JP5441862B2 - インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機 - Google Patents

インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP5441862B2
JP5441862B2 JP2010226705A JP2010226705A JP5441862B2 JP 5441862 B2 JP5441862 B2 JP 5441862B2 JP 2010226705 A JP2010226705 A JP 2010226705A JP 2010226705 A JP2010226705 A JP 2010226705A JP 5441862 B2 JP5441862 B2 JP 5441862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
frequency
value
power
inverter control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010226705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012080749A (ja
Inventor
美津夫 鹿嶋
成雄 梅原
誠 谷川
友美 東川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010226705A priority Critical patent/JP5441862B2/ja
Publication of JP2012080749A publication Critical patent/JP2012080749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5441862B2 publication Critical patent/JP5441862B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

この発明は、電動機を駆動するインバータ制御装置、およびそれを備えた圧縮機駆動装置、空気調和機に関するものである。
従来のインバータ制御装置においては、例えば、「交流電源の交流を直流に変換するコンバータと、このコンバータの出力を交流に変換して電動機へ印加するインバータと、前記電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の検出結果に基づいて前記インバータを制御する制御手段と、を備えた電動機駆動装置において、前記制御手段は、前記電流検出手段によって検出された電流を静止座標系から回転座標系に変換する座標変換手段と、この座標変換手段の出力に基づいて前記電動機を安定に駆動するための第1の補償量と、前記インバータを駆動するインバータ周波数と前記交流電源の周波数との干渉により発生した電動機電流脈動を抑制するための第2の補償量とを生成し、前記第1の補償量と前記第2の補償量とを外部からの速度指令値に加算して前記電動機を速度制御する速度制御手段と、前記電流検出手段と前記速度制御手段の出力に基づいて前記インバータから電圧を出力することで前記電動機を駆動する」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−44873号公報(請求項1)
従来のインバータ制御装置は、前記座標変換手段の出力に基づいて前記電動機を安定に駆動するための第1の補償量と、前記インバータを駆動するインバータ周波数と前記交流電源の周波数との干渉により発生した電動機電流脈動を抑制するための第2の補償量とを外部からの速度指令値に加算して前記電動機を速度制御するようにしていた。
このため、インバータ周波数が低い領域で変調率が1を超える状態が発生する場合、電動機によっては前記第1の補償量と前記第2の補償量とが干渉して、電動機電流脈動を十分に抑制できず、最悪過電流遮断により運転を停止してしまう、という問題点があった。
また、過電流遮断が発生しないときでも、このインバータ装置を空気調和機などの圧縮機駆動装置として適用すると、前記電動機電流脈動により騒音が発生する、という問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、インバータ周波数と交流電源の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制することができるインバータ制御装置、圧縮機駆動装置、および空気調和機を得るものである。
また、第2の目的は、誘起電圧定数の高い高効率な永久磁石型同期電動機をインバータ制御装置の負荷として使用する場合でも、前記電動機電流脈動による騒音を抑制することができるインバータ制御装置、圧縮機駆動装置、および空気調和機を得るものである。
この発明に係るインバータ制御装置は、交流電源の交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路と、前記直流電力を交流電力に変換して電動機へ印加するインバータ主回路と、前記電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記直流電力の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電流検出手段の検出結果、前記電圧検出手段の検出結果、および外部から与えられる速度指令に基づいて、前記インバータ主回路をPWM制御するインバータ制御部とを備え、前記インバータ制御部は、前記電動機に流れる電流、および前記速度指令に基づき、前記インバータ主回路を駆動するインバータ周波数を求め、少なくとも、前記電動機に流れる電流、前記速度指令、および前記インバータ周波数に基づき、前記インバータ主回路に出力させる出力電圧ベクトルを求め、前記出力電圧ベクトルに基づき、PWM駆動信号を生成して前記インバータ主回路に出力し、前記インバータ周波数が、前記直流電力の電圧の交流成分の周波数以上の第1所定値より低い場合、前記出力電圧ベクトルの大きさを前記直流電力の電圧/(√2)で除算した値である変調率が1以下となるように前記出力電圧ベクトルを制御し、前記インバータ周波数が、前記第1所定値より高い第2所定値以上の場合、前記変調率が、1より大きい制限値以下となるように、前記出力電圧ベクトルを制御するものである。
この発明は、インバータ周波数が所定値より低い場合、変調率が1以下となるように出力電圧ベクトルを制御するので、インバータ周波数と交流電源の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制することができる。
この発明の実施の形態1におけるインバータ制御装置の構成を示すブロック図である。 ベクトル演算11の出力電圧ベクトルVsを示す図である。 フィルタ12の入出力(Vdc、Vdc_fil)波形を示す図である。 リミッタ13の速度制御値f1と出力電圧制限値との関係を示す図である。 リミッタなし時の電動機電流波形である。 リミッタあり時の電動機電流波形である。 この発明の実施の形態2におけるインバータ制御装置の構成を示すブロック図である。 磁束指令補償17の速度制御値f1と変調率制限値との関係を示す図である。 この発明の実施の形態3における空気調和機の構成を示す図である。
実施の形態1.
[全体構成]
図1はこの発明の実施の形態1におけるインバータ制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、インバータ制御装置は、コンバータ回路2と、インバータ主回路3と、電流検出手段5a、5bと、電圧検出手段6と、インバータ制御部7とを備えている。
コンバータ回路2は、交流電源1と接続され、交流電源1の交流電力を直流電力に変換する。
コンバータ回路2は、例えば公知の技術である全波整流回路、倍電圧整流回路で構成される。
ここで、コンバータ回路2は、例えば特許第2763479号公報に記載されているように、インバータ主回路3に供給する直流電圧を昇圧することが可能な回路構成でも良い。また、前記直流電圧を昇降圧できるような回路構成を用いても良い。
インバータ主回路3は、コンバータ回路2が出力する直流電力を三相交流電力に変換する。このインバータ主回路3には三相の交流電動機4が接続され、インバータ主回路3から出力された三相交流電力により交流電動機4が駆動される。
インバータ主回路3は、絶縁ゲート入力を持つスイッチング素子SW1〜SW6と逆並列接続されたダイオードD1〜D6、およびスイッチング素子SW1〜SW6を駆動する駆動回路3a〜3fにより構成される。例えば、インバータ主回路3はIPM(Inteligent Power Module)により構成される。
交流電動機4は、U相、V相およびW相からなる三相Y形結線の固定子(図示せず)と、永久磁石回転子(図示せず)とから構成される。
なお、「交流電動機4」は、本発明における「電動機」に相当する。
電流検出手段5a、5bは、交流電動機4に流れる電流を検出する。
電流検出手段5aは、前記交流電動機4のU相に流れる電流Iuを検出し、電流検出手段5bは、前記交流電動機4のW相に流れる電流Iwを検出する構成としている。
残りの1相の電流値(この場合、Iv:V相電流)は検出した2相の電流値から、「Iu+Iv+Iw=0」の関係から求めることができる。
ここでは、U相電流とW相電流を検出する構成としているが、他の2相の電流(例えば、U相電流とV相電流)を検出するようにしても良い。また、三相の電流すべてを検出するようにしても良い。
この電流検出手段5a、5bとしては、例えば直流電流も検出可能なDCCTや交流電流を検出可能なACCTを用いることができる。
なお、電流検出手段5a、5bの代わりに、公知の技術であるコンバータ回路2の出力側に流れるDCリンク電流から交流電動機4の各相の電流を検出する方法(例えば、Y.Murai et al,"Three-Phase Current-Waveform-Detection on PWM Invertes from DC Link Current-Steps", Proceedings of IPEC-Yokohama 1995, pp.271-275, Yokohama,Japan, April 1995)を用いても良く、交流電動機4の各相の電流を検出できればどの方法を用いても良い。
電圧検出手段6は、コンバータ回路2の出力側である直流母線正側Pと負側Nとの間の直流電圧を検出する。
インバータ制御部7は、電流検出手段5a、5bの検出結果、電圧検出手段6の検出結果、並びに、外部から与えられる速度指令および磁束指令により、インバータ主回路3のスイッチング素子SW1〜SW6をオン・オフ制御するためのPWM駆動信号(UP、UN、VP、VN、WP、WN)を出力する。
ここで、PWM駆動信号UP、VP、WPは、インバータ主回路3の上アーム側のPWM駆動信号であり、それぞれスイッチング素子SW1、SW2、SW3の駆動信号となる。
また、PWM駆動信号UN、VN、WNは、インバータ主回路3の下アーム側のPWM駆動信号であり、それぞれスイッチング素子SW4、SW5、SW6の駆動信号となる。
このインバータ制御部7は、例えばマイクロプロセッサにより実現することができる。
[インバータ制御部7の構成]
続いて、インバータ制御部7の構成について説明する。
インバータ制御部7は、座標変換8と、速度制御器9と、積分器10と、ベクトル演算11と、フィルタ12と、リミッタ13と、変調率演算14と、PWM駆動信号生成15とを備えている。
座標変換8は、電流検出手段5a、5bの検出結果(Iu,Iw)を静止座標系から回転座標系(d−q軸)上のd軸電流Id、q軸電流Iqに変換する。
速度制御器9は、外部から与えられる速度指令と前記d軸電流Id、q軸電流Iqより前記交流電動機4を安定に駆動するための補償を行った速度制御値f1を出力する。
ここで、速度制御値f1は電気角周波数であり、インバータ主回路3を駆動するインバータ周波数に相当する。
なお、以下の説明では、速度制御値f1とインバータ周波数とを混在して記載しているが同じ内容を意味する。
積分器10は、前記速度制御値f1を積分して座標変換するための位相θを出力する。
ベクトル演算11は、外部から与えられる磁束指令と、前記d軸電流Idおよびq軸電流Iqと、速度制御値f1と、位相θとにより、出力電圧ベクトルVsの大きさ|Vs|、および位相θsを出力する。
フィルタ12は、電圧検出手段6の検出結果(Vdc)をフィルタ処理してフィルタ値Vdc_filを出力する。
なお、「フィルタ値Vdc_fil」は、本発明における「直流電力の電圧の平均値」に相当する。
リミッタ13は、前記速度制御値f1が所定値より小さい(低い)ときに前記出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を、前記フィルタ値Vdc_fil/(√2)以下に制限する。詳細は後述する。
変調率演算14は、前記リミッタ13の出力Vs’と電圧検出手段6の検出結果(Vdc)より変調率Vkを出力する。
PWM駆動信号生成15は、変調率Vkと位相θsより前記インバータ主回路3のスイッチング素子SW1〜SW6をオン・オフ制御するためのPWM駆動信号(UP、UN、VP、VN、WP、WN)を出力する。
[動作説明]
次にインバータ制御部7の動作について説明する。
座標変換8は、電流検出手段5a、5bの検出結果(Iu,Iw)を積分器10の出力である位相θに基づき静止座標系から回転座標系(d−q軸)上のd軸電流Id、q軸電流Iqに変換する。座標変換の方法は一般に公知の方法であるため、詳細説明は省略する。
速度制御器9は、外部から与えられる速度指令と前記d軸電流Id、q軸電流Iqより前記交流電動機4を安定に駆動するための補償を行った速度制御値f1を出力する。
例えば、出力トルク成分である前記q軸電流の振幅とは逆位相の補償を行ったものを速度制御値f1として出力する。
積分器10は、前記速度制御値f1を積分して座標変換するための位相θを出力する。
ベクトル演算11は、外部から与えられる磁束指令と、前記d軸電流Idおよびq軸電流Iqと、速度制御値f1と、位相θとにより、出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|および位相θsを算出する。
例えば、磁束指令と、d軸電流Id、q軸電流Iq、および速度制御値f1から、d軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを出力する技術としては特開2007−6664号公報がある。
出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|および位相θsは、d軸電圧指令値Vd、およびq軸電圧指令値Vqから数式1を用いて求めることができる。
[数式1]
|Vs|=√(Vd2+Vq2
θs=θ+tan-1(Vq/Vd)
図2はベクトル演算11の出力電圧ベクトルVsを示す図である。
図2において、V0〜V7は基本電圧ベクトルであり、インバータ主回路3のスイッチング素子SW1〜SW6の8つのスイッチング状態と対応する。
上アーム側のスイッチがON状態のときを「1」、OFF状態のときを「0」とすると、基本電圧ベクトルの状態を(SW1,SW2,SW3)で表すことができる。
例えば、基本電圧ベクトルV1は(1,0,0)、基本電圧ベクトルV2は(1,1,0)と表すことができる。
ここで、基本電圧ベクトルV1〜V6の先端を結んだ6角形の範囲がPWM駆動信号として出力できる範囲(インバータ出力限界)である。
そして、前記6角形の内接円が変調率1の場合の出力電圧ベクトルの軌跡である。
つまり、変調率が1を超える場合には、出力電圧ベクトル通りにPWM駆動信号を出力できない領域が発生する。
フィルタ12は、前記電圧検出手段6の検出結果(Vdc)を一次遅れフィルタ処理(例えば、フィルタ時定数=50ms)して、フィルタ値Vdc_filを出力する。
このフィルタ値Vdc_filは直流電圧Vdcの平均値に相当する値となる。
ここで、直流電圧Vdcの平均値に相当する値を求めるのに一次遅れフィルタ処理を用いているが、他の平均値算出方法を用いても良い。
図3はフィルタ12の入出力(Vdc、Vdc_fil)波形を示す図である。
ここで、交流電源1が単相交流電源の場合は、直流電圧VdcのAC成分は交流電源1の周波数の2倍の成分が現れ、交流電源1が三相交流電源の場合は、直流電圧VdcのAC成分は交流電源1の周波数の6倍の成分が現れる。
リミッタ13は、速度制御値f1(インバータ周波数)が所定値より低い場合、出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を、Vdc_fil/(√2)以下に制限し、その結果を電圧Vs’として出力する。
なお、前記所定値としては、直流電圧VdcのAC成分より高い周波数を設定する。つまり、交流電源1が単相交流電源の場合、前記所定値を交流電源1の周波数の2倍以上の値とする。また、交流電源1が三相交流電源の場合、前記所定値を交流電源1の周波数の6倍以上の値とする。
リミッタ13の動作については後で詳細に説明する。
変調率演算14は、リミッタ13の出力Vs’と電圧検出手段6の検出結果(Vdc)より変調率Vkを下記数式2により求める。
[数式2]
Vk=Vs’/{Vdc/(√2)}
PWM駆動信号生成15は、変調率Vkと位相θsとにより、PWM駆動信号を生成する。
出力電圧ベクトルからPWM駆動信号への生成は、公知の技術である空間ベクトルの概念(オーム社「パワーエレクトロニクス回路」電気学会半導体電力変換システム調査専門委員編、2000年11月発行、p171〜p174)を用いて実現できる。
そして、生成されたPWM駆動信号(UP、UN、VP、VN、WP、WN)より前記インバータ主回路3のスイッチング素子SW1〜SW6をオン・オフ制御することで、交流電動機4を駆動する。
[リミッタ13の動作]
続いて、リミッタ13の動作について詳細に説明する。
図4はリミッタ13の速度制御値f1と出力電圧制限値との関係を示す図である。
図4において、Vaは出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を制限する第1出力電圧制限値、Vbは第2出力電圧制限値、fa、fb(fa≦fb)は制限電圧切替周波数である。
なお、「制限電圧切替周波数fa」は、本発明における「所定値」に相当する。
例えば、交流電源1が単相交流電源(周波数50Hz)で、交流電動機4の極数が6極(pp:極対数=3)の場合、第1出力電圧制限値Va、第2出力電圧制限値Vb、制限電圧切替周波数fa、fbを以下のように設定する。
Va=Vdc_fil/(√2)−Vx[V](例えば、Vx:調整電圧=10[V])
Vb=Vdc_fil/(√2)×α[V](例えば、α=1.5)
fa=115[Hz]
fb=130[Hz]
前記交流電源1が単相交流電源(周波数50Hz)、交流電動機4の極数が6極の条件では、インバータ周波数が100[Hz](機械角周波数では100/pp≒33.3[rps])のときに直流電圧VdcのAC成分(=交流電源1の周波数の2倍の成分)と同期する。
このため、この付近のインバータ周波数で変調率Vkが1を超えていると、出力電圧ベクトル通りにPWM駆動信号を出力できない領域が位相的にわずかにずれながら発生することになる。そのため、電動機電流としてはインバータ周波数と交流電源1の周波数の2倍との差で電流脈動が発生することになる。
本実施の形態1では上記のように、インバータ周波数が制限電圧切替周波数fa(115[Hz])以下では、出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を第1出力電圧制限値Vaに制限している。つまり、変調率がほぼ1以下に収まるように出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を制限することで、制限した出力電圧ベクトル通りにPWM駆動信号を出力することが可能となる。
このため、前記電圧検出手段6の検出結果(Vdc)に基づくPWM駆動信号の補正が適切に行われる。
そのため、インバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制可能となる。
図5はリミッタなし時の電動機電流波形である。
図6はリミッタあり時の電動機電流波形である。
上記条件において、インバータ周波数が99[Hz]でリミッタ13がないとき(Vk平均値=1.05)の駆動電流波形を図5に示す。
また、同じ条件でリミッタ13があるときの駆動電流波形を図6に示す。
図5では、|インバータ周波数−交流電源1の周波数の2倍|=1[Hz]で電動機電流が脈動している。
一方、図6ではインバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制できている。
なお、図6では出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を制限しているため、電気角1周期当たりの電動機電流の振幅としてはリミッタ13ありの方が増加することになる。
そのため、インバータ周波数が制限電圧切替周波数fa以上の領域では出力電圧制限値を高くなるように設定している。
また、前記調整電圧Vxは、リミッタ13あり時の電動機電流ピーク値がリミッタ13なし時の電動機電流ピーク値より小さくなるように設定するのが好ましい。
リミッタ13あり時(図6)でもインバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を完全に抑制できていないのはそのためである。
なお、本実施の形態では、交流電源1が単相交流電源(周波数50Hz)の場合について記載しているが、単相交流電源(周波数60Hz)の場合についても同様に適用できることは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、交流電源1が単相交流電源の場合について記載しているが、三相交流電源の場合についても同様に適用できることは言うまでもない。
例えば、交流電源1が三相交流電源(周波数50Hz)で、交流電動機4の極数が6極(pp:極対数=3)の場合、制限電圧切替周波数faを、交流電源1の周波数の6倍以上の周波数(例えばfa=345[Hz])、制限電圧切替周波数fbを、交流電源1の周波数の7.8倍の周波数(fb=390[Hz])に設定する。
なお、本実施の形態では、リミッタ13により、インバータ周波数が所定値より低い場合は変調率がほぼ1以下になるように出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を制限しているが、コンバータ回路2の直流電圧Vdcも制御するとなお良い。
例えば、コンバータ回路2を昇圧コンバータにより構成し、インバータ制御部7は、インバータ周波数が所定値より低い場合、変調率Vkが1以下となるように、コンバータ回路2を制御して、直流電力の電圧を制御する。
また、インバータ周波数が所定値より高い領域では、従来のインバータ制御装置(例えば、特許文献1)のように電動機を安定に駆動するための第1の補償量と、インバータ周波数と交流電源の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制するための第2の補償量とを外部からの速度指令値に加算して電動機を速度制御するようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、インバータ周波数が所定値より低い場合、変調率が1以下となるように出力電圧ベクトルを制御する。
このため、インバータ周波数が低い領域で変調率が1を超える状態が発生する場合でもインバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を電動機によらずに抑制可能とすることができる。
また、本実施の形態において、インバータ制御部7は、インバータ周波数が所定値より低い場合、出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|を、フィルタ値Vdc_fil/(√2)以下に制限する。
このため、インバータ周波数が低い領域で変調率が1を超える状態が発生する場合でも、電圧検出手段6の検出結果(Vdc)に基づくインバータ主回路3を制御するためのPWM駆動信号の補正が適切に行われる。
よって、インバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を電動機によらずに抑制することができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2におけるインバータ制御装置の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施の形態におけるインバータ制御部7は、上記実施の形態1の構成(図1)に対し、フィルタ12、リミッタ13の代わりに、フィルタ16、磁束指令補償17が追加されている。
本実施の形態2におけるベクトル演算11は、磁束指令補償17により補償された磁束指令と、前記d軸電流Idおよびq軸電流Iqと、速度制御値f1と、位相θとにより、出力電圧ベクトルVsの大きさ|Vs|、および位相θsを出力する。
また、本実施の形態2における変調率演算14は、ベクトル演算11から出力された出力電圧ベクトルの大きさ|Vs|と、電圧検出手段6の検出結果(Vdc)とにより、変調率Vkを出力する。
フィルタ16は、変調率演算14から出力された変調率Vkをフィルタ処理してフィルタ値Vk_filを出力する。
なお、「フィルタ値Vk_fil」は、本発明における「変調率の平均値」に相当する。
磁束指令補償17は、前記フィルタ値Vk_fil、速度制御値f1、および外部から与えられる磁束指令を入力し、補償した磁束指令値を出力する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
なお、本実施の形態における「ベクトル演算11」は、本発明における「ベクトル演算部」に相当する。
なお、本実施の形態における「変調率演算14」は、本発明における「変調率演算部」に相当する。
なお、本実施の形態における「磁束指令補償17」は、本発明における「磁束指令補償部」に相当する。
[フィルタ16、磁束指令補償17の動作]
続いて、フィルタ16、磁束指令補償17の動作について説明する。
フィルタ16は、変調率演算14から出力された変調率Vkを一次遅れフィルタ処理(例えば、フィルタ時定数=50ms)して、フィルタ値Vk_filを出力する。
このフィルタ値Vk_filは変調率Vkの平均値に相当する値となる。
ここで、変調率Vkの平均値に相当する値を求めるのに一次遅れフィルタ処理を用いているが、他の平均値算出方法を用いても良い。
磁束指令補償17は、インバータ周波数(速度制御値f1)が所定値より低い場合、フィルタ16から出力された変調率の平均値(フィルタ値Vk_fil)が1以下になるように、外部から与えられる磁束指令を補償した値を出力する。
なお、前記所定値としては、直流電圧VdcのAC成分より高い周波数を設定する。つまり、交流電源1が単相交流電源の場合、前記所定値を交流電源1の周波数の2倍以上の値とする。また、交流電源1が三相交流電源の場合、前記所定値を交流電源1の周波数の6倍以上の値とする。
図8は磁束指令補償17の速度制御値f1と変調率制限値との関係を示す図である。
図8において、Vkaは第1変調率制限値、Vkbは第2変調率制限値、fka、fkb(fka≦fkb)は制限変調率切替周波数である。
なお、「制限変調率切替周波数fka」は、本発明における「所定値」に相当する。
例えば、交流電源1が単相交流電源(周波数50Hz)で、交流電動機4の極数が6極(pp:極対数=3)の場合、第1変調率制限値Vka、第2変調率制限値Vkb、制限変調率切替周波数fka、fkbを以下のように設定する。
Vka=0.95[−]
Vkb=1.5[−]
fka=115[Hz]
fkb=130[Hz]
ここで、前記交流電源1が単相交流電源(周波数50Hz)、交流電動機4の極数が6極の条件では、インバータ周波数が100[Hz](機械角周波数では100/pp≒33.3[rps])のときに直流電圧VdcのAC成分(=交流電源1の周波数の2倍の成分)と同期する。
このため、この付近のインバータ周波数で変調率Vkが1を超えていると、出力電圧ベクトル通りにPWM駆動信号を出力できない領域が位相的にわずかにずれながら発生することになる。そのため、電動機電流としてはインバータ周波数と交流電源1の周波数の2倍との差で電流脈動が発生することになる。
本実施の形態2では上記のように、インバータ周波数が制限変調率切替周波数fka(115[Hz])以下では、変調率の平均値が第1変調率制限値Vkaとなるように制御している。つまり、変調率Vkがほぼ1以下に収まるように磁束指令を補償するので、補償された出力電圧ベクトル通りにPWM駆動信号を出力することが可能となる。
このため、前記電圧検出手段6の検出結果(Vdc)に基づくPWM駆動信号の補正が適切に行われる。
そのため、インバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制可能となる。
本実施の形態2における電動機電流脈動抑制効果としては、上述した実施の形態1の図6とほぼ同等の結果が得られる。
なお、上記実施の形態1と同様に、変調率Vkをほぼ1以下となるように制限しているため、電気角1周期当たりの電動機電流の振幅としては制限を実施した場合の方が増加することになる。
そのため、インバータ周波数が制限変調率切替周波数fka以上の領域では変調率制限値を高くなるように設定している。
また、第1変調率制限値Vkaは、磁束指令補償17あり時の電動機電流ピーク値が磁束指令補償17なし時の電動機電流ピーク値より小さくなるように設定するのが好ましい。
なお、本実施の形態では、交流電源1が単相交流電源(周波数50Hz)の場合について記載しているが、単相交流電源(周波数60Hz)の場合についても同様に適用できることは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、交流電源1が単相交流電源の場合について記載しているが、三相交流電源の場合についても同様に適用できることは言うまでもない。
例えば、交流電源1が三相交流電源(周波数50Hz)で、交流電動機4の極数が6極(pp:極対数=3)の場合、制限変調率切替周波数fkaを、交流電源1の周波数の6倍以上の周波数(例えばfka=345[Hz])、制限変調率切替周波数fkbを、交流電源1の周波数の7.8倍の周波数(fkb=390[Hz])に設定する。
なお、本実施の形態では、磁束指令補償17によりインバータ周波数が所定値より低い場合は変調率がほぼ1以下になるように外部から与えられる磁束指令を補償するようにしているが、コンバータ回路2の直流電圧Vdcも制御するとなお良い。
例えば、コンバータ回路2を昇圧コンバータにより構成し、インバータ制御部7は、インバータ周波数が所定値より低い場合、変調率Vkが1以下となるように、コンバータ回路2を制御して、直流電力の電圧を制御する。
また、磁束指令の代わりに同様な効果が得られる他の制御パラメータ(例えば、実施の形態1記載のd軸電圧指令値)を補償するように制御しても良い。
以上のように本実施の形態においては、インバータ周波数が所定値より低い場合、変調率の平均値(フィルタ値Vk_fil)が1以下になるように出力電圧ベクトルを制御する。
このため、インバータ周波数が低い領域で変調率が1を超える状態が発生する場合でも、電圧検出手段6の検出結果(Vdc)に基づくインバータ主回路3を制御するためのPWM駆動信号の補正が適切に行われる。
よって、インバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を電動機によらずに抑制することができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3における空気調和機の構成を示す図である。
図9において、本実施の形態における空気調和機は、室外機310、室内機320を備える。室外機310には、図示しない冷媒回路に接続され冷凍を循環させる圧縮機311、図示しない熱交換機を送風する室外機用の送風機312を備えている。
圧縮機311、および送風機312には、例えば、誘起電圧定数の高い高効率な永久磁石型同期電動機(永久磁石三相電動機)が搭載されている。
そして、この圧縮機311および送風機312に搭載された永久磁石型同期電動機は、上述した実施の形態1または2のインバータ制御装置により駆動制御される。
なお、圧縮機311を駆動するインバータ制御装置は、本発明の「圧縮機駆動装置」に相当する。
このような構成により永久磁石型同期電動機を運転させ、圧縮機311および送風機312を駆動する場合にも、上記実施の形態1および2と同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施の形態のように、誘起電圧定数の高い高効率な永久磁石型同期電動機をインバータ制御装置の負荷として使用する場合でも、インバータ周波数と交流電源1の周波数との干渉により発生する電動機電流脈動を抑制することができ、電動機電流脈動による騒音を抑制できる。
よって、電動機電流脈動による騒音を抑制可能な圧縮機駆動装置および空気調和機を得ることができる。
1 交流電源、2 コンバータ回路、3 インバータ主回路、4 交流電動機、5a 電流検出手段、5b 電流検出手段、6 電圧検出手段、7 インバータ制御部、8 座標変換、9 速度制御器、10 積分器、11 ベクトル演算、12 フィルタ、13 リミッタ、14 変調率演算、15 PWM駆動信号生成、16 フィルタ、17 磁束指令補償、310 室外機、311 圧縮機、312 送風機、320 室内機。

Claims (10)

  1. 交流電源の交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路と、
    前記直流電力を交流電力に変換して電動機へ印加するインバータ主回路と、
    前記電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記直流電力の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電流検出手段の検出結果、前記電圧検出手段の検出結果、および外部から与えられる速度指令に基づいて、前記インバータ主回路をPWM制御するインバータ制御部と
    を備え、
    前記インバータ制御部は、
    前記電動機に流れる電流、および前記速度指令に基づき、前記インバータ主回路を駆動するインバータ周波数を求め、
    少なくとも、前記電動機に流れる電流、前記速度指令、および前記インバータ周波数に基づき、前記インバータ主回路に出力させる出力電圧ベクトルを求め、
    前記出力電圧ベクトルに基づき、PWM駆動信号を生成して前記インバータ主回路に出力し、
    前記インバータ周波数が、前記直流電力の電圧の交流成分の周波数以上の第1所定値より低い場合、
    前記出力電圧ベクトルの大きさを前記直流電力の電圧/(√2)で除算した値である変調率が1以下となるように前記出力電圧ベクトルを制御し、
    前記インバータ周波数が、前記第1所定値より高い第2所定値以上の場合、
    前記変調率が、1より大きい制限値以下となるように、前記出力電圧ベクトルを制御する
    ことを特徴とするインバータ制御装置。
  2. 前記インバータ制御部は、
    前記インバータ周波数が前記第1所定値より低い場合、前記出力電圧ベクトルの大きさを、前記直流電力の電圧の平均値/(√2)以下に制限する
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  3. 前記インバータ制御部は、
    前記電圧検出手段の検出結果をフィルタ処理し、前記直流電力の電圧の平均値を出力するフィルタと、
    前記インバータ周波数が前記第1所定値より低い場合、前記出力電圧ベクトルの大きさを、前記直流電力の電圧の平均値/(√2)以下に制限するリミッタと
    を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のインバータ制御装置。
  4. 前記インバータ制御部は、
    前記インバータ周波数が前記第1所定値より低い場合、前記変調率の平均値が1以下になるように前記出力電圧ベクトルを制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  5. 前記インバータ制御部は、
    外部から与えられる磁束指令を補償する磁束指令補償部と、
    補償された前記磁束指令と、前記電動機に流れる電流と、前記インバータ周波数とにより、前記出力電圧ベクトルを出力するベクトル演算部と、
    前記ベクトル演算部の出力と前記電圧検出手段の検出結果とにより、前記変調率を出力する変調率演算部と、
    前記変調率演算部の出力をフィルタ処理し、前記変調率の平均値を出力するフィルタと
    を備え、
    前記磁束指令補償部は、
    前記インバータ周波数が前記第1所定値より低い場合、前記フィルタから出力された前記変調率の平均値が1以下になるように前記磁束指令を補償する
    ことを特徴とする請求項1または4記載のインバータ制御装置。
  6. 前記交流電源が単相交流電源の場合、前記第1所定値を前記交流電源の周波数の2倍以上、2.6倍未満の値とする
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のインバータ制御装置。
  7. 前記交流電源が三相交流電源の場合、前記第1所定値を前記交流電源の周波数の6倍以上、7.8倍未満の値とする
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のインバータ制御装置。
  8. 前記コンバータ回路は、変換した前記直流電力の電圧を昇圧する昇圧コンバータにより構成され、
    前記インバータ制御部は、
    前記インバータ周波数が前記第1所定値より低い場合、前記変調率が1以下となるように、前記直流電力の電圧を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のインバータ制御装置。
  9. 請求項1〜の何れか1項に記載のインバータ制御装置を備え、
    前記電動機は、圧縮機に搭載された永久磁石電動機により構成された
    ことを特徴とする圧縮機駆動装置。
  10. 請求項1〜の何れか1項に記載のインバータ制御装置と、
    前記電動機により駆動され、冷媒を循環させる圧縮機と
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
JP2010226705A 2010-10-06 2010-10-06 インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機 Active JP5441862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010226705A JP5441862B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010226705A JP5441862B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012080749A JP2012080749A (ja) 2012-04-19
JP5441862B2 true JP5441862B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=46240328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010226705A Active JP5441862B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5441862B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017022083A1 (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 三菱電機株式会社 同期電動機制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び同期電動機の制御方法
CN106026845B (zh) * 2016-06-21 2019-05-07 珠海格力电器股份有限公司 一种风机驱动装置、空调系统及其风机驱动方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4053968B2 (ja) * 2003-11-25 2008-02-27 三菱電機株式会社 同期電動機駆動装置及び冷凍冷蔵庫及び空気調和機
JP2007259607A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 電動機制御装置
JP4776597B2 (ja) * 2007-08-09 2011-09-21 三菱電機株式会社 電動機駆動装置および圧縮機駆動装置並びに圧縮機
JP2009095099A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Univ Of Ryukyus 永久磁石同期電動機のパルス振幅変調制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012080749A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3163742B1 (en) Inverter control device and air-conditioner
JP6067105B2 (ja) 電力変換装置、およびそれを備えたモータ駆動装置、およびそれを備えた送風機、圧縮機、およびそれらを備えた空気調和機、冷蔵庫、ならびに冷凍機
JP5161180B2 (ja) モータ駆動装置、インバータ装置、コンバータ装置、及び冷凍空調機器
US9287820B2 (en) Motor control device and air conditioner
KR101514391B1 (ko) 벡터 제어 장치, 및 그것을 사용한 모터 제어 장치, 공조기
JP6368664B2 (ja) アクティブフィルタ、及びそれを用いたモータ駆動装置、並びに冷凍装置
JP6621356B2 (ja) 電力変換装置、モータ駆動装置及びそれを用いた冷凍機器
CN107836079B (zh) 同步电动机控制装置、压缩机驱动装置、空气调节机以及同步电动机的控制方法
US10056826B2 (en) Direct-current power supply device for controlling at frequency being 3N times frequency of three-phase alternating current and refrigeration-cycle applied device including the same
US20160352269A1 (en) Apparatus for controlling rotary electric machine
KR101251238B1 (ko) 모터 제어 시스템
JP5813934B2 (ja) 電力変換装置
JP5511700B2 (ja) インバータ装置、ファン駆動装置、圧縮機駆動装置および空気調和機
JP2014138526A (ja) インバータ制御装置およびインバータ制御装置を備える圧縮機
JP2015165757A (ja) インバータ制御装置及びその方法
WO2020246355A1 (ja) 電力変換装置
JP2004023843A (ja) モータ制御装置
JP5441862B2 (ja) インバータ制御装置、圧縮機駆動装置、空気調和機
JP2005168140A (ja) モータ制御装置及びその制御方法
JP4591049B2 (ja) 交流交流直接変換器の電動機制御装置
CN108736754B (zh) 电力转换装置以及空调机
Li et al. Sensorless control and PMSM drive system for compressor applications
JP5998804B2 (ja) 電力変換装置
Abe et al. Suppression method of increase in motor current at zero output voltage for an electrolytic capacitor-less inverter
JP2005102385A (ja) モーター制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5441862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250