JP2012081838A - 駐車支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】よりユーザの利便性高い駐車位置への誘導を行う「駐車支援装置」を提供する。
【解決手段】目標駐車区画の左右方向の片側のみに他の駐車区画が存在し、他の駐車区画が存在側の反対側に近接する障害物が存在しない場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域403、404を、目標駐車領域が目標駐車区画内に、目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の他の駐車区画が存在しない側の境界位置が目標駐車区画の他の駐車区画が存在しない側の境界位置となるように設定する。他の場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域401、402、405、406を、目標駐車領域が目標駐車区画内に、目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する。
【選択図】図4
【解決手段】目標駐車区画の左右方向の片側のみに他の駐車区画が存在し、他の駐車区画が存在側の反対側に近接する障害物が存在しない場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域403、404を、目標駐車領域が目標駐車区画内に、目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の他の駐車区画が存在しない側の境界位置が目標駐車区画の他の駐車区画が存在しない側の境界位置となるように設定する。他の場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域401、402、405、406を、目標駐車領域が目標駐車区画内に、目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する。
【選択図】図4
Description
本発明は、自動車の駐車を支援する技術に関するものである。
自動車の駐車を支援する技術としては、バックモニタカメラで撮影した車両後方のようすを表す画像上において、ユーザから指定された駐車位置まで自動車を自動運転する技術(たとえば、特許文献1)や、バックモニタカメラで撮影した車両後方のようすを表す画像上に、ユーザから指定された駐車位置まで自動車を誘導するガイドラインを表示する技術(たとえば、特許文献2)が知られている。
複数の駐車区画が配列された駐車場に駐車する場合、駐車支援装置は、駐車区画の左右方向の中央が、自動車の左右方向中央となるように、その駐車を支援することが一般的である。
しかしながら、左右のいずれか一方に隣接する駐車区画の存在しない駐車区画への駐車を行う場合には、駐車区画内の隣接する駐車区画の存在しない側に寄せて自動車を駐車した方が、自動車の左右に自由な空間を広く確保できるため、乗降や荷物の積み降ろしの容易性の観点から見て、ユーザの利便性は大きくなる。
しかしながら、左右のいずれか一方に隣接する駐車区画の存在しない駐車区画への駐車を行う場合には、駐車区画内の隣接する駐車区画の存在しない側に寄せて自動車を駐車した方が、自動車の左右に自由な空間を広く確保できるため、乗降や荷物の積み降ろしの容易性の観点から見て、ユーザの利便性は大きくなる。
そこで、本発明は、左右のいずれか一方に隣接する駐車区画の存在しない駐車区画への駐車を行う際に、よりユーザの利便性高い駐車位置への誘導を行うことができる駐車支援装置を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、自動車に搭載された、当該自動車を駐車させる駐車区画として設定された駐車区画である目標駐車区画への前記自動車の駐車を支援する駐車支援装置に、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向の中央の位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導する誘導手段と、前記目標駐車区画に、当該目標駐車区画の左右方向に隣接する他の駐車区画が存在するか否かを検出する隣接駐車区画検出手段とを設け、前記誘導手段において、前記隣接駐車区画検出手段が、前記目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在することを検出した場合には、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向の中央の位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導せずに、前記目標駐車区画の左右方向のうちの隣接する他の駐車区画が存在しない方向をオフセット方向として、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導するようにしたものである。
このような駐車支援装置によれば、前記目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在する場合には、当該目標駐車区画の左右方向のうちの隣接する他の駐車区画が存在しない方向をオフセット方向として、前記目標駐車区画内の、左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導する。ここで、このような前記目標駐車区画内の、左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた位置は、当該オフセット方向側に隣接する駐車区画が存在しないために、当該オフセット方向側に他車が駐車することはない。よって、このように、自動車の進行を誘導することにより、自動車の左右に自由な空間を広く確保することができる位置への駐車を支援することができることとなる。
ここで、このような駐車支援装置は、前記目標駐車区画周辺の障害物を検出する障害物検出手段を備えると共に、前記誘導手段において、前記隣接駐車区画検出手段が、前記目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在することを検出した場合であっても、前記障害物検出手段が、前記目標駐車区画の前記オフセット方向側境界に近接する障害物を検出している場合には、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導せずに、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向の中央の位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導するようにすることが好ましい。
このようにすることにより、障害物のために前記目標駐車区画の前記オフセット方向に空間の余裕が無いにもかかわらず、前記目標駐車区画内の左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた、位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導してしまうことを抑止することができる。
以上のように、本発明によれば、左右のいずれか一方に隣接する駐車区画の存在しない駐車区画への駐車を行う際に、よりユーザの利便性高い駐車位置への誘導を行うことができることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1aに、本実施形態に係る駐車支援装置の構成を示す。
駐車支援装置は自動車に搭載される装置であり、図示するようにバックモニタカメラ1、レーダ装置2、駐車区画構成識別部3、障害物検出部4、車両状態検知部5、駐車支援処理部6、表示装置7、入力装置8などを備えている。
図1aに、本実施形態に係る駐車支援装置の構成を示す。
駐車支援装置は自動車に搭載される装置であり、図示するようにバックモニタカメラ1、レーダ装置2、駐車区画構成識別部3、障害物検出部4、車両状態検知部5、駐車支援処理部6、表示装置7、入力装置8などを備えている。
ここで、図1bに示すように、バックモニタカメラ1は自動車の後方を撮影するカメラであり、レーダ装置2は自動車の後方に存在する物体の位置を検知するものである。
また、車両状態検知部5は、自動車の操舵角、トランスミッションのギヤ選択状態などの自動車の各種状態を検出するものである。そして、障害物検出部4は、レーダが検知した物体位置から障害物の自動車に対する配置を検出するものである。
さて、このような構成において駐車支援処理部6は、車両状態検知部5がトランスミッションのバックギヤが選択されていることを検知している状態において、ユーザから入力装置8を介して駐車支援開始が指示されると、以下に示す駐車支援処理の実行を開始する。
また、車両状態検知部5は、自動車の操舵角、トランスミッションのギヤ選択状態などの自動車の各種状態を検出するものである。そして、障害物検出部4は、レーダが検知した物体位置から障害物の自動車に対する配置を検出するものである。
さて、このような構成において駐車支援処理部6は、車両状態検知部5がトランスミッションのバックギヤが選択されていることを検知している状態において、ユーザから入力装置8を介して駐車支援開始が指示されると、以下に示す駐車支援処理の実行を開始する。
図2に、この駐車支援処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、バックモニタカメラ1で撮影した自動車後方の映像の表示装置7への表示を開始する(ステップ202)。
そして、バックモニタカメラ1で撮影した自動車後方の映像から、自動車後方にある駐車区画構成、すなわち、自動車後方にある駐車区画の数や配置や大きさ、各駐車区画の自車に対する相対位置などを、駐車区画構成識別部3の駐車区画識別機能を利用して取得する(ステップ204)。ここで、駐車区画構成識別部3の駐車区画識別機能とは、バックモニタカメラ1で撮影した自動車後方の映像に対して白線認識などの画像認識処理を施して自動車後方にある駐車区画線を認識し、認識した駐車区画線に基づいて、自動車後方の駐車区画の構成を識別する機能である。
図示するように、この処理では、まず、バックモニタカメラ1で撮影した自動車後方の映像の表示装置7への表示を開始する(ステップ202)。
そして、バックモニタカメラ1で撮影した自動車後方の映像から、自動車後方にある駐車区画構成、すなわち、自動車後方にある駐車区画の数や配置や大きさ、各駐車区画の自車に対する相対位置などを、駐車区画構成識別部3の駐車区画識別機能を利用して取得する(ステップ204)。ここで、駐車区画構成識別部3の駐車区画識別機能とは、バックモニタカメラ1で撮影した自動車後方の映像に対して白線認識などの画像認識処理を施して自動車後方にある駐車区画線を認識し、認識した駐車区画線に基づいて、自動車後方の駐車区画の構成を識別する機能である。
次に、取得した駐車区画構成が表す駐車区画のうちの、一つの駐車区画を目標駐車区画として設定する(ステップ206)。
この目標駐車区画の設定は、ユーザからの指定に応じて行うようにしてもよいし、駐車区画構成に基づいて自動的に行うようにしてもよい。
すなわち、たとえば、図3aのように自動車100が駐車場200内に位置している状態において、目標駐車区画の設定をユーザからの指定に応じて行う場合には、図3b1、b2に示すように、表示装置7に表示されているバックモニタカメラ1の映像上で、ユーザからカーソル250によって駐車したい駐車区画画像内の位置の指定を受け付けて、カーソル250によって指定を受け付けた位置に対応する地点を含む駐車区画を駐車区画構成に従って識別し、識別した駐車区画を目標駐車区画とする。
この目標駐車区画の設定は、ユーザからの指定に応じて行うようにしてもよいし、駐車区画構成に基づいて自動的に行うようにしてもよい。
すなわち、たとえば、図3aのように自動車100が駐車場200内に位置している状態において、目標駐車区画の設定をユーザからの指定に応じて行う場合には、図3b1、b2に示すように、表示装置7に表示されているバックモニタカメラ1の映像上で、ユーザからカーソル250によって駐車したい駐車区画画像内の位置の指定を受け付けて、カーソル250によって指定を受け付けた位置に対応する地点を含む駐車区画を駐車区画構成に従って識別し、識別した駐車区画を目標駐車区画とする。
また、たとえば、図3aのように自動車100が駐車場200内に位置している状態において、目標駐車区画の設定を駐車区画構成に基づいて自動的に行う場合には、駐車区画構成から、自動車の真後ろ方向260に最初に区画内の位置が表れる駐車区画を算定して目標駐車区画候補とし、目標駐車区画候補に既に駐車車両が存在しなければ、目標駐車区画候補を目標駐車区画として設定する。一方、目標駐車区画候補に既に駐車車両が存在していれば、目標駐車区画候補を、自動車の真後ろ方向に最初に区画内の位置が表れる駐車区画に現在の目標駐車区画候補の次に近い駐車区画に切り替えて、目標駐車区画候補に既に駐車車両が存在しなければ、目標駐車区画候補を目標駐車区画として設定する処理を、目標駐車区画が設定できるまで繰り返す。
なお、目標駐車区画候補に既に駐車車両が存在しているかどうかは、障害物検出部4の障害物検出内容から判定する。
次に、このようにして目標駐車区画を設定したならば(ステップ206)、駐車区画構成に基づいて目標駐車区画の左右両側の双方に他の駐車区画が存在するかどうかを判定し(ステップ208)、左右両側の双方に他の駐車区画が存在する場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する(ステップ210)。
次に、このようにして目標駐車区画を設定したならば(ステップ206)、駐車区画構成に基づいて目標駐車区画の左右両側の双方に他の駐車区画が存在するかどうかを判定し(ステップ208)、左右両側の双方に他の駐車区画が存在する場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する(ステップ210)。
一方、目標駐車区画の左右両側の少なくとも一方に他の駐車区画が存在するものでなかった場合には(ステップ208)、目標駐車区画の左右両側の双方に他の駐車区画が存在しないかどうかを調べ(ステップ214)、左右両側の双方に他の駐車区画が存在しない場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する(ステップ210)。
一方、左右両側のいずれか一方のみに他の駐車区画が存在する場合には(ステップ208、214)、目標駐車区画の左側に他の駐車区画が存在するかどうかを調べ(ステップ216)、存在しない場合、すなわち、目標駐車区画の右側のみに他の駐車区画が存在する場合には、目標駐車区画の左側に、目標駐車区画に近接する(たとえば、0.4m以内に近接する)壁や柱などの障害物が存在するかどうかを障害物検出部4の障害物検出内容から判定し(ステップ218)、障害物が存在する場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する(ステップ210)。一方、障害物が存在しない場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域が目標駐車区画の左側寄りに位置するように設定する(ステップ220)。すなわち、たとえば、目標駐車領域は、目標駐車領域の左側の境界が目標駐車区画の左側の境界と一致するように設定する。
一方、左右両側のいずれか一方のみに他の駐車区画が存在する場合において(ステップ208、214)、目標駐車区画の左側に他の駐車区画が存在する場合(ステップ216)、すなわち、目標駐車区画の左側のみに他の駐車区画が存在する場合には、目標駐車区画の右側に、目標駐車区画に近接する(たとえば、0.4m以内に近接する)壁や柱などの障害物が存在するかどうかを障害物検出部4の障害物検出内容から判定し(ステップ222)、障害物が存在する場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域の左右方向中央位置が目標駐車区画の左右方向中央位置となるように設定する(ステップ210)。一方、障害物が存在しない場合には、自動車と同サイズの目標駐車領域を、目標駐車領域が目標駐車区画内に目標駐車領域の前後方向が目標駐車区画の左右境界線と平行となる状態で収まり、かつ、目標駐車領域が目標駐車区画の右寄りに位置するように設定する(ステップ224)。すなわち、たとえば、目標駐車領域は、目標駐車領域の右側の境界が目標駐車区画の右側の境界と一致するように設定する。
ここで、以上のような処理の結果、目標駐車領域は、たとえば、以下に示すように設定されることになる。
すなわち、図4に例示するように、目標駐車区画が左右の両側の双方に他駐車区画が存在する場合の目標駐車領域401は、目標駐車区画内の左右方向中央位置に設定される。また、目標駐車区画が左右の両側の双方に他駐車区画が存在しない場合の目標駐車領域402も、目標駐車区画内の左右方向中央位置に設定される。また、目標駐車区画の左側のみに他の駐車区画が存在し、目標駐車区画の右側に近接した障害物がない場合には、目標駐車領域403は、目標駐車区画内の右寄りの位置に設定される。同様に、目標駐車区画の右側のみに他の駐車区画が存在し、目標駐車区画の左側に近接した障害物がない場合には、目標駐車領域404は、目標駐車区画内の左寄りの位置に設定される。
すなわち、図4に例示するように、目標駐車区画が左右の両側の双方に他駐車区画が存在する場合の目標駐車領域401は、目標駐車区画内の左右方向中央位置に設定される。また、目標駐車区画が左右の両側の双方に他駐車区画が存在しない場合の目標駐車領域402も、目標駐車区画内の左右方向中央位置に設定される。また、目標駐車区画の左側のみに他の駐車区画が存在し、目標駐車区画の右側に近接した障害物がない場合には、目標駐車領域403は、目標駐車区画内の右寄りの位置に設定される。同様に、目標駐車区画の右側のみに他の駐車区画が存在し、目標駐車区画の左側に近接した障害物がない場合には、目標駐車領域404は、目標駐車区画内の左寄りの位置に設定される。
一方、また、目標駐車区画の左側のみに他の駐車区画が存在するが、目標駐車区画の右側に近接した障害物(図では駐車場200の壁300)がある場合には、目標駐車領域405は、目標駐車区画内の左右方向中央位置に設定される。同様に、目標駐車区画の右側のみに他の駐車区画が存在し、目標駐車区画の左側に近接した障害物(図では駐車場200の壁300)がある場合には、目標駐車領域406は、目標駐車区画内の左右方向中央位置に設定される。
さて、図2に戻り、以上のように目標駐車領域を設定したならば、目標駐車領域への駐車案内を実行し(ステップ212)、処理を終了する。
この駐車案内は、目標駐車領域に自動車100を進めるための好ましい経路を算出し、表示装置7に表示しているバックモニタの映像上に、算出した経路に従って目標駐車領域に自動車を誘導するガイドラインを表示することにより行う。
すなわち、たとえば、図5aに示すように、駐車場200に自動車100が位置し、右側に他の駐車区画が無い駐車区画である目標駐車区画の右寄りに目標駐車領域500が設定された場合には、図5bに示すように、目標駐車領域500に自動車100を進めるための好ましい経路に従って自動車を後進した場合の自動車100の後部左右端の軌跡を表すガイドライン510と、現在の操舵角を維持し後進した場合の自動車100の後部左右端の軌跡を示す参照ライン520とを表示することにより目標駐車領域に自動車を誘導する。
この駐車案内は、目標駐車領域に自動車100を進めるための好ましい経路を算出し、表示装置7に表示しているバックモニタの映像上に、算出した経路に従って目標駐車領域に自動車を誘導するガイドラインを表示することにより行う。
すなわち、たとえば、図5aに示すように、駐車場200に自動車100が位置し、右側に他の駐車区画が無い駐車区画である目標駐車区画の右寄りに目標駐車領域500が設定された場合には、図5bに示すように、目標駐車領域500に自動車100を進めるための好ましい経路に従って自動車を後進した場合の自動車100の後部左右端の軌跡を表すガイドライン510と、現在の操舵角を維持し後進した場合の自動車100の後部左右端の軌跡を示す参照ライン520とを表示することにより目標駐車領域に自動車を誘導する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態では、駐車区画構成や障害物を、バックモニタカメラ1が撮影した画像やレーダ装置2が検地した物体位置から検出するようにしたが、これは予め駐車支援装置に保存した、または、駐車支援装置に通信を介して送られる駐車場のレイアウト情報と、自動車の現在位置や現在の向きとに応じて検出するようにしてもよい。なお、この場合に、自動車の現在位置や現在の向きの検出のために、これらを検出するGPS受信機などのセンサまたは機構を駐車支援装置に備えるようにする。
ところで、以上の実施形態では、駐車区画構成や障害物を、バックモニタカメラ1が撮影した画像やレーダ装置2が検地した物体位置から検出するようにしたが、これは予め駐車支援装置に保存した、または、駐車支援装置に通信を介して送られる駐車場のレイアウト情報と、自動車の現在位置や現在の向きとに応じて検出するようにしてもよい。なお、この場合に、自動車の現在位置や現在の向きの検出のために、これらを検出するGPS受信機などのセンサまたは機構を駐車支援装置に備えるようにする。
以上のように本実施形態によれば、目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在する場合には、目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向のうちの隣接する他の駐車区画が存在しない方向側に寄せた位置に自動車を誘導する。ここで、隣接する他の駐車区画が存在しない方向側には他車が駐車することはないため、このように自動車を誘導することにより、自動車の左右に自由な空間を広く確保することができる位置への駐車を支援することができる。また、この場合において、目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在する場合であっても、隣接する他の駐車区画が存在しない方向側に近接する障害物が存在する場合には、目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向中央の位置に自動車を誘導する。したがって、障害物によって隣接する他の駐車区画が存在しない方向側に余裕が無い場合にまで、目標駐車区画内の、隣接する他の駐車区画が存在しない方向側に寄せた位置、すなわち、障害物に近接した位置に自動車を誘導してしまうことは抑止される。
1…バックモニタカメラ、2…レーダ装置、3…駐車区画構成識別部、4…障害物検出部、5…車両状態検知部、6…駐車支援処理部、7…表示装置、8…入力装置。
Claims (2)
- 自動車に搭載された、当該自動車を駐車させる駐車区画として設定された駐車区画である目標駐車区画への前記自動車の駐車を支援する駐車支援装置であって、
前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向の中央の位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導する誘導手段と、
前記目標駐車区画に、当該目標駐車区画の左右方向に隣接する他の駐車区画が存在するか否かを検出する隣接駐車区画検出手段とを有し、
前記誘導手段は、前記隣接駐車区画検出手段が、前記目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在することを検出した場合には、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向の中央の位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導せずに、前記目標駐車区画の左右方向のうちの隣接する他の駐車区画が存在しない方向をオフセット方向として、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導することを特徴とする駐車支援装置。 - 請求項1記載の駐車支援装置であって、
前記目標駐車区画周辺の障害物を検出する障害物検出手段を有し、
前記誘導手段は、前記隣接駐車区画検出手段が、前記目標駐車区画の左右方向の一方側にのみ隣接する他の駐車区画が存在することを検出した場合であっても、前記障害物検出手段が、前記目標駐車区画の前記オフセット方向側境界に近接する障害物を検出している場合には、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向中央よりも前記オフセット方向側に寄せた位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導せずに、前記目標駐車区画内の、当該目標駐車区画の左右方向の中央の位置に前記自動車が移動するように当該自動車の進行を誘導することを特徴とする駐車支援装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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2010
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140107 |