JP2012083860A - 電子機器 - Google Patents

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Hiroyuki Kusaka
博之 日下
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Abstract

【課題】暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい電子機器を提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係る電子機器は、第1孔とこの第1孔とは異なる方向に向いた第2孔とが設けられた筐体と、前記筐体内に設けられ、重力方向を検知するセンサと、前記センサの検知内容に基づき、前記第1孔及び前記第2孔のどちらか上側となる方から空気が吐出されるように制御されるファンとを具備した。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、排気孔を有した電子機器に関する。
電子機器は、排気孔を有した筐体と、筐体に収容されたファンとを備えることがある。
特開2008−304692号公報
携帯型の電子機器のなかには、縦向きや横向きといったいくつかの異なる姿勢で使用可能なものがある。ここで、筐体の排気孔が下を向く姿勢では、暖められた空気がユーザーに向いて排気されることになる。
本発明の目的は、暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい電子機器を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、第1孔とこの第1孔とは異なる方向に向いた第2孔とが設けられた筐体と、前記筐体内に設けられ、重力方向を検知するセンサと、前記センサの検知内容に基づき、前記第1孔及び前記第2孔のどちらか上側となる方から空気が吐出されるように制御されるファンとを具備した。
第1実施形態に係る電子機器の平面図。 図1中に示された電子機器の内部を模式的に示す断面図。 図1中に示された電子機器の使用形態を示す図。 第2実施形態に係る電子機器の平面図。 図4中に示された電子機器の内部を模式的に示す断面図。 第3実施形態に係る電子機器の平面図。 第4実施形態に係る電子機器の背面図。 図7中に示された電子機器の内部を模式的に示す断面図。 第5実施形態に係る電子機器の背面図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1乃至図3は、第1実施形態に係る電子機器1を開示している。電子機器1は、携帯型の電子機器であり、例えばスレートタイプのPC(Portable Computer)である。電子機器1は、例えばユーザーが手に持った状態で使用される。
なお本実施形態が適用可能な電子機器は、上記に限定されるものではない。本実施形態は、携帯電話や、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などを含む種々の電子機器に広く適用可能である。
図1に示すように、電子機器1は、筐体2を有する。この筐体2内には、回路基板3、加速度センサ4、ディスプレイ5、ファン6、及びアンテナ7が設けられている。
筐体2は、例えば矩形状の扁平な箱型をしている。筐体2は、前壁11、背壁12、及び周壁13を有する。前壁11は、ディスプレイ5を露出させる比較的大きな開口部11aを有する。背壁12は、前壁11の反対側に向き、前壁11と略平行に広がっている。周壁13は、前壁11及び背壁12に対して起立し、前壁11の縁部と背壁12の縁部との間を繋いでいる。
図1に示すように、周壁13は、互いに異なる方向に向いた第1壁21、第2壁22、第3壁23、及び第4壁24を有する。第2壁22は、第1壁21の反対側に向くとともに、第1壁21と略平行に延びている。第3壁23及び第4壁24は、それぞれ第1壁21及び第2壁22に対して略直交する方向に延び、第1壁21の端部と第2壁22の端部との間を繋いでいる。第4壁24は、第3壁23の反対側に向くとともに、第3壁23と略平行に延びている。
筐体2は、第1乃至第4の4つの角部31,32,33,34を有する。第1角部31は、第1壁21と第3壁23とが繋がる部分である。第2角部32は、第1角部31の対角に位置する。第2角部32は、第2壁22と第4壁24とが繋がる部分である。第3角部33は、第1壁21と第4壁24とが繋がる部分である。第4角部34は、第2壁22と第3壁23とが繋がる部分である。
筐体2は、それぞれ通気孔である第1孔41と、第2孔42とを有する。第1孔41は、筐体2の第1角部31に設けられている。なお第1孔41は、第1壁21から第3壁23に亘る大きな開口部が1つ設けられてよく、または複数の小さな開口部が第1壁21から第3壁23に亘って並んでいてもよい。
第2孔42は、筐体2の第2角部32に設けられ、第1孔41とは異なる方向(本実施形態では反対方向)に向いている。なお第2孔42は、第2壁22から第4壁24に亘る大きな開口部が1つ設けられてもよく、または複数の小さな開口部が第2壁22から第4壁24に亘って並んでいてもよい。
図2に示すように、回路基板3は、例えばメインボードであり、CPU44(Central Processing Unit)が実装されている。CPU44は、「発熱部品」の一例である。なお「発熱部品」は、グラフィックチップやメモリなど、放熱が望まれる種々の部品が広く該当する。
回路基板3は、加速度センサ4、ディスプレイ5、及びファン6に電気的に接続されている。回路基板3は、加速度センサ4からその検知内容を受け取り、その検知内容に基づいてディスプレイ5及びファン6を制御する制御部の一例である。
加速度センサ4は、3軸の加速度センサ(いわゆる3Dセンサ)であり、重力方向を検知する。図3に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、基本姿勢である第1姿勢(図3中(a))に加え、第1姿勢から略180度回転させた第2姿勢(図3中(b))や、左に略90度回転させた第3姿勢(図3中(c))、または右に略90度回転させた第4姿勢(図3中(d))でも使用可能である。加速度センサ4は、重力方向を検知することで、電子機器1が上記いずれの姿勢にあるかを検出する。
図1に示すように、ディスプレイ5は、筐体2の開口部を通じて外部に露出された画面5aを有する。この画面5aには、画像や映像といった画面表示が表示される。ディスプレイ5は、加速度センサ4の検知内容に基づき、画面表示の向きが制御される。つまりディスプレイ5は、加速度センサ4によって得られた重力方向(上下方向)の情報に基づき、画面表示の向きが回転させられ、電子機器1のそのときの姿勢における上下方向に画面表示の上下方向が合わされる。これにより、電子機器1を上記いずれの姿勢で使用しても、画面表示は常に正面を向く。
図1に示すように、ファン6は、筐体2内の略中央部に配置されている。ファン6は、第1孔41から空気が排気される第1回転方向A(例えば反時計回り)と、第2孔42から空気が排気される第2回転方向B(例えば時計回り)とで回転可能である。
ファン6は、加速度センサ4の検知内容に基づき、第1孔41及び第2孔42のうちのどちらか上側となる方から空気が排気されるように制御される。つまりファン6は、加速度センサ4によって得られた重力方向(上下方向)の情報に基づき、第1孔41及び第2孔42のうちの上側となる方から空気が吐出されるように、回転方向が選択される。
換言すれば、上記第1乃至第4の姿勢において、それぞれ第1孔41及び第2孔42のうちの上側となる孔が排気孔として機能させられる。また本実施形態では、上記第1乃至第4の姿勢において、それぞれ第1孔41及び第2孔42のうちの下側となる孔が、筐体2内に空気を取り入れる吸気孔として機能させられる。
具体的には、図3(a)に示す第1姿勢では、ファン6は第1回転方向Aに回転させられ、上側となる第1孔41が排気孔、下側となる第2孔42が吸気孔となる。図3(b)に示す第2姿勢では、ファン6は第2回転方向Bに回転させられ、上側となる第2孔42が排気孔、下側となる第1孔41が吸気孔となる。
図3(c)に示す第3姿勢では、ファン6は第2回転方向Bに回転させられ、上側となる第2孔42が排気孔、下側となる第1孔41が吸気孔となる。図3(d)に示す第4姿勢では、ファン6は第1回転方向Aに回転させられ、上側となる第1孔41が排気孔、下側となる第2孔42が吸気孔となる。これにより、常に、上方に向いた孔から空気が排気される。
図1に示すように、ファン6と第1孔41との間には、第1整流部46が設けられている。第1整流部46は、ファン6から第1孔41に向かう空気を案内する。ファン6と第2孔42との間には、第2整流部47が設けられている。第2整流部47は、ファン6から第2孔42に向かう空気を案内する。
第1整流部46及び第2整流部47は、例えば筐体2の内面に設けられたリブや、回路基板3に実装された電子部品、または、回路基板3や電子部品の上に取り付けられたスポンジなどの1つまたは複数で形成されている。なお、第1整流部46及び第2整流部47は、ファン6と第1孔41または第2孔42の間の全域に設けられている必要は無く、部分的に設けられてもよい。
図1に示すように、アンテナ7は、第1整流部46及び第2整流部47を外れた位置に設けられている。アンテナ7は、例えば第1壁21に沿って配置されている。
次に、電子機器1の機能について説明する。
電子機器1が使用されると、CPU44などいくつかの部品が発熱する。ここで、ファン6が回転すると、吸気孔となる孔から冷たい空気が筐体2内に取り込まれ、その空気が筐体2内を通過する過程でCPU44やその他の発熱部品から熱が奪われる。そして暖められた空気は、排気孔となる孔から外部に排気される。
図3に示すように、電子機器1は、上記第1乃至第4の姿勢で使用することができる。この電子機器1の姿勢は加速度センサ4によって検知され、その検知結果に基づき、ファン6の回転方向が制御される。つまり、それぞれの姿勢において第1孔41及び第2孔42のうちの下側の孔が吸気孔、上側の孔が排気孔となるようにファン6の回転方向が制御される。これにより、ファン6からの空気は、常に、上側となる孔から排気される。
ここで通常、第1孔41及び第2孔42のうち下側となる孔は、ユーザー側に向き、第1孔41及び第2孔42のうち上側となる孔は、ユーザーとは反対側に向く。つまり、ファン6から空気は、常に、ユーザーとは反対側に向いて排気される。
このような構成によれば、暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい。
比較のため、例えば第1回転方向Aのみでしかファン6が回転できない電子機器を考える。その場合、上記第2姿勢(図3(b))や上記第3姿勢(図3(c))では、ファン6からの空気は下方(すなわちユーザー側)に向いてしまい、暖められた空気がユーザーに向けて排気される可能性がある。これは使用時の快適性の観点から好ましくない。
一方で、本実施形態に係る電子機器1は、第1孔41とこの第1孔41とは異なる方向に向いた第2孔42とが設けられた筐体2と、筐体2内に設けられ、重力方向を検知するセンサ4と、センサ4の検知内容に基づき、第1孔41及び第2孔42のどちらか上側となる方から空気が吐出されるように制御されるファン6とを備える。
このため、ユーザーが製品をどの向きで持っても、ファン6からの空気は、常に、上方(つまりユーザーとは反対側)に向けて排気される。このため、暖められた空気がユーザーに向けて排気されにくい。これによりユーザーは製品を快適に使用することができる。
さらに比較のため、筐体2の側壁の中央部に排気孔が設けられた電子機器を考える。このような電子機器では、電子機器の姿勢によっては、ユーザーは排気孔を手で塞いでしまう可能性がある。
一方で、本実施形態では、第1孔41は、筐体2の第1角部31に設けられ、第2孔42は、第1角部31とは対角となる第2角部32に設けられている。このため、ユーザーが製品をどのような向きで持っても、ユーザーは排気孔を手で塞ぎにくい。さらに、第1孔41及び第2孔42が筐体2の角部31,32に設けられていると、2つの孔41,42だけで、いずれの姿勢においても、どちらかの孔を上方に向けることができる。
本実施形態では、ファン6は、筐体2の略中央部に配置されている。このため、電子機器1の重心が、製品中心の近くに位置し、製品全体の重さのバランスが良くなる。このため、色々な姿勢で使いやすい電子機器が提供される。
本実施形態では、ディスプレイ5の画面表示の向きを制御されるために用いられる加速度センサ4を利用して、ファン6の回転方向が制御される。このため、部品点数の増加を抑えることができる。
本実施形態では、ファン6は、第1孔41から空気が排気される第1回転方向Aと、第2孔42から空気が排気される第2回転方向Bとで回転可能である。このため、例えば筐体2内に開閉式の遮風部を設ける場合などに比べて、比較的簡単な構成で2つの孔41,42から選択的に排気することができる電子機器1を提供することができる。
本実施形態では、電子機器1は、ファン6から第1孔41に向かう空気が案内される第1整流部46と、ファン6から第2孔42に向かう空気が案内される第2整流部47とを有する。これによれば、空気を効率的に排気することができる。
本実施形態では、第1孔41及び第2孔42のいずれか一方が排気孔として機能し、他方が吸気孔として機能する。これによれば、吸気専用の孔やその孔に繋がる送風経路を設ける必要が無く、電子機器1の内部構造を単純にすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る電子機器1について、図4乃至図5を参照して説明する。なお上記第1実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図4及び図5に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、第1孔41及び第2孔42とは別に、筐体2の背壁12に吸気孔51を有する。吸気孔51とファン6との間には、CPU44(発熱部品)が位置している。
さらに電子機器1は、第1整流部46に設けられた第1ヒートシンク52と、第2整流部47に設けられた第2ヒートシンク53とを有する。第1及び第2のヒートシンク52,53は、例えば複数のフィンを有したフィンユニット、又は熱拡散板であり、ファン6によって冷却される。第1及び第2のヒートシンク52,53は、例えばヒートパイプのような図示しない熱伝導部材を介して、CPU44に熱的に接続されている。
ファン6を駆動させると、背壁12の吸気孔51から筐体2内に空気が取り込まれる。この外部から取り込まれた空気は、例えばCPU44の近くを通ることで、CPU44から直接に熱を奪う。そして空気は、ファン6の回転によって、第1孔41及び第2孔42のうちの上側となる方から外部に排気される。このとき空気は、第1ヒートシンク52または第2ヒートシンク53を通り、CPU44の熱をさらに奪う。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい。さらに本実施形態では、背壁12に吸気孔51が設けられており、CPU44(発熱部品)の近くに冷たい空気を供給することができる。また、ヒートシンク52,53が設けられていると、冷却効率を高めることができる。
なお、第1孔41及び第2孔42は排気専用孔として使用され、第1孔41及び第2孔42のうち下側となる孔は吸気孔として機能しなくてもよい。または第1孔41及び第2孔42は第1の実施形態と同様に機能し、第1孔41及び第2孔42のうち下側となる孔は、背壁12の吸気孔51と共に吸気孔として機能してもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る電子機器1について、図6を参照して説明する。なお上記第1及び第2の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図6に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、比較的大きなバッテリ55を有する。バッテリ55は、筐体2内で、第2壁22の近くに偏って配置されている。一方で、ファン6及びCPU44は、筐体2内で、バッテリ55とは反対側に偏って配置されている。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい。さらに本実施形態では、ファン6は、筐体2内でバッテリ55とは反対側に偏って配置されている。これにより、比較的重いバッテリ55に対して、ファン6が異なる領域に配置され、電子機器1全体のバランスが向上している。さらに、ファン6とCPU44とを互いに近くに配置することで、CPU44の冷却効率を向上させることもできる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る電子機器1について、図7乃至図8を参照して説明する。なお上記第1乃至第3の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第2の実施形態と同じである。
図7及び図8に示すように、本実施形態に係る筐体2は、背壁12に凸部61を有する。凸部61は、電子機器1の外側に向いて突出している。凸部61は、ファン6に対応して、筐体2の略中央部に設けられている。凸部61は、ファン6よりも一回り大きく形成され、ファン6を収容している。
凸部61は、背壁12に対して段差を有した底壁62と、この底壁62の周縁から折れ曲がり、底壁62と背壁12との間の段差を繋ぐ周壁63とを有する。周壁63は、第1乃至第4の壁21,22,23,24、及び第1乃至第4の角部31,32,33,34を有する。第1孔41は、第1角部31に設けられている。第2孔42は、第2角部32に設けられている。アンテナ7は、例えば凸部61内において、第1整流部46及び第2整流部47を外れた位置に配置されている。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい。さらに本実施形態では、筐体2は、ファン6が収容される凸部61を有する。これにより、ファン6を搭載しつつ、薄型化を図った電子機器1を得ることができる。
さらに、本実施形態では、ファン6と第1孔41及び第2孔42との間の距離を小さくすることができるので、第1整流部46や第2整流部47を小さくすることができる。これは高密度実装に寄与する。
なお、本実施形態の一例では、第1孔41及び第2孔42のどちらか下側となる孔が吸気孔として機能するが、例えば凸部61の底壁62に専用の吸気孔51を設けてもよい。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る電子機器1について、図9を参照して説明する。なお上記第1乃至第4の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第4の実施形態と同じである。
図9に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、背壁12に凸部61を有する。第1孔41は、第1壁21のストレート部分71に設けられている。第2孔42は、第3壁23のストレート部分72に設けられている。なお、ストレート部分71,72とは、第1乃至第4の角部31,32,33,34を外れた領域である。なお本実施形態の電子機器1は、例えば第1壁21が上方を向く第1姿勢と、第3壁23が上方を向く第2姿勢とで使用される。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、暖められた空気がユーザーに向いて排気されにくい。さらに第4実施形態と同様に、ファン6を搭載しつつ、薄型化を図った電子機器1を得ることができる。
さらに、凸部61が筐体2の略中央に設けられていることで、第1壁21や第3壁23のストレート部分71,72に第1孔41及び第2孔42を設けても、これらの孔がユーザーの手によって塞がれにくい。このため、第1孔41及び第2孔42のレイアウトの自由度が大きく高まる。これは高密度実装に寄与する。
なお、本実施形態の一例では、第1孔41及び第2孔42のどちらか下側となる孔が吸気孔として機能するが、例えば凸部61の底壁62に専用の吸気孔51を設けてもよい。また、ヒートシンク52,53を備えてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
ファン6は、筐体2の略中央部に配置される必要は必ずしもない。第1孔41及び第2孔42は、角部31,32,33,34ではなく、角部31,32,33,34に隣接した領域や、壁21,22,23,24の略中央部などに設けてもよい。電子機器1は、上記第1乃至第4の4つの姿勢で使用されるものに限らず、そのうちの2つ又は3つの姿勢で使用されるものでもよい。
1…電子機器、2…筐体、3…回路基板、4…加速度センサ、5…ディスプレイ、6…ファン、7…アンテナ、31…第1角部、32…第2角部、41…第1孔、42…第2孔、44…CPU、46…第1整流部、47…第2整流部、51…吸気孔、52,53…ヒートシンク、61…凸部。

Claims (10)

  1. 第1孔と、この第1孔とは異なる方向に向いた第2孔とが設けられた筐体と、
    前記筐体内に設けられ、発熱部品が実装された回路基板と、
    前記筐体内に設けられ、重力方向を検知するセンサと、
    前記センサの検知内容に基づき、画面表示の向きが制御されるディスプレイと、
    前記センサの検知内容に基づき、前記第1孔及び前記第2孔のどちらか上側となる方から空気が吐出されるように制御されるファンと、
    前記発熱部品に熱的に接続され、前記ファンによって冷却されるヒートシンクと、
    を具備した電子機器。
  2. 請求項1の記載において、
    前記筐体は、前記ファンが収容される凸部を有した電子機器。
  3. 請求項1または請求項2の記載において、
    前記筐体は、第1角部と、この第1角部とは対角となる第2角部とを有し、前記第1孔は、前記第1角部に設けられ、前記第2孔は、前記第2角部に設けられた電子機器。
  4. 請求項1または請求項3の記載において、
    前記ファンは、前記筐体の略中央部に配置された電子機器。
  5. 請求項1または請求項4の記載において、
    前記ファンは、前記第1孔から空気が排気される第1回転方向と、前記第2孔から空気が排気される第2回転方向とで回転可能である電子機器。
  6. 請求項1または請求項5の記載において、
    前記ファンから前記第1孔に向かう空気が案内される第1整流部と、前記ファンから前記第2孔に向かう空気が案内される第2整流部とを有した電子機器。
  7. 請求項6の記載において、
    前記第1整流部及び前記第2整流部を外れた位置にアンテナを備えた電子機器。
  8. 請求項1または請求項7の記載において、
    前記第1孔及び前記第2孔のどちらか下側となる方から空気が吸われる電子機器。
  9. 請求項1または請求項7の記載において、
    前記筐体は、前記第1孔及び前記第2孔とは別に吸気孔が設けられた電子機器。
  10. 第1孔と、この第1孔とは異なる方向に向いた第2孔とが設けられた筐体と、
    前記筐体内に設けられ、重力方向を検知するセンサと、
    前記センサの検知内容に基づき、前記第1孔及び前記第2孔のどちらか上側となる方から空気が吐出されるように制御されるファンと、
    を具備した電子機器。
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