JP2012083610A - 光変調器およびそのための光部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装が従来よりも容易な偏波インターリーブ型変調器を提供すること。
【解決手段】偏波インターリーブ型変調器300は、光入力用ポート311、第1の光出力用ポート312及び第2の光出力用ポート313を有する1入力2出力の光部品310と、第1の光出力用ポート312に接続された、光学的な遅延を与える遅延部320と、遅延部320及び第2の光出力用ポート313に接続された偏波ビームコンバイナ330とを備える。第2の光出力用ポート313と偏波ビームコンバイナ330との間の接続は、90度捻りの偏波保持光ファイバ340により行われ、第2の光出力用ポート313から出力される光信号の偏波変換がなされる。光部品310は筺体内に構成要素が収容されているが、遅延部320が光部品310の筐体の外部に配置される外付け構成であるため、実装が従来よりも容易になっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光変調器およびそのための光部品に関する。
大容量光通信に向けてPDM−QPSK(Polarization Division Multiplexed Quadrature Phase Shift Keying)など偏波多重された光信号の利用が進んでおり、偏波多重された光信号を生成する変調器の開発が進んでいる(非特許文献1参照)。
一般に偏波多重された光信号には、直交する偏波が時間的に同一のタイムスロットにある偏波アライン方式(図1(a))と、ビット間隔の1/2だけずれている偏波インターリーブ方式(図1(b))がある。偏波インターリーブ方式は、光ファイバ中の非線形性に強い特徴がある。
図2に、従来の偏波インターリーブ変調器の例を示す。上側アームのX変調器と下側アームのY変調器との間に光学的な遅延を与える遅延部を設けることで偏波インターリーブされた光信号を生成している。
H. Yamazaki et al., ‘‘Integrated 100-Gb/s PDM-QPSK modulator using a hybrid assembly technique with silica-based PLCs and LiNbO3 phase modulators,’’ Proc. ECOC 2008, Mo3.C.1
しかしながら、従来の構成では、直交する偏波間に遅延を与える遅延部のために変調器の回路サイズが増大する課題があった。たとえば、43G PDM−QPSKでの遅延部は真空中で14mm程度の長さになる。通常、このような用途に使われる変調器のサイズは13.5mm×120mm程度であるので、14mmの遅延部は実装上問題となる。
加えて、偏波アラインでは遅延が0mmであることから、偏波インターリーブ用の変調器と偏波アライン用の変調器では遅延部の光学構成が異なることになり、さらに、40G用と100G用の偏波インターリーブ型変調器でも必要遅延量の違いから遅延部の光学構成が異なることになる。したがって、変調器の汎用化という点からも課題であった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、実装が従来よりも容易な偏波インターリープ型変調器を提供することにある。また、本発明の他の目的は、光変調器のための光部品であって、偏波インターリーブ型変調器の実装を従来よりも容易にし、かつ、偏波多重された光信号を生成する種々の光変調器に用いることのできる汎用性の高い光部品を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、偏波多重された光信号を生成する光変調器のための光部品において、筐体内に、光入力用ポートと、前記光入力用ポートに光学的に接続された、1入力2出力の光カプラと、前記光カプラの第1及び第2の出力にそれぞれ光学的に接続された、第1及び第2のベクトル変調器と、前記第1及び第2のベクトル変調器の出力にそれぞれ光学的に接続された、第1及び第2の光出力用ポートとを備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記光入力用ポート、前記光カプラ、前記第1及び第2のベクトル変調器、並びに、前記第1及び第2の光出力用ポートがLN基板上に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1の態様において、前記第1及び第2のベクトル変調器の少なくとも一部がLN基板上に形成され、前記光入力用ポート、前記光カプラ、並びに、前記第1及び第2の光出力用ポートは、PLC上に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1の態様において、前記光入力用ポート、前記光カプラ、前記第1及び第2のベクトル変調器、並びに、前記第1及び第2の光出力用ポートがInP基板上に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、偏波多重された光信号を生成する光変調器において、第1から第4のいずれかの態様の光部品と、前記光部品の前記第1の光出力用ポートに接続された、光学的な遅延を与える遅延部と、前記遅延部及び前記第2の光出力用ポートに接続された偏波ビームコンバイナとを備えることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記第2の光出力用ポートと前記偏波ビームコンバイナとの間の接続が90度捻りの偏波保持光ファイバにより行われていることを特徴とする。
本発明によれば、遅延部を光部品の筐体外に配置することにより、光変調器の実装を従来よりも容易にすることができ、また、光部品の汎用性を高めることができる。
偏波多重方式を説明するための示す図である。 従来の偏波インターリーブ変調器の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る偏波インターリーブ型変調器を示す図である。 図3の実施形態の変形形態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る偏波インターリーブ型変調器を示す図である。偏波インターリーブ型変調器300は、光入力用ポート311、第1の光出力用ポート312及び第2の光出力用ポート313を有する1入力2出力の光部品310と、第1の光出力用ポート312に接続された、光学的な遅延を与える遅延部320と、遅延部320及び第2の光出力用ポート313に接続された偏波ビームコンバイナ330とを備える。第2の光出力用ポート313と偏波ビームコンバイナ330との間の接続は、90度捻りの偏波保持光ファイバ340により行われ、第2の光出力用ポート313から出力される光信号の偏波変換がなされる。偏波ビームコンバイナ330からの出力光が偏波多重された光信号である。光部品310は筺体内に構成要素が収容されているが、遅延部320が光部品310の筐体の外部に配置される外付け構成であるため、遅延部320として光ファイバを用いることができ、実装が従来よりも容易になっている。
光部品310は、光入力用ポート311に光学的に接続された、1入力2出力の第1の光カプラ316と、第1の光カプラ316の2つの出力にそれぞれ接続され、その出力がそれぞれ第1及び第2の光出力用ポート312、313に光学的に接続された第1及び第2のベクトル変調器314、315とを有する。遅延部320が光部品310の筐体の外部に配置される外付け構成であるため、光ファイバで自由に遅延を調整することができる。また、光部品310は、所望の光変調器に必要な遅延部の光学構成に無関係であるため、汎用性を高めることができる。
図3では、単一の基板、たとえば、ニオブ酸リチウム(LN)の基板上に形成された光部品を示したが、InPの基板上に形成された光部品を用いてもよい。また、図4のように、光部品410を、LN基板上にチタン(Ti)拡散を用いて光導波路を形成したLN変調器と、PLCとを組み合わせたハイブリッド光モジュールとすることもできる。図4に示す例では、ベクトル変調器(ベクトル変調器の一部でもよい。)についてのみLN変調器410Bを用い、引き回しのための光導波路には、LN変調器410Bの両端に接続された第1及び第2のPLC410A、410Cを用いたが、LN変調器410Bの替わりにInP変調器を用いてもよい。LN変調器は、伝搬損失や許容曲げ半径がPLCと比べて大きく、可変カプラ、折返し、偏波合成回路等の複雑な光回路の構成に不向きであるという欠点を有するが、PLCと組み合わせることにより、LN変調器の優れた特性はそのままで、PLCの優れたパッシブ回路の特徴を生かすことができる。例えば、回路全体を小型にしたり、全体の損失を低減したりすることが可能である。なお、ここで「PLC」とは、Si基板上にSiO2系ガラスを主成分とする光導波路を形成した石英系平面光波回路(Planar Lightwave Circuit)を言う。
300 偏波インターリーブ型変調器(「光変調器」に対応)
310 光部品
311 光入力用ポート
312 第1の光出力用ポート
313 第2の光出力用ポート
314 第1のベクトル変調器
315 第2のベクトル変調器
316 第1の光カプラ
320 遅延部
330 偏波ビームコンバイナ
340 偏波保持光ファイバ
410 光部品
410A 第1のPLC
410B LN変調器
410C 第2のPLC

Claims (6)

  1. 偏波多重された光信号を生成する光変調器のための光部品において、筐体内に、
    光入力用ポートと、
    前記光入力用ポートに光学的に接続された、1入力2出力の光カプラと、
    前記光カプラの第1及び第2の出力にそれぞれ光学的に接続された、第1及び第2のベクトル変調器と、
    前記第1及び第2のベクトル変調器の出力にそれぞれ光学的に接続された、第1及び第2の光出力用ポートと
    を備えることを特徴とする光部品。
  2. 前記光入力用ポート、前記光カプラ、前記第1及び第2のベクトル変調器、並びに、前記第1及び第2の光出力用ポートは、LN基板上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光部品。
  3. 前記第1及び第2のベクトル変調器の少なくとも一部がLN基板上に形成され、前記光入力用ポート、前記光カプラ、並びに、前記第1及び第2の光出力用ポートは、PLC上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光部品。
  4. 前記光入力用ポート、前記光カプラ、前記第1及び第2のベクトル変調器、並びに、前記第1及び第2の光出力用ポートは、InP基板上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光部品。
  5. 偏波多重された光信号を生成する光変調器において、
    請求項1から3のいずれかに記載の光部品と、
    前記光部品の前記第1の光出力用ポートに接続された、光学的な遅延を与える遅延部と、
    前記遅延部及び前記第2の光出力用ポートに接続された偏波ビームコンバイナと
    を備えることを特徴とする光変調器。
  6. 前記第2の光出力用ポートと前記偏波ビームコンバイナとの間の接続は、90度捻りの偏波保持光ファイバにより行われていることを特徴とする請求項5に記載の光変調器。
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