成するスイッチング素子をPWM制御することで最適な制御を行っている。またインバータを構成するスイッチング素子には絶縁ゲート型バイポーラのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)や電界効果トランジスタの金属酸化膜型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor)があり(以下、スイッチング素子と略す。)、スイッチング素子のコレクタ及びエミッタ間にダイオードを接続(並列接続)して構成することが一般的である。
スイッチング素子の動作温度特性に関しては素子自身のスイッチング損失による発熱を制限する必要があり、出力の際もリプル電流が多く残存するため運転効率の低下や騒音が発生するなどの問題点があった。
また、ダイオードに関しては、スイッチング素子がオフしている期間にリカバリ電流(Irr)や逆回復電流(Trr)と呼ばれる電流(以下、リカバリ電流と略す。)が流れるため、これによる損失や電流に含まれる高調波電流(リプル電流)や、それに起因してノイズが発生するという問題があった。
スイッチング素子のスイッチング損失に関しては、特許文献1に「軽負荷で運転される場合でのスイッチング損失低減」を目的とし、シリコンカーバイド(SiC)を適用する方法が開示されており、最近では高効率化,小型化を目的にスーパージャンクション構造(SJ)を採用したスイッチング素子も開発されている。
ダイオードに流れるリカバリ電流に関しては、特許文献2に「リカバリ電流を抑制し、スイッチング素子とダイオードの保護やコスト低減」を目的に2相以上のスイッチング素子のターンオンタイミングを同期させる方法が開示されている。
特開2010−115110号公報 特開2004−215357号公報
特許文献1の技術では、スイッチング素子の損失は、一般的なトランジスタと同様で「Vce×Ic」の大きさで決定され、Vceがほぼ一定値で推移する軽負荷領域での運転効率(インバータ効率)の改善が困難という問題点から、スイッチング素子にシリコンカーバイド(SiC)を適用し、空気調和装置における軽負荷領域での損失低減を可能とすることが記載されているが、騒音に関する改善内容は記載れておらず、また素子自体が高価である。また、スイッチング素子がオフしている期間にダイオードに流れるリカバリ電流に含まれる高調波電流(リプル電流)や、それによるノイズの低減に関しては考慮されていない。
特許文献2の技術では、2相以上のスイッチング素子のターンオンタイミングを同期し、ダイオードに対するリカバリ電流を同時発生させることで浮遊インダクタンスを増加させ、各相のリカバリ電流ピーク値を低減すると記載されている。これにより、各相のスイッチング素子やダイオードに対する電流容量の増加は抑制し得るが、直流電源装置側に戻るリカバリ電流のピーク電流は1相時の倍(2相の合計)となるため、電源装置の電流容量の増加や部品追加が必要となりコストの増大となる恐れがある。
本発明の目的は、リカバリ電流のピークを低減することにある。
上記本発明の目的は、
PWM制御器からインバータへPWM制御信号を出力するモータ制御システムにおいて、
前記PWM制御器は、
前記インバータを駆動するための前記PWM制御信号を演算するPWM制御信号変換器と、
前記PWM制御信号変換器から各相の制御信号を受け、当該各相の制御信号が各々所定時間の間隔を空けていない場合には、所定時間の間隔を空けるように少なくとも一の相の制御信号を補正するPWM制御信号補正器と
を有するモータ制御システム
によって達成される。
また、上記本発明の目的は、
永久磁石同期モータの回転速度が速度指令値に一致するようインバータを介して制御する制御装置を備えるモータ制御システムにおいて、
商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ(整流器)やバッテリでインバータの直流側に電力を提供する直流電源と、6個のスイッチング素子を直列で2個接続の並列配置(3相)とし、各々のスイッチング素子のコレクタ及びエミッタに接続されているダイオードを備えているインバータと、マイクロコンピュータもしくはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の半導体演算素子を用いて、直流電圧検出器と直流電流検出器の検出信号を入力し、速度指令ωiに基づいて前記インバータを構成するスイッチング素子を駆動する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記インバータ内のスイッチング素子を2相以上の同期したターンオン制御とさせることなく常に1相のみとすることを特徴とするモータ制御システム
によって達成される。
本発明によれば、リカバリ電流のピークを低減することができる。
モータ制御システムの構成図。 第1実施形態である制御装置の機能ブロック構成図。 第1実施形態であるモータ制御システムの制御系推定軸、及び回転子軸を説明するための図。 第1実施形態であるモータ制御装置の電圧指令制御器の構成図。 従来のモータ制御システムのPWM制御器を説明するための図。 第1実施形態であるモータ制御システムのPWM制御信号補正器を説明するための図。 PWM制御信号補正器の処理フローを説明するための図。 PWM制御信号変換方式における変調率と各相電圧の図。 PWM制御信号補正を必要としない場合の図。 PWM制御信号補正を必要とする場合の図。 スイッチング素子の駆動とダイオードの電流を示す図(1相)。 スイッチング素子の駆動とダイオードの電流を示す図(2相)。 リカバリ電流の抑制結果を示す実動作波形図。 リカバリ電流の抑制結果を示す実動作波形図。 第2実施形態である制御装置の機能ブロック構成図。 第3実施形態であるモータ制御システムの構成図。 第4実施形態であるモータ制御装置に使用されるモジュールの外観図。
以下、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ制御システムの構成図である。
モータ制御システム100は、永久磁石同期モータ1と、直流電源2と、直流電力を交流電力変換するインバータ3と、直流電源2の電圧を検出する直流電圧検出器6と、インバータ3の直流側の電流を検出する直流電流検出器7と、制御装置8とを備える。
モータ1は、永久磁石同期モータである。直流電源2は、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ(整流器)やバッテリであり、インバータ3の直流側に電力を提供する。インバータ3は、スイッチング素子4である6個のスイッチング素子と、各々のスイッチング素子のコレクタ及びエミッタに接続されているダイオード5を備えている。
なお、制御装置8は、マイクロコンピュータもしくはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の半導体演算素子から構成される。制御装置8には、直流電圧検出器6と直流電流検出器7の検出信号が入力され、また、速度指令ωiが入力され、制御装置8はこれらに基づいてPWM制御信号9を演算、インバータ3へ出力する。PWM制御信号9は、インバータ3を構成する半導体パワー素子であるスイッチング素子をオン/オフ制御するための信号である。
図2は、本発明の第1実施形態である図1の制御装置8(8a)の機能ブロック構成図であり、各機能はコンピュータであるCPU(Central Processing Unit)及びプログラムにより実現される。
制御装置8aは、dq座標系ベクトル制御により、速度指令ωiに基づいてPWM制御信号を生成し、インバータを制御するものである。制御装置8aは、dqベクトル制御部60と、位相演算器10と、PLL制御器11と、速度制御器13と、加算器14と、d軸電流指令発生器15と、軸誤差演算器16とを備える。
dqベクトル制御部60は、電圧指令制御器12と、2軸3相変換器17と、PWM制御器18と、3相2軸変換器19と、電流再現演算器20とを備え、電流指令値(dc軸電流指令値Idc*,qc軸電流指令値Iqc*)及び制御軸の位相θdcを用いてPWM制御信号を演算する。
電流再現演算器20は、直流電流検出器7(図1)が出力する母線電流Ishと、三相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*とを用いて三相モータ電流Iu,Iv,Iwを再現する。
3相2軸変換器19は、再現された三相モータ電流Iu,Iv,Iwと、推定された制御軸の位相θdcとに基づいて、dc軸電流検出値Idc及びqc軸電流検出値Iqcを次式(1)に基づいて演算する。なお、dc−qc軸は制御系軸と定義し、d−q軸はモータ1の回転子軸と定義し、dc−qc軸とd−q軸との軸誤差はΔθcと定義する(図3参照)。
Figure 2012085379
電圧指令制御器12は、d軸電流指令発生器15にて演算されたdc軸電流指令値Idc*と、速度制御器13にて演算されたqc軸電流指令値Iqc*と、3相2軸変換器19にて演算されたdc軸電流検出値Idc及びqc軸電流検出値Iqcと、速度指令ωiと、図示していないモータ定数設定値(r*,Ld*,Lq*,Ke*)とを用いて、dc軸電圧指令値Vdc*、及びqc軸電圧指令値Vqc*を演算する。
図4は、電圧指令制御器12(図2)の詳細機能ブロック構成図である。電圧指令制御器12は、加算器24,25と、電流制御器21,22とベクトル演算器23とを備える。
電流制御器21は、加算器24の出力(dc軸電流指令値Idc*とdc軸電流検出値Idcとの偏差)に基づいて、第2のdc軸電流指令値Idc**を演算する。
電流制御器22は、加算器25の出力(qc軸電流指令値Iqc*とqc軸電流検出値Iqcとの偏差)に基づいて、第2のqc軸電流指令値Iqc**を演算する。
ベクトル演算器23では、第2のdc軸電流指令値Idc**と、第2のqc軸電流指令値Iqc**と、速度指令ωi、及びモータ定数設定値を用いて、(2)式に示すように、dc軸電圧指令値Vdc*、及びqc軸電圧指令値Vqc*を演算し、2軸3相変換器17へ出力する。
(2)式に、r*は制御系のモータ巻線抵抗設定値、Ld*はモータのd軸インダクタンス設定値、Lq*はモータのq軸インダクタンス設定値、Ke*は制御系のモータ誘起電圧定数設定値であり、ωiは速度指令である。
Figure 2012085379
2軸3相変換器17は、dc軸電圧指令値Vdc*及びqc軸電圧指令値Vqc*,推定された制御軸の位相θdcに基づいて、(3)式よりモータ1の三相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*を出力する。
Figure 2012085379
次に、位置センサレス制御を実現するための速度および位相推定方法について説明する。
軸誤差演算器16は、dc軸電圧指令値Vdc*,qc軸電圧指令値Vqc*,dc軸電流値Idc,qc軸電流値Iqc、及びモータ定数の設定値から(4)式を用いて軸誤差Δθcを演算する。
Figure 2012085379
PLL制御器11は、軸誤差演算器16が出力する軸誤差Δθcと軸誤差指令値Δθc*との偏差をPI制御器を用いて処理し、モータ回転速度の推定値ω1*を出力するものである。軸誤差指令値Δθc*は、PLL制御器11が保持している情報であり、通常は0近傍に設定されている。
ここで、PI制御器は、モータ1の回転子軸(d−q軸)と制御系軸(dc−qc軸)との推定軸誤差Δθcを軸誤差指令値Δθc*(通常は0近傍)に一致するように制御するものである。
位相演算器10では、推定したモータ回転速度ω1*を積分して、制御系軸の位相θdcを演算する。
図5は、従来のPWM制御器18a(ex.図2のPWM制御器18に対応)の詳細機能ブロック構成を示す図である。PWM制御器18aは、電圧変調率演算器26とPWM制御信号変換器27とを備えている。電圧変調率演算器26では、2軸3相変換器17から出力された3相電圧指令値(Vu*,Vv*,Vw*)と、直流電圧(Vd)との関係比率を表す電圧変調率(khu*,khv*,khw*)を(5)式にて演算し、PWM制御信号変換器27へ出力する。
Figure 2012085379
PWM制御信号変換器27は、PWM周波数におけるPWM1周期(1/PWM周波数)あたりの時間と電圧変調率演算器26で演算された電圧変調率(khu*,khv*,khw*)を(6)の通りPWM制御信号のオン時間に変換し、PWM制御信号9を演算する。演算されたPWM制御信号9をインバータ3に搭載するスイッチング素子4であるスイッチング素子をオン/オフ制御し、モータに電力を供給する。このとき、PWM制御信号9の各相に対応する情報については何らの関係付けをしていない。この点については後述する。
Figure 2012085379
以上が、本実施形態の制御装置での位置センサレス運転の基本動作である。次にリカバリ電流について説明する。
図11Aに示す通り、スイッチング素子をオン/オフすることでモータに電力を供給する装置などは、インバータ3内の直列に接続されるスイッチング素子のPWM制御信号オン(U相上アーム,V相下アーム)で電流を流し、一旦PWM制御信号をオフ(U相下アーム側のダイオードの順方向に電流が流れる)にして、再度、PWM制御信号オン(ターンオン)とさせた場合、U相下アームのダイオードにリカバリ電流が流れる。このリカバリ電流は、ダイオード管内部に生じるキャリアが消滅するために発生するもので、電流の大きさはダイオードの構造により、ある程度決定される性質のものである。
従来のPWM制御器18a(図5)では、前述した通り、PWM制御信号9の各相に対応する情報については何らの関係付けをしていない。つまり、3相のPWM制御信号の関係を監視していない。このため、各相のスイッチング素子出力が同時オン/オフとなる場合がある。
図11Bは、上アーム2相(U相,V相),下アーム1相(W相)オンで電流を流し、一旦停止(下アームのダイオードの順方向に電流が流れる)させて、再度、出力(ターンオン)させた場合の図である。
図12は、図11Bに対応する図である。
図12(1)は、上アームのスイッチング素子が同時2相オンとなる場合であり、リカバリ電流のピーク値が非常に高くなる。従来のPWM制御器18a(図5)では、このような状態であってもスイッチング素子やダイオードが破損しないような電流容量の素子などを選定し適用していた。
以下詳述するが、図12(2)は、上アームのスイッチング素子を同時2相オンとせず、タイミングを所定時間ずらして同時2相オンを避けた場合である。こうすることで、図12(1)に比してリカバリ電流のピーク値を低減することができる。(1)のピークは2相分が重畳的に一度に生じているのに対し、(2)のピーク(極大値)は所定時間ずれて2回発生している。つまり、リカバリ電流のピーク電流(最大値)は1相分に低減されたことになる。
図6にピーク電流を低減する仕組みを示す。その仕組みは、PWM制御信号補正器28を備えたPWM制御器18b(ex.図2のPWM制御器18に対応)である。ここでの電圧変調率演算器26とPWM制御信号変換器27の機能は、前述した従来のPWM制御器18aと同一である。PWM制御信号補正器28は、PWM制御信号変換器27により演算されたPWM制御信号(PWMu*,PWMv*,PWMw*)を基にPWM制御信号を補正して2相同期のターンオンを回避する仕組みを備えている。
図7にPWM制御信号補正器28の処理フローを示す。
処理29で、中間相を基準とした各PWM制御信号の偏差を演算する。最大相においては、
ΔP_max=最大相−中間相
を演算し、最小相においては、
ΔP_min=最小相−中間相
を演算する。
次に判定30で、3相が接近状態であるか否かを判断する。ΔP_max及びΔP_minが共にある所定時間P_lmt未満の場合、3相が接近している状態と判断する。この場合、つまり判定30でYES判定となる場合には、中間相のオンタイミングを一定時間(P_lmt)ずらす補正を実行せずに処理終了となる。
実際には、図8のPWM制御信号変換方式と各相電圧の関係に示すとおり、3相変調,2相変調(最大/最小相基準),下アーム基準の2相変調方式での電圧変調率が低い場合であっても最大相と最小相が接近し合うケースは殆どなく、実動作上では判定30でYES判定なるケースは非常に少ないと考えられる。また、印加電圧が低いことからスイッチング素子に流れる電流も小さいため後述の補正処理を実行しなくても問題ないと考えられる。
ΔP_maxもしくはΔP_minがある所定時間P_lmt以上の場合、つまり判定30でNO判定の場合、補正処理が実行可能であるため、PWM制御信号補正が実行可能であると判断して次の行程へ進む。
判定31では、最大相と中間相が接近状態かどうかを判断し、ΔP_maxがP_lmt未満(YES判定)の場合は接近状態と判断して中間相のオンタイミングを所定時間P_lmtとなるように補正処理32で補正する(P_max=ΔP_max−P_lmt)。逆に接近していない(NO判定)場合は、次の行程へ進む。
判定33では、最小相と中間相が接近状態かどうかを判断し、ΔP_maxが−P_lmt未満(YES判定)の場合は接近状態と判断して中間相のオンタイミングを所定時間−P_lmtとなるように補正処理34で補正する(P_min=ΔP_min+P_lmt)。接近していない(NO判定)場合は、最大相,最小相共に中間相に接近していないため何もせずに処理を終了する。
図9に三角波PWM制御方式で中間相を基準としたPWM信号オンタイミングが接近しない場合を示す。最大相,最小相が何れも中間相とある所定時間(±P_lmt)以上確保されているため補正が必要ない。
図10にオンタイミングが接近している場合を示す。図10(1)は、最大相と中間相が接近状態(P_max<P_lmt)で補正が必要、最小相と中間相はある所定時間以上(P_min≧−P_lmt)の偏差があり補正が必要のない場合である。そこで、図10(2)のように最大相と中間相の偏差をある所定時間(P_lmt)だけ確保するよう中間相のオンタイミングを補正させている。
図13は、図6記載のPWM制御信号補正器28で2相同期のターンオンを回避したPWM制御信号の回避時間を変化させた場合のリカバリ電流を示す。波形を見ても判るように所定時間を大きくとるにつれてピーク電流が2相に分割されていき低減されていくことが判る。0.2usまで大きくすると分割された各相のリカバリ電流がほぼ同一となる。実験検討によれば、この値は0.2us〜0.3us程度である。よって適用するスイッチング素子やダイオードに合わせて2相同期のターンオン回避時間を0.2〜0.3us程度に調整することでリカバリ電流のピーク電流を同一とさせることが可能である。
実施例2のモータ制御装置構成は、図1に示すものと同様であるが、制御装置8内部のベクトル制御方法が異なる。
図14は、実施例2の形態である制御装置8(8b)の内部の機能ブロック構成図である。また、図2と同一符号のものは同一動作をするものである。
図2と異なる部分は、位置センサレスモードのqc軸電流指令値Iqc*がローパスフィルタ52から演算されることと、モータ1の回転速度ω1*の推定処理を行うPLL制御器11(図2)が、速度誤差を演算する速度誤差演算器50と、速度誤差と速度指令との和を行う加算器51とに変更されたことである。
すなわち、速度誤差演算器50は、軸誤差演算器16が演算した軸誤差Δθcを比例演算して速度誤差Δωmを演算し、加算器51が速度指令ωiと速度誤差Δωmとを加算して、加算結果が位相演算器10に入力される。
これにより、電圧指令制御器12a内の演算処理は、(7)式のように簡略化される。
Figure 2012085379
電流再現と軸誤差演算、及び位相演算処理は、第1実施形態と同様に行う。
本実施例は、電流再現演算器20と3相2軸変換器19にて再現されたqc軸電流検出値Iqcをローパスフィルタ52を介してqc軸電流指令値Iqc*(観測された電流平均)とすることで、図2の制御装置8a中での速度を制御する演算器(速度制御器13,加算器14,PLL制御器11)の簡素化を図ったものである。これにより、演算器内でのゲインなどのパラメータ数の削減ができ実用(汎用)性の向上を図ることができる。
図15は、実施例3のモータ制御システムの構成図であり、実施例1のインバータ3に搭載されるスイッチング素子の直列2個接続の並列配置(3相)中の上側3個を絶縁ゲート型バイポーラのIGBT,下側3個に高効率化,小型化を目的としたスーパージャンクション構造(SJ)の金属酸化膜型SJ−MOSを実装した場合の例である。また、構成図内の同一符号は図1と同一の動作をするものであり、制御装置については実施例2のモータ制御装置構成を用いてもよい。
SJ−MOSは低電流時の効率が高い反面、寄生ダイオードの逆回復時間が遅いため還流ダイオードを介して流れるIrrが大きくなることが知られている。そこで、図8の(3)に示す「下アームを基準とした2相変調」と組み合わせると、低電流時は下アームが中心となってスイッチング動作することで高効率化を図ることができる。高電流時では上アームのIGBTのスイッチング動作率が高くなり、下アーム側の運転率が低くなるので効率悪化を抑制することができる。
図16は、実施例4のモータ駆動装置用モジュール200の外観図であり、最終製品の一形態を示す。
モジュール200は、制御部基板201に半導体素子202が搭載されたモータ制御装置用のモジュールであり、制御部基板201は、図1に記載の直流電流検出器7,直流電圧検出器5、及び制御装置8が直接実装され、インバータ3が1チップ化された半導体素子202として実装されている。モジュール化によって、小型化が達成され、装置コストの低減を図ることができる。なお、モジュールとは「規格化された構成単位」という意味であり、分離可能なハードウエア/ソフトウエアの部品から構成されているものである。また、製造上,同一基板上で構成されていることが好ましいが、同一基板に限定はされない。これより、同一筐体に内蔵された複数の回路基板上に構成されてもよい。
以上各実施例によれば、2相以上のスイッチング素子のターンオンを同期させることなく、常に1相とすることでダイオードに流れるリカバリ電流のピーク電流を1相分に抑制することができる。これによって、素子や搭載される構成部品の信頼性,低損失,低騒音,低ノイズを比較的に安価な構成で実現することができる。
1 モータ(永久磁石同期モータ,圧縮機用モータ)
2 直流電源
3 インバータ
4,4b スイッチング素子
5 ダイオード
6 直流電圧検出器
7 直流電流検出器
8,8a,8b 制御装置
9 PWM制御信号
10 位相演算器
11 PLL制御器
12 電圧指令制御器
13 速度制御器
14,24,25,51 加算器
15 d軸電流指令発生器
16 軸誤差演算器
17 2軸3相変換器
18 PWM制御器
19 3相2軸変換器
20 電流再現演算器
21,22 電流制御器
23 ベクトル演算器
26 電圧変調率演算器
27 PWM制御信号変換器
28 PWM制御信号補正器
50 速度誤差演算器
52 ローパスフィルタ
60 ベクトル制御部
100,100b モータ制御システム
200 モジュール
201 制御部基板
202 半導体素子(パワーモジュール)

Claims (8)

  1. PWM制御器からインバータへPWM制御信号を出力するモータ制御システムにおいて、
    前記PWM制御器は、
    前記インバータを駆動するための前記PWM制御信号を演算するPWM制御信号変換器と、
    前記PWM制御信号変換器から各相の制御信号を受け、当該各相の制御信号が各々所定時間の間隔を空けていない場合には、所定時間の間隔を空けるように少なくとも一の相の制御信号を補正するPWM制御信号補正器と
    を有するモータ制御システム。
  2. 請求項1において、
    最大相と中間相との間で所定の間隔が空いていない場合には、所定時間の間隔を空けるように最大相の制御信号を補正する
    ことを特徴とするモータ制御システム。
  3. 請求項1において、
    最小相と中間相との間で所定の間隔が空いていない場合には、所定時間の間隔を空けるように最小相の制御信号を補正する
    ことを特徴とするモータ制御システム。
  4. 永久磁石同期モータの回転速度が速度指令値に一致するようインバータを介して制御する制御装置を備えるモータ制御システムにおいて、
    商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ(整流器)やバッテリでインバータの直流側に電力を提供する直流電源と、6個のスイッチング素子を直列で2個接続の並列配置(3相)とし、各々のスイッチング素子のコレクタ及びエミッタに接続されているダイオードを備えているインバータと、マイクロコンピュータもしくはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の半導体演算素子を用いて、直流電圧検出器と直流電流検出器の検出信号を入力し、速度指令ωiに基づいて前記インバータを構成するスイッチング素子を駆動する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記インバータ内のスイッチング素子を2相以上の同期したターンオン制御とさせることなく常に1相のみとすることを特徴とするモータ制御システム。
  5. 請求項4において、
    前記制御装置は、三角波に基づいてスイッチング素子を駆動するPWM制御信号を生成することを特徴とするモータ制御システム。
  6. 請求項4において、
    前記1相のみとするにあたり、1相とする時間を任意に調整することが可能であることを特徴とするモータ制御システム。
  7. 請求項6において、
    任意の時間が制御装置内に搭載されるマイクロコンピュータもしくはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の半導体演算素子の外部端子もしくは外部記憶装置にて調整できることを特徴とするモータ制御システム。
  8. 請求項4において、
    前記スイッチング素子のコレクタ及びエミッタにダイオードを接続することを特徴とするモータ制御システム。
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