JP2012082606A - 遮水装置 - Google Patents

遮水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012082606A
JP2012082606A JP2010228884A JP2010228884A JP2012082606A JP 2012082606 A JP2012082606 A JP 2012082606A JP 2010228884 A JP2010228884 A JP 2010228884A JP 2010228884 A JP2010228884 A JP 2010228884A JP 2012082606 A JP2012082606 A JP 2012082606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
storage tank
wall
water storage
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010228884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4773577B1 (ja
Inventor
Hideki Fujita
秀樹 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2010228884A priority Critical patent/JP4773577B1/ja
Priority to KR1020100139365A priority patent/KR20120036722A/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP4773577B1 publication Critical patent/JP4773577B1/ja
Priority to US13/252,358 priority patent/US20120134750A1/en
Publication of JP2012082606A publication Critical patent/JP2012082606A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/10Dams; Dykes; Sluice ways or other structures for dykes, dams, or the like
    • E02B3/102Permanently installed raisable dykes
    • E02B3/104Permanently installed raisable dykes with self-activating means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B7/00Barrages or weirs; Layout, construction, methods of, or devices for, making same
    • E02B7/20Movable barrages; Lock or dry-dock gates
    • E02B7/205Barrages controlled by the variations of the water level; automatically functioning barrages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Barrages (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

【課題】車両等から受ける衝撃によって破損されるのを防止することができる遮水装置を提供する。
【解決手段】遮水装置10は、人や車両Mが通行する通路Rの下方に配置される貯水部12と、貯水部12の内部に収容される遮水部14とを備え、貯水槽20に水が貯留されていない第1状態では、蓋部74が開口部26の内周部に当接されることによって開口部26が閉じられるとともに、蓋部26で遮水壁70が吊下げ状態で支持されることによって遮水壁70の下端部70cと貯水槽20の底面30aとの間に空間Qが確保され、貯水槽20に水が貯留されている第2状態では、蓋部74および遮水壁70が浮き部72と共に上昇することによって遮水壁70が開口部26から通路Rに突出される。
【選択図】図7

Description

本発明は、津波や洪水の際に住宅地等へ向かう水の流れを遮断する、遮水装置に関する。
津波や洪水による住宅地等の浸水を防止するためには、海岸や河岸に堤防を築くことが有効であるが、堤防を築いた場合には、堤防によって交通が遮断されるため、通常時の生活環境が悪化するおそれがある。そこで、従来では、堤防の一部を切り欠いて通路を設けるとともに、当該通路に引戸状の防水扉を設け、通常時には、防水扉を開いて車両や人を通行させ、津波や洪水等が発生するおそれがあるときには、防水扉を閉じて住宅地等への水の浸入を防止するようにしていた。しかし、防水扉を人手で動かす場合には、防水扉の開閉を迅速に行うことができず、また、防水扉を電力(モータ等)で動かす場合には、停電時に動作不能になるという課題があった。
そこで、従来より、迅速かつ確実に動作させることができる遮水装置が種々開発されており、特許文献1には、そのような遮水装置の一例が記載されている。特許文献1に記載された遮水装置は、地盤面下に地中ピットを形成するとともに、この地中ピットの内部に浮きおよび防潮板を収納し、地中ピットに流入した水で浮きおよび防潮板を浮上させることによって、防潮板を地中ピットの上方の通路に突出させるようにしたものである。なお、特許文献1では「防潮装置」の名称が用いられているが、この「防潮装置」も水の流れを遮断する「遮水装置」の一種である。
特開平7−197751号公報
特許文献1に記載された防潮装置(すなわち遮水装置)によれば、津波や洪水の際に海や河川から流れてきた水を地中ピットに取り込み、当該水の浮力を利用して浮きおよび防潮板を上昇させるようにしていたので、人手や電力に頼ることなく、迅速かつ確実に動作させることが可能である。しかし、通常時には、浮きおよび防潮板が、金属製のカバープレートと鉄筋コンクリート製の地中ピットの底面との間で挟まれていたので、車両等からカバープレートに伝わる衝撃の逃げ場所が無く、この衝撃によって浮きおよび防潮板が破損されるおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、車両等から受ける衝撃によって破損されるのを防止することができる、遮水装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る遮水装置は、人や車両が通行する通路の下方に配置される貯水部と、前記貯水部の内部に収容される遮水部とを備え、前記貯水部は、水を貯留する貯水槽と、前記貯水槽に水を取り込む取水部と、前記貯水槽の上部に前記通路に向けて開口された開口部とを有し、前記遮水部は、前記開口部から前記通路に対して出没する遮水壁と、前記遮水壁と一体に設けられ、前記貯水槽に貯留された水から浮力を受けて前記遮水壁と共に上昇する浮き部と、前記遮水壁の上部に設けられ、前記浮き部および前記遮水壁の昇降動作に応じて前記開口部を開閉する蓋部とを有し、前記貯水槽に水が貯留されていない第1状態では、前記蓋部が前記開口部の内周部に当接されることによって前記開口部が閉じられるとともに、前記蓋部で前記遮水壁が吊下げ状態で支持されることによって前記遮水壁の下端部と前記貯水槽の底面との間に空間が確保され、前記貯水槽に水が貯留されている第2状態では、前記蓋部および前記遮水壁が前記浮き部と共に上昇することによって前記遮水壁が前記開口部から前記通路に突出される。
この構成では、貯水槽に水が貯留されていない第1状態において、蓋部が開口部の内周部に当接され、通路が開かれるとともに開口部が閉じられる。また、遮水壁の下端部と貯水槽の底面との間に空間が確保され、当該空間において遮水壁の下端部の動きが許容される。したがって、通路を通行する人や車両から蓋部に衝撃が与えられた場合でも、遮水壁の下端部が動くことによって当該衝撃を吸収することが可能であり、当該衝撃によって遮水壁および浮き部が破損されるのを防止することができる。一方、貯水槽に水が貯留されている第2状態では、蓋部および遮水壁が浮き部と共に上昇し、遮水壁が開口部から通路に突出して当該通路が閉じられる。したがって、人手や電力に頼ることなく、通路を流れる水の流れを迅速かつ確実に遮断することができる。
前記遮水壁は、互いに平行に配置された2枚の壁板を有しており、前記浮き部は、前記2枚の壁板の間に配置されていてもよい。
この構成では、遮水壁を構成する2枚の壁板の間に浮き部が配置されているので、遮水壁と浮き部とを合わせた部分の上下方向長さを短くすることが可能であり、装置全体を小型化することができる。また、2枚の壁板によって遮水壁の強度を高めることができる。
前記貯水槽の側壁における前記空間の側方に位置する部分には、前記貯水槽に貯留された水を排出する排水口が設けられていてもよい。
この構成では、遮水壁の下端部と貯水槽の底面との間に確保された空間の側方に排水口が設けられており、遮水部の荷重によって空間内の水に圧力を加えながら、当該水を排水口から排水することができるので、排水時間を短縮することができる。
前記貯水槽の底面は前記排水口に向かって低くなるように傾斜していてもよい。
この構成では、貯水槽に貯留された水を、貯水槽の傾斜した底面によって排水口に導くことができるので、排水効率を高めることができる。
前記排水口には、排水管が接続されており、前記排水管には、水の流れを必要に応じて遮断する弁が設けられていてもよい。
この構成では、弁を操作して排水管の管路を開くことによって、貯水槽に貯留された水を排水することができる。
本発明に係る遮水装置によれば、上記構成により、車両等から受ける衝撃によって破損されるのを防止することができ、重量の大きい車両等が通行する場所にも問題なく使用することができる。
第1実施形態に係る遮水装置の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る遮水装置の使用状態(第1状態)を示す断面図である。 第1実施形態に係る遮水装置の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る遮水装置の構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る遮水装置における遮水部の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は背面図である。 第1実施形態に係る遮水装置における遮水部の構成を示す図であり、(C)は右側面図、(D)は図5(A)におけるVID−VID線断面図である。 第1実施形態に係る遮水装置の使用状態(第1状態)を示す部分拡大断面図である。 第1実施形態に係る遮水装置の使用状態(第2状態)を示す部分拡大断面図である。 第2実施形態に係る遮水装置の構成を示す部分断面図である。 第3実施形態に係る遮水装置の構成を示す部分断面図である。 第4実施形態に係る遮水装置の構成を示す正面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
[遮水装置の全体構成]
図1は第1実施形態に係る遮水装置10の構成を示す斜視図であり、図2は遮水装置10の使用状態(第1状態)を示す断面図であり、図3は遮水装置10の構成を示す分解斜視図である。また、図4は遮水装置10の構成を示す正面図である。
図2に示すように、遮水装置10は、津波や洪水の際に、住宅地等のような浸水防止地域Sに向かう水Wの流れを遮断するものであり、通路Rの下方に配置される貯水部12と、貯水部12の内部に収容される遮水部14とを備えている。ここで、通路Rは、津波や洪水の際に水Wが浸水防止地域Sに向けて流れる場所に設けられており、通常時には、人や車両M(図7)が通行できるようになっている。なお、図1中の矢印で示すように、本実施形態では、浸水防止地域Sに向けて流れる水Wの流れの上流側を「前」、下流側を「後」、遮水装置10を上流側から見たときの右側を「右」、左側を「左」という。
[貯水部の構成]
図3に示すように、貯水部12は、水W(図2)を貯留する貯水槽20と、貯水槽20に上方から水Wを取り込む第1取水部22と、貯水槽20に前方から水Wを取り込む第2取水部24と、貯水槽20の上部20aに通路Rに向けて開口された開口部26と、貯水槽20における左右方向両端部の上面に設けられた一対のガイド部28a,28bとを有している。
図1に示すように、貯水槽20は、浸水防止地域Sに流れ込もうとする水Wを、第1取水部22および第2取水部24から取り込んで貯留する筐体状の部材であり、本実施形態では、通路Rを横断するように、鉄筋コンクリートによって左右方向に延びる直方体状に構成されている。また、図4に示すように、貯水槽20の底部を構成する底板30の上面すなわち貯水槽20の底面30aは、長手方向の一方端部(本実施形態では左端部)から他方端部(本実施形態では右端部)に向かって低くなるように傾斜している。そして、図3に示すように、貯水槽20の前側の側壁32aにおける右端部の下部には、貯水槽20に貯留された水Wを排水する第1排水口34が設けられており、前側の側壁32aにおける左端部の下部には、貯水槽20に貯留された水Wを排水する第2排水口36が設けられている。そして、図2に示すように、貯水槽20の後側の側壁32b、左側の側壁32cおよび右側の側壁32d(図3)のそれぞれの上端縁は、通路Rを構成する通路面Gとほぼ同じ高さに配置されており、前側の側壁32aの上端縁は、通路面Gよりも下方に配置されている。
図3に示すように、第1排水口34は、貯水槽20に貯留された水Wを一気に排水する開口部であり、その口径は、水Wを短時間で排水できるように大きく設計されている。そして、第1排水口34には、第1排水管38の上流側端部が接続されており、第1排水管38には、水Wの流れを必要に応じて遮断する弁40が設けられている。この弁40は、通常時には、水Wが逆流しないように閉じられており、貯水槽20に貯留された水Wを排水するときには、手動または電動によって開かれる。図2に示すように、第1排水管38の下流側端部は、海等に向けて開放されている。
図3に示すように、第2排水口36は、通常時に溜まる雨水等を排水する開口部であり、その口径は、第1排水口34の口径よりも小さく設計されている。そして、第2排水口36には、第2排水管42の上流側端部が接続されており、第2排水口36または第2排水管42には、排水路を開閉する弁(図示省略)が設けられている。この弁は、貯水槽20に貯留された水Wの水位が所定値未満のときに開き、かつ、所定値以上になったときに閉じるように構成されており、通常時には、弁が開いて第2排水管42から雨水等が排水される。図2に示すように、第2排水管42の下流側端部は、海等に向けて開放されている。
図2に示すように、第1取水部22は、貯水槽20における前側の側壁32aの上端部から前方に延びて形成された底板部22aと、底板部22aの前端部から上方に延びて形成された前板部22bとを有しており、前板部22bの上端部の後方には、水Wを取り込む取水口44が通路Rに向けて開口されている。そして、取水口44の上部には、取水口44を覆うようにして、蓋部材46が着脱自在に配置されている。図3に示すように、蓋部材46は、水Wを取り込むための複数の取水孔46aを有する板状の部材であり、耐食性を有する金属等によって左右方向に延びて形成されている。
図2に示すように、第2取水部24は、海等の水位が通路面Gよりも下方の所定高さHまで上昇したときに、水Wを前方から取り込む部分であり、図3に示すように、左右方向に延びる長方形の断面形状を有する取水管24aを有している。そして、図2に示すように、取水管24aの下流側端部が、貯水槽20の前側の側壁32aにおける底面30aから所定の間隔を隔てた部分に接続されており、取水管24aの下流側端部が、海等に向けて開放されている。したがって、海等の水位が所定高さHまで上昇すると、水Wが取水管24aを通って貯水槽20の内部に一気に取り込まれ、貯水槽20の内部における水Wの水位が上昇する。なお、取水管24aの流路断面積は、その左右方向長さを変更することによって、その上下方向長さを一定に保持しつつ、適宜調整することができる。
図2に示すように、開口部26は、貯水槽20の内部に収容された遮水部14を通路Rに対して出没させる部分であり、図3に示すように、開口部26の前後方向長さは、遮水部14における遮水壁70の前後方向長さよりも長めに設計されており、開口部26の左右方向長さは、遮水壁70の左右方向長さよりも長めに設計されている。また、開口部26の前方および後方には、開口部26の内周部の一部を構成する棒状の前側蓋受部50および後側蓋受部52が左右方向に延びて設けられており、前側蓋受部50および後側蓋受部52のそれぞれの上面が蓋部74を受ける蓋受面54となっている。
図3に示すように、ガイド部28a,28bは、開口部26から通路Rに対して出没する遮水部14を上下方向にガイドする部分であり、鉄筋コンクリートからなる平面視略U状の支柱部60と、金属からなる平面視略U状のガイド板62とを有している。支柱部60は、堤防等のような構造物に対して連続的に配置される側板60aと、側板60aの前方に配置される前板60bと、側板60aの後方に配置される後板60cとを有しており、支柱部60の上端面には、板状の蓋部材64がボルト66を用いて接続されている。ガイド板62は、支柱部60の内面を覆う部材であり、金属板を曲げ加工すること等によって形成されている。そして、ガイド板62の内面には、遮水壁70をガイドするガイドレール68が上下方向に延びて形成されている。
[遮水部の構成]
図5は、遮水装置10における遮水部14の構成を示す図であり、図5(A)は正面図、図5(B)は背面図である。また、図6(C)は右側面図、図6(D)は図5(A)におけるVID−VID線断面図である。
図3に示すように、遮水部14は、開口部26から通路Rに対して出没する遮水壁70と、遮水壁70と一体に設けられ、貯水槽20に貯留された水Wから浮力を受けて遮水壁70と共に上昇する浮き部72と、遮水壁70の上部に設けられ、浮き部72および遮水壁70の昇降動作に応じて開口部26を開閉する蓋部74とを有している。
図6(C),(D)に示すように、遮水壁70は、互いに平行に配置された2枚の壁板76a,76bを有しており、壁板76aの周縁部と壁板76bの周縁部とが、天板78a、底板78b、右側板78cおよび左側板78dを介して連結されている。また、2枚の壁板76a,76bの間には、中央部に孔80aを有する仕切板80が水平に配置されており、仕切板80によって、遮水壁70の内部空間が、上側空間70aと下側空間70bとに区画されている。なお、遮水壁70の各構成部分の材料は、特に限定されるものではないが、水Wの流れを遮断する機能を有効に発揮させるために、アルミニウム合金、ステンレス、繊維強化プラスチック、プラスチック等のような高強度の材料を用いることが望ましい。本実施形態では、各構成部分が金属で構成されており、これらが互いに溶接されて筐体状の遮水壁70が構成されている。
そして、図5(A)に示すように、前側の壁板76aの表面における左右方向両端部には、ガイド板62の内面に当接する複数(本実施形態では2つ)の突起82aが上下方向に間隔を隔てて設けられており、図5(B)に示すように、後側の壁板76bの表面における左右方向両端部には、ガイドレール68に当接する複数(本実施形態では2つ)の突起82bが上下方向に間隔を隔てて設けられている。さらに、図5(B)に示すように、後側の壁板76bの表面における突起82bよりも中央側の領域には、背面視略U状のパッキン84が設けられている。
図6(D)に示すように、浮き部72は、2枚の壁板76a,76bの間に配置され、貯水槽20に貯留された水Wによって浮力を生じさせる部分であり、本実施形態では、上側空間70aと下側空間70bと上側空間70aの内部に充填された充填材86とによって浮き部72が構成されている。上側空間70aおよび下側空間70bは、その内部に存在する空気の漏出を防止するために気密性を有するように構成されており、当該空気によって浮力が得られるようになっている。そして、上側空間70aの内部には、発泡ウレタン等のような比重の軽い充填材86が充填されている。上側空間70aは、遮水壁70における通路Rに向けて突出される部分に構成されており、上側空間70aに充填材86が充填されることによって当該部分の強度が高められている。
上側空間70aの内部に充填材86を充填する際には、まず、底板78bを取り外した状態で遮水壁70を準備し、続いて、仕切板80の孔80aから上側空間70aの内部に充填材86を充填し、その後、壁板76a,76bの下端部に底板78bを溶接する。溶接の際には、溶接部が高温に加熱されるが、底板78bと上側空間70aとの間に介在した下側空間70b等で熱を逃すことができるので、充填材86の熱劣化を防止することができる。
図5(A),(B)に示すように、蓋部74は、開口部26を覆う板状の蓋本体90と、蓋本体90を遮水壁70の上部に着脱可能に接続する複数の接続部92とを有している。
図3に示すように、蓋本体90は、貯水槽20に水Wが貯留されていない「第1状態」において、開口部26の内周部を構成する前側蓋受部50および後側蓋受部52に当接する部分であり、蓋本体90の平面視形状は、開口部26に対応するように、左右方向に延びる長方形に設計されている。そして、蓋本体90における左右方向両端部では、その前後方向長さが短くなっており、この部分がガイド板62の内側に配置される。
図5(A)および図6(D)に示すように、各接続部92は、遮水壁70の上部側面に設けられた突起状の第1接続片94と、蓋本体90の下面に設けられた突起状または棒状の第2接続片96とを有しており、第1接続片94および第2接続片96のそれぞれには、互いに連通する孔(図示省略)が形成されている。そして、これらの孔にボルト98aが挿通されており、このボルト98aにナット98bが螺合されている。したがって、ボルト98aからナット98bを取り外し、上記孔からボルト98aを引き抜くことで、蓋部74を遮水壁70から取り外すことができる。
図7に示すように、蓋部74を遮水壁70に取り付けた状態において、蓋本体90の外周部の下面から遮水壁70の下端までの長さL0は、蓋受面54から貯水槽20の底面30aの最上部までの長さL1よりも短く設計されている。したがって、「第1状態」において、遮水壁70の下端部70cが貯水槽20の底面30aに当接するのを防止でき、遮水壁70の下端部70cの動きを許容して、遮水壁70に与えられた衝撃や振動を吸収することができる。
[遮水装置の動作]
図7は、遮水装置10の使用状態(第1状態)を示す部分拡大断面図であり、図8は、遮水装置10の他の使用状態(第2状態)を示す部分拡大断面図である。
図7に示すように、貯水槽20に水Wが貯留されていない「第1状態」では、遮水壁70および浮き部72が貯水槽20の内部に完全に収容されるとともに、蓋部74が開口部26の内周部の蓋受面54に当接され、これにより、通路Rが開かれるとともに開口部26が閉じられる。また、蓋受面54に当接された蓋部74によって遮水壁70が吊下げ状態で支持され、これにより、遮水壁70の下端部70cと貯水槽20の底面30aとの間に空間Qが確保される。したがって、「第1状態」では、人や車両Mが通路Rを自由に通行することができる。また、人や車両Mから蓋部74に衝撃が与えられた場合には、遮水壁70の下端部70cが動くことによって当該衝撃を吸収することができるので、当該衝撃によって遮水壁70および浮き部72が破損されるのを防止することができる。
図2に示すように、津波や洪水の際に海等における水Wの水位が所定高さHまで上昇すると、水Wが取水管24aを通って貯水槽20の内部に取り込まれ、貯水槽20の内部における水Wの水位が上昇する。つまり、遮水装置10は、貯水槽20に水Wが貯留されている「第2状態」となる。図8に示すように、「第2状態」では、貯水槽20に貯留された水Wから浮き部72が浮力を受けることによって、遮水壁70および蓋部74が浮き部72と共に上昇し、遮水壁70が開口部26から通路Rに突出される。これにより、通路Rが閉じられ、浸水防止地域Sに向かう水Wの流れが遮断される。その後、水位がさらに上昇して、水Wが地表面を流れてくると、当該水Wが取水口44から貯水槽20の内部に取り込まれる。このような水Wの流入によって貯水槽20が満水になると、通路Rに対する遮水壁70の突出長さが一定に保持され、主として、遮水壁70における上側空間70aが構成された部分で水Wの流れが遮断される。地表面に溢れた水Wが引くと、弁40を開操作して、貯水槽20に溜まった水Wを第1排水管38から排水する。水Wの排水が完了して「第1状態」に戻ると、弁40を閉操作して、第1排水管38からの水Wの逆流を防止する。
「第1状態」において、取水口44から貯水槽20の内部に雨水等が流入すると、上記空間Qに水W(雨水等を含む。)が貯留される。そして、水Wの水位が第2排水口36の高さに達すると、当該水Wが第2排水管42から排水される。また、「第1状態」において、空間Qにゴミ等が溜まると、弁40を開操作して、当該ゴミを空間Qに溜まった水Wと共に第1排水管38から排出する。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態によれば、車両M(図7)から受ける衝撃によって遮水部14が破損されるのを防止することができ、車両Mが通行する場所にも問題なく使用することができる。
また、遮水壁70の下端部70cと貯水槽20の底面30aとの間に確保された空間Qの側方に第1排水口34が設けられており、遮水部14の荷重によって空間Q内の水Wに上方から圧力を加えることができるので、第1排水口34から水Wを効率よく排水することができる。また、貯水槽20の底面30aが第1排水口34に向かって低くなるように傾斜しているので、この底面30aに沿わせて水Wを効率よく排水することができる。
さらに、遮水壁70を構成する2枚の壁板76a,76bの間に浮き部72が配置されているので、遮水壁70と浮き部72とを合わせた部分の上下方向長さを短くすることが可能であり、装置全体を小型化することができる。
(第2実施形態)
図9は第2実施形態に係る遮水装置100の構成を示す部分断面図である。この遮水装置100では、遮水部102を構成する蓋体104の蓋本体106が、円弧状に湾曲して形成されており、この蓋本体106が、前側蓋受部50と後側蓋受部52との間にアーチ状に架け渡されている。したがって、蓋本体106の厚さの増大を抑えつつ、その耐荷重を高めることができる。なお、図9では、上述の遮水装置10の構成部分と対応する部分に、当該構成部分と同じ参照番号を付している(図10〜図11において同じ。)。
(第3実施形態)
図10は第3実施形態に係る遮水装置110の構成を示す部分断面図である。この遮水装置110では、遮水部112において、蓋体114を構成する蓋本体114aと、遮水壁116を構成する天板116aとが兼用されており、蓋体114と遮水壁116とが一体化されている。したがって、遮水部112の部品点数を減らして、軽量化を図ることができるとともに、製造コストを低減することができる。
(第4実施形態)
図11は第4実施形態に係る遮水装置120の構成を示す正面図である。この遮水装置120では、貯水槽122の底面122aが、左右方向両端部から左右方向中央部に向けて低くなるように傾斜しており、貯水槽122の前側の側壁122bにおける左右方向中央部の下部に、第1排水口34が設けられている。つまり、貯水槽122の底面122aが、前側の側壁122bにおける左右方向中央部の下部に設けられた第1排水口34に向かって低くなるように傾斜している。そして、第2排水口36の最下点が第1排水口34の最下点よりも上方に位置するようにして、第2排水口36が第1排水口34と並んで設けられている。第4実施形態においても、底面122aに沿わせて水Wを効率よく排水することができる。
(他の実施形態)
第1実施形態では、貯水槽20およびガイド部28a,28bが鉄筋コンクリートで形成されているが、これらの材料は鉄筋コンクリートに限定されるものではなく、他の実施形態では、これらが耐食性を有する金属で形成されてもよい。
また、他の実施形態では、上側空間70aおよび下側空間70bを空間のまま残し、これらの空間に空気または空気以外のガスを充填してもよいし、上側空間70aおよび下側空間70bの両方に充填材86を充填してもよい。
Q… 空間
R… 通路
S… 浸水防止地域
W… 水
10… 遮水装置
12… 貯水部
14… 遮水部
20… 貯水槽
22… 第1取水部
24… 第2取水部
26… 開口部
30a… 底面
32a〜32d… 側壁
34… 第1排水口
36… 第2排水口
38… 第1排水管
40… 弁
44… 取水口
46… 蓋部材
50… 前側蓋受部(開口部の内周部)
52… 後側蓋受部(開口部の内周部)
70… 遮水壁
72… 浮き部
74… 蓋部
76a,76b… 壁板
86… 充填材
92… 接続部
上記課題を解決するために、本発明に係る遮水装置は、人や車両が通行する通路の下方に配置される貯水部と、前記貯水部の内部に収容される遮水部とを備え、前記貯水部は、前記通路を横断する方向に延びて形成され、水を貯留する貯水槽と、前記貯水槽に水を取り込む取水部と、前記貯水槽の上部に前記通路に向けて開口された開口部とを有し、前記遮水部は、前記開口部から前記通路に対して出没する遮水壁と、前記遮水壁と一体に設けられ、前記貯水槽に貯留された水から浮力を受けて前記遮水壁と共に上昇する浮き部と、前記遮水壁の上部に設けられ、前記浮き部および前記遮水壁の昇降動作に応じて前記開口部を開閉する蓋部とを有し、前記貯水槽に水が貯留されていない第1状態では、前記蓋部が前記開口部の内周部に当接されることによって前記開口部が閉じられるとともに、前記蓋部で前記遮水壁が吊下げ状態で支持されることによって前記遮水壁の下端部と前記貯水槽の底面と前記貯水槽の側壁とによって空間が構成され、前記貯水槽に水が貯留されている第2状態では、前記蓋部および前記遮水壁が前記浮き部と共に上昇することによって前記遮水壁が前記開口部から前記通路に突出され、前記貯水槽の側壁における前記空間を構成する部分には、前記貯水槽に貯留された水を排出する第1排水管が接続される第1排水口が設けられ、前記貯水槽の底面は、前記通路を横断する方向において前記第1排水口に向かって低くなるように傾斜して形成される。
この構成では、貯水槽に水が貯留されていない第1状態において、蓋部が開口部の内周部に当接され、通路が開かれるとともに開口部が閉じられる。また、遮水壁の下端部と貯水槽の底面との間に空間が確保され、当該空間において遮水壁の下端部の動きが許容される。したがって、通路を通行する人や車両から蓋部に衝撃が与えられた場合でも、遮水壁の下端部が動くことによって当該衝撃を吸収することが可能であり、当該衝撃によって遮水壁および浮き部が破損されるのを防止することができる。一方、貯水槽に水が貯留されている第2状態では、蓋部および遮水壁が浮き部と共に上昇し、遮水壁が開口部から通路に突出して当該通路が閉じられる。したがって、人手や電力に頼ることなく、通路を流れる水の流れを迅速かつ確実に遮断することができる。また、この構成では、遮水壁の下端部と貯水槽の底面と貯水槽の側壁とによって空間が構成され、貯水槽の側壁における空間を構成する部分に第1排水管が接続される第1排水口が設けられるので、遮水部の荷重によって空間内の水に圧力を加えながら、当該水を第1排水管から短時間で排出することができる。さらに、この構成では、貯水槽に貯留された水を、貯水槽の傾斜した底面によって第1排水口および第1排水管に導くことができる。
前記貯水槽の側壁における前記空間を構成する部分には、前記貯水槽に貯留された水を排出する第2排水管が接続される第2排水口が設けられており、前記第2排水口の最下点は前記第1排水口の最下点よりも上方に位置しており、前記第1排水管には、水の流れを必要に応じて遮断する弁が設けられていてもよい。
この構成では、弁を操作して第1排水管の管路を開くことによって、貯水槽に貯留された水を排水することができる。また、通常時には、第1排水管の弁を閉じて第2排水口から雨水等を排出することができる。

Claims (5)

  1. 人や車両が通行する通路の下方に配置される貯水部と、前記貯水部の内部に収容される遮水部とを備え、
    前記貯水部は、水を貯留する貯水槽と、前記貯水槽に水を取り込む取水部と、前記貯水槽の上部に前記通路に向けて開口された開口部とを有し、
    前記遮水部は、前記開口部から前記通路に対して出没する遮水壁と、前記遮水壁と一体に設けられ、前記貯水槽に貯留された水から浮力を受けて前記遮水壁と共に上昇する浮き部と、前記遮水壁の上部に設けられ、前記浮き部および前記遮水壁の昇降動作に応じて前記開口部を開閉する蓋部とを有し、
    前記貯水槽に水が貯留されていない第1状態では、前記蓋部が前記開口部の内周部に当接されることによって前記開口部が閉じられるとともに、前記蓋部で前記遮水壁が吊下げ状態で支持されることによって前記遮水壁の下端部と前記貯水槽の底面との間に空間が確保され、
    前記貯水槽に水が貯留されている第2状態では、前記蓋部および前記遮水壁が前記浮き部と共に上昇することによって前記遮水壁が前記開口部から前記通路に突出される、遮水装置。
  2. 前記遮水壁は、互いに平行に配置された2枚の壁板を有しており、
    前記浮き部は、前記2枚の壁板の間に配置されている、請求項1に記載の遮水装置。
  3. 前記貯水槽の側壁における前記空間の側方に位置する部分には、前記貯水槽に貯留された水を排出する排水口が設けられている、請求項1または2に記載の遮水装置。
  4. 前記貯水槽の底面は前記排水口に向かって低くなるように傾斜している、請求項3に記載の遮水装置。
  5. 前記排水口には、排水管が接続されており、
    前記排水管には、水の流れを必要に応じて遮断する弁が設けられている、請求項3または4に記載の遮水装置。
JP2010228884A 2010-10-08 2010-10-08 遮水装置 Active JP4773577B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010228884A JP4773577B1 (ja) 2010-10-08 2010-10-08 遮水装置
KR1020100139365A KR20120036722A (ko) 2010-10-08 2010-12-30 차수 장치
US13/252,358 US20120134750A1 (en) 2010-10-08 2011-10-04 Water barrier device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010228884A JP4773577B1 (ja) 2010-10-08 2010-10-08 遮水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4773577B1 JP4773577B1 (ja) 2011-09-14
JP2012082606A true JP2012082606A (ja) 2012-04-26

Family

ID=44693653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010228884A Active JP4773577B1 (ja) 2010-10-08 2010-10-08 遮水装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120134750A1 (ja)
JP (1) JP4773577B1 (ja)
KR (1) KR20120036722A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130128305A (ko) * 2012-05-16 2013-11-26 레인보우스케이프주식회사 빗물 유입 방지장치
JP2014098252A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Lixil Suzuki Shutter Corp 防水板装置
JP2015113603A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 豊和工業株式会社 防水扉装置
JP2015175127A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 エム・エムブリッジ株式会社 可動式防波堤及び可動式防波施設
JP6366155B1 (ja) * 2018-01-29 2018-08-01 義英 土橋 水位対応型水中壁
JP2021080695A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 有限会社シンワ 止水装置
JP2021080696A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 有限会社シンワ 止水装置並びに止水装置の設置方法及び撤去方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5896659B2 (ja) * 2011-09-14 2016-03-30 山下 三男 グレーチングと防水板が一体化した防水装置
CH706696A2 (de) * 2012-06-18 2013-12-31 Floodprotect Ltd Dammvorrichtung und Herstellungsverfahren für eine Dammvorrichtung.
CN104769204A (zh) * 2012-11-13 2015-07-08 株式会社骊住铃木卷帘门 防水板装置
AT515048B1 (de) * 2013-09-25 2021-02-15 Hainzl Ind Gmbh Vorrichtung zur optischen Anzeige einer Durchfahrsperre
GB201402555D0 (en) * 2014-02-13 2014-04-02 Bluewater Design Associates Ltd Self-activating flood protection barrier
CN108104075B (zh) * 2017-12-08 2023-07-25 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 一种降低挡水幕墙下端边壁处水流泄漏量的刚性阻水结构
CN115095266A (zh) * 2022-05-31 2022-09-23 中冶天工集团有限公司 一种地下车库汽车坡道自动升降的防水装置及使用方法
KR102615380B1 (ko) * 2023-09-06 2023-12-19 주식회사 리더 부력을 이용한 침수방지용 물막이 장치

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4074684A (en) * 1976-08-23 1978-02-21 Biesel John W Drain system for protecting buildings against flooding and method
JPS5571732A (en) * 1978-11-22 1980-05-30 Sumitomo Chem Co Ltd Polyethylene resin composition
US5460462A (en) * 1993-09-09 1995-10-24 Regan; Patrick Liquid and flood water barrier wall forming-apparatus
JP3283209B2 (ja) * 1997-06-12 2002-05-20 戸田建設株式会社 防水板の自動操作機構
JP3532462B2 (ja) * 1999-06-04 2004-05-31 勉 小田原 浮力式床面止水装置
JP2001032621A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Fukuoka Giken Kogyo:Kk 防水扉
GB2369387A (en) * 2000-08-10 2002-05-29 Ivan Philipov Buoyant automatic flood barrier
US7297284B2 (en) * 2004-03-26 2007-11-20 Goslyn, L.P. Separator for immiscible liquids
NL1035546C2 (en) * 2008-05-13 2009-11-16 Den Noort Innovations B V Van Self-closing flood barrier and method for protecting a hinterland using the same.

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130128305A (ko) * 2012-05-16 2013-11-26 레인보우스케이프주식회사 빗물 유입 방지장치
KR102105047B1 (ko) * 2012-05-16 2020-04-27 레인보우스케이프 주식회사 빗물 유입 방지장치
JP2014098252A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Lixil Suzuki Shutter Corp 防水板装置
JP2015113603A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 豊和工業株式会社 防水扉装置
JP2015175127A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 エム・エムブリッジ株式会社 可動式防波堤及び可動式防波施設
JP6366155B1 (ja) * 2018-01-29 2018-08-01 義英 土橋 水位対応型水中壁
JP2019131958A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 義英 土橋 水位対応型水中壁
JP2021080695A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 有限会社シンワ 止水装置
JP2021080696A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 有限会社シンワ 止水装置並びに止水装置の設置方法及び撤去方法
JP7125139B2 (ja) 2019-11-18 2022-08-24 有限会社シンワ 止水装置並びに止水装置の設置方法及び撤去方法
JP7125138B2 (ja) 2019-11-18 2022-08-24 有限会社シンワ 止水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4773577B1 (ja) 2011-09-14
US20120134750A1 (en) 2012-05-31
KR20120036722A (ko) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4773577B1 (ja) 遮水装置
US6338594B1 (en) Movable barrier wall
US6651825B2 (en) Disposable net assemblies for apparatus for collecting floating debris
KR20080098988A (ko) 맨홀 커버장치
KR101405016B1 (ko) 부력식 가동보 구조물
US6576141B2 (en) Apparatus and method for collecting floating debris
JP5935203B2 (ja) 防液堤一体型鋼板ライニング常圧コンクリートタンク
JP4772489B2 (ja) 原子炉建屋
KR101530824B1 (ko) 무동력 역류 방지 장치
JP2013253438A (ja) ゲート装置
KR101059553B1 (ko) 차수 장치
ES2911480T3 (es) Sistema para drenar aguas superficiales
KR100902260B1 (ko) 수문 내부의 부식을 방지하고 수질을 개선하는 집수조를 구비하는 전도식수문
KR20060027649A (ko) 수문을 구비한 고무댐
JP4646029B2 (ja) 逆流防止装置
JP4417280B2 (ja) 排水ドレン設備
CN109113033B (zh) 防止泥沙进入取水口的内置排水泵潜浮式拦沙坎
JP2017179824A (ja) トイレシステム
JP7316170B2 (ja) 雨水貯留配管構造体
CN109137846B (zh) 防止泥沙进入取水口的外置排水泵潜浮式拦沙坎
JP2011017182A (ja) 地下貯留装置及び地下貯留方法
KR20180091247A (ko) 무동력 역류 방지 수문 장치
CN113944220B (zh) 一种用于雨水排口截污防倒灌水力清洁格栅系统
JP5757052B2 (ja) 雨水発電における水位応動自動開閉弁
KR20120002366U (ko) 역류방지용 지중 구조물 자연배수장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4773577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250